内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー

申请号 JP2015001319 申请日 2015-03-20 公开(公告)号 JP3198514U 公开(公告)日 2015-07-09
申请人 三圓模型企業有限公司; 发明人 陳英宗;
摘要 【課題】乗り物に用いられるとともに、バックミラーとウインカー機能を兼ね備えることで、走行時の安全性を向上する、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーを提供する。 【解決手段】バックミラーの外蓋20は、透光可能な素材からなるとともに、外蓋20表面にはスパッタリング膜22が形成される。バックミラー外蓋20内部には、ランプケース30が設けられるとともに、ランプケース30は固定部品によってバックミラーの鏡台座40後方に固定される。更に、電源コード35がバックミラーステー10から延伸してランプ台座34と接続されることにより、鏡台座40とランプケース30が嵌め合わされて固定される。以上により、バックミラーは、未通電時には、外蓋表面が高い質感の鏡面仕上げの電気メッキ面を呈し、ウインカー切換による通電時には、電球の 光源 が外蓋20のスパッタリング膜22から透けて射出されて車両前方のウインカーとなる。 【選択図】図1
权利要求

バックミラーステーと、外蓋と、ランプケースと、鏡台座とからなる、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーであって、 前記外蓋は、透光可能な素材からなるとともに、外表面に透光部が設けられ、 前記透光部は、スパッタリング工法が用いられてなるとともに、光源が後側から透けて射出されるように、前記外蓋表面にスパッタリング膜を形成し、 前記ランプケースには、貫通した嵌合孔が設けられて、電球とランプ台座が後端から差込まれ、 前記ランプ台座は、前記嵌合孔に嵌め合わされて固定されるとともに、前記ランプ台座後端には電源コードが接続され、 更に前記ランプケースは、外周縁に複数の螺合孔が設けられて、ネジによって前記外蓋に螺合され、 前記鏡台座は、前記ランプケースに結合されるとともに、前記鏡台座表面には反射鏡が設けられることを特徴とする、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。前記外蓋内部には、前記ランプケースを螺合するための複数の螺合孔が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。前記外蓋は、少なくとも一つの所定の範囲に透光部が設けられ、 前記透光部は、スパッタリング工法が用いられてなるとともに、前記外蓋表面にスパッタリング膜を形成し、 前記スパッタリング膜の膜厚は、0.1μm〜1μmの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。前記バックミラーステーの一端は、バックミラーの前記外蓋と結合されることを特徴とする、請求項1に記載の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。前記ランプケースの一端には、ネジボスと球形内側凹面が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。前記鏡台座の底面には、球形外側凸面が設けられ、 前記球形外側凸面には、貫通した通孔が設けられ、 更に前記鏡台座は、前記球形外側凸面によって、前記ランプケースの前記球形内側凹面と互いに接続されるとともに、前記ネジボスが前記通孔に貫設された後、皿ワッシャー・バネ・ネジが前記ネジボスに螺合されることにより、組合されて固定されることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラー。

说明书全文

本考案は、バックミラーに関し、特に、車・バイク・電動自転車・福祉車両といった乗り物に使用されるとともに、乗り物のバックミラー外蓋にスパッタリング工法が施されて高い質感と美観を備えた電気メッキの表面をなし、且つバックミラー外蓋はウインカー電源がオンになった時、特殊処理によって形成されたスパッタリング膜からウインカー点灯光が透けて射出されることにより、バックミラーが後方を映すという機能だけでなく、車両前方から視認可能なウインカーとしての機能を兼ね備えることが可能になる、科学技術・ファッション性と安全性を備えた、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーに関する。

一般的な乗り物には通常、バックミラーが備えられている。例えばバイクのバックミラーの場合、バイクの乗り手は、鏡が後方を映すことを利用して、走行中にバイク後方両側の車両の動向を視認し、これを走行路線や方向を切換える際に参考することが出来るため、車両走行における安全性向上の効果を備えている。

しかし、市場で見られるバイク用バックミラーは、いずれも単純な鏡としての機能しか備えておらず、その他にウインカー装置が加えられたバックミラーの構造はない。また、自動車用バックミラーは、体積が比較的大きいため、ウインカーが設けられた構造も存在している。例えば、ある自動車用バックミラーは、外蓋表面上にウインカー灯が加えられた構造であり、バックミラー本体の外蓋表面上には、LEDソフトネオンが設けられ、LEDソフトネオンには複数個のLED電球が設けられる。更に、LEDソフトネオンの各LED電球は、車両ウインカーがオンになった時に合わせて通電して点滅光を発する。これにより、車両走行時において、両サイドへ方向転換する際の警告表示をして、両側を行き来する車両や通行人に注意を促すことができる。従来の前記自動車用バックミラーにはLED電球が使用されているが、この理由は主に、LED電球の体積が小さく、LEDソフトネオンの露出部分が大き過ぎてバックミラーの輪郭線が不自然な形状になることがないためである。しかしながら、LED電球の光源は、直接外向きに投射されて強い光線を発するため、他のドライバーや通行人が不快な眩しさを感じやすく、車両走行の安全に影響を与えてしまう。また外観上においても、LEDソフトネオンやLED電球が一つ一つバックミラーのケース表面上に露出しているため、美的効果に欠ける。

上記の問題点に鑑み、本考案は、ウインカーとバックミラーの機能を同時に兼ね備えた新しいバックミラー、即ち、外観において、通常時には、バックミラー背面の外蓋表面が電気メッキ加工による精緻な質感の鏡面を呈するとともに、車両ウインカーの電源がオンの時には、内部に設けられた電球から生じた光が外蓋の特殊加工電気メッキ膜から透けて射出されることで車両前方におけるウインカー表示灯の効果が得られ、以上により、方向転換の警告作用と独特な新鮮感を兼ね備えることが可能な、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーを提供することを目的とする。

また本考案は、限られた厚さのバックミラーに設けられたウインカー用電球について、一般的なタングステン電球を使用して、発せられるウインカーの照明色を優しい色合いにすることにより、LED電球の光源のように直接外へ射出されて強い光線を生じ反対車線のドライバーや通行人の目を刺激してしまうということがなく、車両走行時の安全性を向上することが可能な、内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーを提供することを目的とする。

上述の目的を達成するために、本考案の内蔵型透光ウインカー兼用バックミラーは、外蓋と、ランプケースと、鏡台座とからなる。前記外蓋は、透光可能な素材からなるとともに、外表面に透光部が設けられる。更に前記透光部は、スパッタリング工法が用いられることにより、前記外蓋表面にスパッタリング膜を形成するとともに、光源が後側から透けて射出される。前記ランプケースには、貫通した嵌合孔が設けられて、電球とランプ台座が後端から差込まれる。前記ランプ台座は、前記嵌合孔に嵌め合わされて固定されるとともに、前記ランプ台座後端には電源コードが接続される。更に前記ランプケースは、外周縁に複数の螺合孔が設けられて、ネジによって前記外蓋に螺合される。前記鏡台座は、前記ランプケースに結合されるとともに、前記鏡台座表面には反射鏡が設けられる。

このうち、前記ランプケース底面には、球形外側凸面が設けられ、球形外側凸面には貫通した通孔が設けられる。更に鏡台座は、前記球形外側凸面によって、ランプケースの球形内側凹面と互いに接続されるとともに、ネジボスが前記通孔に貫設された後、皿ワッシャー・バネ・緩み止めワッシャー・ネジがネジボスに螺合されることにより、組合されて固定される。

以上の構造によってなる本考案は、バックミラーが後写鏡の機能に加えて、車両前方のウインカーをなすことにより、車両走行の安全性を向上することができる。また、鏡台座が適度に回転された時、鏡台座とランプ台座が対応しているため、ズレの調整が可能であり、例えばバイクの乗り手が自分の手でバックミラーに映る度を適宜調整することが出来る。

本考案の構造を示した分解図である。

本考案の電球とランプケースの組合せを示した概略図である。

本考案の組立後の外観を示した後方視図である。

本考案の組立後の外観を示した前方視図である。

本考案をバイクに取付けた様子を示した正面図である。(図中左側のウインカーは点滅して警告効果を発している状態、右側は未点滅時における電気メッキ面を呈した状態である。)

本考案の実施例について、図1を参照する。本考案は、バックミラーステー10と、外蓋20と、ランプケース30と、鏡台座40とからなる。バックミラーステー10一端には、ボルト11が設けられることにより、乗り物(例えばバイクのハンドル)と螺合される。バックミラーステー10他端には、バックミラーの外蓋20が結合される。外蓋20は、透光可能な素材からなるとともに、外表面には透光部Aが設けられる。更に外蓋20内部には、ランプケース30を螺合するための複数の螺合孔21が設けられる。また、外蓋20表面全体は、電気メッキ加工が施され、高い質感を備えることが可能である。或いは、同時に少なくとも一つの所定の範囲に透光部Aが設けられる。透光部Aは、スパッタリング工法が用いられて、外蓋20表面にスパッタリング膜22を形成する。膜厚は、0.1μm〜1μmの範囲であり、この厚さにより、外蓋20が電気メッキの高い質感を備えるだけでなく、光源が後側から透けて射出されるため、望ましい使用効果を得ることが出来る。

図1、図2を参照する。ランプケース30には、貫通した嵌合孔31が設けられ、電球33とランプ台座34が後端から差込まれることにより、ランプ台座34が嵌合孔31に嵌め合わされて固定される。ランプ台座34後端には、電源コード35が接続される。ランプケース30外周縁には、複数の螺合孔32が設けられ、ネジ36が螺合孔32に貫設されることにより、ランプケース30が外蓋20に螺合される。また電球33は、スパッタリング膜22を有する透光部Aと対応する位置に設けられているため、通電して発光した時、スパッタリング膜22からウインカー光が透けて射出される。更にランプケース30一端には、ネジボス37と球形内側凹面38が設けられる。

図1を参照する。鏡台座40は、底面に球形外側凸面41が設けられ、球形外側凸面41には貫通した通孔42が設けられる。鏡台座40は、球形外側凸面41によってランプケース30の球形内側凹面38と互いに接続されるとともに、ネジボス37が通孔42に貫設された後、皿ワッシャー50・バネ51・緩み止めワッシャー52・ネジ53がネジボス37に螺合されることにより、組合されて固定される。以上により、鏡台座40が適度に回転された時、鏡台座40とランプ台座30が対応して、ズレの調整が可能となるため、例えばバイクの乗り手が自分の手でバックミラーに映る角度を適宜調整することが出来る。

図3、図4を参照する。図は、本考案の組立後を示した外観図である。バックミラーステー10・外蓋20・ランプケース30・鏡台座40・皿ワッシャー50・バネ51・緩み止めワッシャー52・ネジ53を全て組合せた後、鏡台座40の外表面に反射鏡60を貼り合せることにより、後方の道路状況を映すためのバックミラーをなす。加えて本考案は、バックミラー前方にスパッタリング表面処理が施されることにより、スパッタリング膜22に電球33が隠されるとともに、通電時に電球33が発光して生じたウインカー光が透けて射出される。以上により、高い科学技術とファッション性を備えるとともに、透光可能且つ金属質感の電気メッキ表面を有した、バックミラーの構造をなす。

図5を参照する。以上により、バックミラー内の電球33が発光していない時、バックミラーの外観は、全体的に高い質感を備えた鏡面仕上げの電気メッキ面を呈する。また、バイク70の走行中にウインカーが切換えられて通電した時、バックミラーの外蓋20におけるスパッタリング膜22を通して、内蔵された電球33の発する警告光が透けて射出される。以上により、発光効果を備えたバックミラーが形成され、科学技術・ファッション性・安全性を兼ね備えた飾り板の構造をなす。

A 透光部 10 バックミラーステー 11 ボルト 20 外蓋 21 螺合孔 22 スパッタリング膜 30 ランプケース 31 嵌合孔 32 螺合孔 33 電球 34 ランプ台座 35 電源コード 36 ネジ 37 ネジボス 38 球形内側凹面 40 鏡台座 41 球形外側凸面 42 通孔 50 皿ワッシャー 51 バネ 52 緩み止めワッシャー 53 ネジ 60 反射鏡 70 バイク

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