外形の成形およびロックの方法および装置

申请号 JP2015540190 申请日 2013-10-29 公开(公告)号 JP6373855B2 公开(公告)日 2018-08-15
申请人 アイピースリー グループ; IP3 GROUP; 发明人 ル モニエ,ジャック;
摘要
权利要求

プレート(9a)から実現される外形(9b)からなるいわゆるブロック(14)の製造方法であって、下記の第一の過程と第二の過程とを有し、 第一の過程(2)であって、少なくとも一つの押圧構成要素(16a)または引っ張り構成要素(16b)、およびにあるタイプの少なくとも一つの成形用構成要素(5)、および滑り溝タイプの少なくとも一つの成形用構成要素(11)を備えた成形用ツールによって、外形(9b)(9d)を成形するための、プレート(9a)の中央部(12)とエッジ(8)との間の垂直な力の差の適用である、第一の過程; ここで、外形(9b)の成形は、成形用の溝付け用ライン(6a)(6b)上での折畳みによってなされ、少なくとも一つの圧力または引っ張り力の動きが与えられ、該動きは、したがって溝付け用の直線(6a)(6b)の上での折畳みによってまた中央部(12)の内側の方への角(7)の折畳みによって実行される、外形(9d)の中央部(12)の方への側面(8)の折畳みを可能にするものであり、角(7)を内側の方へ配置することによる力学的応力によって、また、外形(9d)を構造上成形することを可能にする漏斗(27)の中を徐々に通過することによる力学的応力によって側面(8)を起こすものであり、プレート(9a)は、ひとたび押圧応力または保持応力が取り消されると、部分的に平らにまたは部分的にその元々の形に戻ることができる、任意の材料からなり、 第二の過程(4)であって、前記ブロック(14)をロックしまた成形するための、ロック用鍵(15b)の中央部(18)にかかる垂直な正圧(20)による、外形(9d)の中へのロック用鍵(15b)の挿入である、第二の過程; ここで、外形は、パイプ(16)の下を通過し、ロック用鍵は、形も寸法も非限定的である立方体タイプの外形(9d)の形の内側空間の中に滑り込むようになるが、ロック用鍵(15b)は、外形の内側にその折返し部分(17)の挿入を実現するための一定でまたロック用鍵の中央部(18)を押す押圧構成要素による、パイプ(16)の中を下降して前記ブロック(14)をロックするものであり、折返し部分(17)は、直線の形で中央部(18)を画定する溝付けから折り畳まれ、 ステープル、接着、接着テープなくして実現されることができるロック用鍵(15b)による立体のロックであって、広がりを防ぎ、またブロック(14)を成形し、溝付けから折り畳まれ、また角(7)の間で互いに挟み合う折返し部分(17)の嵌め込みによって立体形状の中でロックされる、形も寸法も非限定的な三角形タイプの角(7)のロックが、こうして垂直に前記ブロックの側面(8)を保持することで表現され、 ロック用鍵の成形が、折返し部分(17)を垂直に保持することを可能にする前記パイプ(16)の内側に滑り込んでいくロック用鍵(15b)を構造上成形することを可能にする折返し部分(17)の折畳みおよび配置によって実現され、該折返し部分は、直線の形でありまたパイプの壁に対して中央部(18)を画定する溝付けから折り畳まれ、またブロック(14)を成形するために外形の内側に圧力手段(20)によって挿入されていくものであり、 折返し部分(17)は、中央部(18)より先にパイプの中を下降し、折返し部分(17)は、ひとりでにパイプの壁にぴったり張り付いたままになるものであり、ロック用鍵は、圧縮応力または保持応力なしで部分的に平らに戻る任意の材料である、 ことを特徴とする、ブロック(14)の製造方法。あらかじめ裁断されかつ/またはあらかじめ溝付けされるプレート(9a)およびロック用鍵(15a)から実現される外形(9d)からなるブロックの製造装置であって、 垂直な力の差を、プレート(9a)の中央部(12)と、角(7)およびエッジ(8)との間にかけて、プレート(9a)(9b)の溝付け(6b)からこの同じプレートの中央部(12)に対するエッジ(8)の折畳みを引き起こし、また角およびエッジは連帯しているので、プレートのエッジ(8)を垂直に起こすのを助ける溝付け(6a)から角(7)を内側の方へ折り畳むために、また、徐々に、漏斗において成形中のこの同じプレートの下降の間中ずっと、外形(9d)を成形して、ロック用鍵ならびに付随的な物を受け取ることができる状態の外形(9d)に最終的になるために、 第一のツール(2)であって、 任意の道具(22)に重みをかける少なくとも一つの押圧構成要素(16a)または引っ張り力構成要素(16b)と、 漏斗の角(5)、および/または、湾曲した盛り上がったへりを備えた滑り溝(11)である少なくとも一つの成形用構成要素と を備えた第一のツール(2)と、 次いで、嵌め込みによって外形の立体を閉じて前記ブロック(14)を作り出すために、少なくとも一つの垂直の圧力手段(20)による前記外形(9c)の中へのロック用鍵(15b)の挿入を可能にする第二のツール(4)、とを有することを特徴とする、ブロックの製造装置であって、 接着剤、接着テープ、ステープル、または追加の選択できる付随的な物を利用しなくてすむ、注目すべき製造装置であって、 ロック用鍵(15b)の中央部(18)を画定する溝付けから折り畳まれる折返し部分(17)の嵌め込みによる立体成形装置であって、折返し部分は、ロック用鍵(15b)の中央部(18)より先にパイプの中を通過するものであり、圧力装置または応力装置によってプレート(9a)の角(7)が内側の方へ折り畳まれエッジ(8)が起こされた後、折返し部分が外形(9d)の中に入る ことを特徴とする、ブロックの製造装置。

说明书全文

本発明は、ブロックを成形しまた組み立てるための機械プロセスの技術分野に関するものである。具体的には、出願PCT/IB2011/000808に基づいて2010年11月26日に出願された仏国特許出願第1002482号による、ブロック用システムを成形することを目的としている。しかし該特許に制限されるわけではない。仏国特許出願第1002482号は、ボール紙タイプの材料製の荷重支持タイプの装置に関するものであり、押圧に強いものである。

言い換えると、該発明は、方法論およびツールの技術的解決策に関しており、「極めて反復的な手動作業による」人的介入を制限するものである。本発明は、したがって、すぐに利用できる材料手段および科学技術手段を用いて、時と共に、発展していく、注目すべき機械に関している。このために適合した任意の機械に適用される本発明は、ボール紙製または他のあらゆる適切な材料製のプレートから、ブロックのモデルを徐々に成形することを可能にする。すなわち、主に、上に言及された先行特許による、外形およびロック用鍵である。

折畳み、裁断、接着、ステープル打ちのシステムによって任意の物体を製作するために、箱、段ボール箱(caisses americaines)を製造するために、ボール紙または他のあらゆる類似した材料を折り畳むことを可能にする産業機械装置が公知である。実際には、コンベヤの上で、溝付け、裁断が実現され、次いでプッシャシステムが段ボール箱を成形するようになる。次いで接着、ステープル打ちのシステムが、例えば接着結合を備えた箱のような立体を作り出すために、全体を固めるようになる。

これらの機械システムは、したがって、ボール紙製または適切であり得る他のあらゆる材料製の数多くの物体を成形することを可能にする。「Fefco」デザインは、特に、市場に極めて多く出回るこれらの既存の機械から成形することが可能な立体である。市場で販売される製品のために機械を製造することは明白である。ところで、これらの機械の重大な不都合のうちの一つは、これらの機械が、仏国特許出願第1002482号による、ボール紙製のブロックを成形しまた組み立てるのに適合していないことである。というのも、このブロックのシステムは、まったく新規で、産業市場において注目すべきものなのである。つまり、市場が以前に存在していなかったのであるから、誰もそのような機械をまだ発明していなかったことは明白である。

確かに、これらの機械は、例えば、ブロックのようなものを成形するために、あらゆる小箱を製作することを可能にし得る。しかし、これらは、密性のような性能もないかもしれないし、接着剤、ステープル、接着テープまたは任意の付随物を用いることなく組み立てられる単一部品である外形、仏国特許出願第1002482号において言及されるブロックとの類似点もないかもしれない。このことはまさに現存の機械が示していることである。

つまり、経験によって、当業者は、仏国特許出願1002482号によるブロックのシステムに十分には精通していない。というのも、現存であり且つ市場ですぐに手に入る機械を利用して、仏国特許出願第1002482号によるブロックを製造することは不可能なのである。そうでないとしたら、本発明が存在する理由がないであろう。

例えば、既存のこれらの機械は、小さな段ボール箱を製造することはできるかもしれないが、しかし該箱は、底部のところが水密性ではないかもしれない。結合用止め具が、ホットメルト接着剤を用いて接合されるかもしれない。裁断部、開口部、割れ目もまた、完全な機械的水密性を妨げるかもしれない。底部を閉じるために接着テープも必要であるかもしれない。すぐに、仏国特許出願第1002482号によるブロックを成形するために、これらの機械の非常に限定される可能性、さらには不可能性が確認される。

仏国特許出願第1002482号によると、ブロックの形は、市場ではつまり新規で注目すべきものであり、市場に長い期間流通したことがない。機械の解決案、発展的な方法論の解決案が存在しないのは、確実にそのためである。本発明は、実際に新規で革新的な機械に基づいて、効果的で、ひいては唯一の注目すべき製造方法論を提供する。

したがって、すぐに利用できる材料、科学技術に応じて発展する新規の機械によって表現される、新規の製造技術を開発することが真に必要である。示される第一の装置は、したがって、作動の概要のレベルで基礎であるが、しかし、産業環境において非常に速くまた非常に効果的になるために、あらゆる可能な現存の改良を受けることができるであろう。

仏国特許出願第1002482号によるブロックを成形することは、明らかに新規なことであり、そのうえ、さまざまな研究報告書が、革新的で、新規で、かつ産業化可能であると述べている。しかし、今日に至るまで、本機械は存在していなかった。請求項に係る本発明は、したがって、この大いなる革新性および新規性を提案するものである。

段ボール箱を成形するための紙折畳み機/糊付機のような現存の機械を用いてブロックを成形することは、したがって、完全に不適合である。現存の方法論は、適していないのである。

なぜか。 というのも、仏国特許出願第1002482号によるブロックのモデルは、基部から成形されるが、底部の所であって、側部の所ではない。市場ですぐに手に入る現在の機械で、このタイプのノウハウを提案するものは一つもない。現在の機械では、狭くなる一種のトンネルまたはいわゆる漏斗(entonnoir)において、ただ単に底部から始まることにより、垂直に方向づけられる圧力手段を利用することによって、ブロックを製造することはできない。

というのも、本発明は、物質を強制するための絞りシステムである。ブロックを成形するためには、外形の底部へかかる、または、外形の底部の外側への引っ張りによる垂直の圧力を用いる。

本発明は、第一段階では基礎である機械(1)によって示される、体系的な方法である。とはいえ、押す圧力によって外形を成形するための、プレートを変形させる新規の技術を巧みに示している。すなわち、いわゆる漏斗によって導かれ、物質に折畳みを強制する、垂直の圧力または垂直な引っ張り力によって主に作動しながら成形中の外形の底部からブロックを成形することを可能にする、製造技術の解決策つまり発展する機械の解決策である。該解決策は、次いで、ブロックの立体を決定的に成形するために、ラインの最後にロック用鍵を置くことを可能にするものである。

本方法は、ブロックの外形を実現することが予定される、プレート(9a)の変形(2)から始まる。外形は、ひとたび仕上がると(9d)、外形を立体に保持する任意のコンベヤ(3)の上に落ちる。コンベヤは適合した壁を有しており、外形は開かない。この同じコンベヤ上の通過の際、補強用クロス軸(19a)を置いてもよいし置かなくてもよい。次いで、場合によってはクロス軸を備えた外形は、トンネル(21)の下部の下に入り、そこでロック用鍵(4)を受け取る。しかしその前に、外形の内側は、ひとたびロック用鍵が嵌め込まれたらブロックが取り外せなくなるように、装置によって接着剤の噴霧を受けてもよい。選択できるモジュールによって、コンベヤ(3)上の通過の際に、印刷が適用されることもある。

本機械の描写は、形状にしても科学技術にしても非限定的であり、当業者であれば、機械の効率を向上させるために、ジャッキ、電気ローラー、コンベヤ、多関節アームなどの改良を機械に迅速に施すことができるであろう。しかし、成形および閉鎖のこの進歩的な方法論を用いて、基本原理は、確かに存在し、実質的であり、また効果的である。

後続の文章では、明らかな技術の等価によって、例えば電動プッシャー手段、油圧プッシャー手段、空気圧プッシャー手段で補助される、また、電気コンベヤで補助される機械、並びに電子および情報処理システムで補助される機械などの、その他全てを包括する、基礎の機械の場合にとどまるであろう。当業者であれば、全体を改良して、全体を図1で示される機械よりもずっと高性能にすることができるであろう。

基礎の機械(1)の周期的な原理を示す図である。

平らなボール紙のプレート(9a)または他のあらゆる適切な材料を示す図である。

平らな硬いボール紙のプレートまたは他のあらゆる適切な材料を示す図である。

図2を部分的に示す図である。

漏斗の中を通過して、次いで外形の内部に置かれる補強用クロス軸のモデルを受けた、成形された外形を示す図である。

ロック用鍵を示す図である。

嵌込みによって最終的にブロックを成形するために、機械のパイプ(4)の端の、行程(21)の終わりで、図6のロック用鍵を受ける図4の部材を示す図である。

外形を成形することを目的としたボール紙のプレート(9a)を示す図である。

変形が進行中のボール紙のプレート(9b)を示す図である。

四つの滑走装置(11)のガイドのおかげでその外形の形を最終的に得つつあるボール紙のプレート、および、正方形または長方形の前記漏斗の終端(27)を示す図である。

漏斗(2)の狭い部分(27)の底部の中に消えつつある外形(9b)を示す図である。

ロック用鍵の上部表面(18)にかかる垂直な正圧(20)のおかげで外形の中に完全に滑り込むようになる、パイプまたはトンネル(16)内でのロック用鍵(15b)の下降によって、コンベヤの出口およびロックの出口で完成したブロック(14)を示す図である。

モジュールおよび漏斗のタイプの選択できる解決案を示す図である。

図1は、基礎となり且つ必須の発明された方法論の原理を説明するために、完全に好ましいものである。三つの基本モジュール:漏斗兼圧力の当該メカニズム(2)、任意のコンベヤ(3)、およびブロックの閉鎖システム(4)である。

図2に示すのは、あらかじめ裁断されたプレートであり、やがてなるべき外形としての変形、その成形に役立つための溝付けをあらかじめ受けている。

図3において、形は、ロック用鍵(15a)に相当する。十字の形の、立体的な物体は、組立られて、外形の中に配置されることができる、ボール紙製の補強材の非限定的モデルに相当する。

図4は、図2を部分的に示すものであるが、外形を得るために変形させる目的で、底部を押すことによる圧力効果を受けているものである。(9b)は変形したプレートである。

図5において、(9c)は、外形となって現れる、成形された任意のプレート(9a)である。(19b)は、任意のクロス軸である。

図6では、図3を、正確にはロック用鍵を示しているが、該ロック用鍵は、機械のパイプまたはトンネルの中に入る形を徐々に得る目的で鍵を変形させるために、圧力効果を受けたものである。このロック用鍵は、段階(21)で、ブロックの構造をロックすることを可能にする。(15b)は、成形されたロック用鍵である。

図7では、前記漏斗の通路(27)の終端も図中に示されており、外形(9b)の側面(8)および(7)に内側へ向かって立ち上がることを強いる、機械(2)の部分における非常に狭い漏斗の通路の終端を示している。点線(13)は、仮想で、また前記漏斗の任意の終端である形(27)で終わる、漏斗の上部の形を示している。(9b)または(9d)は、当該漏斗のボトルネックである、(27)の中に入る。(9b)は、プレート(9a)に十分に合致している。該プレートは、外形になるために成形される。

図8において、該プレートは、漏斗(2)の最上部に位置しており、また、任意の道具(22)を介してやがてなるべき外形の長方形の底部(12)を押すジャッキ(10)によって押し込まれることになるものである。

図9において、該プレートは、前記漏斗(2)の中に入っており、そこを通過しまたそこを降りるよう強いられている。やがてなるべき外形の底部(12)をジャッキ(10)が押すことによって引き起こされる変形である。漏斗の余分に突出した部分の形の、鋭角(5)は、プレートを変形させまた角(7)を導くことに貢献する。次いで、四つのいわゆる滑走装置(11)、盛り上がったへり、または滑り溝は、外形の四つの側面(8)を、立ち上がりながら漏斗の下部の方へ向かうように導く。エッジ(8)および角(7)は、外形(9d)の内側に向かって折り畳まれる。

図10に示すように、外形(9d)は、前記漏斗の部分の終端(27)の中をいったん通過すると、漏斗の下に消えて、コンベヤ(3)で受け取られるであろう。

図11は、漏斗(2)の狭い部分(27)の底部の中に消えつつある外形(9b)を示しており、コンベヤ(3)またはシュートが外形を受け取る。コンベヤの盛り上がったへりは、下からまた十分に垂直で、外形の縁(8)をロックする。角(7)は、外形(9d)の中に収まる。

図12において、ロック用鍵は、外形(9b)、(9c)、(9d)の中に重なり合いまた嵌り合うのに十分な圧力を受けている。パイプは、したがって、表面(18)に適合しまた釣り合っている。該表面は、外形(9d)の上の開いた空間よりもずっと小さい。自動的に、鍵(15b)の折返し部分(17)は、外形(9d)の内側に入り、内側でまた垂直に、側面(8)にぴったり張り付く。ブロック(14)は、成形された状態である。ブロック(14)は、したがって、(18)の上に導かれた垂直の圧力(20)のおかげである、(9d)の中への(15b)の嵌込みによって示される。(9d)は、図1に示される。

図13はモジュールおよび漏斗のタイプの選択できる解決案を示しており、該漏斗のタイプは、外形の底部への圧力(16a)または外形の底部の所での引っ張り力(16b)を相変わらず用いながらも折畳みおよびガイドのプロセスを促進する目的で、電気ローラー(24)を備えたまたは備えていないものであり、エアジャッキ(25)によって補助される、角のプッシャーナイフ(26)を備えているものである。前記漏斗の形は、外形をただ一度で予備折畳みするために常に提起される。この図で、滑走装置(11)も鋭角(5)も見えないが、本システムは、前記漏斗の形を、定められた瞬間に全部かもしくは一部を再現するのであるから、全く同じように機能する。(24)、(25)、(26)は、(5)、(11)を補足するものであることができる。

図1において観察されるように、機械の部分(2)は、まだ硬いプレート(9a)の状態の、外形の内側底部(12)に道具(22)を介して重みをかける押圧(16a)のシステムによって、ブロックの外形を成形すること、次いで、鋭角(5)および盛り上がったへりまたは滑り溝(11)の変形によって助けられて、(9b)、(9d)になるこの同じプレートを変形させる目的で行程の終わりに行われる絞り(27)を可能にする漏斗システムを示している。例えば液体や粉末を瓶や任意の容器の中に注ぐための漏斗が知られている。注目すべき本発明は、前記漏斗(2)の中に、実際はプレート(9a)である非常に固い構成要素を入り込ませることを可能にする。絞り(27)および力学的変形応力(5)および(11)の助けを借りて、行程の終わりの出口の空間を減らすことにより、そこから外形(9b)を成形することを可能にする。縁(8)および角(7)は、内側の方に折り畳まれて、外形(9d)の中に入る。

図10では、漏斗は好ましくは角(5)のところに適合される形を与えられる長方形または正方形であって、プレートの三角形または角(7)を、また続いて、ボトルネック(27)に先立って位置する四つの前記滑走装置(11)の外形寸法によって起き上がるように強制される側面である、外形の側面壁とも呼ばれる4つの側面(8)を、漏斗が起こすことを可能にする。変形は、プレート(9a)に準備される溝付け(6a)および(6b)、下降する圧力(16a)、ブロックの外形の底部(12)への荷重(22)によって助けられる。ボール紙製のプレートは、次第に狭くなる通路に収まり、漏斗内の行程の終わりには、長方形または正方形タイプの外形(9c)の形を得る。

そのあとで、押圧ジャッキまたはプッシャ(10)は、ごく単純に引き下がる。

あるいはまた、引っ張りシステムが、外形(9a)の底部(12)のところの外側と連動することができる。例えば、吸盤システムは、同じ効果を成すことができるが、機械の下を介するものである。例えば、真空ポンプのおかげで真空を発生させ、外形(9a)の表面(12)を押す代わりに引っ張ることを可能にする、吸込みによるようなものである。ポンプが停止すると、単数または複数の吸盤は離れる。その結果、ジャッキは反転し、こうして機械の下にある。機械の下に置かれるジャッキ(10)は、外形の外側底部(12)に固定されるために吸盤を備えている可能性があり、負圧(16b)で作用する。

図1では、したがって、機械の部分(2)は、上部で口が広がり下部が狭いシュート、一種の漏斗と称されるであろう。それは、絞りシステム(27)を成形する。該絞りシステムは、例えばブロック(14)を製造するために、またPCT/IB2011/000808に基づいて出願された仏国特許出願第1002482号または他のあらゆる類似する対象にしたがって、ボール紙のプレートまたは適切であり得る他のあらゆる材料の変形を導きまた補助するように成形される。

機械(2)の部分は、実際は一つのモジュールであり、機械の残りの部分から分離できまた独立しており、漏斗の特有の物質形状によって表現されることができる。

例えば、いわゆる漏斗においてプレートの底部での押圧(16a)または引っ張り力(16b)によって相変わらず補助される状態で、該機械の部分は、マイクロモータ、ジャッキ、電気ローラーのような補足手段によって補助される可能性があることができ、該補足手段は、事実上形を与えることができ、定められる幾何学的点に折畳み応力を発生させ、外形の段階的な形すなわち(9a、9b、9c、9d)を得ながら狭い下部(27)の方にプレートを変形させまた滑らせるのを助けるための漏斗の理想的な形を定義する。

図8では、ボール紙のプレート(9a)は、好ましくは先のとがった且つ丸みのある4つの角(5)の上に乗っている。実際は、これらの適合した形(5)は、上部に、また漏斗(2)のボトルネックを成形し始める角に正確に位置決めされる。型または漏斗の角(5)および4つの壁(11)は、機械によって補助されることができ、例えばプラスチック製、木製、または金属製の単数または複数の部品からなることができる。実際は、物質を変形させる目的で、荷重部、任意の形またはナイフを備えたジャッキなどの、あらゆるタイプの資材が、そこに適合することができる。エアジャッキ、油圧ジャッキ、電動ジャッキは、ジャッキ(10)の押圧によって生み出される下降プロセスを促進するため、中央部の内側の方へ、外形(9a、9b、9c)の物質を折り畳むために、押圧を引き起こすことができる。前記漏斗の角(5)が折り曲げ、折り畳むのを助けるために、プレート(9a)への溝付け(6a)および(6b)が、このために準備される。やがてなるべき外形(9a、9b、9c)の三角形または角(7)を、該外形の内側の方へ折り畳むことが可能になる。適合した場所に配置される、任意の押圧のジャッキは、したがって、相変わらず漏斗の狭い部分(27)における外形の下降を促進する目的において、外形(9a)の角(7)および側面(8)を内側の方へ折り畳むために補助し助けるようになることができる。

ボール紙のプレート(9a)または利用することができる他のあらゆる材料は、したがって、漏斗(2)またはこのために準備される前記型の表面に配置されることができる。

図9で、垂直の圧力(16a)の、その角(5)およびその滑走装置(11)を有する漏斗との確実性は、外形を成形するための必要を十分に満たしている。やがてなるべき外形の底部に圧力(10)、(22)がかかることによって、プレートは、漏斗の中に入りながら成形される。外形の三角形(7)は、内側の方へ折り畳まれ、そして四つの壁(8)も自動的に垂直に立ち上がる。

荷重手段(10)は、したがって、外形(9c)または(9d)の底部であることが予定される、プレート(9a)の長方形(12)または正方形(12)に、垂直の圧力を実現するようになる。しかしまた、選択的に、吸込み手段によって、あるいはまた例えばウォームで外形に穴を開けることによる鉤手段によって、外形の外側底部で固定されることができることも可能でありまた明白である。負圧の引っ張り力(16b)の強さは、正圧の押圧(16a)の強さと同じである。プレートは、漏斗の中を下りて、外形の形になる。プレートは、ごく単純に引っ張られる。

図13では、好ましくは正方形または長方形タイプの形の漏斗を成形することを可能にする、ローラー、ナイフ、さまざまな金属製部品の手段を利用している。底部への押圧(16a)または引っ張り力(16b)と同時の折畳みの現象を促進するために、任意のジャッキは、したがって、外形(9c)または(9d)の側面(8)を最も速く成形するためにプレートの壁および角を押すことを助けるようになることができる。例えば滑走装置(11)の代わりとして、適合した場所に置かれる、任意の電気ローラーもまた、モジュール(2)のシュート(27)に到達するための、底部の方への下降を促進することを可能にすることができる。

本発明がいったん公開されれば、当業者であれば、モジュール(2)の出口で外形を成形する目的で、絞りを作り出し、管理される折畳みの応力を強いる漏斗の底部の方へ外形を導くために押圧または引っ張り力の基本原理を相変わらず保ちながらも、機械のシステムを改善することができるであろう。

図10で、本発明の一部は、したがって、特有の漏斗の形を用いてプレートを変形させることにある。該漏斗は、上で言及されたような器具によって補助されている漏斗である。該漏斗は、非限定的であり、このために適合する特有の漏斗の中の狭い通路に沿って行きながら変形することができるボール紙のプレート(9a)にもまたは他のあらゆる材料にも周到に準備される溝付け(6a)および(6b)によって助けられるものである。先のとがった隆起物(5)、丸みのある形(11)、任意のツールの余分に突出した部分を適合することにより、正圧または負圧によるプッシャー(10)の助けを借りて物質の変形を補助することが可能になる。丸みのある鋭角(5)および滑走装置(11)は、示される任意の他の形のものであれ、漏斗の現象を巧みに示している。

図11では、本発明は、したがって、押圧(16a)または引っ張り力(16b)によって発生する、一表面に放たれる、段階的で十分な圧力を利用することにある。消散することになる圧力のエネルギーは、ボール紙のプレート(9b)の変形を生じさせる。ボール紙のプレートの角における溝付け(6a)は、一番弱い部分であり、したがって導かれる変形を引き起こす。変形は、隆起物または滑走装置(11)タイプの任意の形または任意の補助の押圧によって直ちに導かれ、物質を漏斗(27)の中心の方へ向けるように強いる。実際は、プレートは、漏斗の中を下降しながら徐々に変形するが、この新規の科学技術に特有のこの同じ漏斗によって強要される形を得る。漏斗の四つの角において、好ましくは金属製であるが非限定的な形状によって具現される、先のとがった且つ丸みのある角(5)は、ボール紙のプレート(9a)にあらかじめ作られる辺(6a)を折り曲げるために優勢であり、しかも、押圧または引っ張り力の方式の出だしからである。

溝付け(6b)によってあらかじめ作られ、4つの角につながれている、プレートの四つの側面(8)は、自動的に起き上って、漏斗の中心の方へ導かれる。漏斗の4つの壁、滑らかであるが同時に丸みのあるいわゆる滑走装置(11)は、外形の4つの面(8)の押し上げを導く。ブロックの形に適合した漏斗は、したがって、外形の四つの側面(8)の押し上げを可能にする。漏斗の通路の最終の狭まり(27)は、外形(9c)または(9d)の最終的な形の長方形または正方形に完全にぴったり一致する。

図7では、外形の三角形が(9b)、(9c)または(9d)にしたがっていったん収まると、自然に、プレートの四つの面は、起き上がり、垂直になり、また漏斗の底部(27)の方にまっすぐに向かうことができる。同様であるが当該漏斗のところで数ミリ拡大される寸法表示が、外形を成形するための前記漏斗の終端の非常に狭い通過(27)の際の、行程の終わりの外形の良好なスライドおよび良好な通過のために準備される。ロック用鍵が、漏斗(2)の通過の際にそこに配置されることもできる。正圧のジャッキシステム(16a)による十分な圧力は、変形させること、成形すること、次いで第二の操作によりブロックを閉じることを可能にし得る。実際は、第一の圧力が外形を成形し、ジャッキは引き下がる。それから、ロック用鍵(15b)がそこに配置され、次いでジャッキが再び現れて表面(18)を押し、ロック用鍵を外形の中に最終的に差し込む。(9d)の中への(15b)の嵌込みで表現される同じ結果が得られる。図12で実現される操作を節約することができ、すなわち、モジュール(4)は、機械の全体(1)から取り除かれることができる可能性を秘めている。

図1で、絞り(27)の技術原理で終わる漏斗(2)の出口で外形がいったん成形されると、外形は、レーン(3)実際は特有のコンベヤ、成形されるブロック(9b)の形に対応する長方形または正方形の一種のシュートに落ちる。このシュートは、漏斗の狭い通路(27)の終わりよりもわずかに幅が広い。外形は、少し開く。力学的に、外形は、再び上ることは最早できない。底部(12)への押圧を可能にしまた漏斗(27)の底部の方に導くジャッキ(10)は、したがって、漏斗(2)において、外形を一緒に再び連れて来ることなくその出発点に戻ることができる。ちょうどこの瞬間に、漏斗の狭い通路の終わりよりも壁のレベルで少し間の離れたまたは口の広がったシュートのために、軽く傾いて少し開いている壁をこのように有する外形は、したがって、他の操作のために明け渡される。外形は、漏斗の中を再び上がって逆の道のりをたどることは最早できない。この作動原理は、当然に、引っ張り力の解決案(16b)を用いても同等である。

脚部(22)を介してプレートの底部(12)への圧力を実現することを可能にするプッシャー(10)の解決案は、したがって請求項に係る本発明の一部を成す。このように、そのためにプレート(9a)の上に配列される溝付けにしたがってシートが変形するように、シートを、圧力(16a)によって漏斗の中に押す。しかし、吸込みシステムによって作動することも可能である。したがって、ボール紙のプレートを押す代わりに漏斗の中で引っ張ることによる、引きつける力の解決案(16b)もまたつまり本発明の一部を成す。

吸込みシステムは、したがって、補足的な解決案である。漏斗の形はそのままであるが、押す代わりに引く。例えば吸盤付きの吸込み用管、またはその目的のための他のあらゆる手段が使われる。吸込み用管は、漏斗の中に、下から、狭くまたこのために準備される通路を通って入り、次いで、やがてなるべき外形の底部になることが定められた、長方形または正方形(12)に対して固定されるようになる。いったん外形が吸込み用吸盤によって捕えられると、任意のジャッキは、やがてなるべき外形を狭い通路(27)の方に引っ張ることになる。自然に、圧力システム(16a)と全く同様に、角(7)は、漏斗の鋭角(5)、丸みのある部分(11)によって変形して、狭い通路の中を内側に向かって進む。シートの溝付け(6a)は、二つの三角形または角によって外形の角を作ることを目的としたものであって、やがてなるべき外形の中に収まり、中心に向かって折り畳まれながら配置される。それから、四つの側面(8)は、(9a)、(9b)、(9c)、および(9d)にしたがって変化するこのやがてなるべき外形が、漏斗の狭いまた最終の部分(27)におけるその通過を終えるために四つの側面(8)を近づけることを可能にする四つの滑走装置(11)によって助けられて、溝付け(6b)のおかげで、起き上がる。押圧が、底部に重みをかけながら、やがてなるべきブロックのプレートの上に掛けられることは最早なく、力は、外形の外側に引っ張り力を実現することを可能にする任意の吸込みシステムによって外側から掛けられる。吸い込む場合、外形の外側底部(12)は、引っ掛け装置の代用となる。それから、外形は、押圧の方式と同じ状況においてその行程を終える。ただ、吸込み用の取り外しのできる管またはジャッキが外形を運び去ることなく取り除かれることができるのに十分な通路が、シュートの中に準備されるのであり、外形は該管またはジャッキよりずっと大きいので、つまり通過することはできない。外形はしたがってコンベヤ(3)の上にとどまっている。

好まれるが非限定的な実施形態によると、機械化されたまたはされていない漏斗タイプのシステムにおける、圧力または引っ張り力による、管理される前記変形システムは、したがって、革新的で新規のきわめて重要な構成要素である。しかし本機械は、革新的で、新規で、工業化可能な、他の局面も呈している。

図1で、外形は、いったん成形されると、シュートまたはコンベヤ(3)に落ちる。外形(9d)は、そのロック用鍵をまだ受け取っていないので、盛り上ったへりのおかげで成形されている。このシュートは、したがって、外形(9d)を、本機械上の別の組立て装置まで、すなわちクロス軸の配置または接着のために(2)からコンベヤである(3)の方へ、次いでブロックの閉鎖のために(4)の方へ進ませるために、自動コンベヤシステム(3)を備えていることができるであろう。

コンベヤ(3)の過程は、ブロック(9d)を補強するためにクロス軸を配置することを可能にする。クロス軸の配置は、産業機械の市場で既存のロボット化されたシステムによって成されるかあるいはまた、手作業で成されることができる。自動接着ステーションが、コンベヤ運搬の段階の間に付け加えられることができる。例えば、接着剤は、任意の形状で、ロック用鍵を用いての最終的な閉鎖の前に、ブロックの中に噴射されることができる。この場合、ブロックは、したがって選択により分解できない。コンベヤ(3)の上に印刷モジュールを配置することも可能である。

パイプ(16)は、ロック用鍵が中に挿入されるガイドシステムである。ロック用鍵の4つの折返し部分(17)は、したがって、パイプの内側の方へ、まず初めに折り畳まれて挿入される。自然に、4つの折返し部分(17)は、その元々の形を取り戻すことを望む、プレートの記憶効果のおかげで外側に向かって開く傾向がある。下降の際に、折返し部分は、パイプの内側壁にぴったり張り付く。

油圧ジャッキ、エアジャッキ、電動ジャッキ、手動ジャッキタイプの押圧のジャッキ(20)により、実際は、十分な押圧の代わりを務める、あらゆるタイプの適合可能で非限定的な解決案が利用される。それは、嵌込み(21)を行うために、パイプの下に固定される外形(9d)までロック用くさびを導き下降させることを可能にする。ロック用くさび(15b)は、自然に、補強用クロス軸(19a)または(19b)の付いたまたは付いていない外形(9d)の中に収まる。

図7は、パイプ(21)の下で展開する嵌込みもまた示している。(15b)は、(9b)または(9d)の中に収まる。

図12で、組み立てられて完成したブロック(14)は、機械(1)のモジュール(2)、(3)、(4)を用いた三つの主要な組立て過程をたどった後にコンベヤから外れるが、コンベヤ(3)の上で接着ステーションや印刷ステーションなどを付け加えることが可能なことから限定的ではない。

本発明は、当業者が、例えば外形を成形するために、正圧または負圧を掛けながら、垂直の圧力、いわゆる漏斗、および絞りの機械システムによってボール紙を変形させることを今日まで考えなかったという理由で、とりわけ注目すべきものである。底部(12)に圧力手段を作用させて、ボール紙製のまたは他のあらゆる適切な材料を用いたブロックを製造する。段ボールタイプの物質が、好ましくは例として挙げられるが、限定的ではない。

本システムは、ボール紙を前記漏斗の中に入れて狭い出口(27)の方へ進ませるために、漏斗システムに加えて、ボール紙を変形させるのを助けるための垂直の圧力手段(16a)および(16b)を利用するという理由で、とりわけ革新的で新規である。このことを「このために準備される任意の硬いプレートからの、管理される変形」と呼ぶことができるであろう。

本システムは、例えばいわゆる硬いボール紙のプレートを吸う吸盤システムを配置することによって、引っ張り力(16b)の助けを借りて機能することが可能であることから、とりわけ進歩性があり発展的である。プレートは、例えば吸込みの助けを借りて単数または複数の吸盤によって連帯され、こうして前記漏斗の底部(27)の方へ引かれることが可能になる。

2 漏斗兼圧力メカニズム 3 コンベヤ 4 ブロックの閉鎖システム 10 ジャッキ 11 滑走装置 14 ブロック 15a ロック用鍵 15b 成形されたロック用鍵 16 パイプ 17 折返し部分 18 上部表面 19a、19b 補強用クロス軸 22 脚部 24 電気ローラー 25 エアジャッキ 26 プッシャーナイフ

仏国特許出願第1002482号

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