Rear spoiler

申请号 JP2007002354 申请日 2007-01-10 公开(公告)号 JP4362871B2 公开(公告)日 2009-11-11
申请人 株式会社ホンダアクセス; 发明人 雅人 米内; 耕介 黒田;
摘要
权利要求
  • 鞍乗り型車両のシート後部に配置されるスポイラー本体を備えるリアスポイラーにおいて、
    前記スポイラー本体は、 スポイラー部と、前記 スポイラー部を前記鞍乗り型車両に保持する保持部 を備え、
    前記保持部は中空部材で構成し、
    前記スポイラー本体の前方側にスピーカを設け、
    前記スピーカは、上方に指向する開口を有し、
    前記スピーカに接続したスピーカ用電線は、前記保持部内を通って前記鞍乗り型車両へ挿通 し、
    前記スポイラー本体は、中空部材で構成され、前記スピーカを内蔵し、
    前方側に形成したスピーカ用窓と、
    下部に開口した連通穴と、
    前記スピーカ用窓に設けたガード部材と、
    前記保持部と前記スポイラー部とを接続するスポイラー本体上部とを備え、
    前記スピーカ用窓は上方に開口し、
    前記保持部は、前記スポイラー本体上部を前記シート上面より上方に保持し、
    前記スポイラー本体の前方にバックレストを配置し、
    前記スピーカは左右一対として前記スポイラー本体上部に設け、
    前記スピーカ用窓は前記バックレストを囲むように湾曲面に連接して設けられ、
    前記スピーカは振動板が上方に開口している
    ことを特徴とするリアスポイラー。
  • 前記保持部は、単体であって前記車両の中央に設けられており、
    前記スポイラー部は、先端が、前記バックレストより前方側へ突出するように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のリアスポイラー。
  • 说明书全文

    本発明は、リアスポイラーに関し、特に、鞍乗り型車両に好適に用いられるリアスポイラーに関するものである。

    従来、走行時に前方から後方へ流れる空気を整流するため、後部にリアスポイラーを備えた鞍乗り型車両、例えばスクータ型自動二輪車が知られている(例えば特許文献1)。 上記特許文献1には、車両後部に、テールランプ兼ストップランプやウィンカランプ等を内蔵したランプユニットを嵌めこんだリアカバーを備え、該リアカバーの後部上方にシートの後部を後から囲むようにして設けられたリアスポイラーが記載されている。

    特許第3289782号公報

    しかしながら、上記した特許文献1においても、車両後部の構成、形状がシンプルなものとなっており、リアスポイラーの他に、車両後部に音響装置などの付属品を取り付けるのは容易ではなかった。 また、一般的に車両は付属品を取り付けるスペースが限られており、その配置を含めた設計に知恵と工夫が必要であった。

    そこで本発明は上記した問題点に鑑み、車両後部に付属品を配置することができるリアスポイラーを提供することを目的とする。

    上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、鞍乗り型車両のシート後部に配置されるスポイラー本体を備えるリアスポイラーにおいて、前記スポイラー本体は、 スポイラー部と、前記スポイラー部を前記鞍乗り型車両に保持する保持部を備え、前記保持部は中空部材で構成し、前記スポイラー本体の前方側にスピーカを設け、前記スピーカは、上方に指向する開口を有し、前記スピーカに接続したスピーカ用電線は、前記保持部内を通って前記鞍乗り型車両へ挿通し、前記スポイラー本体は、中空部材で構成され、前方側に形成したスピーカ用窓と、下部に開口した連通穴と、前記スピーカ用窓に設けたガード部材と、前記保持部と前記スポイラー部とを接続するスポイラー本体上部とを備え、前記スピーカ用窓は上方に開口すると共に前記スピーカを内蔵し、前記保持部は、前記スポイラー本体上部を前記シート上面より上方に保持し、前記スポイラー本体の前方にバックレストを配置し、前記スピーカは左右一対として前記スポイラー本体上部に設け、前記スピーカ用窓は前記バックレストを囲むように湾曲面に連接して設けられ、前記スピーカは振動板が上方に開口していることを特徴とする

    また、請求項2に係る発明に関し、 前記保持部は、単体であって前記車両の中央に設けられており、前記スポイラー部は、先端が、前記バックレストより前方側へ突出するように形成したことを特徴とする。

    本発明の請求項1記載のリアスポイラーによれば、スポイラー本体の前方側にスピーカを設け、スピーカ用電線を保持部内を通すこととしたことにより、全体としてシンプルな形状とすることができる。 また、スポイラー本体にスピーカを設けることとしたことにより、組立性を向上することができる。 また、連通穴を設けたことにより、前記スピーカ用電線を挿通できると共に、前記スポイラー本体内に浸入したを排出することができる。 さらに、スピーカを乗員に近づけることにより、ヘルメットを装着している乗員に対し、騒音下でも楽曲などを確実に伝えることができる。

    また、請求項2に記載のリアスポイラーによれば、 保持部が車両の中央に設けられていることにより空気抵抗を減らすと共に、スポイラー部の先端がバックレストより前方側へ突出するように形成したことにより、バックレストによって生じた空気の乱流の影響を受けずに、整流することができる。

    以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。

    図1に示す鞍乗り型車両としてのスクータ型自動二輪車1(以下、車両1という)は、車体フレーム(図示しない)、フロントカバー2、リアカバー3、ハンドル4、前輪5、パワーユニット6、後輪7、シート8及びリアスポイラー10を備え、シート8に搭乗した乗員がハンドル4を操して操作し得るように構成されている。

    すなわち、車体フレームは、フロントカバー2とリアカバー3とで覆われており、車体フレームの前部にはハンドル4で操舵される前輪5を有し、中央部付近にて上下方向に揺動自在に支持されたパワーユニット6を備え、前記パワーユニット6の出軸に後輪7が一体に嵌着されている。 フロントカバー2には、シート8に搭乗した乗員の風除けとなるフロントシールド11が設けられている。 また、ハンドル4には、車両1の幅方向に突出したサイドミラー12が左右一対設けられている。 パワーユニット6の上方には、車体フレームに固設されたシートフレーム(図示しない)にシート8が取り付けられている。 シート8は、ライダーシート8Rとパッセンジャーシート8Pとが縦列されてなる。 フロントカバー2の裏面側とシート8との間には、ライダーシート8Rに搭乗した乗員が両足を置くためのフットレスト12が進行方向に対し左右一対設けられている。 また、リアカバー3には、後端にテールランプやウィンカランプなどからなるランプユニット13が嵌合されているとともに、パッセンジャーシート8P近傍にグラブレール14が設けられている。 従って、グラブレール14は、リアスポイラー10よりも前方側であって、車両1の表面に近接した位置に配置固定されている。

    リアスポイラー10は、走行中の車両1の脇を流れる空気を整流し得るように車両1の後端に配置され、シートフレームに固定されている。 本実施形態では、図2に示すようにリアスポイラー10は、肘掛面21を備えたスポイラー部22と、保持部23とを有するスポイラー本体24を備え、保持部23がスポイラー部22をシート8上方に保持し得るように構成されている。

    さらに、スポイラー本体24は、バックレスト25を備え、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員を後方から支え得るように構成される。 また、スポイラー本体24は、アンプ(図示しない)、スピーカ26及び重低音再生用スピーカとしてのウーファー27(Woofer)からなる音響装置を備え、乗員に楽曲などを提供し得るように構成される。

    スポイラー本体下部たる保持部23は、車両1の中央から鉛直方向に延びる単体の中空の柱状部材からなり、一端はシートフレームに固定され、他端はスポイラー本体上部たる翼部28に連通されてなる。 保持部23は、外形が滑らかな形状をなし、一端及び他端は山裾のように広がって車両1の後端及び翼部28と繋がると共に、中央付近は細いくびれを有してなる。 翼部28には、スポイラー部が一体的に設けられている。 これにより、保持部23は、シート8の上方であって、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員の肘の高さ程度の高さにスポイラー部22を保持し得る。

    図3に示すように、翼部28は、車両1の幅方向に延びる中空の板状部材からなり、中央にバックレスト25を備えると共に、両側端にスポイラー部22が形成されている。 スポイラー部22は、バックレスト25を挟んで左右一対設けられており、先端22F,22Fがバックレスト25よりも車両1の前方側へ突出してなる。

    翼部28は、平面視において、車両1の前方側に対して凹となる緩やかな湾曲形状からなる湾曲面28Aを備え、同様の湾曲形状を有するバックレスト25が前記湾曲面28Aに当接して設けられている。 また、翼部28は、上方に指向したスピーカ用窓31を有し、前記スピーカ用窓31内にスピーカ26,26が内蔵されている。 このスピーカ26,26は、スピーカ用窓31に取り付けられている。 スピーカ用窓31は、前記バックレスト25を背後から囲むように湾曲面28Aに連接して翼部28全長に亘って設けられ、ガード部材32で覆われている。 因みにガード部材32は、種々のものが考えられるが、例えば、表面が網状のものや、格子状のものが好適に用いられる。 従って、スピーカ26,26は、上方に指向してガード部材32の下方に設けられている。

    前記スピーカ26,26は、スポイラー本体24の中央左右に離れて配置され、上方に指向する開口を有し、ガード部材32を通過してスポイラー本体24の上方へ楽曲などが伝わるように構成される。 本実施形態では、スピーカ26,26は、左右一対として設けられ、振動体をほぼ上方へ向けて翼部28に取り付けられている。

    図4に示すように、スポイラー部22は、車両1前方へいくに従って下方へ傾斜するように設置されている。 従って、側面視において、スポイラー部22とバックレスト25とは、X字状に交差するように配置される。 また、スポイラー部22は、下方に膨出した凸部35を下面に有し、車両1の前方側が厚く、後方側が薄くなるように形成されている。

    また、スポイラー部22は、上面に、表面が平坦な肘掛面21を備えており、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員の肘を支え得るように構成されている。 前記肘掛面21は、クッション性を有する被覆部材36で覆われてなる。 肘掛面21は、スポイラー部22の上面、すなわち肘掛面21と、スポイラー部22の下面を被覆部材36で覆い、走行時などにおける風圧によって変形しないように構成されている。 また、被覆部材36は、触り心地がよく、滑りにくい表面を有するのが好ましい。 本実施の形態では、被覆部材36は、人工皮革で構成されている。

    尚、スポイラー部22の肘掛面21以外の部分を覆う被覆部材36は、クッション性を備えていなくてもよいことはもちろんである。 このようにスポイラー部22を構成したことにより、リアスポイラー10は、スポイラー部22に空気を整流する機能と、アームレストとしての機能とを持たせることができる。

    図5に示すように、スポイラー本体24は、下方から上方へいくに従って車両1の後方側へ傾斜する傾斜面40を車両1の前方側に設け、バックレスト25を後方へ傾倒させた状態で保持し得るように構成されている。 保持部23は、上端に上連通穴41、下端に連通穴としての下連通穴42が設けられている。 下連通穴42は、下方に開口してなり、リアカバー3に連通されている。

    翼部28に形成されたスピーカ用窓31は、上面から窪んだ位置に設けられており、該スピーカ用窓31に設置されたガード部材32の上端面32Aと、翼部28の上面28Aとが面一となるように形成される。 また、翼部28は、上面28Aを車両1後方側へ突出して形成した後羽根43を有し、該後羽根43の下側に保持部23の上端と挟むようにしてハイマウントストップランプ44を設ける。 翼部28の下端には、保持部23の上端に設けられた前記上連通穴41に連通する貫通穴45が設けられている。

    スピーカ26,26はスピーカ用電線46を介して、車両1の本体側に設置されたアンプに電気的に接続されている。 スピーカ26,26に接続されたスピーカ用電線46は、貫通穴45と上連通穴41を通過してスポイラー本体24内を縦断し、下連通穴42を通ってアンプに接続される。

    また、ハイマウントストップランプ44は、翼部28の後羽根43の下側であって、後羽根43の後端より凹んだ位置に設置される。 このハイマウントストップランプ44は、図示しないが、複数のLEDを連接して形成した一連のランプ群と、該ランプ群を覆い車両1後方へ指向したレンズとで構成される。 尚、該ランプ群は車両1本体側に設置された図示しない電源ユニットにランプ用電線47で電気的に接続する。 該ランプ用電線47は、前記スピーカ用電線46と同様に、スポイラー本体24を縦断し、下連通穴42を通って電源ユニットに接続される。

    また、スポイラー本体24の下部には、水抜き穴42Aが形成されている。 水抜き穴42Aは、スポイラー本体24の下部の最下点となる位置に、下方に開口するように形成されている。 これにより、前記スピーカ用窓31から侵入した水を水抜き穴42Aから外部へ排出することができる。

    また、図6に示すように、スポイラー本体24は、背面視においてT字状の部材で構成される。 リアスポイラー10は、スポイラー本体24の車両1の幅方向の長さが、車両1の全幅長さ、すなわち左右のサイドミラー12,12間の長さより短くなるように形成されている。 すなわち、リアスポイラー10は、左右一対として形成されたスポイラー部22の両側端が、サイドミラー12,12間で構成される車両1の全幅より内側となるように形成される。 因みに、ハイマウントストップランプ44は、翼部28の車両1後側であって、一対のスポイラー部22,22間に直線状に配置される。

    また、スポイラー部22は、バックレスト25より車両1の前方側へ突出した部分が、背面視において、逆三形状をなしており、平坦な上面から下方へ向かって先細となる形状に形成されている。 さらに、スポイラー部22は、バックレスト25より車両1の前方側へ突出した部分が、背面視において、内側の厚さより外側の厚さの方が薄くなる形状に形成されている。

    次に上記構成の作用及び効果について説明する。

    リアスポイラー10は、シート8の上方であって、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員の肘の高さ程度の高さにスポイラー部22を保持することとしたことにより、車両1の表面付近に生じた乱流の影響を受けずに、確実に整流することができる。

    また、リアスポイラー10は、スポイラー部22に肘掛面21を備えたことにより、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員の肘を支えることができるので、乗員に安定感を与えることができる。 また、スポイラー部22に、空気を整流する機能とアームレストとしての機能を持たせることとしたことにより、省スペース化を図ることができる。

    また、リアスポイラー10は、クッション性を有する被覆部材36で肘掛面21を覆ったことにより、乗員が肘掛面21に肘をついた際の接触感を向上することができる。 また、被覆部材36は、人工皮革で構成したことにより、接触抵抗を生じさせるので、肘掛面21についた肘のすべりを防止し、安定感を向上することができる。

    また、リアスポイラー10は、凹となる湾曲面28Aを車両1の前方側に設け、同様の湾曲形状を有するバックレスト25を該湾曲面28Aに設けたことにより、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員の腰付近を確実に保持することができ、安定感を向上することができる。

    また、リアスポイラー10は、車両1の中央に設けた単体の保持部23でスポイラー部22を保持することとしたことにより、空気抵抗を減らすことができる。

    また、スポイラー部22は、先端がバックレスト25より車両1前方側へ突出するように形成したことにより、バックレスト25によって生じた空気の乱流の影響を受けずに、整流することができる。

    また、リアスポイラー10は、スポイラー本体24の車両1の幅方向の長さが、サイドミラー12,12間の長さより短くなるように形成したことにより、サイドミラー12,12間の幅が車両1の全幅長さとなるので、乗員が車両1感覚を掴みやすく操作性を向上することができる。

    また、リアスポイラー10は、スピーカ用窓31を設け、該スピーカ用窓31内にスピーカ26,26を設置して翼部28にスピーカ26,26を内蔵したことにより、車両1後部の構成をコンパクトにまとめることができる。 さらに、スポイラー本体24にスピーカ26を設けることとしたことにより、組立性を向上することができる。

    そして、翼部28は、保持部23によりシート8の上方に保持されているから、スピーカ26を乗員に近づけることができる。 従って、リアスポイラー10は、騒音下でも、楽曲を確実に乗員に伝達することができる。

    また、リアスポイラー10は、スピーカ用窓31がバックレスト25を囲むように湾曲面28Aに連接して設けられていることにより、乗員にスピーカ26,26を近づけることができるので、効率的に楽曲などを伝えることができる。

    また、リアスポイラー10は、スピーカ用窓31が上方に開口してなり、前記スピーカ26,26は振動板が上方に開口していることにより、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員のヘルメットの開口に向け、音響指向性を持たせたので、効率的に楽曲などを伝えることができる。 尚、ヘルメットが、音を通す孔を帽体の下面に備えていれば、より効率的に楽曲を乗員に提供することができる。

    また、リアスポイラー10は、スポイラー本体24内にスピーカ用電線46及びランプ用電線47を配置したから、デザイン性を向上することができる。

    また、リアスポイラー10は、ウーファー27をバックレスト25に内蔵したことにより、比較的口径の大きいものを収容することができるので、迫力のある低音を再生することができる。

    また、リアスポイラー10は、従来より高い位置となる翼部28にハイマウントストップランプ44を設けた。

    本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。 例えば、本実施形態では、スポイラー本体24は、保持部23と翼部28とを別構成とし、保持部23に設けた上連通穴41と翼部28に設けた貫通穴45とで保持部23と翼部28とを連通する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、図7に示すように、保持部23と翼部28とを一体構成としてスポイラー本体24を形成してもよい。

    また、同図に示すように、スポイラー本体24は、ハイマウントストップランプ44の下側に車両1後方へ開口した通気口51を設けてもよい。 スポイラー本体24に通気口51を設けることにより、スピーカ26,26から音圧を外部へ放出することができる。

    また、スポイラー本体24は、ハイマウントストップランプ44の下側に通気口51を設けたことにより、翼部28の後羽根43及びハイマウントストップランプ44が屋根代わりとなるので、通気口51からの雨や埃の侵入を防ぐことができる。

    また、本実施形態では、車両1はスクータ型自動二輪車の場合について説明したが、本発明はこれに限らず、鞍乗り型であれば、自動三輪車や自動四輪車にも適用することができる。

    また、本実施形態では、バックレスト25をスポイラー本体24に設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、バックレスト25を着脱自在に設けることとしてもよい。 バックレスト25を着脱自在に設けることにより、パッセンジャーシート8Pに乗員が搭乗しない場合にバックレスト25を取り外すことで、空気抵抗を低減することができる。 また、取り外したバックレスト25は、シート8下の収納ボックス内に収納することができる。

    また、本実施形態では、スポイラー部22には、被覆部材35を設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、被覆部材35を着脱自在にスポイラー部22に設けることとしてもよい。 この場合、取り外した被覆部材は、シート8下の収納ボックス内に収納することができる。

    また、本実施形態では、スピーカ26,26は翼部28に設けたスピーカ用窓31内に設置してスポイラー本体24に内蔵する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、スピーカ26,26をスポイラー本体24と別体として設けることとしてもよい。 この場合、スピーカ26,26を覆うガード部材32が翼部28上面と面一となるように形成するのが好ましい。

    また、本実施形態では、アンプは車両1に設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、スポイラー本体24内、例えば翼部28内や保持部23内に防水を施した上で設置することとしてもよい。

    また、本実施形態では、スポイラー部22を被覆部材35で覆う場合について説明したが、本発明はこれに限らず、パッセンジャーシート8Pに搭乗した乗員が肘をつく部分、すなわちバックレスト25から前方へ突出した部分を少なくとも覆うこととしてもよい。

    また、本実施の形態では、1本の保持部23でスポイラー部22をシート8上方に保持する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、2本以上の保持部23でスポイラー部22を保持することとしてもよい。 すなわち、車両1の左右にそれぞれ保持部23を設け、該保持部23に対応するスポイラー部22を設けることとしてもよい。

    また、本実施の形態では、スポイラー本体24の下部に水抜き穴42Aを設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、下連通穴42を水抜き穴として用いてもよい。

    本実施形態に係る車両の全体構成を示す斜視図である。

    本実施形態に係るリアスポイラーの全体構成を示す斜視図である。

    同上、リアスポイラーの構成を示す平面図である。

    同上、リアスポイラーの構成を示す側面図である。

    同上、リアスポイラーの構成を示す縦断面図である。

    同上、リアスポイラーの構成を示す背面図である。

    同上、リアスポイラーの変形例を示す縦断面図である。

    1 車両(鞍乗り型車両)
    8 シート
    10 リアスポイラー
    21 肘掛面
    22 スポイラー部
    23 保持部
    24 スポイラー本体
    25 バックレスト
    26 スピーカ
    28 翼部(スポイラー本体上部)
    31 スピーカ用窓
    42 下連通穴(連通穴)
    46 スピーカ用電線

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