Multiple bay bungee cord acrobatic suspension and trampoline structure

申请号 JP2001527893 申请日 2000-10-05 公开(公告)号 JP2004513668A 公开(公告)日 2004-05-13
申请人 レイト,アレクサンダーRAIDT,Alexander; レイト,ペーター,シー.RAIDT,Peter,C.; 发明人 レイト,アレクサンダー; レイト,ペーター,シー.;
摘要 放射状に上方及び外方向に延伸する分岐支持ブーム(11' , 12', 13', 14')の4方向配置を使用する、中央部において地面に係留され垂直軌道のパイロン部材(15)を基礎とする幾何学ツリー状の運動用遊戯構造(10)。 各支持ブームはその基部付近の点まで上方に延伸する横方向支持の地面に係留されたビームと組み合わされる。 また、略垂直の圧縮ロードビーム(16, 17, 18, 19)はその下端が支持ブームの下側端部に固定され、その上端が張り出した支持ブーム外側端部に固定される。 このX形状構造は、横方向接地係留ビームの地面への係留点付近から支持ブームの上方に直 角 に延伸する複数の三角形のテンションケーブル(33')によって剛性スタンスで付加的に固定される。 本構造は、また、各支持ブームの外側橋部の間で束ねられる別のバンジーコード(23)を持つ。
权利要求
  • 空間的に隔離された動的運動において、4人の参加者を空中に吊り下げる4ベイ遊戯装置において、
    パイロン部材方向途中で分岐することによって、その下側脚部分で着地面に突き当たり、反対側の上側腕部分を介して空中に延びる複数の隣接した剛性の管状支持ブームのための共通交点係留手段を提供する中央縦方向パイロン部材と、
    前記斜角の支持ブームを剛性の一体化した支柱のない構造にする三角手段によって配置され、機械的取り付け手段により前記パイロン部材と前記支持ブームの各端部に固定された協動する複数のテンションケーブルと、
    前記支持ブームの端部の間に張られ、各曲芸師が、隣接する前記支持ブームの間に近接する前記テンションスプリングから空中に吊り下げられて、随意に身体全体で旋回できる空間的に分離した運動ベイを形成するサスペンションスプリング手段の分離装置と、
    を含んで構成される装置。
  • 専用圧縮ビームを有し、各圧縮ビームは前記支持ブームの下側脚部分の間を略縦方向に延びるとともに、分岐した反対側の支持ブームの前記上側腕部分に張りだすように上方に延び、前記4つの圧縮ビームを束ねて前記構造全体に付加的な剛性を与える請求項1に記載の遊戯装置。
  • 前記各サスペンションスプリング手段が、前記支持ブームの上側腕部分の外側上方端部に近接して固定されたガイドプーリーに係留された別のプーリー線手段に固定されて、前記プーリー線を短くした時に曲芸師を乗降面から持ち上げ、長くしたときに乗降面に降ろすことが可能な請求項1に記載の遊戯装置。
  • 手作業で行われる巻き上げラチェットウインチまたはモーター駆動可逆巻き上げウインチによって、前記プーリー線の長さを増減する請求項1に記載の遊戯装置。
  • 前記モーター駆動可逆巻き上げウインチが曲芸師または地上オペレータに保持された遠隔制御コマンドを介して起動され、曲芸師または地上オペレータの選択に応じて前記プーリー線に与えるテンションの程度を調節する請求項4に記載の遊戯装置。
  • 前記サスペンションスプリング手段が、実質的に1つの連続したセクション構造であり、1以上の線形に束ねられた従来のバンジーコード要素を含んで構成される請求項1に記載の遊戯装置。
  • 前記一体のバンジーコード部材が一対の握り形状の近接して位置する曲芸師保持手段を持つ請求項6に記載の遊戯装置。
  • 前記一体のバンジーコード部材が、介助なしに前記バンジーコードに素早く曲芸師を受け止めて保持できる従来の腹部または骨盤安全ハーネス装置形状の近接して位置する曲芸師保持手段を持つ請求項6に記載の遊戯装置。
  • 前記サスペンションスプリング手段が1以上の線形に束ねられた従来のバンジーコード要素を有する2つの協動する線形セクションであり、前記両線形セクションは曲芸師が曲芸中に手動で握る握り手段を持つ請求項1に記載の遊戯装置。
  • 弾性プラットフォームが前記4つの運動ベイの少なくとも1つのベイの内側の地上にあり、曲芸師が前記弾性プラットフォームから跳ね返って生じるより一層の慣性運動を楽しむ事ができ、また、前記弾性プラットフォームを安全着地装置とし、前記弾性プラットフォームが従来のトランポリンプラットフォームまたは従来の膨らませたエアバッグタイプのプラットフォームである請求項1に記載の遊戯装置。
  • 3つまたは4つの空間的に隔離された動的運動ベイにおいて複数の個々の参加者を空中に吊り下げる遊戯装置において、
    パイロン部材方向途中で分岐することによって、パイロン部材の一端で着地面に突き当たり、反対端で空中に延びる複数の剛性管状支持ブームのための共通交点係留手段を提供し、前記各支持ブームの下側領域と、前記支持ブームに対向する分岐の反対側の張り出した上方領域との間に延びる圧縮ビームを持つ中央縦方向パイロン部材と、
    三角手段によって配置され、機械的取り付け手段により前記パイロン部材と前記支持ブームの各端部に固定されて、前記斜角の支持ブームを剛性の一体化した支柱のない構造にする協動する複数のテンションケーブルと、
    前記支持ブームの上方端部の間に張られ、曲芸師が、前記支持ブームの間に吊り下げられて、随意に身体全体で旋回できる空間的に分離した運動ベイを形成するバンジーコードの分離装置と、
    を含んで構成される装置。
  • 1組の前記斜角に交差する対向する支持ブームが、側面から見た時にX形状を形成し、平面から見た時に3点のY形状を形成し、前記パイロン部材が略収束して中心点として現れ、前記複数のバンジーコード端部が平面図において束ねられて前記運動ベイの間を横切ってデルタパターン架線を形成する請求項11に記載の遊戯装置。
  • 2つの直角に交差する対向する支持ブームが2組設けられ、前記各組は側面から見た時にX形状を形成し、平面から見た時にもX形状を形成し、前記パイロン部材が略収束して中心点として現れ、前記複数のバンジーコード端部が束ねられて前記運動ベイを形成する隣接する前記支持ブームの間を横切ってボックスパターン架線として現れる請求項11に記載の遊戯装置。
  • 2つ斜角に交差する対向する支持ブームが3組設けられ、前記各組は側面から見た時にX形状を形成し、平面から見た時に6点交差形態を表し、前記パイロン部材が略収束して中心点として現れ、前記複数のバンジーコード端部が束ねられて前記運動ベイを形成する隣接する前記支持ブームの間を横切って6角形パターン架線として現れる請求項11に記載の遊戯装置。
  • 2つの斜角に交差する対向する支持ブームが4組設けられ、前記各組は側面から見た時にX形状を形成し、平面から見た時に8点交差形態を表し、前記パイロン部材が略収束して中心点として現れ、前記複数のバンジーコード端部が束ねられて前記運動ベイを形成する隣接する前記支持ブームの間を横切って8角形パターン架線として現れる請求項11に記載の遊戯装置。
  • 前記ウインチが曲芸師または地上オペレータに保持された遠隔制御コマンドを介して起動可能なモーター駆動可逆巻き上げウインチであり、曲芸師または地上オペレータの選択に応じて前記プーリー線に与えるテンションの程度をいつでも調節できる請求項11に記載の遊戯装置。
  • 弾性プラットフォームが前記4つの運動ベイの少なくとも1つのベイの内側の地上にあり、曲芸師が前記弾性プラットフォームから跳ね返って生じるより一層の慣性運動を楽しむ事ができ、また、前記弾性プラットフォームを安全着地装置とし、前記弾性プラットフォームが従来のトランポリンプラットフォームまたは従来の膨らませたエアバッグタイプのプラットフォームである請求項11に記載の遊戯装置。
  • 弾性プラットフォームの相互作用によって動的に強化された空間的に隔離された動的運動において、4人の参加者を空中に吊り下げる4ベイ遊戯装置において、
    パイロン部材方向途中で分岐することによって、その下側脚部分で着地面に突き当たり、反対側の上側腕部分を介して空中に延びて、4つの空間的に離れた運動ベイ形態を形成し、前記運動ベイの1以上が前記脚部分の間に配置された弾性プラットフォームを持つ、複数の隣接した剛性の管状支持ブームのための共通交点係留手段を提供する中央縦方向パイロン部材と、
    夫々前記支持ブームの下側脚部分の間を略縦方向に延びるとともに、分岐した反対側の支持ブームの前記上側腕部分に張りだすように上方に延び、束ねられて前記構造全体に付加的な剛性を与える複数の専用圧縮ビームと、
    前記斜角の支持ブームを剛性の一体化した支柱のない構造にする三角手段によって配置され、機械的取り付け手段により前記パイロン部材と前記支持ブームの各端部に固定された協動する複数のテンションケーブルと、
    各曲芸師が、隣接する前記支持ブームの間に近接する前記テンションスプリングから空中に吊り下げられて、随意に身体全体で旋回できる前記空間的に離れた運動ベイを横切って前記支持ブームの前記上側腕端部の間に張られ、前記弾性プラットフォームが前記4つの運動ベイの少なくとも1つのベイの内側の地上にあり、曲芸師が前記弾性プラットフォームから跳ね返って生じるより一層の慣性運動を楽しむ事ができ、また、前記弾性プラットフォームを安全着地装置とするサスペンションスプリング手段の分離装置と、
    を含んで構成される装置。
  • 前記弾性プラットフォーム手段が、従来のトランポリンプラットフォームか従来の膨らませたエアバッグである請求項19に記載の遊戯装置。
  • 前記各サスペンションスプリング手段が、前記支持ブームの上側腕部分の外側上方端部に近接して固定されたガイドプーリーに係留された別のプーリー線手段に固定されて、前記プーリー線を短くした時に曲芸師を乗降面から持ち上げ、長くしたときに乗降面に降ろすことが可能であり、どちらの場合も手作業で行われる巻き上げラチェットウインチまたはモーター駆動可逆巻き上げウインチによって、前記プーリー線の長さを増減する請求項18に記載の遊戯装置。
  • 说明书全文

    発明の分野本発明は、運動用反重バンジーコードサスペンション装置に関し、特に、複数の競技者を支持する特別のグランド係留構造に関する。
    関連技術本発明に関連する先行技術として、例えば、米国特許第2221215号(1938年2月出願)がある。 この特許では、背の高いエレベータ構造及び内部で1対の独立したプーリーケーブルがモーター駆動ケーブルウインチから上方に進むアトラクテイブハウジングとしての役割をする中央管状パイロンを開示している。 パイロンの地上にいるオペレータが止め具を弛めることによって、ケーブルウインチによるプリテンショニングのためにバンジーコードの束に蓄積されていたエネルギを介してカタパルトの椅子に座っていた客を突然発進させる。 しかしながら、最初のエネルギが消費された後乗り手が平衡状態になるまで、カタパルトの椅子は最高点に到達し僅かな時間垂直に振動した後、オペレータによって地上に降ろされるので、乗り手は反重力の浮遊降下を自由に楽しめない。
    【0001】
    米国特許第3006645号(1959年5月出願)には、クレビス継ぎ手と乗り手を支持するクロスビームに向かって上方に延びるロープ束とにそれぞれ係留された2つの平に対向するピボット軸を持つ大きな環に係留された一連のバンジーコード制止具を有するジンバル状のウエストベルト装置が開示されている。 この装置の目的はアクロバットトレーニングの補助であり、利用者を地表面レベルから種々の無指向性の回転ができる高さまで引き上げることができるので、空中アクロバットに伴う捻り力により快適さが増大する。
    【0002】
    米国特許第5094448号(1990年1月出願−フランス)には、橋または他の構造体等のプラットフォームからジャンプするためのバンジーコードジャンピングリグが開示され、バンジーコードの長さを調節して予め計測した乗り手の体重に合わせ、乗り手が下方の地面に衝突しないように(重い体重の乗り手は慣性の大きな力を受けるので、バンジーコードが延びきって地表または川床に接近する虞がある)するためのプーリーとロープを複雑に配置している。 しかしながら、この装置は大きなジャンピング高さを目的としており、付加的な慣性回転行動のための地表レベル近くの第2のプラットフォームを考慮していない。
    【0003】
    米国特許第5203744号(1991年8月出願)には、中央パイロン部までのスパイラルステアケース(または任意のエレベータ−図示せず)を持って、乗り手を最上方の水平橋状の片持ち梁構造まで上げて、バンジーコードが直接固定される弾性円筒状バッグに接続されるボデイハーネス(胸部と骨盤用ベルトを含んで構成される)に固定して、サスペンションコードに不具合が生じた場合に備えてバックアップとして備えられる市販の安全エアバッグに向かって、自由な落下速度で橋のプラットフォームから飛び降りるT形状タワー構造が開示されている。 弾性シリンダの存在は、以前は急激なバンジーコードの引っ張りを制止し、また、乗り手が弾性シリンダに固定されているようなので(あきらかではないが)サスペンションコードが乗り手の首をすりむけさせたり巻きついたりする危険性を減少させるためのものである。
    【0004】
    米国特許第5221241号(1992年1月出願)には、トランポリン、平均台、フリースタイルスキーの競技者のための運動用トレーニング装置が開示されており、2つの水平な対向するピボット軸を支持する競技者の衣服所謂Pondタイプのトレーニングベルト(ウエスト及び骨盤ハーネス)の中心に固定されたバンジーコード要素の配置を特徴とする。 支持ベルトリグを取り付けると、アシスタントは競技者を非巻き上げウインチに結合された一対のプーリーケーブルによって床レベルから上方に引き上げて、競技者が無重力回転をしているかのような種々の姿勢がとれるようにする。 しかしながら、軽量の支持なしサスペンション構造が設けられていないばかりか、床レベル付近の弾性慣性強装置との相互作用もない。
    【0005】
    米国特許第5267906号(1992年8月出願)及び米国特許第5527223号(1994年6月出願)には、一対の対向する三形ステイールタワー構造が開示されている。 これらの構造は、相互に反対方向に斜めに傾いて形成されている。 (後者は狭いX形状のジャンピングタワーと向き合うより細かい反転U形状構造が開示されている)これにより、バンジーロープの揺れを抑えた活動のための剛性構造の間のより広いクリアランス領域が得られるが、乗り手はバンジージャンピングに一定の感覚を持っているので、かえって、もっと自由な飛び込みの方がよいかと思われる。
    【0006】
    米国特許第5421783号(1993年7月出願)には、所謂人体スプリングリングショットマシンが開示されている。 これは、一対の垂直な対抗する支柱をひつようとする。 支柱は簡便に短いセグメントで組み立てることができる。 セグメントには、ガイドプーリーを持つ上側端部が組み立てられ、ガイドプーリーを超えて、一対のバンジーコードの束をプリテンションする一対のプーリーケーブルがウインチで引っ張られる。 十分にプリテンションすると、乗り手のカタパルトの椅子の基部に位置する係留ラッチが弛んで、対向する張りつめたバンジーコードに乗り手を即座に垂直に飛び込ませる事ができ、乗り手は、慣性が最終的に消えるまで数秒間振動できる。 ここでは、単一の乗り手用ステーション構造であり、地表レベル付近の弾性誘起装置との相互作用のための設備がない。
    【0007】
    米国特許第5649866号(1996年3月出願)には、別の遊戯装置が開示されている。 この遊戯装置は、3組の背の高い間隔をあけた垂直なタワー構造を含んで構成される。 第1のタワーはカタパルト椅子(乗り手とともに)を第1のタワーの頂上まで引っ張る内部垂直リフトケーブルを使用する。 同時に、間隔をあけて対向する第2及び第3のサスペンションタワー内部からバンジーコードの束がサーボウインチの作動によりプリテンションされる。 このように、保持ラッチを弛めると、カタパルトの椅子が重力に引っ張られて下方揺れアーク上に前方になげだされて、2つのサスペンションタワーの間を非常に早い速度で通過することになる。 そして、慣性が消えるまで前後に回転する。 この時、カタパルトの椅子は地面に落ちて次の乗り手のために回収される。 同様に、この発明者の米国特許第5810671号(1997年8月出願)には、サスペンションタワーが2つだけの変更例が開示されている。 これらは、カタパルトの椅子を2つのタワーの後ろの所望の飛び出し前の位置に配置する 第1の比較的低いガイドトラック構造と組み合わされて作動する。
    【0008】
    米国特許第5816983号(1997年3月出願)には、3方(左、右、後ろ)をステイールパイプ支持構造で囲み前のみ出入り口として残した小さな寸法のエアロビクス用椅子が開示されている。 これは、身体障害者、病人、衰弱した人等、通常は動的にエアロビクスができない人を対象としている。 利用者は動的シートに吊り下げられ、上側と下側構造を握って飛び跳ね及び揺れ回転を誘起する。
    【0009】
    最後に、ドイツ特許公開4335452−A1(1993年10月出願)及びドイツ実用新案公開9317279−U1(1993年11月出願)には、バンジーコード(ロープ)過張保護装置が開示されており、種々のバンジーコードに応用できる。
    発明の概要A 先願発明の上記問題点に鑑み、当業者に対して本発明の目的は、空間的に隔離された動的運動において、装置または曲芸参加者に複数ベイ遊戯装置を提供することを明らかにすることにある。 概して、運動ベイとされる複数ベイは、個々の構造的なクモ形態によって形成され、例えば、本発明最も好ましい実施例は4ベイ設計である。 これは、パイロン部材方向途中で分岐することによって、その下側脚部分で着地面に突き当たり、反対側の上側腕部分を介して空中に延びる複数の剛性の管状支持ブーム(アルミニウム、鋼等の金属で作成するのが好ましいが、ポリマー材料を含浸させたグラスフアイバーで作成しても良い)のための共通交点係留を提供する中央縦方向パイロン部材を含んで構成される。 これらの支持ブームはパイロン部材の略中間で(ある場合にはパイロン部材の略頂部で)パイロン部材を斜めに分岐し、それぞれが下側脚部分で乗降面に突き当たり、反対側の上側腕部分が中央パイロン部材から離れて上方に延びる。 本発明の殆どの例では、任意の2つの対向する支持ブームが側面から見てX形状を形成する。 また、各支持ブームが2つのセクションを含んで構成されて、パイロン部材に連結された時に単一の長い支持ブームに見えるのが好ましい。 物理的な寸法に関しては、本発明の好ましい実施例では約6メートルの支持ブームセクションを使用しており、約10メートル(180度で対向するX形状脚の設置点の間を測定)の全体着地フットプリントを提供している。 しかしながら、本発明では所望により寸法をより大きくでき、また、3運動ベイ或いはより大きな寸法例における8運動ベイにおいても、より少なくできる。
    【0010】
    とりわけセミポータブルの支持なしユニットとして使用される場合には全体構造の剛性に大いに役立つ限り、複数の圧縮ビーム(好ましくは、鋼、アルミニウム等の管状金属)を持つのが良い。 4つの支持ブーム形態構造の例においては、各圧縮ビームは支持ブームの下側脚部分の間を略縦方向に延びるとともに、分岐した反対側の支持ブームの上側腕部分に張りだすように上方に延び、4つの圧縮ビームを束ねる。
    【0011】
    本発明のサスペンション構造は、協動する複数のテンションケーブル(好ましくは、マルチストランドの可撓性金属またはポリマー材料)を介してより剛性を高めるのが好ましい。 これらのテンションケーブルは三角配列に調整され、機械的な取り付け具によって中央パイロン部材及び支持ブームの各端部に固定されて、剛性の一体化された支持なし構造(これにより、支持ブームの下側脚部分が地面またはコンクリートに常に埋もれている必要がなくなる)。 このため、セミポータブルに作成するのが好ましい場合には、テンションケーブルを単に弛めて個々の支持ブーム部材を折りたたむか取り外す。
    【0012】
    B 本発明の他の目的は、前記Aによる遊戯装置を提供するものであり、従来のトランポリンプラットフォームか従来の膨らませたエアバッグ形状の弾性プラットフォーム手段を備える。 これらはいずれも、曲芸師が弾性プラットフォームから意識して跳ね返って生じるより一層の慣性運動を楽しむ事ができ。 また、トランポリンまたはエアバッグにより、安全着地領域が予防的な安全設備としてあることが一層の信頼性を演技者に与える。 例えば、本発明の4ベイ(運動ベイ)形態構造においては、運動ベイの2つがよりばねのあるトランポリンプラットフォームを使用できる。 第3の運動ベイはエアバッグプラットフォームを使用できるが、地表面レベル、例えば、約10インチの砂、フォームラバー、或いは緩衝材としてのスイミングプールでのみ使用できる。 (所望の場合には、全体構造は、家屋、ホテル、シーワールドタイプのスイミングプールに設置できる。)しかしながら、都合の良い事に、トランポリン及びエアバッグ装置の両方が、他の変更例(また、安全ネットはもつれた場合が扱いにくい)と比べて、衝撃に対応する程度の変化を容易に調整できる事が知られている。
    【0013】
    C 本発明の他の目的は、前記A及びBによる遊戯装置を提供するものであり、好ましくは各曲芸運動ベイ用に離れているプーリー線装置を提供すものであり、プーリー線は好ましくは中央パイロン部材の基部で個別に係留され、各支持ブーム腕部の上方端部に近接して係留されたガイドプーリーを超えて上方に延びる。 このように、プーリー線にしっかりと結合したサスペンションスプリング手段(複数のバンジーコード要素を含んで構成されるのが好ましい)によって、曲芸師を乗降面(例えば、地面またはトランポリン)から上方に引き上げる事が出来る。 プーリー線は、一般に、従来の手動によるウインドラス(ウインチ)装置から配列されるか、或いは、バンジーコードサスペンション手段に固定された曲芸師を引き上げるために短くされるか曲芸師の演技が終了した時に乗降面に降ろすために長くされる。
    【0014】
    ウインチ装置は、従来の、市販の双方向(可逆駆動)駆動されるウインチ装置でモーター駆動出来るのが好ましい。 これによって、曲芸師は、(自動的にバイアスされるかばねをなくして、オープン回路位置をずらすタイプの)従来のダブルポール・ダブルスローモーメンタリスイッチによってプーリー線を介して選択的に駆動される(上昇・降下)。
    【0015】
    更に、スイッチング回路は遠隔スレーブRF(radio−frequency)受信器モジュールを持つのが好ましい。 これにより、曲芸師または地上のオペレータは遠隔制御コマンドモジュールを保持するように提供されるので、個々の(曲芸師、地上のオペレータ、インストラクタ−トレーナー)選択(曲芸師の体重及び起用さ)に応じてプーリー線に与えられる張力の程度の遠隔調整が可能となる。
    【0016】
    第1のサスペンションバンジーコードは、複数の束ねられた可撓性線形ユニット(あまり望ましくない金属張力スプリングが代わりに使用されるか組み合わされる)であり、2つの隣接した支持ブームの上方端部の間の運動ベイを横切って一体に束ねられるのが好ましい。 握り(握りリング等)はバンジーコード手段にしっかりと固定される。 これにより、横方向に延びる曲芸師の腕が容易に握りをつかむことができるので、バンジーコードの線形ボデイが任意に水平に曲芸師の前方或いは後方に延伸する。 代わりの配置としては、2つの協動して機能する個別の線形セクションのバンジーコード、隣接する支持ブームの一部を使用する。 しかしながら、この配置では曲芸師がサスペンション手段に寄りかかったり、周囲を回ったりして楽しむことができないが、曲芸師の腕自体がサスペンションライン(バンジーコード)手段に隣接する部分としての役割をする。
    【0017】
    また、(プロの曲芸師が演技をする場合或いは回転している人物が水に飛び込む前にサスペンションラインを弛める場合を除いて、曲芸師は実際に介助なしにバンジーコードに曲芸師を受け止めて保持できる従来の腹部または骨盤安全ハーネス装置を介してサスペンションスプリング(通常、バンジーコード)サスペンションラインに固定される。
    【0018】
    本発明の上記及び他の目的は、本実施例の新規な利点及び特徴とともに、以下の説明及び実施例の説明から明らかになるであろう。
    実施例図1は、4つの隣接した支持ブーム部材11'/11''と 12'/12''と 13'/13''と14'/14''とを含んで構成される全体に極小の支持構造10を示す。 これらの支持ブームは中間部分で中央パイロン部材15に固定される。 尚、各支持ブームは1部品に製造できるが、容易な取り扱いを可能にするには、2部品に製造するのが好ましく、これにより、折り畳み可能な構造にすることができる。 実際に、例示されたアウトライン16において仮に示された個々の専用圧縮ビームを持つ。 他の3つは、視覚的に明確にするために、基準線17、18及び19により単に位置的に示される。 また、ドレープ状の(弛められた)4つの個別のサスペンションスプリング部材23' が示される。 また、構造用テンションケーブルを持つのが好ましいが、視覚的に明確にするために、図1においては、省略されている。 (図2、図3及び図5参照)
    本構造の陰の着地面領域が基準線38'により仮に示されている。 この領域は吊り下げ手段(バンジーコード)39により規定される空中架線領域と等しく、水平基準線が40'で、水平基準線に対する横方向基準線が40''で、また、中央垂直基準線が40で示されている。 図1に示される弾性プラットフォーム20'は好ましい市販のトランポリンであり、左側に隣接する運動ベイ空間は、任意の市販のエアバッグ20''で例示される領域アウトラインを示す。 図2の鳥瞰図によれば、トランポリン20'が2つの運動ベイ内に示されている。 第3の運動ベイにはエアバッグ20''が示され、第4のベイには、サンドピット等の別のものが示されている。 しかしながら、所望により、サスペンション構造全体をスイミングプール上に配置することもできる。 この場合には、4本の下側支持ブームの脚部がスイミングプール周囲の上方外側の縁に影響を及ぼすが、他の安全着地装置の必要性を排除できる。 実際のウォーターホバリング運動ベイは、ここではトランポリン20'が占めている2つのベイとなる(従って、残りの2つのベイには何も配置されない)。
    【0019】
    微妙ではあるが重要な相違点が、より明らかになるとともに重要な改良点として理解される。 例えば、図2及び図3には、三角形状に(例えば、よく知られたヨットのマストの安定した艤装と同様に)配置されたテンションケーブル33'及び33''が示されている。 この配置に関しては、デザインを優先した製造に応じて、本明細書で提案された方法を多少変更できる。 また、図3には、たて軸15''を有する中央パイロン部材15がたて方向長さを省略して示されている。 しかしながら、これは基準の最小長さであり、所望の場合には、6メートルのモジュール長さにできる。 或いは、15'で示される更に上方の位置まで延ばして、支持ブームの外側遠心アームに対するテンションケーブル33''の上方張力を更に強化することもできる。
    【0020】
    また、図3には、ウインチ24が支持ブームアーム11''の内側係留点下方に位置できる好ましい配置が示され、下側ガイドプーリー26' に掛けられた、巻き取られたプーリー線(概して、 ナイロンケーブル又は高品質ロープ)25が斜めに向かって上側ガイドプーリー26'' に掛けられる。 上側ガイドプーリー26'' は、横方向架線及びサスペンション手段25の上下振動に対して自由な指向性をもつようにジンバル式(図示せず)であるのがこのましい。
    【0021】
    図4には、実質的に従来の弾性プラットフォーム20' (ここでは、従来のトランポリン、エアバッグでもよい)上に立っている曲芸師が示されている。 曲芸師は、図3のウインチを介して約6メートル巻き上げられるための準備位置にいるか、既に(動的慣性運動基準線22' 及び22''に応じた)動的旋回中であり、また、ある場合には、(曲芸師の技術及び自信に選択的に応じて)図の21'' に示すように、弾性プラットフォーム20' との相互作用から逆方向に反転する。 また、図4では、曲芸師21' は、簡易にアクセス可能な、ベルクロに取り付けた小さなRF送信器形状のバッテリー電源コマンドモジュール34' を任意に装着している。 これは、押しボタンを起動すると、図3のウインチ24の近くに配置するのが好ましい、協動するRF受信器に信号を送る。 この新規な遠隔制御システムは、市販の(即ち、RadkoShack/Tandy−Corp.)ハードウエアを使用し、演技者(または、地上にいるインストラクタ)が、演技者の体重及び身体上の機敏性に応じたプーリー線の配置を調整できる。
    【0022】
    図5、図6及び図7の平面図は(それぞれ、実寸法では示されていない)、本サスペンション構造の他の一般的な変更例を示す。 図5は、上方三角形テンションケーブル33' を持つ三角形状の三重支持ブーム形態であり、そのレイアウトは個別の3つの運動ベイ10' のみを使用する。 図6には、サスペンション手段の6角形架線パターンによって区別される必然的により大きな6つのベイ形態が示される。 図7には、サスペンション手段架線パターンによって8角形形態が規定される8つの個別の運動ベイ10' を使用した最も大きな実施例が示される。
    【0023】
    このように、本発明の好ましい実施例及び変更例が、従来実現できなかった機能をどのように実現できたかが容易に理解できる。 上記のように改良された本発明の有用性は、どんな先行する発明特許に依存するものではないことは言うまでもない。 また、本発明を実施例により説明したが、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、種々の変更、修正が当業者により可能である。 このため、本発明を実施例により何らの制限をせずに開示した。 また、特許請求の範囲は本発明の範囲を規定するものであるが、可能な限り文言上広く解釈されるべきであり、また、本発明が実現可能なあらゆる使用を確かに含むものであると理解されるべきである。 従って、独占的権利を請求する本発明の実施例を定義するものである。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の斜視図、図において前方の上部左側が、いくらかくも状になっているが、これはより理解をふかめるために、仮のアウトラインが示されている。
    【図2】弾性プラットフォームの関連位置を示す平面図【図3】図2の線3−3に沿った側面図であって、3つの組み立てられた構造部材の好ましいモジュール構成を示す。
    【図4】支持ブームの2つの上側右腕部分と2つの下側右脚部分の間にある図1の部分を示すとともに、トランポリンから跳ね返る内部プレーがどのように大きな動的回転を提供するかを示す。 (視覚上明確にするために、図2及び図3のテンションケーブルは省略した。
    【図5】3つのベイの例における弾性プラットフォーム部材の関連位置を示す縮小平面図【図6】6つのベイの例における弾性プラットフォーム部材の関連位置を示す縮小平面図【図7】8つのベイの例における弾性プラットフォーム部材の関連位置を示す縮小平面図【符号の説明】
    10/10' 運動用支持構造、運動ベイ11'/11” 第1支持ブーム(下側脚部、上側腕部)
    12'/12” 第2支持ブーム(下側脚部、上側腕部)
    13'/13 第3支持ブーム(下側脚部、上側腕部)
    14'/14” 第4支持ブーム(下側脚部、上側腕部)
    15 中央パイロン部材15' 任意高さ(仮のアウトライン)
    15” たて軸16,16'/16” 第1圧縮ビーム、取り付けクレビス(上側、下側)
    17,17'/17” 第2圧縮ビーム、取り付けクレビス (上側、下側)
    18 第3圧縮ビーム19 第4圧縮ビーム20'/20” 従来の弾性プラットフォーム(トランポリン、エアバッグ)
    21'/21” 曲芸師(通常方向、意識的な反転)
    22'/22” 揺動基準矢印(下方、上方)
    23,23'/23” サスペンションスプリング手段(束ねられたバンジーコード)、
    緩んだ状態、引っ張られた状態24 可逆巻き上げウィンチ25 プーリーライン(ナイロンロープ)
    26'/26” ガイドプーリー(下側、上側)
    27 従来の腹部・骨盤ハーネス28'/28” 握り(左、右)
    29 サスペンションスプリング手段の連続部分30 任意のサンドピット又は池31 剛性支持ストラット(各支持ブーム脚交点において任意)
    32 衝突パッドに取り付けられた下側端部33'/33” テンションケーブル((上側、下側)
    34'/34' RF送信器(コマンドモジュール)、RF受信器35 6点交差構造形態、バンジーコードの6角架線36 3点交差構造形態、バンジーコードの3角架線37 8点交差構造形態、バンジーコードの8角架線38/38' 乗降面、乗降面フットプリント領域表示39 サスペンション手段の架線パターン (鳥瞰図)
    40, 40', 40” 垂直基準線、水平基準線、 水平横方向基準線41'/41” 係留接続クレビス継ぎ手(上側、下側)

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