重みづけを改善させたゴルフクラブ

申请号 JP2016181199 申请日 2016-09-16 公开(公告)号 JP2017060755A 公开(公告)日 2017-03-30
申请人 アクシュネット カンパニー; ACUSHNET COMPANY; 发明人 ダスティン エイ. バークスデール; ドナルド エス. ボーン;
摘要 【課題】フィーリングを改善し、ゴルフショットのバラツキを最小化することが可能なゴルフクラブの提供。 【解決手段】改善された重みづけ特性を伴う、ゴルフクラブが開示される。より具体的には、ゴルフクラブの重量をゴルフクラブヘッドの先端または基端から特定の距離だけ離れた 位置 で増大させることにより、改善された重みづけ分散がもたらされて、ゴルフショットのプルおよびドロー傾向を最小化する。 【選択図】図2
权利要求

ゴルフクラブであって、 上記ゴルフクラブの末端に位置づけられるゴルフクラブヘッドと、 上記ゴルフクラブの基端に位置づけられるグリップと、 上記クラブヘッドおよび上記グリップの間に介在させられ上記クラブヘッドを上記グリップに連結するシャフトとを有し、 上記シャフトはさらに上記ゴルフクラブの上記基端から、ちょうど10およびちょうど15インチの間の距離に位置づけられる大重量セクションを有し、 上記大重量セクションは約9グラムより大きな重量を有することを特徴とするゴルフクラブ。上記大重量セクションは約9.5グラムより大きな重要を有する請求項1記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションは約10グラムより大きな重要を有する請求項2記載のゴルフクラブ。上記シャフトはさらに上記ゴルフクラブの上記基端から、5および10インチの間の距離に位置づけられる第2の軽量セクションを有し、 上記大重量セクションの上記重量は、上記第2の軽量セクションの上記重量の約140%より大きい請求項1記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの上記重量は、上記第2の軽量セクションの上記重量の約145%より大きい請求項4記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの上記重量は、上記第2の軽量セクションの上記重量の約145%より大きい請求項5記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの重量は上記シャフトの重量の約14%より大きい請求項1記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの重量は上記シャフトの重量の約15%より大きい請求項7記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの重量は上記シャフトの重量の約17%より大きい請求項8記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの内側壁および上記シャフトの外側壁の間の中央に位置づけられる請求項1記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの内側壁にバイアスされて位置づけられる請求項1記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの外側にバイアスされて位置づけられる請求項1記載のゴルフクラブ。ゴルフクラブシャフトであって、 上記ゴルフシャフトの基端に位置づけられる第1の軽量セクションであって、上記第1の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から0インチから5インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第1の軽量セクションと、 上記第1の軽量セクションと隣接して位置づけられる第2の軽量セクションであって、上記第2の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から5インチから10インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第2の軽量セクションと、 上記第2の軽量セクションと隣接して位置づけられる大重量セクションであって、上記大重量セクションは上記シャフトの上記基端から10インチから15インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記大重量セクションとを有し、 上記大重量セクションの重量が上記第2の軽量セクションの重量の約140%より大きいことを特徴とするゴルフクラブシャフト。上記大重量セクションの上記重量は、上記第2の軽量セクションの上記重量の約140%より大きい請求項13記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションの上記重量は、上記第2の軽量セクションの上記重量の約150%より大きい請求項14記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの内側壁および上記シャフトの外側壁の間の中央に位置づけられる請求項15記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの内側壁にバイアスされて位置づけられる請求項15記載のゴルフクラブ。上記大重量セクションはさらに高密度層を有し、上記高密度層は上記シャフトの外側にバイアスされて位置づけられる請求項15記載のゴルフクラブ。ゴルフクラブであって、 上記ゴルフクラブの末端に位置づけられるゴルフクラブヘッドと、 上記ゴルフクラブの基端に位置づけられるグリップと、 上記クラブヘッドおよび上記グリップの間に介在させられ上記クラブヘッドを上記グリップに連結するシャフトとを有し、 上記シャフトはさらに、 上記ゴルフシャフトの基端に位置づけられる第1の軽量セクションであって、上記第1の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から0インチから5インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第1の軽量セクションと、 上記第1の軽量セクションと隣接して位置づけられる第2の軽量セクションであって、上記第2の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から5インチから10インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第2の軽量セクションと、 上記第2の軽量セクションと隣接して位置づけられる大重量セクションであって、上記大重量セクションは上記シャフトの上記基端から10インチから15インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記大重量セクションとを有し、 上記大重量セクションの重量が上記シャフトの重量の約14%より大きいことを特徴とするゴルフクラブ。

说明书全文

この発明は、全般的には、重み特性を改善させたゴルフクラブに関する。より具体的には、この発明は、改善された重み分散が、ゴルフクラブヘッドの先端または基端から離れた特定の距離におけるゴルフクラブの質量の増加によりもたらされ、フィーリングの増大を支援し、ゴルフショットのプッシュ、フェード、およびスライスの傾向を最小化することによりゴルフショットのバラツキを最小化するのを支援するゴルフクラブに関する。

ゴルファがより良いスコアを実現するのを支援するゴルフクラブを形成するために、ゴルフクラブ設計者は、容易に打撃を行えるゴルフクラブを形成する上で、多数の技術的な進展を行ってきた。技術的な進展、例えば、メタルウッドドライバ、キャビティバックアイアン、およびグラファイトシャフトさえ、すべて、平均的なゴルファがゴルフボールをより遠くに、よりまっすぐに打てるように支援することにより、平均的なゴルファにとってゴルフゲームがより容易になるようにしてきた。しかしながら、ゴルフゲームのすべての技術的な進展にもかかわらず、ゴルフスイングにおける、もっとも大きな変動がゴルファ自体によってしばしばもたらさせる。実際、ゴルフスイングは各ゴルファにとって個別的であり、同一のゴルフスイングを有するゴルファは二人といないということができる。

異なるゴルファに関連する異なるスイングのしばしば相違する要請に対処するために、ゴルフクラブ設計者は、ゴルフクラブの異なるモデルを製造して、ゴルファがその固有のスイングからより多くの性能を引き出すのを支援する。より具体的には、ゴルフクラブ設計者は、しばしば、サイズ、形状、重量、および幾何形状が異なる、異なるモデルのゴルフクラブを形成して、種々のゴルファが最もゲームに適しているモデルを選択できるようにする。しかしながら、多くの人は、ゴルフクラブヘッドは、ゴルフクラブの最も重要な部品であると信じているけれども、ゴルフクラブ設計者は、ゴルフクラブの他の部品を完全に無視すれば、ゴルフクラブが良好な性能を発揮できるとは考えていない。これらキーとなる部品の1つは、ゴルフクラブヘッドのシャフトであり、シャフトは、種々の重量、フレックス、および材料をともなって、ゴルファにより多くの精度を付与し、その要請に応じて最良のゴルフクラブを製造することを支援する。さらに、シャフトに加え、ゴルフクラブヘッドのグリップ部分はゴルフクラブ自体の他の重要な部品をしばしば形成する。ゴルフクラブのグリップ部分の材料、フィーリング、延性を調整することにより、ゴルフクラブの性能は再度顕著に影響を受ける。

上述の点から、ゴルフクラブにとっていくつかのキーとなる部品があるけれども、ゴルフクラブの船体的な性能を調整する上で、それら部品の各々の重量がキーとなる役割をなすことが理解できる。一例において、米国特許第3,979,122号(Belmont)はゴルフクラブヘッドのクラブヘッド部分で重量を調整することによりゴルフクラブヘッドの性能を改善する1つの方法を示す。他の例において、米国特許第2,051,083号(Hart)はゴルフクラブヘッドの重量をゴルフクラブのグリップエンドで調整する初期の例の1つを示す。

先行技術は、ゴルフクラブヘッドの部分およびゴルフクラブのグリップ部分に着目することによって、ゴルフクラブの重量を調整する多くの種々の方法を試してきたけれども、シャフト技術においては、とくに、クラブヘッドのような他の部品に比べたときに、相対的に、ほとんど進展がなかった。さらに、主婦との特定の領域における重量調整に着目する点に関しては、進展はより少ないものである。したがって、ゴルフクラブヘッドの重量をゴルフクラブのシャフト部分で調整することにチャック目することによってゴルフクラブヘッドの全体的な性能を改善するのを支援する技術について依然として要請があることがわかる。

米国特許第3,979,122号明細書

米国特許第2,051,083号明細書

この発明の一側面は、ゴルフクラブであって、上記ゴルフクラブの末端に位置づけられるゴルフクラブヘッドと、上記ゴルフクラブの基端に位置づけられるグリップと、上記クラブヘッドおよび上記グリップの間に介在させられ上記クラブヘッドを上記グリップに連結するシャフトとを有し、上記シャフトはさらに上記ゴルフクラブの上記基端から、ちょうど10およびちょうど15インチの間の距離に位置づけられる大重量セクションを有し、上記大重量セクションは約9グラムより大きな重量を有するゴルフクラブである。

この発明の他の側面は、ゴルフクラブシャフトであって、上記ゴルフシャフトの基端に位置づけられる第1の軽量セクションであって、上記第1の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から0インチから5インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第1の軽量セクションと、上記第1の軽量セクションと隣接して位置づけられる第2の軽量セクションであって、上記第2の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から5インチから10インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第2の軽量セクションと、上記第2の軽量セクションと隣接して位置づけられる大重量セクションであって、上記大重量セクションは上記シャフトの上記基端から10インチから15インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記大重量セクションとを有し、上記大重量セクションの重量が上記第2の軽量セクションの重量の約140%より大きいゴルフクラブシャフトである。

この発明のさらに他の側面は、ゴルフクラブであって、上記ゴルフクラブの末端に位置づけられるゴルフクラブヘッドと、上記ゴルフクラブの基端に位置づけられるグリップと、上記クラブヘッドおよび上記グリップの間に介在させられ上記クラブヘッドを上記グリップに連結するシャフトとを有するゴルフクラブである。シャフトはさらに、上記ゴルフシャフトの基端に位置づけられる第1の軽量セクションであって、上記第1の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から0インチから5インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第1の軽量セクションを有する。ゴルフクラブシャフトは、また、上記第1の軽量セクションと隣接して位置づけられる第2の軽量セクションであって、上記第2の軽量セクションは上記シャフトの上記基端から5インチから10インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記第2の軽量セクションを有する。最後に、ゴルフクラブシャフトは、上記第2の軽量セクションと隣接して位置づけられる大重量セクションであって、上記大重量セクションは上記シャフトの上記基端から10インチから15インチの距離の範囲の、上記ゴルフクラブシャフトの部分として定義される、上記大重量セクションを有し、上記大重量セクションの重量が上記シャフトの重量の約14%より大きい。

この発明の、これらの、または他の特徴、側面、および利点は、以下のス、説明、および特許請求の範囲を参照してよりよく理解できる。

この発明の先の、または他の特徴および利点は、この発明の以下の説明から明らかであり、これは添付図面に説明される。添付図面は、ここに組み入れられて、明細書の一部を構成し、この発明の原理を説明するのに役立ち、当業者がこの発明をなし、または実施するのよう可能にする。

図1は、この発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブの斜視図を示す。

図2は、この発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの先端または基端の拡大断面図を示す。

この発明の代替的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの先端または基端の拡大断面図を示す。

図4は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの先端または基端の拡大断面図を示す。

図5は、この発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの、シャフトと直行する平面から見た、拡大断面図を示す。

図6は、この発明のさらに他の代替的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの先端または基端の拡大断面図を示す。

図7は、この発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブシャフトの、シャフトと直行する平面から見た、拡大断面図を示す。

以下の詳細な説明は、この発明を実施する最良の現行企画モデルのものである。この説明は限定的な意味で受け取られるべきではなく、この発明の全体的な原理を説明する目的でのみなされている。この発明の範囲は添付の特許請求の範囲により最も良く規定されているからである。

種々の発明の特徴が以下に説明され、その各々は他の特徴と独立に採用されてもよいし、他の特徴と組みあわされて使用されても良い。ただし、発明の任意の1つの特徴は上述した問題のいずれも、またはすべてを扱わないかもしれないし、上述した問題の1つのみを取り扱うかもしれない。さらに、上述した問題の1つまたは複数は、以下説明される特徴のいずれでも取り扱われないかもしれない。

添付図面の図は、この発明に従うゴルフクラブ100の斜視図を示す。ゴルフクラブ100は、全般的には、ゴルフクラブ100の末端に取り付けられるクラブヘッド102、ゴルフクラブ100の基端108に取り付けられるグリップ106、および、クラブヘッド102とグリップ106の間に介在させられるシャフトを含んで良い。最後に、また、もっとも重要なことに、ゴルフクラブ100は、さらに、ゴルフクラブ100の基端108からd2おおびd3の範囲で離れた距離に位置づけられる大重量セクション114を有することに留意されたい。記述された位置に大重量セクション114を有することの利点に関する詳細な検討は米国特許出願第14/214,025号明細書に見出すことができ、その内容は参照してここに組み入れる。

上述に加えて、図1は、ゴルフクラブ100の先端または基端108の異なる重みづけ部分を示す。第1の軽量セクション110はグリップ106の下に位置づけられ、5インチの距離だけカバーする。第1の軽量セクション112も全般的にはグリップ106の下に位置づけられ、グリップの先端または基端108の第2の5インチをカバーし、このため距離d2は10インチであって良い。最後に、大重量セクション114がグリップの先端または基端の第3の5インチをカバーして良く、このためd3は15インチであって良い。大重量セクション114は、全般的には、ゴルフクラブ100が大きな密度の材料をそのセクションに組み込んでゴルフクラブ100の性能を改善させるのを支援する場所であって良い。換言すれば、この発明のゴルフクラブヘッドはグリップの先端または基端から10インチから15インチの間に位置づけられる大重量セクションを有するということができる。大重量セクション114の内部動作をより詳細に説明するために、ゴルフクラブシャフト104の先端または基端108の断面を図2に示す。

図2は、この発明の好ましい実施例に従うシャフト204の先端または基端208の断面図を提供する。最初に、このゴルフクラブヘッドの図はグリップ206を含まず、また以下に検討される重みづけもすべてグリップ206なしにゴルフクラブ200のシャフト204を参照することに留意することは重要である。この発明のこの事例的な実施例において、第1の軽量セクション210はd1に示されるようにシャフト204の最初の5インチとして定義され、また、全般的には約7グラム未満の総合重量を有して良い。第2の軽量セクション212はd2マイナスd1によって定義されるようにシャフト204の2番目の5インチとして定義され、また、全般的には約7グラム未満の総合重量を有して良い。最後に、最も重要なことに、この発明は大重量セクション214を有し、これは、d3マイナスd2およびd3で定義されるようにシャフト204の第3番目の5インチとして定義され、全般的には、約9グラムより大きい、より好ましくは約9.5グラムより大きい、最も好ましくは約10.0グラムより大きい総合重量を有して良い。換言すれば、ゴルフクラブは、シャフト204の先端または基端208から10インチから15インチの間の位置づけられるセクションが、約9グラムより大きい、より好ましくは約9.5グラムより大きい、最も好ましくは約10.0グラムより大きい重量を有して良いシャフト202を具備して良いと言える。

先の検討は大重量セクション214の絶対重量に重点が置かれたけれども、大重量セクション214でのゴルフクラブシャフト204の重量の、第2の軽量セクション212に比べたときの、相対的に大幅な増加は、この発明の性能増強の他の良好な指標であることに留意されたい。多くのカーボンファイバのゴルフクラブは、心棒の周りに複合体の層を巻き付けて構築されるということであるので、近傍部分が比較的小さな質量をもつときに大重量セクション214について高度に濃縮した位置を持つことは、特定すべき重要な特徴である。したがって、上述の言及される重量に加えて、大重量セクション214が全般的には第2の軽量セクション212の重量の約140%より重く、より好ましくは第2の軽量セクション212の重量の約145%より重く、最も好ましくは第2の軽量セクション212の重量の約145%より重い重量を有して良い。

この発明の代替的な実施例において、第1の軽量セクション210および第2の軽量セクション212は一緒にまとめられてよく、大重量セクション214と異なる比率を形成する。この実施例において、この関係では、大重量セクション214は、第1の軽量セクション210および第2の軽量セクション212の重量の約50%より大きな、より好ましくは、第1の軽量セクション210および第2の軽量セクション212の重量の約55%より大きな、最も好ましくは、第1の軽量セクション210および第2の軽量セクション212の重量の約60%より大きな重量を有して良い。

最後に、大重量セクション214にゴルフクラブヘッド204の極端な重量集中、ならびに、第2の軽量セクション212から大重量セクション214への劇的な重量の増加に加えて、大重量セクション214のシャフト204の全体の重量に対する重量比率も大きくなる点にも留意することは重要である。この発明の現行の事例的な実施例では、大重量セクション214の重量をシャフト204の全体重量で割った比率は、全般的には、約14%より大きく、より好ましくは約15%より大きく、もっとも好ましくは約17%より大きくて良い。この発明のこの実施例において、シャフトのカット重量は全般的には約45グラムから約65グラムの間、より好ましくは約50グラムから約60グラムの間、最も好ましくは約55グラムであって良い。

添付図面の図2は、大重量セクション214内のシャフトの重量の集中およびゴルフクラブの他の部分に対する比率を説明するのに加えて、重量集中が実現されるこの発明の1つの実施例も説明する。この発明のこの実施例において、高密度層220は、巻き上げ処理の間に異なるカーボン層の内部に挟み込んで大重量セクション214において重量を集中させる。現行の事例的な実施例は、高密度層220がシャフト200の内部壁および外部壁の中央に位置決めされることを示すけれども、高密度層220はシャフト204の内部壁または外部壁側に寄せられてよく、これは、大重量セクション214を形成できる限り、この発明の範囲および内容から逸脱しない。この発明の1つの事例的な実施例において、高密度層220は、タングステン金属の薄い層であって良いけれども、スチール、銅、鉛、または、シャフト204より密度が大きな他の任意の材料のような種々の他の材料を高密度層220を形成するのに使用して良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。

添付図面の図3は、この発明の代替的な実施例に従うシャフト304の先端または基端308の断面図を示す。この発明の当該代替的な実施例は図2に示されるこの発明の好ましい実施例と極めて類似している。この発明の当該代替的な実施例において、高密度層320は、上述の重みづけ対象を実現するために大重量セクション314中の全部の5インチの領域をカバーしなくてよいことがわかる。そのため、高密度層320が大重量セクションの全体の長さに広がらないけれども、これによって、依然として、大重量セクションが約9グラムより大きい、より好ましくは約9.5グラムより大きい、最も好ましくは約10.0グラムより大きい全体重量を有するようにできる。

添付図面の図4は、この発明の代替的な実施例に従うシャフト404の先端408または基端の断面図を示す。この発明の当該実施例において、高密度層420は大重量セクション414の境界を越えてシャフト404の周囲領域へと若干伸びて良い。ここに示される重みづけ要素の約款の変更にかかわらず、この発明の重要な点は、大重量セクション414に重量を保持する点にある。高密度層420の位置およびサイズの若干の変更にもかかわらず、大重量セクション414の全体の重量は依然として約9グラムより大きい、より好ましくは約9.5グラムより大きい、最も好ましくは約10.0グラムより大きくて良い。

ゴルフクラブシャフト202、303、および402の断面図は、ゴルフクラブシャフト202、302、および402の長さ方向に沿う大重量セクション214、314、および414のプロファイルを示すけれども、どのように現行の発明が働くかを正確に示すものではない。このために、図5はこの発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブシャフト500の、シャフト504自体と直交する、他の断面図を提供する。シャフト504のこの断面図によれば、高密度層520がシャフト504の内側壁および外側壁の間の中央に位置づけられて良いことがわかる。しかしながら、先に述べたように、高密度層520の位置は内側壁または外側壁に近くに配置されて良く、これは上述の重みづけ条件が実現できる範囲で、この発明の範囲および内容から逸脱しない。

添付図面の図6は、この発明の代替的な実施例にしたゴルフシャフト604の先端608または基端の断面を示す。この発明の当該実施例において、先の実施例で示される高密度層220、320、および420(図2、図3、および図4参照)は除去されている。これに代えて、この発明は高密度粉末622を用い、これが大重量セクション614に拡散されて所望の重みづけを実現し、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。より均一なシャフトが陽性さえる所定の状況では高密度の粉末を利用することが好ましい。ゴルフクラブシャフトがゴルフスイングの間中、高レベルの応に定常的にされされていることから、ゴルフクラブシャフト604の剛性および柔軟性に対する偶発的な影響を最小化できることはしばしば重要である。高密度粉末は、また、この事例的な実施例に示すとおり、その高密度特性からタングステンから構成して良いけれども、上に示した重みづけプロファイルを生成できる限り、この発明の範囲および内容から逸脱することなく、多くの他の材料を高密度粉末622を形成するのに使用して良い。

添付図面の図7はこの発明の事例的な実施例に従うゴルフクラブシャフト700の、シャフト704自体と直交する、他の断面図を示す。このゴルフクラブシャフト704の当該実施例は、カーボンファイバの樹脂中に均一に拡散される高密度粉末722を利用して良いけれども、高密度粉末722は、内側壁または外側壁にバイアスされた複合体の特定の層にバイアスされても良く、これはこの発明の範囲および内容から逸脱しない。

このゴルフクラブシャフトに関する先の検討はカーボンファイバシャフトに集中されているけれども、同様の技術はスチールシャフトにも適用可能であり、この発明の範囲および内容から逸脱しない。

実施例の外に、または、とくにことわらない限りは、すべての数の範囲、量、値およびパーセンテージ例えば明細書中の材料の量、慣性モーメント、重心位置、ロフト、ドラフト度、種々の性能比、その他に関するそのようなものは、値、量、または範囲とともに明瞭に「約」の用語が表示されていなくてもそのような用語「約」があるものとして認識することができる。したがって、そうでないと示されない限り、明細書および特許請求の範囲の数字のパラメータは近似であり、これはこの発明により実現されることがのぞまれる所望の特性に応じて変化する。特許請求の範囲の均等理論の適応を排除する意図はないが、少なくとも、各数量のパラメータは報告された実行桁数の下で理解され、通常の丸め手法により把握すべきである。

この発明の広い範囲を示す数量の範囲およびパラメータは近似であるけれども、明細書の例に示された数量の値はできる限り正確に報告されている。ただし、いずれの数量の値も、各実験の測定に見いだされる標準偏差に起因する必然的な誤差を内在する。さらに、種々のことがらについて数量の範囲が示される場合には、指摘した値の範囲で、それらを組み合わせたものが利用できることを理解されたい。

以上は、この発明の例示の実施例に関するものであり、以下の特許請求の範囲で示される発明の範囲および程度を逸脱することなく修正を行えることはもちろんであることに留意されたい。

ここに含まれるこの発明の定義、用語、または特徴付けのいずれも参照して組み込まれた任意の文献に記述されたいずれの矛盾する情報に優先することに留意されたい。

100、200、 ゴルフクラブ 102 クラブヘッド 104、204、304、404、504、604、704 ゴルフクラブシャフト 106 グリップ 108、208、308、408、608 基端(先端) 110、210、310、410、610 軽量セクション 112、212、312、412、612 軽量セクション 114、214、314、414、614 大重量セクション 206 グリップ 220、320、420、520 高密度層 622、722 高密度粉末

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