Thrust sensing device of the linear actuator machine

申请号 JP33100994 申请日 1994-12-09 公开(公告)号 JP2736024B2 公开(公告)日 1998-04-02
申请人 株式会社椿本チエイン; 发明人 NAKAMURA KENICHIRO; MITSUYAMA TOSHIO; KISHIDA MAKOTO;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 回転駆動ねじ軸に螺合し進退動する作動杆を有する直線作動機において、 前記ねじ軸に外嵌した推力負荷変動緩衝ばねの押動フランジを該ねじ軸に回転自在に取付け、該押動フランジの円筒部外周に複数の環状溝歯を刻設し、該環状溝歯に噛合する小径歯車の立軸を直線作動機のハウジング上部に取付けたリミットスイッチ筐内に延在突出させ、該立軸の延在突出端に目盛円板を固定し、該目盛円板上の軸心に目盛指針とリミットスイッチ作動ストライカとを突設した大径のストライカ板を前記目盛円板上で回動可能に取付けた、推力検知装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、電動式直線作動機の作動杆に作用する推負荷の変動を検知して作動杆の推進動を制御するための推力検知装置である。

    【0002】

    【従来の技術】従来の直線作動機における作動杆の推力検知手段は、例えば、図6に示す如く作動杆30を推進駆動する回転ねじ軸31に作用する推力の負荷変動、例えば、過負荷等によって該ねじ軸31が軸方向左方へ移動する変位を推力負荷変動緩衝ばね32の押動フランジ33に取付けたストライカ34の軸方向左方への移動として把え、リミットスイッチLAを作動させることにより検知していた。 なお、リミットスイッチLAは押動時の、リミットスイッチLBは牽引時の夫々の過負荷検知リミットスイッチである。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上述の従来例においては、ストライカの移動をねじ軸の推力負荷変動による軸方向直線変位によって行っているので、ストライカの移動量は小さく、この小さい移動量の中でリミットスイッチのストライカによる作動位置精度高く調節することは容易ではなく、該調節設定作業を容易にするため前記緩衝ばねのばね定数を小にし且つばねの長さを大にしてねじ軸の軸方向変位を長くしなければストライカの移動量を大きくすることができなかった。 しかし、ストライカの軸方向移動を大にすると、ストライカが移動する長穴35が長くなってリミットスイッチ筐36内に異物が侵入してリミットスイッチの検知機能を低下させる欠点があった。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、作動杆を推進駆動する回転ねじ軸に作用する推力の負荷変動によって、該ねじ軸が軸方向に移動する変位をそのままストライカの直線移動長にするのではなく回転変位に拡大変換して、前述した従来技術の課題を解決したものであって、回転駆動ねじ軸に外嵌した推力負荷変動緩衝ばねの押動フランジを該ねじ軸に回転自在に取付け、該押動フランジの円筒部外周に複数の環状溝歯を刻設し、
    該環状溝歯に噛合する小径歯車の立軸を直線作動機ハウジング上部に取付けたリミットスイッチ筐内に延在突出させ、該延在突出端に目盛円板を固定し、該目盛円板上の軸心に目盛指針とリミットスイッチ作動ストライカとを突設した大径のストライカ板を前記目盛円板上で回動可能に取付けた直線作動機の推力検知装置である。

    【0005】

    【作用】推進動する作動杆に推力の負荷変動が作用して該作動杆に螺合する回転駆動ねじ軸が軸方向に変位すると、ねじ軸に回転自在に外嵌した推力変動負荷緩衝ばねの押動フランジの円筒部外周に刻設した複数の環状溝歯に噛合した小径歯車が回転し、該歯車の立軸のリミットスイッチ筐内に延在突設した端部に固定した大径の目盛円板を回動させる。 該目盛円板には大径のストライカ板が回動可能に取付けられていて該目盛円板とともに回動する。

    【0006】したがって、ストライカ板に突設した目盛指針を目盛円板上の目盛数字に合わせて目盛円板上にストライカ板を固定すると、ストライカ板に突設したストライカと固定位置に配設したリミットスイッチとの作動距離が前記目盛数字に対応して設定され、ねじ軸の推力の負荷変動による軸方向直線変位が小径歯車を介して回転角変位に拡大され、ストライカの設定作動距離に達したときに、リミットスイッチを作動させてねじ軸の回動駆動モータを停止させ、作動杆の推進動を停止させるものである。

    【0007】

    【実施例】図1は、本発明の直線作動機の全体正面断面図であって、モータMによって回転駆動される回転駆動ねじ軸(以下単にねじ軸という)1に螺合するナット2
    に係合した作動杆3の進退動によって、その先端3Aに連結されて移動物体(図示せず)を進退動させる構造を有する点において、従来の直線作動機と差異がないので詳細な説明を省略するが、本発明は図2に拡大して示す如く、作動杆3に作用する推力の負荷変動を緩衝するばね4を押動するフランジ5の円筒部5Aの外周に複数の環状溝歯5Bを刻設し、該環状溝歯5Bに小径歯車6を噛合させる。

    【0008】そして、該小径歯車6の立軸6Aは図3に示す如くハウジングH内に貫設したスリーブ7内に挿通保持されてハウジングHの上部に取付けられたリミットスイッチ筐8内に延在突出し、該延在突出端に図4および図5に拡大して図示した大径の目盛円板9を固定するとともに一対のストライカ板10A,10Bを該目盛円板上に前記突出端を軸に回動可能に取付け、該夫々のストライカ板10A,10Bには目盛指針11A,11B
    とストライカ12A,12Bを突設し、ストライカ板1
    0A,10Bに貫設した円弧孔に貫挿して目盛円板9に螺着した回動調整ねじ13A,13Bをゆるめてストライカ板を回動させ、目盛り指針11A,11Bを所望の目盛数字に合わせたのち調整ねじ13A,13Bを締めることによってストライカ12A,12Bがストライカ板10A,10Bの近傍に配設した リミットスイッチを作動させる回動角変位距離を設定する。 すなわち、前記ストライカが作動するねじ軸1の軸方向変位量を設定する。

    【0009】したがって、ねじ軸1の回転駆動を停止させなければならない推力負荷変動によるねじ軸の軸方向変位限界値を目盛円板上の目盛数字に目盛指針を合わせることによって設定すれば、ねじ軸の軸方向変位が前記限界長に達すると、ストライカがリミットスイッチを作動させてねじ軸の螺動が停止し、作動杆の推進動は自動的に停止する。

    【0010】

    【発明の効果】本発明は、目盛円板上の目盛数字にストライカ板の目盛指針を合わせ、推力負荷変動限界値を設定して目盛円板にストライカ板を固定することにより、
    ねじ軸に作用する推力負荷変動が設定値に達したことをリミットスイッチの作動によって検知することができるとともに、推力の負荷変動によるねじ軸の軸方向直線変位を小径歯車を介して回転角変位に拡大変換したので、
    該小径歯車の立軸6Aのr1と大径のストライカ板のストライカの回動半径r2との比を選択することにより、
    ねじ軸の軸方向変位を増幅して目盛円板およびストライカ板の回転に変換することが可能となり、目盛円板外周縁に付した目盛間隔が拡大されて精度の高いストライカ板の回動調整、すなわち、目盛指針による設定値精度の向上を実現することができ、推力検知精度を増大させることができるものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明に係る直線作動機の正面断面図である。

    【図2】 図1の要部拡大平面断面図である。

    【図3】 図2の3−3線側断面図である。

    【図4】 図3の4−4線断面図である。

    【図5】 図4の要部拡大図である。

    【図6】 従来例の要部正面断面図である。

    【符号の説明】

    1 回転駆動ねじ軸 3 作動杆 5 ばね押動フランジ 5A フランジ円筒部 5B 環状溝歯 6 小径歯車 6A 小径歯車の立軸 8 リミットスイッチ筐 9 目盛円板 10A,10B ストライカ板 11A,11B 目盛指針 12A,12B ストライカ LA,LB リミットスイッチ

    フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−172667(JP,A) 実開 昭61−179449(JP,U) 実開 昭61−177250(JP,U) 実開 昭56−162373(JP,U)

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