Products manufactured by the manufacturing method and the method of laminating sheet |
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申请号 | JP2007527431 | 申请日 | 2005-05-18 | 公开(公告)号 | JP2008500212A | 公开(公告)日 | 2008-01-10 |
申请人 | シーエフシー インターナショナル, インク.; | 发明人 | シャノン, ケー. クロフォード−テイラー,; スウィト (ジョン) サングカラタナ,; ウィリアム, エー. ヘリング,; | ||||
摘要 | 本発明は、梱包、標識、展示物、取引カード、IDカード等の改良型ラミネートシート/カードの製造方法に関する。 本方法は、平坦なシートをフィルムに見当合わせすること、次いで、接着剤により概ね平坦な個々のシートにフィルムをラミネートするか又はフィルム上のコーティング材を転写することを含む。 フィルム又はコーティング材は、セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する層状化された特徴を含むことができる。 | ||||||
权利要求 | シート又はカードをラミネートする方法であって、 基板シートとフィルムとを見当合わせするステップ、及び フィルムをシートにラミネートするステップを含む方法。 フィルムが一以上のコーティング材を含み、見当合わせした状態で基板シートに対してコーティング材を完全に又は部分的に転写する、請求項1に記載の方法。 シートが概ね平坦なシートである、請求項1に記載の方法。 概ね平坦なシートはシートスタックから取り出したものである、求項3に記載の方法。 フィルムが、セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する少なくとも1つの特徴又は層を含む、請求項1に記載の方法。 セキュリティ上の特徴が、壁紙模様又は特別に見当を合わせしたカスタマイズ画像のホログラフィー図形であり、ホログラフィー図形は、真空蒸着した金属又は他の化合物の選択的な脱金属化領域又は高屈折率領域を有することができるか、或いはモーフィングホログラム、バーコード、機械で読み取り可能な画像又はアレーである、請求項5に記載の方法。 セキュリティに関する特徴が、UV蛍光性、光輝性、燐光材、IR吸収/反射性、色彩シフト(OVI、OVD)性、熱変色性又は光互変性の要素、或いは識別用添加材、マーカー、トレーサー、磁性インク、バーコード、可読画像、アレー又は不正加工検出材要素を含むインク又は添加剤である、請求項5に記載の方法。 機能に関する特徴が、熱、薬品、UV及び/又は磨耗に対する耐性のうちの少なくとも一つ、或いは摩擦係数又は帯電防止特性を変化させるコーティング又は処理である、請求項5に記載の方法。 装飾に関する特徴が、ぼかしコーティング、織地コーティング、グラフィック、証印、木目模様、銀白模様、石又はマーブル模様のうちの少なくとも一つである、請求項5に記載の方法。 ラミネートするステップが、水又は溶剤ベースであるか、ヒートシール式、ホットメルト式、又は照射硬化型の接着剤を使用することを含む、請求項1に記載の方法。 基板がスプリットコア又はモノコアである、請求項1に記載の方法。 基板が、PVC共重合体、PVCホモポリマー、PET、APET、PETG、PC、PS、ABS、PBT、アクリル、PE/PP、HIPS、紙、又は板材を含む、請求項1に記載の方法。 フィルムが、PET、APET、PETG、PBT、OPP、他のオレフィン、PVC、アクリル、HIPS、PS、PC、又は共押出しフィルムを含む、請求項1に記載の方法。 フィルムが、少なくとも一つの識別用マーク又は図形を含み、見当合わせするステップが、少なくとも一つの識別マーク又は図形とシート上の選択位置とを整列させるステップを含む、請求項1に記載の方法。 請求項1に記載の方法によって製造された製品。 フィルムが一以上のコーティング材を含み、見当合わせした状態で基板シートに対してフィルム及びコーティング材の全てをラミネートする、請求項1に記載の方法。 セキュリティに関する特徴が、真空蒸着された金属表面であって、連続的であるか、脱金属化されているか又はブラシ処理されているか、或いは他の装飾又はセキュリティに関する画像又は効果を有し、且つUVコンポーネント、IRコンポーネント、又は光学的に変化するコンポーネントを組み込むことが可能な表面である、請求項5に記載の方法。 フィルム又はフォイルに対し、セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する一以上の特徴又は層を選択的に適用するステップ、 セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する特徴を選択的に適用したフィルム又はフォイルを、ラミネート用間隙に搬送するステップ、 基板をラミネート用間隙に搬送するステップ、 基板とフィルム又はフォイルとを見当合わせするステップ、及び 基板とフィルム又はフォイルとを見当合わせした状態でラミネートするステップを含むラミネート方法。 フィルム又はフォイルの少なくとも一方の側を、ホログラフィー処理、金属化処理、ブラシ処理、コーティング処理、又は印刷処理する、請求項18に記載のラミネート方法。 ラミネート用接着剤でフィルム又はフォイルをコーティングするステップ、及び 接着剤を架橋結合するステップを更に含む請求項18に記載のラミネート方法。 |
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说明书全文 | 本開示内容は、図形を見当合わせしたか又はしていないラミネートシートの製造方法の改良と、本方法により製造される製品に関し、特に、取引カード(クレジットカードなど)、免許証/身分証明書等に使用されるラミネートシートの製造方法に関する。 本発明によるラミネートシートは、包装、標識、表示等の用途にも使用される。 具体的には、本発明は、基板層にフィルム又はフォイル層を被せてラミネート材のシートを製造する方法に関する。 発明の背景 ラミネートシート及びカードは、多くの業界で様々な用途に使用されている。 ラミネートシートの代表的な用途には、梱包、バナー広告、装飾/情報表示、POP広告等がある。 ラミネートシートから製造されるラミネートカードの代表的な用途には、クレジットカード、免許証、IDカード、テレフォンカード、ギフトカード、ロイアリティカード、ゲームカード、カードキー等がある。 これらのラミネートシート及びカードは、プラスチック又は紙をベースにした基板と、ホログラフィー加工、金属化、又は印刷加工されたフィルム又はフォイルか、或いは透明なフィルム又はフォイルと、接着剤及びコーティング材から構成される多層構造体である。 これらのラミネートカードは通常、印刷、グラフィック、及び/又はセキュリティ要素等の他の特徴も有している。 ラミネートカードの製造は、ピール強度又は層間剥離耐性等に関する一定の規格に最終的に合わせなければならないという点で困難である。 更に、ラミネートカードには、層間の気泡又は皺、完成品におけるたわみ、巻き癖、反り等の欠点が、製造工程中或いは完成後に発生する場合がある。 たわみは、ロール方式のラミネート工程において、各層を構成するロール状の材料が、ロールを解かれ、コーティングされ、ラミネート工程に供給される際に張力のバランスがくずれて、互いに付着することにより生じ得る。 更に、ロール対ロール方式のラミネート法は、膨大な巻上げ用のプラスチック材を必要とし、これによりロール状の巻き癖が付く(即ち、コイル状に巻上げられた形状記憶)。 出来上がったラミネートカードは、次に別のラインにおいてシート化され、この工程において、所望の長さ、例えば24インチx28.5インチに切断され、次いで裁断機又は他の切断法を用いて四辺形にされる。 ホログラフィー図形のシートへの見当合わせは、制御された装置又は自動的な装置によっては行われない。 次いでこれらのシートは印刷加工され、次に、二次的且つ最終的ステップとして、接着材を塗布した厚さ2ミル(50ミクロン)の二枚のPVCを上と下に被せることによりシートを背中合わせに溶着して外皮を形成する。 この最終ステップは、通常カード製造業者によって行われる。 印刷処理されたシートは、次いで本分野で既知の種々の方式を用いてカードサイズに縮小される。 サインパネル、ホログラム及び/又は装飾フォイルのような特徴が、多くの場合必要性又は希望に応じて個別のカードに適用される。 次いでこれらのカードは標準的な個人化装置でエンボス加工される。 しかしながら、本発明によるラミネートシート及びカード、並びにその製造方法は、先行技術によるラミネートカード及びシート、並びにその製造方法の問題点及び欠点を克服する。 本開示内容は、既知の先行技術によるラミネートシート及びカードの機能及び特徴を改良し、コスト効率が良く、且つ時間を節約できるラミネートカード製造方法を提供する。 発明の概要 ここに開示する一実施形態の方法は、概ね平坦なシート状の基板を準備するステップ、及びこの概ね平坦なシートをラミネーションを行うエリアに搬送し、そこでこの概ね平坦なシートに対し、フィルム又はフォイル層の見当合わせ及び貼り付けを行うことにより、改良型のラミネートシートを生産し、この改良型シートから、取引カード、免許証、IDカード、テレフォンカード、ギフトカード、ロイアリティカード、ゲームカード、カードキー等を製造するステップを含む。 尚、この改良型のラミネートシートは、梱包用、標識用、展示物用等にも使用することができる。 ここに開示する実施形態のラミネートシートは、前述の巻き癖又は反りに関するものを含め、既知の先行技術より優れた特徴と利点を示し、本明細書に開示する方法によってこれら欠点を最小化又は除去することができる。 フィルムは、セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する層状化された多様な特徴を含むことができるが、それら特徴を含まなくてもよい。 これらの特徴は、ラミネート加工の前に、又はラミネート加工中に、フィルム又はフォイルに適用又は組み込まれる。 本明細書に開示する実施形態の更なる目的は、取引カード、免許証、IDカード、テレフォンカード、ギフトカード、ロイアリティカード、ゲームカード、カードキー等に使用される、改良されたラミネートカードを提供することである。 更に、このような改良されたラミネートシートは、梱包用、標識用、展示物用等にも使用することができる。 本明細書に開示する実施形態の更なる目的は、先行技術によるラミネートシート又はカード、及びラミネートシート又はカードの製造方法の問題点及び欠点を克服し、従来技術より優れた特徴と利点を実現することである。 添付図面を参照することにより、これまでの記載を更に良く理解することができるであろう。 図1は、開示する実施形態の方法を示す概略図である。 本方法は概して、フィルム又はフォイル層を、基板又はコア層からなる個々のシート上に積層することを含む。 フィルム又はフォイル層の少なくとも一方の側は、タイコートを含むか又は含まない、ホログラフィー加工、金属化処理(金属又は他の化合物の蒸着)、ブラシ処理、コーティング加工、又は印刷加工を施したフィルムか、或いは透明なフィルムを有することができる。 加えて、フィルム又はフォイルには、ラミネート加工の前又はラミネート加工中に、セキュリティ、機能及び/又は装飾に関する層状化された多様な特徴を選択的に適用することができる。 逆転ローラ5は、オーブンと加熱ドラムの近くに配置され、ラミネート用のロール間隙を形成する。 基板又は芯材のシート4を積み重ねた概ね平らな束は、逆転ローラ5の近くに適切に保持される。 シート4は、シート供給の分野で既知の何らかの適切なシート供給機構及び/又は搬送システム(図示せず)によりラミネート用の間隙に供給される。 シートがラミネート用の間隙に供給されると、見当合わせユニット12は、シート4とフィルム1の見当合わせを行う。 図2に、フィルムロール上の見当合わせ用目印及び走行ラインの配置例を示す。 目印又は図形、或いは走行ラインには、例えば、研磨法(エンボスシム内を磨く又は研ぐ)、散乱法(エンボスシムに物理的に傷を付けるか、化学的にエッチングするか、又はサンドブラストする)、回折法(エンボスシム上に光を(虹状に)屈折させるマーク/ラインを付ける)、又は印刷法(フィルム上に印刷する)によるものがある。 見当合わせを行った後、シート4が見当合わせ装置の間隙を通過するときにフィルム1がシート4上にラミネートされることにより、改良されたラミネートシート又はカード6が生成される。 次いでシート又はラミネートカード6は、例えば隣接するシートが重なり合う部分を可動刃により切断するか又はそこに切り込みを入れることにより分離されるか、或いは穿孔ホイールを用いてフィルムに切り込みを入れ、裂け目又は切れ目を広げることにより分離される。 次いで、これらを積み上げる。 この切り離しには、従来技術に既知のあらゆる適切な切断装置及び/又は分離装置を使用できる。 好適には、フィルムは、タイコートを含むか又は含まない、ホログラフィー加工、又は金属化処理(金属又は他の化合物を蒸着)、ブラシ処理、コーティング加工、又は印刷加工を施した面に、接着剤が塗布されるようにラミネートされる。 しかしながら、フィルムは、前述の特徴を有する面が上を向くようにラミネートすることができるか、又はラミネートされるフィルムの両面が前述の特徴を有することもできる。 図3に、ラミネートシート及びカードの構造の一実施形態を示す。 C、D、D'及び、C'で示す、前述の方法を使用して製造されたラミネートシート又はカードは、追加の層A、B、B'及びA'と積層されて複合体を形成しており、ここでD及びD'はシート4であり、C及びC'はフォイル1である。 この複合体は次に切断又は打ちぬきによって種々のサイズ及び形状を有する個々のユニットに切り離される。 図3に示す実施形態の各層を次のように定義する。 コンポーネントBは、コンポーネントCの表面上に在り、通常グラフィック印刷及び証印を有する複数の層である。 或いは、コンポーネントBは使用しなくともよい。 コンポーネントDは、通常PVC又はPETGであるが、APET、PC、PS、ABS、アクリル、PE(ポリエチレン)及びPP(ポリプロピレン)等のオレフィン、HIPS、紙、板材等でもよい。 コンポーネントC'は、通常、機能、装飾及び/又はセキュリティに関する層状化された特徴の一つ、又はこれらの組み合わせを含むPETフィルムであるが、、APET、PBT、PETG、OPP及び他のオレフィン、PVC、アクリル、ABS、HIPS、PS、PC、共押出しフィルム等でもよい。 図4は、ラミネートシート及びカードの構造の別の実施形態を示す。 前述の方法を用いて製造された、C、D及びD'で示すラミネートシート及びカードは、追加の層A、B、B'、B''及びA'と積層されて複合体を形成しており、ここで、D及びD'はシート4であり、Cはフォイル1である。 この複合体は、次いで切断又は打ち抜きによって種々のサイズ及び形状を有する個々のユニットに切り離される。 図4に示す実施形態の各層を次のように定義する。 コンポーネントBはコンポーネントDの表面に在り、通常、グラフィック又は証印の印刷を含む。 或いは、コンポーネントBは使用しなくともよい。 コンポーネントCは、通常、機能、装飾及び/又はセキュリティに関す層状化された特徴の一つ又はこれらの組み合わせを含むPETフィルムであるが、APET、PBT、PETG、OPP及び他のオレフィン、PVC、アクリル、ABS、HIPS、PS、PC、共押出しフィルム等でもよい。 コンポーネントD'は、通常PVC又はPSであるが、PETG、APET、PC、ABS、アクリル、PE及びPPなどのオレフィン、HIPS、紙、板材等でもよい。 コンポーネントA'は保護用オーバーレイであり、通常PVCであるが、他の材料でもよい。 或いはコンポーネントA'は使用しなくともよい。 装飾に関する特徴の複数の例は、ぼかしコート、織地コート、或いはフィルム上に印刷されたグラフィック、木目調又はマーブル模様などで、これらの加工は、水性又は溶剤ベースの熱可塑性インク、放射線硬化型インク、昇華型インク等を使用して、既知の多数の印刷方法−輪転グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷及びデジタル印刷等によって行われる。 更に、フィルムに真空蒸着(金属又は他の化合物の)を、ぼかしコートと共に、又は単独で行うことができる。 また、装飾に関する特徴は、ホットスタンプするか、又は別の工程によりフィルムへ転写することができる。 本明細書に記載のセキュリティに関する特徴の一つ又はそれらの組み合わせをフィルムに加えることもできる。 壁紙模様又は特別に見当合わせした画像のホログラフィー図形を、既知のエンボス技術を用いて、耐熱性又は通常のホログラフィー用のコーティング材にエンボス加工することができる。 エンボス加工したフィルムは、真空蒸着した金属又は他の化合物(酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、二酸化チタン)でコーティングすることができ、その結果、一般に金属化された製品又は高い屈折率を有する製品に分類される製品が製造される。 また、フィルムは光学的に変化するコーティング材でコーティングすることもできる。 更に、これら製品には、脱金属化処理を選択的に行うこともでき、この脱金属化は直接方式(金属化された表面に金属除去溶液を直接プリントする)、又は間接方式(特定のエリアをマスクしてフィルムを脱金属化溶液中に通過させることにより、そのエリアの金属を残す)によって行われる。 これにより、エンボス加工したホログラフィー図形に見当合わせされた金属層が真空蒸着された部分が除去される。 この拡張として、結果として得られた脱金属化層を透明な層又はぼかし層でコーティングしてエンボス加工した画像を指定し、その後再金属化することが可能である。 この結果、色彩の異なるエンボス加工されていない金属化層とホログラフィー図形との組み合わせが得られる。 また、エンボス加工、金属化、脱金属化、抽出、再金属化の工程の順番は固定的なものではない。 また、エンボス加工される画像は、二次元又は三次元、或いはモーフィングホログラムとすることができるか、マイクロテキスト、バーコード、又は機械読取可能な特徴を含むことができる。 最終的に、見当合わせしたシート材へのラミネーションに先立って、上記フィルムのいずれかに見当合わせして本明細書に特定したようなセキュリティインクを印刷することができる。 セキュリティインクは可視でも非可視でもよい。 セキュリティインクは通常、UV蛍光性、燐光性、真珠光沢性、暗部発光性、IR吸収/反射性、カラーシフティング(OVI)性、熱変色性、光互変性、磁性、又は標識剤/マーカー/トレーサーを含む物、或いは不正加工検出材に分類される。 インクは、バーコード、可読画像、アレー等のパターンに印刷することができる。 図5は、ラミネートシート及びカードに選択的に組み込むことのできる種々の特徴を示す。 これにより、ラミネートシート及びカードのカスタマイズが可能となる。 フィルム1は、好ましくは12〜23umの透明度の低い、熱的に安定し、印刷処理された二軸性配向PETである。 しかし、フィルムは約10−50umのものでもよい。 また、例えば、APET、PETG、PBT、OPP、PVC、アクリル、PC、PS、ABS、HIPS及び共押出しフィルムなどの代替フィルム材料が使用可能である。 ラミネーション後の後処理を必要としないか、又はANSI/ISO性能を必要とする一部の用途にはオレフィン系フィルム(PP、メタロセン触媒処理されたもの等)も使用可能である。 以下に説明するように、フィルムには、セキュリティに関する所望の機能、性能及び外観を得るために、特定の機能的及び審美的な特殊コーティングを施すことができる。 フィルムは、金属化(金属又は他の化合物の蒸着)、ホログラフィー加工、ブラシ処理、印刷処理(例えば、グラフィック、ロゴ、証印、マーブル模様、木目調模様等)、ぼかし処理を施したものか、又は透明とすることでき、更に以下に述べるようなセキュリティに関する層状化された特徴を含むことができる。 更に、フィルム上のコーティング材の上又は中に、インク又は添加剤を使用することができる。 このようなインク又は添加剤の例には、UV蛍光インク、燐光性インク、真珠光沢インク、IR吸収/反射インク、色彩シフト(OVI)インク、熱変色インク、光互変インク、識別添加剤、マーカー剤、トレーサー剤、磁性インク、模様(バーコード、可読画像、又はアレー等)、或いは不正加工検出材が含まれる。 使用する接着剤の種類、接着剤の適用方法、或いはコーティング材はフィルムとラミネートさせてシートにラミネートするのか、フィルムから転写するのかは、通常、ラミネートシート又はカードに組み込む特徴、製造コスト、適用する性能基準等の要因に応じて選択する。 このように、本明細書に開示した方法及び本方法により製造される製品は、シート及びカードのラミネート工程に多数の改良点及び長所を有しており、それらは例えば、巻き癖が無いこと、モノコアの基板が使用できること、PVCの代替プラスチックであること、及び大きなピール強度を有することである。 更に、本明細書に開示するラミネートシート及びカードは、二次的な(最終的な)ラミネーション加工を行うことなしに、ANSI/ISO規格に適合する。 更に、フィルム上に、ホログラフィー加工、脱金属化領域及び印刷処理された図形を、シート又はカード材に見当合わせしてラミネートすることができる。 加えて、シートをラミネートした後、このラミネートシート上のフィルム図形にダウンストリームでの印刷アートワークを見当合せすることができる。 例えば、前者の場合、フィルム上にホログラフィー加工又は脱金属化されたパターンにフィルムを見当合わせの上印刷することができる。 後者の場合、シート全体に亘って一連の図形を有する個々のラミネートシートを、様々な種類のシート供給印刷工程を用いて見当合わせの上印刷することができる。 |