Bag making machine

申请号 JP2009239208 申请日 2009-10-16 公开(公告)号 JP2010036585A 公开(公告)日 2010-02-18
申请人 Totani Corp; トタニ技研工業株式会社; 发明人 TOTANI MIKIO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bag making machine for producing a square-bottomed bag by a new method. SOLUTION: A barrel material of one layer is partitioned in the width direction, a pair of partition side edges is formed in the barrel material of the layer, a bottom gusset material is supplied to the barrel material of the layer, the outer surfaces are arranged to overlap each other, and the middle part in the width direction of the bottom gusset material is arranged along the partition side edge of the barrel material of the layer. After that, the bottom gusset material and the barrel material of the other layer are adhered to each other in the middle part in the width direction of the bottom gusset material and stopped temporarily. With the conveyance of the barrel material, in the vicinity of the partition side edge of the barrel material of one layer, the barrel material of one layer and the bottom gusset material are guided by the barrel material and a bottom gusset material guide mechanism, the barrel material of one layer is bent, and the bottom gusset material and the barrel materia of both layers are combined. COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 胴部および底ガセット部を有するプラスチック袋を製造する製袋機であって、
    上層および下層の胴材を互いに重ね合わせ、その長さ方向に送る胴材送り機構と、
    一方の層の胴材をその幅方向に分割し、前記一方の層の胴材に一対の分割側縁を形成する分割機構と、
    底ガセット材を前記一方の層の胴材に供給し、その外面に重ね合わせ、前記底ガセット材の幅方向中央部分が前記一方の層の胴材の分割側縁に沿って配置されるようにする底ガセット材供給機構と、
    前記上層および下層の胴材の重ね合わせ、前記一方の層の胴材の分割および前記底ガセット材の供給後、前記各分割側縁間において、前記底ガセット材と他方の層の胴材を前記底ガセット材の幅方向中央部分で付着させ、仮止めする仮止め機構と、
    前記底ガセット材の仮止め後、前記胴材の送りにともない、前記一方の層の胴材の分割側縁付近において、前記一方の層の胴材および前記底ガセット材を案内し、前記一方の層の胴材を折り曲げ、前記底ガセット材と両層の胴材を組み合わせる胴材および底ガセット材ガイド機構とからなり、
    前記両層の胴材によって前記プラスチック袋の胴部を形成し、前記底ガセット材によって前記プラスチック袋の底ガセット部を形成するようにしたことを特徴とする製袋機。
  • さらに、前記底ガセット材の組み合わせ前、サイドガセット材を供給し、前記サイドガセット材が胴材の幅方向に配置され、両層の胴材間に挿入され、前記一方の層の胴材の分割側縁の幅方向両側に前記サイドガセット材が位置するようにするサイドガセット材供給機構を備え、
    前記サイドガセット材の挿入後、前記胴材および底ガセット材ガイド機構によって前記一方の層の胴材が案内され、折り曲げられ、前記底ガセット材と前記サイドガセット材が組み合わされ、
    前記サイドガセット材によって前記プラスチック袋のサイドガセット部が形成されるようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • さらに、前記底ガセット材の組み合わせ後、前記両層の胴材と前記底ガセット材を前記一方の層の胴材の分割側縁に沿ってヒートシールする縦シール装置と、
    前記底ガセット材の組み合わせ後、前記両層の胴材と前記サイドガセット材を前記胴材の幅方向にヒートシールする横シール装置とを備えたことを特徴とする 請求項2に記載の製袋機。
  • さらに、前記一方の層の胴材の折り曲げ後、前記胴材および底ガセット材ガイド機構によって前記一方の層の胴材が折り戻され、前記底ガセット材が両層の胴材間に折り込まれ、前記一方の層の胴材の折り曲げおよび折り戻し作用によって前記底ガセット材と前記サイドガセット材が組み合わされるようにしたことを特徴とする 請求項2に記載の製袋機。
  • 前記分割機構は一対のスリット刃からなり、前記各スリット刃が前記胴材の幅方向に間隔を置いて配置され、前記各スリット刃により、前記一方の層の胴材がその長さ方向スリット線に沿ってスリットされ、これによって前記一方の層の胴材が分割され、前記一対の分割側縁が前記胴材の幅方向に間隔を置いて対向するようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • 前記分割機構は一対のミシン目形成刃からなり、前記各ミシン目形成刃が前記胴材の幅方向に間隔を置いて配置され、前記各ミシン目形成刃により、前記一方の層の胴材にその長さ方向にのびるミシン目が形成され、これによって前記一方の層の胴材が分割され、前記一対の分割側縁が前記胴材の幅方向に間隔を置いて対向するようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • 前記各分割側縁間の部分を前記一方の層の胴材から分離させ、前記底ガセット材と前記他方の層の胴材を直接付着させ、仮止めするようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • さらに、前記底ガセット材の供給後、前記底ガセット材と前記一方の層の胴材を前記底ガセット材の中央部分で付着させ、仮止めする仮止め機構を備え、
    前記底ガセット材と他方の層の胴材を前記底ガセット材の中央部分で仮止めするとき、前記各分割側縁間の部分を前記一方の層の胴材から分離させ、前記各分割側縁間の部分と他方の層の胴材を直接付着させ、仮止めし、前記底ガセット材と他方の層の胴材を間接的に付着させ、仮止めするようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • 前記上層および下層の胴材の重ね合わせ後、前記底ガセット材を前記一方の層の胴材に供給するようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • 前記上層および下層の胴材の重ね合わせ前、前記底ガセット材を前記一方の層の胴材に供給するようにしたことを特徴とする 請求項1に記載の製袋機。
  • 说明书全文

    この発明は、プラスチック袋を製造する製袋機に関するものである。

    プラスチック袋として胴部および底ガセット部を有するものが使用されている。 これは底袋と呼ばれ、出願前、出願人は角底袋を製造する製袋機を開発し、提案した。 特許第3655627号公報(特許文献1)に記載されているものがそれである。

    同公報のものでは、上層および下層の胴材が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。 さらに、胴材の送りにともない、胴材ガイド機構によって上層の胴材が案内され、折り曲げられる。 さらに、胴材ガイド機構によって下層の胴材が案内され、折り曲げられ、その折り曲げ部が折り返され、これによって胴材の2つ折り部が形成され、上層の胴材が折り戻される。 そして、両層の胴材によってプラスチック袋の胴部が形成され、胴材の2つ折り部によってプラスチック袋の底ガセット部が形成される。

    しかしながら、同製袋機の場合、上層の胴材を折り曲げ、折り戻すだけではなく、下層の胴材を折り曲げ、その折り曲げ部を折り返す必要があり、胴材ガイド機構が複雑化されるきらいがある。 したがって、異なる方式で角底袋を製造することも要望されている。

    したがって、この発明の目的は、従来とは異なる方式で角底袋を製造する製袋機を提供することにある。

    他の目的は、上層および下層の胴材のうち、一方の層の胴材を折り曲げ、折り戻せばよく、他方の層の胴材を折り曲げ、その折り曲げ部を折り返す必要がないようにすることにある。

    特許第3655627号公報

    この発明によれば、上層および下層の胴材が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。 さらに、 一方の層の胴材がその幅方向に分割され、一方の層の胴材に一対の分割側縁が形成され、底ガセット材が一方の層の胴材に供給され、その外面に重ね合わされ、底ガセット材の幅方向中央部分が一方の層の胴材の分割側縁に沿って配置される。 さらに、上層および下層の胴材の重ね合わせ、一方の層の胴材の分割および底ガセット材の供給後、底ガセット材と他方の層の胴材が底ガセット材の幅方向中央部分で付着され、仮止めされる。 その後、胴材の送りにともない、 一方の層の胴材の分割側縁付近において、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方の層の胴材および底ガセット材が案内され、 一方の層の胴材が折り曲げられ、底ガセット材と両層の胴材が組み合わされる。 そして、両層の胴材によってプラスチック袋の胴部が形成され、底ガセット材によってプラスチック袋の底ガセット部が形成される。

    好ましい実施例では、底ガセット材の組み合わせ前、サイドガセット材供給機構によってサイドガセット材が供給され、サイドガセット材が胴材の幅方向に配置され、両層の胴材間に挿入され、一方の層の胴材の分割側縁の幅方向両側にサイドガセット材が位置る。 さらに、サイドガセット材の挿入後、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方の層の胴材が案内され、折り曲げられ、底ガセット材とサイドガセット材が組み合わされる。 そして、サイドガセット材によってプラスチック袋のサイドガセット部が形成される。

    さらに、底ガセット材の組み合わせ後、両層の胴材と底ガセット材が一方の層の胴材の分割側縁に沿ってヒートシールされ、両層の胴材とサイドガセット材が胴材の幅方向にヒートシールされる。

    さらに、 一方の層の胴材の折り曲げ後、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方の層の胴材が折り戻され、底ガセット材が両層の胴材間に折り込まれる。 そして、 一方の層の胴材の折り曲げおよび折り戻し作用によって底ガセット材とサイドガセット材が組み合わされる。

    上層および下層の胴材の重ね合わせ後、底ガセット材を一方の層の胴材に供給するようにしてもよい。

    上層および下層の胴材の重ね合わせ前、底ガセット材を一方の層の胴材に供給するようにしてもよい。

    分割機構に一対のスリット刃を使用し、各スリット刃を胴材の幅方向に間隔を置いて配置する。 そして、各スリット刃により、一方の層の胴材がその長さ方向スリット線に沿ってスリットされ、これによって一方の層の胴材が分割され、一対の分割側縁が胴材の幅方向に間隔を置いて対向するようにしてもよい。

    分割機構に一対のミシン目形成刃を使用し、各ミシン目形成刃を胴材の幅方向に間隔を置いて配置する。 そして、各ミシン目形成刃により、一方の層の胴材にその長さ方向にのびるミシン目が形成され、これによって一方の層の胴材が分割され、一対の分割側縁が胴材の幅方向に間隔を置いて対向するようにしてもよい。

    各分割側縁間の部分を一方の層の胴材から分離させ、底ガセット材と他方の層の胴材を直接付着させ、仮止めするようにしてもよい。

    底ガセット材の供給後、前記底ガセット材と前記一方の層の胴材を前記底ガセット材の中央部分で付着させ、仮止めする。 そして、底ガセット材と他方の層の胴材を底ガセット材の中央部分で仮止めするとき、各分割側縁間の部分を一方の層の胴材から分離させ、各分割側縁間の部分と他方の層の胴材を直接付着させ、仮止めし、底ガセット材と他方の層の胴材を間接的に付着させ、仮止めするようにしてもよい。

    参考例を示す斜視図である。

    図1の製袋機の胴材および底ガセット材の一部拡大図である。

    図2の製袋機の胴材および底ガセット材の異なる角度の拡大図である。

    図3の製袋機の胴材および底材ガイド機構を示す拡大図である。

    図1の胴材および底ガセット材の折り曲げ状態(A〜D)を示す断面図である。

    この発明にかかる製袋機の胴材および底ガセット材の供給状態を示す説明図である。

    他の

    供給状態を示す説明図である。

    この発明にかかる製袋機の横シール装置および縦シール装置の説明図である。

    この発明にかかる製袋機で製造されるプラスチック袋の正面図である。

    図9のプラスチック袋の分解図である。

    図10のサイドガセット材の説明図である。

    参考例を示す斜視図である。

    この発明の実施例の胴材および底ガセット材の折り曲げ状態(A,B)を示す断面図である。

    参考例の折り曲げ状態(A〜D)を示す断面図である。

    参考例の折り曲げ状態(A〜C)を示す断面図である。

    従来のものの折り曲げ状態(A〜D)を示す断面図である。

    参考例を示す平面図である。

    参考例を示す平面図(A)および側面図(B)である。

    他の実施例を示す平面図である。

    参考例を示す平面図である。

    他の実施例を示す平面図である。

    他の実施例を示す正面図(A)および側面図(B)である。

    他の実施例を示す説明図である。

    以下、この発明の実施例を説明する。

    まず、図1の参考例について説明すると、この参考例は製袋機であり、図9に示すプラスチック袋を製造するためのものである。 特許第3655627号公報に示されているものと同様、図9のプラスチック袋は胴部1,2、サイドガセット部3および底ガセット部4を有し、図10に示すように、2層の胴部1,2が互いに重ね合わされ、サイドガセット部4は胴部1,2の両側縁5に沿ってのび、両層の胴部1,2間に折り込まれ、2つ折りされている。 さらに、胴部1,2とサイドガセット部3が胴部1,2の両側縁5に沿ってヒートシールされており、そのヒートシール線6が胴部1,2の両側縁5に沿って形成されている。 さらに、サイドガセット部3の一端部が45°の角度をもって折り曲げられ、両層のサイドガセット部3間に折り込まれ、2つ折りされ、これによって補助ガセット部7が形成されている。

    さらに、同公報のものと同様、底ガセット部4は胴部1,2の底縁8に沿ってのび、両層の胴部1,2および補助ガセット部7間に折り込まれ、2つ折りされている。 さらに、補助ガセット部7と底ガセット部4が胴部1,2の両側縁5に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線6が胴部1,2の両側縁5に沿って形成され、胴部1,2と底ガセット部4が胴部2の底縁8に沿ってヒートシールされ、そのヒートシール線6が胴部2の底縁8に沿って形成されている。 したがって、サイドガセット部3によってプラスチック袋を拡げ、その容量を増大することができ、底ガセット部4によってフラット底面を形成し、これを安定直立させることもできる。

    そして、図9のプラスチック袋の製造工程において、図1の製袋機では、図5に示すように、上層および下層の胴材1,2が互いに重ね合わされ、その長さ方向に送られる。 胴材1,2は図10の胴部1,2を形成するためのものであり、プラスチックフィルムからなる。 後述する実施例も同様であるが、この参考例では、図6および図8に示すように、胴材送り機構に送りローラ9,10が使用されており、上層の胴材1が原反11から供給され、送りローラ9に導かれ、下層の胴材2が原反12から供給され、送りローラ9に導かれ、両層の胴材1,2が互いに重ね合わされる。 さらに、両層の胴材1,2が送りローラ10に導かれ、駆動モータによって送りローラ9,10が駆動され、回転し、連続胴材1,2がその長さ方向に送られる。 送りローラ9,10は間欠的に回転し、送り方向Xにおいて、連続胴材1,2は間欠的に送られる。

    さらに、この製袋機では、サイドガセット材供給機構によってサイドガセット材3が供給され、サイドガセット材3が胴材1,2の幅方向に配置され、両層の胴材1,2間に挿入される。 たとえば、サイドガセット材3があらかじめ2つ折りされ、上層および下層の胴材1,2が互いに重ね合わされる前、上層および下層の胴材1,2の間欠送り毎に、サイドガセット材3が下層の胴材1に供給され、その上面に載せられ、幅方向に配置される。 サイドガセット材3は図10のサイドガセット部3を形成するためのもので、プラスチックフィルムからなる。 後述する実施例も同様であるが、この参考例では、特許第3655627号公報のものと同様、サイドガセット材3として2倍の幅のものが使用され、これが長さ方向中心線の両側で2つ折りされ、2層に重ね合わされる。 さらに、その一端部が45°の角度をもって折り曲げられ、両層のサイドガセット材3間に折り込まれ、2つ折りされ、2層に重ね合わされる。 これによって図10の補助ガセット部7が形成されるものである。 そして、両層の胴材1,2の間欠送り毎に、それが下層の胴材2に供給され、その上面に載せられ、幅方向に配置される。 したがって、上層および下層の胴材1,2が互いに重ね合わされたとき、サイドガセット材3が両層の胴材1,2間に挿入されるものである。 サイドガセット材供給機構は特開2000−254984号公報のそれと同様のものであり、その構成の説明は省略する。

    さらに、この製袋機では、底ガセット材4が一方の層の胴材に供給され、その外面に重ね合わされ、底ガセット材4が胴材1,2の一側縁8に沿って配置される。 一側縁8は図10の底縁8を形成する。 その後、底ガセット材4と他方の層の胴材が胴材1,2の一側縁8で付着され、仮止めされる。

    この参考例では、上層および下層の胴材1,2の重ね合わせ後、底ガセット材4が原反13から供給され、上層の胴材1に供給され、その上面に重ね合わされる。 その後、底ガセット材4と下層の胴材2がその一側縁8で仮止めされる。 たとえば、仮止め機構に超音波シール装置14が使用され、胴材1,2の間欠送り毎に、超音波シール装置14によって底ガセット材4と下層の胴材2が超音波シールされ、付着され、仮止めされる。 したがって、その仮止め線15が胴材1,2の一側縁8に沿って形成される。

    さらに、底ガセット材4の仮止め後、胴材1,2の送りにともない、胴材1,2の一側縁8付近において、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方または他方の層の胴材および底ガセット材4が案内され、一方または他方の層の胴材が折り曲げられる。 さらに、一方または他方の層の胴材の折り曲げ後、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方または他方の層の胴材が折り戻され、底ガセット材4が両層の胴材1,2間に折り込まれる。

    この参考例では、図2、図3および図4に示すように、特許第3655627号公報の胴材ガイド機構と同様、胴材および底ガセット材ガイド機構にガイドロッド16,17またはプレートが使用され、両層の胴材1,2がガイドロッド16を通り、ガイドロッド17に導かれ、胴材1,2の一側縁8付近において、ガイドロッド16,17によって上層の胴材1が案内され、起立し、折り曲げられる。 そして、ガイドロッド17に達したとき、上層の胴材1が完全に折り曲げられる。

    一方、サイドガセット材3はその2つ折り線18を有する。 さらに、この製袋機では、特許第3655627号公報のものと同様、胴材1,2の間欠送り毎に、サイドガセット材3の一端部において、超音波シール装置によって上層の胴材1と上層のサイドガセット材3が超音波シールされ、付着し、仮止めされ、その仮止め部20が形成される。 仮止め部20はサイドガセット材3の幅方向中心位置に形成される。 さらに、超音波シール装置によって下層の胴材2が下層のサイドガセット材3に超音波シールされ、付着し、仮止めされ、その仮止め部21が形成される。 仮止め部21はサイドガセット材3の長さ方向中心線に位置する。

    そして、その後、ガイドロッド16,17によって上層の胴材1が案内され、起立し、折り曲げられ、これが完全に折り曲げられるものである。 したがって、上層の胴材1が起立し、折り曲げられるとき、下層の胴材2によって底ガセット材4が保持され、上層の胴材1によって底ガセット材4が押し上げられ、起立する。 これと同時に、上層の胴材1によって上層のサイドガセット材3および補助ガセット部7が引き上げられ、起立し、折り曲げられる。 さらに、下層の胴材2によって下層のサイドガセット材3および補助ガセット部7が保持され、これによって両層のサイドガセット材3および補助ガセット部7が開かれ、底ガセット材4によってそれが被覆される。 そして、上層の胴材1が完全に折り曲げられたとき、両層のサイドガセット材3および補助ガセット材7が完全に開かれ、これによってその開き面が形成され、底ガセット材4がサイドガセット材3および補助ガセット部7の開き面に重ね合わされ、底ガセット材4によってサイドガセット材3および補助ガセット部7の開き面が被覆される。

    さらに、胴材および底材ガイド機構として他のロッドまたはプレートが使用され、上層の胴材1の折り曲げ後、上層および下層の胴材1,2が他のロッドまたはプレートに導かれ、図1に示すように、他のロッドまたはプレートによって上層の胴材1および底ガセット材4が案内され、折り戻され、底ガセット材4が両層の胴材1,2間に折り込まれる。

    したがって、この製袋機では、胴材および底ガセット材ガイド機構によって上層の胴材1および底ガセット材4が案内され、上層の胴材1が折り曲げられ、底ガセット材4と両層の胴材1,2が組み合わされ、底ガセット材4とサイドガセット材3が組み合わされるものである。 その後、胴材および底ガセット材ガイド機構によって上層の胴材1が折り戻され、底ガセット材4が両層の胴材1,2間に折り込まれ、上層の胴材1の折り曲げおよび折り戻し作用によって底ガセット材4とサイドガセット材3が組み合わされる。

    その後、図8に示すように、上層および下層の胴材1,2がスリット刃22、横シール装置23および縦シール装置24を通り、送りローラ10に導かれ、スリット刃22によって両層の胴材1,2がスリットされる。 胴材1,2は図5のスリット線25に沿ってスリットされる。 さらに、胴材1,2の間欠送り毎に、横シール装置23により、両層の胴材1,2とサイドガセット材3が胴材1,2の幅方向にヒートシールされる。 これと同時に、横シール装置23によって補助ガセット部7と底ガセット材4もヒートシールされる。 これによって図9のヒートシール線6が形成されるものである。 さらに、胴材1,2の間欠送り毎に、縦シール装置24により、両層の胴材1,2と底ガセット材4がその一側縁8に沿ってヒートシールされる。 その後、胴材1,2の間欠送り毎に、その幅方向において、カッタ26によって両層の胴材1,2がカットされる。 そのカット位置はサイドガセット材3の位置である。 後述する実施例も同様であるが、この参考例では、両層の胴材1,2およびサイドガセット材3がサイドガセット材3の長さ方向中心線に沿ってカットされる。 これによって図9の両側縁5が形成される。

    なお、両層の胴材1,2、サイドガセット材3および底ガセット材4の材料については、基材にシーラントをラミネートしたラミネートフィルムが両層の胴材1,2およびサイドガセット材3として使用されており、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントによって両層の胴材1,2の内面が形成され、ナイロンなどの基材によって両層の胴材1,2の外面が形成されている。 さらに、2つ折りされた状態のサイドガセット材3において、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのシーラントによってサイドガセット材3の外面が形成され、ナイロンなどの基材によってサイドガセット材3の内面が形成されている。 底ガセット材4も同様である。 したがって、横シール装置23および縦シール装置24によって両層の胴材1,2、サイドガセット材3および底ガセット材4をヒートシールすることができる。

    したがって、この製袋機によって図9のプラスチック袋を製造することができるものであるが、特許第3655627号公報のものと同様、プラスチック袋にチャック27を組み込むことも可能である。 図11に示すように、サイドガセット材3をその先端で折り曲げ、サイドガセット材3に三角フラップ28を形成することもできる。

    したがって、この製袋機の場合、サイドガセット部3および底ガセット部4を有するプラスチック袋を製造するにあたって、上層の胴材1を折り曲げ、折り戻せばよく、下層の胴材2を折り曲げ、その折り曲げ部を折り返す必要はない。 下層の胴材2を折り曲げ、その折り曲げ部を折り返さなくても、支障なくプラスチック袋を製造することができ、胴材ガイド機構を簡略化することができる。

    特許第3655627号公報のものでは、図16に示すように、上層の胴材1を折り曲げ、折り戻すだけではなく、下層の胴材2を折り曲げ、その折り曲げ部を折り返し、折り曲げ部によって底ガセット部4を形成する必要があり、そのガイド機構が複雑化されるきらいがあったことは前述したとおりである。

    なお、同公報の製袋機のように、一方の層の胴材を折り曲げ、その折り曲げ部によって底ガセット部4を形成するとき、図14に示すように、上層の胴材1をあらかじめ折り曲げ、その折り曲げ部によって底ガセット部4を形成する。 さらに、ガイド機構によって底ガセット部4を折り戻し、上層の胴材1を折り曲げ、サイドガセット材3を引き上げ、開き、開き面を形成し、底ガセット部4をサイドガセット材3の開き面に重ね合わせる。 その後、胴材ガイド機構によって上層の胴材1を折り戻し、底ガセット部4を両層の胴材1,2間に折り込むようにすることも考えられる。

    図12に示すように、底ガセット材4と下層の胴材2をその一側縁8で仮止めするとき、底ガセット材4を各サイドガセット材3の中心線でスリットし、その状態で底ガセット材4と下層の胴材2を仮止めしてもよい。 この場合、胴材および底材ガイド機構によって上層の胴材1が折り曲げられ、起立するとき、上層の胴材1によって底ガセット材4が押し上げられやすく、好ましい。 各サイドガセット材3の中心線において、底ガセット材4にミシン目またはマイクロジョイントを形成し、上層の胴材1によって底ガセット材4が押し上げられるとき、底ガセット材4がミシン目またはマイクロジョイントで引きちぎられるようにしてもよい。

    さらに、図15に示すように、底ガセット材4を下層の胴材2に供給し、その下面に重ね合わせ、その後、底ガセット材4と上層の胴材1をその一側縁で仮止めする。 さらに、仮止め後、胴材および底材ガイド機構によって上層の胴材1を案内し、折り曲げ、折り戻すようにしてもよい。

    そして、図13に示すものがこの発明の実施例である。 特許第3655627号公報のものでは、プラスチック袋を2つずつ製造することもできるが、図1の方式において、角底袋が2つずつ製造されるようにすることもできる。 それを達成するには、図13に示すように、一方の層の胴材1をその幅方向に分割し、一方の層の胴材1に一対の分割側縁を形成すればよい。 さらに、底ガセット材4を一方の層の胴材1に供給し、その外面に重ね合わせ、底ガセット材4の幅方向中央部分が一方の層の胴材1の分割側縁に沿って配置されるようにする。 さらに、底ガセット材4の供給後、各分割側縁間において、底ガセット材4と他方の層の胴材2を底ガセット材4の幅方向中央部分で付着させ、仮止めする。 その後、胴材1,2の送りにともない、一方の層の胴材1の分割側縁付近において、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方の層の胴材1および底ガセット材4を案内し、一方の層の胴材1を折り曲げ、底ガセット材4と両層の胴材1,2を組み合わせればよい。

    サイドガセット材供給機構によってサイドガセット材4を供給し、サイドガセット材4が胴材1,2の幅方向に配置され、両層の胴材1,2間に挿入され、一方の層の胴材1の分割側縁の幅方向両側にサイドガセット材4が位置するようにしてもよい。

    さらに、一方の層の胴材1の折り曲げ後、胴材および底ガセット材ガイド機構によって一方の層の胴材1が折り戻され、底ガセット材4が両層の胴材1,2間に折り込まれ、一方の層の胴材1の折り曲げおよび折り戻し作用によって底ガセット材4とサイドガセット材3が組み合わされるようにする。

    さらに、底ガセット材4の組み合わせ後、両層の胴材1,2と底ガセット材4を一方の層の胴材1の分割側縁に沿ってヒートシールし、両層の胴材1,2とサイドガセット材3を胴材1,2の幅方向にヒートシールする。 さらに、スリット刃により、両層の胴材1,2および底ガセット材4を底ガセット材4の幅方向中央部分でスリットすると、プラスチック袋を2つずつ製造することができ、両層の胴材1,2によってプラスチック袋の胴部を形成し、底ガセット材4によってプラスチック袋の底ガセット部を形成し、サイドガセット材3によってプラスチック袋のサイドガセット部を形成することができる。

    図13の実施例において、図21に示すように、分割機構に一対のスリット刃29を使用し、各スリット刃29を胴材1,2の幅方向に間隔を置いて配置する。 そして、各スリット刃29により、一方の層の胴材1がその長さ方向スリット線30に沿ってスリットされ、これによって一方の層の胴材1が分割され、一対の分割側縁が胴材1,2の幅方向に間隔を置いて対向するようにしてもよい。

    さらに、各分割側縁間の部分をガイドローラ31に導き、巻上機によって各分割側縁間の部分を巻き上げ、これを一方の層の胴材1から分離させる。 そして、底ガセット材4と他方の層の胴材2を直接付着させ、仮止めするようにしてもよい。

    分割機構に一対のミシン目形成刃を使用し、各ミシン目形成刃を胴材1,2の幅方向に間隔を置いて配置する。 そして、各ミシン目形成刃により、一方の層の胴材1にその長さ方向にのびるミシン目が形成され、これによって一方の層の胴材1が分割され、一対の分割側縁が胴材1,2の幅方向に間隔を置いて対向するようにしてもよい。

    さらに、各分割側縁間の部分をガイドローラ31に導き、巻上機によって各分割側縁間の部分を巻き上げ、引きちぎり、これを一方の層の胴材1から分離させる。 そして、底ガセット材4と他方の層の胴材2を直接付着させ、仮止めするようにしてもよい。

    参考例および図13の実施例において、図7に示すように、上層および下層の胴材1,2の重ね合わせ前、底ガセット材4を一方の層の胴材1に供給するようにしてもよい。 そして、胴材1,2の重ね合わせ後、超音波シール装置14によって底ガセット材4と他方の層の胴材2を仮止めするようにしてもよい。

    図13の実施例において、底ガセット材4の供給後、超音波シール装置32などの仮止め機構により、底ガセット材4と一方の層の胴材1を底ガセット材4の中央部分で付着させ、仮止めする。 そして、底ガセット材4と他方の層の胴材2を底ガセット材4の中央部分で仮止めするとき、各分割側縁間の部分を一方の層の胴材1から分離させ、各分割側縁間の部分と他方の層の胴材2を直接付着させ、仮止めし、底ガセット材4と他方の層の胴材2を間接的に付着させ、仮止めするようにしてもよい。

    底ガセット材4の供給後、底ガセット材4と一方の層の胴材1を付着させ、仮止めすると、底ガセット材4と一方の層の胴材1が一体的に送られ、これによってその位置関係を保つことができ、好ましい。

    各参考例において、図20に示すように、スリット刃33により、原反から供給されるプラスチックフィルムをその長さ方向スリット線に沿ってスリットし、一方の層の胴材1と底ガセット材4に分割する。 さらに、ガイドローラ34などの底ガセット材ガイド機構によって底ガセット材4を案内し、方向変換し、底ガセット材4を一方または他方の層の胴材に供給するようにしてもよい。 この場合、一方の層の胴材1と底ガセット材4に印刷柄をもたせるとき、一方の胴材1と底ガセット材4間で印刷柄がずれず、好ましい。 ダンサローラ35を底ガセット材4に係合させ、底ガセット材4にテンションを加えることもできる。

    さらに、たとえば、図1の参考例において、図17に示すように、プラスチックフィルムを原反から供給し、スリット刃36でスリットし、底ガセット材4とサイドガセット材3に分割する。 さらに、ガイド機構によってサイドガセット材3を案内し、これを両側から折り曲げる。 その後、サイドガセット材3を下層の胴材2に供給し、底ガセット材4を上層の胴材1に導き、重ね合わせてもよい。 さらに、ミシン目形成刃を底ガセット材4に押し付け、底ガセット材4にミシン目37を形成し、底ガセット材4を上層の胴材1に導くとき、クランプまたはバキュームパッドによって底ガセット材4を保持し、これをミシン目37で引きちぎると、サイドガセット材4に一定長さAをもたせ、底ガセット材4にそれよりも短い長さBをもたせることもできる。

    図18に示すように、底ガセット材4にマークを形成し、マークセンサ38によってそれを検出し、その検出信号にもとづき、エアダンサ39からエアを噴出させ、エアによって底ガセット材4を押し下げる。 その後、ヒータ40によって底ガセット材4を溶断し、溶断線41を形成し、底ガセット材4にサイドガセット材3よりも短い長さBをもたせるようにしてもよい。

    図19に示すように、図13の実施例において、エアダンサ39からエアを噴出させ、ヒータ40によって底ガセット材4を溶断することもできる。

    プラスチックフィルムを原反から供給し、アキュムレータに貯留し、その後、図22に示すように、プラスチックフィルムをスリット刃42でスリットし、胴材1と胴材2に分割することは知られているが、さらに、スリット刃43でそれをスリットし、胴材1と底ガセット材4に分割するようにしてもよい。 さらに、底ガセット材4をターンバー44に導き、ターンバー44によって底ガセット材4を方向変換し、ターンバー44をプラスチックフィルム供給方向Yに移動させると、ターンバー44によって底ガセット材4を移動させ、その位置を調節し、胴材1の幅方向において、底ガセット材4が適所に位置するようにすることもできる。 さらに、底ガセット材4をガイドローラ45,46に導き、胴材1をガイドローラ47に導き、胴材2をガイドローラ48に導き、ガイドローラ45,46,47,48によって底ガセット材4および胴材1,2を方向変換する。 そして、ガイドローラ45を底ガセット材供給方向Zに移動させると、ガイドローラ45によって底ガセット材4を移動させ、胴材1と底ガセット材4間で印刷柄がずれないようにすることもできる。 超音波シール装置49またはホットメルトで底ガセット材4と胴材1を仮止めすることもできる。

    図23の実施例では、底ガセット材4と胴材1の分割後、底ガセット材4が連続的に送られ、ダンサローラ50,51を通り、胴材1に重ね合わされ、超音波シール装置14によって底材40と胴材1が仮止めされる。 さらに、胴材1が間欠的に送られ、底ガセット材4がダンサローラ50,51に貯留され、ダンサローラ50,51から供給される。 さらに、駆動機構がダンサローラ51に連結されており、駆動機構によってダンサローラ51が押し下げられ、底材4にテンションが加えられる。 さらに、胴材1および底ガセット材4にマークが付され、マークセンサ38によってマークが検出され、その検出信号に応答し、制御装置によって駆動機構が制御され、テンションが調節される。 この結果、底ガセット材4と胴材1間で印刷柄はずれない。 ダンサローラ51にブレーキを加え、底ガセット材4とダンサローラ51間に摩擦を生じさせる。 そして、マークセンサ38の検出信号に応答し、制御装置によってブレーキ力を調節し、底ガセット材4と胴材1間で印刷柄がずれないようにすることもできる。

    1 上層の胴材2 下層の胴材3 サイドガセット材4 底ガセット材9,10 送りローラ14 両音波シール装置16,17 ガイドロッドまたはプレート23 横シール装置24 縦シール装置

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