Golf club for steel shaft

申请号 JP2012125139 申请日 2012-05-31 公开(公告)号 JP2013248165A 公开(公告)日 2013-12-12
申请人 Dunlop Sports Co Ltd; ダンロップスポーツ株式会社; 发明人 MATSUNAGA SATOSHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a steel shaft for a golf club, with which a carry of a ball can be extended while maintaining feel of hitting a ball and directivity of a hit ball.SOLUTION: For a steel shaft for a golf club, when a distance from a front end of a shaft 3 to a center of gravity point of the shaft 3 is denoted by Land a full length of the shaft 3 is denoted by L, a center-of-gravity rate which is L/Land denoted by Y (%) satisfies 51.0≤Y≤60.0, a weight X (g) of the shaft 3 satisfies 80≤X≤140, and a full length L(inch) of the shaft 3 satisfies 30≤L≤42.
权利要求
  • シャフト先端からシャフト重心点までの距離をL とし、シャフトの全長をL としたときに、L /L である重心率Y(%)が、51.0≦Y≦60.0であり、
    シャフト重量X(g)が80≦X≦140であり、且つ シャフト全長L (インチ)が、30≦L ≦42
    であることを特徴とするゴルフクラブ用スチールシャフト。
  • バット端からシャフト先端側へ150mmまでの部分の肉厚が0.30mm以上0.40mm以下である請求項1に記載のゴルフクラブ用スチールシャフト。
  • バット端からシャフト先端側へ150mmまでの部分の外径が14.5mm以上15.3mm以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブ用スチールシャフト。
  • バット端からシャフト先端側へ400mmまでの部分のステップの数が5個以上8個以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴルフクラブ用スチールシャフト。
  • 说明书全文

    本発明はゴルフクラブ用スチールシャフトに関する。

    ゴルファーにとってボールの飛距離は、ゴルフクラブを選定する際の重要なファクターの1つである。 そこで、ボールの飛距離を延ばすために、従来、ゴルフクラブを構成する要素の材質や形状などに対して種々の工夫がなされてきた。

    しかし、近年、過剰な飛距離を抑制して競技の公正性を高めるために、フェースの反発性能、クラブ長さ及びヘッドの慣性モーメントがルールで規制されるようになり、飛距離を向上させることが難しくなりつつある。

    このような状況下において、ボールの初速が飛距離に大きく影響することに鑑み、クラブ長さをルールで規制された上限近くまで長くし、クラブのヘッドスピードを速くすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。

    特開2004−201911号公報

    しかし、クラブ長さを長くすることでクラブのヘッドスピードを速くする方法では、クラブの長さが長くなった分、ヘッドのコントロール性が低下し、当該ヘッドのスイートスポットでボールを打撃するのが難しくなる。 このため、ボールのミート率が悪くなり、安定してボール初速を速くすることができず、その結果、ボールの飛距離を向上させることができない。

    これを解決するためには、クラブ長さを抑えてミート率をアップさせ、且つ、ヘッド重量を大きくしてボールの初速を速くする必要があるが、単純にヘッド重量を大きくすると、今度はクラブの慣性モーメントが大きくなり、クラブの振り易さが低下するという問題がある。

    そこで、更にクラブ重量を大きくすることなく、クラブの慣性モーメントの増大を防ぐために、シャフトの重心点をバット側(手元側)に移動させることが考えられる。
    シャフトの重心点のバット側への移動は、通常、シャフトのバット側部分の肉厚を増すことで達成することができるが、この方法では、シャフトのバット側部分の曲げ剛性値EI(kgf・m )も増加することになり、打球時のフィーリングや打球の方向性が低下することになる。

    本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、打球時のフィーリングや打球の方向性を保ちつつ、ボールの飛距離を延ばすことができるゴルフクラブ用スチールシャフトを提供することを目的としている。

    (1)本発明のゴルフクラブ用スチールシャフトは、シャフト先端からシャフト重心点までの距離をL とし、シャフトの全長をL としたときに、L /L である重心率Y(%)が、51.0≦Y≦60.0であり、
    シャフト重量X(g)が80≦X≦140であり、且つ シャフト全長L (インチ)が、30≦L ≦42
    であることを特徴としている。

    本発明のゴルフクラブ用スチールシャフトでは、重心率Y(%)、シャフト重量X(g)及びシャフト全長L (インチ)をそれぞれ前記範囲内の値としているので、スチールアイアンでヘッドを重くすることができ、打球時のフィーリングや打球の方向性を保ちつつ、ボールの飛距離を延ばすことができる。

    (2)前記(1)のゴルフクラブ用スチールシャフトにおいて、バット端からシャフト先端側へ150mmまでの部分の肉厚が0.30mm以上0.40mm以下であることが好ましい。

    (3)前記(1)又は(2)のゴルフクラブ用スチールシャフトにおいて、バット端からシャフト先端側へ150mmまでの部分の外径が14.5mm以上15.3mm以下であることが好ましい。

    (4)前記(1)〜(3)のゴルフクラブ用スチールシャフトにおいて、バット端からシャフト先端側へ400mmまでの部分のステップの数が5個以上8個以下であることが好ましい。

    本発明のスチールシャフトによれば、打球時のフィーリングや打球の方向性を保ちつつ、ボールの飛距離を延ばすことができる。

    本発明のゴルフクラブ用スチールシャフトの一実施の形態を含むゴルフクラブの説明図である。

    T点強度の測定方法を説明する図である。

    以下、添付図面を参照しつつ、本発明のゴルフクラブ用スチールシャフトの実施の形態を詳細に説明する。
    図1は、本発明の一実施の形態に係るゴルフクラブ用スチールシャフト(以下、単に「シャフト」ともいう)を含むゴルフクラブ1の全体を示す説明図である。 ゴルフクラブ1は、所定のロフトを有するアイアン型ゴルフクラブヘッド2と、シャフト3と、グリップ4とを有している。 ヘッド2は、シャフト3の先端側のチップ端3aを挿入して固着するためのシャフト穴5を備えたホーゼル6を有している。 シャフト3の後端側のバット端3bは、グリップ4のグリップ穴7内に挿入されて固着される。 チップ端3aはヘッド2の内部に位置しており、バット端3bはグリップ4の内部に位置している。 なお、図1において、符号Gで示されるのは、シャフト3の重心(重心点)である。 この重心Gは、シャフト3の内部であって、シャフト軸線上に位置している。

    ゴルフクラブ1の重量は、本発明において特に限定されるものではないが、360g以上の範囲内に設定されていることが好ましい。 ゴルフクラブ1の重量が軽すぎると、当該ゴルフクラブ1を構成する各要素(パーツ)の強度が低くなり、耐久性が低下する惧れがある。 したがって、ゴルフクラブ1の重量は、370g以上であることが好ましく、さらには380g以上であることが好ましい。 一方、ゴルフクラブ1の重量が重すぎると、振りにくくなり、ヘッドスピードを上げることが難しくなる。 したがって、ゴルフクラブ1の重量は、500g以下であることがさらに好ましく、特に490g以下であることが好ましい。

    また、ゴルフクラブ1の長さ自体も、本発明において特に限定されるものではないが、通常、34.0〜42.0インチである。 ゴルフクラブ1の長さが短すぎると、振り易くなるものの、スイングの回転半径が小さくなり、十分なヘッドスピードを得ることが難しくなる。 このため、ボールスピードを速くすることができず、ボールの飛距離を延ばすことができない。 したがって、ゴルフクラブ1の長さは、34.5インチ以上であることが好ましく、さらには35.0インチ以上であることが好ましい。 一方、ゴルフクラブ1の長さが長すぎると、クラブを振りにくくなるためヘッドスピードが低下してしまう。 このため、ボールスピードを速くすることができず、ボールの飛距離を延ばすことができない。 したがって、ゴルフクラブ1の長さは、41.5インチ以下であることが好ましく、さらには41.0インチ以下であることが好ましい。

    なお、本明細書において「クラブ長さ」とは、R&G(Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews:全英ゴルフ協会)が定めるゴルフ規則「付属規則II クラブのデザイン」の「1 クラブ」における「1c 長さ」の記載に基づいて測定される長さである。

    〔ヘッドの構成〕
    本実施の形態におけるヘッド2は、中実のアイアンヘッドであり、慣性モーメントが大きい。 ヘッド2の慣性モーメントが大きいクラブでは、飛距離向上の効果が安定的に得られる。

    ヘッド2の材質は、本発明において特に限定されるものではなく、例えばチタン、チタン合金、ステンレス鋼、マルエージング鋼、軟鉄などを用いることができる。 また、単一の材質を用いて作製するだけでなく、複数の材質を適宜組み合わせてヘッド2を作製してもよい。

    本発明では、ヘッド2単体の重量は特に限定されないが、230〜310gの範囲内であることが好ましい。 ヘッド2が軽すぎると、当該ヘッド2の運動エネルギーをボールに十分に与えることができず、ボールスピードを増大させることが難しくなる。 したがって、235g以上であることがさらに好ましく、特に240g以上であることが好ましい。 一方、ヘッド2の重量が重くなりすぎると、ゴルフクラブ1が重くなって、振りにくくなる。 したがって、305g以下であることがさらに好ましく、特に300g以下であることが好ましい。

    また、本実施の形態におけるゴルフクラブ1では、ヘッド重量とクラブ重量との比(ヘッド重量/クラブ重量)が0.55以上0.70以下に設定されている。 この比が小さすぎると、ヘッド2の運動エネルギーが小さくなってしまい、十分なボールスピードを得ることが難しくなる。 したがって、前記比は、0.56以上であることが好ましく、さらには0.57以上であることが好ましい。 一方、前記比が大きすぎると、ヘッド2が重くなりすぎてクラブが振りにくくなる。 したがって、前記比は、0.69以下であることが好ましく、さらには0.68以下であることが好ましい。

    〔グリップの構成〕
    本発明において、グリップ4の材質や構造は特に限定されるものでなく、通常用いられているものを適宜採用することができる。 例えば、天然ゴムに、オイル、カーボンブラック、硫黄及び酸化亜鉛を配合して混練した材料を所定形状に成形し且つ加硫することにより得られるものを用いることができる。

    本発明において、グリップ4の重量自体は特に限定されるものではないが、通常、20g以上55g以下に設定することができる。 グリップ4の重量が軽すぎると、当該グリップ4の強度が低くなり、その耐久性が低下する惧れがある。 したがって、グリップ4の重量は、23g以上であることが好ましく、さらには26g以上であることが好ましい。 一方、グリップ4の重量が重すぎると、ゴルフクラブ1が重くなって、振りにくくなる。 したがって、グリップ4の重量は、53g以下であることが好ましく、さらには51g以下であることが好ましい。

    〔シャフトの構成〕
    本実施の形態におけるシャフト3は、常法により作製された、中空構造を有するスチールシャフトである。 シャフト3の全長はL であり、また、シャフト3のチップ端(先端)3aから前記シャフト3の重心Gまでの距離はL である。

    本発明におけるシャフト3の重量Xは、80g以上140g以下に設定されている。 シャフト3の重量が軽すぎると、肉薄であるため、曲げ強度などの強度が不足する可能性が高くなることから、85g以上であることが好ましく、さらには90g以上であることが好ましい。 一方、シャフト3の重量が140gを超えると、ゴルフクラブ1全体が重くなり、速くスイングすることが難しくなる。 したがって、シャフト3の重量は、135g以下であることが好ましく、さらには130g以下であることが好ましい。

    また、シャフト3の長さ(全長)L は、30インチ以上42インチ以下に設定されている。 シャフト3の長さが短すぎると、スイングの回転半径が小さくなり、十分なヘッドスピードを得ることが難しくなる。 このため、ボールスピードを速くすることができず、ボールの飛距離を延ばすことができない。 したがって、シャフト3の長さは、32インチ以上であることが好ましく、さらには34インチ以上であることが好ましい。 一方、シャフト3の長さが長すぎると、グリップ端における慣性モーメントが大きくなり、非なゴルファーでは力負けし易くなる。 このため、ヘッドスピードを速くすることができず、ボールの飛距離を延ばすことができない。 したがって、シャフト3の長さは、41.5インチ以下であることが好ましく、さらには41インチ以下であることが好ましい。

    また、シャフト3の重心位置自体は、本発明において特に限定されるものではないが、通常、例えば39インチ長さのシャフトでは当該シャフト3のチップ端3a(先端)から595〜505mmの範囲内である。 シャフト3の重心Gの位置が当該シャフト3の先端から505mm未満であると、重心の位置が手元方向に十分に移動しているとはいえないので、クラブの振り易さは向上されず、ヘッドスピードのアップにつながらない可能性が高い。 したがって、シャフト3の重心位置は、当該シャフト3の先端から510mm以上であることが好ましく、さらには515mm以上であることが好ましい。 一方、シャフト3の重心Gの位置が当該シャフト3の先端から595mmを超えると、シャフト先端側の肉厚が薄くなってしまい、曲げ強度などの強度が不足する可能性が高い。 したがって、シャフト3の重心位置は、当該シャフト3の先端から585mm以下であることが好ましく、さらには575mm以下であることが好ましい。

    本発明では、シャフト3の先端からシャフト重心Gまでの距離をL とし、シャフト3の全長をL としたときに、L /L である重心率Y(%)を51.0≦Y≦60.0としている。

    重心率Yが51.0(%)未満の場合、シャフトの重心がシャフトの先端側に近くなるので、従来と同程度のスイングバランスにするためには、ヘッドの重量を小さくしなければならず、ヘッド設計の自由度が狭くなる。 つまり、ヘッドの慣性モーメントを縮小させることになり、また、低重心化技術を導入することができなくなる。 したがって、ボールの高飛距離化を達成することが困難になる。 したがって、重心率Yは52.0以上であることが好ましく、さらには53.0以上であることが好ましい。

    一方、重心率Yが60.0を超える場合、シャフトの重心がシャフトの後端側に近づきすぎるため、ヘッドの重量を過度に増大させることになり、クラブ重量の増大化を招き、従来と同じ振り易さ、すなわちスイングバランスが同程度となっても振りにくくなる。 また、シャフトの先端よりも後端側に重量を配置することになり、シャフトの先端側の強度が弱くなる。 したがって、重心率Yは58.0以下であることが好ましく、さらには56.0以下であることが好ましい。

    また、本実施の形態では、シャフト3のバット端3bからシャフト先端側へ150mmまでの部分の肉厚tを0.30mm以上0.40mm以下としている。
    前記肉厚tが0.3mm未満の場合、シャフトの重心がシャフトの先端側に近くなるので、従来と同程度のスイングバランスにするためには、ヘッドの重量を小さくしなければならず、ヘッド設計の自由度が狭くなる。 つまり、ヘッドの慣性モーメントを縮小させることになり、また、低重心化技術を導入することができなくなる。 したがって、ボールの高飛距離化を達成することが困難になる。 したがって、肉厚tは0.32mm以上であることが好ましく、さらには0.34mm以上であることが好ましい。

    一方、肉厚tが0.4mmを超える場合、シャフトの重心がシャフトの後端側に近づきすぎるため、ヘッドの重量を過度に増大させることになり、クラブ重量の増大化を招き、従来と同じ振り易さ、すなわちスイングバランスが同程度となっても振りにくくなる。 また、シャフトの先端よりも後端側に重量を配置することになり、シャフトの先端側の強度が弱くなる。 したがって、肉厚tは0.38mm以下であることが好ましく、さらには0.36mm以下であることが好ましい。

    また、本実施の形態では、シャフト3のバット端3bからシャフト先端側へ150mmまでの部分の外径dを14.5mm以上15.3mm以下としている。
    前記外径dが14.5mm未満の場合、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが低くなりすぎ、シャフトが柔らかくなる。 そして、打球の方向安定性が悪くなるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、外径dは14.7mm以上であることが好ましく、さらには14.9mm以上であることが好ましい。

    一方、外径dが15.5mmを超える場合、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが高くなりすぎ、しなりが少なく、硬く感じるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、外径dは15.4以下であることが好ましく、さらには15.3mm以下であることが好ましい。

    また、本実施の形態では、シャフト3のバット端3bからシャフト先端側へ400mmまでの部分のステップの数を5個以上8個以下としている。
    前記ステップの数が5個未満の場合、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが高くなりすぎ、しなりが少なく、硬く感じるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、ステップの数は6個以上が好ましい。

    一方、ステップの数が8個を超える場合、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが低くなりすぎ、シャフトが柔らかくなる。 そして、打球の方向安定性が悪くなるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、ステップの数は7個以下が好ましい。

    また、本実施の形態では、シャフトの材質における残留オーステナイトの含有量が、当該シャフトのチップ端3aからバット端3b側へ600mmまでの部分に比べ、この600mmの箇所からバット端3bまでの部分の方が多くなるようにしている。 すなわち、シャフトのチップ端3aからバット端3b側へ600mmの箇所を境界にシャフトのチップ端側と、シャフトのバット端側とで残留オーステナイトの含有量を変えている。 具体的には、600mmという境界よりもバット端側の部分の残留オーステナイトの含有量を、当該境よりもチップ端側の部分よりも多くしている。

    前記「境界」が、シャフトのチップ端3aからバット端3b側へ600mm未満の場合、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが低くなりすぎ、シャフトが柔らかくなる。 そして、打球の方向安定性が悪くなるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、前記「境界」は650mm以上であることが好ましく、さらには700mm以上であることが好ましい。

    一方、前記「境界」が、シャフトのチップ端3aからバット端3b側へ900mmを超えると、シャフトのバット側の曲げ剛性値EIが高くなりすぎ、しなりが少なく、硬く感じるため、打球時のフィーリングが悪くなる。 したがって、前記「境界」は850mm以下であることが好ましく、さらには800mm以下であることが好ましい。

    〔実施例〕
    次に、本発明のスチールシャフトを実施例に基づいて説明するが、本発明はもとよりかかる実施例にのみ限定されるものではない。
    表1に示される仕様のシャフトを備えた5番アイアン(クラブ長さ:38インチ、クラブ重量:400g)を用いて、ヘッドスピードの平均が42m/sのゴルファー15人に10球ずつ実打してもらい、打球時のフィーリングのアンケートを実施した。 振り易さ、打球の方向性、及び飛距離を考慮し、以下5段階で評価してもらい、最も人数が多かった評価を採用した。
    5点 : 非常に良い 4点 : 良い 3点 : 普通 2点 : 悪い 1点 : 非常に悪い

    また、シャフト先端強度(T点強度)を、SGマーク試験法に準じて測定した。 SG式三点曲げ強度は、製品安全協会が定めるSG式の破壊強度である。 図2は、SG式三点曲げ強度の測定方法の説明図である。 図2に示されるように、2つの支持点t1、t2においてシャフト3を下方から支持しつつ、荷重点t3において上方から下方に向かって荷重Fを加える。 荷重点t3の位置は、支持点t1と支持点t2とを二等分する位置である。 この荷重点t3を、測定される点(T点)と一致させて測定が行なわれる。
    フィーリング評価、シャフト先端部の曲げ強度及び飛距離の結果を表1〜3に示す。

    1 アイアン型ゴルフクラブ 2 ヘッド 3 シャフト 3a チップ端 3b バット端 4 グリップ 5 シャフト穴 6 ホーゼル 7 グリップ穴 G シャフトの重心 L シャフトのチップ端からシャフトの重心までの距離 L シャフト全長

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