センサ導体および補強線を有するバーブテープ

申请号 JP2012510223 申请日 2010-05-06 公开(公告)号 JP5682013B2 公开(公告)日 2015-03-11
申请人 コーセダ テル オルメ サナーイ ヴェ ティジャーレット イチャーラット イラージャット アー.シェー.; コーセダ テル オルメ サナーイ ヴェ ティジャーレット イチャーラット イラージャット アー.シェー.; 发明人 アリ コーゼダグ,; アリ コーゼダグ,;
摘要
权利要求
  • 柵システム(11)を形成するための柵要素(12)であって、
    当該柵要素(12)が、曲げられたシートストリップから作られた、長手方向開口 (25)を有する長手方向に延びる外部ケーシング(16)を備え、
    前記長手方向開口 (25)の周辺には、前記曲げられたシートストリップの長手方向エッジに切削形成された複数のバーブテープ(15)が長手方向に一定の間隔をおいて設けられている、柵要素(12)において、
    前記外部ケーシング(16)が、補強線(13)およびセンサ 導体 (14)をそれぞれ取り囲む2つの長手方向に延びるセル(18、20)を画定していることを特徴とする、柵要素(12)。
  • 前記補強線(13)および前記センサ 導体 (14)をそれぞれ取り囲む前記セル(18、20)が、 前記外部ケーシングに設けられたネック部(19)内の中間開口によって分離され、 前記中間開口の幅が前記補強線(13)および前記センサ 導体 (14)の直径より小さい、請求項1に記載の柵システム(11)を形成するための柵要素(12)。
  • 前記セル(18、20)の形が管状である、請求項2に記載の柵システム(11)を形成するための柵要素(12)。
  • 前記ネック部の中間開口が、前記セル(18、20)の直径より小さい開口幅を有する、請求項3に記載の柵システム(11)を形成するための柵要素(12)。
  • 前記外部ケーシング(16)の断面が8の字の形をとる、請求項4に記載の柵システム(11)を形成するための柵要素(12)。
  • 柵システム(11)を形成するための柵要素(12)を製造する方法であって、
    a)シートストリップを曲げて長手方向開口( 25 )を有する長手方向空洞(22)を形成するステップと、
    b)前記空洞(22)内にセンサ導体(14)を長手方向に配置するステップと、
    c)側面に圧力を加えることにより前記空洞(22)内に長手方 向ネック部(19)を設けて、前記空洞の断面が2つの分離したセル(18、20)からなる8の字の形をとるようにするステップと、
    d)前記 長手方向開口(25)に隣接する前記セル(18)内に補強線(13)を配置するステップと、
    e)前記シートストリップの長手方向エッジを切断し前記シートストリップを横方向に折り曲げることにより、バーブテープ(15)を一定の間隔をおいて設けるステップと、
    を含む方法。
  • 说明书全文

    本発明は、機械的強度を向上させた、信号伝導特性を有するタイプの柵システムに関する。

    柵システムに関連するこの分野には複数の特許/特許出願が存在する。 そのような出願の1つが英国特許出願公開第2300206号明細書であり、同出願は、空洞の境界となりかつ侵入者を傷つけるための打ち抜きフィンまたは切欠きフィンを有するストリップから作られたオープンラウンドまたは丸い部分を有する外部ケーシングを備える要素に関し、前記空洞は空洞および鋼材ケーシング内に軸方向に配置された電気導体を収容し、導体は前記ケーシングから絶縁被覆によって絶縁され、要素はらせんコイルを形成するためのものである。

    英国特許出願公開第2300206号明細書の柵システムは、侵入者を抑止するために非常に切断されにくいシステムを提供できないという欠点がある。 一方、本発明は、各要素が、従来のセンサ導体に加えて、柵システム全体に機械的強度を大幅に増大させた特性を与える補強部材を備えるように、相互連結された要素を有する柵システムを提案する。 この目的のために、本発明は、センサ導体全体にわたって延びる内部補強線を組み込むように設計された柵要素を特徴とする。

    電気導体および/または光導体のそばにかさばる支持線を配置してクリンプされ、それによって空洞の境界となるオープンラウンドまたは丸い部分を有する外部ケーシングが前記電気導体および/または光導体とともに前記支持線を取り囲むようにすると、前記補強線がクリンピングプロセス中に前記導体線に損傷を与えることがあるので、製造上の問題を引き起こす。 したがって、本発明はさらに、導体線および補強線からなる相互連結された要素を有する柵システムを製造する方法であって、前記線がクリンピング中の前記補強線による前記導体線への損傷が防止されるようにクリンプされる方法を提供する。

    本発明はさらに、鋭いさかとげ(sharp barbs)をも有する機械的強度を向上させた柵システムを、先のとがったかつ/または鋭利なさかとげを設けそして相互連結された管状要素の周囲で横方向に折り曲げられる従来のバーブテープ(barbed tapes)の形で提供する。

    本発明の目的の1つは、侵入者を抑止するために切断に対する機械的強度を大幅に向上させた長手方向に延びるセンサ導体および補強線からなる相互連結された要素を有する柵システムを提供することである。

    本発明の別の目的は、クリンピングプロセス中の前記補強線による前記センサ導体への損傷が防止されるようにクリンプされた長手方向に延びるセンサ導体および補強線からなる相互連結された管状要素を有する柵システムを提供することである。

    本発明は、長手方向に延びるセンサ導体および補強線からなる相互連結された管状要素を有する柵システムを提供する。 前記センサ導体は通常、オープンラウンドまたは丸い部分を有する外部ケーシングの空洞内に配置される。 前記外部ケーシングは、前記センサ導体が平行に延びる補強線によって補強されるようにクリンピングプロセスによって形成され、補強線は前記外部ケーシングの長手方向内容積の別個の区画内に配置される。 前記補強線に割り当てられる前記区画は、クリンピングプロセスの最終段階中に前記補強線が前記センサ導体を損傷させないようにするものであり、この最終段階では、先のとがったかつ/または鋭利なさかとげを有するバーブテープが、相互連結された管状要素の周囲で横方向に折り曲げられる。

    添付図面は、従来技術に対する利点を前記に概説した、センサ導体を有するバーブテープ柵を例示するだけの目的で与えられる。

    柵の杭に支持されるようになされた従来のヘリカル線の斜視図である。

    本発明による横向きバーブテープを有する管状柵要素の斜視図である。

    本発明による、柵の格子を形成するように溶接された相互連結された管状要素の前面図である。

    本発明による管状柵要素の断面図である。

    従来の管状柵要素の外部ケーシングの断面図である。

    本発明による管状柵要素の外部ケーシングの断面図である。

    上で概説した図を参照して説明すると、本発明は、相互連結された柵要素(12)を備える柵システム(11)であって、各要素(12)が補強線(13)および従来のセンサ導体 (14)を有する、柵システム(11)を提供するものである。 第1の絶縁材料層と第2の振動感受性電気同軸ケーブル層とによって絶縁された電気導体が当技術分野で実施されている。 本発明によるセンサ導体 (14)は、前記導体の伝導能の破損および/または変化に応答する警報システムに接続された従来の光ファイバから構成されうる。

    本発明による各相互連結柵要素(12)には従来のバープテープ(15)を設けることができる。 前記柵要素(12)には、前記センサ導体(14)とともに前記補強線 (13)を取り囲む、空洞(22)の境界となるオープンラウンドまたは丸い部分(17)を有する外部ケーシング(16)が設けられる。

    本発明による外部ケーシング(16)は2つのセル(cell:小空間)からなる2セル構造の形で設けられ、各セル(18、20)は補強線(13)またはセンサ導体 (14)を取り囲む。 前記外部ケーシング(16)は開口端(19)の形をとるようにクリンプされ、開口端(19)の周辺には、図2のようにバーブテープ(15)が前記柵要素(12)に沿うように等間隔で長手方向に延びる。 前記外部ケーシング(16)はさらに、前記バーブテープ(15)に隣接する上部セル(18)をふさぐ前記補強線のセンサ導体 (14)の方への動きを制限するために、前記セル(18、20)の間に狭窄ネック部(19)を有するように構成される。

    これはクリンピングプロセスの最終段階中に特に有利であり、この最終段階では、バーブテープ(15)が、折り曲げられたエッジ部(21)から図6のように矢印Bの方向に押し下げることにより、柵要素(12)の上で切断され横方向に折り曲げられる。 このように、前記補強線(13)は外部ケーシング(16)の中にしっかりと配置され、クリンピングプロセスの最終段階中に前記補強線(13)によって前記導体ケーブル(14)に加えられる圧力に起因する潜在的損傷が防止される。

    柵要素(12)内に補強線 (13)が存在すると、柵システムの機械的強度に大きく寄与する。 したがって、本発明は、柵要素(12)内により強固な材料を使用して補強しようとする試みに伴う製造上の問題を取り除く。 より正確には、これまで非常に望ましいものであったケーシング(16)内に別の補強線 (13)を装着することは、本発明の構成によってのみ可能であった。

    本発明による外部ケーシング(16)は、開口を有する中間ネック部(19)で8の字の形をとり、開口の長さがセル(18、20)の直径より小さく、セル(18、20)が同じ表面積を有するので、クリンピング中に前記補強線(13)がセンサ導体 (14)に圧力を加えるのを妨げる。

    本発明によるクリンピングプロセスは、シートストリップを曲げて開口端(19)を有する長い空洞(22)を形成するステップと、前記空洞(22)内に前記センサ導体(14)を長手方向に配置するステップと、図6のように矢印Aの方向に側圧を加えることにより前記空洞(22)内に中間ネック部(19)を設けて、前記空洞(22)が2つの分離した円形セル(18、20)からなる8の字の形をとるようにするステップと、前記開口端(19)に隣接するセル(18)内に前記補強線(13)を配置するステップと、前記シートストリップを切断し、折り曲げられたエッジ部(21)から押すことによって柵要素(12)の上で前記シートストリップを横方向に折り曲げることによりバーブテープ(15)を等間隔で設けるステップと、を含む。

    本発明による相互連結された柵要素(12)を有する柵システム(11)を製造するプロセスは、図1のように一般にコンサーティーナ型(concertina type)と呼ばれるヘリカル線の形で、または図3のように溶接された柵要素(12)からなる格子構造の形で実行することができる。 柵要素(12)を溶接して格子状構造を形成することもまた、溶接中のセンサ導体(14)の変形が起こりそうもない現象ではないので、深刻な製造上の問題を引き起こしていた。 この目的のために、前記補強線(13)が前記センサ導体(14)を溶接面から物理的に絶縁することにより、製造品質が確保される。

    したがって、本発明は、複数の相互連結された管状要素(12)を備える柵システムであって、各要素(12)が相互連結されるべき一定の単位長さを表す、柵システムを提供する。 管状要素(12)の長さは、製造のニーズに依存することがあり、大きく異なることもある。

    要約すると、本発明は、柵システム(11)を形成するための柵要素(12)であって、前記要素(12)が開口端(19)を有する長手方向に延びる外部ケーシング(16)を備え、開口端(19)の周辺にはバーブテープ(15)が長手方向に一定の間隔をおいて設けられる、柵要素(12)を提案する。 前記ケーシング(16)は、補強線(13)およびセンサ導体 (14)をそれぞれ取り囲む2つのセル(18、20)を画定する。 前記補強線(13)および前記センサ導体 (14)はネック部(19)内の中間開口によって分離され、前記開口の長さは前記補強線(13)および前記センサ導体 (14)の直径より小さい。 前記開口の長さはセル(18、20)の直径より小さい。

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