Hand-held operating unit

申请号 JP25140694 申请日 1994-09-19 公开(公告)号 JP3618375B2 公开(公告)日 2005-02-09
申请人 株式会社安川電機; 发明人 幹男 大島;
摘要
权利要求
  • 箱体の裏板の少なくとも一方側縁に指掛部を設け、前記指掛部に圧力が加わらない状態でOFF状態となり、前記指掛部を把持したときに押し付ける圧力によりON状態となり、前記把持したときの押し付ける圧力より強い圧力で押し付けたときにOFF状態となるデッドマンスイッチを前記指掛部に設けた手持ち操作器において、
    前記デッドマンスイッチが、前記指掛部に設けた凹部に出入りしうる押し板と、前記押し板に設けた段差の形状を有するシャフトと、前記シャフトの段差部分に嵌合し、シャフトの周縁に複数個の穴を有するドッグプレートと、前記ドッグプレートの複数個の穴に入る複数個のボスと、前記ボスの頂上部に接し、前記シャフトと嵌合するスペーサと、一方端が、シャフト先端側に設けた固定部に押しつけて支持され、他方端が前記スペーサを押圧するようにシャフト外周部に設けられたバネと、前記裏板に取り付けられるとともに、前記ドッグプレートにドッグが係合しえ、フリーの状態でOFF、前記ドッグプレートが前記ドッグを少し押し込むとONになり、前記ドッグプレートが、前記スペーサと当接し前記バネに抗して前記ドッグを更に深く押し込むとOFF となり、さらに前記ドッグプレーの前記ドッグへの押し付けを解除してフリーの状態に戻る際にOFF状態を維持する 3点式リミットスイッチとをそなえたことを特徴とする手持ち操作器。
  • 说明书全文

    【0001】
    【産業上の利用分野】
    本発明は、産業用ロボットへの教示操作を行うロボット用の手持ち操作器に関するものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来、産業用ロボットへの教示操作を行うときは、作業者が手持ち操作器を片手または両手で把持し、両手の親指または把持していない手の指で操作器上のキーを押すようにしている。 手持ち操作器にはロボット運転操作上の安全のために、手で触れている間は動作し、手を離したときに停止する、いわゆるデッドマンスイッチを組み込んでおり、作業者が手持ち操作器の側方から把持した際に、各指先が同時に当接するように、手持ち操作器の裏面にデッドマンスイッチの押し板を配置し、作業者の手が当たる操作器裏面側縁部には傾斜面を設けたものが開示されている(例えば、特開昭63−207580号)。
    また、作業者が手持ち操作器を長い時間把持しても疲れないように、手持ち操作器の裏側に指をフィットする形状の指掛部を設けたものが開示されている(例えば、実開昭63−70893号)。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    ロボットの教示作業はロボット本体の近くで行うため、ロボットが何らかの原因で暴走した時に、作業者を保護するためのロボットを急停止する必要がある。 ロボットが暴走した時に、瞬間の動作として作業者は手持ち操作器から手を離すこともあるが、強く握り締めることもある。
    ところが、上記のように、手を離したときに停止するデッドマンスイッチを組み込んだ構成では、手持ち操作器から手を離す時は効果があるが、強く握り締める時にはその目的を果たさないという欠点があった。
    また、この点を改良したものとして、強く握り締めた時にも停止するデッドマンスイッチを組み込んだ手持ち操作器が提案されているが(例えば、特開平6−134685号)、強く握り締めた手を離すと再びロボットが暴走してしまうという問題あった。
    本発明は、ロボットの暴走時に作業者が手持ち操作器から手を離す時も、強く握り締める時も、 また、強く握り締めた手を離した後もスイッチを切るようにしたフェイルセーフのロボット用手持ち操作器を提供することを目的とするものである。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    上記問題を解決するために、本発明は、箱体の裏板の少なくとも一方側縁に指掛部を設け、前記指掛部に圧が加わらない状態でOFF状態となり、前記指掛部を把持した時に押し付ける圧力によりON状態となり、前記把持したときの押し付ける圧力より強い圧力で押し付けたときにOFF状態となるデッドマンスイッチを前記指掛部に設けた手持ち操作器において、前記デッドマンスイッチが、前記指掛部に設けた凹部に出入りしうる押し板と、前記押し板に設けた段差の形状を有するシャフトと、前記シャフトの段差部分に嵌合し、シャフトの周縁に複数個の穴を有するドッグプレートと、前記ドッグプレートの複数個の穴に入る複数個のボスと、前記ボスの頂上部に接し、前記シャフトと嵌合するスペーサと、一方端が、シャフト先端側に設けた固定部に押しつけて支持され、他方端が前記スペーサを押圧するようにシャフト外周部に設けられたバネと、前記裏板に取り付けられるとともに、前記ドッグプレートにドッグが係合しえ、フリーの状態でOFF、前記ドッグプレートが前記ドッグを少し押し込むとONし、前記ドッグプレートが、前記スペーサと当接し前記バネに抗して前記ドッグを更に深く押し込むとOFF となり、さらに前記ドッグプレーの前記ドッグへの押し付けを解除してフリーの状態に戻る際にOFF状態を維持する 3点式リミットスイッチとをそなるようにしたものである。
    【0005】
    【作用】
    作業者が指掛部を強く握った場合、バネのバネ圧に抗して、押し板を凹部の中に押し込み、シャフト、ドッグプレートを介してリミットスイッチを3点目のOFF状態にすることができる。 また、押し板を離してもON状態には戻らない。
    【0006】
    【実施例】
    以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
    図1は本発明の実施例の図2に示すA−A断面図、図2は平面図で、手持ち操作器1は、キーボード部21および表示部22を備えて、操作回路部23を覆う表板2と、表板2と合わせて操作回路部23を囲む裏板3とから箱体を構成してある。 裏板3の両側縁には作業者が把持するときに親指を除く4本の指が、力を入れない状態でフィットするように裏側に突出し、曲面形状を有する指掛部31を設けてある。
    左側の指掛部31には凹部32を設けて、その底部にデッドマンスイッチ4を装着してある。 凹部32の開口部には、指掛部31とほぼ同じ曲面を有し、凹部32の内側に入り込んで出入りし得る押し板5を設け、指掛部31を握るとき、押し板5が押されて、凹部32に入り込み、デッドマンスイッチ4を動作させるようにしてある。
    表面2の側面には、ストラップ6を設けて、手持ち操作器1が、不注意により落下するのを防止している。
    デッドマンスイッチ4の詳細な構造は図3に示す。
    凹部32の底部に設けた貫通穴33を通るシャフト7を設け、シャフト7には段差部71を設けている。 貫通穴33の周縁には例えば4ケ所に、突起したボス34を設けている。 段差部71には、シャフト7と嵌合し、ボス34より大きい穴をボス34と同じ4カ所の位置に有するドッグプレート6が当接している。 ボス34の頂上部にはシャフト7と嵌合するスペーサ9が当接し、スペーサ9とバネ押え10のツバ部101との間にバネ8が設けられ、バネ押え10の下端は裏板3に固定されている。 シャフト7の裏板3の外側に出ている端部には押し板5をねじによって固定してある。
    裏板3には、2台のリミットスイッチ41、42がドッグプレートと対向するように設けられている。 2台のリミットスイッチ41、42は同じ働きをしており、例えばリミットスイッチ41が故障しても、リミットスイッチ42が働いているので機能がストップすることはない。 これらのリミットスイッチ41、42は、3点式のリミットスイッチで、フリーの状態でOFF、ドッグ41a、42aを少し押し込むとONとなり、前記ドッグ41a、42aを更に深く押し込むとOFFとなるように設定されているとともに、このドッグ41a、42aを深く押し込んだ状態から元に戻すときには、ONを経由せず、直接最初のOFFの状態に戻るように設定されている。
    手持ち操作器1を把握していない状態では、リミットスイッチ41、42の内部にあるバネ圧で、ドッグプレート6は裏板3に押し付けられている。 リミットスイッチ41、42は当然OFF状態である。
    手持ち操作器1を把握して操作する場合、押し板5とともに指掛部31を握るが、このとき、図3(b)に示すように、押し板5が凹部32に入り込み、ドッグプレート6がドッグ41a、42aを押圧して、これらドッグ41a、42aをリミットスイッチ41、42内に少し押し込む。 この状態でドッグプレート6はリミットスイッチ41、42を動作させ、操作回路を教示等の作用が可能なON状態にする。
    ロボットの暴走等により緊急に停止する必要が発生して、作業者がとっさに指掛部31を離した場合は、リミットスイッチ41、42内の図示しないバネのバネ圧により、ドッグプレート6、シャフト7の段差部71を介してシャフト7、押し板5を押し下げ、図3(a)に示すOFF状態に戻る。
    あるいはまた、ロボットの暴走等により、作業者がとっさに指掛部31を押し板とともに強く握った場合は、図3(b)の状態から、バネ8のバネ圧に抗して、押し板5を凹部32の中に押し込み、図3(c)に示すように、ドッグプレート6がスペーサ9を介してバネ8を圧縮させ、ドッグプレート6がリミットスイッチ41、42を動作させ、3点目のOFF状態にする。 そして、この状態から指掛部31を離すとOFF状態のままリミットスイッチ41、42は元の状態に戻る。
    デッドマンスイッチ4は左側の指掛部に設けたが、左ききの作業者のために右側の指掛部に設けてもよく、また両方に設けてもよい。
    【0007】
    【発明の効果】
    以上述べたように、本発明によれば、ロボットの暴走等によるパニック状態で、作業者が手持ち操作器を強く握り締めても確実にOFF状態となるので、極めて安全なフェイルセーフのロボット用手持ち操作器を提供できる効果がある。
    また、3点式リミットスイッチを用いているので、手持ち操作器を強く握り締めた後に離しても、手持ち操作器のリミットスイッチが元の位置に戻る間に、産業用ロボットが一瞬でもONの状態になることはなく、さらに安全性が高いという効果がある。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の実施例を示す正断面図である。
    【図2】図1の平面図である。
    【図3】本発明の実施例の動作を示す要部側断面図で、(a)は3点式リミットスイッチが押されていない1点目の状態を示し、(b)は3点式リミットスイッチが軽く押された2点目の状態を示し、(c)は3点式リミットスイッチが強く押された3点目の状態を示している。
    【符号の説明】
    1 手持ち操作器2 表板3 裏板31 指掛部32 凹部33 貫通穴34 ボス4 デッドマンスイッチ41、42 リミットスイッチ41a、42a ドッグ5 押し板6 ドッグプレート7 シャフト71 段差部8 バネ9 スペーサ10 バネ押え101 ツバ部

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