低騷音型油圧打撃装置

申请号 JP2016545708 申请日 2014-11-21 公开(公告)号 JP6089154B2 公开(公告)日 2017-03-01
申请人 エス・エム メタル カンパニー リミテッド; S.M METAL CO., LTD.; 发明人 キム ソンギュ;
摘要
权利要求

打撃部300に形成されてピストン100の内部の収容部120に挿入される衝撃バー200を含む油圧打撃装置であって、 前記収容部120の内部の両側面は前記衝撃バー200方向に行くほど直径が増加するように傾斜して形成され、 前記衝撃バー200は前記収容部120に収容されてピストン100と接触するものであって、前記収容部120方向に行くほど直径が減少するように形成されて前記収容部120の内部の両側面と特定距離だけ離隔し、 前記収容部120の底面として前記衝撃バー200に接触する接触部130は、前記衝撃バー200方向に一定高さ突出し、かつ前記接触部130の両側は一定曲率で凹設された緩衝溝140が形成され、 前記緩衝溝140は、前記接触部130と前記衝撃バー200の衝撃による衝撃波の伝播を抑制することを特徴とする、低騷音型油圧打撃装置。前記収容部120の内部の一側面には遮音材160が設置されたことを特徴とする、請求項1に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記衝撃バー200の外側面は多数個の騷音減殺用段付220が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記収容部120の接触部130が衝撃バー200を打撃する時、前記衝撃バー200の外側面として前記ピストン100の底面110aと対向する接触面230は、前記底面110aと一定間隔離隔するように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記底面110aと接触面230との間に配置される緩衝部400をさらに含み、かつ、 前記緩衝部400はスプリングを含むことを特徴とする、請求項4に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記底面110aと接触面230との間に配置される緩衝部400をさらに含み、かつ、 前記緩衝部400は特定断面を有する弾性材質の中空の円筒形状であることを特徴とする、請求項4に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記収容部120の内側面または前記衝撃バー200の外側面に設置される多数個のヒートシンク500を含むことを特徴とする、請求項4に記載の低騷音型油圧打撃装置。前記ヒートシンク500の高さは相互に相異するように形成されたことを特徴とする、請求項7に記載の低騷音型油圧打撃装置。

说明书全文

本発明は油圧式打撃装置に関し、特にピストンの内部に収容される衝撃バーが前記ピストンの内部と接触しないように傾斜して形成されてクラック発生を防止し、前記ピストンの内部または衝撃バーの外部に遮音材またはヒートシンクを設置して騷音発生減少及び放熱性能向上を図ることができる低騷音型油圧打撃装置である。

一般に、削岩機、掘削機などのように各種の土木工事で掘削や破砕作業を効果的に遂行する油圧打撃装置の使用が必須である。

このような油圧打撃装置は、図1に示すように、ハウジング1、前記ハウジング1に内在されて油圧または空圧で作動するシリンダー2とピストン3、前記シリンダー2の前方に配置されてピストン3に打撃され、掘削や破砕作業を遂行することができるように先端が尖っているように形成される打撃部4を含んでなるが、油圧による掘削などの作業時、シリンダーと連結されたピストン3が打撃部4を打撃する時、騷音と振動が激しく発生し、騷音発生が80デシベル以上となり、作業者や住民達に深刻な不快感を誘発し、健康に悪影響を及ぼすようになる。

このような問題点を解決するために従来には、図2に示すように、ハウジング1に内在されて油圧または空圧で作動するシリンダー2のピストン3の端部に一定の直径と深さの収容部5が形成され、前記収容部5には打撃部4に取り付けられた衝撃バー6が挿入される。

即ち、ピストン3の内部に打撃部4の一部である衝撃バー6が挿入されるものである。

この際、前記ピストン3が前進しながら打撃部4に取り付けられた衝撃バー6を打撃するようになり、前記打撃は収容部5の内部でなされるようになって、騷音排出が相当部分減殺される。

ところで、前記従来技術の場合、前述したように、衝撃バーがピストンの内部に挿入されるので、衝撃バーの外側面とピストンの内部の内側面とが相互に接触してクラックが発生する場合がある。

これは、前記打撃部が正確な直線方向に前後進できず、一定度傾斜した状態で前後進する現象が発生することがあるためである。

これによって、前述したようなクラック発生の虞があり、また従来の収容部の構成による場合、熱放出が難しいので、耐久性と強度が低下する問題点があった。

一方、前記油圧打撃装置自体は広く知られた技術であって、特に以下の先行技術文献に詳細に記載されているところ、これに対する説明及び図示は省略する。

本発明は前述した問題点を解決するためのものであって、衝撃バーとピストンの内部を傾くように形成して相互に引掻かれのないようにする一方、放熱をよくするために形成して、クラック発生の防止と耐久性及び強度を向上させることができる低騷音型油圧打撃装置を提供することをその目的とする。

前記の目的を達成するための本発明は、打撃部300に形成されてピストン100の内部の収容部120に挿入される衝撃バー200を含む油圧打撃装置において、前記収容部120の内部の両側面は前記衝撃バー200方向に行くほど直径が増加するように傾斜して形成され、前記衝撃バー200は前記収容部120に収容されてピストン100と接触するものであって、前記収容部120方向に行くほど直径が減少するように形成されて、前記収容部120の内部の両側面と特定距離だけ離隔した低騷音型油圧打撃装置に一特徴がある。

この際、前記収容部120の底面であって、前記衝撃バー200に接触する接触部130は、前記衝撃バー200方向に一定高さ突出し、かつ前記接触部130の両側は一定曲率で凹設された緩衝溝140が形成されることも可能である。

また、前記収容部120の内部の一側面には遮音材160が設置されたことも可能である。

また、前記衝撃バー200の外側面は多数個の騷音減殺用段付220が形成されることも可能である。

また、前記収容部120の接触部130が衝撃バー200を打撃する時、前記衝撃バー200の外側面として前記ピストン100の底面110aと対向する接触面230は前記底面110aと一定間隔離隔するように形成されることも可能である。

また、前記底面110aと接触面230との間に配置される緩衝部400をさらに含み、かつ前記緩衝部400はスプリングを含むことも可能である。

また、前記底面110aと接触面230との間に配置される緩衝部400をさらに含み、かつ前記緩衝部400は特定断面を有する弾性材質の中空の円筒形状のものも可能である。

また、前記収容部120の内側面または前記衝撃バー200の外側面に設置される多数個のヒートシンク500を含むことも可能である。

また、前記ヒートシンク500の高さは相互に相異するように形成されたことも可能である。

本発明の特徴及び利点は添付図面に基づいた次の詳細な説明により一層明らかになる。

本明細書及び請求の範囲に使われた用語や単語は通常的で、辞典的な意味として解析されてはならず、発明者が自分の発明を最も最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解析されなければならない。

本発明によれば、衝撃バーとピストンの内部を傾くように形成して、相互接触による引掻かれ現象が発生しないので、クラック発生が防止される一方、放熱性能を向上させて耐久性と強度を増進させることができる効果がある。

従来の油圧打撃装置を説明する概念図である。

従来の油圧打撃装置を説明する概念図である。

本発明の一実施形態に係る打撃装置であって、ピストンと打撃部とが相互に分離された状態を示す概念図である。

本発明の一実施形態に係る打撃装置であって、ピストンと打撃部とが相互に結合された状態を示す概念図である。

以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照して説明する。この過程で図面に図示された線の厚さや構成要素のサイズなどは説明の明瞭性と便宜上、誇張して図示されることがある。

また、後述する用語は本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これはユーザ、運用者の意図または慣例によって変わることがある。したがって、このような用語は本明細書の全般に亘る内容に基づいて定義されるべきである。

併せて、以下の実施形態は本発明の権利範囲を限定するものでなく、本発明の請求の範囲に提示された構成要素の例示的な事項に過ぎず、本発明の明細書の全般に亘る技術思想に含まれ、請求の範囲の構成要素で均等物として置換可能な構成要素を含む実施形態は本発明の権利範囲に含まれることができる。

添付した図3は本発明の一実施形態に係る打撃装置であって、ピストンと打撃部とが相互に分離された状態を示す概念図、図4は本発明の一実施形態に係る打撃装置であって、ピストンと打撃部とが相互に結合された状態を示す概念図である。

(実施形態) 本発明の一実施形態に係る低騷音型油圧打撃装置10は、図3に示すように、打撃部300に形成されてピストン100の内部の収容部120に挿入される衝撃バー200を含む点は従来と同様である。

即ち、作業対象物を破砕するなどの役割をする打撃部300の端部には衝撃バー200が突出し、前記衝撃バー200はピストン100の内部の収容部120に挿入される。

この際、前記ピストン100の下降により前記収容部120の接触部130が衝撃バー200を打撃し、これにより前記打撃部300が前後進するようになる。

本発明の場合、前記収容部120の内部の両側面は前記衝撃バー200方向に行くほど直径が増加するように傾斜して形成され、このために、図示したように、前記収容部120の厚さが衝撃バー200方向に行くほど薄く形成されて図示したように傾斜面150が形成される。

一方、前記収容部120に収容される衝撃バー200は、前記収容部120方向に行くほど直径が減少するように形成されて、前記収容部120の内部の両側面と特定距離だけ離隔するように形成される。

即ち、前記収容部120は、図示したように下方に行くほど直径が増加し、前記衝撃バー200は上方に行くほど直径が減少して、全体的に前記衝撃バー200の外側面と前記収容部120の内側面とが一定の距離だけ離隔するように形成されるものである。

このような本発明により前記打撃部300が傾斜した角度に前後進しても前記衝撃バー200と収容部120の内側とが相互に接触しなくて、従来のような引掻かれ現象を防止することができ、これによって、従来のようなクラック発生の問題点を解決できるので、耐久性及び強度を向上させることができる。

また、前述したように、ピストン100の内部の傾斜面150によりピストン100の厚さが減少するので、これによって重量も減少して耐久性を向上できる効果もある。

一方、前記収容部120の底面として前記衝撃バー200に接触する接触部130は、図3に示すように、前記衝撃バー200方向に一定高さ突出し、かつ前記接触部130の両側は一定曲率に凹設された緩衝溝140を形成することも可能である。

即ち、図示したように、従来より距離(L)だけ図面上の下方に突出した本発明の接触部130により前記接触部130と衝撃バー200の上面部が相互に打撃される時に発生する熱をより効率的に放出することができる。

また、前記接触部130の両側は一定曲率で凹設された緩衝溝140が形成されて、衝撃時、衝撃波が伝達されることを抑制する。即ち、前記緩衝溝140がない場合、前記接触部130と衝撃バー200の衝撃による衝撃波は、ピストン100の全ての部分に伝播されるが、本発明の凹溝部140が前記衝撃波の伝播を抑制して強度を向上させることができる。

一方、前記凹溝部140は、前述したように、一定曲率を有するように形成されなければ急激な断面変化による応集中を止めることができず、このような凹溝部140は図示したように前記接触部130の左側及び右側に各々形成できる(図面符号141、142)。

前記収容部120の内部の一側面には遮音材160が設置されることも可能である。即ち、前記収容部120の内部に衝撃バー200が挿入、衝激されて騷音が発生し、前記騷音伝播を防止するために、前述した遮音材160を収容部120の内部の一側面に設置するものである。

一方、前記遮音材160は広く知られたような多様な材質と形状を使用することができる。

一方、衝撃バー200の外側面は多数個の騷音減殺用段付220を形成することも可能である。

即ち、図示したように、前記衝撃バー200の外側面の一部に多様な高さを有する段付220を形成すれば、騷音が相互相殺されて騷音低減効果を高めることができる。

この際、前記段付220は階段のような形状も可能であり、端部が尖っている形状を有することも可能であり、端部が曲面の形状も可能である。

即ち、本発明の騷音減殺用段付220は、騷音の相互相殺による騷音低減を目的とするところ、このような目的を達成する限り、前記騷音減殺用段付220が如何なる形状を有しても全て本発明の範疇に属することは当然である。

一方、前記収容部120の接触部130が衝撃バー200を打撃する時、前記衝撃バー200の外側面として前記ピストン100の底面110aと対向する接触面230は前記底面110aと一定間隔離隔するように形成されることも可能である。

前述したように、衝撃バー200は前記ピストン100の収容部120に挿入され、前記ピストン100の接触部130が衝撃バー200を打撃する時、前記ピストン100の底面110aと対向する衝撃バー200の接触面230は相互に一定間隔離隔するように形成して、前記収容部120での騷音が外部に放出される時、前記騷音を減殺させることができる。

一方、前記底面110aと接触面230との間に配置される緩衝部400をさらに含み、かつ前記緩衝部400はスプリングを含むことも可能である。

即ち、前記ピストン100の底面110aと衝撃バー200の接触面230とは相互に離隔するように形成されているが、衝撃時、前記ピストン100の弾性変形により前記底面110aが前記接触面230を打撃することができ、これにより衝撃が発生するので、前述したスプリングを用いる緩衝部400により衝撃を緩和することができる。

この際、前述した緩衝部400は、図示したように、スプリングを使用することも可能であり、特定断面を有する弾性材質の中空の円筒形状を使用することも可能である。

このような緩衝部400により前述した衝撃を緩和して騷音発生を抑制し、耐久性を向上させることができる。

一方、図4に示すように、前記収容部120の内側面または前記衝撃バー200の外側面に設置される多数個のヒートシンク500を含むことも可能である。

即ち、前記ヒートシンク500ということは、広く知られたように、広い表面積を有して熱をより容易に放出するものをいう。

本発明の場合、前述したように、前記収容部120の内側面または前記衝撃バー200の外側面に前記ヒートシンク510、520を多数個配置して、前記ピストン100または衝撃バー200で発生する熱を前記収容部120側に一層容易に放出するものである。

このような本発明のヒートシンク500によりピストン100や衝撃バー200の熱を効果的に除去して強度を向上させ、耐久性を増進させることができる。

一方、前記ヒートシンク500の高さは相互に相異するように形成することも可能である。即ち、前述したように、前記ヒートシンク500は収容部120の内側面または前記衝撃バー200の外側面に形成され、この際、この空間が騷音が伝播される空間であるので、前述したようにヒートシンク500の高さは相互に相異するように形成すれば、騷音が相互相殺されて騷音低減効果を高めることができる。

以上、本発明を具体的な実施形態を通じて詳細に説明したが、これは本発明を具体的に説明するためのものであって、本発明はこれに限定されず、本発明の技術的思想内で当分野の通常の知識を有する者によりその変形や改良が可能であることが明らかである。

本発明の単純な変形乃至変更は全て本発明の範疇に属するものであって、本発明の具体的な保護範囲は添付した特許請求の範囲により明らかになる。

QQ群二维码
意见反馈