Over-acceleration sensing device

申请号 JP51575296 申请日 1995-10-30 公开(公告)号 JPH09507812A 公开(公告)日 1997-08-12
申请人 フィコ・ケーブルス・エス・エー; 发明人 ガバス・セボレーロ、カルロス;
摘要 (57)【要約】 この検知装置は、両方向に摺動できるステム(10)が内部を貫通するそれぞれ前方部(17)、後方部(18)の2つの部分がある本体(8)を具備する。 前方部(17)には、開閉器(12)と応 力 増大手段(13)があり、また後方部(18)には、主スプリング(11)がある。 開閉器(12)は、ステム(10)と結合された可動接点(47)と主体部(8)に設けられた固定接点(49)を有する。 応力増大手段(13)は管状アダプタ(52)及びステム(10)押し付け手段を具備し、その押し付け手段は、押し付けスプリング(57)と管状アダプタ(52)上を摺動できる球(58)とがその中にある中空の半径方向延伸部(56)を少なくとも1つ具備する。 自動車産業に適用可能。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 自動車車両のエンジン用の過加速検知装置において、 −一方の端部(15)は開口しており、結合される密閉カバ−(9)を有し、他方の端部(16)は閉鎖され、中央域に自由端部が電気コネクタを受容するように設計されている半径方向延伸部(20)を有する細長いほぼ円筒形の中空の本体と(8); −本体(8)と同軸に配置され、本体(8)の中に一部分が収納され、全長にわたって貫通する中心孔(32)を有し、前記孔の中を制御ケ−ブル(2)のスチ−ルケ−ブル(6)が自由な遊びで摺動でき、一方、本体(8)から突出する1 端部に、制御ケ−ブル(2)の対応中間端部にある鞘体(7)の取り付け手段を有するほぼ円筒形のステム(10)と; −ステム(10)と同軸に取り付けられ、本体(8)に当って支持される一方の端部と、ステム(10)に当たる他方の端部とにより常に圧縮状態で働く主スプリング(11)と; −本体(8)に具備される2つの固定接点(49)とステム(10)に結合される可動接点(47)とから作られ、互いに同じである2つの固定接点(49)は、ともに外部(50)及び内部(51)にそれぞれに2つの腕部を有し、前記外部の腕部(50)が、前記の電気コネクタの受容用空洞(21)の中に設けられている、開閉器(12)と; −本体(8)の内部へごみや液体が入ることを防ぐ気密性保持手段(14、25 、45)と、 を具備する検知装置で、 本体(8)の縦長の内部には、中間に段差部分(19)を形成するように連結された前方部(17)及び後方部(18)のそれぞれからなる2つのほぼ円筒形の部分があり、前方部(17)は、密閉カバ−(9)のそばに装着され、装置の開閉器(12)及び開閉器(12)と独立して作動する応力増大手段(13)を備え、後方部(18)は、主スプリング(11)を備え、1方、密閉カバ−(9) は、本体(8)の開口端(15)にステム(10)の外方部(33)をぴったり合った滑り嵌合で摺動させる案内手段を具備し、本体(8)の後方部(18)は、 ステム(10)の内方部(34)をぴったり合った滑り嵌合で摺動させる案内手段を有し、本体(8)の閉成端(16)は、車両構造体の固着部(5)に本体( 8)を取付けるための手段及び制御ケ−ブル(2)の鞘体の対応中間端部の取付け手段を有する軸方向延伸部(26)で延長され、前記軸方向延伸部(26)は、制御ケ−ブル(2)のスチ−ルケ−ブル(6)が摺動して通れる孔(31)を有する、ことを特徴とする検知装置。 2. 開閉器(12)の可動接点は、ステム(10)の内方部(34)と同軸に配置され、ステム(10)の内方部(34)の上を両方向に摺動でき、応力増大手段(13)とステム(10)の内方部(34)に固定される止め部材(46)との間に配置され、応力増大手段(13)に当たって支持される一方の端部と環状体(47)に当たる他方の端部とにより、圧縮状態で働く位置決めスプリング( 48)の作用を常に受けており、このようにして、止め部材(46)に隣接した位置を占めようとしている環状体(47)を有することを特徴とする請求項1に記載の検知装置3. 開閉器(12)の複数の固定接点(49)の内部腕部(51)は、各自由端を同一平面で可動接点を形成する環状体(47)に面するようにして、本体(8 )の前方部(17)に装着されることを特徴とする請求項1及び2のいずれか1 項に記載の検知装置。 4. 応力増大手段(13)は、本体(8)の前方部(17)に、前部(53)と後部(54)のそれぞれ異なった2つの直径の円筒形の部分で作られる走行面及びステム(10)の押し付け手段を具備し、前記走行面において前部(53)は、大きい方の直径を有し、密閉カバ−(9)に面して配置され、また両部(53 、54)は中間に段差部分(55)を形成するように縦長に連結され、前記段差は本体(8)の後方部(18)に向かってある角度を形成する、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の検知装置5. 応力増大手段(13)の走行面は、本体(8)の前方部(17)の内部表面に重ね合わされる管状アダプタ(52)で作られることを特徴とする請求項4に記載の検知装置。 6. 管状アダプタ(52)は、密閉カバ−(9)に設けられる環状突起(61) で本体(8)の前方部(17)に取り付けられ、このようにして管状アダプタ( 52)は、環状突起(61)と前方部(17)との間に置かれることを特徴とする請求項5に記載の検知装置。 7. 押し付け手段は、自由端が開口され、押し付けスプリング(57)を備えた少なくとも1つの中空の半径方向延伸部(56)を具備し、前記押し付けスプリング(57)は、延伸部(56)の底部に当たる一方の端部と、延伸部(56) の自由端に部分的に収容され且つ両方向に摺動できる球(58)に当たる他方の端部とにより常に圧縮状態で働き、このようにして球(58)は常に走行面に当接し、ステム(10)が両方向に移動する間前記走行面上を摺動することができる、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の検知装置。 8. 押し付け手段は、それぞれの球(58)と押し付けスプリング(57)とを各々収容する2つの正反対に位置する半径方向延伸部(56)を具備することを特徴とする請求項7に記載の検知装置。 9. 本体(8)の後方部(18)の誘導手段は、規則正しく配置される複数の、 好ましくは4つの、放射状リブ(38)を具備し、ステム(10)の内方部(3 4)がぴったり合った嵌合で摺動できる通路(39)を形成することを特徴とする請求項1に記載の検知装置。 10. 主スプリング(11)の端部の1方は、本体の後方部(18)の誘導手段と当接し、一方他方の端部は開閉器(12)の止め部材(46)と当接することを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に記載の検知装置。 11. 密閉カバ−(9)の誘導手段は、内方及び外方に、それぞれ中心孔(37 )を備えた軸方向延伸部(35、36)を具備し、前記中心孔(37)を通ってステム(10)の外方部(33)がぴったり合った滑り嵌合で摺動できることを特徴とする請求項1に記載の検知装置。 12. 気密性保持手段は、密閉カバ−(9)の内方の放射状延伸部(35)の中心孔(37)内にシ−ル体(45)を取り付ける同軸溝(44)を具備することを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 過加速検知装置発明の分野 本発明の目的は、“キック−ダウン”装置として知られている形式の、特に自動変速機が設置されている自動車車両の過加速の検知のために使用される過加速検知装置である。 発明の背景公知のように、このような過加速検知装置は、アクセルペダルを車両のエンジンの気化器の対応する機構に連結する制御ケ−ブルの走行部の中間部で自動車車両に取り付けられる。 この制御ケ−ブルは、如何なる時も不連続になることはない。 過加速検知装置は、車両運転者がアクセルペダルをいっぱいに踏み込んだ時、自動変速機のギヤボックスで作動する。 その時、検知装置は、ギヤチェンジの機構がその変速比を低速へ入れ替えるように、ギヤチェンジの機構を通じて作動する。 過加速装置の公知の実施例は、アクセルペダルが車両の運転中に踏み込まれた時、特に制御ケ−ブルの鞘体が大きな圧縮を受けた時に、制御ケ−ブルの鞘体における機械的応力で作動する。 一般的に、過加速検知装置の公知の実施例は、以下の部分からなる構造を有する。 両方向に摺動可能で、本体の両端部の一方を通って突出し、軸線方向に、且つ、制御ケ−ブルのスチ−ルケ−ブルによる緩やかな嵌め合いで動かされるステムを内部に収容する中空の本体。 本体に当たって支持される端部のうちの1方とステムに当たるその他方の端部によって常に圧縮力を受けて働く1個、または数個のスプリング。 その固定接点及び可動接点がそれぞれ本体及びステムに取り付けられている開閉器。 車両構造体の固着部に本体を碇着する手段、及び中間端部のうちの1方は本体から突出したステムの端部に取り付けられ、その他方の中間端部は本体に取り付けられるといったように制御ケ−ブルの鞘体の中間端部を固定するための手段。 前述の過加速検知装置の作動は、次のとおりである。 検知装置が制御ケ−ブルの走行部の中間部に、且つ市場に多種類の実施例がある自動調整、または自動制御の装置で適切に調整されたケ−ブルの鞘体で覆われた部分の適当な長さの所に取り付けられると、アクセルペダルに圧力がかかっていないとき、すなわち、ペダルが休止位置にあるとき、ステムに対する検知装置のスプリングの働きは、開閉器の接点を分離して維持する、すなわち、開閉器は開放の位置にある。 車両の運転中、アクセルペダルへの作用及び制御ケ−ブルの鞘体のこれに対応する反作用は、ステムの本体の内部方向への摺動を生じさせる。 もし、アクセルペダルへの作用が更に進んだ位置をペダルに与えると、すなわち、ペダルがいっぱいに踏み込まれると、本体の内部方向へのステムの摺動は、開閉器を閉鎖に導く。 このことは、自動変速機のギヤボックスでの前述の機構の作動を引き起こす。 アクセルペダルへの作用がなくなると、検知装置のスプリングの弾性の反作用は、ステムを本体の外部方向へ押す。 そして開閉器は、ペダルが十分に踏み込まれる前の当初の位置に戻り、再び開放される。 過加速検知装置の実施例として、スペイン特許9401255号明細書で公知の装置を引用できる。 この検知装置は、上述の一般的な部分に加えて、ステムと同軸に装着され、その周辺部に開閉器の可動接点を同じように取り付けられた円筒形の接点保持器を特徴的な部分として有している。 その可動接点は弾性反作用で本体の内部表面を持続的に押し、本体に取り付けられた開閉器の固定接点は、 前記内部表面から突出している。 制御ケ−ブルの鞘体により駆動される装置のステムの摺動は、その接点を近接させて開閉器を閉鎖に導く。 車両の運転者は、この仕組みにより、可動接点が開閉器の固定接点に重ね合わされるので、最大加速点に到達したことに気付く。 この重ね合わせは、可動接点の弾性反作用により、 大きな力がアクセルペダルを踏んで前進を継続することを意味するからである。 一般に、この公知の過加速検知装置において、大きな不便な点として、この装置を組み込み、車両運転者が、アクセルペダルを踏んで最大加速点に到達したことに気付くという方法は、ある場合には、それぞれの特定の応用の場合に使用したいという要望に応じて用いることが出来ないという事実がある。 発明の概要新しい過加速検知装置は、公知の過加速検知装置が持つ不便な点、特に運転者がアクセルペダルを踏んで、最大加速点に到達した時を指示する装置の適切性の不足からくる不便な点についての解決策を提供するために開示される。 。 本発明の過加速検知装置は、次の公知の部分を含んでいる。 一方の端部は開放しており、結合される密閉カバ−を有し、他方の端部は閉鎖され、中央域に自由端部が電気コネクタを受容するように設計されている半径方向延伸部を有する細長いほぼ円筒形の中空の本体。 本体と同軸に配置され、本体の中に一部分が収納され、全長にわたって貫通する中心孔を有し、前記孔の中を制御ケ−ブルのスチ−ルケ−ブルが自由な遊びで摺動でき、一方、本体から突出する1端部に、制御ケ−ブルの鞘体の対応中間端部の取り付け手段を有する、ほぼ円筒形のステム。 ステムと同軸に取り付けられ、本体に当って支持される一方の端部と、スリムに当たる他方の端部とにより常に圧縮状態で働く主スプリング。 本体に具備される2つの固定接点とステムに結合される可動接点とから作られ、互いに同じである固定接点は、ともに外部及び内部にそれぞれ2つの腕部を有し、前記外部の腕部が前記の電気コネクタの受容用空洞の中にに設けられている、開閉器。 本体の内部へごみや液体が入ることを防ぐ気密性保持手段。 本発明の過加速検知装置は、本体の縦長の内部には、中間に段差を形成するように連結された前方部及び後方部のそれぞれからなる2つのほぼ円筒形の部分があり、前方部は、密閉カバ−のそばに装着され、装置の開閉器及び開閉器と独立して作動する応力増大手段を備え、後方部は、主スプリングを備え、一方密閉カバ−は、本体の開口端にステムの外方部をぴったり合った滑り嵌合で摺動させる案内手段を具備し、本体の後方部は、ステムの内方部をぴったり合った滑り嵌合で摺動させる案内手段を有し、本体の閉成端は、車両構造体の固着部に本体を取付けるための手段及び制御ケ−ブルの鞘体の対応中間端部を取付けるための手段を有する軸方向延伸部で延長され、前記軸方向延伸部は、制御ケ−ブルのスチ− ルケ−ブルが摺動して通れる孔を有する、ことを特徴とする。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、開閉器の可動接点が、ステムの内方部と同軸に配設され、ステムの内方部の上を両方向に摺動でき、応力増大手段とステムの内方部に固定される止め部材との間に配置され、応力増大手段に当たって支持される一方の端部と、環状体に当たる他方の端部とにより、圧縮状態で働く位置決めスプリングの作用を常に受けており、このようにして、止め部材に隣接した位置を占めようとしている環状体を有することにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、開閉器の複数の固定接点の内部腕部が、各自由端を同一平面で可動接点を形成する環状体に面するようにして、本体の前方部に装着されることにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、応力増大手段が、本体の前方部に、前部と後部のそれぞれ2つの異なった直径の円筒形の部分で作られる走行面及びステム押し付け手段を具備し、その走行面において前部が、大きい方の直径を有し、密閉カバ−に面して配置され、また前部及び後部の両部が中間に段差部を形成するように縦長に連結され、この段差が本体の後方部に向かってある度を形成すること、にある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、応力増大手段の走行面が、本体の前方部の内部表面に重ね合わされる管状アダプタで作られることにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、管状アダプタが、密閉カバ−に設けられる環状突起で本体の前方部に取り付けられ、このようにして管状アダプタが環状突起と本体の前方部との間に置かれることにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、押し付け手段が、自由端が開口され、 押し付けスプリングを備えた少なくとも1つの中空の半径方向延伸部を具備し、 前記押し付けスプリングが、延伸部の底部に当たる一方の端部と、延伸部の自由端に部分的に収容され且つ両方向に摺動できる球に当たる他方の端部とにより常に圧縮状態で働き、このようにして球が常に走行面に当接し、ステムが両方向に移動する間前記走行面上を摺動することができる、ことにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、押し付け手段が、それぞれの球と押し付けスプリングとを各々収容する2つの正反対に位置する半径方向延伸部を具備することにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、本体の後方部の誘導手段が、規則正しく配置される複数の放射状リブを、好ましくは4つの同じものを具備し、ステムの内方部がぴったり合った滑り嵌合で摺動できる通路を形成することにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、主スプリングの端部の1方が、本体の後方部の誘導手段と当接し、一方他方の端部が開閉器の止め部材と当接することにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、密閉カバ−の誘導手段が、内方及び外方に、それぞれ中心孔を備えた軸方向延伸部を具備し、前記中心孔を通ってステムの外方部がぴったり合った滑り嵌合で摺動できることにある。 本発明の過加速検知装置の他の特徴は、気密性保持手段が、密閉カバ−の内方の軸方向延伸部の中心孔内にシ−ル体を取り付ける同軸溝を具備することにある。 図面の簡単な説明本明細書の図面は、本発明の過加速検知装置を示す。 図1は、自動車車両への本発明の過加速検知装置の装着を示す略図である。 図2は、開閉器の開放時における本発明の過加速検知装置の縦断面図である。 図3は、開閉器の閉鎖時における本発明の過加速検知装置の縦断面図である。 図4は、開閉器の閉鎖時で、図3に示される位置よりもステムがさらに進んだ位置にある本発明の過加速検知装置の縦断面図である。 図5は、ステムに印加される力による本発明の装置のステムの動きを示すグラフである。 実施例の詳細な説明図1の略図は、本発明の過加速検知装置1が、アクセルペダル3を車両エンジンの気化器4に連結する制御ケ−ブル2の走行部の中間部に取り付けられている状況を示す。 この検知装置1は、上述のように車両の自動変速機のギヤボックスに作用する、図示していない、機構と電気的に接続されており、車両構造体の固着部5に取り付けられる。 図2、3、及び4は、制御ケ−ブル2がスチ−ルケ−ブル6及び被覆、すなわち、鞘体7を具備する状況を示している。 スチ−ルケ−ブル6は、検知装置1を通り抜け、途中妨害されずに、アクセルペダル3を気化器4に連結する。 図1は、アクセルペダルを検知器装置1に連結する被覆されたスチ−ルケ−ブルの第1 の部分6、7及び検知器装置1を気化器4に連結するスチ−ルケ−ブルの第2の部分6を制御ケ−ブル2の2つの部分として識別される状況を示している。 この検知器装置1の応用例では、前記制御ケ−ブル2の第2の部分には、鞘体7がない。 このような構成は、気化器4と検知器装置1との位置関係から生じることが分かる。 気化器4と検知器装置1との位置関係が異なった時は、この検知装置1の作動、すなわち本発明の重要な本質に何ら影響を及ぼすような状況下にこれを置くことなく、制御ケ−ブル2の前記第2の部分に鞘体7を設けるように要求できる。 本発明の過加速検知装置1についての以下の説明においては、図面の図2乃至4を参照。 検知装置1は、本体8、密閉カバ−、1部分が本体8に収納され両方向に本体の中を摺動できるステム10、主スプリング11、開閉器12、前記図2乃至4 に詳細が示されている応力増加手段13、密閉カバ−9に結合され侵入すると検知装置1の作動に影響を与えるごみや液体が本体8の中に侵入することを防ぐように設計された保護囲い14とを具備する。 本体8、密閉カバ−9及びステム1 0は、適当な機械的強度を持つプラスチックで作られるのが好ましい。 本体8は、中空で端部の一方が開口されており(その一方の端部は参照番号1 5で示されている)、その端部には密閉カバ−9が結合され、他方の端部16は、閉じられている。 内部については、縦長に配置され、中間に段差のある部分1 9で結合されている前方部17と後方部18を本体8の中で識別することができる。 前方部17には、開閉器12と応力増加手段13が取り付けられ、一方、小さい方の直径の後方部18は、主スプリング11を具備する。 本体8は、その中央域に肘状の半径方向延伸部20を有する。 その自由端部は、図示されない電気コネクタを受容するように設計された空洞21を有する。 主体部8は、開口端部15に密閉カバ−9を結合するため周辺に配置される複数の突起22を有する。 この突起22は、密閉カバ−9の周辺延伸部24に作られたそれぞれの通り穴23に収容されるように設計されている。 密閉カバ−9は、本体8と結合されると、その結合は前記周辺延伸部24の2重の弾性変形により成し遂げられるが、結合の気密性は密閉カバ−9と本体8との間で圧力をかけられるシ−ル体25で達成される。 閉成端部16において、本体8は、外側に同軸の溝27、内側に中心空洞28 がある自由端を具備する軸方向延伸部26を有する。 この溝27は、周囲溝30 を備えた弾力性のある材料でできた環状シ−ル体29をぴったりとした嵌合で収容するように設計されている。 この周囲溝30に車両構造体の固着部5が収容される。 上述のように気化器4に対する検知装置1の位置が、検知装置1と気化器4の間にある制御ケ−ブル2の部分に鞘で覆われたスチ−ルケ−ブル6、7を形成することを要求するような場合に、中心空洞28は制御ケ−ブル2の鞘体7の対応中間端部を受容するよう設計されている。 空洞28は、軸方向孔31で本体8の後方部18と結合されている。 そして、軸方向孔31は制御ケ−ブル2のスチ−ルケ−ブル6が、アクセルペダル3の動きでどちらの方向にも動くように、 自由な遊びでその中を通って摺動できる必要寸法とされる。 ステム10は、細長いほぼ円筒形の形状である。 そして上述のように1部分が本体8に収容され、両方向に動かされることができる。 ステム10は、孔32が縦に貫通しており、その孔を通って制御ケ−ブル2のスチ−ルケ−ブル6が自由に摺動できる。 本体8から突出し密閉カバ−9を貫通する外方部33、及び内方部34が、縦長にステム10にあるのを識別することができる。 外方部33を誘導するため、密閉カバ−9は、中心孔37が貫通する軸方向の内方延伸部35及び軸方向の外方延伸部36を具備し、前記外方部33はその中心孔37を通ってぴったり合った嵌合で摺動できる。 内方部34を誘導するため、本体8の後方部18は、規則正しく配置される複数の、好ましくは4個の放射状リブ38を具備し、ステム10の内方部34がぴったり合った嵌合で摺動できる通路39を形成する。 ステム10の外方部33は、その自由端部40に検知装置1をアクセルペダル3に連結する制御ケ−ブル2の鞘で覆われたケ−ブル部分6、7の鞘体7の対応中間端部をぴったりと受容し、保持するように設計された中心空洞41を有する。 密閉カバ−9の軸方向の外方延伸部36には、複数の周辺突起42が設けられ、この突起42は、保護囲い14が結合される時、前記保護囲い14にその目的のために設けられた管状の延伸部43で締め付けられる。 さらに、密閉カバ−9 を通るステム10の外方部33の通過の気密性保持を達成するため、前記カバ− 9の軸方向の内方延伸部35は、シ−ル体45を収容する溝44を具備する。 主スプリング11は、ステム10の内方部34と同軸に配置され、静止状態で放射状リブ38を介して主体部8に当たって支持される一方の端部と、ステム1 0に取り付けられた止め部材46を介してステム10に当たる他方の端部とによって常に圧縮状態で働く。 検知装置1の開閉器12は、可動接点を形成する環状体47を具備する。 この環状体47は、ステム10の内方部34に同軸に取り付けられ、応力増加手段1 3と止め部材46との間の間隔を両方向に摺動できる。 位置決めスプリング48 は、ステム10の内方部34と同軸で、環状体47と応力増加手段13の間に取り付けられ、静止状態で環状体47に当たって支持される一方の端部と、応力増加手段13に当たる他方の端部とによって常に圧縮状態で働く。 このようにして、位置決めスプリング48は、常に止め部材46の近隣に環状体47を位置させるようにする。 開閉器12は、さらに本体1に設けられるほぼU形をした2つの同じような固定接点49を具備している。 そしてこの接点の各外部腕部50は、 半径方向の延伸部20の空洞21の中に置かれており、また同一平面上で環状体47に面する自由端を有する接点の各内部腕部51は、前方部17に装着されている。 応力増大手段13は、本体1の前方部17の内面に重ね合わされる管状アダプタ52を具備し、その位置は、密閉カバ−9の周辺突起部61で固定される。 管状アダプタ52は、異なった直径を持つ2部分からなり、直径が大きく密閉カバ−9と表面が嵌り合わされる前部53と後部54とが縦長に連結している。 前部53と後部54との両方は、本体8の後方部18を指向するある角度を形成する段差部分55で連結される。 検知装置1のこの実施例では、応力増大手段13は、さらにステム10の内方部34において、中空のほぼ円筒形の2つの半径方向の延伸部56を具備する。 延伸部56の1つには、押し付けスプリング57があり、その端部の1つは前記延伸部56の底に当たって支持され、また他の端部は前記延伸部56の自由端59に収容される球58に当たって常に圧縮状態で働く。 このようにして球58は、管状アダプタ52を押し、ステム10の動きにつれてその上をどちらの方向にも摺動するよう設計されている。 他方の半径方向の延伸部56は、特別の応用の場合に生ずる必要性により、また特に車両の運転中アクセルペダル3に働く増大する力に基づく必要性との関連で、もう1つの押し付けスプリング57及びもう1つの球58を組み込まれることができることが容易に理解される。 同じ条件下で検知装置1に前記第2の押し付けスプリング57及び球58が存在することは、応力増大手段12によって提供されるステム10の前進に対する抵抗の働きが対応する程度に増大するためである。 図1に示されるように、検知装置1が、アクセルペダル3を車両の気化器4に連結する制御ケ−ブル2に結合されて、車両構造体の固着部5に検知装置1を碇着し、制御ケ−ブル2の鞘で覆われた部分6、7の長さが調節される時の本発明の検知装置1のこの実施例の機能の詳細は次のとおりである: −アクセルペダル3が休止状態時、即ち車両の運転者がペダルを踏んでいない時、検知装置1は、図2に示される最初の位置にある。 その時は開閉器12は、固定接点49及び環状接点47の分離により開放されている。 一方、応力増大手段13の球58は、管状アダプタ52の前方部53の所で休止している; ー図5のグラフに示すように、主として主スプリング11と応力増大手段13の押し付けスプリング57の弾性反作用から生じる力は、運転者がペダル3に及ぼす圧力の最小値として60Nwの力に合わされており、この値は本体8の内方に向かうステム10の動きを開始するために、制御ケ−ブル2の鞘体7によって動かされるのにステム10にとっては十分である; −平常加速状態での、すなわち、運転者がアクセルペダル3をいっぱいに踏み込まないような操作時での前記主スプリング11及び押し付けスプリング57の働きは、前記図5に示されている、即ち前記平常加速状態では、本体8の内部に向ってステム10を動かすためにステム10に印加されるべき力は、前記最小値6 0Nwとある最大値110Nwとの間である; −車両の運転者が、アクセルペダル3を踏んで、過加速検知に該当する前記最大値110Nwを越えると、主スプリング11と押し付けスプリング57の弾性反作用から生じる力は、図5に示すように非常に顕著に下がる。 それは主として、 管状アダプタ52の後方部に当接する応力増大手段13の球58が段差のある部分55上を摺動することによるもので、生じる力の前記の減少は運転者によって明確に認識される; −前述の状況下においては図3に示すように検知装置1の開閉器12は閉鎖される。 すなわち、環状体47は固定接点49の内部腕部51と接触し、前記開閉器12の閉鎖は、先に概説したように、車両のギヤボックスに対応する作用を導きだす; −車両の運転者がアクセルペダル3を踏み続けた時の主スプリング11と押し付けスプリング57の弾性反作用により生ずる力は、図5の直線A−Bで示されている。 この生じる力は、図4で示されるように本体8の内方へ向かうステム10 の移動に対応する力である; −前述の状況下において、検知装置の開閉器12は閉鎖されたままで、環状体4 7は、位置決めスプリング48の働きにより固定接点49の内部腕部51との接触を保持している。 同時に環状体47は、主体部8の中間段差部分19にこの目的のために設けられた突起60に当接することによりステム10と直交の位置を維持する; −車両の運転者がアクセルペダルをいっぱいに踏み込む動作を中止すると、主スプリング11の弾性反作用は、図2に示される当初の位置にステム10を位置させる。 そして開閉器12は開放され、上述のように検知装置1は当初の作動位置に置かれる。

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