自転車用ライト

申请号 JP2013117796 申请日 2013-06-04 公开(公告)号 JP2014234098A 公开(公告)日 2014-12-15
申请人 株式会社キャットアイ; Cateye Co Ltd; 发明人 KURUMAYA NAMI;
摘要 【課題】操作性および防 水 性の高い自転車用ライトを提供する。【解決手段】自転車用ライトは、本体10と、本体10を自転車に固定するための固定具20とを備える。本体10は、発光部14Aと、発光部14Aの発光状態を制御する電子回路を有する 基板 ユニット14と、発光部14Aからの光から所望の配光を得るためのレンズ12と、発光部14Aおよび基板ユニット14を収納するための密閉空間を形成するレンズカバー11、電池ケース16および電池蓋18と、基板ユニット14に対して相対的に移動可能であり、基板ユニット14の一部を押圧することによって電子回路の通電状態を変化させるバースイッチ17と、バースイッチ17の移動をガイドするガイド穴16Aとを含む。固定具20は、バースイッチ17に当接し、バースイッチ17を動かす当接部21Bと、本体10を固定具20上で回動させるための可撓部21Cとを含む。【選択図】図7
权利要求
  • 本体と、前記本体を自転車に固定するための固定具とを備えた自転車用ライトであって、
    前記本体は、
    発光部と、
    通電状態に応じて前記発光部の発光状態を制御する電子回路を有する基板と、
    前記発光部からの光から所望の配光を得るためのレンズと、
    前記発光部および前記基板を収納するための密閉空間を形成するハウジングと、
    前記基板に対して相対的に移動可能であり、前記基板の一部を押圧することによって前記電子回路の通電状態を変化させる棒状部材と、
    前記棒状部材の移動をガイドするガイド部とを含み、
    前記固定具は、
    前記棒状部材に当接し、前記棒状部材を動かす当接部と、
    前記本体を前記固定具上で回動させるための可撓部とを含む、自転車用ライト。
  • 前記当接部と前記可撓部とが前記レンズの周方向に180度離れている、請求項1に記載の自転車用ライト。
  • 前記ガイド部は、前記ハウジングに形成された穴の内周面により構成される、請求項1または請求項2に記載の自転車用ライト。
  • 前記固定具は、爪部を有し、前記当接部が形成される台座と、前記爪部に係合するエラストマー材料製のバンドとを含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の自転車用ライト。
  • 前記棒状部材は、前記基板の一部を押圧する大径部分と、前記密閉空間の外側に露出する小径部分とを有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の自転車用ライト。
  • 前記大径部分と前記小径部分との間に段差部が形成され、前記段差部上に前記密閉空間をシールするためのシール部材が設けられる、請求項5に記載の自転車用ライト。
  • 前記電子回路に電力を供給するためのバッテリをさらに備え、
    前記ハウジングは、前記バッテリを収納する収納穴を有し、
    前記バッテリ、前記ハウジングおよび前記収納穴は、円形の平面形状を有し、
    前記円形の収納穴は、前記円形のハウジングに対して偏芯し、前記収納穴の中心から遠い側に前記棒状部材が配置される、請求項1から請求項6のいずれかに記載の自転車用ライト。
  • 说明书全文

    本発明は、自転車用ライトに関し、特に、本体と、該本体を自転車に固定するための固定具とを備えた自転車用ライトに関する。

    内臓電池により発光する携帯用の小型ライトが従来から知られている。
    たとえば、特開2009−266630号公報(特許文献1)には、表面中央部に円形の開口を有する扁平な有底円筒状のケーシング(1)と、ケーシング(1)の底部側に収納される扁平形状の電池(2)と、ケーシング(1)の電池(2)上に配設収納され、表面側にLED、制御部及び押圧スイッチを搭載する円板状回路基板(3)と、LEDを覆う透明なドーム部及びその底部開口から外側に延出する円環状のフランジ部を有し、ケーシング(1)の開口からドーム部が突出しかつ回路基板(3)上にフランジ部が配設収納されるLEDカバー(4)と、ケーシング(1)の外面を覆う防部及びその底部から延出する一対の取付片を有するエラストマー材料製の外套カバー(5)とを備え、押圧スイッチがフランジ部に当接するよう回路基板の外周部に配設される小型ライトが開示されている。

    特開2009−266630号公報

    自転車に固定する自転車用ライトについては、自転車の運転中にライトを操作することになるため、特に高い操作性が求められる。 特許文献1に記載の小型ライトに対しても、更なる操作性の向上が求められるところである。

    特許文献1に記載の小型ライトにおいては、ケーシング(1)を外套カバー(5)から取り出すために、エラストマー材料製の外套カバー(5)を引き延ばす必要がある。 そのため、およそ100〜200時間毎に必要な電池交換の度に、外套カバー(5)は大きく引き伸ばされる事になる。 防水のため水に対する気密を保つためには、外套カバー(5)はケーシング(1)に強く密着させる必要があるのだが、密着性を高めれば、外套カバー(5)からケーシング(1)を取り出し難くなり、電池交換に時間を要する事になる。 要するに、特許文献1の小型ライトのように、防水性を高めようとすると電池交換が煩雑になり、逆に電池交換が煩雑になることを避けようとすると、外套カバー(5)による防水性が低下する。

    本発明の目的は、操作性および防水性の高い自転車用ライトを提供することにある。

    本発明に係る自転車用ライトは、本体と、本体を自転車に固定するための固定具とを備えた自転車用ライトである。 本体は、発光部と、通電状態に応じて発光部の発光状態を制御する電子回路を有する基板と、発光部からの光から所望の配光を得るためのレンズと、発光部および基板を収納するための密閉空間を形成するハウジングと、基板に対して相対的に移動可能であり、基板の一部を押圧することによって電子回路の通電状態を変化させる棒状部材と、棒状部材の移動をガイドするガイド部とを含む。 固定具は、棒状部材に当接し、棒状部材を動かす当接部と、本体を固定具上で回動させるための可撓部とを含む。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトにおいて、当接部と可撓部とがレンズの周方向に180度離れている。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトにおいて、ガイド部は、ハウジングに形成された穴の内周面により構成される。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトにおいて、固定具は、爪部を有し、当接部が形成される台座と、爪部に係合するエラストマー材料製のバンドとを含む。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトにおいて、棒状部材は、基板の一部を押圧する大径部分と、密閉空間の外側に露出する小径部分とを有する。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトにおいて、大径部分と小径部分との間に段差部が形成され、段差部上に密閉空間をシールするためのシール部材が設けられる。

    1つの実施態様では、上記自転車用ライトは、電子回路に電を供給するためのバッテリをさらに備える。 ハウジングは、バッテリを収納する収納穴を有し、バッテリ、ハウジングおよび収納穴は、円形の平面形状を有し、円形の収納穴は、円形のハウジングに対して偏芯し、収納穴の中心から遠い側に棒状部材が配置される。

    本発明によれば、操作性および防水性の高い自転車用ライトを得ることができる。

    本発明の1つの実施の形態に係る自転車用ライトを自転車のバーに装着した状態を示す図である。

    本発明の1つの実施の形態に係る自転車用ライトの上面図である。

    図2に示す自転車用ライトを矢印III方向から見た状態を示す図である。

    図2に示す自転車用ライトを矢印IV方向から見た状態を示す図である。

    図2におけるV−V断面図である。

    図2におけるVI−VI断面図である。

    本発明の1つの実施の形態に係る自転車用ライトの分解斜視図である。

    以下に、本発明の実施の形態について説明する。 なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。

    なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。 また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。

    図1は、本発明の1つの実施の形態に係る自転車用ライトを自転車のバーに装着した状態を示す図である。 図1に示すように、本実施の形態に係る自転車用ライトは、本体10と、本体10を自転車のバー100に固定するための固定具20とを含む。

    自転車のバー100は、自転車のハンドルバーであってもよいし、フレームであってもよいし、ステムであってもよい。

    次に、図2〜図7を用いて、自転車用ライトの構造について説明する。 図2は、本実施の形態に係る自転車用ライトの上面図、図3、図4は、自転車用ライトを矢印III方向、
    矢印IV方向から見た状態を示す図であり、図5、図6は、図2におけるV−V断面図、
    VI−VI断面図である。 さらに、図7は、本実施の形態に係る自転車用ライトの分解斜視図である。

    本体10は、レンズカバー11と、レンズ12と、反射鏡13と、基板ユニット14と、発光部14Aと、電池15と、電池ケース16と、ガイド穴16Aと、バースイッチ17と、Oリング17A,19と、電池蓋18とを含む。

    レンズカバー11、レンズ12、電池ケース16および電池蓋18は、発光部14Aや基板ユニット14を収納するための密閉空間を形成する。 レンズ12は、発光部14Aからの光を通過を通過させ、所望の配光を得る役割を担っている。 基板ユニット14は、その通電状態に応じて発光部14Aの発光状態を制御する電子回路を有する。 発光部14Aは、たとえばLEDにより構成される。

    バースイッチ17は、基板ユニット14に対して相対的に移動可能であり、基板ユニット14の裏面に形成されたプッシュスイッチを押圧することによって基板ユニット14上の電子回路の通電状態を変化させる。 発光部14Aの発光状態(点灯、点滅、消灯等)は、電子回路の通電状態に応じて定まる。 電池ケース16には、バースイッチ17の移動をガイドするためのガイド穴16A(ガイド穴)を含む。

    バースイッチ17は、密閉空間の内部で基板ユニット14の一部を押圧する大径部分17αと、記密閉空間の外側に露出する小径部分17βとを有する。 大径部分17αと小径部分17βとの間に段差が形成され、この段差上に密閉空間をシールするためのOリング17Aが設けられる。

    電池ケース16は、電池50を収納する収納穴を有する。 本実施の形態において、電池15および電池ケース16は円形の平面形状を有し、電池15の収容穴は、電池ケース16に対して偏芯している。 そして、電池15の中心から遠い側にバースイッチ17が配置されている。

    固定具20は、樹脂製の台座21と、ネジ22と、エラストマー材料製のバンド23とを含む。 台座21は、爪部21Aと、当接部21Bと、可撓部21Cとを含む。

    爪部21Aには、バンド23が係合する。 当接部21Bは、台座21上から本体10に向けて突出している。 可撓部21Cは、図7に示すように、筒状の壁が台座21上から本体10に向けて突出することで形成される。 この円筒の壁の内周に本体10の一部が嵌合され、本体10と固定具20とがネジ22により接合される。

    当接部21Bと可撓部21Cとは、レンズ12の径方向に並ぶように形成されている。 バースイッチ17によって電子回路を作動させたいときは、当接部21Bの上方に位置する本体10を下方に向けて押圧する。 可撓部21Cは本体部10と係合する。 ネジ22によって、可撓部21Cに係合した本体10と固定具20の台座21とが互いに固定される。 本体10と可撓部21Cとの係合のあそびと、ネジ22の撓みによって、本体10は固定具20上で回動可能である。 すなわち、本体10は、可撓部21Cを支点として固定具20上で回動する。

    当接部21Bは、バースイッチ17に当接し、バースイッチ17を動かす。 これにより、バースイッチ17が本体10の内部に押し込まれ、基板ユニット14の裏面に設けられたプッシュスイッチを押圧する。 これにより、発光部14Aの発光状態が変化する。 バンド23は、台座21に形成された爪部21Aに係合する。

    本実施の形態に係る自転車用ライトによれば、基板ユニット14に対してバースイッチ17を相対的に移動させ、基板ユニット14の一部を押圧することによって電子回路の通電状態を変化させ、発光状態を制御することができるので、レンズカバー11等により形成される密閉空間に対する可動部の大きさ(平面視したときの面積)を小さくすることができる。 この結果、電池15等を収納する密閉空間の密閉性が向上し、高い防水性が実現される。 また、基板ユニット14に対するバースイッチ17の相対移動をガイドするガイド穴16Aが電池ケース16に設けられているため、電子回路の通電状態を変化させる操作が行ないやすく、自転車用ライトの操作性が向上する。 このように、本実施の形態に係る自転車用ライトは、防水性および操作性が高い。

    本実施の形態に係る自転車用ライトにおいて、本体10は、可撓部21Cを支点として固定具20上で回動する。 当接部21Bと可撓部21Cとがレンズ12の周方向に180度離れていることにより、可撓部21Cの変形量に対するバースイッチ17の移動量が大きくなる。 この結果、電子回路の通電状態を変化させる操作が行ないやすくなり、操作性をより向上させることができる。

    本実施の形態に係る自転車用ライトにおいて、バースイッチ17の大径部分17αによって基板ユニット14を押圧することにより、基板ユニット14を確実に押圧することができるので、誤作動の少ない、より高い操作性を得ることができる。

    また、バースイッチ17の小径部分17βを密閉空間の外側に露出させることにより、露出部分が小さくなるため、防水性を向上させることができる。

    本実施の形態に係る自転車用ライトにおいては、電池15の収納穴が電池ケース16に対して偏芯し、偏芯した収納穴の中心から遠い側にバースイッチ17を配置することで、収納穴の片側に形成された比較的大きなスペースにバースイッチ17を設けることが可能であり、平面スペースの利用効率が高く、本体10の小型化を図ることができる。

    なお、固定具20の当接部21Bと可撓部21Cとは、必ずしもレンズ12の周方向に180度離れている必要はない。 また、「ガイド部」の形態は電池ケース16に形成されたガイド穴16Aに限定されるものではない。 固定具20のブラケット21とバンド23とは一体に形成されていてもよい。

    バースイッチ17についても、大径部分17α、小径部分17βを含むものに限定されるものではない。 また、大径部分17αと小径部分17βとの境界も、図5に示すような段差形状に限定されるものではなく、たとえばテーパ形状とすることも考えられる。

    電池15の収納穴が電池ケース16に対して偏芯していることも、本実施の形態における例示的な事項であって、本発明の範囲がこれに限定されるものではない。

    以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。 本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

    10 本体、11 レンズカバー、12 レンズ、13 反射鏡、14 基板ユニット、14A 発光部、15 電池、16 電池ケース、16A ガイド穴、17 バースイッチ、17A Oリング、17α 大径部分、17β 小径部分、18 電池蓋、19 Oリング、20 固定具、21 ブラケット、21A 爪部、21B 当接部、21C 可撓部、22 ネジ、23 バンド、100 バー。

    QQ群二维码
    意见反馈