Method of manufacturing a coil spring

申请号 JP2009144461 申请日 2009-06-17 公开(公告)号 JP5393281B2 公开(公告)日 2014-01-22
申请人 日本発條株式会社; 发明人 彰 丹下; 秀樹 岡田; 基 上杉; 陽介 久野;
摘要
权利要求
  • 第1のショットピーニング工程と、該第1のショットピーニング工程後に行なわれる第2のショットピーニング工程とを具備したコイルばねの製造方法であって、
    前記第1のショットピーニング工程は、 第1の処理温度で第1のショットを第1の投射速度でばね素線に打付けることによって前記ばね素線の内部に圧縮残留応力の 絶対値が最大となる第1のピーク部が存在するように圧縮残留応力を生じさせ、
    前記第2のショットピーニング工程では、 前記第1の処理温度よりも低い第2の処理温度で第2のショットを前記第1の投射速度よりも遅い第2の投射速度でかつ前記第1のショットの運動エネルギーよりも小さな運動エネルギーで前記ばね素線に打付け 、前記第1のピーク部よりも表面に近い部分の圧縮残留応力を増加させることにより、前記表面と前記第1のピーク部との間に前記第1のピーク部よりも圧縮残留応力の絶対値が小さい第2のピーク部を形成することを特徴とするコイルばねの製造方法。
  • 前記第2のショットのサイズが第1のショットのサイズよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のコイルばねの製造方法。
  • 前記第2のショットのサイズが第1のショットのサイズと同じであることを特徴とする請求項1に記載のコイルばねの製造方法。
  • 前記第1の処理温度と前記第2の処理温度が 150〜350℃ であり前記第2の処理温度が前記第1の処理温度よりも低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイルばねの製造方法。
  • 说明书全文

    この発明は、例えば車両の懸架機構等に使用されるコイルばねの製造方法に係り、特にショットピーニング条件に関する。

    従来より、コイルばねにショットピーニングを行なうことによって、表面付近に圧縮残留応を付与し、疲労強度を高めることが知られている。 例えば下記の特許文献1あるいは特許文献2に開示されているように、ショットピーニングを複数回に分けて実施する多段ショットピーニングも知られている。 また、圧縮残留応力をばね表面から深い位置まで生じさせるための手段として、コイルばねを圧縮した状態でショットを投射するストレスピーニングや、コイルばねを250℃前後に加熱してショットを投射する温間ピーニング(ホットピーニング)なども知られている。

    特開2000−345238号公報

    特開2008−106365号公報

    前記ストレスピーニングは、コイルばねを圧縮するための設備が必要である。 しかもコイルばねを圧縮した状態でショットを投射するためばね素線間の間隔が狭くなり、その分、コイルばねの内側やばね素線間にショットが当たりにくくなるという問題がある。 前記温間ピーニングは、温度を適正に保たないと所望の残留応力分布が得られないため、温度の管理が難しい。

    一方、ばね鋼に特定の合金成分を添加することによって、コイルばねの疲労強度を向上させることも考えられるが、特殊な合金成分を含むばね鋼は高価であり、コイルばねのコストが高くなる原因となっている。

    従って本発明の目的は、2段階のショットピーニングによって疲労強度をさらに高めることができるコイルばねの製造方法を提供することにある。

    本発明のコイルばねの製造方法は、第1のショットピーニング工程と、該第1のショットピーニング工程後に行なわれる第2のショットピーニング工程とを具備したコイルばねの製造方法であって、前記第1のショットピーニング工程は、 第1の処理温度で第1のショットを第1の投射速度でばね素線に打付けることによって前記ばね素線の内部に圧縮残留応力の絶対値が最大となる第1のピーク部が存在するように圧縮残留応力を生じさせ、前記第2のショットピーニング工程では、 前記第1の処理温度よりも低い第2の処理温度で第2のショットを前記第1の投射速度よりも遅い第2の投射速度でかつ前記第1のショットの運動エネルギーよりも小さな運動エネルギーで前記ばね素線に打付け、前記第1のピーク部よりも表面に近い部分の圧縮残留応力を増加させることにより、前記表面と前記第1のピーク部との間に前記第1のピーク部よりも圧縮残留応力の絶対値が小さい第2のピーク部を形成する

    本発明において、前記第2のショットのサイズが第1のショットのサイズよりも小さくてもよいし、あるいは第2のショットのサイズが第1のショットのサイズと同じであってもよい。 いずれにしても、第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さく(遅く)することにより、第2のショットの運動エネルギーを第1のショットの運動エネルギーよりも小さくする必要がある。 また、前記第1のショットピーニング工程と前記第2のショットピーニング工程とを150〜350℃の処理温度で行なうとよい。

    本発明のショットピーニング条件によれば、第1のショットを高速で打付けることによる高運動エネルギーの第1のショットピーニング工程と、第2のショットを低速で打付けることによる低運動エネルギーの第2のショットピーニング工程とによって、コイルばねの疲労強度を高める上でより有効な圧縮残留応力の分布を得ることができる。 また第2のショットピーニング工程ではインペラーの回転数を下げることができるため、騒音と振動および消費電力を小さくすることができる。

    本発明の1つの実施形態に係るコイルばねを備えた自動車の一部の側面図。

    図1に示されたコイルばねの斜視図。

    図2に示されたコイルばねの製造工程の一例を示す図。

    図2に示されたコイルばねの製造工程の他の例を示す図。

    本発明に係る実施例1の圧縮残留応力分布を示す図。

    本発明に係る実施例2および比較例の圧縮残留応力分布を示す図。

    以下に本発明の1つの実施形態に係るコイルばねとその製造方法について、図面を参照して説明する。
    図1に示す車両10の懸架機構11は、コイルばね12とショックアブソーバ13とを備えている。 図2に示すようにコイルばね12は、ばね素線20を螺旋形に成形したものである。 このコイルばね12は、軸線X方向に圧縮された状態で車両10の荷重を弾性的に支持している。

    コイルばね12の一例は円筒コイルばねである。 ばね素線20の線径d(図2に示す)の一例は12.5mm、平均コイル径Dが110.0mm、自由長(無荷重時の長さ)が382mm、有効巻数が5.39、ばね定数が33.3N/mmである。 コイルばね12の線径は8〜21mmが主流であるが、これ以外の線径であってもよい。 また、たる形コイルばね、鼓形コイルばね、テーパコイルばね、不等ピッチコイルばね、荷重軸制御コイルばねなど種々の形態のコイルばねであってもよい。

    [実施例1]
    ばね素線20の鋼種は、高耐食性ばね鋼(この明細書では便宜上、ばね鋼Sと称す)である。 ばね鋼Sは耐腐食性を高めた鋼種であり、化学成分(mass%)は、C:0.41、Si:1.73、Mn:0.17、Ni:0.53、Cr:1.05、V:0.163、Ti:0.056、Cu:0.21、残部Feである。

    図3は熱間成形コイルばねの製造工程を示している。 加熱工程S1において、コイルばねの材料であるばね素線が、オーステナイト化温度(A 変態点以上、1150℃以下)に加熱される。 加熱されたばね素線が曲げ工程(コイリング工程)S2において螺旋形に曲げられる。 そののち、焼入れ工程S3と焼戻し工程S4等の熱処理が行なわれる。

    前記熱処理により、硬さが50〜56HRCとなるようにばね素線が調質される。 例えば設計最大応力1300MPaのコイルばねでは、硬さが54.5HRCとなるように調質される。 設計最大応力1200MPaのコイルばねでは、硬さが53.5HRCとなるように調質される。 そしてホットセッチング工程S5において、コイルばねに軸線方向の荷重が所定時間付与される。 ホットセッチング工程S5は、前記熱処理後の余熱を利用して温間で行われる。

    そののち第1のショットピーニング工程S6が行なわれる。 第1のショットピーニング工程S6では、ショットサイズ(粒径)が1.0mmの第1のショット(鉄製のカットワイヤ)が使用される。 この第1のショットを230℃の処理温度で、ばね素線に投射速度76.7m/sec(インペラー回転数2300rpm)、運動エネルギー12.11×10 −3 Jで投射する。

    ショットの投射速度は、ショットピーニング装置のインペラーの径と回転数から求まる周速度に1.3倍を乗じた値である。 例えばインペラー径が490mmで、インペラー回転数が2300rpmの場合、投射速度は1.3×0.49×3.14×2300/60=76.7m/secとなる。

    第1のショットピーニング工程S6では、第1のショットを高速の第1の投射速度でばね素線に打付けるため、高い運動エネルギーを有する第1のショットによって、ばね素線の表面から深さ方向に深い領域にわたって圧縮残留応力が発現する。 第1のショットピーニング工程S6によるばね素線の表面粗さは75μm以下がよい。

    第1のショットピーニング工程S6が行なわれたのち、第2のショットピーニング工程S7が行なわれる。 第2のショットピーニング工程S7では、前記第1のショットよりも小さい第2のショットが使用される。 第2のショットのショットサイズ(粒径)は0.67mmである。 この第2のショットを、200℃の処理温度で、ばね素線に速度46m/sec(インペラー回転数1380rpm)、運動エネルギー1.31×10 −3 Jで投射する。

    このように実施例1では、第2のショットピーニング工程S7で使用する第2のショットの運動エネルギーを、第1のショットピーニング工程S6で使用する第1のショットの運動エネルギーよりも小さくしている。 しかも第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さく(遅く)している。

    第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さくする手段として、例えばインペラーを回転させるためのモータの回転数をインバーター制御によって変化させてもよいし、あるいはモータとインペラーとの間に配置される減速機構の減速比を変化させるようにしてもよい。

    表1は、ショットピーニング条件によるショットの運動エネルギーを比較したデータである。 ショットサイズが大きければ、投射速度が同じでも運動エネルギーが大きくなる。 例えばショットサイズが1mmの大玉ショットは、0.87mmのショットと比較して、運動エネルギーが約1.5倍となる。 ショットサイズが1.1mmの大玉ショットの場合には、0.87mmのショットと比較して、運動エネルギーが約2倍となる。 逆に、ショットサイズが0.67mmの小さなショットは、0.87mmのショットと比較して、投射速度が同じなら運動エネルギーが半分以下となる。 ショットサイズが0.4mmのショットでは、0.67mmのショットと比較して投射速度を約2倍にしても、運動エネルギーは小さくなる。

    前記第1のショットピーニング工程S6と第2のショットピーニング工程S7の処理温度は、150〜350℃が適している。 すなわち熱処理後の余熱を利用した温間ピーニング(ホットピーニング)である。 しかも第2のショットピーニング工程S7は、第1のショットピーニング工程S6よりも低い処理温度で行なわれる。

    実施例1のショットピーニング工程S6,S7によれば、従来のストレスピーニングのようにコイルばねを圧縮することなく表面から深い位置まで大きな圧縮残留応力を生じさせることができる。 このため、ストレスピーニングのようなコイルばねを圧縮する設備が不要であり、かつ、ばね素線間の間隔が狭くなることがないため、コイルばねの内側やばね素線間にもショットを十分打付けることができる。

    前記2段階のショットピーニング工程S6,S7が行なわれたのち、プリセッチング工程S8と塗装工程S9が行なわれる。 そののち、コイルばねの外観や特性等を検査するために検査工程S10が実施される。 なお、プリセッチング工程S8を省略してもよい。

    図4はコイルばねを冷間でコイリングする場合の製造工程を示している。 図4に示すように、コイリング前のばね素線に予め焼入れ工程S11と焼戻し工程S12等の熱処理が行われている。 このばね素線を、曲げ工程(コイリング工程)S13において冷間で螺旋形に成形する。 そののち歪取り焼鈍工程S14において、コイルばねを所定温度の雰囲気中に所定時間放置することによって、成形時に生じた加工歪が取り除かれる。

    この冷間コイリングの場合も図3の熱間成形コイルばねと同様に、ホットセッチング工程S5と、第1のショットピーニング工程S6と、第2のショットピーニング工程S7と、プリセッチング工程S8と、塗装工程S9と、検査工程S10が行なわれる。 なお、コイルばねが温間でコイリングされてもよい。 なお、プリセッチング工程S8を省略してもよい。

    図5は実施例1のコイルばねの圧縮残留応力の分布を示している。 図5の横軸は、ばね素線の表面から深さ方向の位置を示している。 図5の縦軸は残留応力値を示しているが、当業界の慣例として圧縮残留応力値がマイナスで表わされている。 例えば−400Mpa以上とは、絶対値が400Mpaという意味である。 引張残留応力値はプラスで表わされるが図5には描かれていない。

    図5に示すように実施例1のコイルばねの圧縮残留応力は、ばね素線の表面からばね素線の内部に向って深さ方向に圧縮残留応力が増加する残留応力増加部T1と、圧縮残留応力が高いレベルで維持される高応力部T2と、圧縮残留応力が最大となる残留応力のピーク部T3と、残留応力のピーク部T3からばね素線の深さ方向に圧縮残留応力が減少する残留応力減少部T4とを有している。

    前記したように実施例1では、第1のショットピーニング工程S6と第2のショットピーニング工程S7とによる2段階ショットピーニング(温間ダブルショットピーニング)が実施される。 すなわち1段目の第1のショットピーニング工程S6では、高速で投射される第1のショットの高運動エネルギーによって、表面から深い位置まで圧縮残留応力が生じる。

    そして2段目の第2のショットピーニング工程S7では、低速で投射される第2のショットの低運動エネルギーによって、図5に矢印hで示すように、圧縮残留応力のピーク部T3よりも表面に近い部分の圧縮残留応力が増加する。 こうして表面付近から深い領域にわたって圧縮残留応力が高いレベルで維持される残留応力分布を得ることができる。

    前記したように第1のショットピーニング工程S6では運動エネルギーの大きな第1のショットが使用され、第2のショットピーニング工程S7では運動エネルギーの小さい第2のショットが使用される。 しかも第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さくしている。 このため、第1のショットピーニング工程S6によって表面粗さが大きくなっているばね素線の表面粗さを第2のショットピーニング工程S7によって小さくすることができ、ばね素線の表面状態が改善される。

    [実施例2]
    ばね素線の鋼種はSUP7である。 SUP7の化学成分(mass%)は、C:0.56〜0.64、Si:1.80〜2.20、Mn:0.70〜1.00、P:0.035以下、S:0.035以下、残部Feである。 実施例2の製造工程はショットピーニング条件以外は実施例1と共通である。 実施例2も、第1のショットピーニング工程と第2のショットピーニング工程とによる2段階ショットピーニング(温間ダブルショットピーニング)が実施される。

    実施例2では、第1のショットピーニング工程において、ショットサイズ0.87mmの第1のショットを第1の投射速度76.7m/sec(インペラー回転数2300rpm)でばね素線に打付けた。 処理温度は230℃である。 そののち、第2のショットピーニング工程において、ショットサイズ0.67mmの第2のショットを第2の投射速度46m/sec(インペラー回転数1380rpm)でばね素線に打付けた。 処理温度は200℃である。 このように実施例2も実施例1と同様に、第2のショットの投射速度と運動エネルギーを、第1のショットの投射速度と運動エネルギーよりも小さくした。

    図6中の実線Aは実施例2の圧縮残留応力分布を示している。 実施例2のコイルばねも、ばね素線の表面から深さ方向に圧縮残留応力が増加する残留応力増加部T1と、圧縮残留応力が高いレベルで維持される高応力部T2と、圧縮残留応力が最大となる残留応力のピーク部T3と、残留応力のピーク部T3からばね素線の深さ方向に圧縮残留応力が減少する残留応力減少部T4とを有している。

    実施例2の場合も実施例1と同様に、第1のショットピーニング工程における第1のショットの高い運動エネルギーによって深い領域まで圧縮残留応力が発現し、第2のショットピーニング工程における第2のショットの低速度で低い運動エネルギーによって表面近傍の圧縮残留応力が増加している。

    [比較例]
    ばね素線の鋼種は実施例1と同じくSUP7である。 製造工程は、第2のショットピーニング工程で用いる第2のショットの投射速度以外は実施例2と共通である。 すなわち比較例では、第1のショットピーニング工程において、ショットサイズ0.87mmの第1のショットを第1の投射速度76.7m/sec(インペラー回転数2300rpm)でばね素線に投射した。 処理温度は230℃である。 そして第2のショットピーニング工程において、ショットサイズ0.67mmの第2のショットを、第1のショットと同じ投射速度76.7m/sec(インペラー回転数2300rpm)でばね素線に投射した。 処理温度は200℃である。 図6中の破線Bは比較例の圧縮残留応力分布を示している。

    前記実施例2と比較例との双方を大気中で疲労試験(735±520MPa)を行ったところ、比較例は約10万回で折損したが、実施例2では約20万回と疲労寿命が約2倍に延びた。 比較例では第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度と同じにしたため、実施例2に匹敵する疲労強度(大気耐久性)をもたらすような残留応力分布を得ることができなかった。

    なお、第2のショットのサイズを例えば0.4mmと小さくし、その投射速度を例えば86.7m/sec(インペラー回転数2600rpm)と増大させれば、第2のショットの運動エネルギーを実施例2に近付けることができる。 しかしこのように投射速度を大きくすると、インペラーの回転数が大きくなることなどによって、騒音や振動の増加、消費電力の増加および装置の摩耗増大などの問題が発生するため、投射速度を大きくすることは量産化(実用化)に適していない。

    これに対し実施例1,2では、第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さくする(遅くする)ことによって表面付近の圧縮残留応力を高めているため、騒音や振動および消費電力を小さくすることができ、ショットピーニング装置の摩耗も減らすことができる。 このため製造コストを低減させることが可能である。

    しかも実施例1,2とも、第2のショットピーニング工程では第1のショットピーニング工程よりも小さい第2のショットが使用され、かつ、第2の投射速度を第1の投射速度より小さくしている。 このためばね素線の表面粗さを小さくすることができ、ばね素線の表面状態が改善される。 このことも疲労強度(大気耐久性)の改善に効果を奏している。

    なお、第1のショットピーニング工程で用いる第1のショットと、第2のショットピーニング工程で用いる第2のショットのサイズを互いに同じにしてもよい。 要するに、第2のショットの投射速度を第1のショットの投射速度よりも小さく(遅く)することにより、第2のショットの運動エネルギーを第1のショットの運動エネルギーよりも小さくすればよい。

    以上説明した各実施例による効果は鋼種によらず同様の傾向が認められ、懸架用コイルばねに通常使用されているばね鋼を用いて疲労強度を改善することができるため、コイルばねの材料コストが高くなることを抑制できる効果もある。

    12…コイルばね 20…ばね素線 T3…圧縮残留応力のピーク部

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