Method and apparatus for processing crushed glass |
|||||||
申请号 | JP2012535646 | 申请日 | 2010-09-23 | 公开(公告)号 | JP2013508149A | 公开(公告)日 | 2013-03-07 |
申请人 | アルガイエル・ヴェルケ・ゲーエムベーハー; | 发明人 | マティアス・トロヨスキー; イェンス・ヘッセ; | ||||
摘要 | 本発明は、接着されたステッカーが残留した、破砕されたガラスを処理するための方法および装置に関する。 本発明によれば、例えば閉じたドラムまたは開放シェルが設けられ、破砕されたガラスの供給点および排出点を備えている。 供給点の領域において、破砕されたガラス物品は下層の動作を利用して相対動作を行うように設定され、これによって物品の相互摩擦が発生する。 ステッカーの残留物が除去された破砕されたガラス物品の流れは排出点へと移動する。 気体の流れが破砕されたガラス物品の流れに対向して導かれ、ステッカーの残留物を分離するように誘導し、同時に洗浄されたガラス物品を乾燥する。 | ||||||
权利要求 | 破砕されたガラスを処理するための方法であって、前記ガラスにはステッカーの残留物が接着されており、該方法は、 破砕されたガラス(4)が供給点(8)においてドラム(5,15)の一端に連続的に供給されるステップと、 前記破砕されたガラスが、前記ドラム(5,15)の破砕されたガラス物品の流れとなって排出点(9)へと移動し、前記排出点において除去されるステップと、 前記ドラム(5,15)が動作を実行し、結果として前記破砕されたガラス(4)が渦を巻き且つ相互に擦れ合うステップと、 気体の流れが前記破砕されたガラス物品に供給され、その上をガイドするステップと、 を含んでいることを特徴とする方法。 前記ガラス物品の流れと気体の流れとは互いに同一の方向に向けられているか、または互いに反対の方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載の方法。 空気が前記気体として使用されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 前記気体は高温であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 前記破砕されたガラスの流れの移動の動作は前記供給点の後で直ちに減速されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 前記破砕されたガラス(4)は載置される際に前記破砕されたガラスとともに媒体を伝導するか、またはそのような媒体が供給点もしくはその直後に供給されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 破砕されたガラスを処理するための装置であって、前記ガラスにはステッカーの残留物が接着されており、該装置は、 破砕されたガラス(4)を収容するためのドラム(5,15)であって、前記破砕されたガラス(4)が連続的に供給される供給点(8)と、前記破砕されたガラスが破砕されたガラス物品として到達して排出される排出点(9)と、を具備したドラム(5,15)と、 前記破砕されたガラス物品の相対動作、したがって相互摩擦の動作を前記ドラム(5,15)に生じさせるための駆動部と、 を具備していることを特徴とする装置。 気体源(12)が設けられ、気体の流れが前記破砕されたガラス物品に供給され、およびその上に案内されるために使用されることを特徴とする請求項7に記載の装置。 前記気体源(12)は、前記機体の流れが前記破砕されたガラス物品の流れと同一の方向を向くように、または前記破砕されたガラス物品の流れと反対の方向を向くように配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載の装置。 前記気体源は空気源であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の装置。 前記気体源は高温の気体を運搬することを特徴とする請求項7〜19のいずれか一項に記載の装置。 前記破砕されたガラス物品の流れを減速するための手段が、前記供給点(8)の領域内に設けられていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の装置。 水のような媒体の自由流れを前記供給点(8)よりも前に、または前記供給点(8)において前記破砕されたガラス(4)に供給するために、機器が設けられていることを特徴とする請求項7〜12のいずれか一項に記載の装置。 余剰の水が分離された混入物質とともに排出されることが可能であるように、前記装置が稼動されることを特徴とする請求項7〜13のいずれか一項に記載の装置。 水を前記破砕されたガラス物品に供給するための装置が前記供給点(8)の領域内に設けられていることを特徴とする請求項7〜14のいずれか一項に記載の装置。 少なくとも前記供給点の領域内において下層(5,15)が穿孔されていることを特徴とする請求項7〜15のいずれか一項に記載の装置。 |
||||||
说明书全文 | 本発明は廃棄ガラスを処理する分野に関する。 廃棄ガラスは、ドイツ国においては特に公共の状態にある容器内に収集される。 予備選択が行われ、特定の色の廃棄ガラスはいずれの場合でも特定の容器内にのみ投入される。 一般国民は多少なりともこれに従っている。 ガラスの色に従った厳密な分別は、もちろんこのようには達成可能ではない。 廃棄ガラスは特にボトルから成るが、カン形状のガラス物品もある。 ともかく、廃棄ガラスはひどい汚染に悩まされている。 これは容器内容物、ボトルキャップのような金属部品、およびプラスチック部品の残留物を含んでいる。 ラベルのようなステッカーが特に不愉快である。 これらすべての汚染物は廃棄ガラスの処理(再生)の行程内で除去されなければならない。 本発明はそこに関するものである。 任意のタイプの廃棄ガラスまたは破砕されたガラスを処理するための行程は、多数の方法ステップを含んでいる。 とりわけ、これらは容器内に投入されたガラスを破片または小片に砕くことを含んでいる。 これらは例えば手のひらサイズであってもよい。 さらに決定的な方法ステップは、ガラス物品を様々な色の破片に分離するステップである。 ガラス物品とその色とは光学センサによる捕捉において検出され、測定結果は下流に接続されたブローノズルを制御して、個別の色に選択的に反応しおよび不正確な色を排斥する。 ガラスの破片に接着されたラベルのようなステッカーの残留物は、この場合邪魔になる。 したがって、ステッカーを除去するための対応した方法ステップが、前術の色にしたがって分離されるステップから上流に接続されている。 本発明はこの方法ステップに向けられている。 ステッカーの残留物を除去するための設備は既知である。 トラフが廃棄ガラス物品で充満される。 トラフは、物品の集団内において回転する撹拌器を含んでいる。 回転は個々の物品の相互摩擦を引き起こし、ステッカーの残留物も多かれ少なかれ物品から取り除かれる。 それらは後続の行程において除去されてもよい。 ステッカーの除去は、ガラスの破片が可能な限り湿っている場合により良く機能することが知られている。 しかしながら、既知の方法は様々な態様の下で不十分である。 撹拌器は高度の摩耗に晒される。 ガラス物品からのステッカーの残留物の分離は不十分なもののみとなる。 本発明は、ガラス物品に接着されたステッカーの残留物を除去するための有利な方法および装置を明示する目的に基づいており、本発明は同一の装置内においてガラスの破片を洗浄および乾燥することが可能である。 この目的は独立請求項の特徴によって達成される。 本発明の本質的なまたは有利な目的は、以下の通りである。 3つの不完全な問題が本発明による単純な手段を利用して解決される。 ガラス物品が供給される装置は、異なった方法においてデザインされることが可能である。 したがって、とりわけ上述のドラムが考慮される。 さらに、トラフは可能な限り下層である。 トラフは細長く、その前側の一端にガラス物品のための入口を備え、前側の他端に出口を備えている。 もちろん、トラフが下層として選択された場合、トラフの長手軸周りの回転は可能でない。 別の基準がここでは取られ、廃棄ガラス物品に相互摩擦を伴った動作を行わせる。 例えば、トラフの振動動作がこの目的のために考慮される。 トラフは振動コンベアとして実施されることも可能であり、ガラス物品の相互摩擦を誘起するだけでなく、追加の搬送動作を行うことも可能である。 除去行程を活発にするために、処理セクションの開始点において、すなわち下層への供給後直ちに、ガラス物品の流れの移動動作を減速することは好都合である。 回転可能に組み付けられたドラムが使用された場合、ドラムがその載置された端部領域において膨張し、これによってドラムよりも大きい径を有する貯蔵空間を形成することが達成されてもよい。 水平に対してドラムを傾斜させ、ガラス物品が供給点から排出点まで移動するときに、ガラス物品が登り経路を覆うことも考えられる。 先行技術および本発明は、図に基づいてより詳細に説明されている。 以下に詳細に示す。 先行技術による図1の装置はバッチモードにおいて作動する。 装置はコンテナ1と、その内部に配置された撹拌器2および3と、を具備している。 特定の量の破砕されたガラス4がコンテナ内に投入される。 破砕されたガラスは先行する洗浄工程から水で濡らされている。 撹拌器2,3は、ガラス物品からのステッカーの残留物を除去する所望の効果が達成されるまで、所定の時間回転する。 その後、コンテナは空にされる。 破砕されたガラスはさらに処理される。 ステッカーの残留物の除去が不完全なため、既知の装置は不完全にのみ作動する。 撹拌器2,3は高度の摩耗に晒される。 本発明による装置は、基本的な構成部品として細長いドラムを具備している。 これは、ローラ6,7から見て回転可能に組み付けられている。 ドラム5の回転軸(図示略)は水平に延びている。 回転軸は水平に対して傾斜されることも可能である。 ドラムは供給点8の領域内に隆起部10を備えている。 隆起部10は、より大量の破砕されたガラス4に対応するための貯蔵空間を形成している。 破砕されたガラスは先行した洗浄工程からまだ濡れている。 スプレーノズル11から水を塗付することによってさらに濡らされることも可能である。 ドラム5が回転するとき、多数の破砕されたガラス物品の互いの相対動作が発生し、したがって、相互に擦れ合う。 摩擦は個々の粒子からステッカーの残留物を剥離する。 この剥離行程が隆起部10内において発生する。 したがって、貯蔵領域の端部における粒子は、概略または完全にステッカーの残留物が剥離されている。 破砕されたガラスの供給点8への連続的な供給のために、オーバーフローが貯蔵空間内に収容された破砕されたガラスの量によって発生する。 ガラス物品の流れが形成され、その流れは排出点9に向かう方向に移動する。 したがって、この流れにはステッカーの残留物が無い。 高温空気源12が、排出点9が配置されたドラム5の前側に設けられている。 そこから(一点鎖線によって示された)高温の空気流が放出される。 空気流は、ガラスの流れとは反対の向きにおいて、前術のガラスの流れの上または中を通る。 高温の空気流はその過程においてガラス物品の流れの粒子を冷却し、且つ乾燥する。 貯蔵空間内においてその中に供給された破砕されたガラス4から剥離されたステッカーの残留物は、高温の空気流が混入され、図の右側に示されたドラム5の外側の、ドラム5の前側に案内される。 したがって、ドラムは以下の個別の目的を達成する。 図3による実施形態において、ドラム5は水平に対して傾斜されており、そのような態様において、破砕されたガラスの流れは排出点9に向かって上向きに移動する。 ドラム5は回転可能に組み付けられている。 ドラム5は排出点の領域において円錐として使用されている。 貯蔵空間は、より多くの量の破砕されたガラスを収容するような態様となっている。 その他の点では、行程は図2による実施形態のように精密に進行する。 ステッカーの残留物は貯蔵空間内においてガラス物品から剥離され、洗浄された破砕されたガラス物品は排出点9に移動し、そこでドラム5から出て行く。 図4はシェルを示している。 シェルは図2および3によるドラム5と機能的に等価である。 シェル15も供給点8と排出点9とを備えている。 シェルには貯蔵領域が設けられているが、必ずしも必要ではない。 これは2つのドラム2および3に関しても真実である。 供給点と排出点との間の処理セクションの適切な長さを伴うことで、相対移動は多数の破砕されたガラス物品間で発生することが可能となり、これによってステッカーの残留物がこすり落とされる。 シェル15も何らかの方法で移動されなければならず、その方法は、破砕されたガラス(この場合図示されていない)が移動され、破砕されたガラス物品の相互の摩擦が発生するような態様である。 シェル15の移動は双方向矢印Aによって示されたように、または双方向矢印Bによって示されたように移動することが可能である。 可能であれば、ガラス物品の渦巻き効果を達成するために、シェルは振動によって移動する。 移動は断続的に発生することが可能である。 ドラムまたはシェルのいずれかの下層は、少なくとも載置エリア18内において穿孔されることが可能であり、破砕されたガラスに塗付されるか、またはそれに供給される水は下向きに排出されることが可能である。 1 ・・・コンテナ2 ・・・撹拌器3 ・・・撹拌器4 ・・・破砕されたガラス5 ・・・ドラム6 ・・・ローラ7 ・・・ローラ8 ・・・供給点9 ・・・排出点10 ・・・隆起部11 ・・・水ノズル12 ・・・高温空気ノズル 本発明は廃棄ガラスを処理する分野に関する。 廃棄ガラスは、ドイツ国においては特に公共の状態にある容器内に収集される。 予備選択が行われ、特定の色の廃棄ガラスはいずれの場合でも特定の容器内にのみ投入される。 一般国民は多少なりともこれに従っている。 ガラスの色に従った厳密な分別は、もちろんこのようには達成可能ではない。 廃棄ガラスは特にボトルから成るが、カン形状のガラス物品もある。 ともかく、廃棄ガラスはひどい汚染に悩まされている。 これは容器内容物、ボトルキャップのような金属部品、およびプラスチック部品の残留物を含んでいる。 ラベルのようなステッカーが特に不愉快である。 これらすべての汚染物は廃棄ガラスの処理(再生)の行程内で除去されなければならない。 本発明はそこに関するものである。 任意のタイプの廃棄ガラスまたは破砕されたガラスを処理するための行程は、多数の方法ステップを含んでいる。 とりわけ、これらは容器内に投入されたガラスを破片または小片に砕くことを含んでいる。 これらは例えば手のひらサイズであってもよい。 さらに決定的な方法ステップは、ガラス物品を様々な色の破片に分離するステップである。 ガラス物品とその色とは光学センサによる捕捉において検出され、測定結果は下流に接続されたブローノズルを制御して、個別の色に選択的に反応しおよび不正確な色を排斥する。 ガラスの破片に接着されたラベルのようなステッカーの残留物は、この場合邪魔になる。 したがって、ステッカーを除去するための対応した方法ステップが、前術の色にしたがって分離されるステップから上流に接続されている。 本発明はこの方法ステップに向けられている。 ステッカーの残留物を除去するための設備は既知である。 トラフが廃棄ガラス物品で充満される。 トラフは、物品の集団内において回転する撹拌器を含んでいる。 回転は個々の物品の相互摩擦を引き起こし、ステッカーの残留物も多かれ少なかれ物品から取り除かれる。 それらは後続の行程において除去されてもよい。 ステッカーの除去は、ガラスの破片が可能な限り湿っている場合により良く機能することが知られている。 しかしながら、既知の方法は様々な態様の下で不十分である。 撹拌器は高度の摩耗に晒される。 ガラス物品からのステッカーの残留物の分離は不十分なもののみとなる。 特許文献1は、ペットボトルからおよび剥離されたラベルからラベルを分離するために使用される装置が記載されている。 したがって、これはこの場合における破砕されたガラスではなく、むしろプラスチック製の破片である。 ラベルも破片から剥離されるものではない。 ラベルはすでに剥離されている。 これは、一方ではすでに剥離されたラベルの分離にのみ関係しており、他方ではPETの破片からの分離に関係している。 これは空気分級法を利用して達成されている。 さらに、破片が湿らされることは示唆されていない。 空気分級に使用される空気も高温でない。 特許文献2は湿らせることについて記載しており、破砕されたガラスは一端から供給され、他端において再度除去される。 これは破砕されたガラスを伴ったそれらの材料を分離することに関連しているが、破砕されたガラスからそこに固定的に接続されていない。 したがって、ガラスからラベルを剥離することに関連していない。 特許文献3は、一方では破砕され他方では廃棄されたガラスを分離するためにも使用される装置を記載している。 廃棄ガラスは、例えば水銀等を含んだ有害物質である。 特許文献4はプラスチックコートされた紙製品を処理するため、およびこれらの2つの材料を分離するための設備を記載している。 特許文献5は第1材料の汚染された破片の洗浄のため、および第2材料のさらなる小片の分離のための回転ドラムを記載している。 特許文献6は、紙製のステッカーを貼った破砕されたガラスを処理するための装置が記載されている。 破砕されたガラスの流れはウォーターバスを通じて案内され、ステッカーは破砕されたガラスから剥離される。 この場合、高温の空気の示唆が存在しない。 特許文献7は紙または段ボールの汚れの処理を記載している。 本発明は、ガラス物品に接着されたステッカーの残留物を除去するための有利な方法および装置を明示する目的に基づいており、本発明は同一の装置内においてガラスの破片の乾燥および追加的な事前洗浄をすることが可能である。 この目的は独立請求項の特徴によって達成される。 本発明の本質的なまたは有利な目的は、以下の通りである。 3つの不完全な問題が本発明による単純な手段を利用して解決される。 ガラス物品が供給される装置は、異なった方法においてデザインされることが可能である。 したがって、とりわけ上述のドラムが考慮される。 さらに、トラフは可能な限り下層である。 トラフは細長く、その前側の一端にガラス物品のための入口を備え、前側の他端に出口を備えている。 もちろん、トラフが下層として選択された場合、トラフの長手軸周りの回転は可能でない。 別の基準がここでは取られ、廃棄ガラス物品に相互摩擦を伴った動作を行わせる。 例えば、トラフの振動動作がこの目的のために考慮される。 トラフは振動コンベアとして実施されることも可能であり、ガラス物品の相互摩擦を誘起するだけでなく、追加の搬送動作を行うことも可能である。 除去行程を活発にするために、処理セクションの開始点において、すなわち下層への供給後直ちに、ガラス物品の流れの移動動作を減速することは好都合である。 回転可能に組み付けられたドラムが使用された場合、ドラムがその載置された端部領域において膨張し、これによってドラムよりも大きい径を有する貯蔵空間を形成することが達成されてもよい。 水平に対してドラムを傾斜させ、ガラス物品が供給点から排出点まで移動するときに、ガラス物品が登り経路を覆うことも考えられる。 先行技術および本発明は、図に基づいてより詳細に説明されている。 以下に詳細に示す。 先行技術による図1の装置はバッチモードにおいて作動する。 装置はコンテナ1と、その内部に配置された撹拌器2および3と、を具備している。 特定の量の破砕されたガラス4がコンテナ内に投入される。 破砕されたガラスは先行する洗浄工程から水で濡らされている。 撹拌器2,3は、ガラス物品からのステッカーの残留物を除去する所望の効果が達成されるまで、所定の時間回転する。 その後、コンテナは空にされる。 破砕されたガラスはさらに処理される。 ステッカーの残留物の除去が不完全なため、既知の装置は不完全にのみ作動する。 撹拌器2,3は高度の摩耗に晒される。 本発明による装置は、基本的な構成部品として細長いドラムを具備している。 これは、ローラ6,7から見て回転可能に組み付けられている。 ドラム5の回転軸(図示略)は水平に延びている。 回転軸は水平に対して傾斜されることも可能である。 ドラムは供給点8の領域内に隆起部10を備えている。 図2を参照すると、隆起部10は、より大量の破砕されたガラス4に対応するための貯蔵空間を形成している。 破砕されたガラスは先行した洗浄工程からまだ濡れている。 スプレーノズル11から水を塗付することによってさらに濡らされることも可能である。 ドラム5が回転するとき、多数の破砕されたガラス物品の互いの相対動作が発生し、したがって、相互に擦れ合う。 摩擦は個々の粒子からステッカーの残留物を剥離する。 この剥離行程が隆起部10内において発生する。 したがって、貯蔵領域の端部における粒子は、概略または完全にステッカーの残留物が剥離されている。 破砕されたガラスの供給点8への連続的な供給のために、オーバーフローが貯蔵空間内に収容された破砕されたガラスの量によって発生する。 ガラス物品の流れが形成され、その流れは排出点9に向かう方向に移動する。 したがって、この流れにはステッカーの残留物が無い。 高温空気源12が、排出点9が配置されたドラム5の前側に設けられている。 そこから(一点鎖線によって示された)高温の空気流が放出される。 空気流は、ガラスの流れとは反対の向きにおいて、前術のガラスの流れの上または中を通る。 高温の空気流はその過程においてガラス物品の流れの粒子を冷却し、且つ乾燥する。 貯蔵空間内においてその中に供給された破砕されたガラス4から剥離されたステッカーの残留物は、 部分的にまたは完全に高温の空気流が混入され、図の右側に示されたドラム5の外側の、ドラム5の前側に案内される。 したがって、ドラムは以下の個別の目的を達成する。 図3による実施形態において、ドラム5は水平に対して傾斜されており、そのような態様において、破砕されたガラスの流れは排出点9に向かって上向きに移動する。 ドラム5は回転可能に組み付けられている。 ドラム5は排出点の領域において円錐として使用されている。 貯蔵空間は、より多くの量の破砕されたガラスを収容するような態様となっている。 その他の点では、行程は図2による実施形態のように精密に進行する。 ステッカーの残留物は貯蔵空間内においてガラス物品から剥離され、洗浄された破砕されたガラス物品は排出点9に移動し、そこでドラム5から出て行く。 図4はシェルを示している。 シェルは図2および3によるドラム5と機能的に等価である。 シェル15も供給点8と排出点9とを備えている。 シェルには貯蔵領域が設けられているが、必ずしも必要ではない。 これは2つのドラム2および3に関しても真実である。 供給点と排出点との間の処理セクションの適切な長さを伴うことで、相対移動は多数の破砕されたガラス物品間で発生することが可能となり、これによってステッカーの残留物がこすり落とされる。 シェル15も何らかの方法で移動されなければならず、その方法は、破砕されたガラス(この場合図示されていない)が移動され、破砕されたガラス物品の相互の摩擦が発生するような態様である。 シェル15の移動は双方向矢印Aによって示されたように、または双方向矢印Bによって示されたように移動することが可能である。 可能であれば、ガラス物品の渦巻き効果を達成するために、シェルは振動によって移動する。 移動は断続的に発生することが可能である。 ドラムまたはシェルのいずれかの下層は、少なくとも載置エリア18内において穿孔されることが可能であり、破砕されたガラスに塗付されるか、またはそれに供給される水は下向きに排出されることが可能である。 1 ・・・コンテナ2 ・・・撹拌器3 ・・・撹拌器4 ・・・破砕されたガラス5 ・・・ドラム6 ・・・ローラ7 ・・・ローラ8 ・・・供給点9 ・・・排出点10 ・・・隆起部11 ・・・水ノズル12 ・・・高温空気ノズル |