Bicycle indicator light

申请号 JP24816090 申请日 1990-09-18 公开(公告)号 JP2822271B2 公开(公告)日 1998-11-11
申请人 日吉電子株式会社; 发明人 幸夫 矢袋;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】自転車の車軸先端の雄ねじに螺合するネジ穴が切られた基体と、該基体に固着されたグローブと、
    該基体と該グローブとで囲まれた空間に配設された電池および発光体とを具えたことを特徴とする自転車用表示灯。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【産業上の利用分野】

    本発明は、自転車の車軸先端に着脱自在に取り付ける自転車用表示灯に関するものである。

    【従来の技術】

    夜間、自転車に乗って走行する場合、危険を未然に防止するため、自らの存在を表示する必要がある。 従来の自転車では、そのような表示手段として、前方に対しては前照灯があり、後方に対しては自動車等の光に対して反射する反射板があった。

    【発明が解決しようとする課題】

    (問題点) しかしながら、前記した従来の表示手段には、次のような問題点があった。 第1の問題点は、表示手段を車体に取り付けるのに、
    専用の取り付け部品を用意しなければならないという点である。 第2の問題点は、前方,後方に対しては表示できるが、自転車に対して直の方向への表示は出来ないという点である。 第3の問題点は、前照灯の殆どは自転車の車輪に取り付けられた発電機から給電されて点灯するものであるが、もし前照灯がそのような種類のものであると、交差点等で停車している場合、前方に対する表示はなされないという点である。 (問題点の説明) まず、第1の問題点について説明する。 前照灯にしても反射板にしても、自転車の車体に取り付けるには、専用の取り付け部品を必要としているから、それだけコストが高いものについていた。 第2の問題点についてであるが、十字路とかT字路とかにおいては、自転車に対して直角の方向にもドライバー等がいるから、本来ならこれらの人に対する表示も必要である。 しかし、従来の表示手段では、それがなされていなかった。 次に第3の問題点についてであるが、自転車が停止した状態では前照灯が点灯しないので、表示は全くなされない。 そのため、交差点等で自転車の存在に気が付かずに急発進する自動車があった場合、衝突される恐れがある。 走行を開始して点灯したとしても、当初は光が弱いので、上記のようなドライバーの注意を喚起するのには間に合わない。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。

    【課題を解決するための手段】

    前記課題を解決するため、本発明では、自転車の車軸先端の雄ねじに螺合するネジ穴が切られた基体と、該基体に固着されたグローブと、該基体と該グローブとで囲まれた空間に配設された電池および発光体とを具えた自転車用表示灯を提供することとした。

    【作用】

    前記自転車用表示灯は、自転車の車軸先端の雄ねじに螺合するネジ穴を有するので、何らの取り付け部品も取り付け道具も必要とすることなく、取り付けることが可能となる。 そして、車軸先端は、自転車に対して直角方向に突き出しているから、それに取り付けられた自転車用表示灯は、側方に対しての表示を確実に行うことが出来る。 また、グローブを基体より突出した形状とした場合には、
    前方,後方に対する表示作用も有する。 更に、内蔵している電池によって自転車の停止時にも点灯するから、交差点等で停止している時でも、自らの存在を他に知らせることが可能となる。

    【実 施 例】

    以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 第2図は、自転車の概要を示す。 10は自転車、11は前輪軸部、12は後輪軸部、13,14はフレーム、15は荷台支持棒、16は泥よけ支持棒である。 自転車の前輪軸部11および後輪軸部12においては、通常、車軸の先端が、約5〜10ミリ露出したままとなっている。 第3図は、後輪軸部12の拡大図である。 符号は第2図のものに対応し、13,14はフレーム、15は荷台支持棒、1
    6は泥よけ支持棒、17はスタンド基部、18は後輪軸、19
    はナット、20は座金である。 後輪軸18には、後部車輪(図示せず)の他、フレーム
    13,14,スタンド基部17,泥よけ支持棒16,荷台支持棒15が挿通され、座金20を当てた上で、ナット19が螺合されている。 そして、図示するように、ナット19を螺合するために刻まれている雄ねじ部分の先端は、約5〜10ミリ露出したままとなっているのが通常である。 前輪の車軸についても、同様である。 本発明では、この部分を利用して、自転車用表示灯を取り付ける。 第1図は、本発明の自転車用表示灯を示す。 この図では、後輪軸部12に自転車用表示灯を取り付ける場合を例にとっている。 符号は第3図のものに対応しており、1
    は自転車用表示灯、2はグローブ、3は基体、4はシール、5はネジ穴、6は発光体、7は電池である。 自転車用表示灯1を構成する主要部分は、基体3と、
    それに固着された透性のグローブ2と、基体3とグローブ2とによって囲まれた空間内に配設された電池7および発光体6とから成る。 グローブ2の基体3への固着は、螺合等の公知の固着手段によって行われる。 発光体6は電池7より給電されて発光する。 給電の開始は、グローブ2の螺合を最後まで強く行うことにより発光体6を電池7へ押しつけ、両者間に電気的接触を得ることにより行う。 給電の停止は、螺合を緩めて上記の接触を断つことにより、行われる。 なお、操作部が基体3の外に出たスイッチを、別途設けてもよい。 グローブ2の形状は、周辺より認識され易いように、
    出来るだけ基体3より突出していた方が望ましい。 グローブ2と基体3との境界部には、自転車用表示灯の内部に水が浸入しないようにするため、必要に応じてシール4が施される。 基体3はには後輪軸18の雄ねじと螺合するネジ穴5が切られている。 自転車用表示灯の取付けは、このネジ穴5を後輪軸18の露出している部分に螺合するだけで完了する。 取り付け作業には何らの道具も必要とせず、手だけで簡単に取り付けることが出来る。 発光体6には、例えば発光ダイオードが用いられる。 以上のように自転車の車軸の先端部分に自転車用表示灯を取り付けると、自転車に対して直角の方向に向いているドライバー等に対して、極めて有効な表示を行うことが出来る。 自転車用表示灯1内にIC(集積回路)の点滅回路を組み込めば、光を点滅させることが出来るが、従前の表示手段である前照灯や反射板では点滅を行うことは出来ないから、それらと比べた場合、表示効果は一段と向上する。 また、発光体6としての発光ダイオードの種類を変えたり、グローブ2の色を変えたりすることにより、発光色を変えることも出来るから、単なる表示のみに留まらず、アクセサリとしての効果も楽しむことが出来る。 色と点滅とを組み合わせれば、更にその効果は大となる。 取り付けが簡単であるだけに取り外しも簡単であるから、盗難の恐れもある。 また、車体の側方に突出しているから、混雑した自転車置場に置いたりする時には、他の自転車にぶつかって破壊される恐れがある。 そのような恐れがある場合には、自転車用表示灯1を手で外し、
    ポケット等にしまいこんでおくことも出来る。

    【発明の効果】

    以上述べた如く、本発明の自転車用表示灯によれば、
    次のような効果を奏する。 自転車側方への表示 本発明の自転車用表示灯は、自転車の車体方向に対して直角となっている車軸の先端に取り付けられるので、
    自転車に対して直角に向かっている者に対しての表示をすることが出来るようになる。 自転車が停止している時での表示 本発明の自転車用表示灯は、電池を内蔵しているので、自転車が停止していても点灯し、表示が出来る。 取り付けが簡単 車軸先端の既存の雄ねじ部を利用して螺合により取り付けるので、格別の取り付け部品や取り付け道具を要することなく、単に手で取り付けることが出来る。 自転車の装飾(アクセサリ) 自転車用表示灯の発光色や点滅動作を組み合わせることにより、自転車を装飾することが出来る。

    【図面の簡単な説明】

    第1図…本発明の自転車用表示灯を示す図 第2図…自転車の概要図 第3図…後輪軸部の拡大図 図において、1は、自転車用表示灯、2はグローブ、3
    は基体、4はシール、5はネジ穴、6は発光体、7は電池、10は自転車、11は前輪軸部、12は後輪軸部、13,14
    はフレーム、15は荷台支持棒、16は泥よけ支持棒、17はスタンド基部、18は後輪軸、19はナット、20は座金である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−50871(JP,U) 実開 昭54−156358(JP,U) 実開 平1−72405(JP,U) 実開 昭55−23985(JP,U) 実開 昭63−182942(JP,U) 実開 昭51−129083(JP,U) 実開 昭59−45128(JP,U) 実開 昭58−61646(JP,U) 実公 昭47−4333(JP,Y1) 実公 昭49−29587(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) F21Q 1/00 B60Q 1/26 B62J 6/00

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