発明の目的 この発明は自転車用可調節安全距離スペーサーに関するものであって、支材によって自転車のフレームに締結されるものである。 これにより他の車両に追い抜かれるときに、自転車乗用者は迅速・快適かつ安全に安全の最少距離の状況を一方の手で案内標識することができる。 この距離は道路の特性に左右されるもので、しかして追い越すときに車両運転者は不適性や不注意による衝突をしないことが保証される。 乗用者の側端と追い越す車両との間に安全板を立てるのである。
公知の距離装置は固定されたものであり、現在の交通規則における最少距離を全てを包含することができない。 この距離は側方に1.5メートルであって、案内標識をしたいときに調節することができない。 したがって現在の距離を使うと非常に不便である。 なぜなら交通と路面の頻繁な変化に適応することができず、結果として他の車両、歩行者、静止物との衝突の危険があり、自転車と乗用車との安全を脅かす。 これらの機能上および実用上の欠点はこの発明には存在せず、他の車両により追い抜かれる乗用者の安全を確保したい場合に、この発明はその構成、使用法および有効性において全く新規なものである。 この装置は安全距離を0〜1.5メートルに調節するものであり、その可動性の要素は光を屈折させて夜分においても路上の乗用者の存在の発見を可能として安全を増加させるのである。
自転車用可調節安全距離スペーサーは、異なるフレームにも対応できるので、いかなる種類の自転車にも搭載できるものである。 その装填は操縦性に影響しないので、バイクを使用する際にも安全である。 車椅子にも使用できる。 本スペーサーは2個の導管により構成され、該導管は2個の支材により自転車のフレームに組み付けられる。 これらの支材は市場に見受けられる全てのフレームに対応するものである。 導管内には細いスペーサーロッドが配置される。 その可撓性の故に導管の形状に適合できる。 この棒は導管の各端部に配置された有孔プラグを貫通している。 細いスペーサーロッドの一端には屈折ローターが配置されている。 これは4個の湾曲ブレードにより構成され、該ブレードは風が当たるとそれ自身の軸について回転する。 この屈折ローターにより他の車両が受ける光を反射し、これにより夜分には安全距離の案内標識を立てる助けとなる。 屈折ローターの周囲には環状の引掛け防止プロテクターがあり、ローターが枝やポストや車両自体などの物体と偶然引っ掛かるのを回避する。 該プロテクターは安全のためのヘアーピンによりスペーサーロッドに締結される。 細いスペーサーロッドが導管の端部から出ると、そこにはこのプロテクターとともに屈折ローターが配置されており、導管が有する形状により自転車を含む面に対して垂直な面内に位置するようになる。 またスペーサーロッドは側燈などの他の要素の支材としても使える。 細いスペーサーロッドの端部には小さな球体があって、導管の内部において棒の端部が進み易くなる。
この発明の自転車用可調節距離スペーサー(図1)は要素1、2、3、4、5、6、7、8および9から構成されている。 要素1(図1)はプラスチック材料からなる管であって、図2に示す要素に適合したサイズと形状を有している。 要素2(図1)はプラスチック材料からなる管であって、図3に示す要素に適合したサイズと形状を有している。 要素3(図1)は2個の管のための支材であって、図4、6、7、8、9、10、11に示した形状とサイズである。 図6、7、8、9、10はプラスチック材料であり、図11の要素は鉄またはアルミニウム製である。 要素4(図1)は管支材であって、その形状・サイズは図5、7、8、9、10、11、12に詳細に示してある。 図7、8、9、10、12はプラスチック材料であり、図11の要素は鉄またはアルミニウム製である。 要素5(図1)はカーボン繊維製の細いロッドであって、そのサイズ・形状の詳細は図13に示す。 要素6(図1)はプラスチック材料からなる円形状であって、そのサイズ・形状の詳細は図14に示す。 要素7(図1)はプラスチック材料からなるローターであって、屈折塗装が施された4個のショベルを有しており、そのサイズ・形状の詳細は図15に示す。 要素8(図1)はプラスチック材料からなるヘアーピン状の安全要素であって、そのサイズ・形状の詳細は図16に示す。 要素9(図1)はプラスチック材料からなる有孔コルクであって、そのサイズ・形状の詳細は図17に示す。 自転車用可調節安全距離スペーサー(図18)は支材3、4により自転車のフレーム10に組みつけられる。 ついで乗用者は支材3、4間の空間内においてスペーサーロッド5を手で締めて前後に動かすことにより、迅速で効果的に乗用者の安全距離を減増する。 製造に使われる材料、形状および寸法などは発明の本旨に影響しない限りでは特に発明の目的に関係ない。
この発明の装置はプラスチック産業に関与するいかなる企業によっても製造できるものである。
組み付けられた部品群の斜視図であって、導管1、2はダブル支材3とシンプル支材4とにより自転車のフレームに締結される。 導管1、2内には細いスペーサーロッド5が通っており、2個の有孔プラグ9を横断している。 スペーサーロッド5はその一端にローター7を有しており、それはプロテクター6により保護されている。 該プロテクターは安全ヘアーピン8によりスペーサーロッド5に連結されている。 図1の導管1の前面、側面図である。 図1の導管1の前面、平面図である。 図1のダブル支材3の前面、平面、側面および後面図であって、1は支材の本体であり、2は距離材であり、3は非被覆ワッシャーであり、4は締結材であり、5は自転車フレームの管を包抱するためのベルトであり、6はスクリュウーであり、7はナットである。 図1のシンプル支材4の前面、平面、側面および後面図であり、1は支材の本体であり、2は距離材であり、3は非被覆ワッシャーであり、4は締結材であり、5はベルトであり、6はスクリュウーであり、7はナットである。 図4の支材1の本体の断面前面および側面図である。 図5、12の距離材2の前面および平面図である。 図5、12の非被覆ワッシャー3の前面、側面図である。 図5、12の締結材4の前面、平面図である。 図5、12のベルト5の前面、平面図である。 図5、12のスクリュー6とナット7の前面、側面図である。 図5の支材1の本体の断面前面、側面図である。 図1の細いスペーサーロッド5の前面、平面図である。 図1のローター6の引掛け防止プロテクターの前面、側面図である。 図1の屈折ローター7の前面、側面図である。 図1のプロテクター8の前面、側面図である。 図1の有孔材9の前面、側面図である。 組付け部品群の斜視図であって、導管1、2はダブル支材3とシンプル支材4とにより自転車のフレーム10に締結されている。 導管1、2内では細いスペーサーロッド5が通って2個の有孔プラグ9を横切っている。 このスペーサーロッド5はその一端にローター7を有しており、これがプロテクター6により保護され、該プロテクターはヘアーピン8の形の安全により細いスペーサーロッドと一体になっている。 符号の説明 1、2:導管3、4:支材5 :スペーサーロッド6 :プロテクター8 :安全Uリンク9 :有孔プラグ10 :フレーム |