船、特にクルーズ船

申请号 JP2015530292 申请日 2013-09-04 公开(公告)号 JP2015527250A 公开(公告)日 2015-09-17
申请人 メイアー・ベルフト・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー.・カーゲー; 发明人 クルヒ、ティム;
摘要 少なくとも1つの露天甲板(2)と、該露天甲板(2)に隣接する構造体(4,5)とを有する船、特にクルーズ船において、露天甲板(2)上には、垂直方向に向いた風洞(3)が設けられており、該風洞には、上向きの気流によって、パラシュート降下および/または飛行体験がシミュレート可能である。風洞の上方の端部領域から流れ出る空気は、露天甲板(2)に隣接する構造体に構造的に統合された循環流路(6,16)を通って、戻される。【選択図】図1
权利要求

少なくとも1つの露天甲板(2)と、該露天甲板(2)に隣接する構造体(4,5)とを有する船、特にクルーズ船において、 前記露天甲板(2)上には、垂直方向に向いた風洞(3)が設けられており、該風洞には、上向きの気流によって、パラシュート降下および/または飛行体験がシミュレート可能であること、および、前記風洞(3)の上方の端部領域から流れ出る空気は、前記露天甲板(2)に隣接する構造体(4,5)に構造的に統合された循環流路(6,16)を通って、戻されることを特徴とする船。前記循環流路(16)は、前記隣接する構造体(4,5)に統合されたセション(6)から、平なセクション(8)では、前記露天甲板(2)の下方で、前記風洞(3)へ延びていることを特徴とする請求項1に記載の船。前記循環流路(16)は、前記風洞(3)から、前記循環流路(16)の前記上方のセクション(7)で、水平に、前記隣接する構造体(4,5)に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載の船。前記循環流路(16)の前記上方のセクション(7)および前記隣接する構造体(4,5)は、連続的な上方の境界線を形成することを特徴とする請求項3に記載の船。前記循環流路(16)は、前記風洞(3)から、両側に延びていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の船。前記風洞(3)は、前記船の船尾領域に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の船。前記風洞(3)と前記船の船尾との距離は、前記風洞(3)と前記構造体(4,5)との距離よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載の船。前記風洞(3)は、少なくとも3つの甲板に亘って延びていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の船。前記構造体(4,5)は、前記前記露天甲板(2)を5つの甲板だけ聳えていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の船。

说明书全文

本発明は、少なくとも1つの露天甲板と、該露天甲板に隣接する構造体とを有する船、特にクルーズ船に関する。

このタイプのクルーズ船は知られている。前提部分に係わる船は、特許文献1から公知である。これらの船は、屋根の付かない複数のオープンデッキを有する。これらのオープンデッキを、本願では、露天甲板と呼ぶ。このような露天甲板は、船の種々の階(Ebenen)に分布されていてもよいし、船の幅に亘って連続するセクションから構成されていてもよいし、あるいは、ここと同じように、他の構造体が隣接している露天甲板から構成されていてもよい。これらの構造体は、複数の甲板に亘って上方へ延びていてもよく、船の船室、レストランまたは他の機能領域を組み込むことができる。現代の船、特にクルーズ船では、通常は、船の1つの甲板または種々の甲板に、一連の娯楽施設が設けられている。これは、プール、太陽に晒されたエリア、テニスコート、バスケットボールコートおよび/またはランニングトラックを含む。全種類の娯楽施設は、知られている。例えば、風洞自由落下シミュレータは、特許部文献2から公知である。

DE 10 2008 061 478 A1

DE 20 2005 021 913 U1

船、特にクルーズ船に、レジャーアトラクションを統合するという課題が、本発明の基礎になっている。

上記課題の解決を、請求項1の特徴を有する船によって行なう。本発明の有利な実施の形態は、従属請求項に記載されている。

少なくとも1つの露天甲板と、該露天甲板に隣接する構造体とを有する船、特にクルーズ船において、本発明により意図されているのは、露天甲板上に、垂直方向に向いた風洞が設けられており、該風洞には、上向きの気流によって、パラシュート降下および/または飛行体験がシミュレート可能であること、および、風洞の上方の端部領域から流れ出る空気は、露天甲板に隣接する構造体に構造的に統合された循環流路を通って、戻されることである。かようにして、特別なアトラクション、つまり、「スカイダイバー」としても知られている基本的に知られた風洞は、クルーズ船に統合されている。露天甲板とは、何もないオープンデッキエリアを意味する。デッキエリアには、風洞が設置されている。風洞は自立している。風洞が透明材料で構成されていることは好ましい。それ故に、露天甲板から、風洞を見ることができ、逆に、風洞にいる人も、風洞から、露天甲板を越えて、および理想的には船を越えて海をすっかり見渡せる。

循環流路が、隣接する構造体に統合されたセクションから、露天甲板の下方では、平に、風洞へ延びていることは好ましい。更に、循環流路が、風洞から、上方のセクションで、水平に、隣接する構造体に延びていることは好ましい。この場合、本発明の好ましい実施の形態では、上方のセクションは、隣接する構造体と共に、連続的な上方の境界線に形成されている。観察者のために、この実施の形態によって、自立型の風洞が露天甲板上に生じる。循環流路は、このようには知覚されない。何故ならば、循環流路は、下方のセクションでは、露天甲板の下方にあり、かつ、垂直方向の、戻される空気では、側方の構造体に統合されているからである。露天甲板からは、風洞の上端から構造体へ延びている、循環流路の水平なセクションのみが見える。しかしながら、このセクションが、上方の境界線の、隣接する構造体への同化によって、視覚的に構造体に統合されていることは好ましく、従って、セクションは、妨害要素としては知覚されない。

好ましい実施の形態では、循環流路は、風洞から両側に延びている。循環流路が船の長手方向軸線に対し鏡面対称的に形成されていることは好ましい。従って、風洞が2つの構造体の間の中央に設けられている。循環流路は、風洞から始まって、2つの異なった構造体に延びており、かつ、構造体を通って戻される。しかしながら、風洞が片側にのみ形成されていることも考えられる。基本的には、風洞は、船のほぼ任意の位置に設けられていてもよい。例えば、空洞は、船の中央位置にまたは船の片側に設けられていてもよい。好ましい実施の形態では、風洞は、船尾の部領域に設けられており、かつ、循環流路は、船の一側に形成されている。

風洞は、好ましくは長手方向軸上に、かつ好ましくは船の船尾領域に設けられている。従って、本発明の好ましい実施の形態では、風洞は、船の長手方向軸上に、船尾領域に自立式に設けられている。風洞にいる人は、従って、船の船尾を越えて海を見る。風洞と船の船尾との距離が、風洞と構造体との距離よりも小さいことは好ましい。側方の構造体、特に、船尾領域の構造体は、少なくとも船室および循環流路を有する。更に、これらの構造体には、なお少なくとも1つの階段室が設けられているのは好ましい。風洞が、少なくとも3つの甲板に亘って、特に4つの甲板に亘って延びていることは好ましい。構造体が露天甲板を5つ甲板だけ聳えていることは好ましい。ここでは、風洞は、4つの甲板に亘って形成されており、第5の甲板の階で、循環流路の水平なセクションは、風洞の上端から構造体へ延びている。

以下、図面に示した好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。個々の略図において、

風洞および隣接する構造体の水平断面図を示す。

風洞および隣接する構造体を有する船尾領域の平面断面図を示す。

若干異なる実施の形態の、図2に似た図を示す。

風洞と、構造体と、循環流路の上方のセクションとを有する、船の船尾領域の、その斜視図を示す。

図1には、船1の、本発明により形成された部分の、その横断面が示されている。露天甲板2には、中央に、風洞3が位置している。風洞は、両側で、構造体4および5によって囲まれている。ここでは、甲板9,10,11,12,13,14および15が、横断面で示されている。露天甲板2は、甲板10の高さに位置している。風洞は、垂直に、甲板10,11,12および13に及ぶ。循環流路16は、3つのセクション6,7および8から構成されている。循環流路のセクション6は、構造体4,5に統合されており、かつ、空気を、上から下への垂直方向に導く。循環流路16のセクション7は、空気を、上方の風洞3から、水平方向に、循環流路16のセクション6へ導く。循環流路16のセクション7は、上方領域で、船1の構造体4および5と面一に境をなす。循環流路16の垂直なセクション6には、下方領域で、循環流路16の水平なセクション8が接続している。このセクションは、露天甲板2の下方で、特に、甲板10上の露天甲板2の下方の甲板9で、循環空気を、構造体4および5から風洞3へ戻す。

図2には、船1の船尾領域における平面断面図が示されている。風洞3は、露天甲板2上で、構造体4と5の間に自立式に設けられている。風洞3は、ここでは、船の長手方向軸線上で、船尾領域に設けられている。露天甲板に聳え立つ構造体4および5は、風洞3から間隔をあけて設けられている。構造体4および5には、循環流路16の垂直なセクション6が統合されている。更に、構造体には、船室17および階段室18が統合されている。全体として、循環流路、特に循環流路のセクション6は、構造体4と5に統合されており、連続的な形態で組み入れられている。従って、循環流路は、別個の構成要素として現われず、構造的には、構造体4と5に組み入れられている。このことは、少なくとも、循環流路の垂直なセクション6に当てはまる。循環流路の水平なセクション8は、同様に、目に見えない。何故ならば、このセクションは、露天甲板の下方に延びているからである。循環流路の上方のセクション7は、構造体4および5を接続する支持手段または管として知覚される。風洞3は、構造体4および5よりも、船の船尾に近い。目盛り板では、ここで参照符号19が付されている点0は、船の船尾を示している。しかしながら、特には、風洞は、点19の右脇に延びているだろう、構造体4と5の間を結ぶ仮想の線に、より近い。このことによって、視覚的に、海を見渡す特に良好な視界と、風洞3が水に対し特に近くに設けられているという印象とが生じる。構造体4および5は、船の側面に、従って、右舷および左舷に設けられており、風洞3と共に、垂直線上で、船の長手方向軸線に対し横方向に位置している。

図3には、図2に似た図が示されており、ここでは、構造体4および5は、幾らか異なる形態で示されている。同一の部材には、同一の参照符号が付されている。

図4には、船尾領域10の斜視図が示されている。露天甲板2には、風洞3が設けられており、この風洞は、ここに示された構造体とわずかな間隔をあけて船尾に設けられている。風洞3は、側方の構造体4および5に結合されており、垂直なセクション6と、下方の水平なセクション8と、上方の水平なセクション7とからなる循環流路は、構造体4および5に統合されている。風洞3の上方でおよび循環流路の水平なセクションの上方では、連続的な甲板が、循環流路のこの上方のセクション7および隣接する構造体4および5の上に延在している。この連続的な甲板には、ここでは、参照符号20が付されている。

2 露天甲板 3 風洞 4 構造体 5 構造体 6 循環流路 16 循環流路

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