Racket for ball play, and string member or string

申请号 JP4692093 申请日 1993-03-08 公开(公告)号 JPH067483A 公开(公告)日 1994-01-18
申请人 Siegfried Kuebler; ジークフリート、キューブラー; 发明人 JIIKUFURIITO KIYUUBURAA;
摘要 PURPOSE: To provide an ideal string arrangement for a tennis racket, etc., with generally improved hitting performance. CONSTITUTION: As a longitudinal string 62 on the string plane Q of a racket, a string member 63 on which a thin constant diameter part at the central part and thick constant diameter parts at the both end parts and a cone shaped section to connect the both are arranged therebetween is used. As a lateral string 64, a string member 65 which has a thin constant diameter in the vicinity of the throat and a thick constant diameter in the vicinity of the head 52 and a cone shaped section to connect the both are arranged therebetween is used.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】フレーム内に少なくとも1本の長いストリング部材からなる互いに交差するストリングが張られたストリング面を有する球技用のラケットにおいて、一方向のストリング(62,64)の断面が、ストリング面(Q)の中央の領域から前記方向の最も短いストリングにかけて、異なっていることを特徴とする球技用のラケット。
  • 【請求項2】フレーム内に少なくとも1本の長いストリング部材からなる互いに交差するストリングが張られたストリング面を有する球技用のラケットにおいて、一方向のストリング(62,64)の断面が、ストリング面(Q)の中心軸(M,Z)から前記方向の最も短いストリングにかけて、複数の段階をへて増大あるいは減少することを特徴とする球技用のラケット。
  • 【請求項3】前記ストリング(62,64)が、ガット製のストリング(C)であって、長さ(a,e)の増大に伴ってその断面が減少することを特徴とする請求項1
    あるいは2記載の球技用のラケット。
  • 【請求項4】前記ストリング(62,64)がプラスチック製のストリング(特に、ナイロン製のストリング(A))であって、長さ(a,e)の増大に伴いその断面が増大するを有することを特徴とする請求項1あるいは2記載の球技用のラケット。
  • 【請求項5】平行するストリング(62,64)の各々が、全長(a,e)の範囲でその断面が一定であることを特徴とする請求項1〜4記載の球技用のラケット。
  • 【請求項6】平行するストリング(62,64)の各々が、全長(a,e)の一端から他端に至る円錐状の縦断面を有することを特徴とする請求項1〜4記載の球技用のラケット。
  • 【請求項7】複数の縦のストリング(62)あるいは複数の横ストリング(64)が、中央部(S)から両端部に向けてその断面が減少するストリング部材(63,6
    5)により形成されていることを特徴とする請求項1あるいは3記載の球技用のラケット。
  • 【請求項8】複数の縦のストリング(62)あるいは複数の横ストリング(64)が、中央部(S)から両端部に向けてその断面が増大するストリング部材(63,6
    5)により形成されていることを特徴とする請求項1あるいは4記載の球技用のラケット。
  • 【請求項9】ストリング部材(63,65)において、
    中央部(S)に配設された一定の断面(d 1 ,i 1 )を有する区間(73,75)に、円錐状の縦断面を有する区間(73k,75k)が連続していることを特徴とする請求項1あるいは3記載の球技用のラケット。
  • 【請求項10】前記円錐状の縦断面を有する区間(73
    k,75k)の大断面(i 3 )側に、一定の断面を有する区間(73e,75e)が連続していることを特徴とする請求項9記載の球技用のラケット。
  • 【請求項11】前記円錐状の縦断面を有する区間(73
    k,75k)の小径側に、一定の断面を有する区間(7
    3e,75e)が連続していることを特徴とする請求項9記載の球技用のラケット。
  • 【請求項12】請求項1に記載された球技用のラケットに用いられるストリング部材(63,65)あるいはストリング(62,64)であって、変化する断面を有することを特徴とするストリング部材あるいはストリング。
  • 【請求項13】円錐状の縦断面を有することを特徴とする請求項12記載のストリング部材あるいはストリング。
  • 【請求項14】ガット素材からなり、ストリング部材(C)あるいはストリングの径が端部に向けて減少することを特徴とする請求項12あるいは13記載のストリング部材あるいはストリング。
  • 【請求項15】プラスチック素材(特に、ナイロン素材)からなり、ストリング部材(A)あるいはストリングの径が端部に向けて増大することを特徴とする請求項12あるいは13記載のストリング部材あるいはストリング。
  • 【請求項16】ガット素材からなり、ストリング部材(A,C)の略中央部から端部に向けて断面が線形に変化することを特徴とする請求項14あるいは15記載のストリング部材あるいはストリング。
  • 【請求項17】ストリング部材(63,65)の中央部(S)に配設された一定の断面(d 1 ,i 1 )を有する区間(73,75)に、円錐状の縦断面を有する区間(73k,75k)が連続していることを特徴とする請求項12〜16記載のストリング部材。
  • 【請求項18】前記円錐状の縦断面を有する区間(73
    k,75k)の大断面(i 3 )側に、一定の断面を有する区間(73e,75e)が連続していることを特徴とする請求項17記載のストリング部材。
  • 【請求項19】前記円錐状の縦断面を有する区間(73
    k,75k)の小径側に、一定の断面を有する区間(7
    3e,75e)が連続していることを特徴とする請求項17記載のストリング部材。
  • 【請求項20】ストリング(62,64)の中央部(S)に配設された一定の断面(c 1 )を有する区間(74)に、円錐状の縦断面を有する区間(74k)が連続していることを特徴とする請求項12〜16記載のストリング部材。
  • 【請求項21】前記円錐状の縦断面を有する区間(74
    k)の大径側あるいは小径側に、一定の断面を有する区間(74e)が連続していることを特徴とする請求項2
    0記載のストリング部材。
  • 【請求項22】ストリング部材(63,65)あるいはストリング(62,64)が、張力に対して変化する弾性あるいは変化する弾性係数を有していることを特徴とする請求項12記載のストリング部材あるいはストリング。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、フレーム内に少なくとも1本の長いストリング部材からなる互いに交差するストリングが張られたストリング面を有する球技用のラケット、特にテニスラケットに関する。 更に本発明は、ストリング部材あるいはストリングそれ自体に関する。

    【0002】

    【従来の技術】本出願人の独国特許第3434898号に記載されたテニスラケット等では、ラケットの縦軸に平行に張られた最も長い330mmのストリングは、例えば約30kgの張で張られている。 その荷重は張力付与機に予め設定される。 ラケットに張られた状態で、
    これらのストリングを張力測定器により測定した場合、
    素材自体あるいは機械やコレットの機械的な遊びによりストリングは撓み、実際の張力は常に実質的に低い値にセットされる。 経験上、実際の張力の値は設定された値の約70%であり、この場合では約21kgとなる。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】さて、例えば2kgのボールの衝撃を吸収できる1.3mm径のガットストリングを選択し、これを21〜23kgの張力で張った場合、長さの伸びが8.25%引く7.5%、すなわち0.75%増加し、330mmの長さのストリングでは、その値が2.47mmとなる。 また、このストリングに平行な隣接するストリングは、その長さを320m
    mとすると、2.4mmだけ長さが増加することになる。 そして実際に、もし全てのストリングが同じ度合いで撓んだ場合、強く張られることにはならない。

    【0004】このようなストリングの張り方の不便さは、ストリング張り機に各々の長さのストリングに対して個別の張力値を設定しなければならないことである。
    そして、比較的簡単なストリング張りの指示を個々の製作者に頼ることは、もはや不可能である。

    【0005】また、この技術分野では、ラケットの中央部分を太い断面を有する複数の縦ストリングと横ストリングとにより形成し、通常のインパクト領域以外(すなわち、ガットストリングにより形成される十字形状の面により区画されるの面)を細い断面を有するストリングにより形成し、更に、太いストリングの長所によってインパクト領域すなわちスイートスポットの負荷が増大することを考慮すると共に、傷んだ場合にスイートスポットのストリングのみを交換できるようにするため、これらを異なる素材で構成することが知られている。

    【0006】本発明は、上記従来技術が有する問題点を解消し、この種のラケット用の理想的なストリング配列を提供することを目的とする。 加えて、本発明は、ラケットの打撃能力を全般的に向上させることを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のストリング部材の一方向(例えば、ストリング面の中心線から始まる)におけるストリングは、上記方向の最も短いストリングにかけて、その断面が異なることを特徴とする。 そして、ガットストリング等の例においては、撓みが若干大きい幾分細いストリングが隣接するストリングとして用いられ、この場合には貫通穴から貫通穴の間のストリング長の減少に伴ってストリングの断面が外側に向かって減少する。

    【0008】一方、プラスチック素材のストリング、特にナイロン素材のストリングを用いる場合、ストリングの直径はストリング長の減少に伴って増大しなければならない。

    【0009】したがって、この配列では、全体あるいはその一部が、好ましくは中央部から両端に向かって、円錐形状となった縦ストリング用のストリング部材が使用される。 そして、ナイロンストリングの場合には、ストリング構造の中心から外側に向けて、ストリング面内におけるその断面が増大し、ガットストリングの場合には、同様に、ストリング面内におけるその断面が減少する。 ストリング部材の長手方向に沿った縦断面における、正確な円錐形状がなだらかなものになるか段階的なものになるかは、ストリングの形態に依存する。 横ストリングにおいては、中央部は必ずしも典型的な開始点とはならず、ラケットのスロートに幾分近い部分を開始点とする方法が確実である。 ストリングは、例えばまた、
    スロートからヘッドに向けて単に部分的に増大あるいは減少してもよいし、スイートスポットとして知られるものを提供してもよい。 いずれにせよ、このケースではストリング部材は断面の異なる形状を有しており、この断面の変化により、限られた範囲内で弾性係数が変化する。

    【0010】前記目的を達成するために、本発明の個々に張られたストリングは、好ましくはストリングの本数(例えば、8本)に対応した段階を経て、ラケットの中心から外側に向けてその断面が増加あるいは減少することを特徴とする。

    【0011】

    【作用】本発明によれば、ストリング配列の中心軸から異なった位置、すなわち異なった長さのストリングに当たったボールの運動の影響は、ストリングの断面の相違や変化により相殺される。

    【0012】

    【実施例】以下、本発明によるテニスラケットの一実施例について添付の図面を参照して説明する。

    【0013】テニスラケット50は、図1に示したように、ラケットの縦の軸線Mの両側に適切な曲線を描くと共にスロートHを形成する一対のアーム56に繋ったバー54からなる、楕円形状のフレーム52を有している。 アーム56はグリップ58に連続している。 スロートHは、フレーム52を補完して楕円形状を完成する、
    横リム部60により区切られている。

    【0014】ストリング面あるいは領域Qは、縦ストリング62とこれに交差する横ストリング64とを、フレーム52内に格子状あるいは碁盤状に編み上げることにより形成されている。 目で見える縦ストリング62や横ストリング64は、図2に符号63で縦ストリング62
    のストリング部材を示したように、それぞれより長いストリング部材の一部分であり、ストリング部材はその両端がフレームヘッド53からフレームの図示しない穴を貫通して例えば中央部に配索される。 そして、ストリング部材63の片側はコレット68により固定され、片側(図2においては右側)のストリング張りを終えたら、
    続いて左側のストリング面Qの作業を行う。

    【0015】縦ストリング62(できれば数本の横ストリング64を加えたもの)あるいは横ストリング64
    は、前述したようにフレーム52や横リム部50の穴をそれぞれ貫通して個々のストリング長に形成されたストリング部材の一部であり、この例では縦の軸線Mに平行な最も長い縦ストリング62は図1にその寸法を示したように330mmであり、ラケットの横の軸線Zに平行な横ストリング64の長さは記号eで表されている。

    【0016】テニスラケット50に指示あるいは所望の例えば30kgの張力でストリングを張るためには、図示しないストリング張り機にその張力を設定する。 実際の張力は、ストリング張りの作業やストリングに対するボールの衝撃が多数回与えられた後のストリング62,
    64の張力であり、指示あるいは所望の張力より常に低い値となる。 なぜなら、ストリング62,64は、例えばその素材の性質や、ストリング張り機や張り作業における機械的遊びに起因して撓むからである。 実際の張力は、ワイヤーストレインゲージあるいはそれに類する機器により確認できる。

    【0017】実際の張力の指示あるいは所望の張力に対する減少係数は、縦ストリング62の場合、約0.70
    〜0.76であり、先の例では例えば0.70×30=
    21kgの張力であると計算することができる。 そして、テニスラケット50が楕円形状であるため、横ストリング64の減少係数は若干異なり、一般のラケットの場合で0.50〜0.60となる。

    【0018】ボールの衝撃がストリング面に対して与えられると、ストリング面あるいは範囲Qの全部が多かれ少なかれ影響を受けるが、最も大きな影響はボールの衝撃がラケットの中心に与えられた場合に生じる。 ベースラインからベースラインへの通常のボールにより20k
    gの衝撃が受けた場合、例えば2kgの衝撃加重に耐える1.3mm径のガットストリングを選択した場合、長さの伸びが8.25%−7.5%すなわち0.75%増加し、33cmの長さでは、その値が2.47mmとなるように、ストリング面あるいは範囲Qが撓む。

    【0019】異なる種類のストリングに張力(kg)を与えた場合、それぞれのストリング(ここで、Aは縒ったナイロン,Bはむくのナイロン,Cはガット)の伸び(%)は、図3に示したようになる。

    【0020】また、図4にもストリングの伸びを同様に示したが、こちらは単位面積当たりの張力として引張応力(kg/mm 2 )を用いた。

    【0021】テニスラケット50において、縦ストリング62と横ストリング64とは、それぞれに径が異なり、ガットストリングCのケースでは、中心軸M,Zの交差する点から始めて、ストリングがより多くの撓むように、小径のストリングがフレーム52に対して互いに隣接する平行に配置されたストリングとして用いられている。

    【0022】前述した2.47mmの伸びが320mm
    のストリング長においても生じるためには、伸びの度合はより高い値が必要で、例えば(2.47/2.4)×
    0.75=0.775となる。

    【0023】これを達成するためのガットストリングにおけるストリング径は、図5のグラフから約1.25m
    mの径であると読み取れる。 このグラフは張力(kg)
    に対するストリングの伸び(%)を示しており、簡略化のため伸びが張力に比例するように描かれている。

    【0024】最も短い縦ストリング62が21cmの長さしかないと仮定する。 この場合、伸びの度合は1.5
    7(33/21)倍要求されて、0.75×1.57=
    1.18となり、ストリング径は1mmの径であると読み取れる。 したがって、この場合にストリングは、中程で1.3mm、端部で1mmの径を有するものが適当であることになる。

    【0025】この径の減少は既成の曲線や段階により線形にすることができる。 実際上は、中程では幾分太い(例えば、径で1.45mmの)ストリングが1.15
    mmに細くなるようにしてもよいし、1.4mmから1.2mmになるようにしてもよい。

    【0026】素材の特性に応じて、かなり詳細な増大方法がラケットの寸法に適用される。 図5と図6とを比較すると、その伸びの増加が張力の増加に比例しないナイロンストリングAに対し、ガットストリングCは遥かに線形の特性を有している。

    【0027】横ストリング64に関しては、相応の状況がある。 縦ストリング62より張力が低いため、径を変化させることなく、全体を幾分太くするか、あるいは全体を幾分細くすればよいという利点がある。

    【0028】伸び−張力曲線から見て、ナイロンストリングAに対しては、逆の構造が適用される。 すなわち、
    最も長いストリングは短いストリングより細くなければならないのである。

    【0029】図7は、ラケットの縦の中心線Mとフレーム52との間に張られたガット製の横ストリング64d
    の片側を、プラスチック製のスリーブ(あるいはグロメット)と共に、拡大して示した側面図であり、ラケットの縦の中心線Mは横ストリング64dの対称軸となっている。 対称軸Mの両側は,長さb 1が約50mmで、径がc 1で示した一定の値を有するストリング区間74となっており、次に長さb 2が約40mmの円錐状(あるいはテーパ状)のストリング区間74kとなり、端部が長さb 3が約40mmで、径がc 3で示した一定の値を有するストリング区間74eとなっている。

    【0030】ラケットの縦の中心線Mとフレーム52との間に張られるガット製の横ストリング64とは異なり、図8には、全長が6120mmのナイロン素材の縦ストリング用のストリング部材63nの片側を図解的に示してあり、左側の線Sはストリング部材の中央であり、ストリング部材63の設計上の対称軸となっている。 線Sの両側は、それぞれ長さf 1が700mmで、
    径がd 1で示した一定の値を有する区間73となっており、次に長さf 2が1260mmの円錐状(あるいはテーパ状)の区間73kとなり、端部が径がd 3で、長さf 3が約1100mmの区間73eとなっている。 径d
    3は1.40mmであり、最後の区間において一定である。

    【0031】図9には、全長が5400mmのナイロン素材の横ストリング用のストリング部材65nの片側を図解的に示してあり、このストリング部材65nもストリング部材の中央であり、ストリング部材63の概念上の対称軸である線Sを同様に有している。 線Sの両側は、それぞれ長さq 1が500mmで、径がi 1 (この例では1.35mm)の区間75となっており、端部側が径がd 3 (この例では1.55mm)の区間73e
    で、その中間が長さq 2が960mmの円錐状(あるいはテーパ状)の区間73kとなっている。 横ストリング用のストリング部材65nの最後の区間73eの径d 3
    は、その長さq 3 (約1240mm)においてやはり一定である。

    【0032】図10〜図14は種々のストリング部材の形態を図解的に示してある。 図10には、図8のナイロン素材のストリング部材63nの全体を示し、図11には、対称軸Sの両側が、円錐状(あるいはテーパ状)の区間63kにより、端部の区間63eに向かって先細りとなったストリング部材63dを示してある。 図12には、対称軸Sと両側の線Nとに断面極大部を有するストリング部材78を示してあり、線Nの極大部の寸法が対称軸Sの極大部の略2倍になっている。

    【0033】図13には、対称軸Sの両側が中央部80
    mから端部80eに向けて、4段階(80a〜80d)
    に、径が増大したストリング部材80を示してある。 端部80eの径t 1は中央部80mの径に略一致している。

    【0034】最後の図14には、互いに異なる両端の一定径部分の間に円錐状(あるいはテーパ状)の区間が配置された、ストリング部材82を示してある。

    【0035】図15に示したストリング面あるいは範囲Qには、図14に示したようなストリング部材が横ストリング64として用いられ、図10に示したようなストリング部材が縦ストリング62として用いられる。

    【0036】図16に示したスロートがないフレーム5
    2は、中心から外に向けてストリングが顕著に細くなるストリング配列Qを備えている。

    【0037】

    【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ストリング面の中央の領域から外側の領域に向けて、ラケットに張られたストリングの断面をその素材に応じて異なるようにしたため、個々のストリングを異なる張力で張る必要がなくなる一方、打撃能力も全般的に向上する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】縦ストリングと横ストリングとからなるストリング配列を備えたテニスラケットを示した平面図。

    【図2】縦ストリングを張る作業が行われているテニスラケットの一部を示した平面図。

    【図3】ストリング用の3種の異なる素材における張力に対する伸びを示したグラフ。

    【図4】図3に示したストリング用の素材における引張応力に対する伸びを示したグラフ。

    【図5】径の異なるガットストリングの張力に対する伸びを示したグラフ。

    【図6】径の異なるナイロンストリングの張力に対する伸びを示したグラフ。

    【図7】張られたガット製の横ストリングの片側を示した側面図。

    【図8】ナイロン素材の縦ストリングの片側を示した側面図。

    【図9】ナイロン素材の横ストリングの片側を示した側面図。

    【図10】図8のストリング部材の全体を示した側面図。

    【図11】ストリング部材の変形例を示した側面図。

    【図12】ストリング部材の変形例を示した側面図。

    【図13】ストリング部材の変形例を示した側面図。

    【図14】ストリング部材の変形例を示した側面図。

    【図15】ラケットのストリング面を示した平面図。

    【図16】ラケットのストリング面を示した平面図。

    【符号の説明】

    52 フレーム 53 ヘッド 54 バー 56 アーム 58 ハンドル 60 横リム部 62 縦ストリング 63 縦ストリング用のストリング部材 64 横ストリング 65 横ストリング用のストリング部材 68 コレット 70 フレームの穴 73 ストリング区間 74 ストリング区間 78 ストリング部材 80 ストリング部材

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