【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の層で上下にかつ相前後して結合させたい複数のベニヤ単板を互いに当接させて接着して、エンドレスなストランドのベニヤ積層板を形成するための方法に関する。 【0002】さらに本発明は、このような方法を実施するための設備に関する。 【0003】 【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第231 8284号明細書(=米国特許第3841945号明細書および米国特許第3963552号明細書)に基づき、連続作動式の複合材料プレスに材料を供給するための装置が公知である。 しかし、この公知先行技術を用いても、ベニヤパッケージを自動的に当接させて、このベニヤパッケージを連続作動式のプレスに連続的に供給するという問題は解決されていない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭で述べたような方法を改良して、大面積のベニヤ単板(またはベニヤ単板シート)から自動的にベニヤ層パッケージを合流させて、連続的に十分な機械的結合を形成して、後続の連続的なプレス過程においてこのベニヤパッケージ移行個所が、サンドイッチ構造で接合された従来の標準的な、プレスされたベニヤ層パッケージといわば同じ物理的強度特性を有することが可能となるような方法を提供することである。 【0005】さらに本発明の課題は、このような方法を実施するために適した設備を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明の方法の構成では、次の方法ステップ: a)連続的な作業方法でベニヤ単板を、運転速度およびプレス速度に等しい高い速度で接着剤塗布機に通して案内し、このときベニヤ単板の上面だけに接着剤層を施与し、ベニヤ単板を、一定の運転速度で循環する引取りベルトに載設して、加速する、可逆運動する引渡しノーズを備えた、より高い速度を有する貯えベルトによって引き取り、この場合、カバー層として規定されたベニヤ単板に対して接着剤塗布を休止させ、 b)ベニヤ単板を貯えベルトから、水平方向に可逆運動を実施する供給ベルトに同期的に引き渡し、該供給ベルトの引渡しノーズにより、複数のベニヤ単板から成る第1のベニヤパッケージをそれぞれ個々のベニヤ単板のベニヤ突出長さLだけローラテーブルに沿って後方へずらして互いに当接させ、 c)ベニヤパッケージの前端部を旋回軸線としてベニヤパッケージをベニヤフィードローラテーブルによって定置のローラテーブルから所定の角度αで傾斜位置へ持ち上げ、 d)ベニヤフィードローラテーブルの運転速度で走出しかつ引き続き搬送ベルト上へ降下した、先行するベニヤパッケージのベニヤ単板の後端部に、供給ベルトによってその都度ベニヤオーバラップ量Yおよびベニヤ突出長さLだけずらして次のベニヤパッケージの対応するベニヤ単板を同時に互いに当接させて挿入し、これにより1 つのベニヤ単板ストランドを形成し、該ベニヤ単板ストランドを引き続き中央の引渡しベルトへ案内し、 e)ベニヤ単板から解放されたベニヤフィードローラテーブルを側方で供給路から引き出して、下側の定置のローラテーブルへ水平方向で再び引き込んで、互いに同期的にかつ時間的に調和された前記方法ステップc,d, eを連続的に繰り返し、 f)方法ステップd)で形成されたベニヤ単板ストランドを運転速度で中央の引渡しベルトから、UHF(マイクロウエーブ)加熱装置を備えた連続作動式の前置プレスへ導入し、その後にプレスおよび接着のための、付加的なUHF加熱装置を有するか、または付加的なUHF 加熱装置を有しない、加熱された連続作動式のプレスに通して案内するを実施するようにした。 【0007】さらに上記課題を解決するために本発明の設備の構成では、ベニヤ単板当接・結合装置が、組み合わされて可逆運動を実施する貯え・供給ベルトシステムから成っており、該貯え・供給ベルトシステムが、定置のローラテーブルと、該ローラテーブルから所定の角度で上方旋回可能な、定置のローラテーブルの間に配置されたベニヤフィードローラテーブルとを備えており、該ベルト載設ローラテーブルが、当接・結合テーブルとして引渡しローラと、挿入位置と、搬送ベルトとを備えているようにした。 【0008】 【発明の効果】本発明による方法および設備の利点としては、各ベニヤ終端部およびベニヤ始端部の機械的な結合が挿入位置において、走出するベニヤパッケージと走入するベニヤパッケージとの間の数値制御された同期制御により行われるので、各ベニヤ層のために所定のベニヤオーバラップ量Yを形成することができることが挙げられる。 この過程は供給されるベニヤ単板の位置固定によって助成され、この場合、この位置固定はやはり連続作動式のプレスのプロセス速度を受ける。 ベニヤ単板を連続的に当接させて、ベニヤオーバラップ量Yを有するベニヤパッケージを形成することは、連続的な可逆行程を介して行われ、この場合、数値制御されて常時、挿入位置における同じジオメトリオーバラップ間隔もしくはオーバラップ量が保証されている。 連続作動式のプレスのプレス速度は、前置プレスおよび、連続作動式のプレスの前側の部分に、進入範囲のすぐ背後で設けられた、 UHF加熱、つまりマイクロウエーブ加熱を用いる規定された予熱システムもしくは付加的な加熱システムによってまだ増大させることができる。 連続作動式のプレスによる接着剤層の凝結時間に基づき、ベニヤパッケージの自動的な当接の時間的経過も規定されている。 この時間的な経過は、貯えベルトと供給ベルトとの可逆行程速度によっても制限されているので、有利には当該設備の多段式の配置により、各段部の作業速度を連続作動式のプレスの全生産速度に適合させることができる。 この場合、各段部で製造されたベニヤ単板ストランドは合流されて1つの共通の二重ベニヤ単板ストランドを形成する。 この場合、実際の使用事例から得られるベニヤパッケージ厚さを考慮して2段式の手段が有利であると思われる。 自動的な当接過程全体は数値制御され、しかもベニヤ単板の上面が常時接着剤塗布されるように制御される。 ただし、フリースパッケージの上側のベニヤ単板は接着剤塗布されずに接着剤塗布装置を通過し、この場合、接着剤塗布装置は適宜に休止される(freist ellen)。 次のベニヤ単板に対する接着を保証するためには、上側のベニヤ単板の後縁部が別個の接着剤塗布ステーションによって接着剤塗布される。 プレス速度、つまり生産出力は、付加的な加熱システム、たとえば進入ローラ機台に組み込まれた予熱装置や、連続作動式のプレス自体に設けられたマイクロウエーブを用いる付加加熱装置によって生ぜしめられると有利である。 さらに実験に基づき、連続作動式のプレスにおける転動支持において、たとえば21mmの直径を有する転動ロッドと、≧2.7mmのスチールベルト厚さで1.5mm の転動ロッド間隔とを用いて、ベニヤ積層板を申し分なく製造することができることが判った。 すなわち、本発明により連続的に製造されるベニヤ単板ストランドから、このようなベニヤ積層板を製造することは容易に可能であることが判った。 【0009】本発明の別の特徴および別の利点は、請求項2以下もしくは請求項9以下に記載の構成から得られる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。 【0011】図1には、本発明による方法を実施するための設備の全体が斜視図で示されている。 【0012】図1に示した設備は長さ方向で複数の設備区分に分割されており、各設備区分はそれぞれ次のものを表している: A ベニヤ接着剤塗布装置 B 二段式の供給ベルトシステム C ベニヤ単板当接・結合装置 D ベニヤパッケージ・二重ストランドシステム E マイクロウェーブ付加加熱装置を備えた連続作動式のプレス F ベニヤ積層板 設備区分A:図1に示したベニヤ単板1は、たとえば2.5mm〜約4.6mmのベニヤ厚さと、たとえば4′×8′もしくは3′×6′の寸法とを有するベニヤシートから成っている。 このベニヤ単板1は高い速度で接着剤塗布装置2を通過して、引渡しベルト3に供給される。 ただしこの場合、接着剤はベニヤ単板1の上面にしか塗布されない。 これにより、設備区分Bから設備区分Eに到るまでのベルトおよびローラテーブルに沿った良好な搬送性が可能となる。 ベニヤパッケージ9,10 または11の最上位のベニヤ単板mだけは接着剤塗布されない。 接着はそれぞれ下位に位置するベニヤ単板nによって与えられている。 層形成過程は設備区分A,B, Cの通過中に数値検出され、この場合、接着剤塗布装置2への供給部においてベニヤ単板1が相応してカウントされ、つまり数値検出される。 相応して、多段式ベルト分配器4も制御される。 【0013】設備区分B:ベニヤ単板当接・結合装置C へのベニヤ単板1の供給は、図1、図4、図5、図6、 図7、図8、図9、図11、図12、図13、図14および図15から明らかである。 接着剤塗布されたベニヤ単板1と、接着剤塗布されていない上側のベニヤ単板1 とは、引渡しベルト3によって多段式ベルト分配器4に供給される。 この多段式ベルト分配器4は、ベニヤ単板1を受け取るための旋回可能な2つのベルトから成っている。 上段のための上側の旋回可能な多段式ベルト分配器4′は上方に向かって上昇するように延びており、下段のための下側の旋回可能な多段式ベルト分配器4は下方に向かって降下するように延びている。 ベニヤ単板1 はその都度、上段および下段の貯えベルト5,5′によって引き取られて、上側の引渡しノーズ22および下側の引渡しノーズ23の範囲で供給ベルト6,6′に供給される。 貯えベルト5と供給ベルト6とは、それぞれ水平方向の可逆的な往復運動によって同期的に引渡しを実施するか、もしくは当接機能を実施する。 この場合、当接プログラム(図16に示した突き合わせまたはオーバラップ)に応じてベニヤ単板1を前進走行において挿入位置19の方向へ搬送して、位置決めするか、または既に供給ベルト6,6′上で位置決めして挿入位置19にまで搬送することができる。 卸し過程の間、後進走行において、組み合わされた貯え・供給ベルトシステム5, 6によって、既に次のベニヤ単板1が引き取られ、これにより短いタイミングサイクル(Taktfolge) が実現される。 この目的のために、ベルトシステムのベルト駆動装置はプログラム制御されて種々の速度で一部連続的にかつ/または間欠的に負荷される。 【0014】設備区分C:個々のベニヤ単板1は図1〜 図15に示したように、挿入位置19で機械的にベニヤオーバラップ量Yによってベニヤパッケージ9,10または11の対応するベニヤ単板m,n,o,pに接着される。 以下において、たとえばベニヤパッケージ9の各ベニヤ単板m,n,o,pをベニヤパッケージ10のベニヤ単板m′,n′,o′,p′と連続的に結合もしくは架橋させて、連続的なベニヤ単板ストランド20;2 1を形成するための過程を説明する。 図10には、1つのベニヤ単板ストランド20または21を形成する複数のベニヤパッケージ9,10,11の結合された構造もしくは挿入された構造が示されている。 図4に示したベニヤ単板当接・結合装置Cには、ベニヤ単板1を搬送する貯えベルト5と、供給ベルト6と、駆動されるローラテーブル7と、駆動されるベニヤフィードローラテーブル8と、挿入位置19を有する最後の引渡しローラ29 と、搬送ベルト(Auflaufband)17とが所属している。 搬送ベルト17はベニヤ単板1により積層されたベニヤ単板ストランド21を引き続き搬送する。 図5〜図9には、ベニヤ突出長さLで互いに当接された第1のベニヤパッケージ9が示されている。 この場合、 ベニヤ単板p,o,n,mはこの順序でベニヤ突出長さLで、それぞれこのベニヤ突出長さLの分だけ後方にずらされた供給ベルト6によってローラテーブル7と、ベニヤフィードローラテーブル8とに上下に積み重ねられる。 供給ベルト6はこの場合、貯えベルト5と共に可逆距離Gだけ図6に示した出発位置へ戻されている。 図6 から判るように、このときベニヤパッケージ9は旋回軸として働く前端部で、ベニヤフィードローラテーブル8 によって角度αで定置のローラテーブル7から上方へ旋回させられる。 図7〜図9、図11および図12からは、挿入過程がどのようにして行われるのかが判る。 第1のベニヤ単板pは不変の運転速度でベニヤフィードローラテーブル8の最後の引渡しローラ29から搬送ベルト17上へ降下させられて(流れ落とされる)、これによって引き続き運動する。 その間に、供給ベルト6はローラテーブル7を介して、挿入したい次のベニヤパッケージ10の第1のベニヤ単板p′と共に引き込まれて、 このベニヤ単板p′をベニヤオーバラップ量Yで、先行するベニヤ単板p上に卸す。 ベニヤ単板p′を卸すと同時に後進走行した後に、供給ベルト6は再び前進走行して、図11および図12に示したように常時可逆運動しながら次のベニヤ単板o′,n′,m′をそれぞれオーバラップ量Yで、それぞれ先行する対応するベニヤ単板o,n,mが最後の引渡しローラ29から降下した後に、これらのベニヤ単板o,n,m上に卸し、このときに図12に示したように定置のローラテーブル7に次のベニヤパッケージ10を形成する。 図11にはさらに、 ベニヤパッケージ9の上側のベニヤ単板mの後端部が上側の引渡しローラ29から滑り落ちている状態が示されている。 その後に直ちに図15に示したように、旋回可能なベニヤフィードローラテーブル8に設けられた、側方で引込み・引出し可能な、真ん中で分割されたベニヤフィードローラが、側方に引き出されて、旋回角度αだけ旋回させられて下側の水平な位置にもたらされ、その後に直ちに定置のローラテーブル7との間の受け止め位置24に引き込まれる。 図12に示したように、その直後に次のベニヤパッケージ10が角度αで持ち上げられ、つまり旋回させられるので、ベニヤパッケージ10 がプレス速度で走出する間、図4〜図9に示したように、組み合わされた貯え・供給ベルトシステム5,6によってベニヤ単板1が供給されて、走出するベニヤパッケージ10に引き渡されて、ベニヤパッケージ11を形成する。 ベニヤ単板1が供給ベルト6によって引き渡される際に、前縁部はそれぞれ、直前の走出するベニヤパッケージの、ベニヤフィードローラテーブル8から走出したベニヤ単板の後縁部に載設される(図4〜図15参照)。 ローラテーブル7およびベニヤフィードローラテーブル8(場合によっては最後の引渡しローラ29も) は連続作動式のプレス18と同じ速度で駆動されている。 定常の運転速度と、H対LおよびYの同じジオメトリ位置とに基づき、常に同じベニヤパッケージ状態が生ぜしめられる。 すなわち、パッケージストランドにおけるベニヤ単板1の相互固定が生ぜしめられる。 挿入位置は、最後の引渡しローラ29の鉛直な降下垂直線(Ab tropfvertikale)+プレス速度に等しい走行速度に基づき生ぜしめられる位置間隔Xから得られる。 図12には、この位置間隔Xが、既に降下したベニヤ単板p′(鎖線)に関して記入されている。 この挿入位置19はそれぞれ降下するベニヤ単板に対して光バリヤにより参照され、したがって、ベニヤオーバラップ量Yでの引渡しのための、後続のベニヤパッケージ10のベニヤ単板を卸すための基準点となる。 こうして、ベニヤ単板1の長さHの、自動的に生じる製造誤差が補償される。 すなわち、貯え・供給ベルト5,6のベルト速度および可逆速度は、挿入位置19における位置間隔Xに対する基準信号に基づき、駆動装置のNC軸線に応じて自動的に調整される。 各オーバラップ突き合わせ部の間の間隔は選択可能であるか、またはたとえば長さHからの結果としてベニヤ単板1の数によって求めることができる。 この場合注意すべきことは、図16に示したように本発明による設備を用いると別の接合方法も可能となることである。 引渡し過程の間、走出するベニヤパッケージは連続的なプレス速度で運動する。 卸したいベニヤ単板1は卸し過程時に位置固定される。 この位置固定は、やはり連続的なプレス速度で行われる。 両段からのベニヤ単板ストランド20,21の合流は、やはり各オーバラップ突き合わせ部の選択可能な相互間隔を用いて行われる。 念のため付言しておくと、ベニヤ単板当接・ 結合装置の構成は1つの段でも、複数の段でも行うことができる。 図13、図14および図15には、前で説明したベニヤ単板当接・結合装置の斜視図が示されている。 【0015】設備区分D:上段と下段の連続的に形成された2つのベニヤ単板ストランド20,21は、上側の搬送ベルト12と下側の搬送ベルト17とによって引き取られて、上側の斜めに延びる当接ベルト13と、下側の斜めに延びる当接ベルト16とを介して、中央の引渡しベルト25に供給される。 図3に示した縦断面図では、上下の両段から二重ベニヤ単板ストランド28がどのように形成されて、かつ前置プレス14を備えた進入ローラ機台の中央の引渡しベルト25によってどのように供給されるのかが判る。 この前置プレスは、組み込まれた予熱装置15を備えた進入ローラ機台から成っており、この予熱装置15は、たとえばUHF領域またはマイクロウェーブ領域によって形成することができる。 この場合、この予熱装置は進入ローラ機台の内側または外側にも配置することができる。 製造したい製品にとってどのような条件(たとえばベニヤ単板の厚さまたは木材種類)が与えられているのかに応じて、当該設備は選択的に前置プレス14を有する進入ローラ機台を装備して構成するか、または前置プレス14を有する進入ローラ機台なしに構成することができ、さらに予熱装置を装備して構成するか、または予熱装置なしに構成することができる。 組合せは全ての形で可能である。 【0016】設備区分E:連続作動式のプレス18の、 上下で循環するスチールベルト27は、加熱されたプレスホットプレートに対して転動ロッドによって支持される。 図2には、図1のI―I線に沿った断面図で、選択的に生産効率を向上させるためのUHF(マイクロウェーブ)加熱装置26の付加的な配置が示されている。 すなわち、選択的に生産を向上させるためには図3に示した予熱装置15を使用するか、または連続作動式のプレス18の内部に設けられたUHF(マイクロウェーブ) 加熱装置26を使用するか、あるいは両者の組合せで、 つまり一緒に使用することもできる。 【0017】設備区分F:連続作動式のプレス18から進出した後に、連続的にかつエンドレスに進出するベニヤ積層板31は最終製品の製造部に供給される。 すなわち、エンドレスなベニヤ積層板31はプレハブ住宅構造のための相応する構造エレメント、ビーム材および支持エレメントに分割される。 連続作動式のプレス18を設計するための計算基準としては、太さ(直径)D=21 mmおよび転動ロッド間隔S=1.5mm(プレス範囲を通過する間)を有する転動ロッドを考慮して、厚さd =2.7mm、有利には3mmを有するスチールベルトを2N/mm 2の固有プレス力で使用することが有利であるとみなされる。 【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による方法を実施するための設備の側面図である。 【図2】図1のI―I線に沿った断面した斜視図である。 【図3】前置プレスと予熱装置とを備えたベニヤパッケージ二重ストランド形成装置の拡大図である。 【図4】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際の過程を示す概略図である。 【図5】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際の別の過程を示す概略図である。 【図6】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際のさらに別の過程を示す概略図である。 【図7】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際のさらに別の過程を示す概略図である。 【図8】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際のさらに別の過程を示す概略図である。 【図9】エンドレスなストランドベニヤ積層板を製造するためのベニヤパッケージ二重ストランドを連続的に製造する際のさらに別の過程を示す概略図である。 【図10】ベニヤパッケージの構造を示す概略図である。 【図11】ベニヤ単板当接・結合装置における運動経過を示す概略図である。 【図12】ベニヤ単板当接・結合装置における別の運動経過を示す概略図である。 【図13】二段式の供給ベルトシステムBと、ベニヤ単板当接・結合装置Cと、ベニヤパッケージ・二重ストランドシステムDの各区分における運動位置を示す斜視図である。 【図14】二段式の供給ベルトシステムBと、ベニヤ単板当接・結合装置Cと、ベニヤパッケージ・二重ストランドシステムDの各区分における別の運動位置を示す斜視図である。 【図15】二段式の供給ベルトシステムBと、ベニヤ単板当接・結合装置Cと、ベニヤパッケージ・二重ストランドシステムDの各区分におけるさらに別の運動位置を示す斜視図である。 【図16】ベニヤパッケージの種々の接合方法を示す概略図である。 【符号の説明】 1 ベニヤ単板、 2 接着剤塗布装置、 3 引渡しベルト、 4 多段式ベルト分配器、 5 貯えベルト、 6 供給ベルト、 7 ローラテーブル、8 ベニヤフィードローラテーブル、 9 ベニヤパッケージ(=m,n,o,p)、 10 ベニヤパッケージ(= m′,n′,o′,p′)、 11 ベニヤパッケージ(=m′′,n′′,o′′,p′′)、 12 搬送ベルト、13 当接ベルト、 14 前置プレス、 1 5 予熱装置、 16 当接ベルト、 17 搬送ベルト、 18 連続作動式のプレス、 19 挿入位置、 20 ベニヤ単板ストランド、 21 ベニヤ単板ストランド、 22 引渡しノーズ、 23 引渡しノーズ、 24 受け止め位置、 25 中央の引渡しベルト、 26 UHF加熱装置、 27 スチールベルト、 28 二重ベニヤ単板ストランド、 29 最後の引渡しローラ、 31 ベニヤ積層板、A ベニヤ接着剤塗布装置、 B 二段式の供給ベルトシステム、 C ベニヤ単板当接・結合装置、 D ベニヤパッケージ・二重ストランドシステム、 E連続作動式のプレス、 F ベニヤ積層板、 G 可逆距離、 H ベニヤ単板長さ、 L ベニヤ突出長さ、 X 位置間隔、 Y ベニヤオーバラップ量 フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー ホフマン ドイツ連邦共和国 エッピンゲン ブレッ テナー シュトラーセ 91−1 (72)発明者 ゲルハルト メルツァー ドイツ連邦共和国 ラウタータール グレ ンツヴェーク 11 |