Free fall simulator

申请号 JP2004533571 申请日 2003-09-04 公开(公告)号 JP4302635B2 公开(公告)日 2009-07-29
申请人 イモネルImmonel; 发明人 エマニュエル、モワネル、デラランド;
摘要
权利要求
  • フリーフォールシミュレータにおいて、
    − 下側圧縮チャンバ(22)であって、
    円錐台部分(28)が上側へ延びる軸対称性円筒状の底部(26)と、
    − 前記底部(26)において開口し外部から中心に向かう構成で配置された複数の遠心ファン(24)と、
    前記円錐台部分(28)のテーパ状の上部内に配置された圧縮グリッド(30)と、
    を有する下側圧縮チャンバ(22)と、
    − 演習空間の範囲を定めかつ前記圧縮チャンバ(22)の直ぐ上側に配置された楕円柱チャンバ(36)であって、 前記底部から上端に向かって速度勾配が一様に減少する均一なリンス空気流が横切るように構成された楕円柱チャンバ(36)と、
    − シミュレータの少なくとも演習チャンバ(14)を取り囲む上部構造部であって、シミュレータの前記演習チャンバを覆うドーム(12)内で前記演習チャンバ(14)の上端部が終端し、 前記ファンの入口に向かって前記演習チャンバから出る空気の下方への循環を促すように設けられている下部構造部と、
    を備えている、フリーフォールシミュレータ。
  • 前記圧縮チャンバの内面は、均一な空気流を形成して前記演習チャンバ内で演習者の安定性を確保するように形成されている、請求項1に記載のシミュレータ。
  • 前記圧縮グリッドの近傍で前記円錐台部分の内壁に沿う空気流が分離することを回避するため、前記内壁には、圧縮チャンバ(22)の内側に向かって突出する環状曲部(32)が設けられている、請求項1に記載のシミュレータ。
  • 前記ファン(24)は、略円筒状の前記底部の壁で、一定の角度間隔をもって開口している、請求項1から3のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記下側圧縮チャンバ(22)の上部内に設けられた前記圧縮グリッド(30)は、約150Paの圧力降下を生じるように選択され、特に500mm×500mmのメッシュサイズを有するグリッドの形態を成している、請求項1から4のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記ファンの入口における空気速度が7m/s程度であり、前記ファンの出口における空気速度が40m/s程度である、請求項1から5のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバ(36)は、略発散円錐部(40)によって上方に延びる略円筒状の底部(38)を備えている、請求項1から6のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバの前記略発散円錐部の壁によって形成される垂直方向に対する角度が約6度未満である、請求項7に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバにはその底部および上端部にそれぞれ安全なネット(42,44)が取り付けられている、請求項1から8のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバには、その外周に取り外し可能に取り付けられた更なる快適ネット(43)が設けられている、請求項1から9のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバの中間部の壁は、前記ドーム内に設けられかつアクセスプラットフォーム(48)の範囲を定める閉じられたアクセスチャンバ(52)内へ開口する少なくとも1つの開口を有している、請求項1から10のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記アクセスチャンバ(52)が円筒回転体の形態を成している、請求項11に記載のシミュレータ。
  • 前記アクセスチャンバ(52)の上部は、空気流の循環を促進させるために内側に窪んだ湾曲接続形状部(54)を有している、請求項11または12に記載のシミュレータ。
  • 更なる快適ネット(43)が前記アクセスプラットフォーム(48)の高さにほぼ配置されている、請求項12から13のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 演習者を空気流の中にとどめておくことができる少なくとも1つの外周ネット(56)が、前記発散円錐部(40)の壁の延在部において、前記開口を覆うように張りめぐらされている、請求項11から14のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 演習者が前記演習チャンバにアクセスできるように、少なくとも部分的に重なり合う2つの外周ネット(56)を備えている、請求項15に記載のシミュレータ。
  • 前記円錐チャンバ(40)の内壁は踏切・制振ボーダー(58)を備えており、この踏切・制振ボーダー(58)の内面は前記円錐チャンバ(40)の前記内壁の延在部内で延びている、請求項1から16のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記楕円柱演習チャンバの上側自由端には、空気の流出を容易にするようになっている外周カラー(46)が設けられている、請求項1から17のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 速度は、前記楕円柱演習チャンバ内で、
    底部: 約70m/s
    中間部: 約50m/s
    上端部: 約45m/sの限界上昇速度近傍 となるように分配される、請求項1から18のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記圧縮グリッドおよび前記楕円柱演習チャンバの底部内に位置された前記安全ネットは、約400Paの全圧力降下を生じるように選択される、請求項1から19のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 前記上部構造部の前記ドームの内面には、空気の循環を促進させる回転体(50)の形態を成して形成された中央突出部が設けられ、前記突出部が前記楕円柱演習チャンバの回転軸上に中心付けられている、請求項1から20のいずれか一項に記載のシミュレータ。
  • 回転体の形態を成す前記中央突出部は、その側面が前記突出部の内側に向かって方向付けられた凹部をもって窪んだ略円錐形状を成している、請求項21に記載のシミュレータ。
  • 说明书全文

    本発明は、フリーフォールシミュレータ、すなわち、演習チャンバを通過するリンス空気の制御された流れの中で人を自由落下状態で釣り合わせたまま維持するための装置に関する。

    この種のフリーフォールシミュレータは、パラシュート部隊またはスポーツ熱狂者のトレーニングおよび教育を含む多くの目的で設計されてきており、また、テーマパークで用いられてきた。 無論、この種のフリーフォールシミュレータによれば、高所での航空機からのダイビング時の通常の慣行に関する責務に関連付けられた気象の不確定性およびコストの問題を全て回避することができる。

    したがって、本発明の目的は、減少する速度でリンス空気流を形成することができる改良されたフリーフォールシミュレータを提供することである。

    そのような空気流は、どんな使用者でもその体重や体格とは無関係に異なる平衡高さにおいて自分の平衡状態および自由落下形態で移動することができるように、出来る限り均一でなければならない。 使用者が自分の体の姿勢および方向を変更して自分の落下動作の方向および速度を制御する方法を効果的に学ぶことができるようにするためには、出来る限り均一なリンス空気流を演習チャンバ内に形成することが不可欠である。 無論、そのような装置は、環境保護、特に防音に関する多くの他の制約を満たさなければならない。

    これこそが、本発明が、
    > 下側圧縮チャンバであって、
    ・ その下部外周の近傍では、外部から中心に向かう構成で配置された複数の遠心ファンの出口が開口し、
    ・ そのテーパ状の上部内に圧縮グリッドが配置された、
    下側圧縮チャンバと、
    > 演習空間の範囲を定めかつ上記圧縮チャンバの直ぐ上側に配置された楕円柱チャンバであって、底部から上端に向かって速度勾配が一様に減少する均一なリンス空気流が横切るように構成された楕円柱チャンバと、
    > シミュレータの少なくとも演習チャンバを取り囲む上部構造部であって、シミュレータの上記演習チャンバを覆うドーム内で上記演習チャンバの上端部が終端し、ファン入口に向かって上記演習チャンバから出る空気の下方への循環を促すように設けられている下部構造部と、
    を備えていることを特徴とするフリーフォールシミュレータに関するものであるという理由である。

    本発明において、圧縮チャンバの内面は、演習チャンバ内で演習者の安定性を確保するために欠かせない均一な空気流を生じるように形成されなければならない。

    この圧縮チャンバの構成に関する特定数の特定の特徴は、特にこの種のフリーフォールシミュレーション装置を概略的に示す添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことにより明らかとなる。

    また、シミュレータの演習チャンバに関する更なる特徴は、以下の詳細な説明を読むことにより明らかとなる。

    本発明に係るフリーフォール(自由落下)シミュレーション装置は、演習シリンダ14自体を保護するドーム12を有する上部構造部10を備えている。

    添付図面において、上部構造部は、更衣室、衛生施設、演習チャンバ14のためのアクセス廊下を収容するように構成された付属建物16の概略的な表示によって延在している。 この延在部はドーム10の両側に同様に設けることができる。 添付図面において、ライン18は、ほぼ地面の高さを概略的に示している。

    この高さ18よりも下側において、装置は、空気を導入するための環状の機械室20および下側圧縮チャンバ22から基本的に成る構造部を備えている。

    下側圧縮チャンバ22はその下側外周の近傍に複数の開口を有しており、これらの開口を通じて、外部から中心に向かう(向心性の)構成で配置された遠心ファン24の出口が開口している。 圧縮チャンバ22のこの下側部分は、円錐台部分28によって上側へ延びる円筒回転体26の形状をほぼ成していることが有益である。

    圧縮チャンバ22内および特にそれ以降の円周チャンバ14内の両方で均質な空気流を形成するため、一定の度間隔をもってプロペラファン24を配置することが有益である。

    実際には、12個の遠心ファンを使用して環状機械室20内に一定の角度間隔をもって配置すれば十分であることが分かった。

    図示の実施形態において、圧縮チャンバ22は、7.75mの半径と7.5mの高さとを有している。 このチャンバの形状によれば、特に、できる限り均質な空気速度曲線を形成することができる。

    円錐台部分28のテーパ状の上部内に配置された圧縮グリッド30の近傍で円錐台部分28の内壁に沿う空気流が分離することを回避するため、圧縮チャンバ22の内側に向かって突出する環状曲部32を有する内壁を設けることが有益であることが分かった。 図示の実施形態において、環状曲部は1mの半径を有している。 圧縮チャンバ22の内壁のこの特徴的な形状によれば、空気流をその環状曲部32の通過後に分離させることなく、チャンネルを通して空気流を送ることができるとともに、チャンバの静的圧を動的圧力へと効果的に変換することができる。 この環状曲部は、約1mの半径を有しており、下側圧縮チャンバのコンクリート壁の構造と完全に一致する亜鉛メッキされた鋼板部品の形態を成して形成されていることが好ましい。

    室内に配置されたファンは、環状機械室20の外周に形成された開口を通じて移動する空気を導入するための、グリッドで保護された入口漏斗を有するタイプの遠心ファンから成っていても良い。 図示の装置の実施形態の状態において、この環状部分内およびファン入口における空気流速度は、7m/s未満に保たれることが好ましい。

    プロペラファンは、台座および防振ブロック上に有利に装着されている。 実際にうまく使用されたファンの特性は例えば以下の通りである。
    単位空気流速:66m /s
    ファン圧力:2,260Pa
    この種のファンからの空気流出速度は40m/s前後であることが有益である。

    環状曲部32の後に取り付けられる圧縮グリッド30は、下側圧縮チャンバ22の圧力を維持しかつこの圧縮チャンバの出口で空気速度をできる限り均一に分配するという重要な機能を有している。

    下側圧縮チャンバ22の上部内に設けられた圧縮グリッド30は、約150Paの圧力降下を生じるように形成されていることが有益である。 実際には、500mm×500mmのメッシュサイズおよび例えば約2mmのワイヤ直径を有するグリッドで十分であることが分かった。

    本発明に係る装置の下側構造部分の説明を終えるために言及しておかなければならないことは、空気の入れ替え24を常に行なうことにより、ファンの動作に起因する空気の過熱を防止するとともに、清浄な空気を定期的に供給しなければならないということである。 この目的のため、特定の実施形態において、ドーム12の上側部分は、サウンドトラップが取り付けられた少なくとも1つの新鮮空気吸気口を有している。 また、フライトシミュレータ全体の温度を制御できる複数の換気ファンにより空気の排出が行なわれる。

    また、換気ファンの出口にサウンドトラップを有利に設けることができる。

    全ての状況において、この装置には新鮮空気吸気口および排気口が設けられなければならず、また、これらの吸気口および排気口は反対に動作するように配置されなければならない。

    圧縮グリッド30の上には、演習空間の範囲を定めかつ圧縮チャンバ22の直ぐ上側に配置された楕円柱チャンバ36が設置されている。 この楕円柱チャンバ36は、底部から上端に向かって速度勾配が一様に減少する均一なリンス空気流が横切るように構成されている。

    この楕円柱演習チャンバ36は、発散円錐部40によって上方に延びる略円筒状の底部38を備えていることが有益である。

    発散円錐部40の壁によって形成される垂直方向に対する角度は約6度未満であることが有益である。

    概略的に図示された実施形態において、全体の演習高さは7m程度である。 この全体の演習高さは、中間の快適ネット43が除去されると、楕円柱演習チャンバ36の底部および上端にそれぞれ取り付けられた2つの安全なネット42,44間で延びる。

    この楕円柱演習チャンバ36の底部は、添付図面に示された装置においては、直径が3.80mでかつ高さが2mのシリンダから成る。 発散円錐部40は、8.50mの高さを有しており、垂直方向からの開き角度(開散角)が約3.6度である。 実際には、この角度により、楕円柱演習チャンバ36に沿う空気流の分離およびウォール効果を回避することができた。

    なお、これらの状況において、圧縮グリッド30からその上側約1.5mの高さに取り付けられた底部の安全ネット42は、圧縮グリッドおよび安全ネットにおいて400Pa程度の全圧力降下に寄与する。

    したがって、装置の使用者は、底部の保護ネット42と上側の保護ネットの下側約50cmの高さに配置された上昇限界部との間の約7mの高さにわたって演習することができる。

    楕円柱チャンバ36の出口での空気の流出を容易にするため、すなわち、空気を正確に再循環(再利用)させることができるように、楕円柱チャンバ36の上側自由端には、変換部品の形態を成す亜鉛メッキされた鋼板によっても形成することができる外周カラー46が設けられている。 無論、例えば亜鉛メッキされた鋼板から成る環状曲部32および外周カラー46は、安全ネット42,44および圧縮グリッド30と共に、流体の流出を乱す虞がある任意の固定装置を使用することなく設置される。

    図示の実施形態において、速度は、楕円柱演習チャンバ36内で以下のように分配される。
    底部: 約70m/s
    中間部: 約50m/s
    上端部: 約45m/sの限界上昇速度近傍

    なお、底部内で形成される空気速度、すなわち約70m/sにより、熟練した演習者は殆どのフリーフォール演習を行なうことができる。 この領域を超えると、このチャンバ36の上側部分で速度が上昇限界速度まで減少する。 中間部は、実際には、平均レベルの熟練度を持つ演習者において最も幅広く使用される速度に対応している。 約50m/s(180km/時間)のこの速度は、特に、添付図面に参照符号48で示される高さに配置されたシリンダにアクセスするためのプラットフォーム48の上端点で満たされる。

    楕円柱チャンバのこの高さで、本発明は、特に演習チャンバにアクセスできるように意図された詳細に図示しない特定数の特徴を有している。

    すなわち、楕円柱演習チャンバには、その外周に取り外し可能に取り付けられた更なる快適ネット43が設けられている。

    本発明の他の特徴によれば、楕円柱演習チャンバの中間の壁は、ドーム内の閉じられたアクセスチャンバ52内へ開口する少なくとも1つの開口を有している。 アクセスチャンバ52は、アクセスプラットフォーム48の範囲を定めており、円筒回転体の形状を成していることが好ましい。

    本発明の他の特徴によれば、アクセスチャンバ52の上部は、空気流の循環を促進させるために内側に窪んだ湾曲接続形状部54を有している。

    本発明の他の特徴によれば、更なる快適ネット43は、上記アクセスプラットフォーム48の高さにほぼ位置されている。

    本発明の他の特徴によれば、演習者を空気流の中にとどめておくことができる少なくとも1つの外周ネット56は、発散円錐部40の壁の延在部において、上記開口を覆うように張りめぐらされている。

    本発明の他の特徴によれば、演習者が演習チャンバにアクセスできるように、2つの外周ネット56が互いに少なくとも部分的に重ね合わされている。

    本発明の他の特徴によれば、円錐チャンバ40の内壁は踏切・制振ボーダー58を備えており、踏切・制振ボーダー58の内面は円錐チャンバ40の上記内壁の延在部内で延びている。

    また、楕円柱チャンバ36内のリンス空気流の均一性は、装置の上部構造部および下部構造部内での空気流の良好な再循環により促進され、この空気流は環状チャンバ20を通過する。 この空気の循環が添付図面に様々な矢印で概略的に示されている。 この空気循環を促進させるため、上部構造部には、楕円柱チャンバ36の回転軸上に中心付けられた回転体50の形態を成す所定形状の中央突出部が設けられている。 回転体50の形態を成すこの所定形状の中央突出部は、その側面が上記突出部の内側に向かって方向付けられた凹部をもって窪んだ略円錐形状を成している。

    この構成により、楕円柱チャンバ36の出口で空気の方向変化が促される。

    無論、前述したシミュレータは、本発明の範囲から逸脱することなく、特定数の変更および/または追加を含んでいても良い。

    すなわち、装置の内部温度を下げるための通気口および/またはデバイスを設けることができる。

    特定の使用状況においては、搾出器を使用して装置の内外のノイズを抑制することも考えられる。

    また、本発明に係るシミュレータの特定の適用範囲内では、空気流を拡散させおよび/または安定させるために更なるグリッドを使用することも考えられる。

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