Fixed blade knife with a multi-purpose guard

申请号 JP2010530076 申请日 2008-10-15 公开(公告)号 JP2011500213A 公开(公告)日 2011-01-06
申请人 マストラッドMastrad; 发明人 ビニョン・ルカ; リオン・マチュー;
摘要 A fixed-blade knife having a knife body. The knife body has a blade with a cutting edge and an elongated handle extending from the blade. A guard is pivotally coupled to the knife body and adapted to be actuated between an open position and a closed position. The guard has an external surface that is ergonomically configured for handling the knife when the guard is in the open position. In the open position, the guard is positioned adjacent the handle to expose the cutting edge. In the closed position, the guard is positioned adjacent the blade to cover the cutting edge.
权利要求
  • 刃部を有するブレードと前記ブレードから延びている長手の柄とを備えるナイフ本体、および 前記ナイフ本体へ旋回可能に結合され、開放位置と閉鎖位置との間で動かされるように適合されたガードを備え、
    前記開放位置では、前記ガードは、前記柄に隣接して位置づけられ前記刃部を露出させ、
    前記閉鎖位置では、前記ガードは、前記ブレードに隣接して位置づけられ前記刃部を少なくとも部分的に覆うことを特徴とする固定ブレードナイフ。
  • 前記ナイフ本体は、一体的構造を形成していることを特徴とする請求項1に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記ブレードの近位で前記柄へ旋回可能に結合されていることを特徴とする請求項2に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記ガードが前記閉鎖位置にあるときに前記刃部を収容するためのブレードスロットを備えることを特徴とする請求項3に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ブレードスロットの内側に配置された研磨要素をさらに備える請求項4に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記ガードが前記開放位置にあるときに前記ナイフを扱うために適合された外面を備えることを特徴とする請求項1に記載の固定ブレードナイフ。
  • 刃部を有するブレード、
    第1端部および第2端部を有する柄であって、前記第1端部は前記ブレードの近位にあり、前記第2端部は前記ブレードの遠位にある柄、および 前記柄の前記第1端部へ旋回可能に接続されたガードであって、前記ガードが前記ブレードに隣接して位置づけられるときに前記ブレードの前記刃部を収容するためのブレードスロットを有するガードを備える固定ブレードナイフ。
  • 前記柄は、隆条部と前記隆条部から延びているフランジ部とを備えることを特徴とする請求項7に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記フランジ部へ旋回可能に接続されていることを特徴とする請求項8に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記ガードが前記隆条部に隣接して位置づけられるときに、前記フランジ部の少なくとも一部分を収容するためのフランジスロットをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記隆条部の幅は、前記ガードが前記隆条部を越えてさらに旋回するのを防止するために、前記フランジスロットの幅よりも大きいことを特徴とする請求項10に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、前記ガードの位置を前記開放位置か前記閉鎖位置のいずれかに固定するためのロック部をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の固定ブレードナイフ。
  • 刃部を有するブレードと前記ブレードから延びている長手の柄とを備えるナイフ本体、
    前記柄から延びているフランジ部、および 前記フランジ部へ旋回可能に結合され、間隔をおいて配置された、キャビティを画定する壁を備えるガードを備え、
    前記キャビティは、前記ガードが前記ブレードに隣接して位置づけられるときには、前記刃部の少なくとも一部分を収容し、
    前記キャビティは、前記ガードが前記柄に隣接して位置づけられるときには、前記フランジ部の少なくとも一部分を収容することを特徴とする固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、受け具をさらに備え、前記受け具は、前記ガードが前記柄に隣接して位置づけられるときにユーザの手が前記ブレードの上へ滑るのを防止することを特徴とする請求項13に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードを前記ナイフ本体へ固定するためのガードロック部をさらに備える請求項13に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードロック部は、前記ガードへ結合されたフックであることを特徴とする請求項15に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記キャビティの内側に配置された研磨要素をさらに備える請求項13に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記研磨要素は、前記ガードが前記刃部に対して旋回可能に動かされるときに、前記刃部を研磨することを特徴とする請求項17に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記研磨要素は、前記刃部に対して傾いていることを特徴とする請求項18に記載の固定ブレードナイフ。
  • 刃部を有するブレードと前記ブレードから延びている長手の柄とを備えるナイフ本体、および 前記ナイフ本体に沿って、前記刃部を露出させる開放位置と前記刃部を覆う閉鎖位置との間で摺動可能に配置されたガードを備え、
    前記ガードは、前記ナイフを扱うためのグリップ部をもたらすように適合された外面を有することを特徴とする固定ブレードナイフ。
  • 止め具をさらに備え、前記止め具は、前記ガードが前記ナイフ本体から離脱するのを防止することを特徴とする請求項20に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記柄は、レールを備え、前記ガードは、前記レールに対応するチャンネルを備えることを特徴とする請求項20に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記レールおよび前記チャンネルは、前記ガードを前記開放位置と前記閉鎖位置との間で摺動可能に配置するように適合されていることを特徴とする請求項22に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記ガードは、レールを備え、前記柄は、前記レールに対応するチャンネルを備えることを特徴とする請求項20に記載の固定ブレードナイフ。
  • 前記レールおよび前記チャンネルは、前記ガードを前記開放位置と前記閉鎖位置との間で摺動可能に配置するように適合されていることを特徴とする請求項24に記載の固定ブレードナイフ。
  • 说明书全文

    本発明は、ナイフに関し、特に、刃部および先端部のための保護ガードを有するナイフに関する。

    ナイフは、さまざまな形状および寸法で供給されており、数多くの用途のために適合されている。 ナイフには、少なくとも2つの主な種類、すなわち、固定ブレードナイフと折り畳みナイフとがある。 固定ブレードナイフは、折り畳みブレードを有していないうえ、それらの固定ブレード柄の構成のために、通常は折り畳みナイフよりも強く、かつ、堅固なものである。 固定ブレードナイフは、台所で多く見られるナイフであり、食品の切り刻み、みじん切り、薄切りおよび切りのような食品の下処理のために使用される。 これに対して、折り畳みナイフは、ブレードに沿って旋回して、ブレードを柄の中へ折り畳むことができる。 固定ブレードナイフとは異なり、折り畳みナイフは、固定ブレード柄の構成を有しておらず、そのため、固定ブレードナイフほど強くないし、堅固なものでもない。 折り畳みナイフは一般に、万能ナイフあるいは武器として使用される。 折り畳みナイフの1つの用途は飛び出しブレードであり、これは、ナイフブレードを柄から広げたり畳んだりするためのばね機構を含んでもよい。

    食品の下処理に使用されるナイフについては、望ましいある種の特性がある。 このナイフの刃部あるいはブレードは、食品を切り分けるために充分に鋭利であるべきであり、ナイフの重量およびバランスは、使用中における取り扱いの容易さを促進すべきである。 これらはまた、使用中の取り扱いに関して堅固であるべきである。 例えば、ブレードは、使用中を通して折り畳みの可能性が存在すべきではない。 キッチンナイフに課せられた要望のために、折り畳みナイフは一般に、食品の下処理に使用するには適していないとみなされており、また、清潔にすることが困難である。 したがって、すべてのキッチンナイフの圧倒的多数は固定ブレードナイフである。

    刃部の鈍化を防止するためには、また、不慮の怪我を防止するためには、キッチンナイフの安全かつ適切な保管もまた重要である。 固定ブレードナイフには、ブレードを柄の中に折り畳み、ブレードを柄で覆う、という利点がない。 このため、キッチンナイフは、ナイフブロックの中に、あるいは、ナイフの刃部および先端部を覆って保護する他の適切な装置の中に保管しなければならない。 ナイフの刃部および先端部を保護する必要性は、きわめて壊れやすい可能性のあるセラミック製ブレードナイフについては特に重要である。

    しかしながら、ナイフは引き出しの中に無防備の状態で保管されることも多い。 このことによって、ナイフブレードには破損のおそれが生じるだけでなく、手が引き出しの中をあちこち動くときに不慮の怪我のおそれも生じる。 キッチンナイフのために保護カバーあるいはさやを設けてもよいが、このような装置は、それらを紛失したりそれらの置き場所を誤ったりすることがよく起きるため、不都合である場合がある。

    さらにまた、ナイフが1つの場所から別の場所へ移送され得るという状況が存在する。 例えば、熟練したシェフは彼ら自身のナイフを使用し、それゆえ、調理をするために必要とされる所ならどこへでも、一組のナイフを彼らといっしょに運ぶ、ということが知られている。 したがって、ナイフブレードが移送の間に適切に覆われ、かつ/または保護されるということを保証することは重要である。

    このため、台所において使用するのに適しており、かつ、ナイフの刃部および先端部を破損から、さらに、他人への損傷を引き起こすことから保護するための機構をも提供する固定ブレードナイフを得ることは、望ましいであろう。

    本明細書に開示された固定ブレードナイフの実施形態は、固定ブレードおよび柄の構成によって安定したナイフのハンドリングが提供される任意の用途において、特に台所において使用するのに適している。 加えて、この固定ブレードナイフによれば、ナイフが保管されるかあるいは移送されるときに、ナイフの刃部および先端部を破損から、さらに、他人への不慮の損傷を引き起こすことから保護するための機構がもたらされる。 したがって、本明細書に開示された実施形態は、互いに固定された柄とブレードとを有し、互いに折り畳まれないか、またはピボットもしくは他の可動継手によって接続されたことを一般に特徴とする固定ブレードナイフへ向けられる。

    本明細書に開示された固定ブレードナイフは、ナイフ本体へ旋回可能にあるいは摺動可能に結合されたガードを利用する。 ガードは、使用のためにブレードを露出させる開放位置と、保管あるいは移送のためにブレードの刃部を覆うとともに保護する閉鎖位置との間で動かされ得る。 ガードの外面は、ナイフを扱うための改良されたグリップ部を提供するためにさらに構成されている。

    好ましい1つの実施形態では、固定ブレードナイフが提供されている。 固定ブレードナイフは、刃部を有するブレードと前記ブレードから延びている長手の柄とを有するナイフ本体を備える。 前記ナイフ本体へガードが旋回可能に結合されており、前記ガードには開放位置と閉鎖位置とがある。 前記開放位置では、前記ガードは、前記柄に隣接して位置し、前記刃部を露出させる。 前記閉鎖位置では、前記ガードは、前記ブレードに隣接して位置し、前記刃部を少なくとも部分的に覆う。

    好ましい実施形態の1つの局面によれば、前記ナイフ本体は単一の一体的構造として形成し得る。 代わりに、前記ブレードおよび前記柄は、異なる材料から作られ、互いに固定接続された別々の2つの構造から構成されてもよい。

    好ましい実施形態の別の局面によれば、前記ガードは、前記ブレードに近接した前記柄へ旋回可能に結合されている。 前記ガードは、前記ガードが前記閉鎖位置にあるときに前記刃部を収容するためのブレードスロットをさらに備えてもよい。 加えて、前記ブレードを研磨するために、前記ブレードスロットの内部に研磨要素を配置してもよい。

    好ましい実施形態のさらに別の局面によれば、前記柄は、隆条部と前記隆条部から延びているフランジ部とを備える。 したがって、前記ガードは、前記ガードが前記開放位置にあるときに前記フランジ部を収容するフランジスロットをさらに備えてもよい。

    好ましい別の実施形態では、固定ブレードナイフが提供されている。 固定ブレードナイフは、刃部を有するブレードと第1端部および第2端部を有する柄とを備える。 前記柄の第1端部は前記ブレードの近位にあり、前記柄の前記第2端部は前記ブレードの遠位にある。 前記柄の前記第1端部へ前記ガードが旋回可能に接続されており、このガードはブレードスロットを含む。 前記ブレードスロットは、前記ガードが前記ブレードに隣接して配置されたときに前記ブレードの前記刃部を収容する。

    好ましい実施形態の1つの局面によれば、前記柄は、隆条部と前記隆条部から延びているフランジ部とを備え、前記ガードは、前記フランジ部へ旋回可能に接続され得る。 前記ガードは、前記ガードが前記隆条部に隣接して配置されたときに前記フランジ部の少なくとも一部分を収容するフランジスロットをさらに備えてもよい。

    好ましい実施形態の別の局面によれば、前記隆条部の幅は、前記ガードが前記隆条部を越えてさらに旋回するのを防止するために、前記フランジスロットの幅よりも大きくてもよい。

    好ましい実施形態のさらに別の局面によれば、前記ガードは、前記ガードの位置を前記開放位置かあるいは前記閉鎖位置かのいずれかに固定するためのロック部をさらに備えてもよい。

    さらに別の実施形態では、固定ブレードナイフが提供されている。 固定ブレードナイフは、刃部を有するブレードと前記ブレードから延びている長手の柄とを有するナイフ本体を備える。 前記固定ブレードナイフはまた、前記柄から延びているフランジ部と、前記フランジ部へ旋回可能に結合されたガードとを、備える。 前記ガードは、間隔をおいて配置された、キャビティを画定する壁を備える。 前記ガードが前記ブレードに隣接して位置づけられるときには、前記キャビティは前記刃部の少なくとも一部分を収容する。 前記ガードが前記柄に隣接して位置づけられるときには、前記キャビティは前記フランジ部の少なくとも一部分を収容する。

    好ましい実施形態の1つの局面によれば、前記ガードは、前記ガードが前記柄に隣接して位置づけられるときにユーザの手がブレードの上へ滑るのを防止する受け具をさらに備える。

    好ましい実施形態の別の局面によれば、前記固定ブレードナイフは、前記ガードを前記ナイフ本体へ固定するためのガードロック部をさらに備える。 前記ガードロック部は、前記ガードの位置に左右されるが、前記ガードへ結合されていて、前記柄あるいは前記ブレードへ取り付けることができるフックであってもよい。

    好ましい実施形態のさらに別の局面によれば、前記固定ブレードナイフは、前記キャビティの内側に配置された研磨要素をさらに備える。 前記研磨要素は、前記ガードが前記刃部に対して旋回可能に動かされるときに、前記刃部を研磨するために使用し得る。 前記研磨要素は、前記刃部が前記キャビティの内側に位置するときに、前記刃部に対して傾かせ(biased at an angle)得る。

    さらに別の好ましい実施形態によれば、固定ブレードナイフは、刃部を有するブレードとブレードから延びている長手の柄とを有するナイフ本体を備える。 ガードが、前記刃部を露出させるための開放位置と、前記刃部を覆うための閉鎖位置との間で、前記ナイフ本体に沿って摺動可能に配置されている。 前記ガードには、ナイフを扱うためのグリップ部を提供するように適合された外面がある。

    好ましい実施形態の1つの局面によれば、前記固定ブレードナイフは、前記ガードが前記ナイフ本体から離脱するのを防止する止め具をさらに備える。

    好ましい実施形態の別の局面によれば、前記柄はレールを備え、前記ガードは前記レールに対応するチャンネルを備える。 前記レールおよびチャンネルは、前記ガードを前記開放位置と前記閉鎖位置との間に摺動可能に配置するように適合されている。

    好ましい実施形態のさらに別の局面によれば、前記ガードはレールを備え、前記柄は前記レールに対応するチャンネルを備える。 さらにまた、前記レールおよびチャンネルは、前記ガードを前記開放位置と前記閉鎖位置との間に摺動可能に配置するように適合されている。

    本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な説明から当業者に明らかになるであろう。

    基本的なナイフの斜視図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、1つの実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、1つの実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、1つの実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが柄からブレードまで旋回可能に動かされる、別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    内側に配置されるとともにブレードに接する研磨剤を有するガードの内部に収容されたブレードの側面図である。

    図4における5−5線に沿ったガードの断面図である。

    ガードが開放位置と閉鎖位置との間で柄に沿って摺動可能に配置された、さらに別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが開放位置と閉鎖位置との間で柄に沿って摺動可能に配置された、さらに別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    ガードが開放位置と閉鎖位置との間で柄に沿って摺動可能に配置された、さらに別の実施形態による固定ブレードナイフの側面図である。

    同様の符号は、図面の複数の図を通して、同様の部分を示している。

    図1は、食品の下処理に広く使用されている多目的ナイフ(100)を示す。 ナイフ(100)は3つの主要部品、すなわち、柄(110)、ブレード(120)、および受け具(150)を備える。 図1に示すナイフ(100)は、柄(110)とブレード(120)とが互いに恒久的に取り付けられているので、固定ブレードナイフの一例である。 柄(110)とブレード(120)とが互いに動いたり折り畳まれたりすることのできる機構は存在しない。

    ブレード(120)の主要部分は、刃部(122)、先端部(124)、および背部(126)を含む。 ブレードの主作用部は刃部(122)であり、これは先端部(124)から受け具(150)まで広がっている。 背部(126)は、刃部(122)に直接対向するブレードの頂部であり、また、背部(126)は、硬質な食品を切り分けるかあるいは切り刻むときに切断される面に圧を直接加えるようにユーザの手を置き得る面である。 背部(126)はまた、切り分けあるいは切り刻みの間にナイフ(100)を案内するために扱い得る。 キッチンナイフはブレードのすべての側面に圧力を受けるので、折り畳みナイフが適切でないであろう、というのはこのような理由からである。 例えば、圧力が背部(126)あるいは他のナイフ部に加わる工程では、柄に対して折り曲げられるかあるいは折り畳まれたブレード(120)を有する可能性がある。

    柄(110)の主要部分は、ブレードから延びる中子(112)を含み、これはナイフにバランスを付与するために設計されている。 あるいくつかの実施形態では、柄(110)は中子(112)自体を単独で備え得る。 これらの実施形態では、中子(112)はハンドリングのための適切なグリップ部をもたらすように形作られている。 あるいくつかの他の実施形態では、図1に示すように、柄(110)は殻(114)をさらに含み得、これは、中子(112)へ恒久的に固定されているとともに、柄(110)のためのより広いグリップ部を作り出す。 中子(112)は、ブレード(120)の延長部であってもよく、あるいは別個に設けられてブレード(120)へ恒久的に固定されてもよい。

    受け具(150)は、柄(110)とブレード(120)との間の厚い接続部である。 受け具(150)は、ナイフ(100)にバランスを付与するとともに、使用中に手が柄(110)からブレード(120)まで誤って滑るのを防止するように構成されている。

    キッチンナイフは、ブレードの刃部の破損を防止するとともに不慮の怪我も防止するために、何らかの方法で保管しなければならない。 図1に示すナイフは刃部を保護する機構を含んでいないため、ナイフは、ナイフブロックの中に、あるいは、刃部が他の物に接触するのを防止する他の適切な装置の中に、注意深く保管するかあるいは固定しなければならない。 適切なナイフの保管は、ナイフの寿命を延ばすために重要である。

    図2Aから図2Cは、1つの実施形態による固定ブレードナイフ(200)の側面図である。 固定ブレードナイフ(200)は、柄(210)、刃部(222)を有するブレード(220)、およびガード(230)を備える。 柄(210)はまた、ガード(230)をピボット継手(240)によって旋回可能に取り付けることのできるフランジ部(214)を備える。 ピボット継手(240)は、閉鎖位置(図2A)と開放位置(図2B)との間でガード(230)をナイフ(200)に対して動かすことのできるどのような継手でもよい。 閉鎖位置(図2A)では、ガードはブレードに隣接した位置にあるのに対し、開放位置(図2B)では、ガードは柄に隣接した位置にあり得る。

    ガード(230)はどのような数の方法で構成されてもよい。 ガード(230)は、このガードが閉鎖位置(図2A)にあるときに、刃部(222)を収容するとともにこれを保護するためのブレードスロット(図2Aから図2Bにおける232、図5における435)を画定する一対の壁部(図5における430a、430b)を備えてもよい。 図2Aから図2Cに示す実施形態では、ガード(230)は、このガード(230)が閉鎖位置(図2A)にあるときに、ブレード(220)の刃部(222)を収容するとともにこれを収容するためのブレードスロット(232)を備える。

    ガード(230)はまた、ナイフ(200)を扱うためのグリップ部をもたらすのに充分な幅と大きさの外面を有するように構成し得る。 この点で、ガード(230)は、例えば、ゴムあるいはプラスチックからなるグリップ部、ユーザの指などを収容し、さらにナイフ(200)のハンドリングを向上させるくぼみ部を含めることによって、人間工学的に構成し得る。 したがって、ガード(230)は、使用時におけるナイフ(200)の改善されたハンドリングと、ナイフ(200)が使用されない時における刃部(222)の保護との両方を提供するのに役立つ。

    ピボット継手(240)は、ガード(230)がナイフ(200)に対する閉鎖位置と開放位置との間で旋回することのできる任意の継手であってもよい。 例えば、ピボット継手(240)は、ガード(230)の内面から突出するニップルをフランジ部(214)に設けられた対応溝へ向けて嵌めることで、形成し得る。 代わりに、ピボット継手(240)は、フランジ部(214)における突出状ニップルをガード(230)の内面における対応溝に嵌めることで、形成し得る。

    図3Aから図3Cは、別の実施形態による固定ブレードナイフ(300)の側面図である。 図3Aから図3Cに示す固定ブレードナイフ(300)は一般に、柄(310)、刃部(322)を有するブレード(320)、およびガード(330)を備える。 柄は、隆条部(312)とそこから延びているフランジ部(314)とを備え、柄(310)は、ブレード(320)へ恒久的にかつ固定的に結合されている。 ガード(330)は、継手(340)によってフランジ部(314)へ旋回可能に接続されている。 先に説明したように、継手(340)は、図3Bに示したように、開放位置(図3A)と閉鎖位置(図3C)との間でガード(330)の回転を可能にする任意の継手あるいはコネクタでもよい。 ガード(330)が閉鎖位置にあるときにナイフ(300)の刃部(322)を保護することに加えて、ガード(330)は、ガード(330)が開放位置にあるときの改善された処理面をもたらすように構成し得る。

    図2Aから図2Cに示す固定ブレードナイフとは異なり、図3Aから図3Cに示す固定ブレードナイフは、長手のフランジ部(314)を含む。 長手のフランジ部(314)は、開放位置(図3A)ではガード(330)に収容される。 したがって、ガード(330)は、長手のフランジ部(314)を収容するためのフランジスロット(図示せず)を含むように、および、ナイフ(300)が使用される間にガード(330)を側方移動からさらに固定するように、さらに構成し得る。 ある種の実施形態では、ブレードスロットあるいはキャビティとフランジスロットは、ガード(330)を通って延びる単一のスロットであり得る。 他の実施形態では、ブレードスロットおよびフランジスロットは、ガード(330)に別々に設け得る。 さらにまた、ガード(330)の外面は、ガードが開放位置にあるときのナイフのハンドリングを改善するために形作られる。

    図3Aから図3Cにおける実施形態は、隆条部(312)を備える柄(310)を示している。 隆条部(312)は、処理面をもたらすとともに、加えて、ガード(330)が隆条部(312)を越えて回転するのを阻止するように形作られている。 このように、隆条部(312)は、ナイフのための処理面としても、また、ガード(330)のための止め具としても機能する。 したがって、通常は、隆条部(312)の幅はフランジスロットの幅よりも大きいであろう。

    ナイフ(300)にはさらに、ガード(330)を開放位置かあるいは閉鎖位置かのいずれかに固定するためにロック部(図示せず)が設けられてもよい。 ロック部は例えば、継手(340)の遠位である端部でガード(330)へ結合されたフックからなってもよい。 柄(310)およびブレード(320)は、それぞれがフックを収容するとともにガードを開放位置かあるいは閉鎖位置かのいずれかに固定するために切込みをさらに備えてもよい。

    図3Aから図3Cはフランジ部(314)でナイフ(300)に旋回可能に取り付けられているガード(330)を示すが、ガード(330)はまた、ガード(330)が開放位置と閉鎖位置との間で旋回することができる限り、ナイフの柄(310)のどの部分に旋回可能に取り付けられてもよい。

    図4は、ガード(430)の内側に配置され、かつ、ブレード(420)に接する研磨要素(450)を有するガード(430)の内側に収容されたブレード(420)の側面図である。 研磨要素(450)は、研磨要素(450)が刃部(422)に接し、かつ、ガード(430)がブレード(420)に対して動かされるときに、ブレード(420)の刃部(422)の研磨を可能にする。 研磨要素(450)は、図4に示すように、ブレードのかなりの長さを越えて延びてもよく、あるいは、ブレード長さの一部分だけを越えて延びてもよい。

    図5は、図4における5−5線に沿って得られたガード壁(430a、430b)を示すガード(430)の断面図を示している。 図5に見ることができるように、研磨要素(450)はガードキャビティ(435)の一方側面にある。 研磨要素(450)は、ブレードがガードキャビティ(435)の内側に配置されているときに、研磨要素(450)が傾かされるとともに刃部(図示せず)へ向かってある角度をなすように、形作られている。

    したがって、ブレードがガードキャビティ(435)の内側に配置されているときに、刃部は、ガード(430a)の外側へわずかな圧力を加えて、ブレードから離れるガード(430)の旋回と同時に研磨要素(450)をブレードへ向けて傾かせることによって、研磨し得る。 この工程は、所望の研磨が達成されるまで、任意の回数、繰り返し得る。 研磨要素(450)は、図4ではガードキャビティの一方側面にだけあるように示しているが、研磨要素(450)がガードキャビティの両側面に設けられた実施形態は、本発明の範囲内に含まれる。

    ナイフは、ブレードの刃部を硬質で粗い面、通常は石あるいは合成材料から作られた面で研ぐことによって、研磨し得る。 達成される研磨の程度を決定するいくつかの要因がある。 このような要因の1つは、ブレードと研磨剤との角度である。 一般に、より大きい研磨効果は、ブレードと研磨具との間の角度が比較的小さい、およそ10〜30°のときに達成されるであろう。 より耐久性のある刃部を有するナイフは30°以上で研磨し得る。 一般に、刃部が硬質な材料から作られているときには、ブレードと研磨具との間の角度は大きいほどよい。

    ナイフ研磨具の有効性に影響を及ぼす別の要因は、研磨要素の組成である。 研磨要素のために選択された材料は、ブレードの組成にある程度、左右される。 研磨具は一般にブレードよりも硬質な材料から作られ、その材料は、通常は、鋼あるいは他の金属、セラミック、石などを研磨するように設計されている。 金属研磨具は、通常は微細な結晶粒を有し、かつ、ブレードに改善された仕上げをもたらす。 研磨具はまた、破損しにくく、使いやすく、かつ、耐摩耗性のセラミック材料あるいはダイアモンドセラミック材料から作り得る。 これらの研磨具は、さびることがなく、あるいは注油の必要がないであろう。 セラミックは一般に、ステンレス鋼のような硬質な金属のブレードを研磨するためには鋼より好ましいが、その理由は、セラミックはロックウェルスケールにおいて最も硬質な材料であるからである。

    図6Aから図6Cは、さらに別の実施形態による固定ブレードナイフ(600)を示し、ここで、ガード(630)は、開放位置(図6A)と閉鎖位置(図6C)との間で柄(610)およびブレード(620)に沿って摺動可能に配置されている。 固定ブレードナイフ(600)は一般に、柄(610)、刃部(622)を有するブレード(620)、およびガード(630)を備える。

    1つの実施形態では、柄(610)は長手のフランジ部(614)を備えており、これはフランジ部(614)から突出するレール(616)を含む。 ガード(630)は、開放位置(図6A)と閉鎖位置(図6C)との間で摺動運動(図6B)によってガードを摺動可能に配置するために、その内面に沿って、レール(616)が嵌まる対応チャンネルあるいは対応溝(図示せず)を含む。 代わりに、レール(616)は、ガード(630)の内面に沿って設けられてもよく、その場合にはそれは、長手のフランジ部(614)に沿った対応チャンネルあるいは対応溝に嵌まる。 さらにまた、レール(616)および溝は、ガード(630)をナイフ(600)の上にさらに固定するように、フランジ部(614)およびガード(630)の両側面にそれぞれ設けられてもよい。 ナイフ(600)は、ガード(630)が開放位置あるいは閉鎖位置に固定されるロック機構をさらに備えてもよい。 このことは、レールおよび/またはチャンネルの両端部にスナップロックを設けることで達成し得る。

    しかしながら、詳細な説明および具体的な例は、本発明の好ましい実施形態を示すとともに、例示であって限定ではない目的で与えられる、ということを理解すべきである。 本発明の範囲内における多くの変更および改変を本発明の精神から逸脱することなく行い得、また、本発明はそのようなすべての改変を含む。

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