Audio mixing device and method, and electronic apparatus

申请号 JP2011035894 申请日 2011-02-22 公开(公告)号 JP2012175427A 公开(公告)日 2012-09-10
申请人 Ricoh Co Ltd; 株式会社リコー; 发明人 IMAI YUKIHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an audio mixing device and method that implement a simpler configuration and a lower power consumption than existing techniques, and an electronic apparatus having the audio mixing device.SOLUTION: The audio mixing device includes: a digital adder for adding up a plurality of PDM signals that are respective conversions of a plurality of digital audio signals; a DA converter for DA-converting a digital audio signal output from the digital adder to output an analog audio signal; and synchronization circuits disposed prior to the digital adder to output the plurality of digital audio signals to the digital adder synchronously via the same predetermined synchronization timing clock.
权利要求
  • 複数のディジタルオーディオ信号からそれぞれ変換された複数のPDM信号を加算する加算手段と、
    上記加算手段から出力されるディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号にDA変換して出力するDA変換手段とを備えオーディオミキシング装置であって、
    上記加算手段の前段に設けられ、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して上記加算手段に出力する同期化手段を備えたことを特徴とするオーディオミキシング装置。
  • 請求項1記載のオーディオミキシング装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  • 加算器が、複数のディジタルオーディオ信号からそれぞれ変換された複数のPDM信号を加算するステップと、
    DA変換器が、上記加算器から出力されるディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号にDA変換して出力するステップとを含むオーディオミキシング方法であって、
    上記加算器の前段に設けられた同期化回路が、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して上記加算器に出力するステップを含むことを特徴とするオーディオミキシング方法。
  • 说明书全文

    本発明は、複数のディジタルオーディオ信号をミキシングしかつディジタル/アナログ変換(以下、DA変換という。)して出するオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器に関する。

    ディジタルオーディオデータをミキシングしかつDA変換して出力するオーディオミキシング装置が、例えば特許文献1において開示されている。 本明細書において、オーディオデータ又はオーディオ信号は音声及び/又は音楽などを含む低周波のデータ又は信号をいう。

    図5は従来技術に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。 図5において、PDM(Pulse Density Modulation)信号発生器1,2,3はそれぞれ、入力されるディジタルオーディオ信号S1,S2,S3をΔ−Σ変調することによりPDM信号P1,P2,P3を発生してそれぞれDA変換器11,12,13に出力する。 DA変換器11,12,13はそれぞれ、入力されたPDM信号P1,P2,P3をアナログオーディオ信号A1,A2,A3にDA変換して加算器14に出力する。 加算器14は入力される3つのアナログオーディオ信号A1,A2,A3を加算して、加算後のミキシングされたアナログオーディオ信号A10を出力する。

    この従来技術に係るオーディオミキシング装置では、ミキシングするオーディオデータの数と、同じ数のDA変換器が必要となり、装置の大規模化、消費電力が大きい等の課題があった。

    本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して構成が簡単であって、消費電力を軽減できるオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器を提供することにある。

    第1の発明に係るオーディオミキシング装置は、
    複数のディジタルオーディオ信号からそれぞれ変換された複数のPDM信号を加算する加算手段と、
    上記加算手段から出力されるディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号にDA変換して出力するDA変換手段とを備えオーディオミキシング装置であって、
    上記加算手段の前段に設けられ、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して上記加算手段に出力する同期化手段を備えたことを特徴とする。

    第2の発明に係る電子機器は、上記オーディオミキシング装置を備えたことを特徴とする。

    第3の発明に係るオーディオミキシング方法は、
    加算器が、複数のディジタルオーディオ信号からそれぞれ変換された複数のPDM信号を加算するステップと、
    DA変換器が、上記加算器から出力されるディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号にDA変換して出力するステップとを含むオーディオミキシング方法であって、
    上記加算器の前段に設けられた同期化回路が、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して上記加算器に出力するステップを含むことを特徴とする。

    従って、本発明に係るオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器によれば、1つのDA変換手段のみで構成できるために、従来技術に比較して構成が簡単であって、消費電力を軽減できるオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器を提供できる。 また、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して加算しているので、入力される複数のディジタルオーディオ信号が非同期であっても、信号特性をほとんど劣化させずに加算処理を行うことができる。

    本発明の第1の実施形態に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。

    本発明の第2の実施形態に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。

    図2の同期化回路21,22,23の詳細構成を示すブロック図である。

    図1及び図2のディジタル加算器4の回路動作を示すタイミングチャートである。

    従来技術に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。

    以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。 なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。

    図1は本発明の第1の実施形態に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るオーディオミキシング装置は、図5の従来技術に係るオーディオミキシング装置に比較して、PDM信号発生器1,2,3の後段に、ディジタル加算器4及びDA変換器5の順序で信号処理することを特徴としている。

    図1において、PDM信号発生器1,2,3はそれぞれ、入力されるディジタルオーディオ信号S1,S2,S3をΔ−Σ変調することによりPDM信号P1,P2,P3を発生してディジタル加算器4に出力する。 ここで、ディジタルオーディオ信号S1,S2,S3は、例えば16ビット〜24ビットのリニアPCM信号、もしくは、8ビットA−law信号又は8ビットμ−law信号である。 また、PDM信号発生器1,2,3は例えば入力信号のインターポレーション機能と、インターポレーションされた信号をΔ−Σ変調するΔ−Σ変調機能とを含むが、後者の機能のみを備えてもよい。 また、PDM信号を記録媒体に記録しているような場合(例えば、スーパーオーディオCD(SACD)の場合)のオーディオ信号の再生においては、PDM信号発生器1,2,3が不要となり、オーディオ信号としては、複数のPDM信号がそれぞれディジタル加算器4に入力される。

    次いで、ディジタル加算器4は入力される3つのPDM信号P1,P2,P3をアナログ加算して、加算結果のPDM信号P10をDA変換器5に出力する。 DA変換器5は入力されたPDM信号P10をアナログオーディオ信号A10にDA変換して出力する。

    以上のように構成された第1の実施形態に係るオーディオミキシング装置によれば、1つのDA変換器5のみで構成できるために、従来技術に比較して構成が簡単であって、消費電力を軽減できるオーディオミキシング装置を実現できる。

    図2は本発明の第2の実施形態に係るオーディオミキシング装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るオーディオミキシング装置は、図1の第1の実施形態に係るオーディオミキシング装置に比較して、PDM信号発生器1,2,3とディジタル加算器4との間にそれぞれ、同期化回路21,22,23を設けたことを特徴としている。 ここで、同期化回路21,22,23は、PDM信号発生器1,2,3からそれぞれ出力されるPDM信号P1,P2,P3をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化することにより、同期化されたPDM信号P1a,P2a,P3aを発生してディジタル加算器4に出力する。

    図3は図2の同期化回路21,22,23の詳細構成を示すブロック図である。 図3において、各同期化回路21,22,23は、互いに縦続接続された3個の遅延型フリップフロップ31,32,33と、多数決論理回路34とを備えて構成される。 ここで、各フリップフロップ31,32,33のクロック入力端子には、所定の同一の同期化タイミングクロックが入力され、入力されたPDM信号は各フリップフロップ31,32,33により順次一時的に記憶された後、次段のフリップフロップに出力するとともに、多数決論理回路34に出力する。 多数決論理回路34は、入力される3個の信号のうち少なくとも2個の信号がハイレベルであるときにハイレベルのPDM信号を出力することにより、同期化されたPDM信号を発生して出力する。

    以上のように構成された第2の実施形態に係るオーディオミキシング装置によれば、1つのDA変換器5のみで構成できるために、従来技術に比較して構成が簡単であって、消費電力を軽減できるオーディオミキシング装置を実現できる。 また、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して加算しているので、入力される複数のディジタルオーディオ信号が非同期であっても、信号特性をほとんど劣化させずに加算処理を行うことができる。

    すなわち、加算するディジタルオーディオ信号の更新周波数が非同期の場合でも信号特性をほとんど劣化させずに加算処理を行うことができる。 例えば、携帯電話端末では、音声の送受信データと、携帯電話端末で再生する音楽データとの加算機能を有しているが、一般的には、音声の送受信データの更新周波数と、携帯電話端末で再生する音楽データの更新周波数は非同期であるため、従来はそれぞれの信号をDA変換器によりアナログ信号に変換した後に加算していた。 本実施形態はこれらの問題点を解決するものである。

    図4は図1及び図2のディジタル加算器4の回路動作を示すタイミングチャートである。 なお、図4(d)には入力されるPDM信号のハイレベルの数(加算値)を示す。 図4に示すように、各1ビットのPDM信号P1,P2,P3の各値を加算して、加算値を示す2ビットのPDM信号を発生する。

    以上の実施形態においては、オーディオミキシング装置について説明しているが、本発明はこれに限らず、当該オーディオミキシング装置を例えば携帯電話機などの電子機器などに装備して構成してもよい。

    以上の実施形態においては、3つのオーディオ信号を加算するディジタル加算器4について説明しているが、加算するオーディオ信号の個数についてはこれに限らず、2つ又は4つ以上の複数であってもよい。

    以上詳述したように、本発明に係るオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器によれば、1つのDA変換手段のみで構成できるために、従来技術に比較して構成が簡単であって、消費電力を軽減できるオーディオミキシング装置及び方法、並びに当該オーディオミキシング装置を備えた電子機器を提供できる。 また、複数のディジタルオーディオ信号をそれぞれ、所定の同一の同期化タイミングクロックを用いて互いに同期化して加算しているので、入力される複数のディジタルオーディオ信号が非同期であっても、信号特性をほとんど劣化させずに加算処理を行うことができる。

    1,2,3…PDM信号発生器、
    4…ディジタル加算器、
    5…DA変換器、
    21,22,23…同期化回路、
    31,32,33…フリップフロップ、
    34…多数決論理回路。

    特開2007−142996号公報

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