ゴルフクラブ |
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申请号 | JP2013114463 | 申请日 | 2013-05-30 | 公开(公告)号 | JP2014233303A | 公开(公告)日 | 2014-12-15 |
申请人 | ダンロップスポーツ株式会社; Dunlop Sports Co Ltd; | 发明人 | YAMAMOTO AKIO; | ||||
摘要 | 【課題】クラブ質量の増加を抑制しつつシャフトの折損を防止する。【解決手段】ゴルフクラブ1であって、ゴルフクラブヘッド2は、ホーゼル部2Eを有する。ホーゼル部2Eは、シャフト3の先端3eが挿入されるシャフト差込孔6と、その上端を定めるホーゼル上端7とを含む筒状部を含んでいる。シャフト3は、軸方向にのびる空洞部10を画定する内周面8aを具えたパイプ状のシャフト本体8と、空洞部10内に固定された補強部材9とを具えている。補強部材9は、比重が2.0以下の材料で形成される。補強部材は、シャフト本体8の内周面8aと 接触 して配された本体部12を有し、規定のライ 角 及びロフト角で 水 平面に置かれたゴルフクラブの基準状態において、本体部12は、ホーゼル上端7よりもシャフト軸方向上方に 位置 する上端12aと、ホーゼル上端7よりもシャフト軸方向下方かつシャフトの先端3eよりも上方に位置する下端12bとを有している。【選択図】図2 | ||||||
权利要求 | ゴルフクラブヘッドとシャフトとを具えたゴルフクラブであって、 前記ゴルフクラブヘッドは、ホーゼル部を有し、 前記ホーゼル部は、前記シャフトの先端が挿入されるシャフト差込孔と、このシャフト差込孔の上端を定めるホーゼル上端とを含む筒状部を含み、 前記シャフトは、軸方向にのびる空洞部を画定する内周面を具えたパイプ状のシャフト本体と、前記シャフト本体の前記空洞部内に固定された補強部材とを具え、 前記補強部材は、比重が2.0以下の材料で形成され、 前記補強部材は、前記シャフト本体の前記内周面と接触して配された本体部を有し、 規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれたゴルフクラブの基準状態において、 前記本体部は、前記ホーゼル上端よりもシャフト軸方向上方に位置する上端と、前記ホーゼル上端よりもシャフト軸方向下方かつシャフトの前記先端よりも上方に位置する下端とを有していることを特徴とするゴルフクラブ。 前記補強部材は、前記本体部と、副部とを一体に含み、 前記副部は、前記シャフト本体の前記内周面に接触しない外径でシャフト軸方向にのびている小径部を含んでいる請求項1に記載のゴルフクラブ。 前記副部は、前記本体部の下方に設けられている請求項2記載のゴルフクラブ。 前記副部は、前記小径部と、その下方に設けられた終端部とを一体に含み、 前記終端部は、前記シャフトの前記先端に固着されている請求項3記載のゴルフクラブ。 前記本体部は、前記上端から外径が漸減しながら上方にのびる頂部を含んでいる請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブ。 前記頂部は、略半球状である請求項5記載のゴルフクラブ。 前記本体部の前記上端は、前記ホーゼル上端からシャフト軸方向に沿って5〜50mmの範囲に位置している請求項1乃至6のいずれかに記載のゴルフクラブ。 前記本体部の前記下端は、前記ホーゼル上端からシャフト軸方向に沿って0mmよりも大かつ20mm以下の範囲に位置している請求項1乃至7のいずれかに記載のゴルフクラブ。 |
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说明书全文 | 本発明は、ゴルフクラブに関し、詳しくは、クラブ質量の増加を抑制しつつシャフトの折損を効果的に防止しうるゴルフクラブに関する。 打球の飛距離を増大させるために、軽量化されたゴルフクラブが提案されている。 軽量のゴルフクラブは、通常、質量の小さいシャフトを有している。 このようなシャフトは、相対的に低い強度を有するので、打撃時に折損するおそれがある。 とりわけ、多くのゴルフクラブは、シャフトの先端部がゴルフクラブヘッドのホーゼル部の内部に挿入されているので、ホーゼル部の上端位置でシャフトが大きく変形し、折損しやすいという問題があった。 下記特許文献1は、シャフトの折損を防止するためのゴルフクラブを提案している。 このゴルフクラブは、シャフトが差し込まれる筒状のホーゼル部を具えていない。 このようなゴルフクラブは、基本的に、シャフトとゴルフクラブヘッドとの接合強度が小さいので、望ましい耐久性は期待できない。 下記特許文献2も、折損を防止するためのゴルフクラブシャフトを提案している。 このゴルフクラブシャフトは、パイプ状のシャフト本体と、その先端側に一体挿入された管状体とを含んでいる。 しかしながら、管状体は、シャフトの先端から連続して軸方向にのびる長さを有しているので、ゴルフクラブの質量が増加する。 下記特許文献3は、ゴルフクラブを提案している。 このゴルフクラブは、ヘッド側のシャフト差込孔とシャフトの軸心とを揃えるために、シャフトにテーパー状のリング体が嵌め込まれている。 しかしながら、このゴルフクラブでは、シャフトの折損防止という効果は殆ど期待できない。 下記特許文献4は、折損を防止するためのゴルフクラブシャフトを提案している。 このゴルフクラブシャフトは、シャフトの内部に、棒状芯部が挿入されている。 しかしながら、棒状芯部は、シャフトの先端から連続して軸方向にのびる大きな長さを有しており、ゴルフクラブの質量の増加が大きい。 本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、クラブ質量の増加を抑制しながら、シャフトの折損を効果的に防止しうるゴルフクラブを提供することを主たる目的としている。 本発明は、ゴルフクラブヘッドとシャフトとを具えたゴルフクラブであって、前記ゴルフクラブヘッドは、ホーゼル部を有し、前記ホーゼル部は、前記シャフトの先端が挿入されるシャフト差込孔と、このシャフト差込孔の上端を定めるホーゼル上端とを含む筒状部を含み、前記シャフトは、軸方向にのびる空洞部を画定する内周面を具えたパイプ状のシャフト本体と、前記シャフト本体の前記空洞部内に固定された補強部材とを具え、前記補強部材は、比重が2.0以下の材料で形成され、前記補強部材は、前記シャフト本体の前記内周面と接触して配された本体部を有し、規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれたゴルフクラブの基準状態において、前記本体部は、前記ホーゼル上端よりもシャフト軸方向上方に位置する上端と、前記ホーゼル上端よりもシャフト軸方向下方かつシャフトの前記先端よりも上方に位置する下端とを有していることを特徴とする。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記補強部材は、前記本体部と、副部とを一体に含み、前記副部は、前記シャフト本体の前記内周面に接触しない外径でシャフト軸方向にのびている小径部を含んでも良い。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記副部は、前記本体部の下方に設けられても良い。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記副部は、前記小径部と、その下方に設けられた終端部とを一体に含み、前記終端部は、前記シャフトの前記先端に固着されても良い。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記本体部は、前記上端から外径が漸減しながら上方にのびる頂部を含んでも良い。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記頂部は、略半球状でも良い。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記本体部の前記上端は、前記ホーゼル上端からシャフト軸方向に沿って5〜50mmの範囲に位置することができる。 本発明のゴルフクラブにおいて、前記本体部の前記下端は、前記ホーゼル上端からシャフト軸方向に沿って0mmよりも大かつ20mm以下の範囲に位置することができる。 本発明のゴルフクラブのシャフトは、軸方向にのびる空洞部を画定する内周面を具えたパイプ状のシャフト本体と、シャフト本体の空洞部内に固定された補強部材とを具えている。 比重が2.0以下の材料で形成されている補強部材は、クラブ質量の増加を小さく抑えることができる。 補強部材は、シャフト本体の内周面と接触して配された本体部を有している。 規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれたゴルフクラブの基準状態において、本体部は、ホーゼル上端よりもシャフト軸方向上方に位置する上端と、ホーゼル上端よりもシャフト軸方向下方かつシャフトの先端よりも上方に位置する下端とを有している。 即ち、補強部材は、パイプ状のシャフト本体のホーゼル上端位置を含む軸方向領域を補強する。 このような補強部材は、打球時、シャフト本体のホーゼル上端位置での変形を抑える。 これにより、シャフトの折損が効果的に防止される。 また、本体部の下端は、シャフト本体の先端よりも上方に位置する長さに制限されるので、クラブ質量の増加がより小さく抑えられる。 以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。 図1のゴルフクラブ1は、基準状態にある。 基準状態は、ゴルフクラブ1が、規定のライ角α及びロフト角(図示省略)で水平面HPに置かれた状態である。 ここで、「規定のライ角α及びロフト角」とは、当該ゴルフクラブに定められたライ角及びロフト角の意味である。 特に言及されていない場合、ゴルフクラブ1は、この基準状態にある。 本実施形態のヘッド2は、ウッド型であって、内部に中空部iが設けられている。 本実施形態のヘッド2は、金属材料により形成される。 ヘッド2は、その一部又は全部が金属以外(例えば、樹脂)で形成されても良い。 ヘッド2は、フェース部2A、クラウン部2B、ソール部2C、サイド部2D及びホーゼル部2Eを有している。 フェース部2Aは、前面に、ボールを打撃するフェース4を有している。 フェース4は、上縁4a、下縁4b、トウ側縁4c及びヒール側縁4dで囲まれており、慣例的な横長の略楕円形状を有している。 クラウン部2Bは、ヘッド上面を形成するように、フェース4の上縁4aからヘッドの後方にのびている。 ソール部2Cは、ヘッド底面を形成するように、フェース4の下縁4bからヘッドの後方にのびている。 サイド部2Dは、クラウン部2Bとソール部2Cとの間を、フェース4のトウ側縁4cからフェース4のヒール側縁4eまでのびている。 ホーゼル部2Eは、ヘッド2のヒール側に設けられており、そこには、シャフト3が固着されている。 図2に示されるように、ホーゼル部2Eは、筒状部5を有している。 筒状部5は、シャフト差込孔6と、このシャフト差込孔6の上端を定めるホーゼル上端7とを含んでいる。 筒状部5の下部は、ヘッド2の中空部iの中に位置している。 筒状部5の上部、即ち、ホーゼル上端7は、この実施形態では、クラウン部2Bよりも上方に位置している。 シャフト差込孔6は、上部が開放された断面円形の筒状の空間である。 シャフト差込孔6の下端は、例えば、筒状部5で閉じられている。 ただし、シャフト差込孔6の形状は、このような態様に限定されるものではない。 シャフト3は、先端3eの側がヘッド2のホーゼル部2Eに固着されている。 本実施形態では、シャフト3の外周面とホーゼル部2Eのシャフト差込孔6の内周面とが接着剤により固着されている。 なお、シャフト3の他端には、例えば、グリップが設けられている(いずれも図示せず)。 シャフト3は、シャフト本体8と、補強部材9とを含んでいる。 シャフト本体8は、シャフト3の軽量化のために、繊維強化樹脂で作られたパイプ状である。 シャフト本体8は、シャフト3の先端3eから他端まで軸方向にのびている。 好ましい態様では、シャフト本体8は、先端3e側に向かってテーパ状である。 シャフト本体8の内部には、軸方向にのびる空洞部10が形成されている。 空洞部10は、パイプ状のシャフト本体8の内周面8aによって確定されている。 空洞部10も、シャフト3の先端3e側に向かってテーパ状に構成されている。 補強部材9は、シャフト本体8の空洞部10内に固定されている。 本実施形態の補強部材9は、本体部12と、副部13とを一体に有している。 図2のA−A断面図である図3(A)に示されるように、本体部12は、シャフト軸中心線CLに直角な横断面が円形の軸状部材からなる。 本体部12は、シャフト本体8の内周面8aとほぼ全周で接触している。 なお、後述の空気抜き流路22を構成する第3孔22cの部分は、シャフト本体8の内周面8aと接触していない。 図2に示されているように、本体部12は、シャフト軸方向において、上端12aと、下端12bとを有している。 本体部12において、上端12aはシャフト本体8の内周面8aに接触している最もシャフト軸方向上方の位置である。 本体部12の上端12aは、ホーゼル上端7よりもシャフト軸方向上方に位置している。 本体部12において、下端12bはシャフト本体8の内周面8aに接触している最もシャフト軸方向下方の位置である。 本体部12の下端12bは、ホーゼル上端7よりもシャフト軸方向下方に位置している。 従って、補強部材9の本体部12は、ホーゼル上端7の位置を含んだ上端12aから下端12bまでの軸方向の領域において、シャフト本体8をその空洞部10側から補強することができる。 このような補強部材9は、打球時、ホーゼル上端7位置でのシャフト本体8の局部的な変形を抑えることができる。 これにより、シャフト3の折損が、効果的に防止される。 補強部材9の本体部12の下端12bは、シャフト3の先端3eよりも上方に位置している。 従って、本体部12は、無駄な質量増加を抑えながら、シャフト本体8を補強することができる。 これにより、クラブ質量の増加がさらに小さく抑えられる。 好ましい態様では、本体部12の上端12aと、ホーゼル上端7とのシャフト軸方向に沿った距離Laは5〜50mmの範囲である。 前記距離Laが5mm未満では、本体部12の補強効果が十分に得られない傾向があり、逆に、50mmを超えると、クラブ質量が増大するおそれがある。 前記距離Laは、より望ましくは10mm以上、さらに望ましくは15mm以上であり、より望ましくは45mm以下、さらに望ましくは40mm以下とされる。 ホーゼル上端7よりも下方では、シャフト本体8は、シャフト差込孔6の内周面で支持されている。 従って、本体部12の下端12bと、ホーゼル上端7とのシャフト軸方向の距離Lbは、前記距離Laよりも小さく設定することで、クラブの質量増加がさらに抑えられる。 好ましい実施態様では、前記距離Lbは、0mmよりも大とされるが、より望ましくは5mm以上であり、望ましくは20mm以下、さらに望ましくは15mm以下である。 本体部12は、例えば、上端12aから外径が漸減しながら上方にのびる頂部15を含んでいる。 好ましい態様では、頂部15は、図2に示されるシャフト軸中心線CLを含む断面において、曲率半径が0.5mm以上、より好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2mm以上の円弧面15aを有している。 さらに好ましくは,頂部15は、略半球状とされる。 シャフト本体8が本体部12で補強されることにより、打撃時のシャフト3の曲げの中心は、新たに剛性段差が形成される本体部12の上端12a付近へと移動する。 この場合において、本体部12の上端12aが、シャフト軸中心線CLと直交する平面で構成されている場合、本体部12の上端12a付近での大きな変形によるシャフト3の折損が生じるおそれがある。 一方、本体部12に頂部15が提供されることにより、本体部12の上端12a付近で変形したシャフト本体8は、徐々に頂部15で支えられる。 これにより、シャフト3の変形の曲率が大きくすることができる。 従って、本実施形態によれば、シャフト3の本体部12の上端12a付近での折損をも防止できる。 頂部15としては、半球状の他、上方に向かって外径が漸減するテーパ状でも良い。 補強部材9の副部13は、本体部12の下端12bよりも下方に設けられている。 本実施形態の副部13は、小径部16と、その下方に設けられた終端部17とを一体に含んでいる。 小径部16は、シャフト本体8の内周面8aに接触しない外径でシャフト軸方向にのびている。 本実施形態の小径部16は、横断面が円形の軸状部材からなる。 終端部17は、シャフト3の先端3eに固着されている。 図2のB−B断面図である図3(B)に示されるように、本実施形態の終端部17は、シャフト本体8の内周面8aに接触しうる外径を有している。 図4に拡大して示されるように、終端部17の下端には、ネジ孔19が形成されている。 このネジ孔19には、シャフト3の先端3eからネジ20が締め付けられる。 ネジ20は、シャフト3の先端面21に当接するネジ頭20aを有しているので、シャフト本体8の空洞部10へ進入できない。 シャフト本体8の空洞部10は、テーパー状であるため、ネジ20を締め付けることにより、補強部材9をシャフト3の先端側に引っ張り、内周面8aと本体部9とをより強く密着させることができる。 これにより、シャフト3がさらに効果的に補強される。 また、シャフト本体8内での補強部材9のぐらつきなどを防止し、その取り付け位置を安定させることができる。 なお、ネジ頭20aは、シャフト本体8とシャフト差込孔6の底面とで挟まれて固定される。 本実施形態の副部13は、本体部12を、ホーゼル上端7を含んだシャフト本体8の適正な位置に固定することができる。 また、副部13の小径部16は、打球時、ヘッド2から伝えられた振動により、シャフト本体8の空洞部10内で振動する。 これにより、ヘッド2の振動エネルギーが吸収され、ゴルファーへの不快な振動伝達が抑制される。 好ましい実施形態では、質量の増加を抑制しつつ強度を確保するために、副部13の外径は、1〜3mm程度が望ましい。 補強部材9は、比重が2.0以下の材料で形成される。 このように、比重が小さい材料が用いられることにより、補強部材は小さい質量で提供され、ゴルフクラブ1の質量増加がさらに抑制される。 このような材料として、金属材料、樹脂、繊維強化樹脂等が挙げられる。 本実施形態の補強部材9は、樹脂の一体成形品である。 本実施形態のゴルフクラブ1を製造する場合、例えば、先ず、シャフト本体8に補強部材9が固定されシャフト3が製造される。 上記実施形態では、両者はネジ20で固定されているが、接着剤等で固定されても良い。 製造されたシャフト3は、ヘッド2のホーゼル部2Eに差し込まれ、接着剤にて固着される。 補強部材9には、空気抜き流路22が設けられるのが望ましい。 空気抜き流路22は、図4に拡大して示されるように、例えば、ネジ20に設けられた第1孔22aを含んでいる。 第1孔22aは、ネジ20を軸方向に貫通しのびている。 空気抜き流路22は、例えば、さらに、補強部材9の終端部17に設けられた第2孔22bを含んでいる。 第2孔22bは、第1孔22aを通った空気を小径部16側へと送給しうるように、本実施形態では、終端部17のネジ孔の底部から終端部17を斜めに貫通してのびている。 図2に示されるように、空気抜き流路22は、さらに、本体部12に設けられた第3孔22cを含んでいる。 第3孔は、小径部16の周りの空気をシャフトの後端側へと通過させることができる。 このような空気抜き流路22は、補強部材9とシャフト本体8とが固着されたシャフト3が、ヘッド2のホーゼル部2Eのシャフト差込孔6に挿入される際に、シャフト3の先端3eとシャフト差込孔6との間の空気を、空洞部10を利用してシャフト後端側へと排出させ、シャフトの固着を安定させることができる。 上記実施形態では、ウッド型のゴルフクラブが例に挙げられているが、本発明は、アイアン型、ユーティリティ型又はパター型のいずれのクラブにも適用され得る。 以上、本発明の実施形態が、詳細に説明されたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施され得るのは言うまでもない。 図1〜4の基本構造を有し、かつ、表1の仕様に基づいたゴルフクラブが試作され、性能がテストされた。 補強部材の本体部は、表1のように、上端から下端に向かって外径が漸減するテーパ状の外周面を有している。 各ゴルフクラブの共通仕様やテスト方法は、次の通りである。 <ゴルフクラブヘッド> <耐久性> テストの結果は、表1に示されている。 本発明のゴルフクラブは、耐久性を向上していることが確認された。 1 ゴルフクラブ2 ゴルフクラブヘッド2E ホーゼル部3 シャフト3e シャフトの先端6 シャフト差込孔7 ホーゼル上端8 シャフト本体8a シャフト本体の内周面10 空洞部12 本体部12a 上端12b 下端13 副部15 本体部の頂部16 小径部 |