食品を製造するための装置および方法

申请号 JP2014096815 申请日 2014-05-08 公开(公告)号 JP2014220814A 公开(公告)日 2014-11-20
申请人 アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウントツェーオー.カーゲー; Albert Handtmann Maschinenfabrik Gmbh & Co Kg; アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー; 发明人 WOLFGANG SCHRADER; LOTHAR MILLER;
摘要 【課題】リアルタイムでの確実かつ迅速なデータ伝送が簡便な、食品を製造するための2つのデバイス間でのデータ伝送のための改良方法および改良装置を提供する。【解決手段】食品を製造するプロセスに関与する様々なデバイス、特に充填ラインに関与するデバイス間でプロセス・データを伝送するための方法であって、2つのデバイス間でのデータ通信は、第1のデバイスの少なくとも1つの送信機と第2のデバイスの少なくとも1つの受信機との間、および/または第2のデバイスの少なくとも1つの送信機と第1のデバイスの少なくとも1つの受信機との間で排他的に行われる。【選択図】なし
权利要求
  • 食品を製造するプロセスに関与する様々なデバイス(2、3、8)、特に充填ライン(1)のデバイス間でプロセス・データを伝送するための方法において、
    2つのデバイス(2、3)の間のデータ通信は、第1のデバイス(2)の少なくとも1つの送信機(4、4a)と第2のデバイス(3)の少なくとも1つの受信機(5、5a)との間で、それぞれ、排他的に行われ、および/または 前記第2のデバイス(3)の少なくとも1つの送信機(5、5b)と前記第1のデバイスの少なくとも1つの受信機(4、4b)との間で排他的に行われる、方法。
  • 前記第2のデバイス(3)の前記受信機(5)が前記第1のデバイス(2)の前記送信機(4)からデータを受信し、しかし第3のまたは追加のデバイス(8)の受信機(10、10a)はこのプロセス・データを、特に低い信号レベルのため受信できず、特に、前記第3のまたは追加のデバイス(8)の前記受信機(10a)はそれぞれ1つの送信機とのみ通信を行うように、前記第1のデバイス(2)の前記送信機(4、4a)が、前記第2のデバイス(3)の前記対応する受信機(5、5a)と排他的に通信をする、請求項1に記載の方法。
  • 対応する送信機(4、4a)、特に送信アンテナは、対応する受信機(5、5a)、特に受信機アンテナに対して位置合わせされる、請求項1または2に記載の方法。
  • 前記送信機(4)の前記受信機(5)に対する正確なアライメントは、前記デバイス(2、3)の間の機械的連結(11)によって維持される、請求項3に記載の方法。
  • 前記第2のデバイスの前記対応する受信機(5、5a)だけが、無線信号の電力が特に100mW未満である信号を受信するように、前記第1のデバイス(2)の前記送信機(4)の送信電力が調整される、請求項1〜4の少なくとも一項に記載の方法。
  • 前記送信機(4、4a)と前記対応する受信機(5、5a)との間の距離lは、1cm〜1mの範囲内にあることを特徴とする請求項1〜5の少なくとも一項に記載の方法。
  • デバイス(2、3、8)の複数のペアを、同一の周波数範囲、特に同一の無線チャネルで作動させることができる、請求項1〜6の少なくとも一項に記載の方法。
  • 複数のデバイス(2、3、8)がひと続きに配置されており、ひと続きの最初のデバイス(2)と最後のデバイス(8)との間の少なくとも1つのデバイス(3)は、そのデバイスの前記受信機(5)によって、直前のデバイス(2)の送信機(4)からデータを受信し、送信機(9)によって次のデバイス(8)にデータを送る、請求項1〜7の少なくとも一項に記載の方法。
  • 前記送信機(4、9)と前記受信機(5、10)との間の伝送路(20)は外側からシールドされる、請求項1〜8の少なくとも一項に記載の方法。
  • 少なくとも前記第1のデバイス(2)と少なくとも前記第2のデバイス(3)のそれぞれは、それぞれの場合での送信が1回に単一方向にのみ可能となるような、組み合わされた送信機/受信機デバイス(4)を有すること、または、少なくとも前記第1のデバイス(2)と少なくとも前記第2のデバイス(3)のそれぞれは、1回に二方向で前記2つのデバイス間でのデータのフロー(20a、b)が可能となるような送信機(4a、4b)と受信機(5a、5b)とを有する、請求項1〜9の少なくとも一項に記載の方法。
  • 前記データは、電磁波、特に電波または光波によって伝送される、請求項1〜10の少なくとも一項に記載の方法。
  • 特に請求項1〜11の少なくとも一項に記載の方法を実施するための、少なくとも1つの送信機(4、4a)を備える第1のデバイス(2)と少なくとも1つの受信機(5、5a)を備える第2のデバイス(3)とを有する複数のデバイス(2、3、8)を有する、食品を製造するための装置(1)であって、
    前記デバイス(2、3)の間でのデータ通信は、前記第1のデバイス(2)の少なくとも1つの送信機(4、4a)と前記第2のデバイス(3)の少なくとも1つの受信機(5、5a)との間で排他的に行われ、および/または 前記第2のデバイス(3)の少なくとも1つの送信機(5、5b)と前記第1のデバイス(2)の少なくとも1つの受信機(4、4b)との間で排他的に行われる、装置(1)。
  • 前記送信機(4、4a)は、前記対応する受信機(5、5a)に対して位置合わせされ、特に、前記2つのデバイス(2、3)は、機械的連結デバイス(6)を有する、請求項12に記載の装置。
  • 前記2つの通信するデバイスの前記送信機(4、4a)と前記受信機(5)との間の距離lは、1cmと1mの間である、請求項12および13の少なくとも一項に記載の装置。
  • 前記デバイス間の伝送路(20)の周りに配置されるシールド(6)を備える、請求項12〜14の少なくとも一項に記載の装置。
  • 前記送信機および/または前記受信機は、アンテナ、特に指向性アンテナとして設計され、あるいは、送信機としての発光ダイオードもしくはレーザダイオードと受信機としての受光器、たとえばPINダイオードとを有する光カプラとして設計される、請求項12〜15の少なくとも一項に記載の装置。
  • 複数のデバイス(2、3、8)をひと続きで備え、2つの隣接するデバイスの各組が互いに通信し、それにより情報を1つのデバイスから中間のデバイスによってもう1つのデバイスへ送ることができる、請求項12〜16の少なくとも一項に記載の装置。
  • 说明书全文

    本発明は、食品、特に食肉製品およびソーセージ製品を製造するプロセスに関与する様々なデバイス、特に、たとえば、イーサネットベースのフィールドバス・システムでの充填ラインに関与するデバイス間でプロセス・データを伝送するための方法および装置に関する。

    食品の製造、特に、食肉製品とソーセージ製品の製造においては、製造ラインに複数の独立したデバイスがあり、それらそれぞれのデバイスの機能が互いに協働しなければならない。 現在まで、イーサネットベースのフィールドバス・システムでのプロセス・データの伝送には、通常のケーブルおよびコネクタが使用されている。 厳しい環境で使用される機械の場合、ケーブルやコネクタが機能不全、停止および故障の原因となることが多い。

    電気的なプラグイン・コネクタの場合、コネクタ・ピンおよび付随するソケット接点は、プラグイン・コネクタが噛み合っていない状態のとき、特に、機械的な損傷、汚染および腐食を受けやすい。 市場で入手できるほとんどのプラグイン・コネクタの場合、これらのコネクタが噛み合っていない状態のとき、や洗浄用薬品でさえプラグイン・コネクタを通ってケーブルに入り込む可能性があり、腐食により永久的な損傷となる。 コネクタ・ピンまたはソケット接点それぞれからのケーブルへの移動は、同様に様々な物質による酸化の高いリスクを伴う傾向がある。 このことは、高い接触抵抗およびリーク電流の原因となる。

    ケーブルによるプロセス・データの伝送の代替として、WLANまたはBluetoothによるデータ伝送が現在使用されている。

    図7は対応する解決法を示す。 既存の規格は無線伝送に使用されている。 その周波数帯域は、2.4または5または60GHzの範囲内であり、たとえば、WLAN 802.11XまたはBluetooth 3.0+HSである。

    一般に、WLANはアクセス・ポイントと複数のパティシパントとを含み、図7から特に明らかなように、利用可能な帯域幅を共有する。 それにより、個々のデバイスA、B、Cは、対応するアクセス・ポイント/ルータと通信する。 ここでは、故障検出、衝突認識およびアービトレーション・メカニズムが必要となる。 このことは、一時的な挙動の推定を困難にして、応答時間を予測不能なものにする。 Bluetoothは同様の能を提供するが、同様の欠点も有する。

    しかし、この解決法でさえ、ケーブル接続と比較して相対的に遅く、特に、電波干渉を受けやすいという欠点を有する。 さらに、複数の送信機の場合は特に、受信機を所望の送信機に合わせて調整しなければならないという欠点があり、構成にかなりの労力を必要とし、エラーの原因となる。 使用可能な無線周波数は少ない。 複数の送信機と受信機がある範囲内で作動すると、隣接する送信機のために機能不全が発生する。 帯域幅は他のデバイスと共有されなければならない。 利用可能な帯域幅が十分でなければ、デバイスを同時に作動させることは不可能である。 適切な無線チャネルが選択されて調整されなければならない。 同様に、伝送容量の一時的な割当も一因となり、その結果、チャネルが空くのを待つ必要であり、さらには、受信に干渉がある場合、送信を繰り返すことに時間がかかる。 新たな機能不全が生じたときのチャネルの変更もまた時間がかかる。 さらに、この方法は確定的ではない。 送信の成功にどのくらい時間がかかるのかを予測することができない。 全体的に見ると、プロセス・データの伝送をリアルタイムに実施することができない。

    上記より、本発明の目的は、特に、食品を製造するための2つのデバイス間でのデータ伝送のための改良方法および改良装置を提供することであり、これによりリアルタイムでの確実かつ迅速なデータ伝送が簡便な手法で可能となる。

    かかる目的は、本発明の請求項1および12の特徴によって達成される。

    食品を製造するプロセスに関与する様々なデバイス、特に充填ラインに関与するデバイス間でプロセス・データを伝送するための本発明に係る方法の場合、2つのデバイス間でのデータ通信は、有利には、第1のデバイスの送信機と第2のデバイスの受信機との間、および/または第2のデバイスの送信機と第1のデバイスの受信機との間で排他的に行われる。 その際、伝送路はこれらデバイス間に配置される。

    このことは、パティシパントの数を2つに減らすことを意味する。 このようにして、全帯域幅は2つのパティシパントに利用可能となり得る。 それにより、コンスタントな無線チャネルの再アービトレーションが省かれる。 無線リンクの使用可能性が高められ、反応時間も短縮される。 このことは、確実な伝送をリアルタイムで可能にする。 このことは、対応するデバイスのデータはアクセス・ポイントまたはルータによって伝送されるのではなく、デバイス間で直接的に通信が行われることを意味する。

    デバイスが、複数の送信機およびそれらに対向する対応する受信機を有することもまた可能である。

    したがって、本発明によれば、第2のデバイスの受信機が第1のデバイスからのデータを受信するが、第3のまたは追加のデバイスの受信機は、特に低信号レベルのため、このプロセス・データを受信することができないように、第1のデバイスの送信機が、対応する第2のデバイスの受信機と排他的に通信する。 特に第2のデバイスまたは追加のデバイスの送信機はまた、それぞれ1つだけの受信機とのみ通信する。 第3のまたは追加のデバイスの受信機も同様に、それぞれ1つの送信機とのみ通信する。

    それぞれのデバイスの送信機からのデータは、特定の受信機のみが受信することができ、他のデバイスの受信機は受信することができないので、同一のチャネルをデバイスの様々なペアに使用することができるという利点がある。

    本発明の場合、送信機をそれぞれ対応する受信機に対して位置合わせするときに特に有利である。 その際、指向性アンテナを送信機として使用することが好ましく、および/または受信機としても使用することが好ましい。 対応する指向性アンテナが使用されるとき、信号強度を削減することが可能であり、単純なやり方で、対応する信号が追加の受信機によって受信されないことを確実にするのができる。

    受信機に対する送信機の正確なアライメントを維持するために、デバイス間で機械的な連結が使用される。

    第1のデバイスの送信機の送信電力は、第2のデバイスの受信機のみが信号を受信するように調整することが可能であり、無線信号の電力は特に、100mW未満である。 このことはまた、追加の送信機/受信機のペアにも適用する。

    送信機とそれに対応する受信機との間の距離lおよび好ましくは他の送信機と他の受信機との間の距離lも、0〜1mの範囲内にあるのが好ましい。 一方で、デバイス同士の比較的近い配置により、信号強度を削減することができるため、データ伝送を、無線リンクのポイントツーポイントの形態で2つのデバイス間でのみで確実に行うことができる。

    したがって、本発明により、デバイスの複数のペアは同一の周波数範囲、特に同一の無線チャネルで作動させることができる。 機能不全は見込まれない。

    複数のデバイスがひと続きに配置されるとき、ひと続きの最初のデバイスと最後のデバイスの間の少なくとも1つのデバイスは、そのデバイスの受信機によって直前のデバイスの送信機からデータを受信することができ、送信機によって、次のデバイスにデータを送ることができる。 したがって、ひと続きのデバイスを通してデータまたはメッセージをプッシュすることができる。 すなわち、関与するデバイスは単純に続けてメッセージを受け手に送信する。

    そうすることで、全帯域幅が各ペアで利用可能である。 選択されたチャネルは常に空いており、伝送は常に直ちにかつ理想的に行うことができ、機能不全は発生せず、データ損失もない。 したがって、繰り返される伝送の結果としての時間のロスもない。 受信機サイドでの単純なエラー訂正で十分である。 十分な場の強度を有する1つの送信機のみが受信されるので、受け手を指定する必要はない。

    送信機と受信機の間の伝送路がシールドされていれば特に有利である。 このことは、環境の影響および他の無線ネットワークの結果としての機能不全を防ぐことを可能にする。 さらに、任意のエラー訂正およびエラー情報の繰り返される伝送の結果としての遅延が回避される。 したがって、無線リンクの使用可能性は改善され、反応時間は短縮される。

    本発明によれば、少なくとも第1のデバイスと少なくとも第2のデバイスのそれぞれは、それぞれの場合での送信が1回に単一方向にのみ可能となるような、組み合わされた送信機/受信機デバイスを有することができる。 また、少なくとも第1のデバイスと少なくとも第2のデバイスのそれぞれは、二方向で両方のデバイス間でのデータの同時フロー(二重操作)が可能となるような送信機と受信機を有することもできる。 さらに、相互干渉を最小にするために、異なる周波数チャネルをこの目的のため使用することができる。

    既に説明したように、データは好ましくは電磁波によって伝送され、特に電波によって伝送される。 たとえば、現在のフィールドバスで一般的である10または100Mbit/sの伝送速度を達成するためには、選択された伝送周波数がそれに応じて高くならなければならない。 2.4または5GHzのWLAN 802.11xなどの現在の無線リンク規格は、この場合に適している。

    60GHz帯域が特に有利である。 この帯域は登録も認可もなしで、ほぼ全世界で使用することが可能であり、高い帯域幅と干渉のない伝送を提供することが可能である。 この周波数帯域では通常不利である空気による高い減衰は、この場合には有利である。 適切な指向性を有するアンテナの場合、隣接の無線リンクによる影響はほとんどないと見込まれる。

    食品を製造するための装置、特に本発明の方法を実施するための装置は、送信機を有する第1のデバイスと受信機を有する第2のデバイスとを少なくとも有しており、2つのデバイス間でのデータ通信は第1のデバイスの送信機と第2のデバイスの受信機との間、および/または第2のデバイスの送信機と第1のデバイスの受信機との間で排他的に行われる。 したがって、この装置は少なくとも2つのデバイスを有し、デバイスの送信機は追加のデバイスの受信機と排他的に通信することができ、装置の該追加のデバイスの他の受信機とは通信することができない。

    それぞれの場合において、送信機は受信機に対してに位置合わせされており、対応する送信機は指向性アンテナとして設計されるのが好ましく、および/または、受信機も指向性アンテナとして設計されてもよい。 さらに、対応する送信機と受信機が互いに正確に位置合わせされ、装置はは、正確に位置合わせされた状態を保つようにデバイスを機械的に連結するための連結デバイスを有する。

    2つの通信デバイスの送信機と受信機との間の距離Lは、1cm〜1mの間であることが有利である。

    装置は、好ましくは、たとえば金属製接地シートなどのシールドを有する。 このシールドはデバイス間の伝送路の周りに配置される。

    既に説明したように、送信機および/または受信機は、アンテナとして設計することが可能であるが、送信機としてのフォトダイオードもしくはレーザダイオードと受信機としての受光器とを有する光カプラとして設計してもよい。 周波数範囲は、好ましくはコヒーレント光である、400〜1000nmの波長範囲である。

    装置が、複数のデバイスをひと続きで備えるときは、デバイスの各ペアは互いに通信することが可能であり、情報を一方のデバイスから中間のデバイスによって他方のデバイスに送信することができる。 したがって、2つより多いデバイスが互いに通信する場合、それぞれのデバイス間で独立した接続を確立することができる。 関与するデバイスは、単純に、メッセージを受け手に送る。 デバイスは、同時に、伝送路をシールドする役目を担う。

    以下、下記の図面を参照して本発明をより詳細に説明する。

    充填ラインの場合での本発明に係る装置の大まかな概略図である。

    本発明の実施形態の大まかな概略図である。

    シールドを有する図2で示した実施形態の大まかな概略図である。

    関与するデバイスを2つより多く有するさらなる実施形態の大まかな概略図である。

    二重操作に適したさらなる実施形態の大まかな概略図である。

    本発明に係るさらなる実施形態を示す図である。

    従来技術によるWLANネットワークの大まかな概略図である。

    図1は、複数のデバイス2、3、8を有する充填ラインの概略図である。 ここで充填機械2は、たとえば、第1のデバイスとして提供される。 充填機械は、既知の方式でホッパ12を有しており、たとえばソーセージ肉などのペースト状の塊がホッパ12に充填され、運搬手段(ここでは図示されていない)によって充填チューブ13を通してソーセージ・ケーシングに吐出される。 充填機械2は、輸送方向TRの下流に配置された輸送デバイス3を有しており、このデバイスは、たとえば、2本の循環コンベヤ・ベルト15a、bを有しており、そのベルトの間を充填されたひと続きのソーセージが輸送される。 また、輸送デバイス3は、充填されたひと続きのソーセージが、ねじ切り点を作るためにねじ切りユニット17によって回転させられたときに、ひと続きのソーセージがねじれてしまうことを防ぐことができる。 それにより、輸送デバイス3は、本発明に係る追加の第2のデバイスを表す。

    また、2つのソーセージ部分の間でクリップを位置決めするためのクリッパ16もまた、このラインの第2のデバイス内に配置してもよい。 最終的に、ハンガ8もまた、当該特定の例においては配置され、フック19上の個別のソーセージやソーセージ部分を取り上げてさらに輸送することができ、これは第3のデバイスを表す。

    図1に示すレイアウトは単なる例に過ぎない。 充填ラインはまた、異なるシーケンスで異なる付属装置を有する異なるレイアウトを有してもよい。 それぞれのデバイスは、プロセス・データを一方のデバイスから他方のデバイスに送信するため、それぞれ、受信機に対応する送信機を備える。 ここで、充填機械2は第1の送信機4を有し、輸送デバイス3は受信機5を有する。 このようにして、充填機械は、データを第1の送信機4から第2の送信機5へとデータ伝送路20によって送信することができる。 輸送デバイス3はまた第1の送信機9を有し、ハンガ8は第1の受信機10を有し、その結果、データもまた輸送デバイスからハンガへ伝送路20によって送ることができる。

    (ゼロから数センチメートルの範囲でのずれで)互いに対向する方向に配向された送信機と受信機が、互いに位置合わせされた状態が保てるように、3つのデバイス2、3および8はまたシーケンスにおいて、機械的連結デバイス11によって互いにそれぞれ機械的に連結される。

    以下、本発明に係るデータ伝送を図2を参照してより詳細に説明する。

    図2は、たとえば充填機械2と輸送デバイス3など、互いに通信する2つのデバイス2と3を示す。 デバイス2とデバイス3の両方はそれぞれ、制御ユニットならびに送信機および受信機を有する。 装置は2.4〜60GHzの周波数範囲で作動する。 この場合、組み合わされた送信機デバイスと受信機デバイス4、5は、特に指向性アンテナの形態で提供される。 アンテナは互いに直接対向して位置合わせされ、1cm〜1mの範囲内で狭い間隔を有する。 正確なアライメントおよび小規模の伝送路20によって、100mW未満の低い送信電力のみ必要となる。 互いに通信するパティシパントの数が、それぞれの場合に2つにまで削減され、アンテナは共に近くに配置され、指向性のあるアンテナが使用されるので、全帯域幅をパティシパントどちらにも利用可能とすることができる。 このことは、コンスタントな無線チャネルの再アービトレーションを無くし、無線リンクの使用可能性を高め、反応時間を短縮する。 図7に示される周知のネットワークと対比して、図2にはアクセス・ポイントもルータもない。

    割り当てられた受信機が十分に高い信号を受信し、同時に追加のデバイスまたは隣接するデバイスの受信機が、その受信機にとっては小さすぎてプロセス・データが受信できないような大変に低い信号のみしか受信しないように、送信電力およびアンテナの指向は選択される。 デバイス間のアンテナの配置のために、デバイスのハウジングはアンテナをシールドする。 ここでは、たとえば60GHzにおける電磁波の低い範囲によって利点がもたらされる。

    機能不全および外部影響に対して伝送路をさらに保護するために、シールド6が設けられてもよく、好ましくは、図3に示したように伝送路20の周りに設けられる。 アンテナはまたシールド内に置かれる。 たとえば、金属シートはシールドとして使用される。 図6を参照して示されているように、シールド6は接地している。 このことは、環境の影響や他の無線ネットワークによる機能不全を最小限にすることができる。 このようにして、エラー訂正およびエラー情報パケットの繰り返される伝送の結果としての遅延を回避することができる。 したがって、無線リンクの使用可能性が改善され、反応時間が短縮される。

    一般に、このことは、第3のデバイス8の受信機10がもはや送信機4の無線信号を受信できないため、充填機械2が伝送路20によって輸送デバイス3とデータの交換ができるが、たとえばデバイス8とは直接通信できないことを意味している。

    したがって、デバイスの複数のペアはまた、同一の無線チャネルで互いに同時にかつ独立に作動することができる。 互いが平行に配置された複数の充填ラインはまた、同一の無線チャネルを使用してもよい。 その際、全帯域幅が各ペアで利用可能である。 選択されたチャネルは常に空いており、伝送は常に直ちに理想的に送信されることができ、機能不全は発生せず、したがってデータ損失も発生しない。 また、繰り返される伝送の結果としての時間のロスもない。 必要であれば、エラー訂正を実施することができ、受信機サイドでの単純なエラー訂正で十分である。

    送信の場合に、デバイス2から送信されるすべてのデータが正確にデバイス3に到着することを確実にする様々な方法がある。

    デバイス3はまず、機能不全の結果としてデータが失われた、または壊れたかどうかを検出しなければならない。 デバイス3がエラーを検出したとき、デバイス2から再度データを要求することができる。 この方法は、データが正確に送信されるまでに要求が何回必要になるのかを予測することが可能ではないので、リアルタイム送信に十分には適していない。 したがって、そのために必要となる時間を予測することも可能ではない。 ここで記載した方法のように、伝送路が大変に信頼でき、機能不全になりにくいときは、送信機のデータが、たとえば、エラー訂正のための追加の重複情報により補完されれば、それで十分である。 したがって、受信機は、データの再送を要求することはせずに、受信した壊れたデータの定義された部分を再構成することができる。 このようにして、送信に追加の時間は必要としない。

    十分な場の強度を有する1つの送信機のみが、各受信機によって受信されるので、受け手を指定する必要もない。 リアルタイムでの送信が可能である。

    図1に示して、図4と組み合わせてより詳細に説明したように、複数のデバイスが互いに通信するとき、デバイス間でそれぞれの場合において独立な接続を確立することができる。 そのとき、関与するデバイスは、単純に、中間のデバイスによってメッセージを受け手に送る。 図4は3つのデバイス2、3および8の概略図を示す。 情報が次に充填機械2からハンガ8に送られることになる場合、対応するデータを、送信機4と受信機5によって第2のデバイス、この特定の実施形態では輸送デバイス3に転送し、この第2のデバイスから送信機9によって第3のデバイス、この場合はハンガの受信機10に転送することができる。 同様にして、ハンガ8は充填機械2と通信することができる。 したがって、このことは、装置が複数のデバイスをひと続きに有し、隣接するデバイスの各ペアが、そのように互いに通信するときに、情報が1つのデバイスから中間のデバイスによって次のデバイスへと送られることを意味する。

    先の図面では、共通のアンテナを有している組み合わされた送信機/受信機デバイス4、5、9、10が示されている。 そのとき、送信は1回に単一方向のみに可能である。 代替として、図5に示すように、2つの伝送路20a、bを使用してもよい。 そのとき、両方向でのデータの同時フローが可能である。 また、相互干渉を最小にするために、様々な周波数チャネルを使用してもよい。 デバイス間の無線リンクはまた、同一の周波数で行うこともできるが、自動調整式のものまで含め調整可能となるように設計されてもよい。

    先の実施形態の場合、データ伝送は電磁波信号によって説明された。 しかし、データ伝送は同様に、光波、特に400nm〜1000nmの波長範囲でのコヒーレント光によっても同様に可能である。 その際、対応するレーザダイオードはそのとき、送信機4、9として使用され、対応する受光器、たとえばフォトトランジスタまたはPINダイオードは、受信機として使用される。

    以下、本発明に係る方法を図1〜5を参照してより詳細に説明する。 ソーセージの製造において、充填機械2のメインコントローラはプロセス・データを生成し、特に輸送デバイス3とハンガ8についてのプロセス・データを生成する。 充填機械2と輸送デバイス3との間のデータ通信は送信機4と受信機5との間で排他的に行われる。 受信機5はデータを送信機4からしか受信することができない。 同時に、受信機5だけが送信機4からデータを受信することができる。 追加のデバイス間に配置されている送信機と受信機9、10は、低い信号レベルのため、対応する無線信号を受信することができない。 全伝送容量は、送信機と受信機4、5で利用可能である。 受け手を指定することは必ずしも必要ではない。 そのとき、デバイス3は、たとえばプロセス・データに従って、コンベヤ・ベルト15a、bとクリッパを作動させることができる。 ハンガ8に関するプロセス・データはまた、送信機4によって受信機5に送られる。 次いで、受信機5から受信した対応するデータは、対応する制御ユニット、この場合は送信機9によって直接送られ、今度は送信機9が、受信機10によってのみ受信可能である適切なデータを送る。 そのとき、ハンガ8は、受信機10によって受信したプロセス・データによって適切に作動することができる。

    図4と共に説明したように、送信機と受信機は、2つのデバイス間での送信が1回に1方向のみ可能であるように構成することができ、または、図5と共に説明したように、二重操作、たとえば両方向でのデータの同時フローが可能であるように送信機と受信機を配置してもよい。

    そのとき、第2のデバイスの対応する受信機9によって受信されたデータはまた、対応する送信機5、5aによって充填機械に戻されて、対応するラインと対応する制御ユニットを経由して対応する受信機4、4aに戻される。 機械的連結手段11は、対応するアンテナ同士が確実に常に互いに対向して正確に位置合わせされた状態にする。 ここで、第2のデバイス3のハウジングは、デバイス3と8の間の伝送路20およびデバイス3と2の間の伝送路20をシールドして、デバイスを互いにシールドする。 しかし、さらに、対応するシールドがまた、伝送路20の周りに設けられてもよい。

    先の実施形態により、2つのデバイス間でのデータ伝送が、第1のデバイスの送信機と第2のデバイスの受信機との間、および/または第2のデバイスの送信機と第1のデバイスの受信機との間で排他的に行われているので、それぞれの場合において、各方向において伝送路が1つしかなかった。 図6から特に明らかなように、デバイスは複数の送信機を有してもよく、したがって対向する方向に配向された受信機を有してもよい。 そのとき、適切なシールド6が設けられるのが好ましい。 そのとき、好ましくは、2つのデバイス間の複数の送信機は、異なるチャネルで送信しなければならない。 大変良好なシールドの場合、必要であれば同一チャネルを使用することができる。 先の実施形態でのように、別個の送信機と受信機か、送信機/受信機の組合せかが使用されてもよい。 しかし、図2から5に示した実施形態における場合、2つのデバイス間でそれぞれの方向で1つの伝送路のみが選択されることが好ましい。

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