Duo-binary encoder and optical duo-binary transmission apparatus using the same

申请号 JP2004348241 申请日 2004-12-01 公开(公告)号 JP2005168023A 公开(公告)日 2005-06-23
申请人 Samsung Electronics Co Ltd; 三星電子株式会社; 发明人 KIM SUNG-KEE; LEE HAN-LIM; HWANG SEONG-TEAK;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a duo-binary encoder and an optical duo-binary transmission apparatus in which acceleration can be performed while using an existing low-speed electrical element.
SOLUTION: The optical duo-binary encoder includes: a level change detection unit 410 for detecting that levels of data input signals of N channels inputted at an n-th input of channels change from 0 to 1, or from 1 to 0; a determination unit 420 for judging whether the number of level changes detected by the level change detection unit is odd or even; a toggle unit 430 for toggling an output signal of the determination unit when the number of level changes is odd; an intermediate signal generation unit 440 for determining whether phases of other channels are shifted or not according to a data input signal on the basis of a predetermined channel of the N channels; and a phase division unit 450 for dividing data into a data group having non-shifted phases and another data group which requires a phase shift according to an output signal of the intermediate signal generation unit and the data input signal, and outputting the divided data groups.
COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI
权利要求
  • n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'にレベル変化されることを検知するレベル変化検知部と、
    前記レベル変化検知部によって検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する判別部と、
    前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別部の出力信号をトグルするトグル部と、
    前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させる否かを決定する中間信号生成部と、
    前記中間信号生成部の出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力する位相分離部と、
    を備えたことを特徴とするデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記レベル変化検知部は、
    前記N個のチャンネルのデータ入力信号を第1の端子に、前記N個のチャンネルのデータ入力信号のうち、隣接チャンネルのデータを反転させて第2の端子にそれぞれ入力するN個のANDゲートと、
    前記N個のANDゲートのうち一つのANDゲートに入力される隣接チャンネルのデータを所定時間遅延させる遅延器と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記判別部は、
    前記レベル変化検知部の出力をXOR演算するように、ピラミッド形態(pyramid configuration)で接続された複数のXOR(Exclusive OR)ゲートで構成されることを特徴とする請求項2記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記トグル部は、
    前記判別部の出力信号とクロック信号をAND演算するANDゲートと、
    前記ANDゲート出力信号の上昇部分(rising edge)ごとにトグルさせるT-フリップフロップ(T−FF)と、
    を備えることを特徴とする請求項3記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記中間信号生成部は、
    前記トグル部の出力を前記レベル変化検知部の出力とXOR演算するように、N-1個のXOR(Exclusive OR)ゲートで構成されたことを特徴とする請求項4記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記位相分離部は、
    前記中間信号生成部で生成されたN個の中間信号と前記N個のデータ入力信号をAND演算するように、2N個のANDゲートで構成されたことを特徴とする請求項5記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • 前記位相分離部は、
    '0'の信号により区分される独立した、または連続した'1'の信号グループを、該信号グループの位相に従って、奇数のグループと偶数のグループとに分離すること を特徴とする請求項6記載のデュオバイナリエンコーダ。
  • N個のデータ入力信号をパラレルプロセシング(parallel processing)により位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力するエンコーダと、
    前記位相を変換させないデータグループと位相変換が必要なデータグループをそれぞれ多重化する第1及び第2の多重化器と、
    前記第1及び第2の多重化器によりそれぞれ多重化された信号を結合して3-レベル信号を出力する結合器と、
    光搬送波を出力する光源と、
    前記3-レベル信号により前記光搬送波を光デュオバイナリ信号に変調させて出力する光変調器と、を含み、前記エンコーダは、
    n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'に変化されることを検知するレベル変化検知部と、
    前記レベル変化検知部によって検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する判別部と、
    前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別部の出力信号をトグルするトグル部と、
    前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させるか否かを決定する中間信号生成部と、
    前記中間信号生成部の出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力する位相分離部と、を備えたことを特徴とする光デュオバイナリ伝送装置。
  • 前記3-レベル信号を増幅して前記光変調器の駆動信号として供給する駆動増幅器をさらに含むこと を特徴とする請求項8記載の光デュオバイナリ伝送装置。
  • n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'にレベル変化されることを検知する過程と、
    検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する過程と、
    判別出力信号を供給する過程と、
    前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別出力信号をトグルする過程と、
    前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させるか否かを決定する過程と、
    決定出力信号を供給する過程と、
    前記決定出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換が必要なデータグループとに分離する過程と、
    前記分離された第1及び第2のデータグループを出力する過程と、
    を含むことを特徴とするデュオバイナリエンコーディング方法。
  • 前記レベル変化を検知する過程は、
    前記N個のチャンネルのデータ入力信号と、前記N個のチャンネルのデータ入力信号のうち隣接チャンネルの反転データとを受信する過程と、
    前記隣接チャンネルのデータを所定時間遅延させる過程と、
    を備えることを特徴とする請求項10記載のデュオバイナリエンコーディング方法。
  • 前記トグルする過程は、
    前記判別出力信号とクロック信号をAND演算する過程と、
    前記AND演算された出力信号の上昇部分(rising edge)ごとにトグルさせる過程と、
    を備えることを特徴とする請求項11記載のデュオバイナリエンコーディング方法。
  • 前記分離する過程は、
    '0'の信号により区分される独立した、または連続した'1'の信号グループを、該信号グループの位相に従って、奇数のグループと偶数のグループとに分離すること を特徴とする請求項12記載のデュオバイナリエンコーディング方法。
  • 位相を変換させない第1データグループと位相変換が必要な第2のデータグループをそれぞれ多重化する過程と、
    前記それぞれ多重化された信号を結合して3-レベル信号を出力する過程と、
    光搬送波を出力する過程と、
    前記3-レベル信号により前記光搬送波を光デュオバイナリ信号に変調させる過程と、
    前記変調された信号を出力する過程と、をさらに含むこと を特徴とする請求項11記載のデュオバイナリエンコーディング方法。
  • 说明书全文

    本発明は、光(optical)デュオバイナリ(duobinary)送信技術を用いた光デュオバイナリ伝送装置に関し、特に、パラレルプロセシング(parallel processing)を遂行するデュオバイナリエンコーダ及びこれを用いた光デュオバイナリ伝送装置に関する。

    一般に、高密度波長分割多重方式(Dense Wavelength Division Multiplexing:以下、DWDM)の光伝送システムは、単一の光ファイバー内に相異なる波長を有する複数のチャネルで構成された光信号を伝送することによって、伝送効率を高めることができ、伝送速度とは無関係に光信号を伝送することができるので、最近のように伝送量が増加している超高速インターネット・ネットワークに有用に使われているシステムである。 現在、DWDMを利用して100個以上のチャンネルを一つの光ファイバーを通じて伝送するシステムが常用化されており、また、単一の光ファイバーに200個以上の40Gbpsチャンネルを同時に伝送して10Tbps以上の伝送速度を有するシステムについての研究も活発に行われている。

    しかしながら、急激なデータトラフィックの増加と40Gbps以上の高速データ伝送要求によって、既存のNRZ(Non Return to Zero:以下、NRZ)法を用いて光強度を変調するとき、チャンネル間隔が50GHz以下になると、急激なチャンネル間の干渉と歪曲により、伝送容量の拡張に限界が生じる。 そして、既存のバイナリ(binary)NRZ伝送信号のDC周波数成分と変調のときに拡散された高周波成分は、光ファイバー媒質での伝播のとき、非線形と分散をもたらして、10Gbps以上の高速伝送においては伝送距離に限界を有する。

    近年、色分散(chromatic dispersion)による伝送距離制限を克服することができる光伝送技術として、光デュオバイナリ技術が注目を浴びている。 デュオバイナリ伝送の主要な長所は、伝送スペクトラムが一般的なバイナリ伝送に比べて減るということである。 分散制御システムにおいて、伝達距離は伝送スペクトラム帯域幅の二乗に反比例する。 これは、伝送スペクトラムが1/2に減れば、伝達距離は4倍になるということを意味する。 さらに、搬送波周波数がデュオバイナリ伝送スペクトラム内で抑圧されるので、光ファイバー内で刺激されたブリュアン散乱(Brillouin Scattering)による出光電力に対する制限を緩和させることができる。

    図1は従来の光デュオバイナリ伝送装置の一構成例を示したブロック図である。 該図に示すように、従来の光デュオバイナリ伝送装置100は、N個のチャンネルのデータ入力信号を多重化して出力する多重化器101と、該多重化された信号を符号化するプリコーダ102と、プリコーダ102から出力される2-レベルのNRZ電気信号を3-レベルの電気信号に変換し、信号の帯域幅を減らす低域通過フィルター103と、上記3-レベル電気信号を増幅して光変調器駆動信号を出力する変調器駆動増幅器104と、搬送波を出力するレーザー光源(laser source)105と、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器(Mach-Zehnder interferometer type optical intensity modulator)106と、を備えた構成とされる。

    上記構成を有する従来の光デュオバイナリ伝送装置の動作は、次の通りである。

    再び図1を参照すると、N個のチャンネルの各入力信号は、多重化器101で多重化された後にプリコーダ102で符号化される。 プリコーダ102から出力された2-レベルのバイナリ信号は、低域通過フィルター103にそれぞれ入力される。 また、低域通過フィルター103は、上記2-レベルバイナリ信号のクロック周波数(clock frequency)の約1/4に該当する帯域幅を有する。 このような帯域幅の過度の制限により、コード間の干渉が発生し、コード間の干渉により上記2-レベルバイナリ信号は、3-レベルのデュオバイナリ信号(3-level Duo-binary signal)に変換される。 そして、3-レベルデュオバイナリ信号は、変調器駆動増幅器104により増幅された後に、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器106の駆動信号として使用され、レーザー光源105から出力された搬送波は、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器106の駆動信号に応じて位相及び光強度変調され、2-レベルの光デュオバイナリ信号として出力される。

    図2は図1の光デュオバイナリ伝送装置を用いて'11011000100110011101'の信号を伝送した場合の、出力光信号のパターンの例と位相変換(phase shift)を示した図である。 該図に示すように、データ入力信号が'0'になる度に、位相が'π'だけシフトされることが分かる。

    しかしながら、上記従来技術では、電気的低帯域通過フィルターを用いて3-レベルデータ信号を形成するときに、入力信号のパターンに応じて伝送特性が低下する現象が発生する、という問題点があった。

    また、上記従来技術は、n個の入力光信号を多重化器を通じて時分割多重化した後にプリコーダを通じてコーディングするため、データの伝送速度が多重化前に比べてn倍増加するようになる。 これはデータ伝送速度に相応する高速度のプリコーダを必要とすることを意味する。 しかしながら、一般的なプリコーダの場合、排他的論理和(XOR:Exclusive OR)ゲート(以下、XORゲートと言う。)と該ゲートからの出力信号を1データビットだけ時間遅延させてフィードバック(feedback)させる構造を用いることになる。 そのため、高速のデータ信号の場合、XORゲート自体の速度の限界と時間遅延により、高速のプリコーダの実現は困難であった。

    また、上記従来技術は、'0'になる度に位相がシフトする特徴を有しており、この場合、連続する'0'の個数が偶数である場合には、連続する'0'のデータとそれに隣接する'1'のデータ間には位相変換(シフト)が発生しない問題点がある。

    図3は従来の光デュオバイナリ伝送装置の他の構成例を示したブロック図であり、図4は図3の光デュオバイナリ伝送装置を用いて'11011000100110011101'の信号を伝送した場合の、(1),(2),(3),(4),(5)(図中は丸付数字、以下同様)の各地点での出力信号を示したものである。

    図3に示すように、従来の光デュオバイナリ伝送装置200は、N個のチャンネルのデータ入力信号を多重化して出力する多重化器201と、該多重化された信号を位相情報を含むように符号化するエンコーダ202と、該符号化された信号を3-レベルの電気信号に変換する結合器(または加算器)203と、上記3-レベル電気信号を増幅して光変調器駆動信号を出力する変調器駆動増幅器204と、搬送波を出力するレーザー光源(laser source)205と、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器(Mach-Zehnder interferometer type optical intensity modulator)206と、を備えた構成とされる。

    かかる従来の光デュオバイナリ伝送装置200の場合には、低帯域通過フィルターを使用しないだけでなく、プリコーダをも必要としない。 その代わりに、光デュオバイナリ信号の重要特性である位相シフトを有するようにするために、エンコーダ202では、多重化器201から多重化され出力されるデータ信号1)の中で、位相を変換させないデータ(2)と位相変換が必要なデータ(3)をそれぞれ出力するようにする。 エンコーダ202の出力信号(2),(3)は、結合器(または加算器)203により3-レベル信号(4)に変換され、光強度変調器206を経て位相シフトを有する光デュオバイナリ信号(5)として出力される。

    しかしながら、上述した図3の光デュオバイナリ伝送装置も、図1の装置と同様に、N個のチャンネルの入力信号を多重化した後にエンコーディングするために、高速のエンコーダが要求され、エンコーダを構成する電気的素子が有する速度の限界により、高速のエンコーダの実現は困難であった。

    したがって、本発明の目的は、既存の低速の電気的素子を使用しながら高速のデュオバイナリエンコーダを実現できるデュオバイナリエンコーダ及びこれを用いた光デュオバイナリ伝送装置を提供することにある。

    本発明の他の目的は、入力データ信号の連続された'0'の個数が偶数である場合にも、これに隣接する少なくとも一つの'1'のデータ間に180゜の位相シフトを与えることにより、入力信号のデータパターンの影響を最小化するデュオバイナリエンコーダ及びこれを用いた光デュオバイナリ伝送装置を提供することにある。

    本発明のさらに他の目的は、既存のフィードバック形態のプリコーダと電気的低帯域通過フィルターを使用せず、波長分散に強い特性を有する光デュオバイナリ伝送装置を提供することにある。

    上記目的を達成するために本発明のデュオバイナリエンコーダは、n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'にレベル変化されることを検知するレベル変化検知部と、前記レベル変化検知部によって検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する判別部と、前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別部の出力信号をトグルするトグル部と、前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させるか否かを決定する中間信号生成部と、前記中間信号生成部の出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力する位相分離部と、を備える。

    上記目的を達成するために本発明の光デュオバイナリ伝送装置は、N個のデータ入力信号をパラレルプロセシング(parallel processing)により位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力するエンコーダと、前記位相を変換させないデータグループと位相変換が必要なデータグループをそれぞれ多重化する第1及び第2の多重化器と、前記第1及び第2の多重化器によりそれぞれ多重化された信号を結合して3-レベル信号を出力する結合器と、光搬送波を出力する光源と、前記3-レベル信号により前記光搬送波を光デュオバイナリ信号に変調させて出力する光変調器と、を含み、前記エンコーダは、n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'に変化されることを検知するレベル変化検知部と、前記レベル変化検知部によって検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する判別部と、前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別部の出力信号をトグルするトグル部と、前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させるか否かを決定する中間信号生成部と、前記中間信号生成部の出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換(phase shift)が必要なデータグループとに分離して出力する位相分離部と、を備える。

    望ましくは、前記光デュオバイナリ伝送装置は、前記3-レベル信号を増幅して前記光変調器の駆動信号として供給する駆動増幅器をさらに含む構成とする。

    また、本発明の他の側面としてのデュオバイナリエンコーディング方法は、n番目に入力されるN個のチャンネルのデータ入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'にレベル変化されることを検知する過程と、検知されたレベル変化の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する過程と、判別出力信号を供給する過程と、前記レベル変化の個数が奇数個である場合に、前記判別出力信号をトグルする過程と、前記N個のチャンネルの内の所定のチャンネルに基づくデータ入力信号によって、残りのチャンネルの位相を変換させるか否かを決定する過程と、決定出力信号を供給する過程と、前記決定出力信号と前記データ入力信号によって、位相を変換させないデータグループと位相変換が必要なデータグループとに分離する過程と、前記分離された第1及び第2のデータグループを出力する過程と、を含む。

    以下、本発明に従う好適な一実施形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。

    明瞭性と簡明性の観点より、下記の説明において、関連した公知機能又は構成についての具体的な説明は、本発明の要旨を不明瞭にする虞があると判断される場合には省略する。

    図5は本発明の実施形態による光デュオバイナリ伝送装置の構成を示したブロック図である。 図5で、本実施形態の光デュオバイナリ伝送装置300は、N個のデータ入力信号を符号化するエンコーダ400と、該符号化された信号を多重化する第1及び第2の多重化器301,302と、該第1及び第2の多重化器301,302の出力信号を結合する結合器(または加算器)303と、該結合器303の出力信号を増幅する駆動増幅器304と、搬送波を出力する光源(light source)305と、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器(Mach-Zehnder interferometer type optical intensity modulator)306と、を含んで構成される。

    エンコーダ400は、N個のチャンネルの入力信号をパラレルプロセシング(parallel processing)により符号化する役割を遂行する。

    図6はパラレルプロセシングを遂行するデュオバイナリエンコーダ400の一実施形態の構成を示した図であり、本実施形態はフィード-フォワード(feed-forward)方式を使用して構成した例であり、入力信号の個数(N)が4である場合を示した図である。 なお、図6は図5の構成でエンコーダ400により符号化された信号を多重化する第1及び第2の多重化器301,302も共に示した図であり、図7は図6の入出力信号の例を示した図である。

    図6を参照すると、デュオバイナリエンコーダ400は、レベル変化検知部410と、判別部420と、トグル部430と、中間信号生成部440と、位相分離部450と、を含んでいる。

    図6を参照すると、レベル変化検知部410は、入力信号が'0'から'1'、または'1'から'0'にレベルが変化されることを検知するユニットであり、これは最終変調された信号で'0'から'1'に変化するか、'1'から'0'に変化するときに、位相シフト(phase shift)を与えるためのものである。 レベル変化検知部410は、1ビット遅延器(1bit-delay)と4個のANDゲート(AND1乃至AND4)で構成される。 それぞれのANDゲート(AND1乃至AND4)の二つの入力の内、上側の入力(入力1)にはインバータ(図6では「o」で表示される)が接続され、したがって、ANDゲートの二つの入力がそれぞれ'0'と'1'である場合には、'1'が出力される。 本実施形態でそれぞれの入力1にインバータがあるANDゲート(AND1乃至AND4)は、入力信号が'0'から'1'に変化されることを検知するようにするための構成である。 これとは逆に、すなわち前記それぞれのANDゲート(AND1乃至AND4)の入力にあるインバータの位置を入力1の代わりに、入力2の部分に接続させれば、最終変調された信号で'1'から'0'に変わるときに、位相シフトが発生するようにすることができる。

    判別部420は、レベル変化検知部410で発生した'1'の個数が奇数個であるか偶数個であるかを判別する。 すなわち、'0'から'1'に変化されることの個数が奇数個であるか偶数個であるかを知らせる。 例えば、判別部420は、'1'の総個数が奇数であるか、偶数であるかによって、それぞれ'1'と'0'を出力する(図7参照)。 判別部420は、ピラミッド形態(pyramid configuration)で接続された3個のXORゲート(XOR1乃至XOR3)で構成される。

    トグル部430は、判別部420の出力信号が'1'である場合、すなわち、入力信号の“1“の個数が奇数である場合に、判別部420の出力信号をトグルさせる。 トグル部430は、ANDゲート(AND5)とT-フリップフロップ(Toggle Flip-Flop:以下、T−FFと言う。)とが接続された構成とされ、判別部420の出力信号とクロック(CLK)信号をAND演算して、該演算後の信号(ANDed signal)をT−FFを通過させながら、n番目の出力信号b 4n+4を生成する。 判別部420の出力信号とクロック信号(CLK)のAND演算(AND5)を通して得た信号は、T−FFに入力され、その結果、信号が増加する部分(rising edge:図7に矢印で図示)ごとにT−FFで信号のトグルが発生する。

    中間信号生成部440は、N個のチャンネルのうち、n番目の出力信号b 4n+4に基づく入力信号a によって、トグルするか否かを決定するユニットであり、3個のXORゲート(XOR4乃至XOR6)で構成される。

    位相分離部450は、中間信号生成部440で生成された中間信号(b 4n+1 、b 4n+2 、b 4n+3 、b 4n+4 )と入力信号を光デュオバイナリ信号に変換するときに、位相を変換(shift)させない信号(データグループ)と180゜位相を変換させる信号(データグループ)とに分離する。 位相分離部450は、8個のANDゲート(AND6乃至AND13)及び4個のインバータ(図6では「o」で表示)で構成される。 すなわち、b 4n+k (ここで、k=1,2,3,4)信号と入力信号a 4n+kをAND演算することにより、最終的なc 4n+k信号とd 4n+k信号とを得ることができる。 本実施形態では、XORゲートを通過することによって発生する時間遅延を補償するために、一つの入力に'0'が印加されるXORゲートをエンコーダ400に挿入することができる。

    また、ANDゲートでの時間遅延を補償するために、一つの入力に'1'が印加されるANDゲートをエンコーダ400に挿入することができ、さらに、T−FFによる時間遅延を補償するためにD−FFを使用することができる。

    上記構成を有する本発明による光デュオバイナリ伝送装置300の動作は、次の通りである。 なお、参照する図8は、図5の(6),(7),(8),(9)(図中は丸付数字。以下同様であり、他の図についても同様である。)の各地点での出力信号の例を示したものである。

    図5及び図8を参照すると、エンコーダ400を通じてエンコーディングされた信号(c 及びd )を多重化器301,302を用いてそれぞれ時分割多重化すると(図8で、Mux1 Output,Mux2 Output)、信号(6),(7)を得ることができ、これは図4の出力信号(Signal2),Signal3))と同一である(なお、図4と図8とでは少し違う信号波形となっているが、これは相異なるデータを例に挙げたからである。すなわち、図8の信号(6),(7)の値は、図2の単チャンネルのデータではなく、図7のa 4n+1 〜a 4n+4の4つのデータを並列入力させたとき、TDMへMUXされ出力される値である。)。

    多重化器301,302の出力信号(6),(7)は、結合器(または加算器)303により3-レベルのデュオバイナリ信号(8)に変換され、変調器駆動増幅器304により増幅された後に、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器306の駆動信号として使用される。 レーザー光源305により出力された搬送波は、マッハ-ツェンダータイプの光強度変調器306の駆動信号によって位相シフトを有する2-レベルの光デュオバイナリ信号に出力される(信号(9))。

    上述したように、本発明によるデュオバイナリエンコーダは、時分割多重化が行われる前にパラレルプロセシングを通じてエンコーディングすることにより、高速のデータによる隘路(bottleneck)現象を、既存の低速の電気素子を使用しながらも防止することができる。 また、既存のフィードバック形態のエンコーダが使用されないので、従来装置のような入力信号の個数の制限が無くなる。

    したがって、本発明によるデュオバイナリエンコーダを用いて光デュオバイナリ伝送装置を構築する場合には、高速のプリコーダを使用しなくてもよい。

    また、電気的な低帯域通過フィルターを使用することなく、デュオバイナリ信号が交差される位相特性を有するようにすることによって、擬似雑音ビットシーケンス(PRBS)に対する影響をなくすことができる。

    さらに、本発明によれば、光デュオバイナリ信号の位相シフトを連続した'1'で有するように調整することができ、これによって、既存の'0'が偶数個であるときに位相シフトが無い従来の短所を改善することができる。

    従来の光デュオバイナリ伝送装置の一構成例を示したブロック図である。

    図1の光デュオバイナリ伝送装置を用いた出力信号の例を示した図である。

    従来の光デュオバイナリ伝送装置の他の構成例を示したブロック図である。

    図3の(1),(2),(3),(4),(5)の各地点での出力信号の例を示した図である。

    本発明の一実施形態による光デュオバイナリ伝送装置の構成を示したブロック図である。

    本発明によるパラレルプロセシングを遂行するデュオバイナリエンコーダの構成例を示した図である。

    図6の入出力信号の例を示した図である。

    図5の(6),(7),(8),(9)の各地点での出力信号の例を示した図である。

    符号の説明

    300 光デュオバイナリ伝送装置 400 エンコーダ(デュオバイナリエンコーダ)
    410 レベル変化検知部 420 判別部 430 トグル部
    440 中間信号生成部
    450 位相分離部 301 第1の多重化器 302 第2の多重化器 303 結合器 304 駆動増幅器 305 光源 306 光強度変調器

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