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食品加工システムおよび、固形食品を仕分けし、秤量し、運搬し、そしてマリネート処理するための対応する方法

申请号 JP2015544474 申请日 2013-11-29 公开(公告)号 JP2015536664A 公开(公告)日 2015-12-24
申请人 キャビンプラント・インターナショナル・アクティーゼルスカブCabinplant International A/S; キャビンプラント・インターナショナル・アクティーゼルスカブCabinplant International A/S; 发明人 ハンセン,ヘニング・インゲマン;
摘要 本発明は固形食品を仕分けし、秤量し、運搬しそしてマリネート処理するための 食品加工 システムに関する。食品加工システムは、バルクの固形食品を受け入れるための受け入れ部分(14)および固形食品のバッチを選択的に放出するための放出部分(24)をもつ秤量システムを含んでなる。食品加工システムは更に、固形食品のバッチを受け入れるための入り口をもつマリネートレセプタクル(34)を含んでなる。食品加工システムは更に、マリネートレセプタクルに一定量のマリネート液を供給するための供給チューブ(36)および固形食品のバッチとその量のマリネート液とを撹拌するための撹拌機を含んでなる。食品加工システムはその量のマリネート液と一緒に固形食品のバッチを放出するための出口(40)および固形食品のバッチとその量のマリネート液とを 包装 容器に包装するための包装ステーションを有する。【選択図】図1
权利要求

固形食品を仕分けし、秤量し、運搬しそしてマリネート処理するための食品加工システムであって、前記食品加工システムが、 バルクの固形食品を受け入れるための受け入れ部分および前記固形食品のバッチを選択的に放出するための放出部分を有する秤量システムと、 マリネートレセプタクルであって、 前記固形食品の前記バッチを選択的に受け容れるための入り口と、 前記マリネートレセプタクルに一定量のマリネート液を供給するための供給チューブと、 前記マリネートレセプタクル内で、前記バッチの前記固形食品と前記の量のマリネート液とを撹拌するための撹拌機と、および 前記の量のマリネート液と一緒に前記バッチの前記固形食品を放出するための出口と: を含んでなる、前記マリネートレセプタクルと、並びに 前記バッチの前記固形食品および前記の量の前記のマリネート液を個々の包装容器中に包装するための包装ステーションと、 を含んでなる、食品加工システム。前記食品加工システムが第1の複数のマリネートレセプタクルを含んでなる、請求項1に記載の食品加工システム。前記第1の複数のレセプタクルが2〜100個のレセプタクル、好適には3〜10個のレセプタクル、より好適には4個のレセプタクルのような4〜6個のレセプタクルを含んでなる、請求項2に記載の食品加工システム。前記食品加工システムが、前記バッチの前記固形食品を一時的に貯蔵するために、前記秤量システムの前記放出部分と前記マリネートレセプタクルの前記入り口との間に配置された第2の複数の一時貯蔵容器(bin)を含んでなり、ここで該第2の複数の一時貯蔵容器が好適には、前記の第1の複数のレセプタクルに対応する、請求項2または3のいずれかに記載の食品加工システム。前記バッチの重量が10g〜10kg間、好適には100g〜5kg間、より好適には200g〜2kg間、例えば10g〜100g、100g〜500g、500g〜1kg、1kg〜2kg、2kg〜5kg、5kg〜10kg間の範囲にある、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記食品加工システムが前記秤量システムおよび前記マリネートレセプタクルを制御するための制御ユニットを含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記固形食品が家禽肉、魚または豚肉の切れのような肉製品を含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記マリネートレセプタクルが回転ドラムを含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。マリネート液の前記の量が前記固形食品の前記バッチに対応する、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記マリネートレセプタクルが丸い底部を含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記撹拌機が前記バッチの前記固形食品と相互作用(interacting with)するための1本以上の回転撹拌棒を含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記撹拌機を前記マリネートレセプタクルから引っ込めることができる、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記包装ステーションが前記包装物上にラベルを貼る手はずになっており、ここで前記ラベルが好適には、前記秤量システムにより測定された通りの前記バッチの前記固形食品の重量および/または前記の量のマリネート液の重量および/または前記バッチの前記固形食品と前記の量の前記マリネート液との総重量、を示す、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。前記秤量システムが多頭秤量機を構成する、前記請求項のいずれか1項に記載の食品加工システム。固形食品を秤量し、運搬しそしてマリネート処理する方法であって、該方法が食品加工システムを提供する方法を含んでなり、前記食品加工システムが、 受け入れ部分および放出部分を有する秤量システムと、 入り口、供給チューブ、撹拌機および出口、を含んでなるマリネートレセプタクルと、並びに 包装ステーションと を含んでなり、 前記方法が、 前記秤量システムの前記受け入れ部分において、バルクの固形食品を受け入れる工程と、 前記秤量システムの前記放出部分において、前記固形食品のバッチを前記マリネートレセプタクルの前記入り口中に選択的に放出する工程と、 前記供給チューブを使用して、一定量のマリネート液を各前記のレセプタクル中に供給する工程と、 前記撹拌機を使用して、前記マリネートレセプタクル内で、前記バッチの前記固形食品と前記の量のマリネート液とを撹拌する工程と、そして 前記の量のマリネート液と一緒に、前記バッチの前記固形食品を、前記の出口を通して、前記包装ステーションにより供給される個々の包装容器中に放出する工程: を含んでなる、該方法。

说明书全文

本発明は、食品加工システムおよび、固形食品を仕分けし、秤量し、運搬しそしてマリネート処理するための対応する方法に関する。

マリネート処理は肉、豚肉、鶏肉、魚等の切れのような固形食品が、調理される前に味を付けた酸性液中に浸けられる周知の方法である。その液体は一般にマリネート液として知られている。マリネート液は典型的には、少なくとも一部は固形食品中に吸収されると考えられ、これが、よりジューシーで、より香りの良い最終製品をもたらす。個人的使用者にとり、マリネート処理は、数時間から数日間までマリネート液中に完全に浸漬された固形食品を保存することにより実施されることができる。マリネート液が固形食品に均一に浸透するためには、食品の外面全体がマリネート液に暴露されることが重要である。個人的な使用者に対するマリネート処理装置の一つの例は、肉の繊維中へのマリネート液の「吸収(take up)」を加速する回転タンブラーにつき記載している特許文献1に記載されている(特許文献1参照)。

マリネート処理はまた、産業的に実施される。それは大量の固形食品をマリネート処理することができる先行技術の装置の幾つかの例に従う:特許文献2は、マリネート処理された製品を給排する(pumping)方法および装置に関する(特許文献2参照)。その方法は、肉製品がマリネート処理される前に秤量されることを教示している。特許文献3は真空移動装置に関する(特許文献3参照)。分割ホッパーが真空室から製品を受け取り、前以て決められた重量の製品を分配する。特許文献4は食品のマリネート処理法およびその装置に関する(特許文献4参照)。マリネート処理される食品の重量はマリネート処理室内で測定される。特許文献5はマリネート処理された肉および家禽製品の製法に関する(特許文献5参照)。製品はマリネート処理の前にバッチで秤量される。特許文献6は動物の部分(parts)のインラインのバッチ形成に関する(特許部分6参照)。屠殺された動物の屠殺動物の部分を加工し、それぞれ1種以上の屠殺動物の部分を含むバッチを形成する設備が記載されている。

食品産業においては典型的に、サイズ、色彩または重量のような、様々な物理的特徴に従って、あるいはまたこれらのあらゆる組み合わせにより、食品または製品を、高速でまたは高い処理量で仕分けする必要がある。産業的には、家禽の切れのような包装食品はしばしば、その包装容器中に含まれる肉切れの数に拘わらず、ほぼ等重量の包装物に包装される。従って、食品の多数の包装物は、2個以上の個々の製品を含む、すなわち包装物は通常、少なくとも2個の製品を含む。鶏の胸肉の包装物のような幾つかの製品包装物は、典型的には、各包装物中に2〜3切れを含むが、その包装物がすべてほぼ同重量を有する限り、同一包装物内には、その数が4〜5切れのような、より多数であるかも知れない。

従って、固形食品を仕分けし、そして秤量する一般的概念は先行技術で知られている。出願者自身の国際出願特許文献7において、秤量装置は、送り込み部分(infeed)から秤量システムへの製品材料の一部分の制御された運搬のための投与機構を有する秤量装置が示される(特許文献7参照)。投与機構は、製品の材料を運搬するための開放トラフ内に配置された、螺線型の棒として形成された、モーター駆動運搬スクリューを含んでなる。

先行技術において、固形食品は典型的にはバルクでマリネート処理され、その後に、仕 分け、秤量、そして包装される。しかし、製品の仕分けおよび秤量の前に、固形食品をマリネート処理する方法に伴う幾つかの課題が存在する。

マリネート液は典型的には幾らか粘性の液体である。従って、マリネート液が固形食品を一緒にくっつかせると考えられるため、マリネート処理してある固形食品を分離し、仕分けすることは非常に困難である。従って、仕分けおよび秤量システムの精度が被害を受け、そして従って、幾つかの包装物は過大量のまたは過少量の製品材料を含むと考えられる。従って、固形食品がマリネート処理される前に、実質的に乾燥した状態の固形食品を仕分けする方法が必要である。

更に、固形食品がマリネート処理された後に、マリネート処理された固形食品を仕分けし、秤量する他の欠点は、固形食品の測定重量が固形食品の重量プラス、固形食品に付随するマリネート液の重量に等しいと考えられる事実である。従って、消費者はマリネート液に対して固形食品と同一価格を支払わなければならないと考えられる。マリネート液は固形食品と異なる価格をもつ可能性があるので、これは何人かの消費者にとっては不公平であると考えられる可能性がある。従って、最終的製品に対し、より正確な価格を確立するために、マリネート処理の前に固形食品を秤量することができることは好都合であろうと考えられる。

従って、仕分けおよび秤量された後に、固形食品をマリネート処理させる方法およびシステムを提供することが本発明に従う目的である。本発明に従う方法が、装置自体のどんな実際の変更をも伴わずに、既存の秤量装置中で実施されることができることは、本発明に従う具体的な特徴である。

秤量および仕分けシステムがマリネート処理された固形食品と接触しないことは、本発明に従う具体的な利点である。従って、秤量および仕分けシステムは、マリネート液に触れないままであり、従って、比較的清潔で、衛生的に維持されることができる。

米国特許第2009/0169290号明細書

米国特許第5,980,963号明細書

米国特許第2010/00149号明細書

米国特許第6,242,025号明細書

米国特許第5,429,831号明細書

米国特許第2011/0105001号明細書

国際出願WO2006/092148A1

固形食品を仕分けし、秤量し、運搬し、そしてマリネート処理するための食品加工システムにより、現在の、および好適な実施態様の、以下の詳細な説明から明白になると考えられる多数の他の目的、利点および特徴と一緒に、前記の必要、前記の目的、前記の特徴および前記の利点が、本発明の第1の相様の教訓に従って得られ、 ここで該食品加工システムが、 バルクの固形食品を受け入れるための受け入れ部分および、固形食品のバッチを選択的に放出するための放出部分を有する秤量システム、 固形食品のバッチを選択的に受け入れるための入り口、マリネートレセプタクルに一定量のマリネート液を供給するための供給チューブ、マリネートレセプタクル内で、固形食品のバッチとその量のマリネート液とを撹拌するための撹拌機、およびその量のマリネート液と一緒に固形食品のバッチを放出するための出口: を含んでなるマリネートレセプタクル、並びに 固形食品のバッチとその量のマリネート液とを個々の包装容器中に包装するための包装ステーション、 を含んでなる。

肉製品のような固形食品はマリネート処理に適するにちがいない。仕分けは、本発明に関しては、バルクの固形食品を固形食品の個々の切れまたは固形食品の他の適当な量に分割することを意味すると理解されなければならない。秤量は、固形食品の特定のバッチまたは分量の重量の測定を含むと理解される。運搬は、あらゆる水平または垂直方向への固形食品の運搬を含む。マリネート処理は、マリネート液が固形食品上に実質的に均一に適用される処理方法である。

秤量システムの受け入れ部分は、バルクの固形食品、すなわち大量の未仕分けおよび未包装固形食品を受け入れる。秤量システムは、固形食品を個々の分量(charge)またはバッチに仕分け、秤量する。個々のバッチは、ほぼ同一の重量をもつかまたは、それらがすべて異なる重量をもつことができる。食品の1バッチの典型的な重量は、意図される容器(recipient)に応じて、数10g〜数kgまでの範囲内にあることができる。1分量(one charge)が1包装容器中に包装されると考えられる。次に、包装物はスーパーマーケット、レストランまたは類似の販売地点のような消費者にもたらされる。その分量はその後、秤量システムからマリネートレセプタクル中に放出される。食品のバッチの重量は、制御ユニット内のデジタルメモリー内に保存されることができる。

マリネートレセプタクルは1バッチの固形食品を受け入れるディメンションを持たなければならない。そのバッチはすでに秤量されており、従ってマリネートレセプタクル内で再度、固形食品のバッチを秤量する必要はない。固形食品のバッチ重量を追跡するために制御システムが使用される。マリネートレセプタクルは典型的には上方に開放され、それが食品のバッチを受け入れるための入り口を形成する。マリネート液の量は、固形食品のバッチの導入前、その直後、またはその後に、供給チューブを介してマリネートレセプタクル中に供給することができる。供給チューブは、マリネート液のキャニスターまたはタンクに連結することができる。

撹拌機は、固形食品のバッチ表面上に実質的に均一にマリネート液を適用し、そして少なくとも幾らかのマリネート液を固形食品のバッチ中に侵入させるために、固形食品と物理的に相互作用するあらゆる装置であることができる。マリネートレセプタクル内での適切な時間後に、固形食品のバッチおよびその量のマリネート液が、出口を通って包装ステーション中に放出される。

包装ステーションは、両方とも包装容器中に直接受け取られる、バッチの固形食品とその量のマリネート液とを受け取るための包装容器を提供する。この方法においては、固形食品のマリネート処理されたバッチを運搬または操作する必要がなく、そしてマリネートレセプタクルの下流領域が衛生的方法でマリネート液に触れないまま残される。マリネート処理が包装容器内で継続するように、すべてのマリネート液が包装容器内に含まれることができる。包装容器はその後、真空にされ、封止されることができる。

更なる実施態様に従うと、該食品加工システムは第1の複数のマリネートレセプタクルを含んでなる。秤量および包装の工程は典型的には、マリネート処理工程より早急に実施することができる。従って、固形食品のバッチが第1のマリネートレセプタクル中に放出された後に、固形食品のバッチが第1のマリネートレセプタクル内でマリネート処理されている間に、更なる量の固形食品が更なるマリネートレセプタクル中に放出されることができるように、該システムは複数のマリネートレセプタクルを含むことができる。この方法で、新規バッチの固形食品を放出する前に、第1のマリネートレセプタクルが終結されるまで秤量システムは待機する必要がなく、新規バッチを他の、空のマリネートレセプタ クル中に放出することができるために、秤量システムはより効率的であると考えられる。秤量システムに、固形食品のバッチを異なるレセプタクル中に放出させるために、該システムは運搬システムを含まなければならない。

更なる実施態様に従うと、第1の複数のレセプタクルは2〜100個のレセプタクル、好適には3〜10個のレセプタクル、より好適には4〜6個のレセプタクル、例えば4個のレセプタクルを含んでなる。前記の数は、早急で、柔軟なシステムを達成するために適切である。この方法で、マリネート処理工程は秤量工程より4倍まで長い時間を採ることができる。

更なる実施態様に従うと、該食品加工システムは、固形食品のバッチを一時的に保存するために、秤量システムの放出部分とマリネートレセプタクルの入り口との間に配置される第2の複数の一時貯蔵容器を含んでなり、その第2の複数の一時貯蔵容器が好適には、第1の複数のレセプタクルに対応する。マリネートレセプタクルを同調して操作させるために、該食品加工システムは、固形食品のバッチを一時的に保存するための多数の一時貯蔵容器を含むことができる。この方法で、該秤量システムはマリネートレセプタクル中に直接ではなく、それぞれの一時貯蔵容器中に、固形食品の多数のバッチを放出することができる。第2の複数の一時貯蔵容器が充填されている間に、マリネートレセプタクルは固形食品材料の前回のバッチをマリネート処理すると考えられる。固形食品の前回のバッチがマリネート処理され、それぞれの包装容器中に空けられた時に、一時貯蔵容器はそれぞれのマリネートレセプタクルの入り口中に同時に空けられる。マリネート工程がより長い時間を必要とするほど、より多数の一時貯蔵容器が提供されるように、必要なマリネート処理時間により第2の複数のマリネートレセプタクルの数が決定されなければならない。マリネートレセプタクルの数は好適には、一時貯蔵容器を、同調して操作することができるマリネートレセプタクル中に同調して空けることができるように、一時貯蔵容器の数に対応しなければならない。

更なる実施態様に従うと、前記バッチの重量は10g〜10kg、好適には100g〜5kg、より好適には200g〜2kgの間、例えば10g〜100g、100g〜500g、500g〜1kg、1kg〜2kg、2kg〜5kg、5kg〜10kgの間の範囲にある。固形食品のバッチの重量は好適には、固形食品の少なくとも1ポーションに対応しなければならない。10kgを超える非常に大きな包装物は、このような包装物が取り扱いが困難なために、回避しなければならない。通常の「家族用」サイズは典型的には、約1kgである。

更なる実施態様に従うと、該加工システムは秤量システムとマリネートレセプタクルを制御するための制御ユニットを含んでなる。制御ユニットは、システム、例えば秤量システムおよびマリネートレセプタクル、の操作を制御するために使用することができる。制御システムは例えば、固形食品の放出および撹拌を制御することができる。制御システムはまた、固形食品のバッチの重量およびマリネートレセプタクル中に射出されるマリネート液の量を保存するためのデジタルメモリーを含むことができる。

更なる実施態様に従うと、固形食品は、肉製品、例えば家禽、牛肉、魚または豚肉の切れを含んでなる。マリネート処理されるのに適当な肉製品は家禽、牛肉、魚および豚肉を含む。これらの肉製品の味および全体的調理経験がマリネート処理から利益を得ると考えられる。

更なる実施態様に従うと、マリネートレセプタクルは回転ドラムを含んでなる。マリネートレセプタクルは回転ドラムであることができる。次に、撹拌機は固形食品と相互作用するために回転ドラム内部上にフィンまたは棒を含んでなる。

更なる実施態様に従うと、マリネート液の量は固形食品のバッチに対応する。固形食品のバッチの重量は秤量システムから知られるので、食品のバッチをマリネート処理するために要するマリネート液の量は標準のレシピーから誘導することができる。マリネート液の量の重量も同様に誘導することができ、固形食品のバッチの重量と一緒にデジタルメモリー中に保存されることができる。

更なる実施態様に従うと、マリネートレセプタクルは、丸い底部を含んでなる。固形食品のバッチを劣化させる可能性がある過多量の摩擦を発生せずに、固形食品のバッチに、マリネートレセプタクルの内部を移動させるために、マリネートレセプタクルの底部を丸くすることができる。更に、マリネートレセプタクルは、容易に洗浄し易いように、ステンレス鋼のような金属で製造することができる。

更なる実施態様に従うと、撹拌機は固形食品のバッチと相互作用するための1本以上の回転撹拌棒を含んでなる。固形食品のバッチがマリネート液で覆われ、そしてマリネート液を、少なくとも一部は固形食品のバッチ中に侵入させるために、レセプタクル内で、固形食品のバッチを動かすために、撹拌棒は相互に対して回転することができる。

更なる実施態様に従うと、撹拌機はマリネートレセプタクルから引っ込めることができる。マリネートレセプタクルの出口は、レセプタクルの底部に配置された開口部を含んでなることができる。出口は通常、重により固形食品のバッチを放出するために開くドアまたはシャッターにより覆われることができる。あらゆる固形食品が、撹拌機上に固定され、または撹拌機とマリネートレセプタクルの内壁との間に圧搾されてマリネートレセプタクル内に残留することを防止するために、撹拌機は、シャッターが開いて固形食品のバッチを放出する前に、マリネートレセプタクルから引っ込めることができる。

更なる実施態様に従うと、包装ステーションは包装物上にラベルを貼るようになっており、そのラベルが好適には、秤量システムにより測定された固形食品のバッチ重量および/またはその量のマリネート液の重量および/または固形食品のバッチとその量のマリネート液の総重量を示す。

製品の重量を消費者に知らせるために、包装ステーションは包装物上にラベルを貼るようにすることができる。固形食品のバッチのそれぞれの重量並びにその量のマリネート液の重量および/または容量は、それぞれの秤量システムおよび供給チューブ(例えば、供給チューブの内部の流量計)を介して誘導することができる。この方法で、包装物は固形食品の重量およびマリネート液の重量双方を貼ることができる。製品の総重量は固形食品とマリネート液の重量を合計することにより誘導することができることは明白である。従って、消費者は製品の「乾燥重量」がどのくらいかの完全な情報をもち、そして固形食品に対してkg当りのより高い価格、そしてマリネート液に対してより低い価格、あるいはその反対を指定することにより、より競合的な方法で製品の総合価格を確立することができる。

更なる実施態様に従うと、秤量システムは多頭秤量機を構成する。様々な重量の固形食品をほぼ同等な重量をもつ包装物中に確実に組み合わせることができるために、多頭秤量機を使用することができる。多頭秤量機の原理は先行技術で知られている。食品の個々の切れが、5〜50基、好適には8〜20基のような多数の秤量システム間にランダムに分配される。秤量システムは典型的にはレセプタクルの形態をもつ。次に、コンピューターを使用して、標的の重量に到達するためのもっとも好適な組み合わせのレセプタクルを計算し、次に、レセプタクル内に含まれる食品がレセプタクルを出て、共通の包装容器内に収まるように、選択されたレセプタクルが空けられる。それにより多数の組み合わせが実 行可能であるように、各レセプタクル内に含まれる製品の重量をできるだけ低く保持することが必要である。

本発明のおよび好適な実施態様の以下の詳細な説明から明白であると考えられる多数の他の目的、利点および特徴と一緒に、前記の必要、前記の目的、前記の特徴および前記の利点が、固形食品を秤量し、運搬し、そしてマリネート処理する方法による本発明の第2の様相の教訓に従って得られ、ここでその方法が、食品加工システムを提供する方法を含んでなり、その食品加工システムが、 受けいれ部分および放出部分を有する秤量システム、 入り口、供給チューブ、撹拌機および出口を含んでなるマリネートレセプタクル、 および 包装ステーション、 を含んでなり、 その方法が、 秤量システムの受け入れ部分においてバルクの固形食品を受け入れ、 秤量システムの放出部分において、マリネートレセプタクルの入り口中に固形食品のバッチを選択的に放出し、 供給チューブを使用して一定量のマリネート液を各レセプタクル中に供給し、 撹拌機を使用して、マリネートレセプタクル内で、固形食品のバッチとその量のマリネート液とを撹拌し、そして 固形食品のバッチを前記の量のマリネート液と一緒に、出口を通して包装ステーションにより供給される個々の包装容器中に放出する、 工程:を含んでなる。

本発明の第1の相様に従うすべての実施態様は同様に、本発明の第2の相様に適用できることは当業者により推定される。従って、第2の相様に従う方法は更に、第1の相様に従うシステムのあらゆる特徴を含んでなることができる。

図1は本発明の第1の実施態様に従う食品加工システムを示す。

図2は本発明に従う食品加工システムの一時貯蔵容器中への固形食品の受け入れを示す。

図3は、本発明に従う食品加工システムのマリネートレセプタクル中への固形食品の受け入れを示す。

図4は本発明に従う食品加工システムのマリネート受レセプタクル内の固形食品のマリネート処理工程を示す。

図5は本発明に従う食品加工システムの撹拌機の格納を示す。

図6は本発明に従う食品加工システムの包装ステーション中へのマリネート処理された固形食品の放出を示す。

図7は本発明の代わりの実施態様に従う食品加工システムを示す。

図面の詳細な説明

図1は本発明に従う食品加工システム10の斜視図を示す。食品加工システム10は多 頭秤量機12を含んでなる。多頭秤量機12はバルクの固形食品(図示されていない)を受け入れるための受け入れ部分14を含んでなり、すなわち、固形食品は大量の個々の食品、典型的には、鶏肉、牛肉、豚肉、魚等のような肉製品、を含んでなる。固形食品は受け入れ部分14からトレー16の一つの中に運搬される。トレー16は受け入れ部分14の周囲に円周状に配置されている。各トレー16は蓋20の方向に外側向きに固形食品を運搬するための運搬スクリュー18を含んでなる。蓋20はトレー16から秤量計22中への固形食品の放出を制御する。秤量計22は秤量計22中に存在する固形食品の重量を測定する。固形食品はシュート24中に選択的に放出されて、投与機構(dosing mechanism)26中に回収されることができる。

食品加工システム10の操作は制御ユニット28により制御される。制御ユニット28は、前以て決められた目標の重量に合致する組み合わせを見いだすために、異なる秤量計28における固形食品の重量と前記に測定された重量とを組み合わせる。一緒に合わせて、前以て決められた目標の重量にもっとも良く合致する秤量計22の内容物が、固形食品の1回量またはバッチを形成し、そしてシュート26および投与機構(dosing mechanism)26中に放出される。制御ユニット28は投与機構中に存在する固形食品のバッチの重量を保存するためのデジタルメモリーを含む。

投与機構26中に存在する固形食品のバッチまたは1回量は、その後、一時貯蔵容器30の一つ中に落下される。一時貯蔵容器30は固形食品の前回のバッチをマリネート処理中、固形食品の次回のバッチを一時的に保存するために使用される。一時貯蔵容器30は運搬機構32により移動可能である。本実施態様においては、4回分までの分量の固形食品が保存され得るように、4個の一時貯蔵容器30が使用される。一時貯蔵容器30の下方には、4つのマリネートレセプタクル34が配置されている。固形食品は一定容量または一定量のマリネート液(図示されていない)と一緒に、一時貯蔵容器30からマリネートレセプタクル34中に放出される。

マリネート液はタンク38と連絡している供給チューブ36を介してマリネートレセプタクル中に供給される。マリネート液の量はすべてのバッチに対して標準化することができるか、またはその量はレシピから誘導され、そして固形食品のバッチの重量に従って変動することができる。マリネートレセプタクル34は固形食品のマリネート処理を実施する。マリネート処理の詳細は更に以下に詳述される。マリネートレセプタクルは、マリネートレセプタクル34から包装ステーション44中にマリネート処理された固形食品42’を放出するためのシャッター40を含んでなる。

包装ステーション44において、マリネート処理された固形食品42’は包装容器46中に導入される。マリネートレセプタクル34および包装ステーション44は双方とも制御ユニット28により制御される。包装ステーション44は好適には、固形食品のバッチの重量および/またはマリネート液の量の重量および/または固形食品のバッチとマリネート液の量の総重量、を含むラベルを貼るラベル貼りステーション(図示されていない)を含む。固形食品と接触する一時貯蔵容器30およびマリネートレセプタクル34は典型的には、鋼のような金属でできている。包装容器はプラスチックでできている可能性があり、封印される前に真空化されることができる。

図2Aは食品加工システム10の下部の斜視図を示す。固形食品42をマリネート処理する第1の工程において、各一時貯蔵容器30が一つの対応するマリネートレセプタクル34の上方に配置されるように、一時貯蔵容器30は一番右側にある。固形食品42の一つのバッチは以下に更に説明されるように、投与機構26から各一時貯蔵容器30中に放出されていた。前記のように、その後すべての4つの一時貯蔵容器30が充填されることができるように、一時貯蔵容器30は運搬機構32により水平方向に移動可能である。

固形食品42の1バッチが最後の一時貯蔵容器30中に導入された時に、すべての一時貯蔵容器30が1バッチの固形食品を含むように、一時貯蔵容器30の数はマリネートレセプタクル34の数に対応し、そして一時貯蔵容器30は一つの対応するマリネートレセプタクル30の上方に配列されると考えられる。各マリネートレセプタクル34は固形食品42の1分量を受け入れるために上方に開けた入り口48をもつ。

図2Bはマリネートレセプタクル34の内部の斜視図を示す。固形食品が一時貯蔵容器30中に回収されると同時に、ある量のマリネート液50が、矢印により示されるようにノズル52を介してマリネートレセプタクル34中に導入される。

ノズル52は前記のように供給チューブ36と連絡する。マリネート液50の量は、特定のマリネートレセプタクル34のすぐ上に配置された一時貯蔵容器30、すなわち特定のマリネートレセプタクル34に対して意図される固形食品を含む一時貯蔵容器30、中に保存される固形食品のバッチに対応しなければならない。

マリネートレセプタクル34は更に、マリネートレセプタクル34の円形のカバー56に従って相互に回転することができる1組の2本の円筒形の棒54を含む。マリネート液はまた、固形食品と一緒に、またはそれがマリネートレセプタクル34中に侵入した直後に供給されることができることに注意しなければならない。マリネートレセプタクル34の底部は、マリネート液50をマリネートレセプタクル34中に止めるために現段階で閉鎖されているシャッター40を含んでなる。

図3Aは食品加工システム10の下部の斜視図を示す。固形食品42をマリネート処理する第2の工程において、すべての4バッチの固形食品42が、一時貯蔵容器30から対応する入り口48を介して対応するマリネートレセプタクル34中に同時に放出される。一時貯蔵容器30は、この目的のために底部にドアをもつ。一時貯蔵容器34は、固形食品を近距離のみに落下させるために、マリネートレセプタクル34に隣接して配置しなければならない。

図3Bはマリネートレセプタクル34の内部の斜視図を示す。固形食品42はマリネートレセプタクル34の底部に保存され、少なくとも一部はマリネート液50中に浸漬されると考えられる。

図4Aは食品加工システム10の下部の斜視図を示す。固形食品42をマリネート処理する第3の工程において、すべてのバッチの固形食品42が対応するマリネートレセプタクル34中に配置される。一時貯蔵容器30は運搬機構32により図中の初期の一番左側の位置に戻り、第1の一時貯蔵容器34中に新規バッチの固形食品42を導入するために投与機構26が使用される。同時に、マリネートレセプタクル34内に配置された固形食品42のバッチがマリネート処理されている。

図4Bはマリネートレセプタクル34の内部の斜視図を示す。マリネートレセプタクル34内でバッチの固形食品42をマリネート処理するために、混練等により、マリネート液50を撹拌し、固形食品42を撹拌するために矢印により示されるように、棒54が、カバー56に沿って相互を回転される。この方法で、マリネート液50は固形食品42上に実質的に均一に適用され、そして幾らかのマリネート液50は固形食品42中に侵入すると考えられる。シャッター40は好適には、摩擦を減少するために丸い底部を形成する。

図5Aは食品加工システム10’の下部の斜視図を示す。固形食品42をマリネート処 理する第4工程において、すべての回数分量の固形食品42’が対応するマリネートレセプタクル34中に留まる。一時貯蔵容器30は運搬機構32により図の右側方向に段階的に移動され、そして投与機構26が各々の次の一時貯蔵容器34中に固形食品42’の新バッチを連続的に導入する。

図5Bはマリネートレセプタクル34の内部の斜視図を示す。第4工程において、固形食品42のマリネート処理が終結されるように思われる時に、マリネート液50と一緒に、マリネート処理された固形食品42’を放出するためにマリネートレセプタクル34を準備するために、アクチュエータ58により、各マリネートレセプタクル34から棒54が引き抜かれる。棒54とカバー56との間、そしてカバー56とレセプタクル34の壁との間の接合面は、実質的に液体密閉されなければならない。マリネート処理された固形食品42’はマリネート液50と一緒にマリネートレセプタクル34の閉鎖シャッター40の場所に存在する。

図6Aは食品加工システム10の下部の斜視図を示す。食品加工システム10’は固形食品42のマリネート処理の最終段階にあり、一時貯蔵容器30は、各一時貯蔵容器30がそれぞれのマリネートレセプタクル34の上方に配置される最終的位置にほとんど復帰している。マリネート処理された固形食品42を、すべてのマリネート液50と一緒に、包装容器46中に同時に放出するために、各マリネートレセプタクル34のシャッター40が開放される。

図6Bはマリネートレセプタクル34の内部の斜視図を示す。マリネートアセンブリーのシャッター40は好適には、圧縮空気動力により下方に開く2枚の蓋を含んでなる。マリネート処理された固形食品42が過剰なマリネート液50と一緒に包装容器46中に放出された時は、レセプタクルが固形食品の新バッチおよび一定量のマリネート液を受けることができるために、シャッターは再度、液体に対して密閉される。その後、棒54はアクチュエータ58によりマリネートレセプタクル34中に戻される。

図7は食品加工システムの代わりの実施態様10’を示す。代わりの態様は前記のような多頭秤量機12を含む。しかし、一時貯蔵容器は省略されている。その代わりに、マリネートレセプタクル34’が回転テーブル60上に取り付けられている。マリネートレセプタクル34’は矢印に従って回転テーブル60の周囲を回転される。回転テーブルの右手側から侵入する空のマリネートレセプタクル34’は、回転テーブル60内の供給チューブを介して、マリネート液により充填される。棒(図示されていない)は以前の実施態様と同様に、マリネートレセプタクル34’中に導入されている。

続いて、投与機構28が、投与機構28の直下に配置された1個のマリネートレセプタクル34’中に固形食品42の1バッチを放出する。マリネートレセプタクル34’中の固形食品42のバッチは、マリネートレセプタクル34’が回転テーブル60’の周囲を段階的に回転する間、棒により撹拌される。マリネート処理が終結されるとおもわれる時、マリネートレセプタクル34’のシャッター40が開放されて、マリネート処理された固形食品の分量に、マリネートレセプタクル34’を出て包装ステーション44’中に侵入させる。その後、シャッター40は再度閉鎖される。包装ステーション44’はマリネートレセプタクル34’の下方に配置されている。包装ステーションにおいて、マリネート処理された固形食品42’は前記の態様と同様に、包装容器46中に導入される。

本発明は食品加工システムの特定の実施態様に関して前記に説明されたが、もちろん、当業者により多数の修正が推測され、そして当業者により容易に認知可能なそれらの修正は結果的に、付記の請求の範囲内に規定されるように、本発明の一部であると解釈されることができると推定される。

部品のリスト 10. 食品加工システム 12. 多頭秤量機 14. 受け入れ部分 16. トレー 18. 運搬スクリュー 20. 蓋 22. 秤量計 24. シュート 26. 投与機構 28. 制御ユニット 30. 一時貯蔵容器 32. 運搬機構 34. マリネートレセプタクル 36. 供給チューブ 38. タンク 40. シャッター 42. 固形食品 44. 包装ステーション 46. 包装容器 48. 入り口 50. マリネート液 52. ノズル 54. 棒 56. カバー 58. アクチュエータ 60. 回転テーブル

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