Motorcycle side bag

申请号 JP2007519656 申请日 2005-06-18 公开(公告)号 JP4802189B2 公开(公告)日 2011-10-26
申请人 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフトBayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft; 发明人 インゴ ロート;
摘要
权利要求
  • 取り付け状態で自動二輪車側にあるバッグ内側部分(2)と、取り付け状態で自動二輪車とは逆の側にあり、サイドバッグを開閉させるためにバッグ内側部分(2)に対し回動可能なバッグ外側部分(3)とを備えた自動二輪車用サイドバッグにおいて、
    バッグ内側部分(2)とバッグ外側部分(3)との間に、可撓性材料から形成されているバッグ中間部分(4)が配置されていること、
    サイドバッグ(1)を閉じた状態で、バッグ外側部分(3)が少なくとも1つの締付け要素(18,19)によりバッグ内側部分(2)に対し締付け固定されること、
    バッグ外側部分(3)の外面に、バッグ外側部分(3)を外側からクランプ状に取り囲む補強要素(15,17)が配置されていること、
    補強要素(15−17)が2つのベルト状部分(15,16)を有し、両ベルト状部分(15,16)がバッグ中間部分(4)から見て凹状であり、締付け要素(18,19)のそれぞれ1つを挿入させるための受容管路を形成していること、
    を特徴とするサイドバッグ。
  • 前記少なくとも1つの締付け要素(18,19)がバッグ外側部分(3)からバッグ中間部分(4)を経てバッグ 側部分(2)の上部領域へ延びている、請求項1に記載のサイドバッグ。
  • 前部締付け要素(18)と後部締付け要素(19)とが設けられている、請求項2に記載のサイドバッグ。
  • バッグ内側部分がロック装置(6,7)を有し、該ロック装置(6,7)に、締付け要素(18,19)の端部に設けた爪状要素(20,21)をロック可能である、請求項3に記載のサイドバッグ。
  • 前記少なくとも1つの締付け要素(18,19)が ベルト状の形状を有している、請求項2から4までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 前記少なくとも1つの締付け要素(18,19)がプラスチックから成り、プラスチックに少なくとも1つのスチールロープが埋設されている、請求項5に記載のサイドバッグ。
  • バッグ中間部分(4)が補強手段を有している、請求項1から6までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 補強手段がワイヤーロープ編物体またはワイヤーロープ織物体によって形成されている、請求項7に記載のサイドバッグ。
  • バッグ内側部分(2) がプラスチックシェルである、請求項1から7までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • バッグ外側部分(3)が弾性材料から成り、バッグ中間部分(4)よりも硬い、請求項1から9までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • バッグ中間部分が繊維材から成っている、請求項1に記載のサイドバッグ。
  • バッグ外側部分(3)が繊維材から成っている、請求項1から11までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • バッグ中間部分(4)がヒンジを介して バッグ外側部分(3)と一緒に回動可能に結合されている、請求項1から12までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 補強要素(15−17)が少なくとも1つのヒンジを介してバッグ内側部分(2)と結合されている、請求項 1から13までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • ルト状部分(15,16)がバッグ外側部分(3)の下面から上方へバッグ外側部分(3)の上面へ延びている、請求項 1から14までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • ベルト状部分(15,16)により形成される受容管路から突出している締付け要素(18,19)の端部に、バッグ内側部分(2)のロック装置(6,7)にロック可能な爪状要素(20,21)が設けられている、請求項 1から15までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 補強要素(15−17)が、前記両ベルト状部分(15,16)に対し横方向にバッグ外側部分(3)の背面から前面へ延びている 他のベルト状部分を有している、請求項 1から16までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 前記両ベルト状部分(15−17)がプラスチックから成っている、請求項 1から17までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 前記両ベルト状部分(15−17)がバッグ外側部分(3)よりも硬い、請求項 1から18までのいずれか一つに記載のサイドバッグ。
  • 说明书全文

    本発明は、請求項1の上位概念に記載の自動二輪車用サイドバッグに関するものである。

    ほとんどの自動二輪車サイドバッグは、射出成形法で製造された2つのバッグシェルから構成されている。 すなわちサイドバッグは所定の一定の容積を有している。 一部だけ載貨すると、バッグ内にある荷物がガタガタと音を立てて滑り、走行安定性を阻害することがある。 所定の一定の載貨容積を備えたサイドバッグ、すなわち載貨容積を調整できないサイドバッグの他の欠点は、載貨量が少ないときも常に最大の空気抵抗で走行せざるを得ないことである。

    これとは択一的に、自動二輪車後部側方に取り付け可能で、皮革または繊維から製造されている荷物容器もある。 しかしながらこの種の荷物容器は剛性が小さく、最大積載量が比較的制限されており、盗難防止性に劣る。 さらに、荷物の重量、風によって変形し、走行安定性に好ましからざる影響を与えることがある。

    本発明の課題は、上記欠点を解消した、容積可変の自動二輪車用サイドバッグを提供することである。

    この課題は、請求項1の構成により解決される。 本発明の他の有利な構成は従属項から明らかである。

    本発明は、バッグ内側部分とバッグ外側部分とを有する自動二輪車用サイドバッグを前提としている。 サイドバッグを自動二輪車後部側方領域に取り付ける場合には、バッグ内側部分は自動二輪車側にあり、バッグ外側部分は自動二輪車とは逆の側にある。 サイドバッグを開閉させるため、バッグ外側部分をバッグ内側部分に対し回動させることができる。

    本発明の特徴は、バッグ内側部分とバッグ外側部分との間に「可撓性のバッグ中間部分」が配置されていることにある。 サイドバッグが閉じている状態では、バッグ中間部分はバッグ内側部分をバッグ外側部分と結合させている。 バッグ中間部分の可撓性のために、サイドバッグの載貨容積を荷物の実際の体積に適合させることができる。 載貨量が少なければ、内側のバッグ半部分と外側のバッグ半部分とはほぼ完全に折りたたんだ状態にあり、すなわちバッグ外側部分はバッグ内側部分に実質的に密接している。 より大きな載貨容積が必要な場合は、バッグ内側部分とバッグ外側部分とを必要に応じて互いに引き離すように回動させることができる。 バッグ内側部分とバッグ外側部分の間の「中間空間」は可撓性のバッグ中間部分により「橋渡し」される。 バッグ中間部分は比較的撓みやすい「シート状材料」、布または繊維材から形成させることができ、特にコーティングした布または繊維材等から形成させることができ、そしてバッグ外側部分に縫い付けるか、或いはたとえば接着等の他の方法でバッグ外側部分に結合させることができる。 バッグ中間部分はベローズのように予め折りたたまれていてよい。 しかし、ベローズのように「予め折りたたむ」ことは必ずしも必要なことではない。

    走行中にサイドバッグを閉じたままにしておくため、少なくとも1つの締付け要素が設けられている。 好ましくは、バッグ外側部分からバッグ中間部分を経てバッグ内側部分の上部領域へ延びて、バッグ外側部分とバッグ内側部分とを互いに締付け固定させる2つの締付け要素を設けるのがよい。 締付け要素は締付けベルトの形状を持つことができる。 一方の締付け要素をサイドバッグの前部領域に配置し、他方の締付け要素をサイドバッグの後部領域に配置することができる。 必要な載貨容積に応じてバッグ内側部分とバッグ外側部分とは互いに種々の回動位置にある。 締付け要素の長さとバッグ中間部分とは適宜互いに整合している。 必要な載貨容積が大きければ、締付け要素は載貨容積が小さい場合よりもより長い締付け長さを提供しなければならない。 このため、締付け要素はその長さの点で引き出し可能であり、これについては後で詳細に説明する。

    バッグ内側部分には、締付け要素を挿入させることのできる受容穴が設けられている。 締付け要素の受容穴側端部には爪状要素が設けられている。 爪状要素は、バッグ内側部分に設けられた受容穴に挿入して、そこに設けられているロック装置にロックさせることができる。

    すでに述べたように、締付け要素はベルト状またはバンド状の形状を持っていてよい。 好ましくは、締付け要素は射出成形したロープにより補強されている比較的扁平な「プラスチックバンド」であるのがよい。 ロープはたとえばスチールロープである。 これにより非常に大きな引張り力または締付け力を伝達させることができる。

    バッグ内側部分は、従来のサイドバッグと同様に、「携帯型プラスチックシェル」として構成されていてよい。 バッグ外側部分も同様にプラスチックから製造されていてよい。 これとは択一的に、バッグ外側部分を繊維材から製造してもよい。 好ましくは、バッグ外側部分がバッグ内側部分よりも剛性が小さく、その結果バッグ外側部分を手で簡単に変形できるようにするのがよい。 バッグ中間部分はバッグ内側部分およびバッグ外側部分に比べて剛性が小さい。 すなわち相対的に可撓性がある。 バッグ中間部分はたとえばプラスチックまたは繊維材から製造されていてよい。

    好ましくは、可撓性のバッグ中間部分は「補強手段」により補強されているのがよい。 補強手段とは、たとえばワイヤーロープ、バッグ中間部分の一体的構成要素であるワイヤー織物またはワイヤー編物である。 バッグ中間部分がプラスチックから製造されている場合には、補強手段はバッグ中間部分に射出成形されているか、或いは注入されていてよい。 バッグ中間部分が繊維から製造されている場合には、補強手段を繊維のなかに織り込むか、或いはたとえば接着または縫い付けによりバッグ中間部分の内面と面一に結合されていてよい。 補強手段によりバッグ中間部分が損傷する危険が少なくなる。 さらに、これによりバッグ中間部分を簡単に切り裂いたり、こじ開けたりできなくなるので、盗難防止性も改善される。

    デザイン上の理由から、バッグ外側部分は使用中に変形するべきではなく、或いは、変形してもわずかであるべきである。 バッグ外側部分のこのような「安定性」を改善するため、バッグ外側部分の外面に、バッグ外側部分を外側から部分的に取り囲む補強要素を配置してよい。 補強要素はプラスチックから製造されていてよい。 好ましくは、補強要素が2つの「ベルト状部分」を有し、これら「ベルト状部分」がバッグ外側部分の下面から上方へバッグ外側部分の上面へ延びているのがよい。 補強要素のベルト状部分はバッグ外側部分の上部領域でそれぞれ締付け要素の一方と結合されている。 すなわちベルト状部分は「延長された締付け要素」と見なすことができる。 締付け要素はそのバッグ外側部分側またはバッグ中間部分側に、たとえばラックによって知られているような歯列状のラスター部を有していてよい。 ベルト状部分の内面には、たとえばロック爪のようなロック装置を設けてよく、このロック装置に締付け要素の前記ラスター部をロックさせることができる。 これにより締付け要素は「長さ調整可能に」ベルト状部分と結合される。

    バッグ外側部分の安定性をさらに改善するため、補強要素は、前記両ベルト状部分に対し横方向にバッグ外側部分の背面から前面へ延びているベルト状部分を有している。 補強要素がプラスチック射出成形部材であれば、上方へ延びている前記両ベルト状部分は、サイドバッグの長手方向に延びている前記ベルト状部分により互いに一体的に結合されていてよい。 好ましくは、補強要素が硬く、特にバッグ外側部分よりも硬いのがよい。

    すでに述べたように、サイドバッグを開閉させるために、バッグ外側部分をバッグ内側部分に対し回動させることができる。 このため、バッグ外側部分はヒンジを介してバッグ内側部分と直接結合されていてよい。 これとは択一的に、或いは、これに加えて、1個のヒンジまたは複数個のヒンジを補強要素のベルト状部分の下端に配置してよい。

    次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
    図1はサイドバッグ1を示している。 サイドバッグ1はバッグ内側部分2と、バッグ外側部分3と、バッグ中間部分4とを有している。 サイドバッグ1が自動二輪車後部領域の側部に取り付けられていれば、バッグ内側部分2が自動二輪車側にあり、バッグ外側部分3は自動二輪車とは逆の側にある。 バッグ内側部分2は実質的に堅牢なプラスチックシェルであり、その上面にグリップ5が設けられている。 バッグ内側部分2の上面には受容穴6,7も設けられ、該受容穴6,7内に第1のロック装置8または第2のロック装置9が配置されている。

    バッグ中間部分4はプラスチックでコーティングした密な繊維部材から成っている。 この繊維材は比較的可撓性がある。 バッグ中間部分4は、バッグ内側部分2側に、比較的堅牢なフレーム10を有している。 フレーム10の形状は外側縁領域11にけるバッグ内側部分2の形状に対応している。 バッグ中間部分4はワイヤーネット12により補強されている。 ワイヤーネット12はバッグ中間部分4の布地のなかに織り込まれているか、或いは、バッグ中間部分4の内面に接着されている。 ワイヤーネット12は補強手段として機能する。 バッグ中間部分4のフレーム10の上面には2つのロックフック13,14が設けられ、これらロックフック13,14は前記ロック装置8,9に挿入することができる。

    図1からわかるように、バッグ中間部分4の外端はバッグ外側部分3に固着されている。 たとえばバッグ外側部分3に縫い付けられている。

    図2と図3から最もわかるように、バッグ外側部分3の外面には、第1のベルト状部分15および第2のベルト状部分16と横部分17とを有する補強要素が設けられている。 ベルト状部分15,16はそれぞれバッグ外側部分3の下面からバッグ外側部分3の上面領域まで延びている。 横部分17は両ベルト状部分15,16を結合させており、背面からサイドバッグ1の長手方向に前方へ、サイドバッグ1の前面へ向かって延びている。 補強要素はそのベルト状部分15,16および横部分17とともにプラスチックから製造されている。 補強要素はバッグ外側部分3を外側からクランプ状に取り囲んでおり、これによりバッグ外側部分3の形状を保持している。 ベルト状部分15,16はバッグ外側部分3から見て凹状である。 その凹状内面は、それぞれ、付設したベルト状締付け要素18,19の端部を受容する「受容管路」を形成している。 締付け要素18,19はその長手方向にラスター部(Rasterung)、たとえば歯列を有している。 締付け要素18,19の端部は、ベルト状部分15,16のバッグ外側部分側の内面に配置された付設のロック装置に挿入されている。 このロック装置はベルト状部分15,16に対する締付け要素18,19の相対変位を可能にし、よってその都度必要な載貨容積に応じて締付け要素18,19の適正な「長さ調整」を可能にしている。

    図1に図示したサイドバッグ1の開口位置では、締付け要素18,19はベルト状部分15,16の受容管路のなかに押し込まれている。 サイドバッグ1を閉じる場合には、バッグ外側部分3をバッグ内側部分2の方向へ閉める。 その際まずロックフック13,14がロック装置8,9に係合する。 次に、締付け要素18,19の端部に設けられている爪状要素20,21(図1を参照)をロック装置に係合させ、これによりサイドバッグ1を「ロック」する。 引き続きバッグ外側部分3をさらにバッグ内側部分2の方向へ押すことができ、その際締付け要素18,19に設けられている歯列(図示せず)が、ベルト状部分15,16に設けられているロック装置の上をラチェット状にスリップする。 このようにしてサイドバッグ1を実際に必要な載貨容積にたたむことができる。 サイドバッグ1を開口させるため、バッグ内側部分2の上面に、図面には図示していない「ロック解除装置」が設けられており、該ロック解除装置を介してロック装置8,9を解除することができる。

    本発明によるサイドバッグを開けた状態で示した図である。

    図1のサイドバッグを閉じた状態で示した図である。

    図1および図2のサイドバッグの側面図である。

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