特にジェットコースタ等のインタラクティブなアミューズメント乗り物

申请号 JP2018517363 申请日 2016-06-07 公开(公告)号 JP2018531085A 公开(公告)日 2018-10-25
申请人 マック ライズ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー; Mack Rides GmbH & Co.KG; 发明人 シュラーデ ステファン;
摘要 【課題】 乗客のチーム行動を促進する。 【解決手段】 インタラクティブな乗り物、特にジェットコースタの車両(10)のために、制御ボタン(13)および表示ユニット(14)を備えた、各乗客に割り当てられた制御パネル(12)が提案される。すべての制御パネル(12)の制御ボタン(13)及び、必要な場合には表示ユニット(14)が送信機(16)を介して無線送信又はケーブルで評価及び制御ユニット(17)に接続され、評価及び制御ユニット(17)は、すべての乗客の反応時間を検出し、これらの平均値である集団的反応時間を算出する。そして集団的反応時間の経過後に、車両(10)のスタートのための 信号 が生成される。この乗り物では、車両の全乗客の相互作用に依存する。 【選択図】図3
权利要求

好ましくは閉じた線路と、前記線路上をガイドされ、駆動され、複数の乗客のための座席(11)を有する少なくとも1つの車両(10)を有するインタラクティブな乗り物、特にジェットコースタであって、 前記車両(10)の各々の乗客には、制御ボタン(13)と表示ユニット(14)とが設けられた制御パネル(12)が割り当てられ、前記線路の始めには、視覚的及び/又は音響的なスタート信号を生成する信号ユニット(19)を有するスタート台が設けられ、 すべての制御パネル(12)の制御ボタン(13)及び、必要な場合には表示ユニット(14)が送信機(16)を介して評価及び制御ユニット(17)に接続され、前記評価及び制御ユニット(17)は、すべての乗客の反応時間を検出し、これらの平均値である集団的反応時間を算出し、前記集団的反応時間は、好ましくは、前記表示ユニットによって表示され、前記集団的反応時間の経過後に、前記車両(10)のスタートのための信号が生成されることを特徴とするインタラクティブな乗り物。前記評価及び制御ユニット(17)は、前記集団的反応時間(t)からスタート時点及び/又は車両速度に影響を与えるブーストファクタ(B)を算出し、前記ブーストファクタ(B)は、前記表示ユニット(14)によって前記集団的反応時間に追加して表示され、反応時間0は、ブーストファクタ100%に、許容反応時間aは、ブーストファクタ0%に対応することを特徴とする請求項1に記載の乗り物。前記ブーストファクタに基づいてスタ—ト時点が遅らさせ、及び/又は車両速度が減速されることを特徴とする請求項1に記載の乗り物。前記ブーストファクタ(B)と前記集団的反応時間(t)との間には、 B(%)=100(1−t/a) で示される線形な関係を有することを特徴とする請求項3に記載の乗り物。スタート信号がトリガされた後に、計時が開始され、 前記スタート信号がトリガされる前に、プレ信号が生成され、このプレ信号により、前記制御ボタン(13)によって前記プレ信号と前記スタート信号との間に生成されたパルスが反応時間の算出の際に無視され、好ましくは、算出された反応時間を高くするように、すべての乗客の制御ボタン(13)は、起動されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の乗り物。すべての乗客の算出された反応時間とブーストファクタの他に、個々の乗客の個人反応時間と個人ブーストファクタが前記評価及び制御ユニット(17)によって算出され、走行全体の間、ディスプレイ(17a)によって表示されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の乗り物。前記制御パネル(12)は、前記反応時間を量的に表示する表示ユニット(14)に追加して、算出した反応時間を質的な視覚的表示をする信号ランプ(15)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の乗り物。固有のスタート台を有する複数の線路が、互いに小さな距離で配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の乗り物。前記線路の途中に、固有の駆動ユニットを有する加速線路が配置され、前記駆動ユニットは、乗客が前記制御ボタンにより影響を与えることができるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の乗り物。前記車両の駆動装置(18)は、リニアモータとして構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の乗り物。乗客によって生成された信号は、無線通信又は電線により前記評価及び制御ユニット(17)へ送信されることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の乗り物。前記評価及び制御ユニット(17)には、前記ブーストファクタ又は前記集団的反応時間に基づいて光学的又は音響的効果を引き起こすエフェクタジェネレータ(20)が接続されていることを特徴とする請求項2乃至請求項11の何れか一項に記載の乗り物。前記乗り物は、前記反応時間を集める手段を有し、前記反応時間を集める手段は、前記車両(10)が前記線路上を少なくとも1回走行した後に集められた前記反応時間からランクリストを作成するためのものであることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の乗り物。前記線路の少なくとも一部のブーストファクタ(B)が、前記車両(10)が前記少なくとも一部の走行中に前記評価及び制御ユニット(17)によって算出可能であることを特徴とする請求項2乃至請求項13の何れか一項に記載の乗り物。

说明书全文

本発明は、請求項1のプリアンブルに示されたタイプのインタラクティブな乗り物、特にジェットコースタに関する。

ジェットコースタは、通常、それ自体で閉じられた線路上を、いくつかの乗客用の座席を備えた車両が、重または駆動機構のいずれかによって移動されるように構成されている。

乗り心地を向上させ、魅力を高めるために、乗客が積極的に走行に介入することができるインタラクティブな乗り物が開発されている。

例えば、特許文献1は、運転経過を個々に制御することによって乗客が互いに競争することができる娯楽装置と呼ばれる乗り物が知られている。

ここが本発明の出発点である。

DE 102 45 150 A1

この競争で乗客のチーム行動を促進するという課題が本発明の基礎である。

特許文献1に記載の乗り物では、車両内の各乗客には、制御ボタンを有する別個の制御パネルが割り当てられ、乗客が走行プロセスに影響を及ぼすことができる。さらに、乗客がその制御の効果を観察することができるディスプレイユニットが設けられている。走行データの検出に必要なのは、線路の最初に配置され、スタートするための視覚的及び/又は音響的スタート信号を生成する信号ユニットを有するスタート台である。

本発明の基本的な考え方によれば、乗客は、一緒にチームとして可能な限り早期に車両のスタートを可能にするべきであるということである。

このアイデアを実現するために、車両のすべての制御パネルの制御ボタン及び、必要な場合には表示ユニットが送信機を介して評価及び制御ユニットに接続され、評価及び制御ユニットは、すべての乗客の反応時間を検出し、これらの平均値である集団的反応時間を算出し、集団的反応時間は、好ましくは、表示ユニットによって表示され、集団的反応時間の経過後に、車両のスタートのための信号が生成される。

請求項2に対応する提案では、評価及び制御ユニットは、集団的反応時間tからブーストファクタBを算出し、ブーストファクタBは、反応時間が0のとき、100%に、許容反応時間aのとき、0%に達する。

請求項3によれば、前記ブーストファクタに基づいてスタ—ト時点が遅らさせ、及び/又は車両速度を減速される。

請求項4に提案されているように、ブーストファクタBと集団的反応時間tとの間には、 B(%)=100(1−t/a) で示される線形な関係を有する。

各々の乗客の個々の反応時間は、スタート信号がトリガされた後に、評価及び制御ユニットによって検知される。

乗客がスタート信号の前に、制御ボタンを過度に押すことによって可能な限り短い反応時間を発生させることを回避するために、請求項5の提案によれば、スタート信号がトリガされる前に、まず、プレ信号が生成され、このプレ信号により、制御ボタンによってプレ信号とスタート信号との間に生成されたパルスが反応時間の算出の際に無視され、又は、算出された反応時間を高くするように、すべての乗客の制御ボタンは、起動される。

乗客及び外に立っている観客が各々の乗客の反応を観察できるように、請求項6の提案によれば、すべての乗客の算出した反応時間とブーストファクタの他に、個々の乗客の個人反応時間と個人ブーストファクタが評価及び制御ユニットによって算出され、走行全体の間、中央ディスプレイによって表示され得る。

本発明の提案によれば、各乗客には、集団応答時間とそこから決定されるブーストファクタ(ブースト係数)とをディスプレイ上に表示する表示ユニットが割り当てられる。請求項7に記載されているように、表示ユニットは、算出した反応時間を質的な視覚的表示をする信号ランプを更に有する。

この乗り物が複数のチームの間での競争を可能とする場合に、請求項8によれば、固有のスタート台を有する複数の線路が、互いに小さな距離で、好ましくは、平行に配置されている。

最も簡単な形態では、車両はスタート台から所定の速度で線路に送られる。さらに走行を良いものとするために、請求項9の提案では、線路の途中に、固有の動力を有する加速線路が配置され、前記駆動ユニットは、乗客が前記制御ボタン(13)により影響を与えること、特に起動することができるように構成されている。

請求項10に記載のように、車両の駆動装置は、好ましくは、リニアモータが適している。

乗客によって生成された信号は、無線通信又は電線により評価及び制御ユニット(17)へ送信される。

走行の楽しさをさらに高めるために、請求項12によれば、評価及び制御ユニットには、ブーストファクタに基づいて光学的又は音響的効果を引き起こすエフェクタジェネレータが接続されている。

請求項13では、乗り物は、反応時間を集める手段を有し、反応時間を集める手段は、車両が線路上を少なくとも1回走行した後に集められた反応時間からランクリストを作成するためのものである。これにより、乗客において、競争する感情を高めることができる。好ましくは、ランクリストは数回の乗車期間にわたって生成される。

本発明の枠組みの中では、車両を停止状態からスタートまで、ブーストファクタを算出することは、絶対に必要ではない。請求項14によれば、線路の少なくとも一部のブーストファクタが、車両がこの少なくとも一部の線路の走行中に評価及び制御ユニットによって算出可能である。好ましくは、発車セクションを通過の際にブーストファクタが算出される。特に、乗客に迅速に反応して影響を及ぼすようにするために、線路の対応するセクションに入る場合に、例えば音響信号及び/又は光信号などの信号が生成されてもよい。

乗客のチーム行動を促進できる。

8つの座席と、それらに配分された制御パネルを有する車両の概略的上面図である。

スタートボタン、表示ユニット、信号ランプを有する制御パネルの上面図である。

本発明のインタラクティブな乗り物の、シンボリックに表された信号経路を有するブロック図である。

以下、本発明の対象について模式図を用いて、以下に、詳細に説明する。

車両が乗客によってインタラクティブに制御される乗り物は、図に示されていない。好ましくは、そのような乗り物は、閉じた線路上を車両10が電動により動かされるジェットコースタである。

図1に概略的に示された車両10は、所定数の、ここでは8つの座席11を有し、各座席11に制御パネル12が割り当てられている。制御パネル12は、スタートボタン13、個々の反応時間(あなたの反応時間)及び個々のブートファクタを表示する表示ユニット14、平均反応時間の場合に「平均」と、短い反応時間の場合に「良い」と、より長い反応時間の場合に「悪い」というように反応時間を定性的に表示する信号ランプ15を有している。

図3によるブロック図に見られるように、全座席11の制御パネル12は送信機16に接続されている。送信機16は、乗客によって制御ボタン13を使用して生成された信号を、送信機16を介して評価・制御ユニット17に供給する。送信機信号の送信、例えば無線送信で、又は、例えば線路に沿って設けられた電線を用いて電気的に行われる。

本発明の提案によれば、評価及び/又は制御ユニット17は、集団的反応時間を算出するために、制御ボタンによって生成された個々のスタート信号を評価する。制御ユニットは、集団的反応時間に基づいて、スタート信号を生成する。このスタート信号は、車両を駆動する駆動装置18に供給される。集団的反応時間が短いほど、車両10は、早くスタートする。また、スタート時間に影響を及ぼす代わりに、スタートした車両14の車両速度に影響を与えることも可能である。

評価及び制御ユニット17はまた、スピーカ19a及び/又は信号機19bを介して乗客に対しての音響及び/又は視覚によるスタート信号を生成する信号ユニット19を制御する。

このような構成は、インタラクティブな走行動作を、例えば、以下のようなやり方で可能にする。

乗客が、車両10の座席11に座った後、まず、乗客は、信号機19b又はスピーカ19aの対応する音響信号によって注意が喚起される。

カウントダウンが終了した後、又は信号機19b上の光学的なスタート信号が現れた後、計時が始まる。

その瞬間から、乗客はスタートボタン13を押さなければならない。スタート信号とスタートボタン13の押下との間の時間間隔が、個々の反応時間である。

スタート信号と共にスタートボタン13をアンロックして、スタート信号の発生前にボタンを過度に押すことが効果を発揮しないようにすることが推奨される。さらに別の提案として、スタート信号の生成前にボタンを押すことは、早期開始として罰せられるようにすることもできる。

個々の反応時間は、送信機16によって、無線送信またはケーブルによって評価及び制御ユニット17に送信され、評価および制御ユニット17は、集団的反応時間を算出し、ブーストファクタを計算する。集団的反応時間0秒は、ブーストファクタ100%に対応し、システムに所定の反応時間a秒、例えば2秒は、ブーストファクタ0%に対応する。反応時間とブーストファクタとの関係は、任意に選択することができる。最も単純な場合、それは線形である。

集団的反応時間及びそこから生じるブーストファクタは、乗客及び待機者によって監視され得るディスプレイ17a上に表示される。スタート時点又はスタート速度のいずれかは、ブーストファクタによって影響を受ける可能性がある。

乗り物が80km/hのスタート速度が必要であり、最大許容スタート速度が120km/hである場合には、40km/hの最大許容ブーストが得られ、100%のブーストに対応し、最小スタート速度80km/hの場合、ブーストは0%となる。

他の実施形態として、車両の駆動装置18によって、車両は同じ速度でスタートされ、個々のスタート時点が算出された集団的反応時間に依存するようにしても良い。

図3に示す例示的な実施形態は、霧の噴、音響信号又は光信号を生成する、いわゆるエフェクトジェネレータ20が設けられている。また、エフェクトジェネレータ20は、乗客の個々の乗車結果に依存した結果に応じて、評価及び制御ユニット17によって制御される。

10…車両 11…座席 12…制御パネル 13…制御ボタン 14…表示ユニット 15…信号ランプ 16…送信機 17…評価及び制御ユニット 17a…ディスプレイ 18…車両の駆動装置(車両を加速させ、また車両を遅らせる装置) 19…信号ユニット 19a…スピーカ 19b…信号機 20…エフェクトジェネレータ

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