Variable balancer with cutlery

申请号 JP2006005984 申请日 2006-07-26 公开(公告)号 JP3126016U 公开(公告)日 2006-10-12
申请人 株式会社ジーエスホームプロダクトジャパン; 株式会社レーベン販売; 金昇家品有限公司; 发明人 ジミー・クオック;
摘要 【課題】刃物の重量バランスを可変させることが可能で、夫々料理をする人が自分に合わせて重量のバランスを調整できる刃物を提供する。
【解決手段】刃物1において、基端面を開口させた柄部2と、柄部2の開口を閉鎖する閉鎖部材4と、閉鎖部材4に片持ちさせた螺子棒6と、螺子棒6に螺合又は挿通させた複数のバランサー5とを備え、複数のバランサー5の重量を相違させると共にバランサー5と螺子棒6との螺合又は挿通 位置 を変更させる、又は、柄部2に内装する複数のバランサー5の重量を相違させると共に内装する位置を変更させものであり、又は、柄部2に設けたスペース7に内装する複数のバランサー5の内装位置を変更させる。
【選択図】図1
权利要求
  • 長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体を柄部の先端側に延設した調理用の刃物において、基端面を開口させ中空状に形成した柄部と、該柄部の基端面の開口を閉鎖する閉鎖部材と、該閉鎖部材に片持ちさせた螺子棒と、該螺子棒に螺合又は挿通させた複数のバランサーとを備え、前記複数のバランサーの重量を相違させると共に複数のバランサーと螺子棒との螺合又は挿通位置を変更させることにより刃物の重量バランスを可変させることを特徴とする可変バランサー付き刃物。
  • 長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体を柄部の先端側に延設した調理用の刃物において、基端面を開口させ略中空円筒状に形成した柄部と、該柄部の基端面の開口を閉鎖する閉鎖部材と、前記略中空円筒状の柄部に一列に内装する複数のバランサーとを備え、前記複数のバランサーの重量を相違させると共に複数のバランサーの内装する位置を変更させることにより刃物の重量バランスを可変させることを特徴とする可変バランサー付き刃物。
  • 長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体を柄部の先端側に延設した調理用の刃物において、側面を開口させ中空状に形成した柄部と、該中空状の柄部に設けたスペースと、該スペースに内装する複数のバランサーと、前記柄部の側面の開口を閉鎖する閉鎖部材とを備え、前記複数のバランサーの重量を相違させたり、複数のスペースに内装する複数のバランサーの内装位置を変更させることにより刃物の重量バランスを可変させることを特徴とする可変バランサー付き刃物。
  • 说明书全文

    本考案は、家庭やプロの料理人が使用する料理用の包丁、ナイフ等の可変バランサー付き刃物に関するものであり、更に詳細には、夫々料理する人が自分の使い勝手や切り分ける料理素材に合わせて料理用の包丁、ナイフ等の刃物の重量バランスを可変できる可変バランサー付き刃物に関するものである。

    従来、この種の刃体の一側辺に刃先を形成した料理用の包丁やナイフ等の刃物は、製造時にメーカー側で刃体と柄部との、つまり、刃物全体の重量バランスを考えて製造されるもので、購入後に使用者が自分の使い癖や手の大きさ、料理に使用する素材に合わせて、重量のバランスを可変できる刃物はなく、バランスが悪いと刃物の使い勝手が悪くなるものである。

    特に、プロの料理人にとっては刃物の重量バランスは調理をする上で重要なものであり、調理に使用する素材や用途により重量バランスを変化させたいものであり、また、使用者の手の大きさや、使い癖によっても夫々重量バランスが相違しており、また、経年の使用により刃先を砥ぐことにより刃体が摩耗していき重量バランスに変化を来たし、深刻な問題となっているものである。

    その為に、先に開示されている、例えば、切刃2の柄接合基部41に、柄下端31に沿って切っ先22の方向に切刃面を抉る握り凹陥部5を設け、凹陥部5に指を掛けて包丁を握ることにより、切刃の重部分を手で直接支持することができるようになり、重力のバランスが取れて包丁を軽く扱うことができるようにしたもの(特許文献1参照)や、一対の椀状をした合わせ部材21を溶接して、空洞22を有する接合体を形成し、当該接合体の刃体接合側端部からその上側周面及び下側周面に開口を望ませた挿入部23をスリット状に設けて柄20を作製する。 一方、刃体本体11に延設された基端部12に、上記挿入部23に挿入され、前記開口からその上下端面を露出可能に形成した接合部13を延設する。 さらに当該接合部13に、当該接合部13の上下幅よりも狭く形成された重り部14を同じ厚さで延設し、刃体10を作製する。 当該刃体10を重り部14から前記柄20の挿入部23に挿入し、開口において接合部13の上下端面と柄20とを溶接して本発明の包丁を得るもの(特許文献2参照)や、包丁(1)は、ステンレス鋼からそれぞれなる刀身(2)および中空の柄(4)を含む。 中空の柄は、接合面において互いに突き合わせ接合された左右の柄半部(41、42)からなる。 左右の柄半部により画成される中空部分には、包丁全体の重量バランス調整のために、川砂を含む充填材が充填されている。 刀身と柄は、両者の対向端縁(2c、41f、42f)において互いに突き合わせ接合されて一体化されているもの(特許文献3参照)がある。

    特開平11−319338号公報

    特開2000−176184号公報

    特開2000−189682号公報

    然し乍ら、特許文献1に記載のものは、切刃2に握り凹陥部5を設けて重力のバランスを取れるようにしたものであるが、可変はできないものであり、更に、特許文献2に記載のものは、柄部を空洞22を有する接合体で形成し、重り部14を挿入しているものであるが、購入後に重量バランスの変更はできないもので、更には、特許文献3に記載のものは、包丁の全体の重量バランス調整のために川砂を含む充填材が充填されているものであり、製造時に使用勝手を考慮して重量バランスを調整しているものであるが、購入後に使用者が自分の使用勝手に合わせて可変できるものではなく、課題を有しているものである。

    本考案の可変バランサー付き刃物は、前述の課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、基端面を開口させ中空状に形成した柄部と、柄部の開口を閉鎖する閉鎖部材と、閉鎖部材に片持ちさせた螺子棒と、螺子棒に螺合又は挿通させた複数のバランサーとを備え、複数のバランサーの重量を相違させると共に複数のバランサーと螺子棒との螺合又は挿通位置を変更させるものであり、更に、基端面を開口させ略中空円筒状に形成した柄部と、柄部の開口を閉鎖する閉鎖部材と、略中空円筒状の柄部に一列に内装する複数のバランサーとを備え、複数のバランサーの重量を相違させると共に複数のバランサーの内装する位置を変更させるものであり、更には、側面を開口させ中空状に形成した柄部と、柄部に設けたスペースと、スペースに内装する複数のバランサーと、柄部の開口を閉鎖する閉鎖部材とを備え、複数のバランサーの重量を相違させると共に、複数のスペースに内装する複数のバランサーの内装位置を変更させるものである。

    本考案の可変バランサー付き刃物は、柄部を開口を有した中空状に形成して、開口の閉鎖部材を取り外して重量の相違する複数のバランサーを位置を変えて内装することにより、刃物の重量バランスを可変させることが可能であり、夫々料理をする人が自分に合わせて重量のバランスを調整できる刃物を提供できるもので実用性の高い考案である。

    以下、本考案の可変バランサー付き刃物の実施の形態の図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の可変バランサー付き刃物の実施例を説明するための要部を断面とした平面図であり、図2は本考案の可変バランサー付き刃物の実施例の内部構造の平面図であり、図3は本考案の可変バランサー付き刃物の次実施例の(a)は組み立てた状態の斜視図(b)は分解させた斜視図であり、図4は本考案の可変バランサー付き刃物の他の実施例の分解斜視図である。

    本考案は、家庭やプロの料理人が使用する料理用の包丁、ナイフ等の可変バランサー付き刃物に関するものであり、更に詳細には、夫々料理する人が自分の使い勝手や切り分ける料理素材に合わせて料理用の包丁、ナイフ等の刃物1の重量バランスを可変できる可変バランサー付き刃物に関するものであり、請求項1に記載の可変バランサー付き刃物は、長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体3を柄部2の先端側に延設した調理用の刃物1において、基端面を開口させ中空状に形成した柄部2と、該柄部2の基端面の開口を閉鎖する閉鎖部材4と、該閉鎖部材4に片持ちさせた螺子棒6と、該螺子棒6に螺合又は挿通させた複数のバランサー5とを備え、前記複数のバランサー5の重量を相違させると共に複数のバランサー5と螺子棒6との螺合又は挿通位置を変更させることにより刃物1の重量バランスを可変させることを特徴とするものである。

    更に、請求項2に記載の可変バランサー付き刃物は、長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体3を柄部2の先端側に延設した調理用の刃物1において、基端面を開口させ略中空円筒状に形成した柄部2と、該柄部2の基端面の開口を閉鎖する閉鎖部材4と、前記略中空円筒状の柄部2に一列に内装する複数のバランサー5とを備え、前記複数のバランサー5の重量を相違させると共に複数のバランサー5の内装する位置を変更させることにより刃物1の重量バランスを可変させることを特徴とするものである。

    更には、請求項3に記載の可変バランサー付き刃物は、長手方向の一側辺に刃先を形成した刃体3を柄部2の先端側に延設した調理用の刃物1において、側面を開口させ中空状に形成した柄部2と、該中空状の柄部2に設けたスペース7と、該スペース7に内装する複数のバランサー5と、前記柄部2の側面の開口を閉鎖する閉鎖部材4とを備え、前記複数のバランサー5の重量を相違させたり、複数のスペース7に内装する複数のバランサー5の内装位置を変更させることにより刃物1の重量バランスを可変させることを特徴とするものである。

    即ち、本考案の可変バランサー付き刃物は、汎用されている料理用の包丁やナイフ等の刃物1と同様に手で把持する柄部2と、該柄部2の先端側に延設された刃体3から成るものであり、刃体3には長手方向の一辺に料理素材等の固形物を切断するための刃先が形成されているものである。

    そして、実施例の柄部2は、先端側に刃体3を延設すると共に、基端面は円形状に開口させた中空状に形成するもので、合成樹脂等で握り易い形状に形成するものである。

    次に、閉鎖部材4は、柄部2の基端面の開口を閉鎖するもので、柄部2の開口の内側に雌螺子部を形成して、該雌螺子部に螺合する雄螺子部を外周に形成した閉鎖体をOリング等のパッキン4aを介して密状態で閉鎖するものであり、閉鎖部材4には後述する螺子棒6を片持ちさせているものである。

    次いで、螺子棒6は、基端を閉鎖部材4に挿通させて片持ちさせているもので、先端は係止用孔を穿設した係止用部材6aに挿通させても良く、その固定手段は任意のものであるが、外周には後述する複数のバランサー5を螺合させるための外螺子が螺設されているものである。

    更には、複数のバランサー5は、図2に図示する如く、実施例では大中小の3個のバランサー5を備えているもので、中心に内螺子部又は貫通孔を形成した円柱状のもので、螺子棒6の外螺子に進退可能に螺合又は挿通させるものであり、図2(a)で図示するものは、3つのバランサー5を螺子棒6に螺合させているもので、先端方向に軽いバランサー5を配置し、基端方向には重いバランサー5を配置しているものであり、図2(b)で図示するものは、先端方向に重いバランサー5を配置し基端方向に軽いバランサー5を配置した2つのバランサー5を螺子棒6に螺合しているものであるが、その数や大きさ、重量は適宜に変更できるものである。

    そして、複数のバランサー5は、円柱状でなくとも六柱状、四角柱状でも実施できるもので、サイズも一定のものではなく、材料も、防錆性の金属のステンレスや、石材、ガラス、硬質合成樹脂等が好適で、また、これらをプラスチックやエラストマーに封入したり被覆したり、コーティングしたものでも構わなく、更には、軽量の材質で形成した軽量のバランサー5や、発泡樹脂等で形成したダミーのバランサー5を用いても構わないものである。

    つまり、サイズや形状、材質を変えることにより複数のバランサー5の重量を相違させると共に、複数のバランサー5の個数や螺子棒6への螺合又は挿通位置を変更させることにより、刃物1の重量バランスを可変させることを可能とするものであり、図示してないが、バランサー5は中心に貫通孔を穿設して螺子棒6に挿通させてナットを両側に螺合することにより固定させても構わないものである。

    更に、図3に図示する次実施例では、柄部2を略中空円筒状に形成すると共に基端面を開口させ、複数のバランサー5を略中空円筒状の柄部2に一列に内装して、基端面の開口を閉鎖する閉鎖部材4で閉鎖するものであり、ガイド8は複数のバランサー5を円滑に内装するためのものである。

    つまり、次実施例では、略中空円筒状の柄部2の全体に移動不可能に複数のバランサー5を内装して、スプリングワッシャ4bやリング状のパッキン4aを介装して、柄部2の開口に閉鎖部材4を螺合するもので、軽量のバランサー5や、ダミーのバランサー5を用いて重量バランスを決定するものであり、他の構成は前述の実施例と重複するので省略する。

    更には、他の実施例では、図4に図示する如く、柄部2の側面を開口させると共に中空状にしてスペース7を形成したもので、重量の相違する複数のバランサー5をスペース7に内装することで刃物1の重量バランスを可変とするものであり、加えて、スペース7を仕切部7aで仕切って複数のスペース7を形成して、重量の相違する複数のバランサー5を複数のスペース7に夫々内装したり、内装しないことにより、刃物1の重量バランスを可変とするものである。

    つまり、他の実施例では、開口させた柄部2の側面をパッキン4aを介して閉鎖部材4で閉鎖するもので、閉鎖部材4はビス止めにより閉鎖しており、重量バランスの変更の必要が生じた場合はビス4cを取り外して、閉鎖部材4をとり重量の相違するバランサー5と取り替えることにより重量バランスを可変できるもので、他の構成は前述と重複するので省略する。

    尚、本考案の可変バランサーの構造は、調理用の刃物以外の鎌や鋸等の作業用刃物や、ハンマー、ゴルフクラブ等の柄部を有する工具や道具等への組み込みも可能なものである。

    本考案の可変バランサー付き刃物は、柄部を中空状に形成して、内部に重量の相違する複数のバランサーを設けたことにより、バランサーの取り替えや位置の移動により重量バランスを可変させることが可能であり、重量のバランスを使用者が使用状態に合わせて調整できる可変バランサー付き刃物を提供するものである。

    図1は本考案の可変バランサー付き刃物の実施例を説明するための要部を断面とした平面図である。

    図2は本考案の可変バランサー付き刃物の実施例の内部構造の平面図である。

    図3は本考案の可変バランサー付き刃物の次実施例の(a)は組み立てた状態の斜視図(b)は分解させた斜視図である。

    図4は本考案の可変バランサー付き刃物の他の実施例の分解斜視図である。

    符号の説明

    1 刃物 2 柄部 3 刃体 4 閉鎖部材 4a パッキン 4b スプリングワッシャ 4c ビス 5 バランサー 6 螺子棒 6a 係止用部材 7 スペース 7a 仕切部 8 ガイド

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