Integrated circuit

申请号 JP2002077053 申请日 2002-03-19 公开(公告)号 JP3910868B2 公开(公告)日 2007-04-25
申请人 富士通株式会社; 发明人 芳徳 吉川; 昌史 大久保; 篤 日高; 篤 松田; 徹 水谷; 賢一 美濃部; 広美 難波;
摘要
权利要求
  • ディジタル出力信号をアナログ出力信号に変換して出力するアナログ信号出力部と、
    受信したアナログ入力信号をディジタル入力信号に変換するアナログ信号入力部と、
    該アナログ信号出力部から該アナログ信号入力部へ該アナログ出力信号を該アナログ入力信号として供給する信号経路を形成するスイッチ回路と、
    該信号経路を介して該アナログ信号出力部から出力オフセットを該アナログ信号入力部へ供給することにより該出力オフセットと入力オフセットとを含んだ該ディジタル入力信号を検出し、該検出されたディジタル入力信号から求めた該出力オフセット及び該入力オフセットに応じて該アナログ信号出力部及び該アナログ信号入力部それぞれのオフセットを相殺するオフセット調整制御回路を含むことを特徴とする集積回路。
  • 該アナログ信号出力部は、
    該ディジタル出力信号をアナログに変換するDA変換器と、
    該DA変換器の出力に入力が接続される第1のローパスフィルタと、
    該第1のローパスフィルタの出力に入力が接続され該アナログ出力信号を出力する第1の電子ボリュームを含み、該アナログ信号入力部は、
    該アナログ入力信号を受け取る第2のローパスフィルタと、
    該第2のローパスフィルタの出力に入力が接続される第2の電子ボリュームと、
    該第2の電子ボリュームの出力に入力が接続され該ディジタル入力信号を出力するAD変換器を含むことを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  • 該オフセット調整制御回路は、該信号経路を介して該アナログ信号出力部から出力オフセットを該アナログ信号入力部へ供給した場合の該ディジタル入力信号を、該第1の電子ボリュームを第1のボリュームに設定した状態と該第1の電子ボリュームを第2のボリュームに設定した状態とで測定し、該測定結果に基づいて該出力オフセット及び該入力オフセットを求めることを特徴とする請求項2記載の集積回路。
  • 該アナログ出力信号及び該アナログ入力信号は各々差動信号であり、該スイッチ回路は該アナログ出力信号をそのまま該アナログ入力信号として供給する第1の信号経路と該アナログ出力信号を反転して該アナログ入力信号として供給する第2の信号経路とを形成可能であり、該オフセット調整制御回路は該第1の信号経路で検出した該ディジタル入力信号と該第2の信号経路で検出した該ディジタル入力信号とから該出力オフセット及び該入力オフセットを求めることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  • 該アナログ出力信号及び該アナログ入力信号は各々差動信号であり該スイッチ回路は該差動信号のシグナルグラウンドを受け取り該アナログ信号入力部に供給する信号経路を形成可能であることを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  • 該スイッチ回路は該アナログ出力信号の差動信号の一方と該シグナルグラウンドとを該アナログ入力信号として供給する第1の信号経路と該アナログ出力信号の差動信号の該一方と該シグナルグラウンドとを反転して該アナログ入力信号として供給する第2の信号経路とを形成可能であり、該オフセット調整制御回路は該第1の信号経路で検出した該ディジタル入力信号と該第2の信号経路で検出した該ディジタル入力信号とから差動信号の該一方の該出力オフセット及び該入力オフセットを求めることを特徴とする請求項5記載の集積回路。
  • 該アナログ信号出力部及び該アナログ信号入力部は各々複数の信号に対応する複数の信号系を含み、該スイッチ回路は該複数の信号系の各々に対して該アナログ信号出力部から該アナログ信号入力部へアナログ出力信号をアナログ入力信号として供給する信号経路を形成することを特徴とする請求項1記載の集積回路。
  • 該スイッチ回路は、該アナログ信号出力部の該複数の信号系の第1の信号系の信号と第2の信号系の信号とを該アナログ信号入力部の該複数の信号系の1つの信号系に差動信号として供給する経路を形成することを特徴とする請求項7記載の集積回路。
  • ディジタル出力信号をアナログ出力信号に変換するアナログ信号出力部と、
    アナログ入力信号をディジタル入力信号に変換するアナログ信号入力部と、
    該アナログ信号出力部から該アナログ信号入力部へ該アナログ出力信号を該アナログ入力信号として供給する第1の信号経路と、該アナログ信号出力部から該アナログ信号入力部へ該アナログ出力信号を反転して該アナログ入力信号として供給する第2の信号経路と、該アナログ信号出力部の該アナログ出力信号と該アナログ信号入力部の該アナログ入力信号とを分離して該アナログ出力信号を外部に出力し該アナログ入力信号を外部から受信する第3の信号経路との何れかを選択するスイッチ回路を含むことを特徴とする集積回路。
  • 該第1の信号経路を用いて該アナログ信号出力部から出力オフセットを該アナログ信号入力部へ供給して第1のディジタル入力信号を検出し、該第2の信号経路を用いて該アナログ信号出力部から出力オフセットを該アナログ信号入力部へ供給して第2のディジタル入力信号を検出し、該第1のディジタル入力信号と該第2のディジタル入力信号とからアナログ信号出力部の出力オフセット及び該アナログ信号入力部の入力オフセットとを求めるオフセット調整制御回路を更に含むことを特徴とする請求項9記載の集積回路。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、一般にディジタル及びアナログ間で信号変換するディジタル・アナログ変換回路を備えた集積回路に関し、詳しくは自動オフセット調整機能を有するディジタル・アナログ変換回路を備えた集積回路に関する。
    【従来の技術】
    アナログベースバンドLSI等の信号処理回路において、ディジタル及びアナログ間で信号変換するディジタル・アナログ変換回路は、変換後の信号が所定のレベルからずれてオフセットが生じるために、このオフセットを自動的に調整する機構が必要になる。 従来のオフセット自動調整機構においては、ディジタルからアナログへ変換してアナログ信号を出する送信側とアナログ信号を受信してアナログからディジタルに変換する受信側とで、それぞれオフセット測定用のADC(Analog to Digital Converter)及びDAC(Digital to Analog Converter)を設けることで別々にオフセット自動調整を実行する。
    【0002】
    送信側では、出力差動信号の正側と負側とにそれぞれオフセット調整機構を設け、別々にオフセット自動調整を実行する。 正側では、信号DA変換用のDACをコード128(中間点のコード)に設定して信号出力端の電位を中間電位に設定する。 この際の信号出力端の電位は、実際には所望の基準電位からずれてオフセットを含んだものとなる。 この信号出力端の電位をオフセット測定用ADCによりディジタルコードに変換することにより、出力端の電位を測定する。 測定値のディジタルコードと基準電圧に対応するコードとを比較することで、オフセットに相当するコード差であるオフセットコードを求めることが出来る。 このオフセットコードを用いて、オフセットがゼロになるように調整する。 出力差動信号の負側においても同様のオフセット測定及びオフセット調整が行われる。
    【0003】
    受信側では、基準電位を受信端に入力し、信号AD変換用のADCにより生成されたディジタルコードを測定する。 このディジタルコードと基準コード(例えば128)とを比較することで、オフセットコードを求めることが出来る。 このオフセットコードを用いて、オフセットがゼロになるように調整する。
    【発明が解決しようとする課題】
    従来のオフセット自動調整においては、上記のようにオフセット測定用としてADCを設ける必要があり、回路面積及び消費電力が増大する。 また送信側でオフセット測定及びオフセット調整のシーケンスを実行すると共に、これとは独立に受信側でオフセット測定及びオフセット調整のシーケンスを実行する必要があり、オフセット調整に時間がかかるという問題がある。
    【0004】
    以上を鑑みて、本発明は、オフセット自動調整に専用である回路の規模を最小限に抑えると共に、短いシーケンスでオフセット自動調整可能なディジタル・アナログ変換回路を提供することを目的とする。
    【課題を解決するための手段】
    本発明による集積回路は、ディジタル出力信号をアナログ出力信号に変換して出力するアナログ信号出力部と、受信したアナログ入力信号をディジタル入力信号に変換するアナログ信号入力部と、該アナログ信号出力部から該アナログ信号入力部へ該アナログ出力信号を該アナログ入力信号として供給する信号経路を形成するスイッチ回路と、該信号経路を介して該アナログ信号出力部から出力オフセットを該アナログ信号入力部へ供給することにより該出力オフセットと入力オフセットとを含んだ該ディジタル入力信号を検出し、該検出されたディジタル入力信号から求めた該出力オフセット及び該入力オフセットに応じて該アナログ信号出力部及び該アナログ信号入力部それぞれのオフセットを相殺するオフセット調整制御回路を含む。
    【0005】
    上記本発明においては、アナログ信号出力部とアナログ信号入力部との間を接続する信号経路を設け、アナログ信号出力部のアナログ出力をアナログ信号入力部を介してディジタル変換することで、出力オフセットと入力オフセットとを同時に測定することが出来る。 この際、条件を変えて測定を繰り返すことにより出力オフセットの測定値と入力オフセットの測定値とを分離することが可能であり、これによりアナログ信号出力部とアナログ信号入力部それぞれのオフセットを調整することが出来る。
    【発明の実施の形態】
    以下に、本発明の実施例を添付の図面を用いて詳細に説明する。
    【0006】
    図1乃至図3は、本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第1の実施例を示す図である。
    【0007】
    図1に示されるように、本発明によるディジタル・アナログ変換回路は、オフセット調整制御回路11、DAC12、ローパスフィルタ(LPF)13、電子ボリューム(EV)14、ローパスフィルタ(LPF)15、電子ボリューム(EV)16、ADC17、及びスイッチ回路18乃至21を含む。 DAC12、ローパスフィルタ13、及び電子ボリューム14等が、ディジタル信号をアナログに変換して差動出力信号OUT_P及びOUT_Mとして出力するアナログ出力部31を構成する。 またローパスフィルタ15、電子ボリューム16、及びADC17が、差動入力信号IN_P及びIN_Mをアナログからディジタルに変換してディジタル信号として出力するアナログ入力部32を構成する。 例えば送受信信号処理回路に用いられる場合には、アナログ出力部31が送信部に相当し、アナログ入力部32が受信部に相当する。
    【0008】
    オフセット調整制御回路11は、DAC12とADC17にオフセット調整コードを供給することによりオフセットを調整する。 オフセット調整制御回路11は更に、スイッチ回路18乃至20に信号パス切換信号を供給することにより、スイッチ回路18乃至20の切換状態を制御する。 またオフセット調整制御回路11は、オフセット自動調整時にDAC12にスイッチ回路21を介して接続される端子を有する。 スイッチ回路18は、差動出力信号OUT_P及びOUT_Mにそれぞれ対応して正側のスイッチと負側のスイッチを含む。 またスイッチ回路19は、差動入力信号IN_P及びIN_Mにそれぞれ対応して正側のスイッチと負側のスイッチを含む。 これらのスイッチは、例えばPMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを並列接続したトランスファーゲートで構成したアナログスイッチであってよい。
    【0009】
    図1にはオフセット自動調整シーケンスの第1段階が実行される様子を示す。 図2はオフセット自動調整シーケンスの第2段階が実行される様子を示し、図3はオフセット自動調整が完了した状態を示す。
    【0010】
    図1に示されるように、まずオフセット調整制御回路11がスイッチ回路18の切換状態を制御して、電子ボリューム14の正側及び負側の出力がスイッチ回路20に供給されるように信号経路を接続する。 またスイッチ回路20の切換状態を制御して、スイッチ回路18の正側スイッチの出力がスイッチ回路19の正側スイッチに供給され、スイッチ回路18の負側スイッチの出力がスイッチ回路19の負側スイッチに供給されるように信号経路を接続する。 また更にスイッチ回路19の切換状態を制御して、スイッチ回路20から供給される信号がローパスフィルタ15に供給されるように信号経路を接続する。 これによって、アナログ出力部31の正側の出力がアナログ入力部32の正側として入力され、アナログ出力部31の負側の出力がアナログ入力部32の負側の入力とされる。
    【0011】
    また更にオフセット調整制御回路11は、DAC12にスイッチ回路21を介して電位0を出力する。 この電位0が、DAC12、ローパスフィルタ13、及び電子ボリューム14を介して、電子ボリューム14の正負出力間に未調整出力オフセット量Aとして現れる。 なおこの際、オフセット調整制御回路11からDAC12及び17へ供給するオフセット調整コードは0としておく。
    【0012】
    未調整出力オフセット量Aは、そのままローパスフィルタ15に入力される。 この未調整出力オフセット量Aに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードXは未調整出力オフセット量Aと未調整入力オフセットBとの和であるB+Aとなる。
    【0013】
    次に図2に示されるように、オフセット調整制御回路11がスイッチ回路18の切換状態を制御して、電子ボリューム14の正側及び負側の出力がスイッチ回路20に供給されるように信号経路を接続する。 またスイッチ回路20の切換状態を制御して、スイッチ回路18の正側スイッチの出力がスイッチ回路19の負側スイッチに供給され、スイッチ回路18の負側スイッチの出力がスイッチ回路19の正側スイッチに供給されるように信号経路を接続する。 また更にスイッチ回路19の切換状態を制御して、スイッチ回路20から供給される信号がローパスフィルタ15に供給されるように信号経路を接続する。 これによって、アナログ出力部31の正側の出力がアナログ入力部32の負側として入力され、アナログ出力部31の負側の出力がアナログ入力部32の正側の入力とされる。
    【0014】
    この場合、未調整出力オフセット量Aは、反転され−Aとしてローパスフィルタ15に入力される。 この反転未調整出力オフセット量−Aに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードYは反転未調整出力オフセット量−Aと未調整入力オフセットBとの和であるB−Aとなる。
    【0015】
    オフセット調整制御回路11は、上記のようにして求めた出力コードX及びYとから、
    A=(X−Y)/2
    B=(X+Y)/2
    として未調整出力オフセット量Aと未調整入力オフセット量Bを求める。
    【0016】
    図3に示すように、オフセット調整制御回路11は、DAC12にオフセット調整コードAを供給して出力オフセットを相殺し、またADC17にオフセット調整コードBを供給して入力オフセットを相殺する。 またこの際スイッチ回路21は、オフセット調整制御回路11をDAC12から切離して、外部から供給されるディジタル信号をDAC12に供給する。 オフセット調整制御回路11は、スイッチ回路18を制御して、電子ボリューム14の出力がアナログ出力部31の差動出力信号OUT_P及びOUT_Mとして出力されるように経路を接続する。 またスイッチ回路19を制御して、アナログ入力部32への差動入力信号IN_P及びIN_Mがローパスフィルタ15に供給されるように経路を接続する。 これにより、オフセット調整されたアナログ信号をアナログ出力部31から出力すると共に、アナログ入力部32における変換後のディジタル信号をオフセット調整することが出来る。
    【0017】
    以上のように、本発明においては、アナログ出力部31とアナログ入力部32との間を接続する信号経路を設け、アナログ出力部31の出力をアナログ入力部32を介してディジタル変換することで、出力オフセットと入力オフセットとを同時に測定することが出来る。 この際、条件を変えて測定を繰り返すことにより出力オフセットの測定値と入力オフセットの測定値とを分離し、それぞれのオフセットを調整することが可能になる。
    【0018】
    図4乃至図6は、本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第2の実施例を示す図である。 図4乃至図6において、図1乃至図3と同一の要素は同一の番号で参照され、その説明は省略される。
    【0019】
    図4に示されるように、第2実施例によるディジタル・アナログ変換回路は、第1実施例のオフセット調整制御回路11の代わりに、オフセット調整制御回路11Aを含む。 オフセット調整制御回路11Aは、電子ボリューム14と電子ボリューム16にオフセット調整コードを供給することによりオフセットを調整する。 オフセット調整制御回路11Aは更に、スイッチ回路18及び19に信号パス切換信号を供給することにより、スイッチ回路18及び19の切換状態を制御する。 またオフセット調整制御回路11Aは、オフセット自動調整時にDAC12にスイッチ回路21を介して接続される端子を有する。
    【0020】
    図4にはオフセット自動調整シーケンスの第1段階が実行される様子を示す。 図5はオフセット自動調整シーケンスの第2段階が実行される様子を示し、図6はオフセット自動調整が完了した状態を示す。
    【0021】
    図4に示されるように、まずオフセット調整制御回路11がスイッチ回路18の切換状態を制御して、電子ボリューム14の正側の出力がスイッチ回路19の正側のスイッチに供給され、電子ボリューム14の負側の出力がスイッチ回路19の負側のスイッチに供給されるように信号経路を接続する。 また更にスイッチ回路19の切換状態を制御して、スイッチ回路18から供給される信号がローパスフィルタ15に供給されるように信号経路を接続する。 これによって、アナログ出力部31の正側の出力がアナログ入力部32の正側として入力され、アナログ出力部31の負側の出力がアナログ入力部32の負側の入力とされる。
    【0022】
    この際、オフセット調整制御回路11Aは、電子ボリューム14及び16の増幅率を1に設定しておく。 またオフセット調整制御回路11Aから電子ボリューム14及び16へ供給するオフセット調整コードは0としておく。
    【0023】
    電子ボリューム14の出力に現れる未調整出力オフセット量Aは、そのままローパスフィルタ15に入力される。 この未調整出力オフセット量Aに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードXは未調整出力オフセット量Aと未調整入力オフセットBとの和であるB+Aとなる。
    【0024】
    次に図5に示されるように、スイッチ回路18及び19の切換状態は図4の状態のままで、オフセット調整制御回路11Aが電子ボリューム14の増幅率をkに設定する。 この場合、電子ボリューム14の出力において未調整出力オフセット量はkAとなり、ローパスフィルタ15に入力される。 この反転未調整出力オフセット量kAに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードYはB+kAとなる。
    【0025】
    オフセット調整制御回路11は、上記のようにして求めた出力コードX及びYとから、
    A=(X−Y)/(1−k)
    B=(kX−Y)/(k−1)
    として未調整出力オフセット量Aと未調整入力オフセット量Bを求める。
    【0026】
    図6に示すように、オフセット調整制御回路11Aは、オフセット調整制御回路11は、電子ボリューム14にオフセット調整コードAを供給して出力オフセットを相殺し、また電子ボリューム16にオフセット調整コードBを供給して入力オフセットを相殺する。 またスイッチ回路18、19、及び21を制御して、オフセット自動調整完了後の信号伝達経路を確立する。 これにより、オフセット調整されたアナログ信号をアナログ出力部31から出力すると共に、アナログ入力部32における変換後のディジタル信号をオフセット調整することが出来る。
    【0027】
    以上のように、本発明においては、アナログ出力部31とアナログ入力部32との間を接続する信号経路を設け、アナログ出力部31の出力をアナログ入力部32を介してディジタル変換することで、出力オフセットと入力オフセットとを同時に測定することが出来る。 この際、条件を変えて測定を繰り返すことにより出力オフセットの測定値と入力オフセットの測定値とを分離し、それぞれのオフセットを調整することが可能になる。
    【0028】
    なお上記第2の実施例においては、オフセット調整コードを電子ボリュームに供給することでオフセットを相殺する構成としたが、第1の実施例と同様にDAC及びADCにオフセット調整コードを供給することでオフセットを相殺する構成としてもよい。 また逆に第1の実施例において、オフセット調整コードを電子ボリュームに供給することでオフセットを相殺する構成としてもよい。 また第1及び第2の実施例において、アナログ出力部31にDACと演算増幅器とを更に設け、オフセット調整コードをDACでアナログ信号に変換して演算増幅器に入力し、この演算増幅器により出力信号からオフセットを相殺する構成としてもよい。 本発明は、オフセット調整コードに基づいてオフセットを相殺する具体的な方式について限定するものではない。
    【0029】
    図7乃至図10は、本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第3の実施例を示す図である。 図7乃至図10において、図1乃至図3と同一の要素は同一の番号で参照され、その説明は省略される。
    【0030】
    第3の実施例においては、第1の実施例のスイッチ回路20の代わりにスイッチ回路22及び23が設けられ、またオフセット調整制御回路11の代わりにオフセット調整制御回路11Bが設けられる。 第1及び第2の実施例では、正側と負側の間の逆相オフセットのみを考慮していたが、第3の実施例では同相オフセットも考慮する構成となっている。
    【0031】
    図7に示されるように、まずオフセット調整制御回路11Bがスイッチ回路18の切換状態を制御して、電子ボリューム14の正側の出力がスイッチ回路22に供給され、電子ボリューム14の負側の出力がスイッチ回路23に供給されるように信号経路を接続する。 またスイッチ回路22の切換状態を制御して、スイッチ回路18の正側スイッチの出力がスイッチ回路19の正側スイッチに供給されるように信号経路を接続する。 またスイッチ回路23の切換状態を制御して、シグナルグラウンドSGがスイッチ回路19の負側スイッチに供給されるように信号経路を接続する。 また更にスイッチ回路19の切換状態を制御して、スイッチ回路22及び23から供給される信号がローパスフィルタ15に供給されるように信号経路を接続する。 これによって、アナログ出力部31の正側の出力がアナログ入力部32の正側として入力され、シグナルグラウンドSGがアナログ入力部32の負側の入力とされる。 ここでシグナルグラウンドSGとは、差動信号の中心電位のことであり、この電位を中心として信号が正側と負側とに所定の振幅をもって変動する。
    【0032】
    また更にオフセット調整制御回路11Bは、DAC12に電位0を出力する。 これに応答して電子ボリューム14の出力に電位が現れる。 電子ボリューム14の出力において、正側の信号のシグナルグラウンドSGに対するオフセットを正側未調整出力オフセット量Apとし、負側の信号のシグナルグラウンドSGに対するオフセットを負側未調整出力オフセット量Amとする。
    【0033】
    ローパスフィルタ15の入力において、正側には電子ボリューム14の正側の出力が供給され、負側にはシグナルグラウンドSGが供給される。 従ってローパスフィルタ15の入力において、正側未調整出力オフセット量Apが差動オフセットとして現れる。 この正側未調整出力オフセット量Apに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードXは正側未調整出力オフセット量Apと未調整入力オフセットBとの和であるB+Apとなる。
    【0034】
    次に図8に示されるように、オフセット調整制御回路11Bがスイッチ回路18、19、22、及び23の切換状態を制御して、アナログ出力部31の正側の出力がアナログ入力部32の負側として入力され、シグナルグラウンドSGがアナログ入力部32の正側として入力されるように信号経路を接続する。 従ってローパスフィルタ15の入力において、反転した正側未調整出力オフセット量−Apが差動オフセットとして現れる。 この反転した正側未調整出力オフセット量−Apに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードYはB−Apとなる。
    【0035】
    更に図8に示されるように、オフセット調整制御回路11Bがスイッチ回路18、19、22、及び23の切換状態を制御して、アナログ出力部31の負側の出力がアナログ入力部32の負側として入力され、シグナルグラウンドSGがアナログ入力部32の正側として入力されるように信号経路を接続する。 従ってローパスフィルタ15の入力において、負側未調整出力オフセット量Amが差動オフセットとして現れる。 この負側未調整出力オフセット量Amに、ローパスフィルタ15及び電子ボリューム16の未調整入力オフセットBが加算され、ADC17の出力コードZはB+Amとなる。
    【0036】
    オフセット調整制御回路11Bは、上記のようにして求めた出力コードX、Y、及びZとから、
    Ap=(X−Y)/2
    Am=Z−(X+Y)/2
    B=(X+Y)/2
    として正側未調整出力オフセット量Ap、負側未調整出力オフセット量Am、及び未調整入力オフセット量Bを求める。
    【0037】
    図10に示すように、オフセット調整制御回路11Bは、電子ボリューム14に正側オフセット調整コードAp及び負側オフセット調整コードAmを供給して出力オフセットを相殺し、また電子ボリューム16にオフセット調整コードBを供給して入力オフセットを相殺する。 またスイッチ回路18及び19を制御して、オフセット自動調整完了後の信号伝達経路を確立する。 これにより、オフセット調整されたアナログ信号をアナログ出力部31から出力すると共に、アナログ入力部32における変換後のディジタル信号をオフセット調整することが出来る。
    【0038】
    上記第3の実施例においては、正側の出力のオフセットと負側の出力のオフセットとをそれぞれ別々に求めるので、逆相オフセットだけでなく同相オフセットも考慮したオフセット調整か可能となり、より正確な信号レベルを実現することが出来る。
    【0039】
    図11乃至図13は、本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第4の実施例を示す図である。 図7乃至図10において、図1乃至図3と同一の要素は同一の番号で参照され、その説明は省略される。
    【0040】
    図11に示されるように、第4の実施例のディジタル・アナログ変換回路は、2系統のアナログ出力経路と2系統のアナログ入力経路を有する。 アナログ出力部側の第2番目の経路は、DAC42、ローパスフィルタ43、電子ボリューム44、及びスイッチ回路48を含み、またアナログ入力部側の第2番目の経路は、ローパスフィルタ45、電子ボリューム46、ADC47、及びスイッチ回路49を含む。 また更に、スイッチ回路25乃至28が設けられる。 本実施例は、例えば直交変調による送受信の構成に対応可能なものであり、例えば第1の経路が同相成分に対応し第2の経路が直交成分に対応する。
    【0041】
    図11に示されるように、まずオフセット調整制御回路11Cは、スイッチ18−19、25−28、及び48−49を制御することで、アナログ出力部の第1の経路の未調整出力オフセット量Aがアナログ入力部の第1の経路に入力されると共に、アナログ出力部の第1の経路の正側と第2の経路の正側との間の未調整オフセット量Eがアナログ入力部の第2の経路に入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC17の出力X1は、アナログ入力部の第1の経路の未調整入力オフセット量Bと未調整出力オフセット量Aの和であるB+Aとなる。 またADC47の出力X2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dと未調整オフセット量Eの和であるD+Eとなる。
    【0042】
    次に図12に示されるように、オフセット調整制御回路11Cは、スイッチ18−19、25−28、及び48−49を制御することで、アナログ出力部の第1の経路の未調整出力オフセット量Aがアナログ入力部の第1の経路に反転して入力されると共に、アナログ出力部の第1の経路の正側と第2の経路の正側との間の未調整オフセット量Eがアナログ入力部の第2の経路に反転して入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC17の出力Y1は、アナログ入力部の第1の経路の未調整入力オフセット量Bと反転未調整出力オフセット量−Aの和であるB−Aとなる。 またADC47の出力Y2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dと反転未調整オフセット量−Eの和であるD−Eとなる。
    【0043】
    更に図13に示されるように、オフセット調整制御回路11Cは、スイッチ18、25−26、及び49を制御することで、アナログ出力部の第2の経路の未調整出力オフセット量Cがアナログ入力部の第2の経路に入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC47の出力Z2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dと未調整出力オフセット量Cの和であるD+Cとなる。
    【0044】
    オフセット調整制御回路11Cは、上記のようにして求めた出力コードX1、X2、Y1、Y2、及びZ2とから、
    A=(X1−Y1)/2
    B=(X1+Y1)/2
    C=Z2−(X2+Y2)/2
    D=(X2+Y2)/2
    E=(X2−Y2)/2
    として各オフセット量を求める。 こうして求めたオフセット量をオフセット調整コードとして使用することにより、第1乃至第3の実施例と同様にアナログ出力部とアナログ入力部とでオフセットを調整することが可能となる。
    【0045】
    このように第4の実施例では、アナログ出力部とアナログ入力部とがそれぞれ2系統の信号経路を有するときに、各信号経路のオフセット調整を行うと共に、第1の信号経路と第2の信号経路との間に存在するオフセットをも調整することが出来る。
    【0046】
    図14乃至図16は、本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第5の実施例を示す図である。 図14乃至図16において、図11乃至図13と同一の要素は同一の番号で参照され、その説明は省略される。
    【0047】
    図14に示されるように、第5の実施例のディジタル・アナログ変換回路は、2系統のアナログ出力経路と2系統のアナログ入力経路を有する。 本実施例は、例えば直交変調による送受信の構成に対応可能なものであり、例えば第1の経路が同相成分に対応し第2の経路が直交成分に対応する。 図7に示される第3の実施例と同様に、アナログ出力部の第1の経路において、正側の信号のシグナルグラウンドSGに対するオフセットを正側未調整出力オフセット量Apとし、負側の信号のシグナルグラウンドSGに対するオフセットを負側未調整出力オフセット量Amとする。
    【0048】
    図14に示されるように、まずオフセット調整制御回路11Dは、スイッチ18−19、48−49、及び51−54を制御することで、アナログ出力部の第1の経路の正側未調整出力オフセット量Apがアナログ入力部の第1の経路に入力されると共に、アナログ出力部の第1の経路の負側未調整出力オフセット量Amがアナログ入力部の第2の経路に反転して入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC17の出力X1は、アナログ入力部の第1の経路の未調整入力オフセット量Bが加算されB+Apとなる。 またADC47の出力X2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dが加算されD−Amとなる。
    【0049】
    次に図15に示されるように、オフセット調整制御回路11Dは、スイッチ18−19、48−49、及び51−54を制御することで、アナログ出力部の第1の経路の正側未調整出力オフセット量Apがアナログ入力部の第1の経路に反転して入力されると共に、アナログ出力部の第1の経路の負側未調整出力オフセット量Amがアナログ入力部の第2の経路に入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC17の出力Y1は、アナログ入力部の第1の経路の未調整入力オフセット量Bが加算されB−Apとなる。 またADC47の出力Y2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dが加算されD+Amとなる。
    【0050】
    更に図16に示されるように、オフセット調整制御回路11Dは、スイッチ18−19、48−49、及び51−54を制御することで、アナログ出力部の第2の経路の正側未調整出力オフセット量Cpがアナログ入力部の第1の経路に入力されると共に、アナログ出力部の第2の経路の負側未調整出力オフセット量Cmがアナログ入力部の第2の経路に反転して入力されるように信号経路を接続する。 この状態でADC17の出力Z1は、アナログ入力部の第1の経路の未調整入力オフセット量Bが加算されB+Cpとなる。 またADC47の出力Z2は、アナログ入力部の第2の経路の未調整入力オフセット量Dが加算されD−Cmとなる。
    【0051】
    オフセット調整制御回路11Dは、上記のようにして求めた出力コードX1、X2、Y1、Y2、Z1、及びZ2とから、
    Ap=(X1−Y1)/2
    Am=(Y2−X2)/2
    B=(X1+Y1)/2
    D=(X2+Y2)/2
    Cp=Z1−(X1+Y1)/2
    Cm=(X2+Y2)/2−Z2
    として各オフセット量を求める。 こうして求めたオフセット量をオフセット調整コードとして使用することにより、第1乃至第3の実施例と同様にアナログ出力部とアナログ入力部とでオフセットを調整することが可能となる。
    【0052】
    このように第5の実施例では、アナログ出力部とアナログ入力部とがそれぞれ2系統の信号経路を有するときに、各信号経路において逆相オフセットだけでなく同相オフセットをも考慮したオフセット調整を行うことが出来る。
    【0053】
    図17は、送受信信号処理回路としてアナログベースバンドLSI(大規模集積回路)の概略構成を示す図である。
    【0054】
    図17の送受信信号処理回路は、例えば携帯電話等のアナログベースバンド信号部分に使用されるものであり、送信部61、受信部62、スイッチ部63、オフセット調整制御回路64、IQ多重化回路65及び66、及び制御ユニット67を含む。 IQ多重化回路66に入力される送信信号TXは同相信号成分Iと直交信号成分Qとに分離され、送信部61に入力される。 送信部61は上記実施例で説明したアナログ出力部に対応し、供給された信号をDA変換してからローパスフィルタ及び電子ボリュームを介した後、アナログ同相送信信号TXI及びアナログ直交送信信号TXQとして外部に出力する。 受信部62は上記実施例で説明したアナログ入力部に対応し、外部からアナログ同相受信信号RXI及びアナログ直交受信信号RXQを受け取り、ローパスフィルタ及び電子ボリュームを介した後に受信信号をAD変換して、同相信号成分Iと直交信号成分QとをIQ多重化回路65に供給する。 IQ多重化回路65は、同相信号成分Iと直交信号成分Qとを多重化して受信信号RXとして出力する。 制御ユニット67は、送受信信号処理回路の動作タイミング等を制御する。
    【0055】
    スイッチ回路63は、送信部61のアナログ出力信号を受信部62にアナログ入力信号として供給する信号経路を供給する。 この信号経路は、上記実施例で説明したように、差動信号をそのまま供給する経路、差動信号を反転して供給する経路、差動信号の一方とシグナルグランドSGとを供給する経路、同相成分Iと直交成分Qとの間のオフセットを供給する経路等を提供する。 オフセット調整制御回路64は、スイッチ回路63の切換状態を制御すると共に、スイッチ回路63の信号経路を利用して測定した出力オフセット及び入力オフセットに応じて、送信部61及び受信部62のオフセット調整を行う。
    【0056】
    以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
    【発明の効果】
    本発明においては、アナログ信号出力部とアナログ信号入力部との間を接続する信号経路を設け、アナログ信号出力部のアナログ出力をアナログ信号入力部を介してディジタル変換することで、出力オフセットと入力オフセットとを同時に測定することが出来る。 この際、条件を変えて測定を繰り返すことにより出力オフセットの測定値と入力オフセットの測定値とを分離することが可能であり、これによりアナログ信号出力部とアナログ信号入力部それぞれのオフセットを調整することが出来る。
    【0057】
    このようにアナログ信号出力部のアナログ出力をアナログ信号入力部を介してディジタル変換して検出するので、オフセット自動調整に専用である回路の規模を最小限に抑えることが出来る。 また出力オフセットと入力オフセットとを同時に測定するので、短いシーケンスでオフセット自動調整を実行することが出来る。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第1の実施例を示す図である。
    【図2】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第1の実施例を示す図である。
    【図3】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第1の実施例を示す図である。
    【図4】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第2の実施例を示す図である。
    【図5】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第2の実施例を示す図である。
    【図6】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第2の実施例を示す図である。
    【図7】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第3の実施例を示す図である。
    【図8】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第3の実施例を示す図である。
    【図9】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第3の実施例を示す図である。
    【図10】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第3の実施例を示す図である。
    【図11】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第4の実施例を示す図である。
    【図12】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第4の実施例を示す図である。
    【図13】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第4の実施例を示す図である。
    【図14】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第5の実施例を示す図である。
    【図15】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第5の実施例を示す図である。
    【図16】本発明によるディジタル・アナログ変換回路の第5の実施例を示す図である。
    【図17】送受信信号処理回路としてアナログベースバンドLSIの概略構成を示す図である。
    【符号の説明】
    11 オフセット調整制御回路12 DAC
    13 ローパスフィルタ14 電子ボリューム15 ローパスフィルタ16 電子ボリューム17 ADC
    18、19、20 スイッチ回路

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