アイスクリーム等のような食品の製造及び分配のための装置

申请号 JP2017139007 申请日 2017-07-18 公开(公告)号 JP2018011596A 公开(公告)日 2018-01-25
申请人 ウゴリーニ ソシエタ ペル アチオニ; 发明人 マルコ コラード ウゴリーニ;
摘要 【課題】本発明は、製造中により良好な均一性を保証できる冷却されたペースト状食品の製造および分配のための装置を提供する。 【解決手段】アイスクリーム等のような冷蔵食品の製造及び分配のための装置(10)は、液体調製物を収容するように意図された冷凍上部タンク(12)と、電動スクレーパ(15)を含み液体調製物を収容する下部冷凍シリンダ(14)とを備え、液体調整物から最終製品を製造し、シリンダ(14)の一端のタップ(16)を通して制御可能に製品を分配する。液体調整物は、通過する調製物と空気を混合するミキサーパイプ(21)を介して、上部タンク(12)と冷凍シリンダ(14)との間を通過する。上部タンク(12)は、タンク(12)内の製品をミキサーパイプ(21)に向けて押し出すように、 水 平軸を中心に回転する電動スクリュー(26)を含む。 【選択図】図1
权利要求

液体調整物を収容するように意図された冷凍上部タンク(12)と、 電動スクレーパ(15)を含み、前記上部タンク(12)から前記液体調整物を受け取り、前記液体調整物から最終製品を生成し、シリンダ(14)の一端のタップ(16)を介して制御可能に前記最終製品を分配する、下部冷凍シリンダ(14)と、 を備え、 前記液体調整物が、通過する前記液体調整物と空気を混合するミキサーパイプ(21)を介して、前記上部タンク(12)と前記冷凍シリンダ(14)との間を通過する、 冷蔵食品の製造及び分配のための装置(10)であって、 前記ミキサーパイプ(21)は、前記液体調整物のための少なくとも1つの入口通路(24)を有し、前記上部タンク(12)は、前記タンク(12)内の前記製品をミキサーパイプ(21)内のこの通路に向けて押し出すように、平軸を中心に回転する電動スクリュー(26)を有することを特徴とする装置(10)。前記ミキサーパイプ(21)は、前記タンクの底部から垂直に突出し、前記タンクの上端に近接して開口している上端部(22)を有し、前記電動スクリュー(26)に向けられ、且つ、前記タンク(12)の前記底部に近接している、前記液体調整物のための前記入口通路(24)を少なくとも有することを特徴とする請求項1に記載の装置。前記ミキサーパイプ(21)は、前記ミキサーパイプ(21)の前記開口している上端部から突出する操作端により回転可能であるインサート(25)を有し、前記液体調整物のための前記入口通路(24)を閉鎖する位置と、開放する位置との間で、移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の装置。前記電動スクリュー(26)は、円筒螺旋の水平軸ねじであることを特徴とする請求項1に記載の装置。前記タンク(12)の前記底部は、前記スクリューがその回転の一部の間に前記底部に軽く接触するように、前記スクリュー(26)の進行に一致する円筒形の進行を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。

说明书全文

本発明は、アイスクリーム等のような冷却されたペースト状の食品の製造及び分配のための装置に関する。

アイスクリームのよう冷却されたペースト状の製品の製造において、公知の装置は、基本調整物又は最終製品の製造のための液体を冷却し続けるように意図された上部タンクと、上部タンクから供給された調整物が徐々に導入されて最終製品に変換され、最終製品が底部シリンダに設けられた特別なタップを介して制御可能に分配される底部冷凍シリンダとを備える。

最終製品の一部が分配されるときはいつでも、分配の準備ができている製品の連続性を確実にするために、同じ量の調整物が上部タンクから底部シリンダへと重により通過する。

通常、上部タンクは、平で平行なブレードを有し、調整物を混合状態に維持するミキサーを含み、一方で底部シリンダは、正しいペースト状の稠度で最終製品を混練して成形するために、水平軸の周りに螺旋状に配置されたブレードを有するスクレーパを含み、スクレーパは、調整物が冷凍シリンダの内壁に粘着するのを防止し、シリンダの前端に通常配置されるタップに向けて調整物を運ぶ。

柔らかく軽い最終製品を取得するためには、その内部にある量の空気も組み込む必要があるので、上部タンクと底部シリンダとの間の接続は、ミキサーパイプにより実現される。ミキサーパイプは、基本調整物の上部タンクから底部シリンダへの通過を許容し、それに加えて、基本調整物とミキサーパイプ上の適当な作用により調節される一定量の空気とを混合する。従って、ユーザはミキシングパイプ上の適切な制御装置を調整することによって、最終製品のペースト状の稠度および軽さを決定することができる。

しかしながら、公知の機械には、製品製造サイクル中に、製品内部に組み込まれる空気の量が、初期設定された値で一定に維持されず、これにより分配された製品が均一な品質を有していないという欠点が存在する。

例えば、最後に計量された量の製品(すなわち、上部タンクがほぼ空である場合)は、上部タンクに完全に充填した直後に行われる初期設定に対して多すぎる空気を含む場合がある。つまり、空気/製品混合物は、上部タンクに存在する製品の量により、しばしばあまりにも大きな影響を受けることがある。これは、ユーザが機械の動作中に定期的に設定を変更しなければならないことを意味するが、これは時間がかかり、設定動作の不均一で予測不可能な結果のために、いずれの場合も満足できる結果を得ることができない。

また、時間の経過による混合の安定性を改善するために、ミキシングパイプの構造を変更する従来技術における試みも、満足のいく結果をもたらさなかった。

液体製品用の上部タンクを有する機械が、例えば、米国特許第4850205号、米国特許第5201861号、および米国特許第3898858号に記載されている。

本発明の全般的な目的は、製造中により良好な均一性を保証できる冷却されたペースト状食品の製造および分配のための装置を提供することにより、先行技術の上記の課題を克服することである。

この目的を考慮して、請求項1に記載の装置を提供するという発想は生じている。

特に、本発明によれば、冷蔵食品の製造及び分配のための装置は、液体調製物を収容するように意図された冷凍上部タンクと、電動スクレーパを含み、上部タンクから液体調整物を受け取り、液体調整物から最終製品を生成し、シリンダの一端のタップを介して制御可能に最終製品を分配する、下部冷凍シリンダとを備え、液体調製物は、通過した調整物と空気とを混合するミキサーパイプを介して上部タンクと冷凍シリンダの間を通過する。上部タンクは、タンク内の製品をミキサーパイプに向けて押し出すように、水平軸を中心に回転する電動スクリューを含む。

先行技術と比較して本発明の革新的な原理およびその利点をより明確に説明するために、これらの原理を適用する実施例を添付の図面を参照して以下に説明する。

本発明の原理を適用する装置の概略的な部分断面正面図である。

図1のII−II線に沿った断面図である。

図面を参照すると、図1は、本発明の原理を適用し、総称的に10で示される装置の概略的な形態を示している。

装置10は、機械の従来の動作のための既知の冷凍回路及び電気回路(図示せず)を含むベース11を備える。

装置10はまた、分配されるべき製品を調製するための基本液体調製物を受け取るように意図された上部タンク12を含む。タンクには、内部に製品を定期的に補充するための蓋13が有利に設けられている。

装置10はまた、タンク12の下に配置され、最終製品を製造するためのシリンダ14を備える。タンク12及びシリンダ14の両方は、ベース11に収容された冷凍ユニットにより適切に冷却され、基本調製物及び最終製品をそれぞれの正確な温度に維持する。例えば、最終製品を約−5℃の温度で取得するようにシリンダが冷却される一方で、調製物を約2〜6℃の温度で維持するように上部タンクを冷却してもよい。温度はまた、当業者に知られているように、調製および分配される特定の製品に依存する。

底部シリンダ又は混練機14は、シリンダと同軸の水平軸の周りを回転する既知の電動スクレーパ15を含み、シリンダ内の製品の正確な攪拌を生じさせ、製品を排出タップ16に向けて押し出し、開口部17を通過する製品の量を調節し、開口部17の下の分配ゾーン19内に配置された適切な1回量容器18(例えば、コーンまたはガラス)を充填する。タップ16(有利に垂直プランジャタイプ)は、例えば、操作レバー20により手動操作されてもよい。

上部タンク12と底部シリンダ14とは、ミキサーパイプ21により互いに接続されている。パイプは、好ましくは、タンクの底部から突出し、且つ、タンクの上端部に近接する上部自由端22を有して突出するように、垂直に配置される。ミキサーパイプの反対側の底端部23は、シリンダ14の内側に代わりに突出していてもよい。

ミキサーパイプ21(「気化器」とも呼ばれる)は、好ましくはタンクの底部に近接して配置され、タンク内の液体がパイプの中に入り、底端部23を介してシリンダ14内に流出することができる1つ以上の側方通路または開口部24を有する。

液体がパイプを通過して底部シリンダに向かって流れると、空気はミキサーパイプの上端部22(これは常にタンク内の液体の自由表面上にとどまる)を通って同時に吸引され、冷蔵シリンダ14に向けられた液体と混合される。

空気/液体比は、その操作端と共にミキサーパイプの上端部から突出するように、ミキサーパイプの内部に挿入される、中空の管状インサート25の回転により調節されてもよい。インサートは、反対側の底部を有し、この回転部は側方開口部24を多かれ少なかれ閉鎖する。例えば、操作端部25を手動で回転させることにより、側方開口部24の完全に開放した状態から、側方開口部の完全に閉じた状態へと移行することが可能である。

図1から明らかなように、少なくとも1つの側方開口部24は、その底縁部がタンクの底部と実質的に同一平面になるように、有利に配置される。

ミキサーパイプは、タンクの一端(好ましくは、分配タップ16の後端)に向けて配置される。電動混合スクリュー26は、タンクの内部に実質的に水平な軸と共に回転するように配置され、製品をミキサーパイプに向けて軸方向に押し出すように構成されている。さらに、複数の通路24(または単一の通路24)は、混合スクリューに有利に向けられ、ミキサーパイプに向けてスクリューにより押し出された製品流れを、好ましくはタンクの底部に実質的に平行な成分で直接受けとる。

図1に示す2つの通路24のうち、底部に最も近い通路は、機械の通常の動作中に底部シリンダに向けられた液体の通常の入口通路であってもよく、一方で、より大きな面積を有し、より高い位置にある通路は、ミキサーパイプからインサート25を引き抜く際に開放されるように配置され、装置が空になったときに底部シリンダの迅速な充填を可能としてもよい。

図1に見られるように、混合スクリュー26は、有利には、円筒螺旋スクリューの形態で実現され得る。図2に見られるように、タンクの底部は、スクリューがその回転の一部の間に前記底部に軽く接触するように、スクリューと一致するような円筒形の延長部を有する形状としてもよい。通路24に向かう推進効果は、これにより増大する。

スクリュー26の移動は、単一の回転モータを使用するために、適切なトランスミッション(例えば、ベルト)により、スクリューの回転軸をスクレーパ15のモータ駆動軸に接続することによっても取得される。

最終的な結果は、分配された製品の最初の量から最後の量までの製造期間全体にわたって非常に均一な特性で分配された製品となる。これらの全ては高価な調整システムを必要とせずに達成される。

この時点で、本発明の目的がどのように達成されたかは明らかである。

明らかに、本発明の革新的な原理を適用する実施形態の上記の説明は、これらの革新的な原理の例として提供され、従って、本明細書で請求される権利の範囲を限定するものと見なしてはならない。例えば、装置の様々な部分の正確な形態、比率、および配置は、具体的な実際の要件に応じて変化し得る。

さらに、この装置は、動作サイクル、衛生化および洗浄システムなどを示すディスプレイのような、このタイプの機械について当業者に知られている任意の他の要素を備えることができる。この装置は、明らかに洗浄のために様々な部品に分解されてもよい。例えば、スクリューは、当業者により容易に想像されるように、既知の係合(例えば、磁気)システムによりタンクから容易に取り外すことができる。

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