Refraction outer coat thin film panel technology for the production of identity cards (id card)

申请号 JP2000545707 申请日 1999-04-23 公开(公告)号 JP2002512908A 公开(公告)日 2002-05-08
申请人 ファーゴ エレクトロニクス インコーポレイテッド; 发明人 ダンハム,マシュー,ケイ.;
摘要 A method for printing an identification card includes printing an image on a surface of the identification card and depositing a first overlayer onto the surface of the identification card. Ridges are created in the first overlayer. A second overlaminate layer is deposited over the first overlayer. The second overlaminate layer includes ridges created by the ridges in the first overlayer such that the ridges create a visible pattern on the identification card.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 身分証明カードを印刷する方法であって、 身分証明カードの表面上に像を印刷すること、 身分証明カードの表面上に第1の外被層を被せること、 前記第1の外被層内に隆起部を形成すること、および 第2の外被薄膜層を前記第1外被層上に被せることにより、該第2の外被薄膜層が前記第1の外被層内の隆起部によって形成される隆起部を有するようにすることを含み、前記隆起部が身分証明カード上に目に見えるパターンを形成する方法。
  • 【請求項2】 第2の外被薄膜層を前記第1外被層上に被せることにより、該第2外被薄膜層が前記第1の外被層内の隆起部によって形成される隆起部を有するようにすることを含む請求項1の方法。
  • 【請求項3】 前記目に見えるパターンが光の屈折によって形成される請求項1の方法。
  • 【請求項4】 前記目に見えるパターンが光の反射によって形成される請求項1の方法。
  • 【請求項5】 前記目に見えるパターンが光の屈折と反射とによって形成される請求項1の方法。
  • 【請求項6】 前記第1の外被層内の前記隆起部が、前記第1の外被層を被せる段階によって形成される請求項1の方法。
  • 【請求項7】 前記第1の外被層内の前記隆起部が、前記第1の外被層に刻み目をつけて記録する段階によって形成される請求項1の方法。
  • 【請求項8】 前記印刷段階が、前記第1の外被層を被せる段階に先だって実行される請求項1の方法。
  • 【請求項9】 前記印刷段階が、前記第1の外被層を被せる段階に引き続いて実行される請求項1の方法。
  • 【請求項10】 前記印刷段階が染料昇華印刷を含む請求項1の方法。
  • 【請求項11】 前記第1の外被層が、リボンから身分証明カードの表面上に転写されることを含む請求項1の方法。
  • 【請求項12】 前記リボンがYMCKOリボンを含む請求項1の方法。
  • 【請求項13】 前記リボンがYMCOリボンを含む請求項1の方法。
  • 【請求項14】 前記第1の外被層が紫外線放射を吸収し、そのことによって、身分証明カードが紫外線放射に曝される時に前記パターンが目に見える請求項1の方法。
  • 【請求項15】 前記第1の外被層が紫外線放射に対応して蛍光発光し、
    そのことによって、身分証明カードが紫外線放射に曝される時に前記パターンが目に見える請求項1の方法。
  • 【請求項16】 請求項1の方法を実行する身分証明カードプリンタ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 発明の背景 本発明は身分証明カード(IDカード)プリンタに関する。 より詳細には、本発明は、屈折性を有するパターンを介して、身分証明カード上に像を形成することに関する。

    【0002】 従来の身分証明カードプリンタは、堅く表面処理されたポリエステルサンドイッチ、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、あるいはポリ塩化ビニルの身分証明カード上に印刷するために、熱伝導技術を用いる。 現在のリボン(インクリボン)技術では、身分証明カードは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(YMCK)フォーマットの状態にされた昇華染料および/あるいは樹脂パネルで印刷されなければならない。 身分証明カードの保護のために、イエロー、
    マゼンタ、シアン、ブラック、外被薄膜(YMCKO)フォーマットのリボンに含まれる非常に薄い外被薄膜の使用を追加することができる。 身分証明カードをさらに保護するために、別個の薄膜プロセスでカードに適用される、より厚い外被薄膜を用いることができる。 これらの外被薄膜は、より厚く、かつより耐久性がある。

    【0003】 ホログラム式の像、またはその他の光学的に変化しやすい像が、偽造されにくいカードを作るために、前記別個の薄膜に取って代わられることができる。 この技術は、印刷工程とは別に、カードに薄膜を重ね合わせるという、付加的な段階を必要とする。 ホログラム式の像を外被薄膜内に配置するのに必要とされる現在の技術は、信頼性に乏しく、製造に長い時間がかかり、かつ身分証明カードを確実に薄膜で覆わないことがしばしばある。 ホログラムが、身分証明カード上の正確な点に限定的に位置決めされることができるように、多数の会社が外被薄膜上に配置されたホログラムを要求する。 しかしながら、この技術は、容易に運用できないので、多量の無駄な製品を生じる。 身分証明カードの顧客が、身分証明カード内にその安全特性のためにホログラム像を頼りにするならば、外被薄膜のロール自身が安全性のリスクを提供することになる。 なぜならばロールは盗まれる可能性があり、また窃盗に気づかれることなしにロールの一部が解かれて切り取られる可能性があり、またロールの廃物が集められて利用される可能性があるからである。

    【0004】 ホログラム式外被薄膜は、肉眼では見えない、あるいは紫外(UV)線源によって蛍光発光することによってのみ見える、より小さなホログラムのようなホログラム像に含まれる付加的な安全特性を有することができる。 これらの付加的な安全特性は安全性を増大するが、それらはまた外被薄膜の費用も増大し、製造の困難さを増大し、かつ準備により長い時間がかかる。

    【0005】 発明の概要 身分証明カードの印刷方法および装置は、身分証明カードの表面上に像を印刷すること、身分証明カードの表面上に第1の外被層を堆積させること、および前記第1の外被層内に隆起部を形成することを含む。 前記第1の外被層内の隆起部は、身分証明カード上に目に見えるパターンを形成する。

    【0006】 図面の簡単な説明 図1は、本発明に使用するためのリボン上のパネルを示す平面図である。 図2は、身分証明カードの平面図である。 図3は、リボン上に搭載された外被薄膜層を示す平面図である。 図4Aは、外被薄膜層を含む身分証明カードの上面図である。 図4Bは、図4Aの身分証明カードの側面断面図である。 図4Cは、第2の外被薄膜層を含む、図4Aの身分証明カードの側面断面図である。 図4Dは、本発明による外被薄膜を用いて形成されるパターンを含む身分証明カードの断面図である。 図4Eは、第2の外被薄膜層の堆積に続く、図4Dの身分証明カードの側面断面図である。 図5は、本発明によるプリンタを通過する身分証明カードおよびリボンの経路を示す断面図である。 図6は、本発明の他の用法による安全特性を有するリボンの平面図である。

    【0007】 好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、印刷可能な表面として外被層を用いることによって、身分証明カード上のYMCK合成プリンタ層を覆う透明層を印刷するプロセスを含む。 これらの外被層パネル(OP)は、染料昇華印刷において既知である。 典型的には、これらは、基板中に昇華させられた染料を紫外線劣化から保護するために用いられる。 外被層パネルは、紫外光内で外被層パネル層に蛍光を発生させる紫外線阻止成分を有するので、外被層パネル層内に印刷されたパターンが紫外光を浴びると、印刷されたパターン全体(ロゴ、筆記、あるいはその他のコンピュータ作成されたデザインであっても)が蛍光を発生するだろう。 異なる外被層パネル層は異なる紫外線保護構造を有する。 日本の東京の大日本社(Dai Nippon)から入手可能な外被層パネル層を有するリボンは、明るい蛍光体から吸収体に至るまで多岐にわたるという特質を有する。 2つ以上の外被層パネル層の組合せは、蛍光印刷に、彩度および色相の変化をもたらすだろう。

    【0008】 1つまたは複数の外被層パネル層が、完全なシートとして身分証明カード上に被せられるのではなくて像(イメージ)の印刷に用いられる場合、像で覆われない昇華塗料は、紫外線劣化に対して保護されないだろう。 外被層パネル層はそれ自身が非常に薄いので、外被層パネル層が完全なシートとしてカード上に載せられたとしても、像の耐久性には疑問がある。 追加の外被薄膜材料がカード上に積層されることができ、これによってカードの耐久性と寿命が増大する。 この第2
    の外被薄膜材料は、ホログラム材料、またはポリガード{PolyGuard:ミネソタ州エデンプレイリーのファーゴエレクトロニクス社(FARGO Electronics, Inc.)
    によって販売される}のような透明の材料であってよい。

    【0009】 外被層パネル層が、染料または樹脂上に印刷される場合、染料または樹脂はカード内に昇華せず、カードの表面上に着く。 第2の外被薄膜材料が、外被層パネル層上に印刷された像の上に積層されると、第2の外被薄膜の下の外被層パネル層の印刷された像によって、反射を有する隆起部の列が形成される。 印刷されたパターンを高周波数で変調させることによって、このプロセスは、回折格子に似た何かを形成することができる。 この回折格子は反射面内に鋭い角をエンボス(emboss)して形成されるので、光を屈折させるための屈折角をより大きくすることができる。 ある形式では、プロセスは印刷された縁部が光を屈折させるようにするので、光源に対してカードを角度づけると、反射光の角度がビューアと一直線をなす時に、明瞭な印刷像の輪郭が映像内に現われるだろう。

    【0010】 さらに印刷された外被層パネル層が用いられる場合、1つの外被層パネル層はYMCK染料印刷を保護するために用いられ、追加の外被層パネル層は像の安全性のために用いられることができる。 カード上にさらなる外被層パネル層を被せることによって、特に外被層パネル層が異なる屈折特性、あるいは異なる紫外線吸収や蛍光発生特性を有する時、付加的な安全特性が形成されることができる。

    【0011】 第2段階で身分証明カード上に積層される外被薄膜は、身分証明カードプリンタの薄膜印刷ヘッドによって刻み目をつけて記録される。 この刻み目は、反射的に互換可能な角度の溝の形状を取る。 それぞれの溝は、さらに、外被層パネル層の屈折特性を強め、また該それぞれの溝は、カードが平面から離れるように動かされる時に出現する像状の回折格子を形成する。 光はそれに従って反射する。

    【0012】 あらかじめ外被薄膜内にエンボスされた回折格子型の像は、外被層パネル層を印刷すること、および、製造の費用と時間を低減する第2の外被薄膜を用いることによってシミュレートされ、像の正確な目標設定を可能にする。 さらに、印刷された外被薄膜が、印刷あるいは特別な外被薄膜製造のどちらかによって調整される場合、さらに大きな反射縁が形成され、安全な像が強化される。

    【0013】 身分証明カードリボン(図1)は、(図1の場合、イエロー染料(1)、シアン染料(2)、マゼンタ染料(3)、ブラック樹脂または染料(4)、および透明外被薄膜(5)から成る、すなわち「YMCKO」リボンとして知られる)パネルの列から成り、該パネルのそれぞれは、昇華染料インクまたは樹脂インクで被覆されている。 リボンはそれぞれ、所望の仕様による、異なるインクパネルで構成されることができる。 例えば、図1のリボンは、ブラック樹脂パネルを除く、すなわち「YMCO」リボン、あるいは外被薄膜が除かれる、すなわち「YM
    CK」リボンであることができる。 フルカラーで印刷することができるリボンの構成は全て、イエロー、シアン、およびマゼンタのパネルを必要とする。 リボンは、プリンタ内に適合する円形コア(6)上に巻かれる。 リボンは、プリントヘッドと未記入の身分証明カードとの間に配置される。 それから、プリンタは、プリンタに接続されたコンピュータから、デジタル像に関する命令、およびプリンタヘッドを熱するための加熱命令を受け取り、身分証明カード(7)上に前記像を記録する(図2)。

    【0014】 図3は、運搬(キャリア)リボン(8)および外被薄膜材料(9)を示す。 外被薄膜材料は、プリンタヘッドからの熱が該外被薄膜材料の全体に加えられる時に、該外被薄膜材料が身分証明カードを完全に覆うように作られる。 外被薄膜は、薄膜の露出面(印刷プロセス中に下向きにされる)に被覆された被覆材料を有する。 熱が加えられると、この被覆材料が薄膜材料と身分証明カードとを接着する。

    【0015】 図5は、積層のプロセスを示す。 リボンコア(6)は、コアホルダ(12)上に装着され、リボン(13)は、プリントヘッド装着用組立体(14)を通して引っ張られて、プリントヘッド(15)と、挟みローラ(16)によってしっかりと保持される身分証明カード(7)との間に挟まれる。 使用済みリボンは、巻き取りローラ(図示されず)の周りに再び巻きつけられる。 身分証明カードは、
    一組の挟みローラ(17)によって、入ホッパ(図示されず)からプリンタ内へ送り込まれる。 身分証明カード(7)は、リボンパネルと一緒に移動し、それから、逆方向に引き抜かれ、そこから次のパネルを印刷されるように送り込まれる。 つまり、カードは、カードの位置とリボンパネルの位置とによって、前進、
    および後退する。 挟みローラは、プリントヘッドおよびプリントヘッド機構が静止している間、2方向に移動することができる。 いったん印刷され、積層されると、身分証明カードは、一組の挟みローラ(18)によって、プリントヘッド領域から動かされる。

    【0016】 図4A〜4Dには、接着の結果が示されている。 身分証明カード(7)は表面に印刷され、外被薄膜層(9)が、身分証明カードの長さと幅を完全に覆うように形成される。 図4Bは、接着された身分証明カード(7)の断面図である。 外被薄膜(9)は、身分証明カードの横幅全体を覆う。 断面が、カードの幅よりも長い場合は、外被薄膜は、カードの全長にまで延びる。 外被薄膜の透明性によって、カード上の印刷を完全に見ることができる。 昇華染料(10)はカード内に昇華されて、身分証明カード(11)の表面下に残るので、その表面は外被層が形成されるまでは平坦なままである。 外被層が形成される時、そこでは、カードの厚さが厚くなる。 樹脂インクが表面上に設けられ、それはまた細長い隆起部(
    ridges)を提供する。

    【0017】 外被層は、離れた場所で付加的な薄膜を補足されることができる。 Cheet
    ahIIやPro−L(ミネソタ州エデンプリー(Eden Prairie)のファーゴエレクトロニクス社(Fargo Electronics, Inc.)から入手可能な)などの身分証明カードプリンタは、印刷位置で適用された外被薄膜層よりももっと厚くて耐久性のある外被薄膜用の第2の積層場所を有している。 ファーゴエレクトロニクス社によって販売されるポリガード(PolyGuard)のような、より厚く、より耐久性のある外被薄膜は、YMCKOリボンとは別のロール上にある。 これらの外被薄膜は、そこにホログラム式の像をエンボス(emboss)されるのに適している。
    図4Cには、より厚い外被薄膜の適用の結果を見ることができる。 身分証明カード(7)は、カードの一部となった昇華された染料あるいは樹脂(10)を有する。 外被薄膜層(9)が、カード全体を覆うように完全なシート状態で被せられ、より厚い外被薄膜層(19)が、サンドイッチ効果を生じるように第1の外被薄膜層上に積層される。

    【0018】 図6では、外被層パネル(9)は、完全なシートとして被せられるというよりは、むしろ印刷される(20)。 印刷された像は、コンピュータで作製されたグラフィック像であることができる。 図4Dは、破れないシートとしてではなく、
    透明印刷層として、印刷された外被層(20)をもつカード(7)の断面を示す。 より厚い外被層(19)が図4Eで適用される時、その効果は、外被薄膜上に、図4Cに示されるような滑らかな表面より厚い外被薄膜シート上に隆起部を形成することである。 これらの隆起部が形成されると、カードが水平面から動かされる時に、下層外被薄膜(20)の隆起部から光が反射し、ゴースティング像を形成する。

    【0019】 いくつかのケースでは、外被薄膜の費用およびカードに薄膜積層処理するのに必要なプリンタの値段のために、外被薄膜の適用は、実用的な選択肢ではない。
    この場合、同様の結果に達する類似の方法が利用されることができる。 図6では、外被層材料が第1の経路(pass)として横たえられ、第2操作で、より重い外被薄膜材料が熱い材料を利用して形成される。 同じ結果に到達するように、第1
    の薄い外被薄膜が背面に形成される。 すなわち、像部分を除いて、外被薄膜パネル全体が形成される。 カード上の隆起させられた表面ではなく、像は、実際には、カード上の外被層材料より低い所にある。 形成された隆起部が反転され、像が外被層が印刷されなかった領域にあるために、まだ像を目で見ることができる。
    この実施例では、外被薄膜の被覆はないので、像を見ることができる。 他方、第2の実施例では、より重い外被薄膜が、非印刷領域を覆い、一杯になる。 非印刷領域は紫外線から保護されないので、長時間にわたって像(非印刷領域である)
    は出現し、昇華染料インクは紫外光への露出によって色あせるであろう。

    【0020】 本発明を好ましい実施例によって説明してきたが、本発明の精神や範囲を逸脱することなく詳細や形式上の変更が可能なことを当業者は理解するであろう。 例えば、他の様式の外被薄膜、外被薄膜技術、あるいは外被薄膜層内に隆起部を形成するための技術が、本発明を実行する時に用いられることができる。 簡明にするために、好ましい種類が開示されている。 しかしながら、本発明は概念を含み、かつ本発明は、本発明の広範な段階や要素を説明する時に、任意の特別な種類に限定されてはならない。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明に使用するためのリボン上のパネルを示す平面図である。

    【図6】 本発明の他の用法による安全特性を有するリボンの平面図である。

    【符号の説明】

    7、11……身分証明カード、10……昇華染料、19……より厚い外被薄膜層、20……印刷された外被層

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HB01 JA18 JA19 KA05 KB05 LA20 LA30 LB03 LB15 LB16 2C065 AB10 AD07 CJ02 CJ08 DC07 DC29 3B005 EA06 EA14 EB05 EB09 FA04 FA07 FB61 GA02 GB01 GC10 GD10 4F100 AK01 AR00A BA03 BA10A BA10C DC13B DD07B DD07C EC041 EH111 EH112 EH461 GB71 HB26B HB26C HB31A JD09B JM02C JN06C JN13B JN18C JN28B

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