Control apparatus for an electric motor for driving the variable animal

申请号 JP2973399 申请日 1999-02-08 公开(公告)号 JP4550178B2 公开(公告)日 2010-09-22
申请人 ソムフィ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ; 发明人 ノーベル デュピエレ ギイ; ディディエ ムネトリエール モーリス;
摘要
权利要求
  • 可動物を駆動する電気モータの制御装置
    前記電気モータへの電力供給を制御するスイッチ(12、12' ;30;38' ) と、
    移動の終点への到達によるか、又は障害物によって拘束される前記可動物に応答して前記電気モータへの電力供給を開閉するように前記スイッチを作動する手段と、
    を備えており、 かつ
    前記スイッチを作動する手段が、
    前記スイッチが閉じている第1の 安定状態と、 前記スイッチが開いている第2の 安定状態を採ることができ、 また前記可動物の拘束によって 第2の 安定状態 に切り換える機械式作動装置 (11;33、33')と、
    前記機械式作動装置を 該第1の安定状態に切り換える手段 (17;36)と、
    を備えて いて
    前記機械式作動装置が双安定装置(11;30;37)であり、かつ 第1の 安定状態に 切り換える前記手段が、専ら手動であるところの電気モータの制御装置。
  • 前記可動物であるモータ駆動のローラ式シャッターを巻き取るための管体の筒状支持体(1)と、前記筒状支持体と同軸である筒状スリーブ(3)とを更に備えていて、前記筒状スリーブ(3)は、前記電気モータのケーシングであって、前記可動物の拘束によって生じた抵抗トルクの影響の下で、拘束スプリング(6,7)の作用に抗して 前記電気モータの軸の回りを制限された角度だけ回転でき るようになっており、かつ
    前記双安定装置(11)が、 前記筒状スリーブ(3)内に配置されていて、固定の筒状管部分(13)と筒状部分(14)とより 構成されており
    前記筒状部分(14)は、前記固定の筒状管部分(13)の壁に形成されたスロット(15)によって案内される少なくとも1つの突出部(16)の相互作用によって、 前記固定の筒状管部分(13)と連結され、かつ前記固定の筒状管部分(13)内を並進及び回転でき るようになっており、また
    可動の 前記筒状部分(14)は、スプリング(18)によって スイッチの閉方向に付勢されている一方で、 他方では、前記スプリングの付勢 に抗して引っ張り力を発揮できる、手動で作動される引っ張り要素(17)に連結されており、かつ
    前記双安定装置が、 前記拘束スプリングの作用に抗する 前記筒状スリーブの回転か、又は 前記引っ張り要素(17) を作動させる手動による引っ張り力のいずれかによって、 第2の安定状態にもたらされるところの請求項1に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記双安定装置(11)が、前記筒状スリーブ(3)内に設けられ、かつ可動の 前記筒状部分(14)が、傾斜部分とわな部分とをもつ循環路を形成している、 前記固定の筒状管部分(13)の 前記スロット(15)を貫通する径方向の 前記突出部(16)を備えていて、 前記突出部(16)が、 前記双安定装置が 第1の安定状態にあるときに、 前記筒状スリーブ(13)に設けられたカム(9,10)によって駆動されることによって、該第1の安定状態から脱し、 前記双安定装置の前記スプリングが 可動の前記筒状部分(14)を該第2の安定状態へと押 しやることができると共に、その脱出が、前記引っ張り要素(17) への手動の引っ張り力によってでも可能であるところの請求項2に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記電気モータが 2つの回転方向をもつ 場合は、前記双安定装置が、一方の方向への前記筒状スリーブの回転によって駆動される径方向の突出部を有する第1の双安定装置と 、他方の方向への前記筒状スリーブの回転によって駆動される径方向の突出部を有する、前記第1の双安定装置と同一の第2の双安定装置とを備えている請求項3に記載の電気モータの制御装置。
  • 2つの 前記双安定装置の可動の筒状部分(14、14')を 相互に固定する手段(20)を備えている請求項4に記載の電気モータの制御装置。
  • 可動の前記筒状部分を相互に固定する前記手段が、可動の 前記筒状部分(14,14')に対して 横断する方向に動くことができ、可動の前記筒状部分の周囲の溝(19,19')と相互 作用する摺動体(20)よりなり、 摺動体が、 他方の可動の筒状部分の影響下で、一方の可動の筒状部分の溝に係合されて保持され、 係合されている溝の可動の 筒状部分の軸方向の動きを妨げるようにしているところの請求項5に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記電気モータのケーシング(3)が、前記可動物の拘束によって生じた抵抗トルクの影響の下で、拘束スプリング(29,29') の作用に抗して前記電気モータの軸の周りを制限された角度だけ回転でき、 かつ該ケーシングの端部が、枠組み(23)内に装着されたフランジ(22)と、該枠組み内を自由に回転できるリング(25)とを備えており、また
    前記双安定装置が、 該枠組み(23)に固定され、該リング(25)内に配置された、ラッチ(31)を 有する双安定スイッチ(30)より構成され、該双安定スイッチは、該ケーシングの回転によって回転駆動され、前記双安定装置の該ラッチに接触するカム(33,35)によって作動され、かつ
    前記双安定装置を 第1の安定状態に 切り換える前記手段が、 カム(33,35)を 手動で回転駆動 させる手段(36)よりなるところの請求項1に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記電気モータが 2つの回転方向をもつ 場合には、前記カム(33)は、その周囲に、前記ラッチ(31)作動するのに必要であり、 前記カムの回転に一致している角度巾をもつノッチ(34)を有しており、かつ
    前記リング(25)が、前記リングの中心の方に向けられ、前記ノッチ(34)に係合 する第1の径方向の突出部(26)と、 外方に向けられ、 2つのスプリング(29,29')間に係合される第2の径方向の突出部(27)とを有していて、 第1の 径方向の突出部が、 前記電気モータが静止し、 前記双安定スイッチが開で、 前記カムが 中立の位置にあるときに、前記ノッチの中間に位置し、こうして、 前記双安定スイッチが1方 の側又は他方 の側に閉じ られたときに、 前記ノッチの片方の側 の側面が、 前記リング第1の 径方向の突出部に接触し、 前記ケーシングの回転が 前記カムをその 中立の位置に戻すところの請求項7に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記電気モータのケーシング(3)が、前記可動物の拘束によって生じた抵抗トルクの影響の下で、拘束スプリング (29,29') の作用に抗して前記電気モータの軸の回りを制限された角度だけ回転できる ようになっており、また
    前記スイッチ(38,38')が、 該ケーシングが静止の状態で開いている単安定スイッチであ り、かつ
    前記双安定装置が、 該ケーシングが静止しているときは、該ケーシングとは隙間があり、該ケーシングが制限された角度で回転したときに、該ケーシングと接触する回転カム (33') よりなり、該カムが、 前記スイッチを作動し、閉じる第1の角度位置と、 前記スイッチを作動しない第2の角度位置とを占めることができ、かつ
    前記双安定装置を 第1の安定状態に 切り換える手段が、 カム(33')を回転駆動する手段(36)からなるところの請求項1に記載の電気モータの制御装置。
  • 前記カム(33')によって交互に閉じられる2つの単安定スイッチ(38,38')を備えていて、かつ
    前記電気モータが2つの回転方向をもつ 場合には、前記カム(33')は、 該2つの単安定スイッチを作動するのに必要な突出する中央部分(37)と、その周囲に、前記カムの回転に一致した角度巾をもつノッチ(34)とを有しており、 また
    前記電気モータの 前記ケーシング に設けられたリング(25)が、 ノッチ(34)に係合される第1の径方向の突出部(26)と、2つのスプリング(29,29')間に係合される第2の径方向の突出部(27)とを有していて、 第1の突出部(26)が、 前記電気モータが静止し、 前記2つの単安定スイッチが開でかつ 前記カムが 中立の位置にいるときに、前記ノッチの中間に位置し、これにより、 前記2つの単安定スイッチの1方が閉じられるときに、前記ノッチの 側面の 1方が、 前記ケーシングの 第1の突出部(26)に接触し、 前記ケーシングの回転 により前記カム(33')をその 中立の位置に戻すところの請求項9に記載の電気モータの制御装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、可動物、例えばローラ式シャッター又はドア、を駆動する電気モータの制御装置であって、この電気モータの制御装置が、モータへの電供給を制御するスイッチと、前記スイッチがモータへの電力供給を開閉するように、特に障害物によって拘束されている可動物に応答するこのスイッチを作動する手段とを備えていて、これらの作動手段が、スイッチが閉じている第1の状態とスイッチが開いている第2の状態とを採ることができる機械式作動装置と、その第1の状態に機械式作動装置を置く手段とを備えており、この作動装置が、可動物の拘束によって第2の状態にもたらされる電気モータの制御装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    そのような装置は、独国特許第2734512号により公知である。 この装置では、モータへの電力供給を制御するスイッチが、静止状態で開であり、モータで駆動される遠心機構によって閉じられ、このモータの始動は、手動の押しボタンスイッチによって制御される遅延ドロップアウトの起動リレーによって行われる。 モータの起動手段及び過剰トルクの際の自動停止手段とが、こうして組み合わされるが、かなりの複雑性に加えて、そのような装置は、起動リレーを供給するための特定の目的の配線を必要とする。
    【0003】
    モータ駆動のローラ式シャッターの制御装置は、欧州特許第703344号からも公知であり、これは、モータ上のローラ式シャッターによって起された抵抗トルクの突然の増加を検知することによって作動する。 最後に、モータのシャーシーは、それが回転可能であり、かつその回転が、反対方向に作用し、かつシャーシーの回転が各々の回転方向で、モータへの電力供給を停止するスイッチを作動するに至る過剰トルクを定める2つのスプリングによって制限されるように設けられている。 可動物の拘束は、移動の終点への到達によるか、又は障害物によって起される。 モータの起動は、従来の方法でスイッチによって行われる。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明の目的は、モータ起動の手動式制御とモータの自動停止手段とを組み合わせることにもあるが、補助の配線を必要とせず、ケーブル又はコードをもつロッド式制御のような機械的な手動式制御を用いる簡単な機械式手段によることである。
    【0005】
    本発明の制御装置は、機械式作動装置が双安定装置であり、この作動装置を第1の状態にするための手段が、専ら手動であることを特徴としている。
    本発明は、1方向の回転をもつモータにも、また2方向の回転をもつモータにも同様に適用可能である。
    この装置は、モータに電力を供給するのに必要な配線以外の外部からの配線を必要としない。 それ故設備が単純化される。
    【0006】
    【課題を解決するための手段】
    最も単純な実施の形態では、作動装置は、単安定スイッチを作動する回転カムであって、それは、その周囲にカムの回転に一致する度巾をもつノッチを有しており、このカムの回転は、スイッチの作動に必要であり、モータのケーシングがスプリング作用に抗して抵抗トルクによって回転駆動される場合に、モータのケーシングの突出部(スピゴット)がそれを駆動するために係合される。
    【0007】
    別の実施の形態では、機械式双安定装置は、少なくとも1つの傾斜面によって案内される少なくとも1つの止め金具(スタッド)の相互作用によって連結される固定の筒状管部分内を、並進及び回転することができる筒状部分よりなり、この可動部分は、スイッチの方向にスプリングによって押される一方で、手動で作動可能な引っ張り要素に連結されて、スプリングの付勢に反対の引っ張り力を生じさせることができ、かつこの装置は、スプリングの作用に抗したモータのケーシングの回転によっても、又は引っ張り要素による更なる引っ張り力によっても、第2の安定状態にもたらされ、このケーシングの回転は、拘束される前記可動物によって生じた抵抗トルクによって起される。
    【0008】
    【発明の実施の形態】
    添付図面は、本発明の3つの実施の形態と、第1の実施の形態の2つの変形例を示している。
    図1において、Cは、手動制御、例えば引っ張られる可撓コード又は押されたり/引っ張られる剛性ロッド、を示しており、Bは双安定作動装置を、Mはモータで、そのケーシングは、拘束スプリングの作用に抗してモータ軸の回りを回動でき、かつDは、モータMのケーシングと固定点との間のずれ(オフセット)角度の検出器をそれぞれ示している。 モータMは、負荷L、例えばローラ式シャッター、を駆動する。 最初に、モータの電力供給スイッチが開、即ち作動装置Bが第1の安定状態Pにあるとすると、使用者による制御Cの作動は、双安定装置Bに状態Pから状態Pへの切換えを生じさせる効果を有する。 この状態でずれ角度の検出器Dが、ずれ角を検出しないならば、モータMは駆動される。 この作用は、M=(P&S)で表わされる。
    【0009】
    検出器Dが、モータのケーシングのずれ角を検出すると、双方向装置Bに停止信号Sを発し、それから状態Pに切り換わる。 モータMは、もはや電力が供給されない。
    図2に示されたモータは、2巻回及び移相コンデンサをもつ従来の単相モータであり、各々の巻回は、電力供給電圧がP1とNとの間又はP2とNとの間に供給されるかどうかについての補助の巻回として作用する。
    【0010】
    第1の実施の形態は、図3〜図8に示されている。
    図3において、筒状支持体1が示され、固定点、例えばモータ駆動されるローラ式シャッターを巻くための管体の支持体の1つを構成している。 この筒状支持体1は、2つの直径方向に対向した長手方向の溝2を有している。 筒状支持体1と同軸で、その延長上に、モータのケーシング(図示されていない)に不可欠の筒状スリーブ3があり、これは、このケーシングの延長部を構成することも可能である。 モータのケーシングの他端部は、軸の回りを自由に回転できるように保持されている。 このスリーブ3は、スリーブ3にしっかりと固定され、固定の筒状支持体1の各々の溝2内をそれぞれ延在している2つの長手方向の棒部材4と5によって、延ばされている。 これらの棒部材4と5は、各々の棒部材及び対応する溝2の壁との間に挿入されたV字形の一組のスプリング6と7により突出した状態で保持される。 こうしてモータのケーシングは、伸縮自在に突出した状態で保持される。
    【0011】
    棒部材4と5とは、スリーブ3内の横材8によって更に連結されている。 この横材8は、その中間部分で、スリーブ3の回動軸を通る平面に対し対称的に配置された一組のカム9と10を備えている。 カム9は、第1の双安定作動装置11と相互作用するようになっており、カム10は、第2の双安定作動装置と相互作用するようになっている。 この第2の双安定作動装置は、図示されておらず、カム9と10と同様に、同じ直径方向の対称面に対して対称的に配置されている。
    この双安定装置11は、回転方向の1方に対して、モータの電力供給を制御するスイッチ12を作動する。 別の双安定装置は、スイッチ12に対するのと同様に第2のスイッチを制御し、この第2のスイッチは、双安定装置と同様に、同じ対称面に対して対称的に設置される。
    【0012】
    双安定装置11は、固定の筒状管部分13と、この部分13内を回転及び並進可能な筒状部分14とよりなる。 この固定の部分13の壁は、スロット15で貫通され、このスロットは、径方向の突出部(スピゴット)16のための傾斜面とわな部(トラップ)との循環路を形成していて、突出部16は、僅かな隙間をもつスロット15を貫通する可動な筒状部分に固定され、双安定装置に関する限り、カム9によって駆動されるように、筒状管部分13の径方向外部へと延出している。 この可動な筒状部分14は、回転が妨げられないように棒部材又はケーブル17の一端部に連結されている。 可動な筒状部分14は、そのうえさらに、圧縮で働き、スイッチ12の方に筒状部分14を押しているスプリング18の作用を受けている。
    【0013】
    この実施の形態の作用を図4〜8を使用して説明する。
    図4に示された位置では、双安定装置の可動筒状部分14の突出部16は、スイッチ12に接近した循環路15の左方端部に、スプリング18で保持されている。 この筒状部分14は、スイッチ12の押圧体に耐えており、その接点12aは開である。 モータは電力が供給されない。 使用者が矢印F1の方向にロッド17を引っ張るなら、筒状部分14が後方に引っ張られる。 この動きの間、突出部16は、矢印F2で示されるように傾斜面15aに沿って摺動し、筒状部分14を駆動する。 最後に突出部16は停止部15bに当接するようになる。
    【0014】
    ロッド17の引っ張り力が開放されると、突出部16は、図5に示されるように循環路15のわな部15Cに係合する。 そのとき、双安定装置は、第2の安定状態にある。 筒状部分14は、スイッチ12から離れて移動し、その接点が閉じられ、モータは電力が供給される。
    【0015】
    それからモータのケーシングが、モータによって駆動される可動物の拘束によって、回転駆動されるなら、例えばローラ式シャッターが巻かれている間、ローラ式シャッターの端部の箱型ハウジングへの当接に到達することによって、モータのケーシングが回転駆動されるなら、スリーブ3が、スプリング6又は7の1方、例えばスプリング7、の作用に抗して回動し、カム9が、そのわな部15Cから脱出するように突出部16を駆動し、それによりスプリング18の付勢により、図6の矢印F3で示されるように、突出部は、循環路15に沿って第1の安定位置に戻る。 スイッチ12はそのとき作動し、接点12aが開き、モータへの電力供給が停止される。
    【0016】
    停止もまた、手動でロッド17を引っ張ることにより制御される。 双安定装置11は、この場合は図7と8に示されるように作動する。 ロッド17を引っ張ると、突出部16は、わな部15Cから離れて動き、傾斜面15dに当接するようになる。 開放されると、突出部16は、15eに沿って軸方向に動き、かつ傾斜面15fを動いて、図4に示される位置へと戻る。
    【0017】
    制御装置を備えている2つの双安定作動装置が独立しているなら、使用者がこれら2つの双安定装置を同時に作動するのを、即ち2つの正反対の指令を与えるのを、妨げるものは何もない。 このことが、機械的又は電気的に避けられる。
    【0018】
    図9は、機械的な解決策を示している。 2つの双安定装置の可動部分14と14′は、それぞれ環状の溝19,19′を有している。 2つの可動部分14と14′との間に摺動体20が設置され、2つの双方向装置間を横方向に摺動し、溝19と19′に交互に係合できる。 この摺動体20の長さは、溝19又は19′の1方に常に係合するような長さとされている。 図9に示された位置では、摺動体20は可動部分14の溝19内に、その両端部の1方が係合される一方で、その他方端部は、可動部分14′の筒状面に当接している。 こうして可動部分14は、固定され、それによりロッド17の引っ張り力は、何ら影響を及ぼさない。
    反対に、可動部分14′がスイッチ12′に当接すると、可動部分14は開放される。
    【0019】
    図10は、電気的な解決策を示している。 スイッチの1方、例えばスイッチ12が、端子aを端子b又は端子cのどちらかに接続できるようなインバータ接点が備え付けられていて、この端子cが、スイッチ12が作動される場合にのみ、スイッチ12′の閉が有効であるような方法で、スイッチ12′に接続されており、かつ逆にスイッチ12の作動が、示された位置に接点12bをもたらす効果を有し、その開放が端子bに接点12bをもたらす効果を有している。
    【0020】
    図11と12に関連して、第2の様式を説明する。 これらの図は窓装置に取り付けられたローラ式シャッター装置の端部の1方を示している。 筒状モータのケーシング3を見ることができ、これは、部分的に示された取り巻き管21内に収容され、モータによって駆動される。 図示されているケーシング3の端部は、フランジ22を備えており、そのフランジ22によって主円形切込部24を備えた長方形の枠組み23に取り付けられている。 フランジ22は、その中を自由に回転できるように円形切込部24内に係合されたリング25を備えている。 最低点で、リング25は、リングの中心の方に向けられた第1の突出部(スピゴット)26と、外方に向けられた第2の径方向の突出部(スピゴット)27とが備え付けられ、2つのスプリング29と29′とが収容されている枠組み23の長方形の切込み部28で、2つのスプリングは互いに圧縮で作用し、突出部27の両面の各々を付勢している。
    【0021】
    リング25の中心には、スイッチ30が、双安定のラッチ31を備えて固定されており、即ちスイッチは、中央の接点と接点の1方又は他方との間で、即ちNとM1又はNとM2(図2)間で交互に電気的に接続させるための、中央の端子と2つの接点を有しており、これによりモータを一方向から他方向に切換えできる。 ラッチ31の見える部分は、鈍角Vの輪郭を有している。 スイッチ30は、枠組み23に固定された支持体32によって支えられている。 モータ及び巻取り管の軸と同軸に、カム33が設けられ、これは、その下方部分で、うまく限定された角度で延在しているノッチ34と、スイッチのラッチ31のV形状の輪郭の角度に等しい角度をもち、この輪郭に係合される二面体の形の突起部分35とを有している。
    【0022】
    突出部26はノッチ34に係合する。 ノッチ34と突出部26との各々の端部間の空間は、ラッチ31を作動する、即ち一方又は他方の位置のスイッチ30を閉じるのに必要なカム33の角度変位に等しい。 カム33は、軸36により手動で回転駆動される。 スイッチを損傷する危険にさらさないために、軸36とカム33との連結は、弾性的リンク又は摩擦リンクである。
    【0023】
    この装置が静止し、モータが停止している状態を説明する。 モータを始動するために、使用者は、モータの望ましい回転方向である1方向又は他方向に、軸36を回す。 カム33の回転が、突起部分(二面体)35によるスイッチを閉じる一方で、突出部26をノッチ34の一方の側に移動するという効果を有している。 例えば、カム30は、時計方向に駆動されたと仮定しよう。 従って図11のノッチ34の右側端部が突出部26に接触するようになる。 抵抗トルクが、スプリング29′を圧縮することによって、反時計方向にケーシング3を回転させようとすると、突出部26は、同じ方向にカム33を回転駆動し、突起部分(二面体)35を示された位置に移動させる、即ちスイッチのラッチ31を示された位置に移動させる効果を有している。 モータへの電力供給は停止される。 過剰な抵抗トルクがなくなると、スプリング29′は、ケーシング3を示された位置に戻す。
    この実施の形態は、それ故双安定装置は、スイッチ自体よりなる。
    【0024】
    図13と14に示された第3の実施の形態は、実際は第2の実施の形態の変形例であり、多部分の要素、特に示されていない要素は、同じものである。 図13では、ケーシング3のフランジのリング25は、径方向の突出部26と27とをもっている。 回転カム33′は、第1の実施の形態のスイッチ12と12′とは反対に、静止で接点が開く2つの単安定スイッチ38と38′間に係合される突起する中央部分37を示していることで、カム33とは異なっている。
    【0025】
    カムの突起部分37は、静止ではスイッチ38と38′は作動せず、軸36によるカム33′の回転駆動によって、突起部分37によりスイッチの1方又は他方を作動するような形状を有している。 それ故突起部分37は、様々の形態をとることができ、かつ2つの部分に、例えば2つの点部分(ピップ)に分離することもできる。 そのうえ更に、カム33のようにカム33′の外形は、ノッチ34以外はどんな形をしていてもよい。
    【0026】
    この第3の実施の形態の作用は、第2の実施の形態のそれと同じであるが、唯一の違いは、双安定性がここではカム33′によって与えられることである。 スイッチの一方の作動位置において、カムの安定性は、スイッチの押圧体とカムとの間の摩擦によって保証される。 この安定性は、突起部分37に僅かな凹部を形成することによって、増加できる。 中立位置における安定性は、摩擦又は弾性的に設けられた球のような補助手段によって保証される。 そのような球によって、3つの位置でカム33′の安定性を与えることが可能となる。 そのような手段は、軸36を駆動するつまみにもまた用いられる。
    【0027】
    双安定性は、それらの押圧体がカム37の回動軸の下にあるような方法で、スイッチ38と38′とをずらすことによってもまた与えることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】図1は本発明の制御装置の原理を示している理論上の概念図である。
    【図2】図2は、2つの実施の形態に用いられた電気モータの図である。
    【図3】図3は、第1の実施の形態の部分斜視図である。
    【図4】図4は、図3に示された実施の形態に用いられた双安定装置の5つの連続した状態の1つを示している。
    【図5】図5は、図3に示された実施の形態に用いられた双安定装置の5つの連続した状態の1つを示している。
    【図6】図6は、図3に示された実施の形態に用いられた双安定装置の5つの連続した状態の1つを示している。
    【図7】図7は、図3に示された実施の形態に用いられた双安定装置の5つの連続した状態の1つを示している。
    【図8】図8は、図3に示された実施の形態に用いられた双安定装置の5つの連続した状態の1つを示している。
    【図9】図9は、第1の実施の形態を改良した第1の変形例である。
    【図10】図10は、第1の実施の形態の第2の変形例である。
    【図11】図11は、ローラ式シャッターに適用した第2の実施の形態の径方向の断面概略図である。
    【図12】図12は、図11の線VIII−VIII線に沿って切断した断面図である。
    【図13】図13は、第3の実施の形態の径方向の断面の部分概略図である。
    【図14】図14は、図13の線X−Xに沿って切断した断面図である。
    【符号の説明】
    B…双安定作動装置(双安定装置)
    C…手動制御(ロッド)
    D…検出器M…モータL…負荷1…筒状支持体2…溝3…スリーブ(ケーシング)
    4,5…棒部材6,7,18,29…スプリング8…横材9,10,33…カム11…双安定装置12,30,38…スイッチ13…固定の筒状管部分(固定部分)
    14…可動の筒状部分(可動部分)
    15…スロット(循環路)
    16,26,27…突出部17…ロッド又はケーブル19…摺動体21…巻取り管22…フランジ31…ラッチ34…ノッチ35,37…突起部分

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