鞍乗型車両の電源供給構造

申请号 JP2015508602 申请日 2014-03-26 公开(公告)号 JP5965055B2 公开(公告)日 2016-08-03
申请人 本田技研工業株式会社; 发明人 川井田 想良; 三ツ川 誠; 江波戸 香織; 山中 伯純;
摘要
权利要求

車体フレーム(10)と、前記車体フレーム(10)の前部に設けられ、前輪(WF)を操自在に軸支するヘッドパイプ(11)を少なくとも覆うフロントカバー(60)と、収納部(80)と、前記収納部(80)に設けられ、外部機器(99)に電源を供給するアクセサリーソケット(90)と、を備える鞍乗型車両(1)の電源供給構造において、 前記収納部(80)は、前記フロントカバー(60)のシート(27)寄りに設けられ、前記収納部(80)の後側を開閉する開閉蓋(621)、及び前記開閉蓋(621)に対向して前方に配置される奥壁(83)を備え、前記アクセサリーソケット(90)は、前記奥壁(83)に配置され、前記奥壁(83)は、前記アクセサリーソケット(90)の下方に隣接した位置に、前記アクセサリーソケット(90)の軸線(901)と直交する面(83a、904)に対して前方へ屈曲する屈曲部(831)を有し、 前記軸線(901)は、後上方に向かって伸び、前記開閉蓋(621)によって閉じられる開口部(811)内を通過する、鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記収納部(80)は、前記開閉蓋(621)によって閉じられる開口部(811)よりも下方に底壁(82)を備える、請求項1に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記収納部(80)の側壁において前記開口部(811)を隣接した位置に、前記開口部(811)の幅方向の外側に向かって上下に伸びる溝部(851)を備える、請求項1に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記溝部(851)は、側面視でV字型に形成される、請求項3に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記開閉蓋(621)は、爪部(623)を備え、前記爪部(623)と係合して前記開閉蓋(621)を閉じ位置に固定する孔部(624)は、前記開口部(811)の上方に設けられ、前記孔部(624)の内側に隣接して、ブレーキ用のリザーブタンク(72)が設けられる、請求項1〜4いずれか1項に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記アクセサリーソケット(90)は、前記収納部(80)の前記奥壁(83)の外側にコネクタ部(92)を備え、前記コネクタ部(92)の上方に庇部(832)が設けられる、請求項1〜5いずれか1項に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記収納部(80)は、前記フロントカバー(60)の左右いずれか一側に設けられ、前記アクセサリーソケット(90)は、前記開口部(811)に対して、車幅方向に他側にオフセットして設けられる、請求項1〜6いずれか1項に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記収納部(80)の前記奥壁(83)の外側における前記アクセサリーソケット(90)の下方に、補機(95)が設けられる、請求項1〜7いずれか1項に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。前記収納部(80)の前記溝部(851)の奥に位置する側壁の外側に、補機(71)が設けられる、請求項3又は4に記載の鞍乗型車両(1)の電源供給構造。

说明书全文

本発明は、鞍乗型車両の電源供給構造に関する。

従来から、鞍乗型車両のシートの下側に収納ボックスを設けて、収納ボックスの内部にアクセサリーソケットを設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。

特開2009−040087号公報

鞍乗型車両には、フロントのグローブボックスを備えたものもある。フロントのグローブボックスにアクセサリーソケットを設ける場合には、ソケットの使い勝手を考慮した構造にする必要がある。

本発明は、フロントのグローブボックスに使い勝手を考慮してアクセサリーソケットを設けることのできる鞍乗型車両の電源供給構造を提供することを目的とする。

発明は、車体フレームと、前記車体フレームの前部に設けられ、前輪を操自在に軸支するヘッドパイプを少なくとも覆うフロントカバーと、収納部と、前記収納部に設けられ、外部機器に電源を供給するアクセサリーソケットと、を備える鞍乗型車両の電源供給構造において、前記収納部は、前記フロントカバーのシート寄りに設けられ、前記収納部の後側を開閉する開閉蓋、及び前記開閉蓋に対向して前方に配置される奥壁を備え、前記アクセサリーソケットは、前記奥壁に配置され、前記奥壁は、前記アクセサリーソケットの下方に隣接した位置に、前記アクセサリーソケットの軸線と直交する面に対して前方へ屈曲する屈曲部を有し、前記軸線は、後上方に向かって伸び、前記開閉蓋によって閉じられる開口部内を通過することを特徴とする。

発明において、前記収納部は、前記開閉蓋によって閉じられる開口部よりも下方に底壁を備えることを特徴とする。 本発明は、前記収納部の側壁において前記開口部を隣接した位置に、前記開口部の幅方向の外側に向かって上下に伸びる溝部を備えることを特徴とする。

発明において、前記溝部は、側面視でV字に形成されることを特徴とする。

発明において、前記開閉蓋は、爪部を備え、前記爪部と係合して前記開閉蓋を閉じ位置に固定する孔部は、前記開口部の上方に設けられ、前記孔部の内側に隣接して、ブレーキ用のリザーブタンクが設けられることを特徴とする。

発明において、前記アクセサリーソケットは、前記収納部の前記奥壁の外側にコネクタ部を備え、前記コネクタ部の上方に庇部が設けられることを特徴とする。

発明において、前記収納部は、前記フロントカバーの左右いずれか一側に設けられ、前記アクセサリーソケットは、前記開口部に対して、車幅方向に他側にオフセットして設けられることを特徴とする。

発明は、前記収納部の前記奥壁の外側における前記アクセサリーソケットの下方に、補機が設けられることを特徴とする。

発明は、前記収納部の前記溝部の奥に位置する側壁の外側に、補機が設けられることを特徴とする。

発明によれば、アクセサリーソケットに、スマートフォン又は携帯電話等用の充電器のような電源供給を要する収納物を着脱する場合に、奥壁の屈曲部よりも下側の部分と収納物との間に空間を設けることができる。この空間を利用することで、アクセサリーソケットへの及びアクセサリーソケットからの収納物の着脱が容易となる。

発明によれば、スマートフォン又は携帯電話等の機器を溝部に挿入しながら底壁上に置くことができる。開口部に隣接した位置にこの置き場所を確保することで、スマートフォン又は携帯電話等の機器を収納部の所定の置き場所に保持することができる。これにより、乗員がスマートフォン又は携帯電話等の機器を所定の置き場所に置きやすく、また、取り出しやすい。

発明によれば、スマートフォン又は携帯電話等の板状の機器を上方から溝部に挿入すると、その機器の厚みに応じた位置で機器を溝部に保持することができる。これにより、スマートフォン又は携帯電話等の板状の収納物の出し入れが容易となる。

発明によれば、開閉蓋を閉じ位置に固定する孔部から開閉蓋の爪部を外すと、開閉蓋を開くことができる。この状態で、爪部が外された孔部を利用して、ブレーキの液量を確認することができる。

発明によれば、アクセサリーソケットのコネクタ部が雨等(例えば、開閉蓋を閉じ位置に固定する孔部から流入した雨水等)によって直接被水することを抑制することができ、アクセサリーソケットのコネクタ部の防水性を向上させることができる。

発明によれば、乗員は、一側の手で、スマートフォン又は携帯電話等用の充電器をアクセサリーソケットに着脱しやすい。

発明によれば、収納部の奥壁の外側のデッドスペースを利用して、補機を配置することができる。

発明によれば、収納部の溝部の奥に位置する側壁の外側のデッドスペースを利用して、補機を配置することができる。また逆に、補機を配置しないデッドスペースを利用して、溝部を設けることができる。

本発明の第1実施形態に係る電源供給構造を備える鞍乗型車両としての自動二輪車を示す左側面図である。

図1の後側フロントカバーの要部を示す背面図である。

図2の開閉蓋を開いた状態を示す図である。

図3のIV−IV線に沿った縦断側面図である。

図4のV−V線に沿った横断平面図である。

図5の要部をより低い位置で断面にした拡大図である。

図1に示す自動二輪車の前側フロントカバー及びフロントウインカを外して示す要部の正面図である。

図7に示す部分を車体の右前方から視た斜視図である。

本発明の第2実施形態に係る電源供給構造を備える鞍乗型車両としての自動二輪車を示す要部の縦断側面図である。

以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。 <第1実施形態> まず、図1を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る電源供給構造を備える鞍乗型車両としてのスクータ型の自動二輪車1の全体構成について説明する。 以下の説明において、前後、左右及び上下の各方向については、特に断りがない限り、自動二輪車1の前後、左右及び上下の各方向に従う。前後方向については、自動二輪車1に乗車する乗員(運転者)から見てより近い方を手前又は手前側、乗員(運転者)から見てより遠い方を奥又は奥側ともいう。また、図中、矢印FRは車両の前方を示し、矢印LHは車両の左方を示し、矢印RHは車両の右方を示し、矢印UPは車両の上方を示す。

図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、車体フレーム10と、前輪WFと、前輪WFの上方に配置されるフロントフェンダ29と、後輪WRと、後輪WRを後端側で軸支するユニットスイングエンジン40と、ユニットスイングエンジン40と車体フレーム10との間に介在するリンク機構5と、車両の後方でユニットスイングエンジン40と車体フレーム10との間に介在するリアクッション26と、乗員が着座するシート27と、車両の各部を覆うカバー部材6と、燃料タンク28と、を主体として構成される。

車体フレーム10は、複数種の鋼材が溶接により一体的に結合されて構成される。車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、フロアフレーム13と、シートレール14と、複数のクロスメンバ(前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17等)と、を含んで構成される。

ヘッドパイプ11は、車体フレーム10の前部に設けられると共に、前輪WFを操舵可能に軸支する。 ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から後方かつ下方に延出する。ダウンフレーム12は、前端部においてヘッドパイプ11に連結されている。ダウンフレーム12の後端部側は、斜め下後方に向けて延びている。

フロアフレーム13は、左右に一対設けられている。一対のフロアフレーム13は、ダウンフレームの下部から後方に延出する。一対のフロアフレーム13の前端部は、ダウンフレーム12の下部に連結されている。一対のフロアフレーム13は、一対のダウンフレーム12から後方に向けて延びている。

シートレール14は、左右に一対設けられている。一対のシートレール14は、シート27の下方に設けられる。一対のシートレール14は、一対のフロアフレーム13の後部から上方かつ後方に延出する。一対のシートレール14の前端部は、一対のフロアフレーム13に連結されている。一対のシートレール14の後端部は、斜め上後方に向けて延びている。

フロアフレーム13とシートレール14との境界には、屈曲部18が設けられる。屈曲部18には、屈曲部18から下方に延出するピボットプレート19が設けられている。ピボットプレート19は、左右に一対設けられる。ピボットプレート19は、屈曲部18に接合されている。

クロスメンバは、左右方向に延びるパイプ部材からなり、一対のフロアフレーム13、一対のシートレール14を左右方向に連結する。クロスメンバは、前側クロスパイプ16と、後側クロスパイプ17と、を含む。

前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、一対のフロアフレーム13を左右方向に連結する。前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、車両の左右方向に延びている。前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17は、車両の前後に所定距離離間して設けられる。前側クロスパイプ16は、一対のフロアフレーム13の前側の前部同士を連結する。後側クロスパイプ17は、一対のフロアフレーム13の後側の後部同士を連結する。

前輪WFは、左右一対のフロントフォーク22により、軸支されている。一対のフロントフォーク22の上部において、ヘッドパイプ11には、ステアリングステム21が挿通されている。ステアリングステム21は、トップブリッジ24及びボトムブリッジ23に連結されている。ステアリングステム21は、一対のフロントフォーク22を、ボトムブリッジ23を介してヘッドパイプ11に対して左右に回動自在に支持する。トップブリッジ24上に設けられたハンドル25は、前輪WFを操舵可能である。

ユニットスイングエンジン40は、車体フレーム10に揺動可能に支持されている。ユニットスイングエンジン40は、前部側において、後述するリンク機構5を介して車体フレーム10に揺動自在に支持され、後端部において、リアクッション26を介して車体フレーム10に揺動自在に支持される。また、ユニットスイングエンジン40は、後方側において後輪WRを回転自在に保持する。

ユニットスイングエンジン40は、エンジン本体41と、動伝達機構42とが一体的に設けられることにより構成される。 エンジン本体41は、自動二輪車1の駆動力を発生するパワーユニット(原動機)であり、車体における前後方向の略中央部に搭載される。エンジン本体41は、後部側にクランクケース411を有しており、クランクケース411の前部のボス部412において、リンク機構5に連結されている。

動力伝達機構42は、エンジン本体41の駆動力を後輪WRに伝達するものである。動力伝達機構42は、エンジン本体41の後部側に配置され、エンジン本体41に取り付けられることで、エンジン本体41と共に、ユニットスイングエンジン40を構成する。動力伝達機構42は、車幅方向における左方側に配置される。

リンク機構5は、ユニットスイングエンジン40の上下方向及び前後方向の揺動を許容して、路面から後輪WRに入力された衝撃加重を吸収する。リンク機構5は、ピボットプレート19に回転可能に軸支されると共に、ユニットスイングエンジン40に回転可能に軸支される。

リアクッション26は、路面から後輪WRに入力された衝撃加重を、その緩衝作用により吸収する。リアクッション26の上端部は、上端支持ブラケット141を介して、シートレール14に連結されている。リアクッション26の下端部は、ユニットスイングエンジン40の後端部に連結されている。

リアクッション26は、上端支持ブラケット141とユニットスイングエンジン40の後端部とをつなぐ直線状に延びている。リアクッション26は、斜め下後方に延びている。リアクッション26は、圧縮される範囲(ストローク)を確保した状態で設けられる。リアクッション26は、上端が下端より前に位置するように傾斜している。

カバー部材6は、フロントカバー60、フロアカバー63、フロアサイドカバー64、アンダーカバー65、インナーフェンダーカバー66、リアサイドカバー67、シート下センターカバー68等により構成される。フロントカバー60は、前側フロントカバー61及び後側フロントカバー62により構成される。

前側フロントカバー61は、自動二輪車1の前部に配置され、フロントウインカ75及びヘッドライト76を含む車両の前部を覆っている。 後側フロントカバー62は、乗員の乗車位置の前側において、ヘッドパイプ11の一部及びダウンフレーム12の一部を、自動二輪車1の後部側から覆っている。後側フロントカバー62の上部には、後述するグローブボックスを開閉可能な開閉蓋621が取り付けられている。 フロントカバー60については、さらに後述する。

フロアカバー63は、乗員の乗車位置の下方において、一対のフロアフレーム13の上方側及び燃料タンク28の上方側を、自動二輪車1の上方側から覆っている。フロアカバー63の前端部及び後端部は、上方側に向けて延びている。

フロアカバー63の上面は、平坦な足載せ面を形成し、フロアカバー63は、フロアステップとして機能する。フロアカバー63は、一対のフロアフレーム13の上方に配置され、上面側において、乗員が足を載置する。フロアカバー63は、自動二輪車1の前後方向において、ヘッドパイプ11とシート27との間に形成される。

フロアサイドカバー64は、乗員の乗車位置の下方において、自動二輪車1の側部に配置され、燃料タンク28等を自動二輪車1の下方の側部から覆っている。

アンダーカバー65は、乗員の乗車位置の下方において、自動二輪車1の下部に配置され、少なくとも一対のフロアフレーム13の下方を下方側から覆っている。アンダーカバー65は、前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17に固定される。

インナーフェンダーカバー66は、アンダーカバー65の前方において、前輪WFの後方に配置される。インナーフェンダーカバー66は、自動二輪車1の前部側から自動二輪車1の前部の下方を覆っている。インナーフェンダーカバー66は、アンダーカバー65と係合する。

リアサイドカバー67は、自動二輪車1の後部の側部に配置され、シート27の下部の両側面を覆っている。 シート下センターカバー68は、シート27の前部の下方の部分を覆っている。

燃料タンク28は、フロアカバー63の下方に設けられている。燃料タンク28は、上下方向において、フロアカバー63とアンダーカバー65との間に配置されている。また、燃料タンク28は、車幅方向において一対のフロアフレーム13の間に配置され、かつ、前後方向において前側クロスパイプ16及び後側クロスパイプ17の間に配置されている。

次に、図2〜図8を参照して、第1実施形態に係る自動二輪車1の電源供給構造について説明する。 前述したように、フロントカバー60は、ヘッドパイプ11の前方を覆う前側フロントカバー61と、ヘッドパイプ11の後方を覆う後側フロントカバー62と、を備える。前側フロントカバー61は、図示しない支持プレートを介してヘッドパイプ11に固定される。前側フロントカバー61は、車両の前面を構成する。後側フロントカバー62は、前側フロントカバー61に固定される。後側フロントカバー62は、ヘッドパイプ11の後方側でかつシート27の前方における車両の内部を覆ってカバーする。

前側フロントカバー61及び後側フロントカバー62によって囲まれるフロントカバー60の内部の上方空間には、ヘッドパイプ11と、ブレーキユニット(CBSシステム)70と、ブレーキ用のリザーブタンク72と、フロントウインカ75と、ヘッドライト76と、収納部としてのグローブボックス80と、アクセサリーソケット(DCソケット)90と、電装品の補機95、等が収容される。

ヘッドパイプ11は、フロントカバー60の内部の上方空間及び下方空間に亘って中央に配置される。ブレーキユニット70には、CBSシステム用の補機としてのイコライザ71が含まれる。ブレーキユニット70は、ヘッドパイプ11に固定されて、ヘッドパイプ11の前方において中央から左側にかけて位置する。ブレーキ用のリザーブタンク72は、後述するようにグローブボックス80に固定されて、グローブボックス80の上方に位置する。フロントウインカ75は、前側フロントカバー61に固定されて、前側フロントカバー61の左右両側に位置する。ヘッドライト76は、前側フロントカバー61に固定される。

グローブボックス80は、後側フロントカバー62に固定されて、ヘッドパイプ11の左側に位置する。左側のグローブボックス80に対応する右側には、図2、図3に示すように、上方にキーシリンダ626が設けられ、キーシリンダ626の下方にインナーポケット627が設けられ、キーシリンダ626の側方に、インナーフェンダーカバー66と後側フロントカバー62との締結部628が設けられる。インナーフェンダーカバー66と後側フロントカバー62との締結部628は、図3に示すように、グローブボックス80の後述する開口部811の左上方にも設けられる。後側フロントカバー62の中央には、コンビニフック629が設けられる。 グローブボックス80は、左のフロントウインカ75とブレーキユニット70との間のスペースを利用して、シート27寄りに設けられる。グローブボックス80は、手前壁(後壁)81、底壁82、奥壁(前壁)83、左壁84、右壁85及び上壁86を有する箱状に構成される。

グローブボックス80の手前壁81は、後側フロントカバー62の内側で形成される。図4に示すように、後側フロントカバー62の左側上部は、上方から下方に向かって前方へせり出す。そのため、グローブボックス80の手前壁81も、上方から下方に向かって前方へせり出す。グローブボックス80の手前壁81の上方には、グローブボックス80の入口開口として機能する開口部811が形成される。後側フロントカバー62の左側上部に開口部811が形成される。

グローブボックス80の底壁82は、図4に示すように、側面視で、手前壁81から奥壁83まで略水平に連なる。グローブボックス80の底壁82は、図7に示すように、前面視で、左壁84から右壁85に向かって下り勾配に連なる。

グローブボックス80の奥壁83は、アクセサリーソケット90の下方に隣接した位置に、アクセサリーソケット90の軸線901と直交する面83aに対して前方へ屈曲する屈曲部831を有する。具体的には、グローブボックス80の奥壁83は、図4に示すように、側面視で、上壁86から下方に向かって後方(手前)へ傾斜して延びる面83aと、途中で屈曲した後、底壁82まで略垂直に延びる面83bとで構成される。グローブボックス80の奥壁83には、途中の屈曲部831の上方に隣接した位置に、アクセサリーソケット90が取り付けられる。アクセサリーソケット90の軸線901は、奥壁83の屈曲部831よりも上方の面(上壁86から下方に向かって後方へ傾斜して延びる面)83aと直交するように設けられる。グローブボックス80の奥壁83は、アクセサリーソケット90の下方に隣接した位置に、アクセサリーソケット90が設けられる面83aに対して前方(奥側)へ屈曲する屈曲部831を有する。

グローブボックス80の左壁84は、図5に示すように、平面視で、左のフロントウインカ75を避けるようにして右側に凹んだ形状に形成される。グローブボックス80の右壁85において、奥壁83から手前壁81付近までの領域は、図5に示すように、平面視で、CBSシステム用の補機としてのイコライザ71を含むブレーキユニット70を避けるようにして左側に凹んだ形状に形成される。グローブボックス80の右壁85において、ヘッドパイプ11の側方からブレーキユニット70の後方にヘッドパイプ11側に膨出するように形成される溝部851が設けられる。右壁85の溝部851が設けられる領域は、図5、図6に示すように、ブレーキユニット70の補機としてのイコライザ71等が配置されないデッドスペースである。

グローブボックス80の右壁85の溝部851は、図4に示すように、グローブボックス80の底壁82から上壁86まで延びる。右壁85の溝部851は、グローブボックス80の開口部811に隣接していて、図3に示すように、開口部811よりも右方へ入り込む。換言すれば、右壁85の溝部851の右側面よりも左方に、開口部811は配置される。グローブボックス80の底壁82は、図3に示すように、グローブボックス80の開口部811よりも下方に位置する。換言すれば、底壁82よりも上方に、開口部811は配置される。したがって、グローブボックス80の開口部811の裏側には、スマートフォン又は携帯電話等の機器を溝部851に挿入しながら底壁82上に置くのに適した置き場所が確保される。しかも、溝部851は、図4に示すように、側面視で、下方が幅狭で、上方へ行くほど幅広になるV字形に形成される。V字形の溝部851には、スマートフォン又は携帯電話等の機器99を立てて保持できる。

グローブボックス80の上壁86には、図8に示すように、ブレーキ用のリザーブタンク72が取付具721によって固定される。グローブボックス80の上壁86に固定されたリザーブタンク72は、後述する孔部624の前方に位置する。

後側フロントカバー62の左側上部には、開口部811を開閉する開閉蓋621が設けられる。具体的には、後側フロントカバー62の開口部811の下方にヒンジ軸622が設けられる。このヒンジ軸622に開閉蓋621の底部が開閉自在に支持される。開閉蓋621は、上部に爪部623を備える。後側フロントカバー62の開口部811の上方に孔部624が設けられる。この孔部624に爪部623が係合することにより、開閉蓋621は、閉じ位置に固定される。後側フロントカバー62の孔部624の下方には、グローブボックス80の上壁86に固定されたブレーキ用のリザーブタンク72が位置する。そのため、後側フロントカバー62の孔部624から爪部623を外して開閉蓋621を開いた状態で、孔部624を利用して、ブレーキの液量を確認することができる。

アクセサリーソケット90の差込端部91は、図4に示すように、側面視で、グローブボックス80の奥壁83に取り付けられる。アクセサリーソケット90の差込端部91は、回動軸903の周りに回動自在な蓋902によって保護される。アクセサリーソケット90は、差込端部91からグローブボックス80の奥壁83の外側(前方)へ延びて、奥壁83の外側にコネクタ部92を備える。グローブボックス80の奥壁83の外側には、図4、図7、図8に示すように、アクセサリーソケット90のコネクタ部92の上方を覆う円弧状庇部832が設けられる。アクセサリーソケット90の差込端部91は、図3に示すように、後面視で、グローブボックス80の開口部811の中心811aに対して右側にオフセットして設けられる。

グローブボックス80の奥壁83の外側において、アクセサリーソケット90の下方には、図4、図7、図8に示すように、電装品の補機95が設けられる。具体的には、グローブボックス80の奥壁83の外側に、前方へ向けて突出した板状の爪833が設けられる(図4、図8参照)。穴の開いたゴムを有するカバーを、電装品の補機としての例えばヒューズボックス又はリレー95に被せて、ゴムの穴を板状の爪833に差し込む。これにより、ヒューズボックス又はリレー95をグローブボックス80の爪に固定する(図8参照)。

次に、第1実施形態に係る自動二輪車1の電源供給構造の作用について説明する。 自動二輪車1の乗員は、自動二輪車1に乗車して走行する時間を利用して、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99を充電することができる。具体的には、自動二輪車1に乗車する際、乗員は、後側フロントカバー62の左側に位置する開閉蓋621を開けて、グローブボックス80の奥にあるアクセサリーソケット90の差込端部91に、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器を差し込む。そして、グローブボックス80の開口部811の裏側において、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99を溝部851に挿入しながら底壁82上に置く。すると、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99は、この置き場所に好適に収まる。

第1実施形態によれば、以下のような効果がある。 (1)グローブボックス80は、フロントカバー60のシート27寄りに設けられ、グローブボックス80の手前側を開閉する開閉蓋621、及び開閉蓋621に対向して前方に配置される奥壁83を備える。グローブボックス80の奥壁83にアクセサリーソケット90が配置され、奥壁83のアクセサリーソケット90の下方に、アクセサリーソケット90の軸線901と直交する面83aに対して奥側へ屈曲する屈曲部831を有する。 これにより、アクセサリーソケット90に、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器のような電源供給を要する収納物を着脱する場合に、奥壁83の屈曲部831よりも下側の部分(面83b)と収納物(充電器)との間に空間を設けることができる。この空間を利用することで、アクセサリーソケット90への及びアクセサリーソケット90からの収納物(充電器)の着脱が容易となる。

(2)グローブボックス80は、開閉蓋621により閉じられる開口部811よりも下方に底壁82を備え、グローブボックス80の右壁85において開口部811に隣接した位置に、右方(車幅方向の内側)へ向かって上下に延びる溝部851を備える。 これにより、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99を溝部851に挿入しながら底壁82上に置くことができる。開口部811に隣接した位置にこの置き場所を確保することで、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99をグローブボックス80の所定の置き場所に保持することができる。そのため、乗員にとって、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99を所定の置き場所に置きやすく、また、取り出しやすい。 しかも、グローブボックス80の底壁82は、左壁84から右壁85に向かって下り勾配に連なる。そのため、所定の置き場所は、グローブボックス80の底壁82の最も低い位置である。したがって、自動二輪車1が直進する場合及び右旋回により右に傾斜する場合はもちろん、左旋回により左に傾斜する場合であっても、所定の置き場所に置かれたスマートフォン又は携帯電話等の外部機器99は、所定の置き場所に保持されて、容易に置き場所から抜け出ることはない。加えて、開口部811の近くに保持されるため取り出し易い。

(3)グローブボックス80の右壁85の溝部851は、側面視で、下方が幅狭で、上方へ行くほど幅広になるV字形に形成される。 これにより、スマートフォン又は携帯電話等の板状の外部機器99を上方から溝部851に挿入すると、その外部機器99の厚みに応じた位置で外部機器99を溝部851に保持することができる。そのため、乗員にとって、スマートフォン又は携帯電話等の板状の外部機器99の出し入れが一層容易となる。 そして、自動二輪車1が直進する場合及び右旋回により右に傾斜する場合はもちろん、左旋回により左に傾斜する場合であっても、スマートフォン又は携帯電話等の板状の外部機器99は、その底部付近の厚みに応じた位置で溝部851によって前後方向に挟持されているため、その挟持された所定の置き場所に保持されて、容易に置き場所から抜け出ることはない。

(4)開閉蓋621は、爪部623を備え、爪部623と係合して開閉蓋621を閉じ位置に固定する孔部624は、後側フロントカバー62の開口部811の上方に設けられる。孔部624の内側に隣接して、ブレーキ用のリザーブタンク72が設けられる。 これにより、開閉蓋621を閉じ位置に固定する孔部624から開閉蓋621の爪部623を外すと、開閉蓋621を開くことができる。この状態で、爪部623が外された孔部624を通して、リザーブタンク72内のブレーキの液量を確認することができる。 開閉蓋621が閉じているときには、孔部624からリザーブタンク72は見えず、開閉蓋621を開けたときには、リザーブタンク72は見える。したがって、開閉蓋621を開けたときのメンテナンスの視認性の良さと、開閉蓋621が閉じているときの外観性の良さとを、両立することができる。 通常であれば、開閉蓋621の爪部623を着脱するための係合部(孔部624)と、リザーブタンク72内のブレーキの液量を確認するためのメンテナンス窓(孔部624)とは、別々に設けられる。しかしながら、単一の孔部624は、係合部及びメンテナンス窓を共用することができる。そのため、部品点数を削減することができる。

(5)アクセサリーソケット90は、グローブボックス80の奥壁83の外側にコネクタ部92を備え、コネクタ部92の上方に庇部832が設けられる。 これにより、アクセサリーソケット90のコネクタ部92が雨水等(例えば、開閉蓋621を閉じ位置に固定する孔部624から流入した雨水等)によって直接被水することを抑制することができ、アクセサリーソケット90のコネクタ部92の防水性を向上させることができる。 開閉蓋621の爪部623を係止する孔部624は、リザーブタンク72内のブレーキの液量を確認するメンテナンス窓と共用されるため、比較的大きい。例えば大雨の場合等、孔部624を通って雨水が流入ことはあり得る。このような場合でも、アクセサリーソケット90のコネクタ部92が雨水により直接被水することは、庇部832によって大幅に抑制される。したがって、アクセサリーソケット90のコネクタ部92の防水性は、庇部832が設けられない場合に比べて向上する。 加えて、庇部832は、雨水以外の異物等がアクセサリーソケット90のコネクタ部92上に落下することも防止することができる。

(6)グローブボックス80は、フロントカバー60の左側に設けられ、アクセサリーソケット90は、開口部811に対して、車幅方向に右側にオフセットして設けられる。 これにより、乗員は、左手で、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器をアクセサリーソケット90に着脱しやすい。 例えば、駐車中の自動二輪車1のシート27に跨がった乗員がグローブボックス80にアクセスする場合、グローブボックス80がフロントカバー60の左側に設けられていれば、左手を使うのが自然である。この場合には、グローブボックス80の奥側に位置するアクセサリーソケット90は、開口部811に対して、左右方向の中央又は左側に配置されるよりも、右側に配置された方が左手で操作しやすい。したがって、開口部811に対して右側にオフセットされたアクセサリーソケット90には、左手を使って、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器をアクセサリーソケット90に着脱しやすい。

(7)グローブボックス80の奥壁83の外側におけるアクセサリーソケット90の下方に、ヒューズボックス又はリレー等の電装品の補機95が設けられる。 これにより、グローブボックス80の奥壁83の外側のデッドスペースを利用して、ヒューズボックス又はリレー等の電装品の補機95を配置することができる。 グローブボックス80の奥壁83の外側におけるアクセサリーソケット90の下方領域は、デッドスペースである。そのため、このデッドスペースを利用して、ヒューズボックス又はリレー等の電装品の補機95を配置することは、スペース効率的に有効であり、メンテナンスの作業性も良好である。

(8)グローブボックス80の溝部851の奥に位置する右壁85の外側に、ブレーキユニット(CBSシステム)70の補機(イコライザ)71が設けられる。 これにより、グローブボックス80の溝部851の奥に位置する右壁85の外側のデッドスペースを利用して、CBSシステムのイコライザ等の補機71を配置することができる。また逆に、CBSシステムのイコライザ等の補機71を配置しないデッドスペースを利用して、溝部851を設けることができる。

<第2実施形態> 図9は、本発明の第2実施形態に係る電源供給構造を備える鞍乗型車両としての自動二輪車を示す要部の縦断側面図である。具体的には、第1実施形態に係る電源供給構造を示す図4の縦断側面図に対応する図である。そのため、図9では、図4に示す部分と同様の部分について、図4で用いた符号の最初に3を付加した符号を用いることにより、重複する説明を省略することとする。

図9に示すグローブボックス380は、図4に示すグローブボックス80と比べて、奥壁383の屈曲部3831の形状が異なる。具体的には、図4に示すグローブボックス80の場合には、奥壁83は、側面視で、上壁86から下方に向かって後方(手前)へ傾斜して延びる面83aと、途中で屈曲した後、底壁82まで略垂直に延びる面83bとで構成される。すなわち、グローブボックス80の奥壁83には、途中に屈曲部831が1箇所形成されるだけである。そのため、アクセサリーソケット90に、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器を着脱する場合に、奥壁83の屈曲部831よりも下側の部分(面83b)と充電器との間にできる空間は、側面視で、略三形となる。

これに対して、図9に示すグローブボックス380の場合には、奥壁383は、側面視で、上壁386から下方に向かって後方(手前)へ傾斜して延びる面383aと、途中で屈曲した後、アクセサリーソケット390の下側に沿って延びる面383bと、その後もう一度屈曲した後、底壁382まで略垂直に延びる面383cとで構成される。すなわち、グローブボックス380の奥壁383には、途中に屈曲部3831が2箇所形成される。そのため、アクセサリーソケット390に、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器を着脱する場合に、奥壁383の屈曲部3831よりも下側の部分(面383b及び面383c)と充電器との間にできる空間は、側面視で、台形に似た形状となる。

第2実施形態によれば、上記(2)〜(8)の効果と同様の効果に加えて、次の効果がある。 (9)図9に示すグローブボックス380の場合に奥壁383の屈曲部3831よりも下側の部分(面383b及び面383c)と充電器との間にできる空間は、図4に示すグローブボックス80の場合に奥壁83の屈曲部831よりも下側の部分(面83b)と充電器との間にできる空間に比べて、奥行きがより大きい。これにより、手の入れやすさがより優れていて、アクセサリーソケット390への及びアクセサリーソケット390からの充電器の着脱がより一層容易となる。

以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した各実施形態に制限されることなく、種々の形態で実施することができる。 <変形例> 上記の実施形態では、グローブボックス80は、フロントカバー60の左側に設けられ、アクセサリーソケット90は、開口部811に対して、車幅方向に右側にオフセットして設けられる。しかしながら、グローブボックス80を、フロントカバー60の右側に設け、アクセサリーソケット90を、開口部811に対して、車幅方向に左側にオフセットして設けることも可能である。この場合、乗員は、右手を使って、スマートフォン又は携帯電話等の外部機器99用の充電器をアクセサリーソケット90に着脱しやすい。

上記の第1実施形態では、アクセサリーソケット90の軸線901は、奥壁83の屈曲部831よりも上方の面(上壁86から下方に向かって後方へ傾斜して延びる面)83aと直交するように設けられる。すなわち、アクセサリーソケット90は、アクセサリーソケット90の軸線901と直交する面83aに取り付けられる。しかしながら、本発明は、これに制限されない。アクセサリーソケット90は、アクセサリーソケット90の軸線901と直交しない任意の面に取り付け可能である。但し、どのような面に取り付けられた場合でも、アクセサリーソケット90の下方に隣接した位置には、アクセサリーソケット90の軸線901と直交する仮想面904(図4参照)に対して前方(奥側)へ屈曲する屈曲部831を有する。 第2実施形態の場合も、同様に、アクセサリーソケット390の下方に隣接した位置には、アクセサリーソケット390の軸線3901と直交する仮想面3904(図4参照)に対して前方(奥側)へ屈曲する屈曲部3831を有する。

例えば、上記実施形態では、本発明を、エンジン(内燃機関)で発生する動力により後輪を回転駆動させて走行する自動二輪車に適用した例について説明したが、本発明の適用はこれに制限されない。すなわち、本発明を、電動モータで発生する動力のみにより後輪を回転駆動させて走行する電動二輪車に適用することもできる。また、エンジンで発生させた動力、及び電動モータで発生させた動力の2つの動力を組み合わせて後輪を回転駆動させて走行するハイブリッド型の鞍乗型車両に適用することもできる。

更に、本発明は、乗員が着座するシートを備えた車両であれば、スクータ型の鞍乗型車両に限らず、モータサイクル型、カブ型の鞍乗型車両に適用することもできる。また、乗員が着座するシートを備えた車両であれば、三輪又は四輪の鞍乗型車両に適用することもできる。すなわち、鞍乗型車両は、乗員が車体に跨って乗車する乗り物全般を含む。

1…自動二輪車(鞍乗型車両) 10…車体フレーム 11…ヘッドパイプ 27…シート 60…フロントカバー 61…前側フロントカバー 62…後側フロントカバー 621…開閉蓋 623…爪部 624…孔部 70…ブレーキユニット(CBSシステム) 71…イコライザ(補機) 72…リザーブタンク 80…グローブボックス(収納部) 811…開口部 82…底壁 83…奥壁(前壁) 83a,904…直交する面 831…屈曲部 832…庇部 85…右壁 851…溝部 90…アクセサリーソケット 901…軸線 92…コネクタ部 95…ヒューズボックス又はリレー(補機) 99…スマートフォン又は携帯電話(外部機器) WF…前輪

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