Release mechanism of the switch for the electric tool

申请号 JP11448497 申请日 1997-04-14 公开(公告)号 JP3035245B2 公开(公告)日 2000-04-24
申请人 清司 楠; 发明人 清司 楠;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 各種の電動工具に使用される押圧式スイッチの解除機構において、スイッチ本体よりバネの付勢力によって突出する押しボタンと、該押しボタンを押し下げるために、その基端が枢支された押しボタン押圧用レバ−との間に、その基端が上記押しボタン押圧用レバ−の枢支位置に枢支され、かつバネにより常に下方向への付勢力が働く解除レバ−を設け、かつ該解除レバ−の先端に、その基端が上記押しボタン押圧用レバ−先端側に枢支されると共にその中途部が湾曲折曲されて上記解除レバ−先端を係留す係留部が形成される解除レバ−係留部を設け、更に該解除レバ−係留部は、バネによる付勢力によって上記解除レバ−との係留を保持し、上記押しボタン押圧用レバ−の過度の押し下げ時には解除レバ−が解除レバ−係留部との係留が解除され、かつ押しボタンの上方への付勢力によって解除レバ−が上方へ押し上げられる機構としたことを特徴とする電動工具用スイッチの解除機構。
  • 【請求項2】 上記解除レバ−と押しボタンとの間に、
    該押しボタンの付勢力を超える付勢力を備えた補助押圧ボタンを、上記押しボタンの上下方向に設けたことを特徴とする請求項1記載の電動工具用スイッチの解除機構。
  • 【請求項3】 上記解除レバー係留部の先端が解除方向に摺動するための摺動板を、上記スイッチ本体の外壁面に設けたことを特徴とする請求項1、若しくは2記載の電動工具用スイッチの解除機構。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明が属する技術分野】本発明は種々の電動工具に設けられる押圧式スイッチの緊急時の解除機構に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来より種々の電動工具に設けられるスイッチは、例えば図8に示すように、押圧式スイッチa
    は押しボタンbがスプリングcの付勢によって常に上方へ押し上げられ、接続端子d,dが離れた状態とされる。 そしてレバ−eを指によって引くことにより、図9
    に示すようにレバ−eによって押しボタンbが押し下げられ接続端子d,dが圧接されることで種々の電動工具を稼働させる機構とするものである。 又レバ−eを緩めることによりスプリングcの付勢力によって押しボタンbが上方に押し上げられて通電が解除される。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら例えば電動ノコ、あるいは電動ドリルなどを使用中に不意による衝撃等によってレバ−を緩めてスイッチを解除すべきことが、緊張のあまりに逆に指に力が入りスイッチを解除できず、作業服などを巻き込むなどの事故を起きることが多々ある。 そこで本発明では上記問題点を解消するために、緊張による指の力を利用してスイッチを解除する機構を提供することを目的とするものである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の如き解除機構によって達成できる。 即ちその要旨は各種の電動工具に使用される押圧式スイッチの解除機構において、スイッチ本体よりバネの付勢力によって突出する押しボタンと、該押しボタンを押し下げるために、その基端が枢支された押しボタン押圧用レバーとの間に、その基端が上記押しボタン押圧用レバーの枢支位置に枢支され、かつバネにより常に下方向への付勢力が働く解除レバーを設け、かつ該解除レバーの先端に、その基端が上記押しボタン押圧用レバー先端側に枢支されると共にその中途部が湾曲折曲されて上記解除レバー先端を係留する係留部が形成される解除レバー係留部を設け、更に該解除レバー係留部は、バネによる付勢力によって上記解除レバーとの係留を保持し、上記押しボタン押圧用レバーの過度の押し下げ時には解除レバーが解除レバー係留部との係留が解除され、かつ押しボタンの上方への付勢力によって解除レバーが上方へ押し上げられる機構としたことを特徴とする電動工具用スイッチの解除機構である。 又小型押圧式スイッチの場合には、その押しボタンと解除レバーとの間に補助押圧式ボタンを設け、該補助押圧式ボタンの上下方向への付勢力によって上記押しボタンの解除を行う機構とするものである。 更に上記解除レバー係留部の先端が解除方向に摺動するための摺動板を、上記スイッチ本体の外壁面に設けることにより解除レバー係留部の解除方向への移動がスムーズに行える機構とするものである。

    【0005】

    【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、その実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述する。 図1に示すようにスイッチ本体1は、スプリング2の付勢力によって上方に貫通される押しボタン3が常に上方に突出された機構とされる。 この場合には可動式接続端子4は、その基部が押しボタン3の突起部5によって押さえられ固定式接続端子6と離脱した状態となっている。

    【0006】そして上記押しボタン3をスプリング2の付勢力に抗して押し下げた時に、図2に示すように、押しボタン3の突起部5が下方に移動し、可動式接続端子4の先端が固定式接続端子6に圧接されて通電状態が維持される機構とするものである。 なお上記押圧式スイッチは、電動工具用に用いられる代表的な機構の一例であり、他に種々の異なる機構があるが要は、押しボタンをバネの付勢力に抗しながら上下動させることで接続のO
    N・OFFが行える機構であればよい。

    【0007】そこで図3に示すように、基端が枢支された押しボタン押圧用レバ−7とスイッチ本体1に突出する押しボタン3との間に、解除レバ−8が設けられるものであり、この解除レバ−8はその基端が上記押しボタン押圧用レバ−7の基端側に枢支され、その枢支部9に巻きバネ10が装着され、同巻きバネ10の付勢力により解除レバ−8が上記枢支部9を支点として下方向へ押し下げられる状態を維持するものである。

    【0008】そして上記解除レバ−8の先端側には、その基端が上記押しボタン押圧用レバ−7の先端側に枢支された解除レバ−係留部11を設けるものであり、この解除レバ−係留部11はその中途部に湾曲形状に折曲される係留部12が形成され、同係留部12によって上記解除レバ−8の先端を係留する機構とし、更に解除レバ−係留部11の枢支部13には巻きバネ14が装着され、同巻きバネ14によって図中A矢印方向への付勢力が働き、上記解除レバ−8の係留を保持する機構とするものである。

    【0009】又上記解除レバ−係留部11の先端方向には、同解除レバ−係留部11が下方へ押し下げられた際に、その先端がスム−ズに図中B矢印方向に摺動するために摺動板15が設けられた構成とするものである。

    【0010】以上の構成より成る本発明では図4に示すように、押しボタン押圧用レバ−7を指などによって図中C矢印方向へ引いた場合には、解除レバ−8がスイッチ本体1の押しボタン3を押し下げて通電状態となる。

    【0011】そこで図5に示すように、突発的な事情により思わず指に力が入った場合には、押しボタン押圧用レバ−7がより強く引かれ、それにより解除レバ−8がより押し下げられると同時に、解除レバ−8の先端が係留する解除レバ−係留部11の係留部12が湾曲形状となっているために、上記解除レバ−7の先端に対して摺動し、かつ上記解除レバ−8の先端も摺動板15に対して図中B矢印方向に摺動することにより解除レバ−8と係留部12との係留が解除され、押しボタン3の上方向への付勢力により解除レバ−8が上方に押し上げられて通電が解除されるものである。

    【0012】次に図6に示すように、小型の押圧式スイッチ1'を使用する場合には、押しボタン3の付勢力が小さいために、解除レバ−8と押しボタン3との間に、
    補助押圧ボタン16を設ける。 この補助押圧ボタン16
    は、その基端が枢支された板ばね17などによって固着され、押しボタン押圧用レバ−7を引いた場合には、解除レバ−8が上記補助押圧ボタン16をその付勢力に抗しながら押し下げ、その補助押圧スイッチ16の下端面により押圧式スイッチ1'の押しボタン3を押し下げて通電状態となる。

    【0013】そこで図7に示すように、解除レバ−8が解除レバ−係留部11との係留から解除された場合には、補助押圧ボタン16の上方向への付勢力により解除レバ−8が上方に押し上げられると共に、押圧式スイッチ1'の押しボタン3も同時に上方向への付勢力によって押し上げられ通電が解除されることとなる。

    【0014】

    【発明の効果】以上述べて来た如く本発明によれば、種々の電動工具に使用される押圧式スイッチそのものの機構を変えずに、押しボタンを押し下げる押しボタン押圧用レバ−に解除レバ−を設けることによって、突発的な事情により思わず指に力が入るという特性を利用して確実にスイッチの解除を行い事故を未然に防ぐ効果を奏するものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に用いる押圧式スイッチの内部機構の一例を示す説明図である。

    【図2】同作動機構を示す説明図である。

    【図3】本発明の解除機構を示す説明図である。

    【図4】本発明の解除機構による通電状態を示す作用説明図である。

    【図5】本発明の解除機構による解除行程を示す説明図である。

    【図6】本発明の補助解除機構を示す説明図である。

    【図7】本発明の補助解除機構による解除行程を示す説明図である。

    【図8】従来の押圧式スイッチの内部機構を示す説明図である。

    【図9】従来の押圧式スイッチの通電状態を示す説明図である。

    【符号の説明】

    1 スイッチ本体 3 押しボタン 7 押しボタン押圧用レバ− 8 解除レバ− 11 解除レバ−係留部 12 係留部 15 摺動板 16 補助押圧ボタン

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