Method and apparatus for separating a fraction in the material flow

申请号 JP2002571385 申请日 2002-03-06 公开(公告)号 JP2004529048A 公开(公告)日 2004-09-24
申请人 ノルスク・ヒドロ・アーエスアーNorsk Hydro Asa; 发明人 カールセン、モルテン; ディリョイ、アレ;
摘要 本発明は、種々の画分の粒子からなる材料の材料流において画分を分離および抽出するための方法および装置に関する。 本装置は、材料が搬送される際に通る入口端および出口端を有する閉じた導管(7)を備える。 この入口端と出口端の間に分離室(17)が取り付けられる。 この分離室は、底面に少なくとも1つの流動化要素(13)と、上部に配置された抽出装置(9)とを備える。 本発明は、使用時に、大量の処理が必要である流動化可能なマスから粉粒を連続して分離するのに特によく適していることが示されている。
权利要求
  • 種々の画分の粒子からなる材料の材料流において画分を分離および抽出するための方法であって、
    前記材料は、該材料の下に配置された少なくとも1つの流動化要素(13)により流動状態にされる流動化可能な材料からなり、前記材料のより微細な画分は、過剰に流動化され、前記材料の上方に配置された抽出装置(9)により放出されることを特徴とする方法。
  • 前記材料は、分離室(17)と、該分離室への静水圧式給送および前記材料の均一な分配のための分配室(6)を構成する入口とを備える閉じた導管(7)を通って搬送されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 前記材料は、アルミナおよび/または他の等価の流動化可能な材料からなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 前記材料は、フッ化物からなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 放出される前記微細な画分は、最大50マイクロメートルの粒子からなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  • 種々の画分の粒子からなる材料の材料流において画分を分離および抽出するための装置であって、
    材料を搬送する入口端および出口端を有する閉じた導管(7)を備え、前記入口端と前記出口端の間に分離室(17)が取り付けられ、該分離室は、該分離室の底面に少なくとも1つの流動化要素(13)と、前記分離室の上部に配置された抽出装置(9)とを備えることを特徴とする装置。
  • 前記導管(7)の入口端は、前記分離室(17)への前記材料の均一な分布を確保する分配室(6)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  • 前記分配室(6)は、前記材料が前記分離室(17)に搬送される際に通るギャップ(18)が形成されるように前記分配室の底面(10)の上方で終端している垂直仕切り(16)を備えることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  • 前記分配室(6)の前記底面(10)は、前記分離室(17)の底面(11)よりも低く配置され、境界(19)が前記両底面の間に形成されるようにすることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  • 前記抽出装置(9)は、下方に延びて前記分離室(17)へ延在するギャップ状開口(20)を有するように設計されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    本発明は、材料流において微細材料のような画分(fraction)を分離する方法および装置に関する。 本発明は、特に、粒子からなる流動化可能な材料を、そのような材料の微細画分を連続的に減らすことにより処理することに関する。
    【背景技術】
    【0002】
    流動化可能な材料の大量の搬送に関連して生じ得る1つの問題は、搬送/処理中に粒子がより微細な画分に粉砕されることである。 搬送すべき材料において微細な粒子すなわち粉粒(dust)の割合が高くなり過ぎる場合、搬送システム自体において、および材料の下流での使用に関連して、そのいずれにおいても深刻な動作上の問題を生じる可能性がある。 このような問題には、セグリゲーション、沈降物または粉粒の層の堆積、調量(metering)、および排出の問題が含まれ得る。 特に、電気分解システムに関連したアルミナまたはフッ化物の搬送および給送に関連して、このような問題により、非常に望ましくない動作上の問題が生じる可能性がある。
    【0003】
    米国特許第4,692,068号は、流動化可能な材料の量を調整することができる装置に関する。 この装置は、貯蔵タンク、流動化要素(fluidisation element)、圧/脱ガスの平衡のためのパイプ、および流動化した材料(fluidised material)を排出するための出口開口から構成される。 この記載によれば、装置から流出する流動化したアルミナの量は、装置に供給される流動化ガスの圧力を単に調整することにより調節される。 この特許は、この装置が、より微細な画分を材料流から除去するための分離機として使用できるかどうかについて述べていない。
    【発明の開示】
    【0004】
    本発明により、材料流においてより微細な画分の割合が高すぎる結果として生じる問題をかなり減らすことができる。 本発明では、より微細な粒子が材料流から抽出され、その結果、サイズ分布の幅が減少し、セグリゲーションの可能性が減る。 より微細な画分が除去される結果、粉粒が生じる可能性も減る。
    【発明を実施するための最良の形態】
    【0005】
    本発明を、例および図面によって以下にさらに詳細に説明する。
    【0006】
    図1を参照すると、装置は、流動化可能な材料の供給のために入口チャネル1を備えている。 加圧ガスのパイプ23に連結された流動化要素2が、チャネルの底面に取り付けられている。 入口チャネルは、わずかに傾斜し、垂直な下方部3に通じており、下方部3は出口開口4を含んでいる。 出口開口は、断面を部分的に覆う狭まり部(constriction)が挿入されている(図示せず)場合、垂直な下方部の断面よりも狭くなり得る。 出口開口を出る材料は、平の閉じた導管7の一端に取り付けられた分配室6に入る。 この導管は、一端に下方出口5を備え、両端間で上方からの抽出装置9と接続している。 抽出装置は、分配室の幅を覆うギャップ形状の開口20を有し、流れ方向に抽出する。 開口は、2つの斜めの傾斜板21、22の間に形成され得り、これらの傾斜板は、分離室17へ下方に延び、傾斜板22は、傾斜板21よりもわずかに深く分離室17へ下方に延びている。
    【0007】
    分離室17は、分配室6と出口5との間の領域で、導管内に画定されている。 例による導管7は、種々の高さの底面を有し、この例では、より高さの低い底面10が分配室6に関して取り付けられ、より高さの高い底面11が分配室6から下流に配置されている。 それぞれパイプ14、15を介して加圧ガスの貯蔵部と連結している流動化要素12、13が、導管の底面に取り付けられている。 便宜的に、導管7が入口チャネル1の幅に関してその全長に沿って幅を変えることができる。 たとえば、導管7と入口チャネル1との間の幅の比は、分離室のより大きな活性(流動化)領域を確保するように約100:1とすることができる。
    【0008】
    分配室6と分離室17の間には、底面10との間にギャップ18を形成する垂直仕切り16がある。 この仕切りは、流動化要素12、13が活性化したときに、分配室6からギャップ8を通って、底面10と底面11との間の境界(threshold)19を越えて分離室17へと静水圧駆動される材料流を生成するのに役立つ。 静水圧は、主として、分配室6の底面上の充填高さ(filling height)によって決まる。 材料流に関するパラメータは、分離室への安定した材料給送を維持する能力、したがって、分離室での最適な状態にとって重要である。 この態様は、特に、装置を介して搬送される材料の量の変化が大きい場合(たとえば、下は0トン/時間から上は数トン/時間まで)に特に重要である。 仕切り16および境界19を備えた分配室はまた、導管の端から端までの材料の分布、および一定に保持されながら分離室内を通って流れる材料の厚みのいずれに関しても、分離室17への材料の均一な分布を確保するのに役立つ。 このことは、流動状態にある材料が実質的に液体(たとえば水)のように分布し、分離室を通して出た分布が、底面が概ね水平になるような位置に装置が取り付けられている場合に一定であることにより達成され得る。 導管は、底面が流れ方向に下方にわずかに傾斜するように取り付けられて、出口への搬送が確実に維持されるようにすることができる。
    【0009】
    分離室では、粗粒子よりも遅い沈降速度(すなわち、より大きい抗力係数)を有する小粒子は、マスが過剰に流動化すると分離排出される。 個々の設計の仕様に応じて、たとえば、最大50マイクロメートルのサイズの粒子が過剰に流動化し、その結果、流動化したマスフローにより浮き上がり、抽出装置9によって抽出されることができる。 適切な最小の粒子サイズを抽出する分離機の能力を調整するための決定的な因子には、分離室17における流動化した材料の層の厚み、滞留時間、および抽出装置と結合した流動化要素13によって開始される流動化速度が挙げられる。 抽出された微細画分は、ガス/粒子分離部(たとえばフィルタ)に搬送され、粒子は、さらに使用できるようにするために貯蔵部に運ばれ得る。 抽出されずに分離室を通過する材料の一部は、回収、およびさらなる搬送のための装置の幅の減少のために漏斗状出口またはタンク(図示せず)から構成され得る出口5に流れ込む。
    【0010】
    上記例に記載された解決法による流動化ガスの一般的な値は、分配室6において約2cm/秒の流動化速度、および分離室17において10cm/秒以上の流動化速度である。 抽出装置は便宜上、かなり限界に近い負圧で動作される。
    【0011】
    流動化材料を処理するように設計された装置は、アルミナ等の多量の材料を扱うことができる。 装置は、0トン/時間から数トン/時間まで処理するように容易に構成することができる。 このことは、装置を、完全に分離すべき微細画分の量の変動およびピークについての制御ユニットとして使用することができることを意味する。 たとえば、このような状況は、たとえばアルミニウム工場における工場機器および主貯蔵所への送出に関連して、あるいはアルミナ生産プラントから船積みする際に起り得る。
    【0012】
    0.5m 2の活性ゾーン(高い流動化速度のゾーン)を有する本発明による装置を用いて試験を行ったところ、最大6トン/時間まで機能することがわかった。 必要な場合、複数の装置を直列に接続して、微細画分の所望の分離/抽出を達成することができる。
    【0013】
    代替的に、分離室の活性ゾーンは、その幅または長さを延ばすことによってサイズを増加させることができる。 装置の効果は、活性ゾーンの材料層の厚み、活性ゾーンにおける材料の滞留時間、流動化速度、および抽出率によって決まる。 種々の流動化速度で行われた試験は、微細画分が流動化速度にほぼ比例して放出されることを示している。 使用時に、本発明は、大量の処理が必要である流動化可能なマスから粉粒を連続して分離するのに特によく適すことが分かっている。
    【図面の簡単な説明】
    【0014】
    【図1】本発明による装置の概略図である。

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