Flasher for a bicycle wheel

申请号 JP40599 申请日 1999-02-01 公开(公告)号 JP3061168U 公开(公告)日 1999-09-17
申请人 勤力彈簧工業股▲ふん▼有限公司; 发明人 揚▲き▼ 林; 寶川 洪;
摘要 (57)【要約】 【課題】 夜間に自動明滅して警告表示作用を提供する自転車の車輪用フラッシャの提供【解決手段】 発電装置を 固定板 の固定孔を利用し輪軸に取り付け、可動環をリムのスポークに当接するよう固定板に組合せ、可動環に設けた筒体を二つのスポークの間に挿入し、車輪の回転時に該筒体をスポークに牽引させて可動環が固定板上を回動するようにし、並びに該筒体に収容した誘導コイルに電磁誘導作用により間欠式の誘導電流を発生させ、またスポークに複数の発光装置を取付け、該発光装置内の発光素子を該誘導コイルと導線で連接し、該発光素子が該誘導コイルに発生した間欠電流により明滅するようにした。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 固定板と可動環を組み合わせて形成され車輪の輪軸に固定されて電流を発生する発電装置、 上カバーと下カバー及び挟持装置と複数の発光素子を組み合わせてなり車輪のスポークに装着されて該発電装置が提供する電流により照明の明滅を形成する発光装置、 以上を包括して構成された自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項2】 前記固定板が円形板体とされ、該固定板の中央に円形の凸面が形成され、該凸面の側辺に環状に溝が設けられ、該凸面の中央に凹面が設けられて該凹面に固定孔が穿たれ、該固定板の周縁の凸辺の上面に複数の凹所が形成されて該凹所内にそれぞれ磁石が設置されていることを特徴とする、請求項1に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項3】 前記可動環が中空の環体とされて前記固定板の周縁の凸辺の上に嵌合され、該可動環の上面に複数の中空の筒体が形成され、該筒体内の中空部にそれぞれ誘導コイルが設置され、該可動環の内縁側辺に複数の円弧凹所が凹設されて該円弧凹所にボールが置かれ、該ボールが該円弧凹所と固定板の側辺の環状の溝の間に置かれ、該可動環が該ボールにより該固定板に対して回転可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項4】 前記誘導コイルが磁石により吸引されて可動環が変形し固定板との摩擦により損壊するのを防止するために、該固定板の該凹所の周縁部分の凸辺に複数の凹孔が凹設され、該凹孔内に第2のボールが設けられ、該第2のボールが可動環と凸辺の間に挟設されて転動自在とされ、可動環に対する支持を提供すると共に可動環を固定板に対して回転自在となしていることを特徴とする、請求項3に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項5】 前記上カバーと下カバーが、ほぼ同じ形状を有して内に凹んだ設置空間を具えた透明蓋体とされ、対向するよう嵌合されて該設置空間内に複数の発光素子が収容保持され、該発光素子の接点部分にそれぞれ導線が連接されて、該導線の別端が誘導コイルに連接されて、発光素子と誘導コイルが電気的に導通するようにしてあることを特徴とする、請求項1に記載の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項6】 コイル固定座と磁石固定座を組み合わせてなり電流を発生する電磁誘導装置、 ランプシートと透明なランプカバーと少なくとも一つの発光素子を具えてなり該電磁誘導装置の提供する電流を受けて照明の明滅を形成するバックランプシート、 以上を包括して構成された自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項7】 前記コイル固定座上面に複数の中空の筒体が形成され、該筒体内の中空部にそれぞれ誘導コイルが設置され、該コイル固定座の下方に挟持座が設けられ、該挟持座の下端に円弧凹所が設けられ、該円弧凹所に対応する円弧形状を有する挟持板が該挟持座にネジ止めされることを利用して、該挟持座と挟持板間に車輪のフォークの適当な位置を挟持できるようにしてあることを特徴とする、請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項8】 前記磁石固定座の適当な部分にネジ孔と穿孔が穿たれ、該ネジ孔内にスクリュースリーブが設置されて該ネジ孔内に螺合され、該スクリュースリーブを回して該スクリュースリーブの磁石固定座上の高さを調整できるようにしてあり、該スクリュースリーブの上端に嵌め孔が凹設されて、その内に磁石が嵌め込まれ、該穿孔の外側周縁にそれぞれ凸環が凸設され、該凸環の上端に対称に凹口が設けられ、車輪のスポークがその上に穿設され、並びに一つの係止具により磁石固定座がスポークに固定されるようにしてあることを特徴とする、請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 【請求項9】 前記ランプシートに設置空間が設けられると共に固定ネジ孔が穿たれ、該固定ネジ孔内に一つのボルトが設けられ、且つ該設置空間内に発光素子が設置され、該発光素子の接点部分に導線が連接され、該導線の別端が誘導コイルに連接されて該発光素子と誘導コイルとが電気的に導通するようにしてあることを特徴とする、請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャ。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    本考案は、自転車の車輪に設けた発光素子を夜間に自動明滅させて警告表示作 用を形成して騎乗者に夜間運転の安全を提供できる自転車の車輪用フラッシャに 関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    個人の運動目的や環境保護の考えから、多くの人が自転車を利用している。 自 転車自体には電源供給装置が設けられていないため、夜間の乗車の安全を確保す るために、通常はスポークに複数のリフレクタを設置することで、他の車両のド ライバーに対する警告表示作用を形成している。 しかし、このような方式は十分 な光線照射の状況があってはじめて達成され、またリフレクタの反射する光の輝 度は十分に明るいとはいえず、このため他の車両のドライバーにより明確に認識 され難かった。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    本考案は、自転車が夜間走行する時に、他の車両により認識されにくかったと いう欠点を解決しうる自転車の車輪用フラッシャを提供することを課題としてい る。

    【0004】 本考案はまた、車輪に照明装置を設けることで、能動的に灯光を発生すると共 に明滅のフラッシュ作用を形成して夜間の警告表示に十分な輝度と効果を達成す る自転車の車輪用フラッシャを提供することを課題としている。

    【0005】 本考案はさらに、発電装置を具え、該発電装置が電磁誘導方式で起電を発生 して電源を外部より加える必要がない自転車の車輪用フラッシャを提供すること を課題としている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】

    請求項1の考案は、 固定板と可動環を組み合わせて形成され車輪の輪軸に固定されて電流を発生す る発電装置、 上カバーと下カバー及び挟持装置と複数の発光素子を組み合わせてなり車輪の スポークに装着されて該発電装置が提供する電流により照明の明滅を形成する発 光装置、 以上を包括して構成された自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0007】 請求項2の考案は、前記固定板が円形板体とされ、該固定板の中央に円形の凸 面が形成され、該凸面の側辺に環状に溝が設けられ、該凸面の中央に凹面が設け られて該凹面に固定孔が穿たれ、該固定板の周縁の凸辺の上面に複数の凹所が形 成されて該凹所内にそれぞれ磁石が設置されていることを特徴とする、請求項1 に記載の自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0008】 請求項3の考案は、前記可動環が中空の環体とされて前記固定板の周縁の凸辺 の上に嵌合され、該可動環の上面に複数の中空の筒体が形成され、該筒体内の中 空部にそれぞれ誘導コイルが設置され、該可動環の内縁側辺に複数の円弧凹所が 凹設されて該円弧凹所にボールが置かれ、該ボールが該円弧凹所と固定板の側辺 の環状の溝の間に置かれ、該可動環が該ボールにより該固定板に対して回転可能 とされたことを特徴とする、請求項1に記載の自転車の車輪用フラッシャとして いる。

    【0009】 請求項4の考案は、前記誘導コイルが磁石により吸引されて可動環が変形し固 定板との摩擦により損壊するのを防止するために、該固定板の該凹所の周縁部分 の凸辺に複数の凹孔が凹設され、該凹孔内に第2のボールが設けられ、該第2の ボールが可動環と凸辺の間に挟設されて転動自在とされ、可動環に対する支持を 提供すると共に可動環を固定板に対して回転自在となしていることを特徴とする 、請求項3に記載の自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0010】 請求項5の考案は、前記上カバーと下カバーが、ほぼ同じ形状を有して内に凹 んだ設置空間を具えた透明蓋体とされ、対向するよう嵌合されて該設置空間内に 複数の発光素子が収容保持され、該発光素子の接点部分にそれぞれ導線が連接さ れて、該導線の別端が誘導コイルに連接されて、発光素子と誘導コイルが電気的 に導通するようにしてあることを特徴とする、請求項1に記載の車輪用フラッシ ャとしている。

    【0011】 請求項6の考案は、 コイル固定座と磁石固定座を組み合わせてなり電流を発生する電磁誘導装置、 ランプシートと透明なランプカバーと少なくとも一つの発光素子を具えてなり 該電磁誘導装置の提供する電流を受けて照明の明滅を形成するバックランプシー ト、 以上を包括して構成された自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0012】 請求項7の考案は、前記コイル固定座上面に複数の中空の筒体が形成され、該 筒体内の中空部にそれぞれ誘導コイルが設置され、該コイル固定座の下方に挟持 座が設けられ、該挟持座の下端に円弧凹所が設けられ、該円弧凹所に対応する円 弧形状を有する挟持板が該挟持座にネジ止めされることを利用して、該挟持座と 挟持板間に車輪のフォークの適当な位置を挟持できるようにしてあることを特徴 とする、請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0013】 請求項8の考案は、前記磁石固定座の適当な部分にネジ孔と穿孔が穿たれ、該 ネジ孔内にスクリュースリーブが設置されて該ネジ孔内に螺合され、該スクリュ ースリーブを回して該スクリュースリーブの磁石固定座上の高さを調整できるよ うにしてあり、該スクリュースリーブの上端に嵌め孔が凹設されて、その内に磁 石が嵌め込まれ、該穿孔の外側周縁にそれぞれ凸環が凸設され、該凸環の上端に 対称に凹口が設けられ、車輪のスポークがその上に穿設され、並びに一つの係止 具により磁石固定座がスポークに固定されるようにしてあることを特徴とする、 請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャとしている。

    【0014】 請求項9の考案は、前記ランプシートに設置空間が設けられると共に固定ネジ 孔が穿たれ、該固定ネジ孔内に一つのボルトが設けられ、且つ該設置空間内に発 光素子が設置され、該発光素子の接点部分に導線が連接され、該導線の別端が誘 導コイルに連接されて該発光素子と誘導コイルとが電気的に導通するようにして あることを特徴とする、請求項6に記載の自転車の車輪用フラッシャとしている 。

    【0015】

    【考案の実施の形態】

    図1、2は本考案の分解斜視図及び組合せ後の斜視図である。 これらの図に示 されるように、本考案は、前車輪の輪軸に固定されて電流を発生する発電装置A を具えている。 該発電装置Aは、固定板10と可動環20を組み合わせて成る。 該固定板10は円形板体とされ、その中央に円形の凸面11が凸設され、該凸面 11の側面に環状に溝12が設けられている。 また、該凸面11の上面に円弧面 112が凹設され、該円弧面112の中央に凹面113が凹設されると共に固定 孔114が穿設されている。 該円弧面112は本考案が車輪に取り付けられた時 に該固定板10を車輪のスポーク4に密着させるべく設けられ(図8参照)、ま た該凸面11の側辺に一つの嵌め溝13が設けられて該嵌め溝13内に一つのプ ラグ14が組み合わされている。 さらに該固定板10の周縁の凸辺15に複数の 凹所151が設けられ、各凹所151内にそれぞれ一つの磁石16が設置されて いる。

    【0016】 上記可動環20は中空の環体とされ、ちょうど固定板10の凸辺15上に嵌合 されうる。 その上面に複数の中空の筒体21が設けられ、該筒体21内の中空部 211内にそれぞれ一つの誘導コイル22が設置され、それぞれ一つの固定蓋2 3で該筒体21の上開口が閉じられて、誘導コイル22が筒体21内に密閉され てその湿気による毀損が防止されている。 さらに図3の本考案の発電装置の側面 図及び、図4の本考案の発電装置の側面断面図も同時に参照されたい。 これらの 図に示されるように、該可動環20の内縁側壁部分に複数の円弧凹所24が凹設 され、該円弧凹所24にボール25が置かれ、該ボール25は該円弧凹所24と 固定板10の溝12の間に設置され、可動環20が該ボール25により該固定板 10上で回動可能とされている。 該ボール25を装着する時には、プラグ14を 取り外した後、固定板10上で該可動環20を回転させて一つの円弧凹所24を 嵌め溝13と対向する位置となしてボール25のその内に挿入し、その後、該可 動環20を回転させてボール25を溝12内に至らせて脱落しない状態となし、 他のボール25についても同様にして対応する円弧凹所24と溝12の間に装着 し、全てのボール25の装着を終えた後に、プラグ14を嵌め溝13内に嵌める 。 このプラグ14及び固定板10には対応するネジ孔171が設けられており、 ネジ17を利用して両者が締結される。 また誘導コイル22が磁石16に吸引さ れて可動環20が変形したり固定板10と摩擦して変形するのを防止するため、 該凹所151の周縁部分の凸辺15に複数の凹孔18が凹設され、並びに該凹孔 18内に第2のボール19が設けられ、該第2のボール19が可動環20と凸辺 15の間に挟設されて転動自在とされ、可動環20に対する支持と可動環20を 固定板10に対して回転自在となす作用を提供している。

    【0017】 図5は本考案の発光装置の分解斜視図であり、図6は本考案の発光装置の組合 せ斜視図である。 これらの図に示されるように、本考案はさらに発光装置Bを具 えて明滅照明の機能を提供している。 該発光装置Bは、上カバー31、下カバー 32、挟持装置33及び複数の発光素子34を組み合わせてなる。 該上カバー3 1と下カバー32は形状がほぼ同じで内に凹んだ設置空間35を具えた透明蓋体 とされ、対向するよう嵌合されて設置空間35内に複数の発光素子34を収容保 持する。 該発光素子34の接点341部分にはそれぞれ導線3が連接されており 、該導線3の別端は誘導コイル22に連接されて、該発光素子34と誘導コイル 22が電気的に導通するようにしてある。 該発光素子34は発光ダイオード或い は普通のバルブとされうる。 また、該下カバー32の周縁に環状に凸縁321が 設けられて下カバー32が上カバー31と緊密に嵌合可能とされており、且つ該 下カバー32の周縁の適当な位置に一つの固定孔322が設けられて、該導線3 が該固定孔322を通り該発光装置B内へと導入されている。 また、上記挟持装 置33は上カバー31と下カバー32に設けられた相対する穿孔331を具え、 該穿孔331の外側周縁に環状に凸環332、333が凸設されて、該上カバー 31の凸環332に対称に一対の凹口3311が設けられ、リム2のスポーク4 がその上に穿設されて該穿孔331に組み合わされる一つの係止具334により 該発光装置Bがリム2のスポーク4に係止されるようにしてある(図8を参照さ れたい)。 図7も同時に参照されたい。 上記係止具334の上部に設けられた抓 持部3341には、凸環332の当接面に設けられた凹口3311に対向する凹 口3342が設けられてこれら二つの凹口3311、3342の間にスポーク4 を挟持する。

    【0018】 図1、図5及び図8に示されるように、本考案の発電装置Aは固定板10の固 定孔114を利用して車輪の輪軸1に固着され、且つ可動環20がリム2のスポ ーク4に当接する位置とされ、可動環20に設けられた筒体21が二つのスポー ク4の間に挿入され、車輪が回転するときに、該筒体21がスポーク4に牽引さ れることで可動環20が固定板10に対して回転するようにしてあり、並びに筒 体21に設けられた誘導コイル22に電磁誘導作用により間欠式の誘導電流を発 生させるようにしてある。 またスポーク4に複数の発光装置Bが設けられて、該 発光装置B内の発光素子34が誘導コイル21と導線3で連接されて、該発光素 子34が誘導コイル21に発生した間欠電流により明滅するようにしてあり、こ れにより本考案は夜間に自動的にフラッシュ光を発生して警告表示作用を形成す る目的を達成している。

    【0019】 図9及び図10はそれぞれ本考案の電磁誘導装置のコイル固定座の分解斜視図 及び組合せ斜視図である。 これらの図に示されるように、本考案では自転車後方 の警告表示効果を強化するために、別に一組の車輪用フラッシャが設けられてい る。 該車輪用フラッシャは、電磁誘導装置CとバックランプシートDを具えてい る。 該電磁誘導装置Cはコイル固定装置40と磁石固定座50が組み合わされて なる。 該コイル固定装置40にはコイル固定座41が設けられ、該コイル固定座 41上面に複数の筒体42が設けられ、該筒体42内の中空部421に誘導コイ ル43が設置されて、筒体42の上開口が固定蓋44で封じられて誘導コイル2 2の湿気による毀損が防止されている。 該コイル固定座41の下に挟持座45が 設けられ、該挟持座45の下端に円弧凹所451が設けられ、該円弧凹所451 に対応する円弧形状を有する挟持板46が該挟持板46の下にねじ止めされて、 この挟持座45と挟持板46の組合せを利用してコイル固定座41が後輪フォー ク6の適当な所を挟持し固定されるようにしてある(図16参照)。 図11は本 考案の電磁誘導装置のコイル固定座取付け時の側面図である。

    【0020】 図12及び図13を参照されたい。 上記磁石固定座50の適当な部分にネジ孔 51と穿孔52が穿たれ、該ネジ孔51内にスクリュースリーブ53が設置され てネジ孔51内に螺合しており、該スクリュースリーブ53を回して該スクリュ ースリーブ53の磁石固定座50上の高さを調整できるようにしてあり、該スク リュースリーブ53の上端に嵌め孔531が凹設されて、その内に磁石54が嵌 め込まれ、該ネジ孔51の下端に別に一つの止めネジ57が螺合されて、スクリ ュースリーブ53の高さを調整した後にその高さを固定してゆるみを防止するよ うにしてある。 また該穿孔52の外側周縁にそれぞれ凸環55が凸設され、該凸 環55の上端に対称に凹口551が設けられ、車輪のリム2のスポーク4がその 上に穿設され、並びに一つの係止具56により磁石固定座50がリム2のスポー ク4に取り付けられるようにしてある。 該係止具56の抓持部561の下端に凸 環55の上端に設けられた凹口551に対向し組み合わされる凹口562が凹設 されて、これら対向する二つの凹口551、562によりスポーク4を挟持する ようにしてある。

    【0021】 図14及び図15は本考案のバックランプシートの分解斜視図及び組合せ斜視 図である。 これらの図に示されるように、本考案のバックランプシートDはラン プシート60と、透明ランプカバー61及び少なくとも一つの発光素子62を具 えている。 該ランプシート60には設置空間601が設けられると共に固定ネジ 孔602が設けられ、該固定ネジ孔602内にボルト63が設けられ、該設置空 間601内に発光素子62が設置され、該発光素子62の接点621に導線3が 連接され、該導線3のもう一端が該誘導コイル43に連接され(図示せず)、該 発光素子62と誘導コイル43が電気的に導通するようにしてある。 該発光素子 62は発光ダイオード或いは普通のバルブとされうる。 また該設置空間601の 周縁の凸辺603の適当な部分に一つの固定孔604が設けられ、該導線3が該 固定孔604を通ってバックランプシートD内に導入されるようにしてあり、該 ランプカバー61の周縁に環状に凸縁611が設けられ、ランプカバー61がラ ンプシート60の凸辺603上に嵌合するようにしてある。

    【0022】 図16は本考案によるもう一つの車輪用フラッシャが車輪に取り付けられた状 態を示す。 電磁誘導装置Cのコイル固定座41は後輪のフォーク6の適当な位置 に取り付けられ、該磁石固定座50は該コイル固定座41に対向するようリム2 のスポーク4を挟持し固定される。 バックランプシートDは自転車のフレームに 取り付けられたホルダ8に取り付けられ、車輪が回転する時に、該磁石固定座5 0が車輪と共に回転し、並びにコイル固定座41の誘導コイル43が電磁誘導作 用により間欠性の誘導電流を発生し、この電流が導線3を介してバックランプシ ートD内の発光素子62に提供されることで、発光素子62が明滅する。 こうし て夜間の自動フラッシュによる警告表示の目的が達成される。

    【0023】

    【考案の効果】

    総合すると、本考案の自転車の車輪用フラッシャは、自転車が夜間に走行する 時に他の車両から識別されにくいという問題を解決しており、且つ自動的なラン プの明滅によるフラッシュ発生効果を有し、夜間に十分な輝度を有する光線によ る警告表示効果を提供できるほか、如何なる外接電源も必要としない。 ゆえに、 本考案は新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有する考案であるといえる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の発電装置の分解斜視図である。

    【図2】本考案の発電装置の組合せ斜視図である。

    【図3】本考案の発電装置の側面図である。

    【図4】本考案の発電装置の側面断面図である。

    【図5】本考案の発光装置の分解斜視図である。

    【図6】本考案の発光装置の組合せ斜視図である。

    【図7】本考案の係止具が穿孔内に嵌合した状態を示す側面断面図である。

    【図8】本考案の発電装置と発光装置が車輪に取り付けられた状態表示図である。

    【図9】本考案の電磁誘導装置のコイル固定座の分解斜視図である。

    【図10】本考案の電磁誘導装置のコイル固定座の組合せ斜視図である。

    【図11】本考案の電磁誘導装置のコイル固定座の取付け時の側面図である。

    【図12】本考案の電磁誘導装置の磁石固定座の分解斜視図である。

    【図13】本考案の電磁誘導装置の磁石固定座の組合せ斜視図である。

    【図14】本考案のバックランプシートの分解斜視図である。

    【図15】本考案のバックランプシートの組合せ斜視図である。

    【図16】本考案のもう一つの車輪用フラッシャが車輪に取り付けられた状態表示図である。

    【符号の説明】 A 発電装置 B 発光装置 C 電磁誘導装置 D バックランプシート 1 輪軸 2 リム 3 導線 4 スポーク 5 前輪のフォーク 6 後輪のフォーク 8 ホルダ 10 固定板 11 凸面 112 円弧面 113 凹面 114 固定孔 12 溝 13 嵌め溝 14 プラグ 15 凸辺 151 凹所 16 磁石 17 ネジ 171 ネジ孔 19 ボール 20 可動環 21 筒体 211 中空部 22 誘導コイル 23 固定蓋 24 円弧凹所 25 ボール 31 上カバー 32 下カバー 321 凸縁 322 固定孔 33 挟持装置 331 穿孔 3311 凹口 332 凸縁 333 凸縁 334 係止具 3341 抓持部 3342 凹口 34 発光素子 341 接点 35 設置空間 40 コイル固定装置 41 コイル固定座 42 筒体 421 中空部 43 誘導コイル 44 固定蓋 45 挟持座 451 円弧凹所 46 挟持板 50 磁石固定座 51 ネジ孔 52 穿孔 53 スクリュースリーブ 531 嵌め孔 54 磁石 55 凸環 56 係止具 561 抓持部 562 凹口 60 ランプシート 601 設置空間 602 固定ネジ孔 603 凸辺 604 固定孔 61 ランプカバー 611 凸縁 62 発光素子 621 接点 63 ボルト

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