Vehicle with solar battery

申请号 JP2001291299 申请日 2001-09-25 公开(公告)号 JP2003095183A 公开(公告)日 2003-04-03
申请人 Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; 发明人 CHO TOSHIYUKI; NAKAGOME YOSHIO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To store in a luggage basket a solar battery panel to be placed in an electrically assisted vehicle in approximately horizontal attitude without being damaged or soiled during non-use.
SOLUTION: The solar battery panel 8 is supported on a front basket 7 in horizontal attitude for receiving the sunlight. In nighttime or rainy weather when the sunlight is not received, the panel 8 is stored in the basket 7. Particularly, the panel 8 is pivotally supported near a rear wall of the basket 7 by a pivotal shaft 26 for pivotal movement with respect to the basket 7. The side face of the basket 7 is provided with a guide hole 27 for guiding the panel 8, when stored, via the pivotal shaft 26. The pivotal shaft 26 is guided by the guide hole 27 and the panel 8 is stored in the basket 7 with the pivotal shaft 26 located down.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 上方が開放された収納函を車体の前部に備え、前記収納函上に太陽電池パネルを保持した太陽電池付き車両において、 前記太陽電池パネルが前記収納函内の後部壁に沿って収納されるように構成したことを特徴とする太陽電池付き車両。 【請求項2】 上方が開放された収納函を車体の後部に備え、前記収納函上に太陽電池パネルを保持した太陽電池付き車両において、 前記太陽電池パネルが前記収納函内の前部壁に沿って収納されるように構成したことを特徴とする太陽電池付き車両。 【請求項3】 前記太陽電池パネルを該太陽電池パネルが収納される側の壁寄りで前記収納函に対して旋回可能に枢支するため該太陽電池パネルの一端に設けられた枢軸と、 前記太陽電池パネル収納時の移動方向に前記枢軸を案内するため、前記収納函に設けられた案内手段とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池付き車両。 【請求項4】 前記太陽電池パネルに装着された鍵装置と、 前記収納函の上部に設けられ、前記鍵装置と係合する係合部材とを具備したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池付き車両。 【請求項5】 前記太陽電池パネルが、前記収納函の内壁に沿って収納されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池付き車両。 【請求項6】 前記太陽電池パネルの発電電力を取り出すケーブルを前記枢軸近傍で該太陽電池パネルに接続する接続部を備えたことを特徴とする請求項3記載の太陽電池付き車両。 【請求項7】 前記太陽電池パネルが前記収納函内の壁の外面に沿って収納されるように、該太陽電池パネルを受け入れる保持部材を備えたことを特徴とする請求項1
    または2記載の太陽電池付き車両。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池付き車両に関し、特に、荷台等に設置され、太陽光を効率よく受光することができる太陽電池付き車両に関する。 【0002】 【従来の技術】人で発生される動力に電気的に発生した動力を補助的に付加することができる電動補助自転車において、電力を太陽電池から得るものが知られる。 特開平2000−247287号公報には、自転車の前輪上方に設けられる荷物用のバスケット上に太陽電池パネルを備えた電動補助自転車が開示されている。 この太陽電池パネルはバスケットの前方に固定される制御箱に蝶番で固定されてバスケットに蓋のように覆い被されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記太陽電池パネルの配置によれば、受光部を上面に向けて太陽光を受光するのに好適である。 しかし、太陽電池パネルはバスケットを覆うように設けられているので、バスケットに物を出し入れする際、蝶番を利用してバスケットの前方に太陽電池パネルを回転して退避させなければならない。 このとき、太陽電池パネルが近接の部材に接触して傷ついたり、汚れたりするおそれがあるが、従来はこのようなときの太陽電池パネルの取り扱いに対する配慮が十分にされていなかった。 【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決し、効率よく太陽光を受光することができるとともに傷や汚れが付きにくいように配慮された太陽電池付き車両を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記した目的を達成するために、本発明は、上方が開放された収納函を車体の前部に備え、前記収納函上に太陽電池パネルを保持した太陽電池付き車両において、前記太陽電池パネルが前記収納函内の後部壁に沿って収納されるように構成した点に第1の特徴があり、収納函が車体の後部にあって、前記太陽電池パネルが前記収納函内の前部壁に沿って収納されるように構成した点に第2の特徴がある。 【0006】第1または第2の特徴によれば、太陽電池パネルは車体の中央寄りに収納されるので、外部の物に当たったり接触したりしにくくなるので、汚れや傷が付きにくい。 【0007】また、本発明は、前記太陽電池パネルを該パネルが収納される側の壁寄りで前記収納函に対して旋回可能に枢支するため該太陽電池パネルの一端に設けられた枢軸と、前記枢軸を前記太陽電池パネルの収納側壁に沿って案内するため、前記収納函に設けられた案内手段とを具備した点に第3の特徴がある。 【0008】第3の特徴によれば、太陽電池パネルは枢軸の周りに旋回させられ、その後、該枢軸を案内手段によって前記壁に沿って下方に移動させることによって、
    太陽電池パネルは枢軸を下にして収納函に収納される。 【0009】また、本発明は、前記太陽電池パネルに装着された鍵装置と、前記収納函の上部に設けられ、前記鍵装置と係合する係合部材とを具備した点に第4の特徴がある。 第4の特徴によれば、太陽電池パネルを収納函上に覆い被せた状態で、鍵装置が係合部材に係合して、
    太陽電池パネルは収納函に結合され、施錠される。 【0010】また、本発明は、前記太陽電池パネルが、
    前記収納函の内壁に沿って収納される点に第5の特徴がある。 第5の特徴によれば、太陽電池パネルは収納函の壁面で保護されるので、傷や汚れに対してより一層有効である。 【0011】また、太陽電池パネルの発電電力を取り出すケーブルを前記枢軸近傍で該太陽電池パネルに接続する接続部を備えた点に第6の特徴がある。 第6の特徴によれば、太陽電池パネルを枢軸の周りで旋回させたときに、ケーブルの変位量を小さくできるので、ケーブルの配線長さを短くすることができる。 【0012】さらに、本発明は、前記太陽電池パネルが前記収納函内の壁の外面に沿って収納されるように、該太陽電池パネルを受け入れる保持部材を備えた点に第7
    の特徴がある。 第7の特徴によれば、太陽電池パネルを収納函の壁で外部の物から保護できるとともに、太陽電池以外の物を収納するという収納函本来の目的を容易に達成することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説明する。 図2は、本発明の一実施形態に係る太陽電池付き電動補助自転車の側面図である。 図2において、電動補助自転車1の車体フレーム2は、その前端のヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から後下りに延びるダウンパイプ22と、ダウンパイプ22の後端に固着されて車体の左右方向に延びる図示しない支持パイプから上方に立上がるシートポスト23とを備える。 【0014】ヘッドパイプ21にはフロントフォーク3
    が回動自在に支承されている。 フロントフォーク3の下端には前輪WFが軸支され、この前輪WFはフロントフォーク3の上端に設けられたハンドル4によって操向可能である。 前輪の車軸5に下端が結合されて上方に延びる補助フレーム6の上部には荷物を収納するためのバスケット(フロントバスケット)7が載置される。 なお、
    本明細書では、車両に搭載される荷物収納用の函体(収納函)をバスケットとして記述するが、該函体は、例えば、線素材をメッシュ状に編んだ籠、金網で形成された籠、樹脂や金属製によって成型された函等、荷物収納容器として周知の各種函体であってよい。 【0015】バスケット7には太陽電池パネル(以下、
    「パネル」という)8が後述する構造を有して取り付けられる。 なお、パネル8は可撓性がない板状のものに限定されず、アモルファスフィルム等、バスケット7上に置いた状態で原形を保持できる程度の可撓性を有するものであってもよい。 【0016】シートポスト23から後方側に延出される左右一対のリヤフォーク24の後端には、この一対のリヤフォーク24間に配された駆動輪としての後輪WRが軸支される。 シートポスト23の上部と両リヤフォーク24との間には、左右一対のステー25が設けられる。 【0017】シートポスト23の上部には、高さ調整可能にシート9が装着される。 シート9の下方でシートポスト23と後輪WRとの間にはバッテリ10を着脱自在に収納するバッテリ収納箱11が設けられる。 【0018】図示しない支持パイプよりも車両後方寄りには、バッテリ収納箱11に収納されるバッテリ10から電力を供給される電動モータ12を有するパワーユニット13が設けられる。 パワーユニット13の入力軸つまりクランク軸14は、図示しない支持パイプによって支持される。 クランク軸14にはクランク15を介してペダル16が装着される。 【0019】クランク軸14から入力される動力(踏力)にモータ12からの動力が付加され、図示しない出力軸から合成力としての駆動力が取り出される。 駆動力はチェーン17を介して後輪WRに伝達される。 電動モータ12による動力は踏力の大きさに応じて図示しないコントローラで出力が制御される。 踏力に応じた電動モータ12の制御のために踏力検出装置(図示せず)が設けられる。 【0020】ダウンパイプ22に沿ってハーネス18が設けられ、パネル8の発電電力はこのハーネス18に装着されるケーブルにより、パワーユニット13内のコントローラを介してバッテリ10に入力される。 【0021】図1は、上記自転車の要部側面図である。
    同図において、バスケット7の後部はヘッドパイプ21
    に掛け金29で係合される。 掛け金29は一端がヘッドパイプ21の上部に結合され、他端がバスケット7の後部壁に例えばボルト・ナットにより結合される。 【0022】パネル8はバスケット7に対して車体後方寄りで左右に延びる枢軸26で支持されていて、この枢軸26を中心に回動可能に設けられる。 パネル8を、バスケット7の上縁に当接している状態から8a−8bのように図中時計方向に回動させることにより、バスケット7の上部は開放される。 さらに、パネル8を符号8b
    で示す起立姿勢のまま下方に移動させる。 そうすると、
    パネル8の枢軸26が、バスケット7の後部寄り左右に設けられる縦方向の案内孔27に案内され、符号8cで示すようにパネル8はバスケット7内に収納される。 【0023】パネル8をバスケット7の上縁に沿う略平姿勢に戻すためには、パネル8をバスケット7内から引き上げ、枢軸26が案内孔27の上端に位置するように移動させてから8b−8aのように図中反時計方向に回動させればよい。 なお、ハンドル4の中央部近傍には、該電動補助自転車1のメインスイッチ28が設けられる。 【0024】図3はパネルおよびバスケットの略右半分を示す平面図、図4はバスケットとパネルの係合部を示す要部斜視図、図5はパネルが収容された状態を示すバスケットの要部斜視図、図6はパネルが収容された状態を示すバスケットの上方から見た図、図7はバスケットの上縁近傍の要部斜視図である。 【0025】これらの図において、バスケット7の左右側面には縦長に、枠体28が固着される。 この枠体28
    は、窓281がバスケット7側部に形成される長孔71
    に重ね合わされるように組み付けらていて、これら窓2
    81および長孔71が案内孔27を構成する。 長孔71
    は上部がバスケット7の上縁で開放している(図7参照)。 枠体28は窓281の上端がこの開放部よりさらに上方に延びた位置になるように位置が設定される。 【0026】枢軸26は、より具体的にはパネル8から左右外方に張り出したボス261であり、このボス26
    1は案内孔27つまり長孔71および窓281を貫通して、外方に突き出される。 ボス261の端部にはねじ孔が切られていて、このねじ孔に止めねじ31が螺着される。 パネル8を図3,図4の位置から起立させてボス2
    61を案内孔27に沿って最下部に移動させた場合が図5および図6に示される。 これらの図から理解できるように、パネル8はバスケット7の後部内壁に沿って収容されるので、外観上も簡素であるし、フロントバスケット7内でのパネル8の上下動は案内孔27に沿って円滑に行われる。 【0027】続いて、パネル8の収納構造の変形例を説明する。 図8は、変形例に係る自転車の前部左半分を示す斜視断面図、図9は同側面断面図、図10はバスケットの後部を下面から仰ぎ見た図である。 さらに、図11
    はパネル前部の平面図、図12は図11のB−B断面図である。 【0028】この変形例ではパネル8に鍵を設けた。 パネル8はバッテリ10の充電に用いられるものであるが、バスケット7の上部を覆うように配置されるので、
    バスケット7の蓋としての機能も果たす。 この変形例では、パネル8と一体に鍵を設けて、蓋としての機能をより一層充実させるとともに、パネル8自体の盗難抑止機能を持たせられる。 【0029】これらの図において、パネル8の前端中央部に、パネル8の下面側(バスケット上縁に沿った略水平姿勢で)に突き出す筒状の鍵装置32を設ける。 パネル8は鍵装置32を覆うように前部壁81を有する。 一方、バスケット7には、バスケット7の上部を覆うようにパネル8を略水平姿勢にしたときに鍵装置32の下面に対向する水平部分72を有し、この水平部材72には鍵装置32のプランジャ321が係合する孔を備えた垂直部材73が立設される。 パネル8の枢軸近傍には、バッテリ10まで延びる発電電力送電用のケーブル40が接続される。 図11、図12から理解されるように、パネル8を水平姿勢にしてバスケット8の蓋になるようにセットして鍵装置32をロック位置に回すと、鍵装置3
    2のプランジャ321は、バスケット8の垂直部材73
    の孔に係合してロックがかかる。 【0030】一方、解錠して、図8の鎖線で示すようにパネル8を持ち上げ、さらにパネル8を略垂直姿勢にしたならば、図3等で説明した動作と同様、下方に移動してバスケット8内に収納可能である(図9の姿勢8
    c)。 この変形例では、図9,図10に示すように、バスケット7の後部壁と平行に設置される隔壁33を備える。 隔壁33は上部に係止ブロック34を備えることができる。 この係止ブロック34はパネル8をバスケット8に収納した位置で鍵装置32のプランジャ321と係合する図11の縦部材73と同機能の部分を有する。 したがって、パネル8をバスケット7内に収納した状態においても鍵装置32によってパネル8をバスケット7に固定することができる。 【0031】このように、鍵装置32で施錠することにより、盗難の予防効果とともに、パネル8のがたつきを抑えて傷を付きにくくすることができる。 また隔壁33
    は係止ブロック34の指示手段を提供するとともに、バスケット7内を荷物収納スペースと、パネル8の収納スペースとに分離して、パネル8の保護効果を高める作用もする。 【0032】続いて、第2変形例を説明する。 上述の例ではパネル8をバスケット7内に収納できる構造としたが、この第2変形例では、パネル8をバスケット7の後方外側に設けた保持部に収納するようにした。 図13はバスケットの斜視図であり、図14は側面断面図、図1
    5は拡大断面図である。 これらの図において、パネル8
    はバスケット7上に略水平に載置した姿勢で、バスケット後上部に設けられたフック35に引っかけられる。 フック35はバスケット7の後部壁74の上縁から上方に突き出し、かつ車体後部寄りに屈曲した形状を有する。
    フック35はバスケット7の幅方向に飛び石上に複数(この例では4カ所)設けられ、パネル8にはこのフック35の配置間隔で、フック35と係合可能な係合孔8
    2が形成される。 【0033】この構成により、パネル8は垂直に立った姿勢でフック35に係合孔82に係合させられる。 フック35が係合孔82に入ったならば、パネル8を水平姿勢に倒してバスケット7の上部を覆う。 一方、パネル8
    を水平姿勢から垂直姿勢に起こした状態でパネル8を車体後方に移動させれば、係合孔82とフック35との係合が解除され、パネル8はバスケット7から離すことができる。 【0034】この第2変形例では、バスケット7から切り離したパネル8を収納できる保持部をバスケット7の外側に形成する。 バスケット7の後部壁74の外側に、
    パネル8の保持部材として、水平での断面形状がL型のアングル部材36が車体幅方向に分離して一対取り付けられる。 アングル部材36は下部に受け部361を有する。 バスケット7から分離されたパネル8は左右両端をアングル部材36で案内され、取付時に後方に位置する端面つまり係合孔82が設けられる側の端面が前記受け部361で受けられて図14に符号8dで示す姿勢に保持される。 【0035】バスケット7は下部で寸法が小さくなるように絞った形状をなしている。 したがって、この形状に適合させて収納可能な形状にパネル8を形成すれば、図13に示したようにバスケット7の後部寄りで幅を狭くしなければならない。 したがって、バスケット7の上部を覆った場合、隙間Gが生じる(図13参照)。 【0036】そこで、次に説明する第3変形例では、この隙間Gを覆う工夫をした。 図16は第3変形例に係るバスケット7の斜視図であり、図13と同符号は同一または同等部分を示す。 図16において、パネル8の幅方向には前記隙間Gを覆うことができる三形の補助板3
    7を設けた。 補助板37は蝶番38でパネル8に結合される。 補助板37は蝶番38の枢軸を利用して折り畳み、パネル8に重ねることができる。 このように、パネル8は、バスケット7の上部を覆うときには隙間が生じないように展開して大きくできる一方、バスケット7の後方に収納するときには補助板3を折り畳んで小さくすることができる。 【0037】図17は第4変形例に係るバスケット7の後部斜視図であり、図18はパネル8のケーブル接続部の斜視図である。 図17において、パネル8の後部には、該パネル8による発電電力をバッテリ10に送電するためのケーブル40を接続するためのケーブル接続部85が設けられる。 ケーブル40はこのケーブル接続部85によってパネル8の出力端子(図示しない)に接続される。 ケーブル40はバスケット7の後部壁74に形成される貫通孔741を通過して車体後方に引き出され、前記ハーネス18を通してバッテリ10に接続される。 なお、ケーブル40の途中には電流の逆流を阻止するダイオード41が設けられる。 【0038】パネル8はケーブル接続部85を下方にしてバスケット7の後部壁74寄りに収納される(図17
    中の姿勢8d)。 このとき、ケーブル40はケーブル接続部85から上方に延びて貫通孔741に至るようにケーブル処理される。 つまり、パネル8が略水平姿勢でバスケット7上に載っているときと、略垂直に収納されるときとでは、ケーブル40の引き出し方向が180°変わっている。 したがって、ケーブル接続部85には、図18に示すように2方向に開放する溝851を形成して、ケーブル40の引き回しに対応できるようにしている。 【0039】図19は、後部荷台に載置されるバスケット(リヤバスケット)を有する自転車の側面図であり、
    図2と同符号は同一または同等部分を示す。 図19に示す自転車1では、シート9の後方に位置する荷台42の上にリヤバスケット43が固定され、このリヤバスケット43上にパネル8が設けられる。 パネル8は、車体前部のバスケット7上に取り付けるのと同様、枢軸26で回動自在に取り付けられる。 但し、ここでは、枢軸26
    はリヤバスケット43の前部壁寄りに設けられる。 枢軸26が、リヤバスケット43の側面に設けられる案内孔27内によって上下方向に案内されて、パネル8がリヤバスケット43内に収納できるように構成される点は、
    図1記載のものと構成が共通する。 【0040】図19に示したものに限らず、リヤバスケット43内外にパネル8を収納するための構造は、フロントバスケット7内外にパネル8を収納する構造と同様である。 したがって、図1〜図18を参照して説明した構成を、リヤバスケット43とその上に略水平に載置されるパネル8に関しても適用できる。 この適用に際して、リヤバスケット43の形状・寸法に応じて適宜公知の手段により変形できるのはもちろんである。 【0041】また、上述の実施形態では、電動補助自転車にパネルを搭載した例を示したが、本発明は、これに限らず、電動モータの動力で踏力を補助する電動補助車両一般に広く適用できるし、電動モータの動力で走行する電動車椅子等の電動車両にも適用できる。 さらに、エンジン付き車両についても、例えば、始動用バッテリを充電する太陽電池パネルを備えるものに使用できる。 【0042】さらに、パネルは車体の前部または後部に設けられたバスケット上に設置するだけでなく、前部および後部に設けられたバスケットの双方に、同様に設置してもよい。 【0043】 【発明の効果】上述のように、請求項1〜7の発明によれば、太陽電池パネルは車体の中央寄りに収納されるので、外部の物に当たったり接触したりすることがなく、
    汚れや傷を付きにくくすることができる。 特に、太陽電池パネルは収納函の壁面で保護されるので、傷や汚れに対してより一層有効である。 【0044】また、請求項3の発明によれば、太陽電池パネルを収納函から分離しないで、結合したまま収納函に収納することができる。 また、請求項4の発明によれば、太陽電池パネルを収納函上に覆い被せた状態で施錠できるので、太陽電池パネルに収納函の蓋としての機能をもたせられるし、パネル自体の盗難防止の機能をも果たすことができる。 【0045】また、請求項6の発明によれば、太陽電池パネルを枢軸の周りで旋回させたときに、ケーブルの変位量を小さくできるので、ケーブルの配線長さを短くすることができる。 さらに、請求項7の発明によれば、太陽電池パネルを収納函の壁で外部の物から保護できるとともに、太陽電池以外の物を収納するという収納函本来の目的を十分に果たすことができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態に係る太陽電池付き電動補助自転車の要部側面図である側面図である。 【図2】 本発明の一実施形態に係る太陽電池付き電動補助自転車の側面図である。 【図3】 太陽電池パネルおよびバスケットの略右半分を示す平面図である。 【図4】 バスケットと太陽電池パネルの係合部を示す要部斜視図である。 【図5】 太陽電池パネルが収容された状態を示すバスケットの要部斜視図である。 【図6】 太陽電池パネルが収容された状態を示すバスケットの上方から見た図である。 【図7】 バスケットの上縁近傍の要部斜視図である。 【図8】 変形例に係る自転車の前部左半分を示す斜視断面図である。 【図9】 変形例に係る自転車の前部左半分を示す側面断面図である。 【図10】 バスケットの後部を下面から仰ぎ見た図である。 【図11】 太陽電池パネル前部の平面図である。 【図12】 図11のB−B断面図である。 【図13】 バスケットの斜視図である。 【図14】 バスケットの側面断面図である。 【図15】 バスケットの拡大断面図である。 【図16】 第3変形例に係るバスケット7の斜視図である。 【図17】 第4変形例に係るバスケット7の後部斜視図である。 【図18】 太陽電池パネルのケーブル接続部の斜視図である。 【図19】 後部荷台に載置されるリヤバスケットを有する自転車の側面図である。 【符号の説明】 1…電動補助自転車、 2…車体フレーム、 3…フロントフォーク、 7…フロントバスケット、 8…太陽電池パネル、 9…シート、 10…バッテリ、12…
    モータ、 13…パワーユニット、 18…ハーネス、
    26…枢軸、27…案内孔、 35…フック、 36
    …アングル部材(保持部材)、 37…補助板、 38
    …蝶番、 40…送電ケーブル、 43…リヤバスケット

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