Vacuum valve

申请号 JP2012513744 申请日 2010-05-07 公开(公告)号 JP5348318B2 公开(公告)日 2013-11-20
申请人 三菱電機株式会社; 发明人 真一 三木;
摘要 A vacuum interrupter includes a vacuum vessel configured with an insulator, a fixed end plate and a movable end plate fixed to both ends of the insulator. A fixed contact and a movable contact face each other inside the vacuum vessel. A movable conductor has one end fixed to the movable contact and the other end is extracted outside the vacuum vessel. A bellows has an accordion portion expanding and contracting with linear movement of the movable conductor. A bellows support member having a cylindrical shape is fixed to the vacuum vessel so that the accordion portion of the bellows contacts the inside of the bellows support member.
权利要求
  • 絶縁筒の端部を封止して形成された真空容器と、
    前記真空容器の内部において対向配置された固定電極及び可動電極と、
    前記可動電極に一端が固着され他端が前記真空容器の外部に引き出され、直 することで前記可動電極を前記固定電極に対して接離させる可動電極棒と、
    前記真空容器内に配置され、前記可動電極棒の直動に伴って伸縮する蛇腹部を有するベローズと、を備えた真空バルブにおいて、
    内側に前記ベローズの蛇腹部が接するように前記真空容器に対して固定する円筒形状のベローズ支持材を備え、
    前記ベローズ支持材は、最も伸びた状態における前記ベローズの蛇腹部全体を覆うことができる軸方向の長さを有していることを特徴とする真空バルブ。
  • 前記ベローズ支持材は、最も縮んだ状態における前記ベローズの中心軸から蛇腹部の山の頂点までの距離と略同一の半径を有していることを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  • 前記ベローズ支持材は、半径方向に弾性を持つことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  • 前記ベローズ支持材の前記可動電極側の端部に、前記可動電極と前記ベローズとの間を遮蔽する遮蔽部を一体成形したことを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。
  • 说明书全文

    この発明は真空バルブ、特に、ベローズを備えた真空バルブに関するものである。

    真空バルブでは、可動電極棒にベローズが備えられ、可動電極棒の動作に伴ってベローズが伸縮することで、真空容器内を気密に保っている。 ベローズは、一般にステンレス等の金属で構成される。

    ベローズの内側は大気もしくは加圧された絶縁ガスである。 一方、ベローズの外側は、真空バルブの内部であるため、真空である。 このように、ベローズの外側の圧よりもベローズの内側の圧力が高く、ベローズ両端が拘束されているため、可動電極棒の開極動作時にベローズが変形してしまう座屈が生じるおそれがある。

    この問題の対策方法として、ベローズの外径を大きくすることにより、ベローズの座屈を生じにくくさせることができる。

    また、別の対策法として、例えば、特許文献1に示すようにベローズを真空容器の外側に配置し、ベローズの一端を可動側端板に固定し、他端は可動電極に接続する真空バルブも考えられる。 この構造では、ベローズの内側が真空、ベローズの外側が大気もしくは加圧された絶縁ガスになるため、座屈は生じにくくなっている。

    特開2003-187679号公報(第2頁、第6図)

    しかし、上述の従来の真空バルブのように、ベローズの外径を大きくしたり、ベローズを真空容器の外側に出したりすると、真空バルブ全体が大型化してしまうという問題がある。

    この発明は上記のような問題を解決するためになされたもので、真空バルブの大型化を抑制しつつ、ベローズの座屈を防止することを目的としている。

    この発明に係る真空バルブにおいては、ベローズを真空容器内に配置し、円筒形状のベローズ支持材を、その内側にベローズの蛇腹部が接するように真空容器に対して固定する。

    この発明に係る真空バルブによれば、真空バルブの大型化を抑制しつつ、ベローズの座屈を防止することができる。

    この発明の実施の形態1に係る真空バルブの垂直断面図である。

    この発明の実施の形態2に係る真空バルブの垂直断面図である。

    実施の形態1.
    図1はこの発明の実施の形態1に係る真空バルブを示す断面図である。 以下、図1に基づいて、この発明の実施の形態1に係る真空バルブの構成を説明する。 円筒形状の絶縁筒1はアルミナセラミック等から構成される。 絶縁筒1の両端には、それぞれ固定側端板2及び可動側端板3がろう付により取り付けられ、真空容器を構成している。 このようなろう付け接合には、主に銀系のろう材が使用される。

    固定側端板2には固定電極棒4が貫通してろう付接合されている。 ベローズ6の一端は可動側端板3にろう付接合され、他端はベローズ6の内部及び可動側端板3を貫通する可動電極棒5にろう付接合されている。 ベローズ6の側面は山と谷を交互に繰り返す蛇腹部となっており、図中上下方向に伸縮自在に構成されている。 ベローズ6の材料には、ステンレス等の金属材料を用いることができる。 真空容器内における固定電極棒4の端部には固定電極7が、可動電極棒5の端部には可動電極8がろう付接合され、固定電極7と可動電極8とは互いに対向している。

    可動電極棒5は図中上下方向に直動可能に構成されている。 固定電極7と可動電極8は接触しているときに、ベローズ6が最も伸びた状態となる。 可動電極棒5の可動範囲内で固定電極7と可動電極8とが最も離れているときに、ベローズ6が最も縮んだ状態となる。

    円筒形状のシールド9は、絶縁筒1の半径より少し小さい半径を有する。 シールド9は、その中心軸が絶縁筒1の中心軸と一致し、固定電極7及び可動電極8を囲むように絶縁筒1の内面にろう付けにより固定されている。 シールド9は、電流遮断時に絶縁筒1の内面が固定電極7及び可動電極8から発生する金属蒸気により汚損されることを防止している。

    可動電極棒5の直動を案内するガイド10は、真空バルブのろう付による組立完了後、ネジ等(図示せず)によって可動側端板3に取り付けられている。 ガイド10は可動電極棒5の図中上下方向以外の方向への動きを制限している。

    ベローズ6の可動電極8側端部には、ベローズカバー11が可動電極棒5に、固定電極7及び可動電極8からベローズ6を遮蔽するようにろう付接合されている。 ベローズカバー11は、電流遮断時に固定電極7及び可動電極8から発生する金属蒸気により、ベローズ6の表面が汚損されることを防止している。

    ベローズ支持材12は、円筒状に形成された、ベローズ6の座屈を防止するための部材である。 ベローズ支持材12の中心軸はベローズ6の中心軸と一致している。 ベローズ支持材12は、ベローズ6が最も伸びた状態において蛇腹部全体を覆うことができるだけの軸方向の長さを有し、その一端が可動側端板3にろう付により接合されている。 ベローズ支持材12を構成する材料としては、例えば、ステンレス等の金属材料を用いることができる。

    ベローズ支持材12の半径は、ベローズ6が最も縮んだ状態においてベローズ支持材12の内側にベローズ6の蛇腹部の山の頂点外面がちょうど接するように、中心軸から最も縮んだ状態のベローズ6の蛇腹部の山の頂点までの距離と同一にする。

    なお、ベローズ6の内側は大気もしくは加圧された絶縁ガスであり、ベローズ6の外側が真空の状態では、ベローズ6の内外で圧力差がある。

    次に、この発明の実施の形態1に係る真空バルブの動作を説明する。 閉極状態においては、固定電極7と可動電極8は接触している。 その状態において過電流が流れると、真空バルブは開極動作を開始し、可動電極棒5が図1中の下方向へ直動することにより、固定電極7と可動電極8とが離間し、開極される。 このとき、ベローズ6にも図1中の下方向の応力がかかり、可動電極棒5の直動に伴って図1中の下方向に収縮し、真空容器内を気密に保つ働きをする。

    ここで、ベローズ6の内外で圧力差があるため、前記応力によってベローズ6が外側へ変形する座屈が生じるおそれがある。 しかし、この発明の実施の形態1に係る真空バルブにおいては、ベローズ支持材12がベローズ6の蛇腹部に接触して、ベローズ6が外側へ変形しないように押さえるため、座屈を防止することができる。

    また、可動電極棒5が急加速もしくは急減速する際に、ベローズ6には振動が発生するが、ベローズ6を伝搬する振動エネルギーがベローズ支持材12とベローズ6との摩擦によって消耗されて、ベローズ6の振動は減衰する。

    以上、この発明の実施の形態1に係る真空バルブにおいては、ベローズ6の蛇腹部に接するようにベローズ支持材12を配置することによって、真空バルブの大型化を抑制しつつ、ベローズ6の座屈を防止することができる。

    また、高速で開閉操作される真空バルブにおいては、開閉動作中の急加速される最初の行程と急減速される最後の行程で、ベローズは衝撃力を受け、ベローズに振動が発生するが、この発明の実施の形態1に係る真空バルブにおいては、ベローズ6の蛇腹部全体に接するようにベローズ支持材12が配置されているので、ベローズ6を伝搬する振動エネルギーがベローズ支持材12との摩擦によって消耗されて、ベローズ6の振動は減衰する。 このため、ベローズ6に発生する応力が低減されるので、ベローズ6を長寿命化することができる。

    なお、ベローズ6が縮んだ状態と伸びた状態では、中心軸からベローズ6の蛇腹部の山の頂点までの距離が僅かに変わる。 そこで、ベローズ支持材12の材料をゴム等の弾性体として半径方向に弾性を持たせ、ベローズ6を締め付けるようにしてもよい。 これにより、ベローズ6が最も縮んだ状態でなくても、ベローズ6とベローズ支持材12が接するようになり、より確実に座屈を防止することができる。

    実施の形態2.
    図2はこの発明の実施の形態2に係る真空バルブを示す垂直断面図である。 図1と同一の構成には同一の番号を付して説明を省略する。 この発明の実施の形態2に係る真空バルブにおいても、基本的な構成は実施の形態1に係る真空バルブと同様である。

    実施の形態1に係る真空バルブとの相違点は、実施の形態2に係る真空バルブにおいては、実施の形態1におけるベローズカバー11を取り除き、その代わりにベローズ支持材12の可動電極8側の端部に遮蔽部12aを一体成形した点である。 この遮蔽部12aは、ベローズ6の電極側端部と可動電極8との間の、開閉動作時に可動電極8と接触しない位置に配置する。 遮蔽部12aは、可動電極8とベローズ6の可動電極8側端部との間を遮蔽する。

    この遮蔽部12aはベローズカバー11と同様の機能を果たし、電流遮断時に固定電極7及び可動電極8から発生する金属蒸気からベローズ6が汚損されることを防止できる。

    以上、この発明の実施の形態2に係る真空バルブにおいては、ベローズ支持材12に遮蔽部12aを一体成形することによって、ベローズカバー11を取り付ける作業が不要になり、部品点数を削減し、組み立てを容易にすることができる。

    1 絶縁筒 2 固定側端板 3 可動側端板 4 固定電極棒 5 可動電極棒 6 ベローズ 7 固定電極 8 可動電極 9 シールド 10 ガイド 11 ベローズカバー 12 ベローズ支持材 12a 遮蔽部

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