Method and apparatus for forming and using the mesh and mesh

申请号 JP2007514964 申请日 2004-05-27 公开(公告)号 JP2008500183A 公开(公告)日 2008-01-10
申请人 ケインメイル リミテッドKaynemaile Limited; 发明人 ケイン ブルース ホーシャム;
摘要 リンク要素(5)を他のリンク要素(1、2、3、4)の回りに成型することにより、前記相互連結リンク要素(5)が成型加工により連続的な継ぎ目無しループとして形成されるメッシュを形成するためのメッシュの形成方法。 第1のリンク要素(1、2、3、4)を収容するための複数の第1キャビティ(44a〜eおよび45a〜e)および相互連結リンク要素(5)を形成するための複数の第2キャビティ(46aおよび51a〜d)を含むメッシュを形成するための装置。 前記方法および装置は、プラスチック材料を含む様々な材料から形成されるメッシュの連続製造を可能にする。
权利要求
  • a. 複数のリンク要素を供給し、
    b. 相互に連結したリンク要素から成る連続したメッシュを形成すべく前記リンク要素を相互に連結するために、複数のリンク要素を前記リンク要素を通して成型してメッシュを形成する方法。
  • 列状の複数のリンク要素が連続的に供給され、それらリンク要素は相互におよび事前に供給されたリンク要素にそれらを通して成型されるリンク要素によって連結される請求項1に記載の方法。
  • 前記メッシュの端部を除いて、前記成型したリンク要素がその各側において供給済みのリンク要素および新たに供給された列のリンク要素に連結する請求項2に記載の方法。
  • 前記成型されるリンク要素は、それらが相互に連結する前記リンク要素を横断する方向に形成される前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記成型されるリンク要素は、それらが相互に連結する前記リンク要素と略垂直に形成される請求項4に記載の方法。
  • 前記リンク要素は、中央孔を有する閉じたループ状である前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記リンク要素はリングである前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記リンク要素は、そこを通して成型されるリンク要素を受容するための複数の孔を有する請求項1ないし5の何れかに記載の方法。
  • 第1の複数のリンク要素は、型内の第1の複数のキャビティ内に供給される請求項1に記載の方法。
  • 前記第1の複数のリンク要素は、各第1のリンク要素が少なくとも両側のどちらか一方の2つの成型されたリンク要素と相互に連結するように複数の成型サイクルに亘って順次、前記第1のキャビティを通じて供給される請求項9記載の方法。
  • 成型時に2つのリンク要素が各第1キャビティに収容される請求項10に記載の方法。
  • リンク要素がプラスチックで形成される前記請求項の何れかに記載の方法。
  • リンク要素がガラスで形成される前記請求項の何れかに記載の方法。
  • リンク要素が金属で形成される前記請求項の何れかに記載の方法。
  • いくつかのリンク要素が異なる光学的特性を有する前記請求項の何れかに記載の方法。
  • いくつかのリンク要素が前記メッシュ内で模様を形成するように異なる色を有する請求項15に記載の方法。
  • 前記メッシュはフラッシュフレーミング処理される前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記メッシュを所望の形態に維持したまま加熱し、冷却時にリンク要素が融合することによりメッシュを所望の形態に保持する前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記メッシュに電気めっきを施す前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 硬化時に強固な複合生成物となるよう結合材を前記メッシュに適用する前記請求項の何れかに記載の方法。
  • 前記結合材は樹脂である請求項20に記載の方法。
  • a. 第1の複数のリンク要素を型の第1の複数の第1位置に位置決めし、
    b. 第2の複数のリンク要素を前記型の第2の複数の第2位置に位置決めし、
    c. 第3の複数のリンク要素を前記型の第3の複数の位置に成型し、前記第1および前記第2の複数のリンク要素を相互に連結し、
    d. 前記第1の複数のリンク要素の一部を前記型の前記第2の複数の第2位置に位置するように移動させ、
    e. 前記第1の複数のリンク要素の一部と相互連結するように第4の複数のリンク要素を成型する方法。
  • 前記請求項の何れかに記載の方法によって形成されたメッシュ。
  • 複数の部分として形成された型であって、そのうちの少なくともいくつかの部分が閉じることにより形成されたキャビティによりリンク要素を成型し、開くことにより成型したリンク要素を開放する型を備えたメッシュを形成する装置であって、
    前記型はa. 複数のリンク要素を間隔をおいて保持する複数の第1キャビティと、
    b. 前記型部がキャビティを形成するために閉じられた時、前記第1キャビティに位置するリンク要素に通されるリンク要素を第2キャビティに形成するために採寸および配置された複数の第2キャビティとを含んでいるメッシュを形成する装置。
  • 前記第1キャビティは間隔をおいた列をなしており、前記第2キャビティは隣接する第1キャビティ間に位置するリンク要素と互いに連結するリンク要素を形成するように採寸および配置されている請求項24に記載の装置。
  • 前記第1キャビティは略第1の面にてリンク要素を保持するように採寸および配置され、前記第2キャビティは前記第2キャビティ内に形成されたリンク要素が前記第1の面に対する横断面に概略位置する請求項25に記載の装置。
  • 前記第1キャビティは複数のリンク要素を収容する請求項24ないし26の何れかに記載の装置。
  • 前記第1キャビティは2つのリンク要素を収容する請求項24ないし26の何れかに記載の装置。
  • 前記第1キャビティ内に保持されるリンク要素を順次入力側から出力側へ進行させる機構を含む請求項第7国または28の何れかに記載の装置。
  • 前記型は、前記第2キャビティの一部を形成する第1および第2の型部およびその他の部分を形成する第3の型部を含む請求項24ないし29の何れかに記載の装置。
  • 退避可能なフィンガーが各第2キャビティ内に成型される各リンク要素内に形成される孔の一部を形成する請求項30に記載の装置。
  • その後、各第2キャビティの一部は、その内部で成型されるリンク要素を解放するために互いに相対的に移動される前記第1および第2の型部によって形成される請求項30または31の何れかに記載の装置。
  • 前記第3の型部および前記フィンガーは前記第2型キャビティの残りの部分を形成する請求項30ないし32の何れかに記載の装置。
  • 前記フィンガーが前記第1キャビティにリンク要素を供給する請求項31ないし33の何れかに記載の装置。
  • 前記第1のキャビティからリングを取り出すイジェクタを含む請求項24ないし34の何れかに記載の装置。
  • 相互連結リンク要素は、成型加工により連続的な継ぎ目無しループとして形成されるリンク要素から形成されるメッシュ。
  • プラスチックにより形成される請求項36に記載のメッシュ。
  • 金属により形成される請求項36に記載のメッシュ。
  • ガラスにより形成される請求項36に記載のメッシュ。
  • 軟質ポリマーにより形成される請求項36に記載のメッシュ。
  • 吸収性発泡材により形成される請求項36に記載のメッシュ。
  • いくつかの前記リンク要素が異なる光学的特性を有する請求項36ないし41の何れかに記載のメッシュ。
  • いくつかの前記リンク要素の色が異なる請求項36ないし41に記載のメッシュ。
  • 異なる色のリンク要素が模様またはグラフィックデザインを形成する請求項36に記載のメッシュ。
  • 前記リンク要素が略同一の形状を有する請求項36に記載のメッシュ。
  • 前記リンク要素が略同一の断面を有する請求項36に記載のメッシュ。
  • いくつかの前記リンク要素は多数の貫通孔を有する請求項36に記載のメッシュ。
  • 前記メッシュが汚染回収メッシュである36または41に記載およびのメッシュ。
  • 連続的なループ状である請求項48に記載のメッシュ。
  • リンク要素による二次元メッシュを形成するために相互に連結された継目のない複数のリンク要素からなる装置。
  • 说明书全文

    本発明は、成型された相互連結リンク要素を活用してメッシュを形成する方法および装置に関するものである。 また、本発明は、本発明の方法により形成されたメッシュ、そのメッシュを組み込んだ製品およびメッシュを使用する方法に関するものである。 本明細書において「メッシュ」という用語を用いた場合、リング等の相互連結リンク要素により形成されたものを意味するものとする。

    相互連結リンク要素により形成されたメッシュは、鎖帷子という形態で最も知られている。 従来より、鎖帷子は、閉じた金属製リングと開いた金属製リングを相互に連結した後、機械的変形、溶接等により開いたリングを閉じることにより形成されている。 その他にも、鋼バネまたはその他の付勢材料を相互連結リンク部材として形成したスプリットリングを一時的にプライヤ等の工具を用いて開いて、他のリンク部材と相互に連結できるようにする方法がある。 最近では、メッシュをプラスチック材料で形成し、閉じたリングを開いたリングと連結した後、開いたリングを機械的に締める、溶接するまたは接着して閉じている。

    従来の方法を用いて鎖帷子/メッシュ製造を行った場合、時間、手間がかかり、高コストである。 閉じていないリンク要素を含む鎖帷子/メッシュは、リンク要素が破損するまでの限られたにしか耐えることができない。 相互連結リンク要素を閉じた場合、継ぎ目が完成したメッシュの外観を損なう可能性がある。 そのような方法は、更にメッシュ製造に用いられる材料を限定し、リンク要素の実用サイズも限定する。

    ワイヤの節を折ることによりメッシュを形成する複雑な装置は存在していながらも、今日に至る迄マス・マーケット向けの鎖帷子/メッシュを連続して経済的に行う自動化された製造方法が存在しない。

    本発明の目的は、メッシュを連続製造する自動プロセスおよび装置を提供することである。
    本発明の更なる目的は、強固な構造的完全性および美観を備えたメッシュを提供することである。

    本発明の更なる目的は、様々な応用範囲に亘って経済的に製造できるメッシュを提供することである。
    本発明の更なる目的は、新規のメッシュ製品およびメッシュの使用方法を提供することである。

    上記の目的は各々選言的に解釈され、少なくとも有用な選択肢を公にすることを目的とする。

    本発明の第1の態様におけるメッシュ形成方法は以下を備えて成る。
    a. 複数のリンク要素を供給する。
    b. 相互に連結したリンク要素から成る連続したメッシュを形成すべく前記リンク要素を相互に連結するために、複数のリンク要素を前記リンク要素を通して成型してメッシュを形成する。

    本発明の別の態様におけるメッシュ形成方法は以下を備えて成る。
    a. 第1の複数のリンク要素を型の第1の複数の第1位置に位置決めする。
    b. 第2の複数のリンク要素を型の第2の複数の第2位置に位置決めする。
    c. 第3の複数のリンク要素を型の第3の複数の位置に成型し、第1および第2の複数のリンク要素を相互に連結する。
    d. 第1の複数のリンク要素の一部を型の第2の複数の第2位置に位置するように移動させる。
    e. 第1の複数のリンク要素と相互連結するように第4の複数のリンク要素を成型する。

    更に、本発明の方法により形成されたメッシュを提供する。
    本発明の別の態様におけるメッシュを形成する装置は、複数の部分として形成された型であって、そのうちの少なくともいくつかの部分が閉じることにより形成されたキャビティによりリンク要素を成型し、開くことにより成型したリンク要素を開放する型を備え、その型は以下を含んで構成される。
    a. 複数のリンク要素を間隔をおいて保持する複数の第1キャビティb. 型部がキャビティを形成するために閉じられた時、前記第1キャビティに位置するリンク要素に通されるリンク要素を第2キャビティに形成するために採寸および配置された複数の第2キャビティ 本発明の別の態様におけるメッシュは、相互連結リンク要素が成型加工により連続的な継ぎ目無しループとして形成されるリンク要素から形成される。

    本発明の別の態様における装置は、リンク要素による二次元メッシュを形成するために相互に連結された継目のない複数のリンク要素からなる。

    本発明の実施態様は、リンク要素として継ぎ目無し閉ループを採用し得るメッシュ形成方法を含む。 ただし、リンク要素は様々な形状、例えばリング等の単一の貫通孔を持つもの、複数の貫通孔を持つものであってもよい。

    図1にメッシュを連続して形成する方法を示す。 既製のリング1ないし4は第1の方向に配置され、1、2の対および3、4の対がそれらの中央の貫通孔の一部が重なるように配置されている。 更に、そのような対は、リング1ないし4の面に間隔をおいて列状に備えられることにより、必要に応じた長さのメッシュを形成してもよい。 その後、図示のようにリング5をリング1ないし4の中央の貫通孔を通るように成型する。 リング6は、列方向にリングが同時に形成される様子を示している。

    図2および図3にメッシュの次の列の製造過程を示す。 図1のリング3は図2のリング4の位置に位置し、図1のリング1は図2のリング2の位置に位置する。 図1のリング5は図2のリング7の位置に位置する。 新たなリング3およびリング1を、図2に示す位置に導入する。 新たなリング5をリング1ないし4の中央の貫通孔を通して成型する。 このように順次新たなリング1およびリング3の列を導入し、新たなリング5を新らたなリング1および3および既存のリング2および4を通してメッシュを連続的に製造することができる。 このパターンを何れかの方向に拡張することにより、所望の幅のメッシュを得ることができる。

    図4および図5に示すメッシュを連続的に形成する基本型の側断面について、図3に示す配置に基づいて説明する。 型は型部9、10、14およびフィンガー13から成る。 型部9、10は型面9b、10aにて分離し、型部9、10は面9a、10b、14bにてフィンガー13から分離する。 リング2を保持するために円環キャビティ12が採寸され、リング1を保持するために円環キャビティ11が採寸されている。 コンポーネント間の相対間隔を表す文字B、C、Dをそれぞれ図2ないし4に示す。

    断面半円形状のフィンガー13は、キャビティ15内に形成されるリング5の中央の貫通孔の半分を占めている。 図5に示すように、型を閉じたときにキャビティ15にリング5を形成すべくプラスチックを導入する。 その後、型を開けるために型部9、10を左に移動し、フィンガー13を上方に移動し、型部9、10を離反させることによりキャビティ15内に成型されたリング5を解放する。

    次の列を形成するために、キャビティ11内のリングをキャビティ12へ移動し、新たなリングをキャビティ11内に配置し、型を図5に示すように閉じた状態で新たなリングがキャビティ15内に形成される。 図5は、連続的なメッシュの列を形成するために型を通して繰り返される型の断面を示している。

    図6aないし18を参照しながらメッシュの連続製造装置について説明する。 図6aないし6cに型部30、31、32を含む装置の要部を示す。 図6bおよび図6cに示すように、型部30、31は型部32から分離可能である。 フィンガー37aとして一例が示されている複数のフィンガーは型部30と共に移動し、それに対して上下に移動可能である。 図6bに示すように、型部30は型部31に対して移動可能であり、成型したリンク要素の開放を可能にする。 アーム33は、バー34(図7およびそれ以降に示す)に連結されており、スロット36に案内されるローラ35によりフィンガー37aを上下動し、型部30が型部32から離反する。

    図7ないし図11に型部30、31の加工面の一部を示す。 これらの加工面は、所望の幅のメッシュを形成する必要に応じて左右に拡張してもよい。 37aないし37dに限定して示す複数のフィンガーは、バー34に固着されている。 バー34は、アーム35に連結しており、トラック36内のローラ35の移動によりフィンガー37aないし37dを上下動する。 図9はフィンガー37aないし37dの上昇位置を示し、図7および図8はフィンガー37aないし37dの下降位置を示す。

    43aないし43eにてその一部を示す既製リングは、供給チューブを通じて装置に供給される。 図12ないし14にフィンガー37aないし37dの形状を示す。 フィンガー37aは、後面38に部分円環キャビティ39、40を有する。 これらのキャビティ39、40は、フィンガー37aないし37dが図9に示す上昇位置にあるときに、供給チューブから供給されるリング43aないし43eが隣接するフィンガーの部分円環キャビティ39、40内に位置するように位置決めされる。 キャビティ39、40は、内部に保持するリングをキャビティ39、40から遠ざけるように付勢する付勢要素49を含んでいる。 フィンガー37aの端部42はバー34に係合している。 先端部41は製造物を型からの取り出しやすくするために波形状になっている。

    図9、10に示すように、型部30、31の加工面は、既製リングを収容するキャビティ45aないし45eと、キャビティ45aないし45e内のリングと重なるようにリングを収容するキャビティ44aないし44eを含む。 後述するように、イジェクタピン48aないし48eは、リングの突き出しを促すために紙面と垂直な方向に出入りする。 イジェクタピン48aないし48eは、退避時にキャビティ45aないし45e内のリングを収容するアンダーカット部47aないし47eを含む。

    図11にB−B線(図10参照)に沿った視図を示す。 半円形キャビティ46aないし46eが型部31の加工面に垂直に設けられていることが分かる。 リングの円形コアの半分を占める半円形突出部55aないし55eは、型を閉じたときに円環リングの半分がキャビティ46aないし46eおよび突出部55aないし55eにより形成されるように型部30から延出している。

    型部32の加工面を図15ないし18に示す。 複数の半円形凹部51aないし51dは、成型リングを形成する円環キャビティのもう一方の半分を形成する。 フィンガー37aないし37dはキャビティ50aないし50d内に位置し、フィンガー37aないし37dは円環キャビティ内に形成されるリングのコアの半分を占める(もう一方の半分は突出部55aないし55eにより形成される)。 射出部53aないし53d(図18を参照)は、成型途中に孔52aないし52dを通じて半円形キャビティ51aないし51dに溶融材料を射出する。 一つの実施形態において、材料は熱可塑性材であり、別の実施形態において材料は金属である。

    装置の作用を図6aないし18を参照して説明する。 先ず、型部30、31が型部32から分離し、フィンガーが図6cおよび9に示す上昇位置に位置する。 供給チューブ43aないし43e内のリングがフィンガー37aないし37dへ促され、それぞれのフィンガーの凹部39および40内に保持される。 その後フィンガーが図8に示す位置に位置するようにバー34が下へ移動し、型部30、31が型部32の方へ移動する。 凹部39および40内の付勢要素49は、リングを凹部44aないし44e内に促す。 これらのリングは、既に凹部45aないし45e内に位置するリングと重なるようになっている。

    その後、フィンガー37aないし37dが凹部50aないし50d(図6a参照)に収容されるように、型部30、31は型部32に対して閉じられる。 型が閉じられるのに伴い、型部30も型部31内に促される。 型が閉じたとき凹部51aないし51dおよび46aないし46dは円板キャビティになる。 フィンガー37aないし37dは、突出部55aないし55eと協働して一連の円環キャビティを形成するために円形コアを形成する。

    一つの実施例では、その後キャビティ51aないし51d内に射出部53aないし53dによりプラスチックを射出し、リングをキャビティ51aないし51dおよび46aないし46d内に形成する。 代わりに、溶融材料をキャビティ51aないし51d(若しくは各リング毎に型のキャビティの別の部分)に共通して供給してもよい。 その後、型部31が型部32から離れ(図6bに示すように)、同時に、型部31に対して付勢されている型部30が、型内に形成されたリングを型部30から開放にするに足る程度型部31から離れる。 その後、型部30、31は、フィンガー37aないし37dと共に図6cに示すように更に離間する。 型部30、31が型部32から離れると、やがてローラ35がスロット36内においてバー34を上昇させる部分に到達する。 バー34は、最終的に図6cおよび9に示す位置へ上昇する。

    このとき、イジェクタピン48aないし48eは、紙面から飛び出す方向に移動し、キャビティ45aないし45e内に保持されているリングを放出する。 しかし、凹部44aから44e内のリングは、イジェクタピン48aないし48eの上且つフィンガー37aないし37dの後ろに位置するため保持されたままとなる。 その後、凹部44aないし44e内にリングを保持するために、型部30が型部32の方へ移動するのに伴い、フィンガー37aないし37dが途中まで下降する。 その後、イジェクタピン48aないし48eが退避し、凹部44aないし44e内のリングが凹部キャビティ45aないし45e内に落ちる。 その後、型部30、31が型部32に対して閉じることにより、装置の次の成型サイクルの準備が整う。

    リンク要素は列状に形成されるように示されているが、他の成型方法を用いてもよい。 例えば隣接するリンク要素を互いにオフセットしてもよい。 また、装置は、2枚のメッシュを結合するようにしてもよい。 本発明の方法は様々な方法で実施してもよい。

    製造後、更なる処理をメッシュに施してもよい。 「フラッシュフレーミング処理」によりメッシュを高温の熱源に短時間晒して軽微な表面欠陥を溶かし、各リンク要素の表面を平滑にしてもよい。 更に電気めっき、吹き付け塗装またはその他のコーティング処理により、メッシュにコーティングを施してもよい。 コーティングは物理的な性質を与えるものでもよいし、特定の外観を与えるものでもよい。

    本発明の方法により形成されたメッシュは、更なる処理を経て製品化してもよい。 例えば、型をメッシュで覆って熱することによりリンク要素を融合し、その後冷却してリンク要素間の連結を維持し、強固な構造を形成することにより所望の形態に維持することができる。

    代わりに、メッシュを所望の形態に維持しておき、硬化性の複合材料、例えば樹脂を適用して樹脂が硬化するまで形態を維持することにより強固な構造を形成してもよい。
    リンク要素を流体相として存在しうる多様な材料、例えばプラスチック、金属、ガラス、吸収性発泡剤、非吸収性発泡剤、軟質ポリマー等から形成し、その後、硬化させる。 メッシュは、異なる材料から成形したリンク要素の混合を含んでもよい。 更に、模様または特定の外観を形成するために、リンク要素の光学的特性がメッシュ内で異なってもよい。 例えば、異なる色のリンク要素および/または透明のリンク要素を用いて異なる模様を作成してもよい。

    メッシュ内に様々な形状のリンク要素が混在してもよい。 図19Aから19Hに閉じたループ状のリンク要素の例をいくつか示す。 ハート型等その他の目新しい形状を使用してもよい。 更にリンク要素の表面に模様や印を成形してもよい。

    図20に、別の形状である複数の貫通孔67ないし70を有する円形ディスク66のリンク要素を示す。 リングまたはその他のリンク要素を孔67ないし70を通して形成してもよい。 幅広い種類のリンク要素の形状および構成を用いると共に、1:3、1:4または1:6のリンク要素レイアウトを活用した従来のメッシュ配置を用いてもよい。

    本発明の方法および装置により成形されたメッシュは、幅広い種類の応用、例えばろ過、汚染制御、標識、旗、ディスプレイ等、コンベヤ、バッフル、鎧、衣服、ハンモック、デッキ椅子等の家具、網戸、カーテン等が可能である。

    メッシュは、などの流体から油等の物質を回収するのに特に効果的であることが発見されている。 吸収材から成るリンク要素で成形されているまたは吸収材から成るリンクを含むメッシュは、油の回収に更に効果的であろう。 メッシュは、ドラムまたはコンベヤシステムの一部として備えられることにより、洗浄システムまたは絞り機等で連続的に回収した物質を除去できる。

    このように多様な材料を使用して短時間で経済的に連続してメッシュを製造する方法および装置を提供する。 幅広い物理的、光学的性質を備えたメッシュを製造することが可能である。 メッシュは、良質な構造強度および滑らかな外観を有する。 本発明の方法により、小さなリンク要素を有するメッシュを経済的に製造することも可能である。

    本発明は実施態様の記述により詳細に説明したが、出願人は、請求の範囲がそのような詳細に制限またはいかなる限定をされることも意図しない。 更なる優位性および変更は当業者には容易に想到できるものである。 従って、より広い態様を持つ本発明は、説明および図示された特定の詳細、代表装置、方法、実施例に限定されるものではない。 従って、出願人の発明の概念の範囲、思想から逸脱することなくそのような詳細から逸脱してもよい。

    メッシュの列を製造する方法においてリングの相対的位置関係を示す斜視図

    更なる列を連結した際のリングの相対的位置関係を示す正面

    図2に示すリングの側面図

    メッシュの製造方法の作用を示すための簡単な型の部分の断面図を示す図

    メッシュの製造方法の作用を示すための簡単な型の部分の断面図を示す図

    連続してメッシュを製造するのに適した装置の閉じ位置を示す側面図

    図6aに示す装置が部分的に開いている状態の側面図

    図6aに示す装置が全開の状態の側面図

    加工面の前部にフィンガーの列がある状態で図示されている装置の型の半分を形成する2つの型部の加工面の一部を示す斜視図

    図7に示す加工面の一部を示す正面図

    図7および図8に示す加工面の一部をフィンガーが上昇した状態で示す正面図

    図7ないし図9の加工面の一部をフィンガーがない状態で示す正面図

    図10の線B−Bに沿った側断面図

    フィンガーの後面斜視図

    フィンガーの後面図

    フィンガーの側面図

    図7ないし10に示す加工面と反対の型部の加工面の正面図

    図15に示す型部加工面の斜視図

    図15および16に示す型部の上面図

    線A−Aに沿った図16に示す型部の断面図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    あり得る多種のリンク要素の形状を示す図

    更なるあり得るリンク要素の形状を示す図

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