Determination of location of electrical disturbance

申请号 JP2013005866 申请日 2013-01-17 公开(公告)号 JP2013156247A 公开(公告)日 2013-08-15
申请人 Ge Aviation Systems Ltd; ジーイー・アビエイション・システムズ・リミテッドGe Aviation Systems Limited; 发明人 ANDREW CERI DAVIS;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an apparatus and method for determining the location of an electrical disturbance in a circuit.SOLUTION: The relative phase of current and voltage waveforms across the circuit inductance of a portion of a circuit produced by a voltage or current perturbation is determined, and the location of an electrical disturbance within the circuit is identified based on the relative phase of the current and voltage waveforms. The relative phase of the current and voltage waveforms across the inductance of a portion of a circuit may be determined by calculating the sign (positive or negative) of the inductance of the portion of the circuit. The determination of the location of an electrical disturbance, for example within a particular distribution leg from among a plurality of distribution legs, enables just the leg affected by the electrical disturbance to be isolated, while a power source and the remaining portions of the circuit, such as various other loads or other components, are kept in operation.
权利要求
  • 回路での電気的じょう乱の位置を特定するための装置であって、
    電圧または電流の摂動によって生成される前記回路の一部分の回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するための1つまたは複数のセンサーと、
    前記電流波形および前記電圧波形の前記相対位相から前記回路内の前記電気的じょう乱の前記位置を識別するように配置されるコントローラとを含む装置。
  • 前記コントローラが、前記電気的じょう乱が生じていると識別された前記位置を含む回路の一部分を分離するように配置される、請求項1記載の装置。
  • 前記コントローラは、スイッチを開くことによって前記電気的じょう乱が生じていると識別された前記回路の前記部分を分離するように配置される、請求項2記載の装置。
  • 前記コントローラが、前記回路の一部分の前記インダクタンスを決定することによって電圧または電流の摂動によって生成される前記回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するように配置される、請求項1乃至3のいずれか1項記載の装置。
  • 前記回路の一部分での前記インダクタンスが、前記回路のその部分を通る電流の変化率、前記回路のその部分を横断する電圧、および前記回路のその部分内の負荷の容量成分を横断する電圧に基づいて決定される、請求項4記載の装置。
  • 前記回路のその部分内の負荷の容量成分を横断する前記電圧が、前記回路のその部分を横断する前記電圧を低域通過フィルター処理することによって測定される、請求項5記載の装置。
  • 電源部分、ならびにそれぞれが負荷および請求項1乃至6のいずれか1項記載の装置を含む1つまたは複数の配電区間を含む回路であって、前記装置が、前記電源部分または前記1つもしくは複数の配電区間内の電気的じょう乱の位置を識別するように配置される、回路。
  • 複数の配電区間、ならびに電気的じょう乱が前記複数の配電区間の特定の1つで生じているかどうかを識別するために前記配電区間のそれぞれに提供される請求項1乃至6のいずれか1項記載の装置を含む、請求項7記載の回路。
  • 回路での電気的じょう乱の位置を特定するための方法であって、
    前記回路での電圧または電流の摂動によって生成される前記回路の一部分の回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するステップと、
    前記回路のその部分での前記電流波形および前記電圧波形の前記決定された相対位相から前記回路内の前記電気的じょう乱の前記位置を識別するステップとを含む方法。
  • 電圧または電流の摂動によって生成される前記回路インダクタンスを横断する前記電流波形および前記電圧波形の前記相対位相が、前記電圧または電流の摂動の間に前記回路の前記インダクタンスの符号(正または負)を計算することによって決定される、請求項9記載の方法。
  • 電圧または電流の摂動によって生成される前記電流波形および前記電圧波形の前記相対位相が、前記電圧または電流の摂動が生じた前記配電区間を識別できるように、それぞれが前記回路に異なる負荷を供給する複数の配電区間のそれぞれについて決定される、請求項9または請求項10記載の方法。
  • 電気的じょう乱の位置を含むと識別された前記回路の前記部分が、前記回路の残りから分離される、請求項9乃至11のいずれか1項記載の方法。
  • 実質的に本明細書で前に添付の図面を参照して述べたような回路での電気的じょう乱の位置を特定するための装置。
  • 実質的に本明細書で前に添付の図面を参照して述べたような回路での電気的じょう乱の位置を特定するための方法。
  • 说明书全文

    本発明は、例えば短絡もしくは断線などの故障によってまたは落雷によって引き起こされることもある1つまたは複数の回路での電気的じょう乱の位置を特定することに関する。

    多くの用途では、単一電源が、複数の電気負荷に接続される。 例えば、航空機では、単一電源が、コックピット計器、空気供給装置、環境制御機器、その他などの様々な負荷に供給することもある。 短絡または断線の配線故障は、電気アークを発生させてさらなる損傷をもたらすこともある。 電気的じょう乱が回路のどの部分から生じるかは、一般に周知でないので、回路の大部分またはすべてが、回路の様々な部分に損傷を引き起こすのを防止するために遮断されることもある。 しかしながら、電気的じょう乱の場合に回路のすべてまたは大部分を遮断すべきでないことが、望ましいこともある。 これは特に、もし雷などの外部の電気的事象がアーク故障と間違われるならば当てはまり、完全に動作する回路の誤った切断をもたらす。

    本発明の第1の態様によると、回路での電気的じょう乱の位置を特定するための装置が、提供される。 本装置は、電圧または電流の摂動によって生成される回路の一部分のインダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するための1つまたは複数のセンサーと、電流波形および電圧波形の相対位相から回路内の電気的じょう乱の位置を識別するように配置されるコントローラとを有する。

    例えば単一電源に接続される複数の配電区間からの特定の配電区間内の電気的じょう乱の位置を特定することができることで、電気的じょう乱の影響を受ける区間だけを分離することが可能になる。 様々な他の負荷または他の構成部品などの回路の残りの部分および電源は、動作を続けることができる。 これは、全電気回路網がより信頼できるように、全電気回路網の可用性を向上させる。

    電圧または電流の摂動によって生成される回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定することで、電気的にノイズの多い環境でさえ、電気的じょう乱の位置の信頼できるインジケーターが提供される。

    もし特定の配電区間で、電気的じょう乱によって生成された電流波形が、電圧波形より前であるならば、電気的じょう乱の位置は、その特定の配電区間にあると識別できる。 その特定の配電区間は次いで、例えばスイッチを使用して分離されてもよい。 もし電気的じょう乱によって生成された電流波形が、電圧波形より前でないならば、電気的じょう乱の位置は、どこか他の所に、例えば回路の電源側にまたは別の配電区間にあると識別できる。

    回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相は、回路の特定の箇所でのインダクタンスの符号(正または負)を計算することによって決定されてもよい。

    本発明の第2の態様によると、回路での電気的じょう乱の位置を特定するための方法が、提供される。 本方法は、回路での電圧または電流の摂動によって生成される回路の一部分の回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するステップと、回路のその部分での電流波形および電圧波形の決定された相対位相から回路内の電気的じょう乱の位置を識別するステップとを含む。

    本発明の実施形態は、ほんの一例として、添付の図面を参照して以下に述べられる。

    本発明の実施形態による、複数の配電区間および回路内の電気的じょう乱の位置を特定するための装置を備える回路の概略例を示す図である。

    本発明の実施形態による装置を備える回路のより詳細な例を示す図である。

    じょう乱が回路の負荷側にあるときに図1または図2の回路で生成される波形の例を示す図である。

    じょう乱が回路の電源側にあるときに図1または図2の回路で生成される波形の例を示す図である。

    回路内の電気的じょう乱の位置を特定するときにノイズの影響を低減するための技術を示す図である。

    図1は、それぞれが単一電源20に接続される複数の配電区間1、2・・・Nを有する回路10の例を示す。 各配電区間1、2・・・Nは、固有インダクタンスL1、L2・・・LNを有する。 各配電区間1、2・・・Nは、電を供給すべき電気負荷、すなわち特定の電気部品を有する。 航空機では、例えば、これらは、コックピット計器、空気供給装置、環境制御機器および/または任意の他の電気設備を含むこともある。 配電区間の少なくとも1つは、全回路10のどこかでの故障、短絡、断線もしくは落雷などの電圧または電流のじょう乱によって生成されるその特定の配電区間1、2・・・Nの回路インダクタンスL1、L2・・・LNを横断する電流波形および電圧波形の相対位相を決定するためのコントローラ30を含む。 電流波形および電圧波形の相対位相から、コントローラ30は、回路10内の電気的じょう乱の位置を識別することができる。 例えば、もし配電区間1でのコントローラ30が、電気的じょう乱によって生成されたその配電区間での電流波形が、対応する電圧波形より前であることを検出するならば、電気的じょう乱の位置は、その特定の配電区間1にあると識別できる。 その特定の配電区間1は次いで、例えばスイッチ40を使用して、回路10の残りから分離されてもよい。 もし電気的じょう乱によって生成された配電区間1での電流波形が、対応する電圧波形より前でないならば、電気的じょう乱の位置は、どこか他の所に、例えば回路10の電源20側にまたは別の配電区間2・・・Nにあると識別できる。

    図2は、回路10のより詳細な例を示すが、しかし1つの配電区間1だけが、例示される。 電源20からの電力は、固有インダクタンスLSを持つケーブル21を介して分離スイッチ40に供給される。 電力は、スイッチ40から出て、固有インダクタンスL1を持つ第2のケーブル22を介して負荷に供給される。 コントローラ30は、パラメーターV S (戻すべき電圧)および第2のケーブル22での電流I(負荷電流)を測定する。 コントローラ30は、例えば適切な電圧計などの任意の適切な手段によって電圧V Sを測定し、例えば適切な電流計などの任意の適切な手段によって電流Iを測定するように配置される。 この例では、電圧V Sを示す信号は、導線31を介してコントローラ30に伝えられ、電流Iを示す信号は、導線32を介してコントローラ30に伝えられる。

    もし故障が、回路の配電区間1に持ち込まれるならば、電源20は、周期的電圧摂動を経験することもある。 故障は、例えば短絡、断線または雷事象の結果であることもあり、負荷と直列のアークを生成することもあり、または負荷を横断して接地へアークを形成して並列アークをもたらすこともある。 負荷は、図2で例示するように並列の抵抗Rおよび静電容量Cとして表されてもよい未知の複素インピーダンスを有してもよい。

    電気的じょう乱の間に配電区間1のインダクタンスL1を横断する電圧波形および電流波形の相対位相を決定する簡便な方法は、配電区間1のインダクタンスL1の符号(正または負)を計算することによっている。 もしV S 、IおよびV C (負荷の容量成分Cを横断する電圧)が、例えば測定によって周知であるならば、配電区間1のインダクタンスL1は、式、
    L =L1・di/dt
    から計算でき、ただしV L =V S −V Cである。

    Cは、測定されない。 配電区間1のインダクタンスL1を横断する平均電圧は、ゼロであるので、V Cは、V C 'として図示される、V Sを低域通過フィルター処理したバージョンによって近似できる。

    配電区間1のインダクタンスL1が、V S 、V C 'およびIから計算されるとき、配電区間1の外側で生じている摂動は、L1について正の値をもたらし、一方配電区間1内で生じている摂動は、L1について負の値をもたらすことが見いだされている。 電圧および/または電流が摂動を受けている間にL1の値の符号(正または負)を決定することで、電気的じょう乱の位置が配電区間1内にあるかまたは配電区間1の外部にあるかを決定することが可能になる。 スイッチ40内にまたはスイッチもしくは全回路10から離れて、例えばマイクロプロセッサもしくはコンピュータなどの例えば外部制御システムに収納されてもよいコントローラ30が、V SおよびIを測定し、V C 'およびL1を計算し、それ故に配電区間1内の故障またはアークの存在を決定することもあり得る。

    例えば回路内の電気的ノイズからエラーが生じる可能性を低減するために、追加のフィルター処理および/または事象計数が、特定の配電区間1での故障の存在の検出に確信が得られるように含まれてもよい。 その配電区間は次いで、例えば制御線33を介してスイッチ40を開く準備をしているコントローラ30によって分離されてもよい。

    配電区間1のインダクタンスL1および負荷の容量成分を横断する電圧の近似値V C 'は、以下で提供される方程式を使用して決定できる。 方程式は、離散時間で提示され、表記n、n−1は、逐次計算サイクルを通してパラメーターの最新値および前値を表す。

    A=(1−k)(V S (n)−V C '(n−1))
    ただしkは、約0.1の典型値を持つフィルター定数である。

    L1=t・A/(I(n)−I(n−1))
    ただしtは、サンプル時間間隔である。

    C '(n)=V S (n)−A
    例えば図1で示すような複数の配電区間1、2・・・Nを備える回路10で使用されるとき、故障の存在を決定するためのコントローラ30は、もし所望ならば各配電区間1、2・・・Nに提供されてもよい。

    図3は、故障が配電区間1で生じるときにその配電区間1でのインダクタンスL1を横断して生成される電圧(V S )波形および電流(I)波形の例を示す。 図からわかるように、電圧波形は、電流波形より後に生じる。 特に電圧ピークは、電流ピークより後に生じる。 またやはり図3で示されるように、配電区間1で検出されたインダクタンスL1は、電気的じょう乱の時に負の値を有することになる。

    図4は、配電区間の外部、例えば回路の電源側または異なる配電区間2・・・Nでの電気的じょう乱に起因してその配電区間で生成される電圧波形および電流波形の例を示す。 図4の波形でわかるように、この例では、電圧V S波形は、電流I波形より前に生じる。 特にピーク電圧V Sは、ピーク電流Iより前に生じる。 またやはり図4で示されるように、配電区間1でのインダクタンスL1は、電気的じょう乱の間正の値を有する。 電圧(V S )波形は、電流(I)波形より前に生じ、配電区間1でのインダクタンスL1は、正の値を有するので、じょう乱は、配電区間1の外部、例えば回路10の電源20側でまたは別の配電区間2・・・Nで生じたと決定されてもよい。

    回路内の電気的じょう乱の位置、例えば回路の負荷側かもしくは電源側かおよび/またはいくつかの配電区間のどれの内部かの表示は、回路の残りが動作を続けることができるように回路のその部分の分離をもたらしてもよい。 電気的じょう乱を被った回路の部分の表示はまた、ユーザーが、電気的じょう乱を経験した回路のその部分を調べることができるように、表示パネルまたはグラフィカルユーザーインターフェースなどでユーザーに提供されてもよい。

    図5は、回路10内の電気的じょう乱の位置を特定するときにノイズの影響を低減するための技術を示す。 この例では、電圧V Sおよび電流Iのサンプルは、各波形V S 、Iでのいくつかの時間窓100、200、300のそれぞれで同時に取得される。 各波形V S 、Iからの結果は、平均値を得るために複数の時間窓100、200、300にわたって平均化されてもよく、ノイズの影響を低減し、より正確な結果を提供する。 明らかに任意の適切な数の時間窓が、使用されてもよく、その窓は、任意の適切な長さであってもよい。

    多くの変形が、本発明の範囲内になお入りながら上で述べた例について行われてもよい。 例えば、電圧または電流の摂動によって生成される回路インダクタンスを横断する電流波形および電圧波形の相対位相は、配電区間内のインダクタンスの符号(正または負)を決定することへの代替案として、電圧ピークおよび電流ピークが生じる時間の比較によるなどの、任意の適切な技術によって決定されてもよい。 さらに、コントローラ30は、回路内もしくはスイッチ機構40内に提供される構成部品などの任意の適切な技術によって提供されてもよくかつ/またはマイクロプロセッサもしくはコンピュータを含んでもよくまたは含まなくてもよい回路10の外部の1つもしくは複数の構成部品によって少なくとも部分的に提供されてもよい。

    1 配電区間 2 配電区間 10 回路 20 電源 21 ケーブル 22 第2のケーブル 30 コントローラ 31 導線 32 導線 33 制御線 40 スイッチ 100 時間窓 200 時間窓 300 時間窓

    QQ群二维码
    意见反馈