Rearview mirror device

申请号 JP2002356657 申请日 2002-12-09 公开(公告)号 JP4086227B2 公开(公告)日 2008-05-14
申请人 本田技研工業株式会社; 发明人 國明 新川;
摘要
权利要求
  • 車体に取り付けられるミラーハウジングを有する 自動二輪車のバックミラー装置において、
    車体後方に向けて 前記ミラーハウジングに装着したミラーと、
    車体前方に向けて 前記ミラーハウジングに装着した フィラメント電球を灯体とするウィンカおよび 発光ダイオードを灯体とするポジションランプとを備え
    前記ベースに形成されたリフレクタ面に前記フィラメント電球が取り付けられ、前記リフレクタ面に隣接するベースの部位には、基板を介して前記発光ダイオードが取り付けられていることを特徴とする 自動二輪車のバックミラー装置。
  • 前記ウィンカが方向指示のため点滅しているときには、前記ポジションランプが消灯されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のバックミラー装置。
  • 前記発光ダイオードが、複数設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車のバックミラー装置。
  • 前記ウィンカが前記ポジションランプに対して車体幅方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車のバックミラー装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、バックミラー装置に係り、特に、ポジションランプを有するバックミラー装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    自動二輪車等、車両には後方確認に使用されるバックミラーが設けられる。 バックミラーにウィンカを設ける試みもなされている。 例えば、特許第3162418号の明細書には、可倒式バックミラーにウィンカを組み込んだ自動二輪車が開示されている。
    【0003】
    また、1個の電球に主/副のフィラメントを設け、一方のフィラメント(主側)をウィンカに使用し、他方のフィラメント(副側)をポジションランプに使用する灯火装置が知られる。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    自動二輪車において、ポジションランプは車幅の中央部に設けられる。 したがって、ポジションランプによって車両の存在を表示することはできるが、車幅を表示するのには不十分である。
    【0005】
    主/副のフィラメントを設けた電球をバックミラーに組み込んで、副のフィラメントを点灯させてポジションランプとし、これにより車幅を表示することが考えられる。 しかし、1個の電球に主/副のフィラメントを設けた場合、一方のフィラメントが切れると、他方のフィラメントが正常であっても電球の交換が必要となる。 すなわち、両フィラメントの寿命が同じであるとして、それぞれ独立の電球を使用した場合と比べて、全体の寿命は二分の一になる。
    【0006】
    本発明の目的は、電球の実質的な寿命を長くし、かつ車幅の視認性を高めることができるバックミラー装置を提供することにある。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    前記目的を達成するために、本発明は、車体に取り付けられるミラーハウジングを有するバックミラー装置において、前記ミラーハウジングが、車体後方に向けて装着したミラーと、車体前方に向けて装着したウィンカおよびポジションランプとを備えている点に第1の特徴がある。
    【0008】
    また、本発明は、前記ウィンカの灯体がフィラメント電球であり、前記ポジションランプの灯体が発光ダイオードである点に第2の特徴がある。
    【0009】
    さらに、本発明は、前記ウィンカが方向指示のため点滅しているときには、前記ポジションランプが消灯される点に第3の特徴がある。
    【0010】
    上記特徴によれば、ポジションランプによって、車幅の視認性を高めることができる。 また、第2の特徴によれば、ウィンカおよびポジションランプをそれぞれ独立の灯体で構成したので、故障の際には、当該故障灯体のみを交換すればよい。
    【0011】
    第3の特徴によれば、ウィンカ使用時には、ポジションランプを消灯させられるので、ウィンカの点滅動作を確認しやすい。 特に、輝度の高い発光ダイオードからなるポジションランプを消灯することで、一層、ウィンカの光が強調される。
    【0012】
    【発明の実施の形態】
    以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。 図2は、本発明の一実施形態に係るバックミラー装置を含む自動二輪車の側面図、図3は要部正面図である。 なお、以下の説明中、「前」、「後」、「前方」、「後方」、ならびに「左」、「右」等の用語は、車体を基準にしたものである。 図2,3において、自動二輪車100は、車体前方に位置するヘッドパイプ110と、ヘッドパイプ110から後下方に延びるメインフレーム111と、メインフレーム111の下端に前端が結合され後方に延びるロアフレーム112とからなる車体フレームを備える。 ロアフレーム112の後部はさらに立ち上げられて後部フレーム113を形成する。
    【0013】
    ヘッドパイプ110に連結されるトップブリッジにはハンドル1が設けられる。 ヘッドパイプ110から下方に延びるフロントフォーク114によって前輪FWが支持される。 メインフレーム111とロアフレーム112との間にエンジンEが搭載される。 エンジンEは冷4気筒エンジンであり、前方にはラジエータ105が設けられる。
    【0014】
    車体フレームから後方に延びるステー106に後輪RWが支持され、後輪RWにはエンジンEから変速機やクラッチを介して動が伝達される。 エンジンEの排気管41は、後方に延びてマフラ42に連結される。 マフラ42は車体左右にそれぞれ設けられる。
    【0015】
    エンジンEの上方には燃料タンク108が設けられ、燃料タンク108の後方で後部フレーム113の上方にはシート109が位置し、シート109の下方は後部カバー115で覆われる。 後部カバー115の後部には尾灯装置118が取り付けられる。 車体の前部はカウル4で覆われ、カウル4の前部にはヘッドライト5が内蔵される。 また、カウル4の上部にはウインドシールド117が設けられ、ウィンドシールド117には左右に振り分けて配置されるバックミラー装置2,3が設けられる。
    【0016】
    次に、前記バックミラー装置2,3の構成を詳細に説明する。 バックミラー装置2,3は車体の左右に左右対称のものがそれぞれ取り付けられるので、以下は、車体右側のバックミラー装置2によって両者を説明する。 図1は、バックミラー装置2の前方斜視図、図4は同断面図、図5は後方斜視図である。 後方斜視図においてはミラーを取り外した分解図として示す。 前記ハンドル1に装着されるアーム21には、ミラーハウジング6が設けられ、ミラーハウジング6の背面つまり車体前方側の面には、ウィンカ7とポジションランプ8とが設けられる。
    【0017】
    ミラーハウジング6内には、該ミラーハウジング6に対してビス9,10で固定されたベース11が設けられる。 ベース11には、1組2種類の灯体が取り付けられる。 一つはウィンカ7用のフィラメント電球71であり、他の一つはポジションランプ8用の発光ダイオード(LED)81である。 LED81はビス12によってベース11に固定される基板13に取り付けられる。 LED81は複数(この例では2個)設けるのがよい。 電球71はベース11に固定されるホルダ14に差し込まれ、カプラ15を通じて図示しないバッテリから電力が供給される。 ベース11の、電球71が配置される区画の壁面は、電球71の光を前方に反射するリフレクタ面である。
    【0018】
    電球71およびLED81の前部はレンズ72および82によってそれぞれ覆われる。 レンズ72,82はベース11に形成された溝16にはめ込まれる。 溝16内にはシール部材17が配置される。 レンズ72はレンズ82より大型であり、車体中央寄りに配置されるポジションランプ用のレンズ82の周りの大半を取り囲むように形状が決定されている。
    【0019】
    図5には、ミラーを外した状態が図示されていて、図示しないミラーはミラーハウジング6の周縁61の内側にはめ込まれる。
    【0020】
    上記構成のバックミラー装置を備えた自動二輪車は、通常の走行時または停車時にはヘッドライト5およびポジションランプ8が点灯される。 そして、右折および左折時等、方向指示を行う場合には、ウィンカ7が点滅し、このときにはポジションランプ8は消灯せられる。
    【0021】
    このように、ポジションランプ8を車体左右に張り出したバックミラー装置に設けたので、車幅の視認性が高められるし、ウィンカとポジションランプ8とは、独立した灯体であるので、故障に際しては、故障の大きいフィラメント電球71だけを交換すればよい。 したがって、それぞれの灯体はそれぞれの寿命を全うするまで無駄なく使用できる。
    【0022】
    【発明の効果】
    以上の説明から明らかなとおり、請求項1〜3の発明のバックミラー装置を取り付けた自動二輪車では、バックミラー装置に設けられたポジションランプにより容易に車幅を認識できる。 また、灯体が故障した場合に、故障の大きいフィラメント電球71だけを交換すればよいので、無駄がない。 さらに、ウィンカ動作時はポジションランプを消灯させることにより、ウィンカの認識を容易にすることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 本発明の一実施形態に係るバックミラー装置の前方斜視図である。
    【図2】 本発明の一実施形態に係るバックミラー装置を含む自動二輪車の側面図である。
    【図3】 本発明の一実施形態に係るバックミラー装置を含む自動二輪車の要部正面図である。
    【図4】 本発明の一実施形態に係るバックミラー装置の断面図である。
    【図5】 本発明の一実施形態に係るバックミラー装置の後方斜視図である。
    【符号の説明】
    1…ハンドル、 2,3…バックミラー装置、 6…ミラーハウジング、 7…ウィンカ、 8…ポジションランプ、 11…ベース、 71…電球、 72,82…レンズ、 81…LED

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