Luggage storage container of a motorcycle

申请号 JP2008515070 申请日 2006-05-06 公开(公告)号 JP2008542117A 公开(公告)日 2008-11-27
申请人 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフトBayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft; 发明人 ライナー レーシュー;
摘要 複数個の壁を有する、自動二輪車(1)の荷物収納容器(1−3)であって、すなわち荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車(1)側に指向する内壁と、該内壁から間隔を持って配置されている外壁(5)と、荷物収納容器を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の前部領域側に指向する前壁(8)と、荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の後部領域側に指向する後壁(9)と、それぞれ前記内壁と前記外壁(5)との間に延在している2個の側壁(6)とを有する前記荷物収納容器。 前記外壁(5)と前記後壁(9)との間の移行領域(10)に、前記外壁(5)を掠める走行風を所定の方向へ誘導する空気誘導要素(11)が配置されている。
权利要求
  • 複数個の壁を有する、自動二輪車(1)の荷物収納容器(1−3)であって、すなわち−荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車(1)側に指向する内壁と、
    −該内壁から間隔を持って配置されている外壁(5)と、
    −荷物収納容器を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の前部領域側に指向する前壁(8)と、
    −荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の後部領域側に指向する後壁(9)と、
    −それぞれ前記内壁と前記外壁(5)との間に延在している2個の側壁(6)と、
    を有する前記荷物収納容器において、
    前記外壁(5)と前記後壁(9)との間の移行領域(10)に、前記外壁(5)を掠める走行風を所定の方向へ誘導する空気誘導要素(11)が配置されていることを特徴とする荷物収納容器。
  • 走行風を前記後壁(9)のほうへ誘導するように空気誘導要素(11)が構成され、配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の荷物収納容器。
  • 前記外壁(5)と前記後壁(9)との間の前記移行領域(10)が凸状に湾曲していることを特徴とする、請求項1または2に記載の荷物収納容器。
  • 空気誘導要素(11)が、荷物収納容器(1−3)の、前記移行領域(10)を形成している前記壁部分(5−9)から、間隔を持って配置されていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 空気誘導要素(11)が層板状の横断面を有していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 空気誘導要素(11)が層板状または翼状に湾曲した凹状の内面を有し、該凹状の内面が荷物収納容器(1−3)の前記移行領域(10)側に指向していることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 前記2個の側壁(6)のうち一方の側壁と前記外壁(5)との間の移行領域に、該外壁(5)から間隔を持って配置される第1の保持要素(12)が設けられ、前記2個の側壁(6)のうち他方の側壁と前記外壁(5)との間の移行領域に、該外壁(5)から間隔を持って配置される第2の保持要素(13)が設けられ、空気誘導要素(11)の端部(14,15)が両保持要素(12−13)に固定されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 荷物収納容器がトップケース(2)であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 荷物収納容器がサイドケース(3,4)であり、荷物収納容器の側壁がサイドケースの上壁または下壁を形成していることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 前記外壁(5)が前記内壁に対し前記後壁(9)のほうへ傾斜していることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一つに記載の荷物収納容器。
  • 前記外壁(5)が前記内壁に対し7゜と15゜の間の角度で前記後壁(9)のほうへ傾斜していることを特徴とする、請求項10に記載の荷物収納容器。
  • 複数個の壁を有する、自動二輪車(1)の荷物収納容器(1−3)であって、すなわち−荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車(1)側に指向する内壁と、
    −該内壁から間隔を持って配置されている外壁(5)と、
    −荷物収納容器を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の前部領域側に指向する前壁(8)と、
    −荷物収納容器(1−3)を自動二輪車(1)に固定したときに該自動二輪車の後部領域側に指向する後壁(9)と、
    −それぞれ前記内壁と前記外壁(5)との間に延在している2個の側壁(6)と、
    を有する前記荷物収納容器において、
    前記2個の側壁(6)のうちの一方の側壁と前記外壁(5)との間の移行領域に、該外壁(5)から間隔を持って配置される第1の空気誘導要素(12)が設けられ、前記2個の側壁(6)のうちの他方の側壁と前記外壁(5)との間の移行領域に、該外壁(5)から間隔を持って配置される第2の空気誘導要素(13)が設けられ、空気誘導要素の両端部(14,15)が両保持要素(12−13)に固定されていること、
    前記外壁(5)が前記内壁に対し前記後壁(9)のほうへ傾斜していること、
    を特徴とする荷物収納容器。
  • 請求項1から12までのいずれか一つに記載の荷物収納容器(1−3)を備えた自動二輪車。
  • 说明书全文

    本発明は、請求項1または12の上位概念に記載の自動二輪車の荷物収納容器、および請求項13に記載の、この種の荷物収納容器を備えた自動二輪車に関するものである。

    多くの自動二輪車の場合、その後部領域が比較的ひどく汚染する傾向がある。 特にサイドケースまたはトップケースを備えた自動二輪車の場合、高速時にテールランプ、ブリンカー、ナンバープレートの領域に強い負圧が発生し、大気から塵埃粒子を吸い込む。 塵埃粒子はヘッドライト、ブリンカー、ナンバープレートに蓄積し、また自動二輪車の上面、すなわちトップケース、およびサイドケースの後面にも蓄積する。

    本発明の課題は、汚染の問題を解決することができる荷物収納容器を提供することである。

    この課題は、請求項1または12または13の構成により解決される。 本発明の他の有利な構成は従属項から明らかである。

    本発明は自動二輪車の荷物収納容器を前提としている。 荷物収納容器とは、たとえば自動二輪車後部のリアデッキラッゲージラックの領域において上方から自動二輪車に固定されるトップケースであり、或いは、自動二輪車の後輪側部領域に固定されるサイドケースである。 荷物収納容器は、自動二輪車に固定したときに該自動二輪車側に指向する内壁を有している。 荷物収納容器がトップケースの場合には、内壁はトップケースの底部に相当する。 荷物収納容器がサイドケースの場合には、内壁はサイドケースの自動二輪車側の側壁に相当する。 荷物収納容器はさらに外壁を有している。 外壁は、荷物収納容器の、内壁に対向している壁である。 荷物収納容器はまた前壁をも有している。 前壁は、荷物収納容器を自動二輪車に固定したとき、自動二輪車の前部領域側に指向する。 荷物収納容器の後壁は、荷物収納容器を自動二輪車に固定したとき、自動二輪車の後部領域側に指向する。 すなわち後壁は前壁に「対向」している。 内壁と外壁との間、或いは、前壁と後壁との間には、それぞれ側壁が延在している。

    請求項1に記載の本発明の主要な構成は、外壁と後壁との間の移行領域に、外壁を掠める走行風を所定の方向へ誘導する空気誘導要素が配置されていること、より厳密には、荷物収納容器の後壁および自動二輪車の後部領域全体の汚染を最小限にとどめるように走行風を誘導する空気誘導要素が配置されていることにある。

    好ましくは、走行風を前記後壁のほうへ誘導するように空気誘導要素が構成され、配置されているのがよい。 すなわち空気誘導要素は自動二輪車の後部領域全体で合目的に負圧を減少させる。

    本発明の他の構成によれば、前記外壁と前記後壁との間の前記移行領域は凸状に湾曲している。 これにより荷物収納容器の後壁のほうへの走行風の転向が改善する。

    空気誘導要素は、乗用車の翼形のバックスポイラーの場合のように、荷物収納容器の、前記移行領域を形成している前記壁部分から、所定の間隔を持って配置されていてよい。 空気誘導要素は層板状または翼状に湾曲した横断面を有しているのが好ましい。

    なお、この種の空気誘導要素を複数個荷物収納容器に設けてもよい。 複数個の空気誘導要素は上下に重ねて配置してよく、場合によっては自動二輪車の走行方向において互いにずらして配置されていてよい。 これにより走行風の転向がいっそう改善する。

    空気誘導要素を固定するため、荷物収納容器に頬状の保持部または鼻状の保持部を配置してよい。 たとえば、2個の側壁のうち一方の側壁と前記外壁との間の移行領域に、該外壁から間隔を持って配置される第1の保持要素が設けられ、前記2個の側壁のうち他方の側壁と前記外壁との間の移行領域に、該外壁から間隔を持って配置される第2の保持要素が設けられていてよい。 空気誘導要素の端部は両保持要素に固定されている。 空気誘導要素と保持要素と荷物収納容器とは互いに一体に結合されていてよい。 荷物収納容器の一部と保持要素と空気誘導要素とはたとえば噴射成形部品として製造されていてよい。 これとは択一的に、保持要素と空気誘導要素とを荷物収納容器に接着、または他の態様で固定してもよい。

    外壁から突出している「保持要素」はその本来の意味での保持要素の機能をもっているばかりでなく、空気誘導要素の機能をももっている。 すなわち保持要素は、その間を流れる走行風が該保持要素によって形成された「貫通空間」から側方へ逃げないよう保証する。 すなわち保持要素は、外面を掠めるように流れる走行風を後壁のほうへ「誘導する」。

    好ましくは、荷物収納容器の外壁は、後壁のほうへわずかに傾斜するように内壁に対し配置されているのがよい。 なお「わずかに傾斜する」とは、空気の渦流が回避され、且つ十分に層状の空気流が達成されるように傾斜しているということである。

    さらに、空気誘導要素は回動可能に配置されていてよい。

    好ましくは、外壁と2つの「側部の」保持要素と空気誘導要素とによって形成される流動横断面が空気の流動方向に、すなわち後壁のほうに先細りになるように空気誘導要素が配置されているのがよい。 これにより空気が空気誘導要素の「下で」補助的に加速されるので、後壁の汚染の危険がいっそう減少する。

    外壁から突出して空気誘導要素の機能を有している前記「保持要素」は、「傾斜している」外壁と組み合わせて、請求項12に記載の本発明の低コストの構成の主要部を成している。 外壁から突出する「保持要素」を設けるだけで、後壁のほうへわずかに傾斜している外壁は後壁の汚染をかなりの程度減少させることができ、しかもこのために新たに空気誘導要素を設ける必要がない。

    次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
    図1は自動二輪車1を後方から見た図で、自動二輪車1はトップケース2と、左側のサイドケース3と、右側のサイドケース4とを備えている。 トップケース2は自動二輪車の後輪上方に配置されるリアデッキラッゲージラックに固定されている。 両サイドケース3,4は自動二輪車の後輪側方領域において自動二輪車に固定されている。

    トップケース2はその下面または底面でもってリアデッキラッゲージラックに固定されている。 以下では、トップケース2の上面を外壁5(図3をも参照)とも記す。 トップケース2の上面または外壁5は側壁6,7を介してトップケース2の下壁または底壁と結合されている。 トップケース2は、さらに、図3から最もわかるように、前壁8と後壁9とを有している。 トップケース2を自動二輪車1に固定した場合、前壁8は自動二輪車の前部領域側に指向し、後壁9は自動二輪車の後部領域側に指向する。 トップケース2の外壁5と後壁9との間の移行領域10(図3を参照)には空気誘導要素11が配置されている。

    図2から最もわかるように、空気誘導要素11は薄板状または層板状或いは翼形の形状を持っている。 空気誘導要素11を設けるのは、トップケース2の外壁5、すなわち上面を掠める走行風を下方へ、トップケース2の後面9のほうへ転向させるためである。 これにより走行中のトップケース2の後方領域での負圧が減少し、したがって自動二輪車1の後部領域またはトップケース2およびサイドケース3,4の後部領域が汚染する危険も減少する。

    図3からわかるように、トップケース2の側壁6と外壁5との後部移行領域には、第1の突起状の保持要素12が設けられている。 このような突起状の保持要素は、図3では隠れている側壁と外壁5との右側の後部移行領域にも設けられている。 この第2の突起状の保持要素を13で示した。 空気誘導要素11の両端部14,15はそれぞれ両保持要素のうちの一方の保持要素12または13に固定されている。 空気誘導要素11は両保持要素12,13に回動可能に配置されていてよく、或いは、保持要素12,13と固定結合されていてもよい。 保持要素12,13はトップケース2と一体に結合されていてよい。 たとえば保持要素12,13とトップケース2のカバーとを噴射成形部品(たとえば射出成形部品)として製造してよい。 これとは択一的に、保持要素12,13を追備部品としてトップケース2のカバー領域に接着、ねじ止め、またはその他の態様で固定してもよい。

    図1からわかるように、両サイドケース3,4もこの種の空気誘導要素11a,11bを備えている。 空気誘導要素11a,11bも同様に、サイドケースの外面を掠める走行風を自動二輪車の後部領域へ転向させるために設けられており、より厳密に言えば、サイドケースの後面または自動二輪車1の符号16で示した領域のほうへ転向させるために設けられている。

    図2は左側のサイドケース3を空気誘導要素11aの領域で拡大した図である。 図2から特に明らかなように、外壁5とサイドケースの後壁9との間の移行領域は面取りされており、或いは凸状に湾曲しており、これにより空気誘導要素11aによる空気の転向がさらに改善されている。

    トップケースと2つのサイドケースとを備えた自動二輪車を後方から見た図である。

    空気誘導要素の領域にある左側のサイドケースの拡大図である。

    本発明によるトップケースの斜視図である。

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