Preparation of metal composite wire

申请号 JP5207191 申请日 1991-03-18 公开(公告)号 JPH0755332B2 公开(公告)日 1995-06-14
申请人 ヴエー ツエー ヘレーウス ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング; 发明人 フランシス ルプトン デヴィッド; カイルベルト リヒャルト;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 硬質の芯材料から成る棒を、軟質の外套
    材料から成る管内へ差し込み、棒と管とから成るこの複
    合体の横断面を引抜加工により所定の最終寸法に減少せ
    しめるようにして行なう、金属複合線材の製法におい
    、捧と管とから成る前記複合体から、第1加工段階で熱間圧延により、次いで引抜加工により中間寸法の2材料複合体を製作し、その際、棒と管とから成る複合体の
    初期横断面を少なくとも50%減少せしめ、次いで、外套材料から成る別の管を引抜加工により前記2材料複合体上にかぶせて3材料複合体を製作し、次に、この3材料複合体を熱間圧延又は冷間圧延と 、それに続く冷間引抜加工とにより最終寸法まで細くすることを特徴とする、金属複合線材の製法。
  • 【請求項2】 3材料複合体を多段階で最終寸法まで冷間で引抜加工する、請求項1記載の製法。
  • 【請求項3】 前記別の管として、2材料複合体の製作のために使用された材料と同じ径の管を使用する、請求項1記載の製法。
  • 【請求項4】 外套の肉厚が線材径の15から40%までの範囲と成るように、3材料複合体を最終寸法まで引抜加工する、請求項1から3までのいずれか1項記載の製法。
  • 【請求項5】 芯材料としてプラチナイリジウム合金を、外套材料としてプラチナを使用する、請求項1から
    までのいずれか1項記載の製法。
  • 【請求項6】 芯材料として、25重量パーセントのイリジウムを含有するプラチナ合金を使用する、請求項5
    記載の製法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は硬質の材料から成る芯と、軟質の材料から成る外套とを備えた金属複合線材の製法であって、芯材料から成る棒を、外套材料から成る管内へ差し込み、棒と管とから成るこの複合体の横断面を引抜加工により所定の最終寸法に減少せしめる形式のものに関する。

    【0002】

    【従来の技術】この種の製法は米国特許第384831
    9号明細書により公知である。 この製法は貴金属又は貴金属合金から成る著しく細い線材の製作のために使用される。 しかし、その場合、外套材料は引抜加工後、化学的に取り去られる。 芯材料として純金が、外套材料として銅が使用される。 この公知製法では、銅内への金の拡散又は金内への銅の拡散を回避するために加熱工程が省かれる。

    【0003】さらに米国特許第4291644号明細書によれば、硬質の芯材料に軟質の外套材料を押出し加工により備えることが公知であり、その場合、芯を直接的な通電により加熱し、芯材料をその引張り強度の50%
    までの一定の張下に保つ。 芯材料としては例えば鋼が、外套材料としてはアルミニウムが使用される。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は硬質の変形しにくい芯材料と、軟質の外套材料とを備えたほぼ無端の長さの金属複合線材を製作するための安価な製法を提供すると共に、製作時に線材の良好な丸みを保証し、芯の均一性と同心性とを確保することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための本発明の構成手段は、棒と管とから成る前記複合体から、第1加工段階で熱間圧延により、次いで引抜加工により中間寸法の2材料複合体を製作し、その際、棒と管とから成る複合体の初期横断面を少なくとも50%減少せしめ、次いで、外套材料から成る別の管を引抜加工により前記2材料複合体上にかぶせて3材料複合体を製作し、次に、この3材料複合体を熱間圧延又は冷間圧延と、それに続く冷間引抜加工とにより最終寸法まで細くする点にある。

    【0006】

    【発明の効果】本発明方法により製作された線材の利点は第2の外套を設けることにより、線材の破断、外套の孔及び亀裂の形成が回避され、従って線材の質の信頼性が高くなることにある。 プラチナ製の外套と、25重量パーセントのイリジウムと残部プラチナとから成るプラチナ合金製の芯とを備え、外径0.3mm,芯径0.1
    mmを有する複合線材はほぼ50mの長さで製作できる。 本製法によれば、熱間圧延が行われるため、芯材料と外套材料との付着性のよい結合が保証されるので、芯からの外套の剥離が確実に回避される。

    【0007】本発明方法の別の構成によれば、3材料複合体が多段階で最終寸法まで冷間で引抜加工される。 このことの利点は、1段階でなく複数の細かい段階で横断面減少が行われるため、芯の破断が回避されることにある。

    【0008】本発明方法の特に効果的な構成によれば、
    別の管として、2材料複合体の製作のために使用された材料と同じ径の管が使用される。 このことの利点は、同じ寸法の1種類の管を保管すればよいため、貯蔵が極めて簡単であることにある。 本発明のさらに別の構成では、外套の肉厚が線材径の15から40%までの範囲となるように、3材料複合体が最終寸法まで引抜加工される。

    【0009】すでに述べたように、本発明方法はプラチナ製の外套と、プラチナイリジウム合金、特に25重量パーセントのイリジウムと残部プラチナとから成る合金とから成る複合線材の製作に適している。 本発明方法に基づきプラチナ製外套と、25重量パーセントのイリジウムと残部プラチナとの合金から成る芯とから製作された金属複合線材は、核反応器内での活性化の後、腫瘤組織を照射するための挿入体として使用される。

    【0010】

    【実施例】次に本発明方法の実施例を説明する。

    【0011】素材として、外径1.78mmのプラチナイリジウム25合金(25重量パーセントのイリジウムと残部プラチナとから成る合金)製の丸棒と、外径3.
    1mm,内径1.8mmのプラチナ製の管とが使用される。 丸棒及び管の長さはそれぞれ250mmである。 丸棒は芯材料として役立ち、管は外套材料として役立つ。
    管はまず、棒に差しはめられ、これによって形成された棒・管複合体が室温で硬質金属引抜工具により径3.0
    8mmに引抜加工される。 次いで、棒・管複合体は径1.8mmに熱間圧延される。 そのさいの温度は950
    ℃。 ロールプロフィールは8に相応する。 次に、熱間圧延されたこの中間製品が冷間で径1.75mmに丸く引抜加工される。 この2材料複合体にはさらに、はじめの管と同じ径のプラチナ製の長さ750mmの管がかぶせられる。 このようにして構成された3材料複合体が冷間圧延によって径1mmに、かつ最終的に多重引抜機械のダイヤモンド製の引抜工具によって、1回の引抜加工ごとに12%の横断面減少で径0.3mmまで多段に冷間で細くされる。 与えられた径で長さ250mmの棒と管とによって、径0.3mmで長さ70mの金属複合線材が形成される。

    フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23K 20/00 360 F G 20/04 H C22C 5/04 (72)発明者 デヴィッド フランシス ルプトン ドイツ連邦共和国 ゲルンハウゼン アム ライン 8 (56)参考文献 特開 昭61−219414(JP,A)

    QQ群二维码
    意见反馈