Golf club head

申请号 JP33313798 申请日 1998-11-24 公开(公告)号 JPH11290487A 公开(公告)日 1999-10-26
申请人 Callaway Golf Co; キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ; 发明人 HELMSTETTER RICHARD C; EVANS DONALD CLAYTON;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To improve operability of a golf club by further lowering a gravity center of a golf club head having a center swollen part in a sole. SOLUTION: A center swollen part 14 parts a sole 12 to a toe section 16 and a heel section 18. The sole 12 has a first and a second dents 30, 34 in the toe section and the heel section, and these dents 30 and 34 are protruded downward, so a gravity center is further lowered compared to a golf club head having dents recessed downward. The first dent 30 is formed to be recessed in the opposite direction to the second dent 34 in a horizontal surface.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、前記前側セクションから前記後側セクションに向けて延び、前記ソールを前記トウセクションと前記ヒールセクションに分割する中央隆起部を有し、 前記中央隆起部は、第1の横方向延長部と第2の横方向延長部を有し、 前記第1の横方向延長部は、前記中央隆起部から前記トウセクションの方向に向けて延び、前記第2の横方向延長部は、中央隆起部から前記ヒールセクションの方向に向けて延びるゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項2】 前記第1の横方向延長部は、前記中央隆起部の後側セクションから延び、前記第2の横方向延長部は前記中央隆起部の前側セクションから延びる請求項1のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項3】 前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部は第1の下方に凸状の窪みを画成し、 前記中央隆起部と前記第2の横方向延長部は、第2の下方に凸状の窪みを画成する請求項2のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項4】 第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みは、前記中央隆起部と第1の横方向延長部と第2の横方向延長部の表面レベルより凹んでいる請求項2のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項5】 前記第1の横方向延長部は前記中央隆起部の前側セクションから延び、前記第2の横方向延長部は前記中央隆起部の後側セクションから延びる請求項1
    のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項6】 前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部は第1の下方に凸状の窪みを画成し、前記中央隆起部と前記第2の横方向延長部は第2の下方に凸状の窪みを画成する請求項5のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項7】 第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記中央隆起部と第1の横方向延長部と第2の横方向延長部の表面レベルより凹んでいる請求項6のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項8】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、前記前側セクションから前記後側セクションに向けて延び、前記ソールをトウセクションとヒールセクションに分割する中央隆起部を有し、 前記中央隆起部は、第1の横方向延長部と第2の横方向延長部を有し、 前記第1の横方向延長部は前記中央隆起部の後側セクションから前記トウセクションの方向に向けて延び、 前記第2の横方向延長部は中央隆起部の前側セクションから前記ヒールセクションの方向に向けて延び、 前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部は第1の下方に凸状の窪みを画成し、前記中央隆起部と前記第2の横方向延長部は第2の下方に凸状の窪みを画成し、 第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記中央隆起部と第1の横方向延長部と第2の横方向延長部の表面レベルより凹んでいるゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項9】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、前記前側セクションから前記後側セクションに向けて延び、前記ソールを前記トウセクションと前記ヒールセクションに分割する中央隆起部を有し、 前記中央隆起部は、第1の横方向延長部と第2の横方向延長部を有し、 前記第1の横方向延長部は前記中央隆起部の前側セクションから前記トウセクションの方向に向けて延び、 前記第2の横方向延長部は中央隆起部の後側セクションから前記ヒールセクションの方向に向けて延び、 前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部は第1の下方に凸状の窪みを画成し、前記中央隆起部と前記第2の横方向延長部は第2の下方に凸状の窪みを画成し、 前記第1の下方に凸状の窪みと前記第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部と前記第2の横方向延長部の表面レベルより凹んでいるゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項10】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みを有し、 前記第1の下方に凸状の窪みは前記トウセクションに位置し、 前記第2の下方に凸状の窪みは前記ヒールセクションに位置するゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項11】 前記第1の下方に凸状の窪みは、水平面内において前方に凹状とされ、 前記第2の下方に凸状の窪みは、水平面内において後方に凹状とされた請求項10のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項12】 前記第1の下方に凸状の窪みは、前記フェースと前記ソールの間の前側底部の結合部に隣接し、 前記第2の下方に凸状の窪みは前記クラウンとソールの間の後側の結合部に隣接している請求項11のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項13】 前記第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記ソールの表面レベルより凹んでいる請求項12のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項14】 前記第1の下方に凸状の窪みは、水平面内において後方に凹状とされ、 前記第2の下方に凸状の窪みは水平面内において前方に凹状とされた請求項10のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項15】 前記第1の下方に凸状の窪みは、前記クラウンと前記ソールの間の後側の結合部に隣接し、 前記第2の下方に凸状の窪みは、前記フェースと前記ソールの間の前側底部の結合部に隣接している請求項14
    のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項16】 前記第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記ソールの表面レベルから凹んでいる請求項15のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項17】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みを有し、 前記第1の下方に凸状の窪みは、水平面内において前方に凹状とされ、前記トウセクションに位置し、 前記第2の下方に凸状の窪みは、水平面内において後方に凹状とされ、前記ヒールセクションに位置し、 前記第1の下方に凸状の窪みは、前記フェースと前記ソールの間の前側底部の結合部に隣接し、 前記第2の下方に凸状の窪みは前記クラウンとソールの間の後方の結合部に隣接し、 前記第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記ソールの表面レベルより凹んでいる請求項12のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項18】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みを有し、 前記第1の下方に凸状の窪みは、水平面内において後方に凹状とされ、前記トウセクションに位置し、 前記第2の下方に凸状の窪みは、水平面内において前方に凹状とされ、前記ヒールセクションに位置し、 前記第1の下方に凸状の窪みは、前記クラウンと前記ソールの間の後側の結合部に隣接し、 前記第2の下方に凸状の窪みは前記フェースとソールの間の前側底部の結合部に隣接し、 前記第1の下方に凸状の窪みと第2の下方に凸状の窪みの表面レベルは、前記ソールの表面レベルより凹んでいる請求項12のゴルフクラブヘッド。
  • 【請求項19】 前側セクションのフェースと、クラウンと、下方に凸状のソールと、トウセクションと、ヒールセクションと、後側セクションとを画成する本体を有し、 前記ソールは、前記前側セクションから後側セクションに延びる中央隆起部を有し、 前記中央隆起部は、第1の表面レベルを画成し、前記ソールを前記トウセクションと前記ヒールセクションに分割し、 前記中央隆起部は、第1の横方向延長部と第2の横方向延長部を有し、 前記第1の横方向延長部は、前記中央隆起部の後側セクションから前記トウセクションに向けて延び、 前記第2の横方向延長部は、前記中央隆起部の前側セクションから前記ヒールセクションに向けて延び、 前記中央隆起部と前記第1の横方向延長部は第2の表面レベルを持つ第1の下方に凸状の窪みを画成し、 前記中央隆起部と前記第2の横方向延長部は第3の表面レベルを持つ第2の下方に凸状の窪みを画成し、 前記第2の表面レベルと前記第3の表面レベルは、前記第1の表面レベルとクラウンの間に位置するゴルフクラブヘッド。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブに係り、特に、ゴルフクラブヘッドの重心をより低くするように設計されたゴルフクラブヘッドのソールの新規な形状に関する。

    【0002】

    【発明の背景】ゴルフクラブは一般的に3つの主なカテゴリー:ウッドタイプゴルフクラブ、アイアンタイプゴルフクラブ及びパターに分類されることは当業者にとって理解されるところである。 ”ウッド”と”アイアン”
    の用語は、特別の機能を奏するゴルフクラブの種類について引用されるもので、それぞれが特定の材料への分類に限定されて使用されるものではない。 事実、今日では、ウッドタイプゴルフクラブ、アイアンタイプゴルフクラブ及びパターは、木、鉄、ステンレススチール、チタン、タングステン、アルミニウム、複合材料、樹脂、
    セラミック等種々の材料を使用して製造される。

    【0003】ウッドタイプゴルフクラブのヘッドにおいては、通常ソールとして呼ばれる底面壁は、多くの設計者や製造者による設計フィロソフィーを取り入れることができる。 現在存在しているソールの形状は、滑らかな平面的表面、丸みのある下方に凸の表面、高くなったレールを伴った表面、又は、1又は複数の窪みを持った表面を有する形状を含んでいる。 このようなデザインの1
    つは、フェースに近いソールプレートからソールプレートの後部に至って延びる中央隆起部を有するものがある。 更に、このソールプレートは、完全な記載はここでは引用によって組み入れられる米国特許第5,240,
    252号、第5,301,945号、及び第5,47
    0,069号に示されるように、トウとヒールセクションにおいて下方に凹の窪みを有する。 この先行のソールプレートは、中央隆起部によって、インパクトに先立ち、芝やターフをスムースに通過することを容易にするように、また、一方において、下方に凹状の窪みは種々の傾斜のライにおいてもプレーヤーがゴルフボールを打つことを可能にする操作性を改善するように設計されたものである。 このソールプレートの形状は、ゴルフクラブの操作性を改善することに成功したと考えられているが、そのようなゴルフクラブヘッドの重心をさらに低くすることによって、操作性を更に改善することができると信じられている。

    【0004】 発明の概要本発明は、ゴルフクラブヘッドの新規なソールの形状を有する。 本発明の目的は、中央隆起部を取り入れたソールの形状に利点を与えることである。 さらに他の目的は、ソールのトウとヒールセクションの窪みを取り入れたソールの形状に利点を与えることにある。 さらに別な目的は、窪みが下方に凸状で、それにより下方に凹状の窪みを持つものより、より重心を低くするようにした、
    ソールのトウをヒールセクションにおける窪みを提供することである。 より低い重心は、ゴルファーがより容易にゴルフボールを浮揚させることを可能にすることによるゴルフクラブの操作性を高めるということは一般に受け入れられている。 したがって、米国特許第5,24
    0,252号、第5,301,945号、及び第5,4
    70,069号に開示されるように、中央隆起部を有するソールの形状から得られる利点を取り入れ、一方において、下方に凸状の窪みを組み入れて重心をより低くすることを可能にすることにより、本発明のソールの形状はゴルフクラブヘッドの操作性を与えるものである。

    【0005】

    【実施例】本発明のゴルフクラブヘッドの対応する部分の指定は、この詳細な説明を通じて、同様な番号が使用される。 図1はゴルフクラブヘッド10のソール12の底面側より見た図を示す。 ソール12はソール12をトウセクション16とヒールセクション18に分割する中央隆起部14を有している。 ソール12は、さらに、前側セクション20と後側セクション22を有する。 中央隆起部14は前側セクション20から後側セクション2
    2に延びている。 トウ、ヒール、前側及び後側の各セクション16、18、20、22は、夫々ゴルフクラブヘッド10の部分を概略的に述べるものであり、互いに重複している。 中央隆起部14は第1の横方向延長部24
    と第2の横方向延長部26を有している。 第1の横方向延長部24は中央隆起部14の後側セクション22からトウセクション16の方向に延びている。 第2の横方向延長部26は中央隆起部14の前側セクション20からヒールセクション18の方向に延びている。 ソール12
    の中央隆起部14、第1の横方向延長部24及びトウセクション16の第1の外側周辺部28は第1の下方へ凸状となる窪み30を画成する。 第1の下方向き凸面となる窪み30は、垂直面内で凸状となる曲面、即ち、ソール12からクラウン46へ、下方へ凸状となる曲面を有している。 ソール12の中央隆起部14、第2の横方向延長部26及び第2のヒールセクション18の外周部3
    2第2の下方向き凸面となる窪み34を画成する。 第2
    の下方向き凸状となる窪み34は、垂直面内で凸となる曲面、即ち、ソール12からクラウン46の方向へ下側に凸状となる曲面を有している。

    【0006】第1の内側周面36は中央隆起部14及び第1の横方向延長部24によって画成される。 第1の内側周辺部36は、平面内において、第1に前側セクション20に向けて、第2にトウセクション16に向けて凹状となる、即ち、前側セクション20から後側セクション22に向けて、前方に凹状となる形状を有している。 第2の内側周辺部38は、中央隆起部14と第2の横方向延長部26によって画成される。 第2にの内側周辺部38は、水平面内において、第1に後側セクション22側に、第2にヒールセクション18側に向けて、即ち、後側セクション22から前側セクション20に向けて凹状となる、後側に凹状となる形状をしている。

    【0007】好ましい実施例においては、ソール12
    は、さらにソール貫通穴40を有している。 図1、2、
    及び5により良く示されるように、本発明のゴルフクラブヘッド10の好ましい実施例は、クラウン46からソール12に延びる貫通穴シャフト受入れ用チューブ44
    を有する。 クラウン貫通穴42は、受入れチューブ44
    を通してソール12のソール貫通穴40に出るシャフト(図示せず)を受け入れる。

    【0008】中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、26の表面、から第1及び第2の下方に凸状となる窪み30、34のレベルへの境界は、漸進的であってもよいし、段階的であってもよい。 好ましい実施例においては、中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、26のレベルから第1及び第2の下方に凸状となる窪み30の表面のレベルは段によって明確に画成されている。 中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、26の表面レベルは、第1及び第2の下方に凸状の窪み30、34の表面レベルの上部、即ち、第1
    及び第2の下方に凸の窪み30、34の表面レベルは垂直方向にクラウン46の方向に近くなるように変位している(図3、5及び6により良く示されている)。 換言すると、ゴルフクラブヘッド10を図1のように底面側からみたとき、第1及び第2の下方に凸の窪み30及び34の深さは、中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、26の表面レベルより下方にある、即ち、
    第1及び第2の下方に凸状の窪み30及び34の表面レベルはクラウン46に近づく方向に垂直に変位している。

    【0009】好ましい実施例においては、中央隆起部1
    4、第1及び第2の横方向延長部24、26の表面レベルと第1の下方に凸状の窪み30の表面レベルの間の差は、第1の曲面の頂点48において最大となる。 中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、26の表面レベルと第2の下方に凸状の窪み34の表面レベルの間の差は、第2の曲面の頂点50において最大となる。
    中央隆起部14、第1及び第2の横方向延長部24、2
    6の表面レベルと第1及び第2の下方に凸の窪み30、
    34の表面レベルの間の差は、それぞれ、第1の内側周辺部と第1の外側周辺部28の結合部、及び第2の内側周面と第2の外側周辺部32の結合部において最小となる。

    【0010】第1及び第2の下方に凸状の窪み30及び34が、ソール12の全体に亘って下方に凸状となっていることに関連して、下方に凸状となる方向に湾曲していることの利点は、下方に凹む方向に湾曲している窪みを組み込んだゴルフクラブヘッドよりも重心を低くすることを可能とすることである。 このより低くなる重心は、それらの窪みがプレイヤーの種々の斜面のライを打つ能を維持させつつ、ゴルフクラブヘッドの操作性を改善する。

    【0011】図2はゴルフクラブヘッド10の平面視図である。 ゴルフクラブヘッド10はゴルフクラブヘッド10の前側セクション20にフェース52を有する。 図3はゴルフクラブヘッド10の背面視図である。 この図はクラウン46とソウル12の結合部54を示している。 第1の外側周辺部28(図1により詳しく示される)は背面結合部54の一部を有し、第2の外側周辺部32は後側結合部54の一部を有している。 また、第1
    の横方向延長部24がトウセクション16の方向に延びているのを見ることができる。

    【0012】図4は、ゴルフクラブヘッド10のゴルフボールアドレス位置、即ち、ソール12が地面に近く、
    クラウン46が地面より最も遠い位置を示すゴルフクラブヘッド10の正面図を示す。 典型的なゴルフクラブヘッドはゴルフクラブヘッド10のフェース52にスコアパターン56を有する。 この図は、クラウン46とフェース52の前側頂部結合部58と、フェース52とソール12の前側底部結合部60を示している。 第1の外側周辺部28(図1により詳しく図示)はさらに前面底部結合部60を有していることは理解されるべきである。
    換言すれば、第1の外側周辺部28は後側結合部54と前面底部結合部60の一部を有している。

    【0013】図5はゴルフクラブヘッド10のヒール部分を見た図である。 この図はヒールセクション18に向けて延びている第2の横方向延長部26、第2の下方に凸状の窪み34、及び第2の外側周辺部32をより明確に示している。 図6はゴルフクラブヘッド10のトウの部分を見た図である。 この図は、トウセクション16に向けて延びている第1の横方向延長部24、第1の下方に凸状の窪み30及び第1の外側周辺部28をより明確に示している。

    【0014】図7はゴルフクラブヘッド10の斜視図である。 ソール12が他の図よりより良く観察される。 図8から図11は本発明によるゴルフクラブヘッドの他の好ましい実施例を示す。 図8乃至図11において、第1
    の下方に凸状の窪み30と第2に下方に凸の窪み34
    は、中央隆起部14の軸を中心に鏡像関係のように図1
    のものと入れ替わっている。

    【0015】図8はゴルフクラブヘッド10aのソール12aの底面視図である。 ソール12aはソール12a
    をトウセクション16aとヒールセクション18aに分割する中央隆起部14aを有している。 ソール12aは更に前側セクション20aと後側セクション22aを有している。 トウ、ヒール、前側、後側の各セクション1
    6a,18a,20a,22aはゴルフクラブヘッド1
    0の概略的部分を意味するものであり、夫々は互いにオーバーラップしている。 中央隆起部14aは前側部20
    aより背面側部22aに向けて延びている。 中央隆起部14aは第1の横方向延長部24aと第2の横方向延長部26aを有している。 第1の横方向延長部24aは中央隆起部14aの前側セクション20aからトウセクション16aの方向に延びている。 第2の横方向延長部2
    6aは中央隆起部14aの後側セクション22aからヒールセクション18aの方向に延びている。 中央隆起部14a、第1の横方向延長部24a、トウセクション1
    6aの第1の外側周辺部部28aは第1の下方に凸状の窪み30aを画成する。 第1の下方に凸の窪み30aは水平面内で凸状の、換言すれば、(図9に示すように)
    ソール12aからクラウン46aに向けて、即ち、下方に向けて凸状の湾曲面を有する。 ソール12aの中央隆起部14a、第2の横方向延長部26a、及びヒールセクション18aの第2の外側周辺部部32aは第2の下方に凸の窪み34aを有する。 第2の下方に凸の窪み3
    4aは水平面内で凸状の、換言すれば、ソール12aからクラウン46aに向けて、即ち、下方に向けて凸状の湾曲面を有する。 第1の内側周辺部36aは中央隆起部14aと第1の横方向延長部24aによって画成される。 第1の内側周辺部36aは、水平面内で、第1に後側セクション22aに、第2にトウセクション16aに向けて、換言すれば、後側セクション22aから前側セクション20aに向かって凹となる形状、即ち、後方に向けて凹となる形状を有している。 第2の内側周辺部3
    8aは中央隆起部14aと第2の横方向延長部26aによって画成される。 第2の内側周辺部38aは、水平面内で、第1に前面側セクション20aに、第2にヒールセクション18aに向けて、換言すれば、前面側セクション20aから後側セクション22aにむけて凹状となる形状、即ち、前方に向けて凹状となる形状をを有している。

    【0016】好ましい実施例においては、ソール12a
    は、更に、ソール貫通穴40aを有している。 図10に詳しく示されるように、本発明によるゴルフクラブヘッド10aの好ましい実施例は、クラウン46aからソール12aに延びる貫通するシャフト受入れ用チューブ4
    4aを有している。 クラウン貫通穴42aはシャフト受入れ用チューブ44aを通りソール貫通穴12aを出るシャフト(図示せず)を受け入れる。

    【0017】中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルから第1及び第2の下方に凸状の窪み30a,34aの表面レベルの境界領域は徐々に、あるいは段状に変化している。 好ましい実施例においは、中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルから第1及び第2
    の下方に凸状の窪み30a,34aの表面レベルへの境界領域は段状となっている。 中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルは、
    第1及び第2の下方に凸状の窪み30a,34aの表面レベルより上に、即ち、第1及び第2の下方に凸状の窪み30a,34aの表面レベルは、垂直方向にクラウン46aの方向に変位している(図9、10、11により詳しく示される)。 別な言い方をすれば、図8に示すように、ゴルフクラブヘッド10aを底面側から見たとき、第1及び第2の下方に凸の窪み30a,34aの深さは、中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルより低くなっている、即ち、第1及び第2の下方に凸状の窪み30a,34aは垂直方向にクラウン46aの方向に変位している。

    【0018】好ましい実施例においては、中央隆起部1
    4a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルと第1の下方に凸状の窪み30a,の表面レベルへの間の変化は第1の曲線の頂点48aにおいて最も大きくなっている。 中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,26aの表面レベルと第2の下方に凸の窪み34a,の表面レベルへの間の変化は第2の曲線の頂点50aにおいて最も大きくなっている。 中央隆起部14a、第1及び第2の横方向延長部24a,2
    6aの表面レベルと第1及び第2の下方に凸状の窪み3
    0a,34aの表面レベルの変化は、第1の内側周辺部36aと第1の外側周辺部28aとの交差部、及び第2
    の内側周辺部38aと第2の外側周辺部32aとの交差部において最小となる。

    【0019】ソール12aの全体的に下方に凸状の凸面体と共に第1及び第2の下方に凸の方向の曲面とされた下方に凸状の窪み30a、34aを持つことの利点は、
    下方に凹状の方向の曲面を有する窪みが形成されたゴルフクラブヘッドよりも重心を下げることを可能とする。
    より低い重心は、種々の傾斜のライを打つプレイヤーの能力を維持しつつ、ゴルフクラブヘッドの操作性を高める。

    【0020】図9は、ゴルフクラブヘッド10aの後部から見た図である。 この図は、ソール12aとクラウン46aの後部接合部54aを示す。 また、ヒール方向に延びる第2の横方向延長部26aと、第1の外側周辺部28aをみることができる。 図10は、ゴルフクラブヘッド10aのヒールを示す図である。 この図は、ヒールセクション18aの方向に延びる第2の横方向延長部2
    6aと、第2の下方に凸の窪み34a,及び第2の外側周辺部32aをより明瞭に示している。

    【0021】図11は、ゴルフクラブヘッド10aのトウを示す図である。 この図は、トウセクションの方向に延びる第1の横方向延長部24a、第1の下方に凸の窪み30a及び第1の外側周辺部28aをより明確に示している。 これまで、好ましい実施例について図示すると共に説明してきたが、本発明はこれらの記載及び図示されたものに限るものでなく、本発明の範囲及び以下の特許請求の範囲の記載の範囲内に入る変形は全て含む。

    【0022】示された図は、右打ちのゴルファーのための2つの好ましい実施例に関するものである。 本発明の開示するところを理解し、左打ちのゴルファー用のゴルフクラブヘッドの設計に応用できることは、当業者にとって明らかなことであろう。 更に、ここに示された図は、1つの特定のフェースロフトを持つゴルフクラブヘッドを表すものである。 ロフトを変えることによって、
    本発明によるゴルフクラブヘッドは、ドライバー又はフェアウエイウッドとして使用でき、そして、本発明によるソールの形状は種々のフェースロフトを持つ種々のゴルフクラブヘッドに取り入れることができることは、当業者にとって理解できるところである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】ゴルフクラブヘッドのトウとヒールセクションにおける下方に凸状の窪みと中央隆起部を有するソール形状の好ましい実施例を示す本発明のゴルフクラブヘッドの底面図である。

    【図2】ゴルフクラブヘッドの平面図である。

    【図3】ゴルフクラブヘッドの背面図である。

    【図4】ゴルフクラブヘッドの正面図である。

    【図5】貫通するシャフト受入れチューブの端部を有し、クラウンの貫通孔とソールの貫通孔を示す、ゴルフクラブヘッドのヒールを見る図である。

    【図6】ゴルフクラブヘッドのトウを見る図である。

    【図7】ゴルフクラブヘッドの斜視図である。

    【図8】ゴルフクラブヘッドのトウとヒールセクションに下方に凸状の窪みを持ち、中央隆起部を有するソール形状の好ましい他の実施例を示す本発明のゴルフクラブヘッドの底面図である。

    【図9】ゴルフクラブヘッドの好ましい他の実施例の背面図である。

    【図10】ゴルフクラブヘッドの好ましい他の実施例のヒールを見る図である。

    【図11】ゴルフクラブヘッドの好ましい他の実施例のトウを見る図である。

    【符号の説明】

    10 クラブヘッド 12 ソール 14 中央隆起部 16 トウセクション 18 ヒールセクション 20 前側セクション 22 後側セクション 24 第1の横方向延長部 26 第2の横方向延長部 28 第1の外側周辺部 30 第1の窪み 32 第2の外側周辺部 34 第2の窪み 36 第1の内側周辺部 38 第2の内側周辺部 46 クラウン

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド クレイトン エヴァンズ アメリカ合衆国,カリフォルニア州 920698 サン・マルコス ユーカリプトゥ ス・ウッズ・ロード 828

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