Sports equipment shaft and its manufacturing method |
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申请号 | JP23306089 | 申请日 | 1989-09-11 | 公开(公告)号 | JP2774157B2 | 公开(公告)日 | 1998-07-09 |
申请人 | サンドビック スペシャル メタルズ コーポレイション; | 发明人 | イー.メレディス スティーブン; | ||||
摘要 | A tapered wall shaft with a reinforced tip includes a rear portion, a front portion and an interconnecting portion. The interconnecting portion has a smoothly decreasing outer diameter and a smoothly increasing wall thickness. The tapered wall shaft with a reinforced tip is formed by a rotary swaging operation, a sink drawing operation and a rotary swaging operation. | ||||||
权利要求 | 【請求項1】第1外径と第1壁厚を有する中空金属シャフトを準備し;シャフトの1端をロータリスェージング加工して、シャフト前部、後部及び両者を連結する中間部を有し且つシャフト前部が第1外径より小なる寸法の第2外径と第1壁厚より大なる寸法の第1前部壁厚を有する、斯ゝる形状に成形し;シャフト後部を引き加工して第1外径より小で且つ第2外径より大なる寸法の第3 外径を有する形状に成形し;シャフト前部、中間部及びこれに隣接した後部セグメントを含むシャフト領域をロータリスェージングして、シャフト前部が第2外径より小なる寸法の第4外径と第1前部壁厚より大なる寸法の第2前部壁厚を有し且つ中間部が第3外径から第4外径に至るべく滑らかに狭く変化したテーパ形状になるように成形する斯ゝる工程を含むスポーツ用具シャフトの製法。 【請求項2】引き加工がシンク引き加工である特許請求の範囲第1項に記載の製法。 【請求項3】前記引き加工が第1壁厚を第1前部壁厚より小なる寸法の第2壁厚まで増加させるマンドレル引き加工である特許請求の範囲第1項に記載の製法。 【請求項4】前記ロータリスェージング加工の工程によりシャフト中間部が第1壁厚から該テーパ形状に沿って第2前部壁厚より小なる寸法の中間部における最大値壁厚まで滑らかに増大した壁厚を有するようにした特許請求の範囲第2項に記載の製法。 【請求項5】前記ロータリスェージング加工の工程により、シャフト中間部が第2壁厚から該テーパ形状に沿って第2前部壁厚より小なる寸法の中間部における最大値壁厚に至る滑らかに増大した壁厚を有するようにした特許請求の範囲第3項に記載の製法。 【請求項6】シャフトが継目のないチタン合金製のチューブである特許請求の範囲第1項に記載の製法。 【請求項7】前記マンドレル引き加工の工程が最終の引き通し作業に引き続いてマンドレルをシャフトから脱棒する作業を含む特許請求の範囲第3項に記載の製法。 【請求項8】第1外径と第1壁厚を有する金属シャフトを準備し;シャフトの1端をロータリスェージングして、シャフト前部、後部及び両者を接続する中間部を有し且つシャフト前部が第1外径より小なる寸法の第2外径と第1壁厚より大なる寸法の第1前部壁厚を有する斯ゝる形状に成形し;シャフト後部を引き加工して、第1 外径より小で且つ第2外径より大なる寸法の第3外径を有する形状に成形し;シャフト前部、中間部及びこれに隣接した後部セグメントを含むシャフト領域をロータリスェージング加工して、シャフト前部が第2外径より小なる寸法の第4外径と第1前部壁厚より大なる寸法の第2前部壁厚を有し且つ中間部が第3外径から第4外径まで狭く滑らかに変化して成るテーパ形状になるように成形する上記工程を含むゴルフクラブ用シャフトの製法。 【請求項9】引き加工がシンク引き加工である特許請求の範囲第8項に記載の製法。 【請求項10】引き加工の工程が第1壁厚を第1前部壁厚の寸法より小なる第2壁厚まで増大させるマンドレル引き加工の工程である特許請求の範囲第8項に記載の製法。 【請求項11】第1外径と実質的に一定寸法の第1壁厚を有するシャフト後部;第1外径より小なる寸法の第2 外径を有するシャフト前部であって、その長さに亘って第1壁厚より大なる実質的に一定寸法の第2壁厚を有する斯ゝるシャフト前部;及びシャフト前部と後部を結ぶ中間部を含んで成り、該中間部がシャフト後部からシャフト前部までテーパ形状になるように滑らかに減少変化している外径を有し、且つシャフト前部の第2壁厚より小なる寸法のシャフト中間部における最大壁厚に至るまで第1壁厚からテーパ形状に沿って滑らかに増大変化する壁厚を有しているスポーツ用具の中空金属シャフト。 【請求項12】シャフトが継目のないチタン合金製のチューブ品である特許請求の範囲第11項に記載のシャフト。 【請求項13】第1外径と実質的に一定寸法の第1壁厚を有するシャフト後部;第1外径より小なる寸法の第2 外径を有するシャフト前部であって、その長さに亘って実質的に一定な第1壁厚より大なる寸法の第2壁厚を有する斯ゝるシャフト前部;及びシャフト後部をシャフト前部に接続するシャフト中間部を含んで成り、当該中間部がシャフト後部からシャフト前部までテーパ形状になるように滑らかに減少変化する外径を有し、且つ該テーパ形状に沿って第1壁厚からシャフト前部の第2壁厚より小なる寸法の中間部における最大値の壁厚まで滑らかに増大変化する壁厚を有する中空シャフトを含むゴルフクラブ。 【請求項14】シャフトが継目のないチタン合金製のチューブ品である特許請求の範囲第13項に記載のゴルフクラブ。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゴルフクラブその他のスポーツ用具の改良中空金属シャフトの製作方法に関する。 広く知られているように、ゴルフシャフトはクラブヘッドの付いたシャフト部分、即ちチップ部分にゴルフスイング中に大きなストレスを生じる。 代表的には、このチップ部分は、多くのゴルフシャフトが外周テーパ形状であるのでシャフトの他の部分より直径寸法が最も小さい。 このチップ部分は充分の強度がなければ、ゴルフボールを叩く際に過剰な力を用いたとき、ミス叩きが起きたとき、又はクラブヘッドが地面を叩いたときに、格別変形を被りやすい。 チップ強度はチップ領域から20インチの所にぶら下げたときにシャフトに永久変形を生ぜしめるに必要な荷重として規定される。 シャフトの上記問題を解消する最も都合の良い方法は、問題部分の直径をシャフトの残りの部分の径に近い値にすることである。 しかし狭められた径のテーパシャフトに固有の荷重分布と慣性モーメントが最も有効なゴルフスイングを実行するために必要であるので、この種の改善策は極めて望ましくない。 具体的にいえば、テーパシャフトは有効ストロークにとって適当な「しなり」 その結果、これまでシャフトの問題部分(セグメント)をその細目の形状のまゝで強化するために種々の方法のものが採用されてきた。 その多くは多分に強化金属インサートを組入れている。 それでも、この種のインサートは、シャフトに望ましくない荷重を付与し、またインサートを所定の通りに保持するためにある種の手段を必要とする。 この保持手段はピンの使用や特別の機械的結合作業を含む。 従って、インサートの使用に起因した過剰荷重がなく、且つ所望の荷重分布を提供ししかもシャフトチップに作用する力に耐えるチップ部分とテーパ形状の外周に沿った壁厚を有するシャフトを設計することが望まれる。 壁厚を変えたシャフトにすることは先行技術において既に行われている。 例えば、米国特許第2,095,563号には、複数の引き加工により幾つかの段差の外径を有するように成形し、他方各段差の壁厚を内部に入れたマンドレルで制御する斯ゝるゴルフシャフトの製法が開示されている。 米国特許第2,240,456号と米国特許第4,616,500号は一定の外径を有するシャフトの壁厚を変えたものを提供する方法を開示している。 米国特許第3,292,414号はシャフトのテーパ端が強化のために内側に「しわ」を形成した斯ゝるシャフトを提供する方法を開示している。 米国特許第3,841,130号は一定壁厚のテーパ壁になる野球のバッドを開示している。 しかし、これらの特許に開示のシャフトはゴルフシャフトのような用途のための最適慣性モーメントを与えるが、充分に強力なシャフトチップを提供しない。 本発明の第1の目的は上述の問題点を解決するシャフトの製法を提供することにある。 本発明の第2の目的は壁厚を増大させることにより強化したチップ部分を有するシャフトを提供することにある。 本発明の第3の目的は少くともテーパ状のシャフトシャンク部分に亘ってテーパ状に変化する壁厚にしたシャフトを提供することにある。 これらの目的は、シャフト、例えばゴルフシャフトを製作する本発明の下記の方法によって達成される。 即ち、本発明のシャフト製法は:第1外径と第1シャフト壁厚を有する金属シャフトを準備し; 金属シャフトをロータリスェージング(rotary swagi 更に本発明に係わるスポーツ用具のシャフト、例えばゴルフシャフトは:第1外径と実質的に一定の寸法の第1壁厚を有するシャフト後部;第1外径より小なる寸法の第2外径と第1壁厚より大なるシャフト前部長に亘って実質的に一定の寸法の第2壁厚を有するシャフト前部;及びシャフト後部をシャフト前部に連結するシャフト中間部を含んで成り、該中間部がシャフト後部からシャフト前部にテーパ状に滑らかに減少変化する寸法の外径を有し、且つ第1壁厚から中間部における最大値の壁厚まで当該テーパに沿って滑らかに増大する壁厚を有していて、当該最大中間部壁厚がシャフト前部の第2壁厚より小である、斯ゝる構成のシャフトである。 本発明に係わる金属シャフトを製作する種々の工程を添附図を参照して以下に詳しく説明する。 ゴルフシャフト製作技術によれば、ゴルフシャフトの外径は代表的には0.600″である。ゴルフ業界はこの外径が色々のシャフトにおいて幾つかの所望の「フレックス」と「フレックスポイント」を提供するのに特に適していると認識している。 しかし、この外径はチップ強化を不要にするに充分な強度を発揮するには適してはいない。 少くとも211bsのチップ強度がゴルフシャフトのチップをプレイ中に過剰に曲げさせないようにするために必要であると一般的に評価されている。 この場合チップ強度は、チップ領域から約20インチに荷重をぶら下げたときにシャフトに永久歪みが生じるだけの斯ゝる荷重として規定されたものである。 これに対し、本発明の好ましい態様によれば、ゴルフシャフトの外径は0.600″より大きい。この大外径のお蔭で従来の引き加工法とスェージング加工法によりシャフトを製作するに充分な材料が利用出来ることになり、 次に第1図と第2A図〜第2C図を参照して本発明の第1 第1図に示す第1工程Aでは、シャフト10の1端12が従来のロータリスェージング加工を施こされて、第2B図に示すシャフト10にシャフト後部60、前部62及び中間連結部61が形成される。 この中間部61は後部60と前部62を連結している。 スェージング加工によりシャフト10の1 加工後のシャフト前部62は少くとも二つの目的を有している。 その第1は、下記の引き通しをするために引き工具を取付け得る締結面を提供することにある。 その第2は、増大した壁厚によりシャフト残部に較べ補強された部分を提供することにある。 この増大壁厚はある種のシャフト用途、例えばゴルフクラブ等に用いる場合に非常に望ましい。 第1図に示す第1実施例の工程Bにおいては、引き工具(図示省略)が従来の方法でシャフト前部62に締結され、中間部61に隣接した後部60に対しシンク引き加工(sink drawing)を施こす。 シンク引きの工程は少くとも1度の引き通し(draw pass)作業を含み、これによりシャフト後部60の原外径21をより小さい外径26に減少させ且つ後部60の長さを第2C図に示す通りの長さ4にまで増大させる。 好ましくは、減少外径26は0.593″、増大長4は約33.75″である。 減少外径26は全金属加工の最後の熱処理工程で代表的に望ましい約0.600″の外径にまで増大させる。 原外径21はシンク引き作業、即ち内部マンドレルを用いずに引き通しすることによって減少させられるので、 第1図に示す第1実施例の工程Cにおいては、シャフト10が従来式のロータリスェージング加工を施こされる。 この工程では前記62、中間部61及び後部60に隣接する小セグメントを含むシャフト領域が加工される。 第3図において、このスェージング加工はシャフト中間部61にその長さ93に亘って滑らかなテーパ98を成形すると共にこのテーパがシャフト前部62にまで部分的に延長した状態で成形されている。 またロータリスェージング加工は前部62の外径29を最終寸法の外径99に減少させ且つ前部壁厚22を最終寸法の壁厚94に増大させる。 このロータリスェージング加工は1度〜3度の引き通しを必要とし、一般的には公知の長尺スェージングダイスを用いて行われる。 好ましくは、前部テーパ98の長さ93は約 ロータリスェージングの後、シャフト前部62の前述のセグメント(引き工具に締結面を提供している部分)は切落される。 このセグメントに働く力は金属のすり減りとピッティング(pitting)を生ぜしめ、これが表面を異常なものにする。 締付工具に係合したセグメントのみを切落し、チップ部分全部を切落すのではないことに留意すべきである。 かくして、壁厚94を有する前部62がシャフト端部として残留する。 本発明方法により加工されたシャフト10は:シャフト後部60の長さに亘って実質的に一定の寸法の壁厚90の壁を有し;シャフト中間部61に亘って増大する寸法の壁厚 最終工程としては、シャフトを熱処理を施こす。 その結果の1つはシャフト外径の増大化である。 チタン合金製のゴルフクラブシャフトにおいて、引き加工後の外径が0.593″であると、この外径は熱処理によって約0.60 ゴルフシャフトを製作する本発明方法に適した金属シャフトは、継目なしのチタン製又はチタン合金製のチューブ品(例えばTi−3Al−2.5V)である。 もっとも他の金属合金製のものも許容出来る。 溶接チューブ品はスェージング加工中にひび割れ(クラック)を生じるので勧められない。 本発明方法は、第4図と第5図に示すようにクラブアイアンやクラブウッドを作るのに特に適している。 ゴルフクラブはウッド、アイアン夫々握り部50,50′、シャンク部51,51′及び打撃部52,52′を有している。 握り部 次に、第6A図〜第6D図及び第7図を参照して本発明に係わる第2の実施例を以下に説明する。 第1の実施例と同様に第2の実施例のゴルフシャフト用途のシャフト素材としてはチタン合金製のシャフトを用いるが、しかしその外径21は好ましくは0.625″(0.6 これには第1例のものより小なる外径のチューブ品を用いているが、この外径21は0.600″より大きなものである。その結果、このシャフト素材は従来式の引き加工とスェージング加工によって成形したシャフトが補強を要しないだけのチップ強度を有し且つ所望の「フレックス」と「フレックスポイント」を有し得るだけの充分な素材金属量を有している。 第6B図と第7図の工程Aにおいて、シャフト10は第2B 第2例の次の工程(第6C図、第6D図及び第7図の工程B)では、第1例と同じシンク引き作業を行わず、代りにマンドレル引き(mandrel drawing)作業を実行する。 硬質スチール製マンドレル70を第6C図に示すようにシャフト10に挿入し、引き工具(図示省略)を従来の方法でシャフト前部62に締め付ける。 次いで公知のマンドレル引き加工をシャフト中間部61に隣接したシャフト後部60に施こす。 マンドレル70はマンドレス引き加工中にシャフト10と一体に移動し、従ってマンドレル引き加工後にもシャフト内に残留するが故にその際の工程処理のためにはこれをシャフトから取り出す必要がある。 この第2工程Bでは、シャフト10とその中のマンドレル70が二重ロール間をシャフト10をマンドレルと共に通過せしめてマンドレル70からシャフト60を引き出す作業を含む脱棒作業を行う。 この作業は公知の技術である。 マンドレル引き加工の工程は少くとも1度の引き通し作業を含み、第6D図に示すようにシャフトの原外径21を減少した寸法の外径26にし、且つシャフト後部60の長さを増大した寸法の長さ4にする。 その上、シャフトの原壁厚20を減少した寸法の壁厚74にする。 第2例の最小外径26は約0.593″であり、増大した長さ4は約33.75″であり、減少した壁厚74は約0.020″である。最小外径26 工程B(第7図)の脱棒作業の後、シャフトは第7図に示す工程Cのロータリスェージング加工を施こされる。 工程Cは第1例における工程Cと同じスェージング加工であり、第3図に示す既述のものと同じ成形シャフトを提供する。 第2例の方法は、シャフト素材の寸法が第1例のものより第2例の好ましい寸法値に近いならば、第1例の方法よりも望ましい方法である。 本発明は、特許請求の範囲において種々変更し得ることは勿論である。 第1図は本発明の第1例を実施するに必要な工程を示すブロック線図、第2A図〜第2C図は本発明に係わる製作工程における第1例のシャフトを示す断面説明図、第3図は本発明に係わるシャフトを示す断面説明図、第4図は本発明に係わるシャフトを組込んだゴルフクラブウッドを示す説明図、第5図は本発明に係わるシャフトを組込んだゴルフクラブアイアンを示す説明図、第6A図〜第6D ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−158078(JP,A) 実開 昭61−194565(JP,U) 実開 昭53−154077(JP,U) 実開 昭53−138562(JP,U) 特公 昭53−4062(JP,B2) 特公 昭60−40309(JP,B2) 特公 平6−57274(JP,B2) 実公 昭63−48293(JP,Y2) 実公 昭39−1753(JP,Y1) 実公 昭36−20933(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) A63B 53/10 A63B 53/12 |