Vehicle recognition device

申请号 JP2005047014 申请日 2005-02-23 公开(公告)号 JP2006232008A 公开(公告)日 2006-09-07
申请人 Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; 发明人 KATAYAMA MUTSUMI; KUSHIDA KAZUMITSU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vehicle recognition device, capable of exact recognition of a vehicle to be recognized in a short time with a simple image processing system, without the need for fitting a high-level image processing function on the recognizing vehicle side.
SOLUTION: A pair of right and left markers consisting of a first infrared marker 11 and a second infrared marker 12 are provided in a forward-looking manner on a surface of a reflecting mirror set in a pair of right and left winker lamps 4 (L, R). Moreover, a third infrared marker 13 is provided in a forward-looking manner at the lower position of the head lamp 3 of a front cowl 1. Thus, a virtual triangle 14 formed by connecting the respective infrared markers 11, 12 and 13 creates an inverted triangle with the head lamp 3 disposed inwardly.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • 自車両の存否を周囲に認識させる車両用被認識装置において、
    少なくとも3つの赤外マーカと、
    前記各赤外マーカを発光させる駆動回路とを具備し、
    3つの赤外マーカが、車両の正面視および背面視の少なくとも一方で仮想的な三角形の各頂点位置に配置され、
    前記3つの赤外マーカのうち第1および第2赤外マーカが、左右一対の車両構成部材のそれぞれに分散配置されたことを特徴とする車両用被認識装置。
  • 前記第1および第2赤外マーカが左右のサイドミラーに分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記第1および第2赤外マーカが左右のウインカランプに分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記第1および第2赤外マーカが左右のハンドルグリップの端部に分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記第1および第2赤外マーカが左右のウインカランプステーに分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記車両がフロントカウルを備え、前記第1および第2赤外マーカがフロントカウルの左右の端部近傍に分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記車両がハンドルカバーを備え、前記第1および第2赤外マーカがハンドルカバーの左右の端部近傍に分散配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用被認識装置。
  • 前記車両が左右方向に関する中央位置から天空へ向けて立設された支持部材を備え、当該支持部材の上部に第3赤外マーカが配置されたことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の車両用被認識装置。
  • 前記3つの赤外マーカを頂点とする三角形の内側に前照灯が配置されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の車両用被認識装置。
  • 5つの赤外マーカが、その一つを共通の頂点として対向する2つの仮想的な三角形の各頂点位置に配置されたことを特徴とする請求項ないし8のいずれかに記載の車両用被認識装置。
  • 说明书全文

    本発明は、自車両の存否を周囲に認識させる車両用の被認識装置に係り、特に、二輪車の存否を他車両に認識させるのに好適な車両用被認識装置に関する。

    二輪車の存在を後続車両や対向車両の運転者に認識させるため、二輪車に昼夜の区別なく前照灯の点灯を義務付けている地域がある。 また、自車両の存在を他車両に認識させて当該他車両に所定の制御処理を実行させたり、あるいはその逆に、他車両の存在を自車両で認識して当該自車両に所定の制御処理を実行させる車両認識システムが開発され、その一部が実現されつつある。

    特許文献1には、先行車両の車体後面に3つ以上の赤外線LEDを配置し、後続車両には先行車両の車体後面を撮影するカメラを設置し、後続車両のカメラで撮影された先行車両の赤外画像に基づいて、車間距離や相対的なヨーを計測する車両用の位置認識装置が提案されている。

    特開平10−115519号公報

    赤外光を利用した認識/被認識システムでは、認識側車両において撮像素子で検知された赤外光が車両認識用の発光素子から放出された正規の光信号であるか単なる外光であるかを正確かつ短時間で認識する必要があるために、高度な画像処理機能を備えた認識システムが必要となってしまう。

    また、特許文献1では、先行車両に被認識用の赤外線LEDを複数箇所に配置しなければならないが、先行車両や対向車両が二輪車であると赤外線LEDの設置スペースを確保することが難しいという技術課題があった。

    さらに、車両の美観を損なうことなく多数の赤外線LEDを設置するためには、高度なデザイン技術が要求されるという技術課題があった。

    本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、認識側車両に高度な画像処理機能を必要とせず、二輪車を被認識車両とする適用が容易であり、かつ被認識車両の美観やデザインを損なうことのない車両用被認識装置を提供することにある。

    上記した目的を達成するために、本発明は、自車両の存否を周囲に認識させる車両用被認識装置において、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
    (1)赤外光を出する少なくとも3つの赤外マーカと、前記各赤外マーカを発光させる駆動回路とを具備し、3つの赤外マーカが、車両の正面視および背面視の少なくとも一方で仮想的な三角形の各頂点位置に配置され、前記3つの赤外マーカのうち第1および第2赤外マーカが、左右一対の車両構成部材のそれぞれに分散配置されたことを特徴とする。
    (2)第1および第2赤外マーカが、左右のサイドミラー、左右のウインカランプ、左右のハンドルグリップ端部、左右のウインカランプステー、フロントカウルの左右端部近傍、あるいはハンドルカバーの左右端部近傍に分散配置されたことを特徴とする。
    (3)3つの赤外マーカを頂点とする三角形の内側に前照灯が配置されるようにしたことを特徴とする。

    本発明によれば、以下のような効果が達成される。
    (1)3つの赤外マーカが、平視で仮想的な三角形の各頂点位置に分散配置されるようにしたので、当該車両を撮影した赤外映像上で検知される赤外光が赤外マーカのものであるか、あるいは他の外光のものであるかを容易に識別できるようになる。
    (2)3つの赤外マーカのうちの2つが、左右一対の車両構成部材のそれぞれに配置されるようにしたので、2つの赤外マーカを、その設置スペースや取付部材等を別途に用意することなく、左右方向に簡単に分散配置できるようになる。
    (3)3つの赤外マーカを頂点とする三角形の内側に前照灯が配置されるようにしたので、輝度が高く認識し易い前照灯の位置を基準にして、その周囲を優先的に検索すれば、赤外マーカを簡単かつ素早く認識できるようになる。

    以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。 図1は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第1実施形態の正面図である。

    車体前部にはフロントカウル1が取り付けられ、その上部で開放されたV字状あるいはU字状の切欠き部に透明のスクリーン2が取り付けられている。 フロントカウル1の中央先端部には前照灯3が装備され、フロントカウル1の両端部には、前記前照灯3を挟んで左右一対のウインカランプ4(L,R)がそれぞれ装備されている。 前照灯3およびウインカランプ4は、いずれも保安基準を満足する車両灯火器である。 左右のハンドルグリップ5(L,R)の根元には、左右一対のサイドミラー6(L,R)がそれぞれ装着されている。

    さらに、本実施形態では前記左右一対のウインカランプ4(4L,4R)内の反射鏡面に、第1赤外マーカ11および第2赤外マーカ12が設置されている。 前記各赤外マーカ11,12は近赤外LEDを光源とする自発光マーカであり、単一のLEDのみで構成されていても良いし、あるいは複数のLEDを集積あるいは集合させて構成されていても良い。 前記各赤外マーカ11,12は、図示しない駆動回路により電流駆動されて発光する。

    さらに、本実施形態ではフロントカウル1の前記前照灯3の下方位置にも、第3赤外マーカ13が車体前方を指向して設けられている。 したがって、当該車両の正面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ11,12,13を頂点として内側に前照灯3が配置された逆三角形14が認識されることになる。

    本実施形態によれば、3つの赤外マーカ11,12,13が、車体の正面視で仮想的な三角形の各頂点位置に分散配置されるので、当該車両を撮影した赤外映像上で検知される赤外光が赤外マーカのものであるか、あるいは他の外光のものであるかを容易に識別できるようになる。

    また、本実施形態では3つの赤外マーカ11,12,13を頂点とする三角形14の内側に前照灯3が配置されるようにしたので、輝度が高く認識し易い前照灯3の位置を基準にして、その周囲を優先的に検索すれば、赤外マーカを簡単かつ素早く認識できるようになる。

    さらに、本実施形態によれば、第1および第2赤外マーカ11,12が、左右一対の車両構成部材であるウインカランプ4(4L,4R)内にそれぞれ配置されるので、2つの赤外マーカ11,12を、その設置スペースや取付部材等を別途に用意することなく、車体の左右方向に簡単に分散配置できるようになる。

    なお、本実施形態のように、第1および第2赤外マーカ11,12をウインカランプ4に設けるのであれば、次のような変形が可能である。 すなわち、上記した実施形態では、ウインカランプ4の光源と赤外マーカの光源(LED)とが同一の灯体内に収容されるものとして説明したが、別々の灯体内に収容されて隣接配置されるようにしてもよい。 また、各光源が同一の灯体内に収容される場合、ウインカランプ4のレンズは、ウインカランプ4の光源部分と赤外マーカの光源(LED)部分とで分離されていてもよいし、あるいは一体化されていてもよい。 ウインカランプ4を分離するのであれば、赤外マーカのレンズは可視光に対して不透明とし、光源が外観上不可視とすることができる。

    さらに、ウインカランプ4の光源と赤外マーカの光源とを同一の灯体内に収容する場合、光源間に隔壁を設けるようにすれば、ウインカランプ4の光源に含まれる赤外光成分によって赤外マーカの光源から出力される近赤外成分がマスキングされてしまうことを防止できる。

    このような構成によれば、第1赤外マーカ11および第2赤外マーカ12が既存の灯火器と一体的に構成されているので、第1赤外マーカ21および第2赤外マーカ22の存在によって車両の美観やデザインが損なわれてしまうことがない。

    図2は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第2実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、前記第1実施形態において左右一対のウインカランプ4(L,R)内に設置された第1赤外マーカ11および第2赤外マーカ12の代わりに、前記フロントカウル1の左右両端部の近傍であって前照灯3よりも高い位置に、車体前方を指向して左右一対の第1赤外マーカ21および第2赤外マーカ22が設置されている。 第3赤外マーカ23は、上記した第1実施形態と同様に、フロントカウル1の前記前照灯3の下方位置に設置されている。

    本実施形態でも、当該車両の正面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ21,22,23を頂点として内側に前照灯3が配置された逆三角形24が認識されることになる。 また、2つの赤外マーカ21,22を、その設置スペースや取付部材等を別途に用意することなく、車体の左右方向に簡単に分散配置できるようになる。

    図3は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第3実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面(鏡面の裏側)に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ31および第2赤外マーカ32がそれぞれ設けられている。 さらに、フロントカウル1の前記前照灯3の下方位置にも、上記した第1および第2実施形態と同様に、第3赤外マーカ33が車体前方を指向して設けられている。

    本実施形態でも、当該車両の正面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ31,32,33を頂点として内側に前照灯3が配置された逆三角形34が認識されることになる。

    なお、本実施形態のように、第1および第2赤外マーカ31,32をサイドミラー6に設けるのであれば、次のような変形が可能である。 すなわち、第1および第2赤外マーカ31,32をサイドミラー6の縁部に設け、各マーカを車両の前方から見込んだ場合のみならず背面から見込んだ場合も同様に認識できるようにすれば、車両の前後に各赤外マーカを別々に設ける必要がなくなる。 また、サイドミラー6は空力特性を考慮して流線形状に加工されている場合があり、この場合、ミラーの背後に形成される空間に赤外マーカの駆動回路を収容してもよい。

    本実施形態によれば、車体の左右方向に大きく離間されたサイドミラー6に第1および第2赤外マーカ31,32が配置されるので、2つの赤外マーカ31,32を、その設置スペースや取付部材等を別途に用意することなく、車体の左右方向に大きく離間して配置できるようになる。 また、サイドミラー6はデザイン的に車体と一体化されていない場合が多いので、サイドミラー6に赤外マーカを設ければ美観やデザインが損なわれることもない。

    なお、本実施形態では赤外マーカ31,32をサイドミラー6に設けるものとして説明したが、サイドミラー6を車体に支持させるためのステー部分に設けてもよい。

    図4は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第4実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、左右のハンドルグリップ5の端部に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ41および第2赤外マーカ42が設けられている。 さらに、フロントカウル1の前記前照灯3の下方位置にも、上記した第1ないし第3実施形態と同様に、第3赤外マーカ43が車体前方を指向して設けられている。

    本実施形態でも、当該車両の正面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ41,42,43を頂点として内側に前照灯3が配置された逆三角形44が認識されることになる。 また、2つの赤外マーカ41,42を、その設置スペースや取付部材等を別途に用意することなく、車体の左右方向に簡単に分散配置できるようになる。 さらに、第1および第2赤外マーカ41,42をハンドルグリップ5に設ければ、特に操角が大きくなる低速走行時に、その操舵方向に位置している被認識装置で各赤外マーカを容易に認識できるようになる。

    図5は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第5実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、上記した第3実施形態と同様に、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ51および第2赤外マーカ52が設けられている。 さらに、フロントカウル1の前照灯3の上方位置に、第3赤外マーカ53が車体前方を指向して設けられている。

    本実施形態では、当該車両の正面視の赤外映像において、第1ないし第3赤外マーカ51,52,53を頂点とする逆三角形54が前照灯3の上方で認識されることになる。

    図6は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載されたスクータ型自動二輪車の第6実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、上記した第3,第5実施形態と同様に、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ61および第2赤外マーカ62が設けられている。 さらに、本実施形態では車体の左右方向に関する中央位置から天空へ向けて支持部材60が立設され、その上部に車体前方を指向して第3赤外マーカ63が設置されている。

    本実施形態では、当該車両の正面視の赤外映像において、第1ないし第3赤外マーカ61,62,63を頂点とする成立三角形64が前照灯3の上方で認識されることになる。 また、本実施形態によれば、赤外マーカの一つを高所に配置できるので、その被認識性が向上する。

    なお、上記した各実施形態では赤外マーカを3箇所に分散配置し、車両を正面から見込んだ際に各赤外マーカを頂点とする三角形が仮想的に形成されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、赤外マーカを4箇所またはそれ以上の箇所に分散配置するようにしても良い。

    図7は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第7実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ71および第2赤外マーカ72が設けられている。 さらに、左右一対のウインカランプ4(L,R)内の反射鏡面に、第3赤外マーカ73および第4赤外マーカ74が設置されている。

    本実施形態では、当該車両の正面視の赤外映像において、第1ないし第4赤外マーカ71,72,73,74を頂点とした台形75が前照灯3の上方で認識されることになる。

    図8は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載されたスクータ型自動二輪車の第8実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面に第1赤外マーカ81および第2赤外マーカ82が設置されている。 また、上記した第6実施形態と同様に、車体の左右方向に関する中央位置から天空へ向けて支持部材80が立設され、その上部に車体前方を指向して第3赤外マーカ83が設置されている。 さらに、上記した第1,第2,第3実施形態と同様に、フロントカウル1の前記前照灯3の下方位置に第4赤外マーカ84が車体前方を指向して設けられている。

    本実施形態では、当該車両の正面視の赤外映像において、第1ないし第4赤外マーカ81,82,83,84を頂点とした縦長の菱形85が前照灯3の上方で認識されることになる。

    図9は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載されたスクータ型自動二輪車の第9実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、左右のサイドミラー6(L,R)の裏面に、車体前方を指向して一対の第1赤外マーカ91および第2赤外マーカ92が設けられている。 また、前記フロントカウル1の左右両端部の近傍であって前照灯3よりも低い位置に、車体前方を指向して左右一対の第3赤外マーカ93および第4赤外マーカ94が設置されている。 さらに、フロントカウル1の前照灯3の上方位置に、第5赤外マーカ95が車体前方を指向して設けられている。

    本実施形態では、当該車両の正面視の赤外映像において、第5赤外マーカ95を共有して対向する2つの三角形91,92,95および93,94,95が認識されることになる。

    本実施形態によれば、5つの赤外マーカを頂点とする図形の形状が特異的なので、赤外映像上に現れる赤外光源が赤外マーカおよびその他の外光のいずれであるかを容易に識別できるようになる。

    上記した各実施形態では、フロントカウル1を備えた二輪車を例にして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、フロントカウルを備えていない自動二輪車へも同様に適用できる。

    図10は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載された自動二輪車の第10実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    フロントカウルを備えていない自動二輪車であれば、左右のウインカランプ4(L,R)を支持する左右一対のウインカステー101(L,R)、メータユニット102、ハンドルステー103、左右一対のハンドルパイプ104(L,R)等に前記赤外マーカを分散配置しても良い。

    図11は、本発明に係る車両用の被認識装置が搭載されたスクータ型自動二輪車の第11実施形態の正面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、ハンドルの中央部を覆うように設けられたハンドルカバー8の左右に、それぞれ第1および第2赤外マーカ111,112が設けられ、フロントカバー9の先端中央部分に第3赤外マーカ113が設置されている。

    本実施形態でも、当該車両の正面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ111,112,113を頂点とする逆三角形114が認識されることになる。

    なお、上記した各実施形態では、赤外マーカを車両の正面に設けるものとして説明したが、車両の背面から認識できるように設けても良い。

    図12は、赤外マーカを車両後部に設けた第12実施形態のは背面図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。

    本実施形態では、リヤカウル128の中央部に尾灯124が装備されると共に、この尾灯124の下方に左右一対のウインカランプ125(L,R)が装備されている。 尾灯124の左右両脇には第1および第2赤外マーカ121,122が離間して設置され、ナンバープレートホルダ126の下側中央部に第3赤外マーカ123が設置されている。

    本実施形態でも、当該車両の背面視の赤外映像では、第1ないし第3赤外マーカ121,122,123を頂点とする逆三角形129が認識されることになる。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第1実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第2実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第3実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第4実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第5実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第6実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第7実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第8実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第9実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第10実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載されたスクータ型自動二輪車の第11実施形態の正面図である。

    本発明に係る車両用被認識装置が搭載された自動二輪車の第12実施形態の背面図である。

    符号の説明

    1…フロントカウル,2…スクリーン,3…前照灯,4,9…ウインカランプ,5…グリップ,6…サイドミラー,11…第1赤外マーカ,12…第2赤外マーカ,13…第3赤外マーカ

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