Slide switch structure and power seat switch using the same

申请号 JP2009097487 申请日 2009-04-13 公开(公告)号 JP5241587B2 公开(公告)日 2013-07-17
申请人 トヨタ紡織株式会社; 株式会社東海理化電機製作所; 发明人 秀一 宇井; 俊秀 東; 智範 杉浦;
摘要
权利要求
  • 構造体本体と、該構造体本体内に設けられるスイッチ部と、該構造体本体に摺動可能に設けられ且つ該スイッチ部の接点を切り換えるスライダと、該構造体本体に嵌合されている節度調節具及び該スライダに設けられている弾性部を具備する節度部と、を備え、
    前記スライダは、軸部と、該軸部の一端側に設けられる1組の脚部とを備え、
    前記弾性部は、前記軸部の該一端側から該軸部の軸方向に弾力的に突出するように設けられ、
    前記節度調節具は、前記脚部の間に挟まれるように配置され、前記弾性部と接し且つ該スライダの摺動に応じて節度を付与する節度溝を具備 し、
    前記スライダは、前記脚部によって前記節度調節具を挟持し、且つ該節度調節具に沿って摺動 し、
    前記スイッチ部は、モジュールケースと、該モジュールケースに摺動可能に設けられるモジュールシャフトと、該モジュールシャフトにより切り替わるモジュール接点とを備えるモジュールスイッチであり、
    前記脚部は側面に前記モジュールシャフトの先端と嵌合する嵌合部が形成されていることを特徴とするスライドスイッチ構造体。
  • 前記節度調節具は、前記嵌合部の両端に前記スライダの摺動を制限する突起が形成されている請求項 記載のスライドスイッチ構造体。
  • 請求項1 又は2に記載の前記スライドスイッチ構造体を備え、
    前記スイッチ部、前記スライダ及び前記節度部を複数組み備えることを特徴とするパワーシートスイッチ。
  • 各前記節度部の前記節度調節具は、前記構造体本体と嵌合する部位の形状が同一である請求項 記載のパワーシートスイッチ。
  • 说明书全文

    本発明は、スライドスイッチ構造体に関する。 更に、詳しくは、スイッチの節度等の操作感を他の要素を変えることなく容易に変えることができるスライドスイッチ構造体及びそれを用いたパワーシートスイッチに関する。 本スライドスイッチ構造体は、自動車のパワーシートスイッチ及びライトスイッチ等のノブを用いるスライドスイッチ等に適用することができる。

    自動車のパワーシートスイッチ等に用いられるスライドスイッチは、特許文献1及び2等に示すように、スイッチを操作して接点が切り替わるときの感触である節度を得るための節度部を備えている。 このような節度部は、スイッチのスライダに設けられているボールが、可動接点等に設けられている節度溝に沿って移動し、節度溝の谷部に落ちたりするときの刺激がノブに伝わって節度が得られる。
    この節度調節機構は、スライドスイッチ構造体に組み込まれる汎用のスイッチモジュール内に組み込まれていたり、特許文献1及び2に示すように接点などを組み合わせて構成されるスライドスイッチ構造体内に組み込まれていたりする。 また、特許文献3に示すようにケースに節度溝を設ける場合がある。

    特開2003−77370号公報

    特開2008−97935号公報

    特開9−161603号公報

    また、自動車のパワーシートスイッチに用いられるスライドスイッチ構造体は、配設対象に応じて異なる節度等を必要とすることがある。
    しかし、スイッチモジュールを用いたスライドスイッチ構造体は、スイッチモジュールの種類により節度が決まっているので、異なる節度を備えたスイッチモジュールを選定する必要がある。 また、スイッチモジュールに必要とする節度を備えるものがあるとは限らない。
    更に、特許文献1乃至3等に示すように独自の節度部を備えている場合であっても、節度溝が可動接点及びケース等と一体に形成されているため、節度を変えるときは可動接点等の機能が維持されるよう留意する必要があり、容易に変えることができなかった。

    また、スライダのぐらつきの程度や摺動量等の操作感は、節度部と共に調節することが多いが、これらを調節するにはケース等に設けられた各種要素を調整する必要があり、多くの要素の設計に影響を与えていた。
    本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、節度等の操作感を他の要素に関わりなく高い自由度で設計することができるスライドスイッチ構造体及びそれを用いたパワーシートスイッチを提供することを目的とする。

    本発明は、以下の通りである。
    1. 構造体本体と、該構造体本体内に設けられるスイッチ部と、該構造体本体に摺動可能に設けられ且つ該スイッチ部の接点を切り換えるスライダと、該構造体本体に嵌合されている節度調節具及び該スライダに設けられている弾性部を具備する節度部と、を備え、前記スライダは、軸部と、該軸部の一端側に設けられる1組の脚部とを備え、前記弾性部は、前記軸部の該一端側から該軸部の軸方向に弾的に突出するように設けられ、前記節度調節具は、前記脚部の間に挟まれるように配置され、前記弾性部と接し且つ該スライダの摺動に応じて節度を付与する節度溝を具備し、
    前記スライダは、前記脚部によって前記節度調節具を挟持し、且つ該節度調節具に沿って摺動し、
    前記スイッチ部は、モジュールケースと、該モジュールケースに摺動可能に設けられるモジュールシャフトと、該モジュールシャフトにより切り替わるモジュール接点とを備えるモジュールスイッチであり、前記脚部は側面に前記モジュールシャフトの先端と嵌合する嵌合部が形成されていることを特徴とするスライドスイッチ構造体。
    . 前記節度調節具は、前記嵌合部の両端に前記スライダの摺動を制限する突起が形成されている上記 . 記載のスライドスイッチ構造体。
    . 上記1. 又は2. に記載の前記スライドスイッチ構造体を備え、前記スイッチ部、前記スライダ及び前記節度部を複数組み備えることを特徴とするパワーシートスイッチ。
    . 各前記節度部の前記節度調節具は、前記構造体本体と嵌合する部位の形状が同一である上記 . 記載のパワーシートスイッチ。

    本スライドスイッチ構造体によれば、構造体本体に嵌合されている節度調節具を、他の形状の節度溝を備える節度調節具に適宜変更することによって節度を調節することができる。 つまり、節度調節具が、電気回路に関連する接点や、各要素を収納するケース等の他の機能を備えているわけではなく、節度という操作感に関する機能しか備えないので、これら他の機能に起因する設計の制限が生じず、節度のみを調節することを目的とした設計を容易に行うことができる。
    また、節度調節具がスライダの脚部の間に挟まれるように配置されることによって、操作感の一種である、節度調節具の厚み方向に関するスライダのぐらつき程度を、脚部の間隔及び/又は節度調節具の厚みにより調節することができる。

    また、スライダが脚部によって節度調節具を挟持し、且つ節度調節具に沿って摺動するため 、挟持しない場合よりもスライダのぐらつきを減らすことができ、更に前記挟持の力を調節することによって操作感の一種であるスライダの前記挟持方向のぐらつきを調節することができる。 これによって、同時に調節することが多い操作感である節度及びぐらつきを、一つの節度調節具で調節することができる。
    更に、スイッチ部にモジュールスイッチを用い、脚部に嵌合部が形成されているため 、スイッチモジュールを用いることによる接点の精度等を一定に維持しやすくすることができ、且つ、嵌合部によりスイッチモジュールのスイッチシャフトを確実に動かして接点を切り換えることができる。
    また、節度調節具の嵌合部に突起が形成されている場合は、スライダの摺動量を節度調節具によって調節することができる。 これによって、同時に調節することが多い操作感である節度、ぐらつき及び摺動量を、一つの節度調節具で調節することができる。

    前記スライドスイッチ構造体を備えるパワーシートスイッチは、各スライダの操作感を各々の節度調節具により調節することができるため、異なる操作感である複数のパワーシートスイッチを容易に作製することができる。
    また、各節度部の節度調節具において、構造体本体と嵌合する部位の形状が同一である場合は、同じ操作感が必要な箇所に同じ節度調節具を用いることができるため、操作感に合わせた節度調節具の数を最小限にすることができる。

    本パワーシートスイッチ用のスライドスイッチ構造体の構成、及び各要素の位置関係を説明するための斜視図である。

    本パワーシートスイッチ用のスライドスイッチ構造体の構成と各レバーの動きを説明するための斜視図である。

    スライダを説明するための斜視図である。

    スライダ及び弾性部を説明するための断面図である。

    節度調節具を説明するための斜視図である。

    ケース本体に節度調節具を嵌合した状態を説明するための斜視図である。

    ケース本体に節度調節具を嵌合し、スライダを設けた状態を説明するための斜視図である。

    スイッチ部、スライダ及び節度調節具を配設した状態を説明するための正面図である。

    スイッチ部、スライダ及び節度調節具を配設した状態を説明するための正面からみた断面図である。

    スイッチ部、スライダ及び節度調節具を配設し、スライドノブを図における右方向にスライドさせた状態を説明するための正面からみた断面図である。

    スイッチ部、スライダ及び節度調節具を配設し、スライドノブを図における左方向にスライドさせた状態を説明するための正面からみた断面図である。

    以下、図1〜11を参照しながら本発明のスライドスイッチ構造体及びそれを用いたパワーシートスイッチを詳しく説明する。 本スライドスイッチ構造体は、パワーシートスイッチ及びライトスイッチ等の任意の自動車の電装部品に用いることができるがこれに限られず、他の用途にも用いることができる。
    上記「構造体本体」は、スイッチ部、節度調節具及びスライダ等を配設するためのケース、ハウジング及び基板等である。
    上記「スイッチ部」は、後述するスライダの摺動によって接点が切り替わるスイッチであればよく、既存のスライドスイッチモジュールを使用してもよいし、固定接点及び可動接点等を組み合わせた独自のものであってもよい。

    上記「スライダ」は図3及び4に例示するように、軸部41と、軸部41の一端側に設けられる1組の脚部42を備える。 尚、軸部の一端側には後述する弾性部52が設けられる。
    2つの脚部の間隔は、節度調節具の厚みと同じかより長く設けられており図4に例示するように、節度調節具51が脚部42の間に挟まれるように配置される。 このとき、脚部42の間隔、及び節度調節具51の厚みの片方又は両方を調節して、脚部42と節度調節具51との間の隙間を調節することによって、操作感の一種である、節度調節具の厚み方向に関するスライダのぐらつき程度を、調節することができる。 このような調節が必要な理由は、ぐらつきが少なすぎると操作に関する遊びがなくなるため操作がしにくかったり誤操作したりするし、ぐらつきが多すぎると操作に不安感をもたらすことがあるが、利用対象によって最適となる範囲が異なるからである。
    また、図9のスライダ4a及び節度調節具51aに示すように、前記脚部42と節度調節具51aとの間の隙間をなくし、1組の脚部42によって節度調節具51aを挟持することができる。 このとき、節度調節具51aを挟持しない場合よりもスライダ4aのぐらつきを減らすことができ、更に節度調節具51aを挟持する脚部42の弾性を調節することによってスライダ4aの挟持方向のぐらつきを調節することができる。
    更に、脚部には図3及び8に例示するように、側面、即ちスライダ4a〜4dの摺動方向に対して平行な面に後述するモジュールシャフト32の先端と嵌合する嵌合部421を設けることができる。 このような嵌合部421は、スライダ4a〜4dの摺動に伴って移動するため、モジュールシャフト32を摺動方向に動かしてスイッチ部3a〜3dの接点を切り換えることができる。 尚、嵌合部の形状は特に問わず、図3に例示する挟持構造や、モジュールシャフト32を挿入可能な孔等を例示することができる。

    上記「節度部」は、構造体本体に嵌合される節度調節具と、スライダに設けられる弾性部とを具備し、スライダ摺動に応じた節度を得るためのものである。
    上記「弾性部」は、軸部の一端側から軸部の軸方向に弾力的に突出するように設けられる。 弾性部は、スライダの摺動時に節度調節具の摺動溝に常に接触されるように弾性を備えていればよく、例えば、ボール等の摺動溝に押しつける部材とスプリング等の弾性部材を備えたものとすることができる。
    上記「節度調節具」は節度溝を備え、スライダの脚部の間に位置するように構造体本体に嵌合される。 また、節度調節具は構造体本体に嵌合によって配設されるに限られず、ネジ止め及び打ち込まれて固定等の任意の配設方法を用いることができる。
    上記「節度溝」は、溝の起伏により弾性部を上下させ、節度を与えるための溝である。 更に、節度調節具は、スライダの脚部と当接することによって、スライダの過剰な摺動を防止するための突起を設けることができる。

    このようなスライドスイッチ構造体の具体例を図1〜11に基づいて説明する。
    本スライドスイッチ構造体1は、自動車のシートを電動で操作するためのパワーシートスイッチであり、図1及び2に示すように、ケース本体21、上面ケース22及び基板23からなる構造体本体と、基板23上に設けられたスイッチ部3a〜3dと、スライダ4a〜4dと、節度部5a〜5dと、スライドノブ61及びリクライニングノブ62と、基板23に設けられ且つスイッチ部3の接点に接続されるコネクタ7と、を備える。 また、スイッチ部3a〜3d、スライダ4〜4d及び節度部5〜5dは、図1及び8に示すように4つの組として具備する。 これら4組のうち3組のスライダ4には1つのスライドノブ61が取り付けられており、残りの1組のスライダ4にはリクライニングノブ62が取り付けられている。

    ケース本体21及び上面ケース22は樹脂製である。 ケース本体21は、図7及び9に示すように基板23、スライダ4a〜4dの脚部42、節度部5a〜5d及びコネクタ7等を収容する。 また、上面ケース22は、ケース本体21の上面を覆うように嵌合固定され、スライダ4a〜4dの軸部41を挿通させる穴と、各ノブ61、62の動きを案内するための軸221、222が設けられている。 更に、基板23は、スイッチ部3a〜3d及びコネクタ7が配設されており、且つこれらの電気的接続を行う。
    各スイッチ部3a〜3dは既存のスイッチモジュールであり、モジュールケース31と、モジュールケース31内に設けられている固定及び可動の接点(図示せず)と、該可動接点を動かすためのモジュールシャフト32とを備える。 尚、このスイッチモジュールは例えばスライドスイッチを例示するがこれに限られず、他の接点構造を備えるスイッチであってもよい。

    各スライダ4a〜4dは図1、3及び4に示すように、軸部41と、軸部41の一端側である底部に設けられ、且つケース本体21の上部に設けられている取付孔211に挿入される2つ1組の脚部42とを備える。
    軸部41は、頭部に各ノブ61、62が設けられ、その動きを脚部42に伝達する。 脚部42は、後述する節度調節具51を挟持し、スライダが摺動するときの方向のガイドとして機能する。 また、脚部42の側面にはモジュールシャフト32の頭部と嵌合し、スライダ4の摺動に応じてモジュールシャフト32を動かすための嵌合部421が形成されている。 更に、図4に示すように、軸部41の一端側である底部であって、軸部41の軸線上にあたる位置に有底孔43が形成されており、後述する弾性部52のスプリング522が設けられている。

    各節度部5a〜5dは図5及び6に示すように、ケース本体21の各取付孔211に嵌合されている同一形状の節度調節具51と、図4に示すように軸部41の一端側である底部に設けられている弾性部52を備える。
    節度調節具51は、図5に示すように、樹脂製の略平板状体であり、天井面に形成され起伏がある節度溝511と、その節度溝511の両端から突出するように形成されている突起512と、正面及び背面であり平坦な摺動面514を備える。
    節度溝511は図9〜11に示すように、その起伏のある面上を弾性部52が摺動することにより節度を与えることができる。 また、図5及び9に示すように、節度溝511の中央が最も深い谷となっており、弾性部52のスプリング522の弾力によってスライダ4が常に中央部に移動するよう誘導する。 突起512は、図8、10及び11に示すように、摺動する脚部42が当接して停止できる程度の大きさを備え、スライダ4が突起512を越えて移動するような過剰に摺動することを防止する。 更に、突起512は図6に示すように、取付孔211に嵌合して、節度調節具51をケース本体21に固定することができる。
    また、節度調節具51、51a〜51dは図7及び9に示すように、スライダ4の各脚部42の間に位置し、各脚部42がそれぞれ各摺動面514に接するように挟持されている。 このため、スライダ4は図9〜11に示すように、節度溝511の長手方向(図10の矢印821及び図11の矢印822を参照。)に摺動することができる。

    弾性部52は図1及び4に示すように、節度溝511と接触するボール521と、軸部41の有底孔43に一端側が挿入され、他端側がボール521を節度溝511に向けて押圧するスプリング522とを備える。
    コネクタ7は、各端子が各スイッチ部3a〜3dの接点と接続されており、ワイヤハーネス等によってECU等に接続される。

    このような、パワーシートスイッチであるスライドスイッチ構造体は、図2に示すようにスライドノブ61のスライダ4a側(図2における右側)を矢印81の方向に捻ることによって、スライダ4aが摺動してスイッチ部3aの接点が切り替わり、座面の前方側の高さを調節することができる。
    また、スライドノブ61の長手方向、即ち図2に示す矢印82方向に移動させることによってスライダ4bが摺動してスイッチ部3bの接点が切り替わり、シート全体を前後に移動させることができる。
    更に、スライドノブ61のスライダ4c側(図2における左側)を矢印83の方向に捻ることによって、スライダ4cが摺動してスイッチ部3cの接点が切り替わり、座面全体の高さを変えることができる。
    また、リクライニングノブ62を図2における左右、即ち矢印84方向に捻ることによって、スライダ4dが摺動してスイッチ部3dの接点が切り替わり、背もたれの度を調節することができる。

    更に詳しくは、図8〜11に示すようにスライドノブ61の操作によって、例えば、スライダ4bを方向82に動かしたとき、スライダ4bは対応する節度調節具51の節度溝511の長手方向に摺動し、脚部42の嵌合部421によりモジュールシャフト32を動かしてスイッチ部3bの接点を切り換える。 また、弾性部52のボール521が節度溝511の起伏に沿って上下に動き、節度溝511の谷部に落ちたりするときの刺激がノブ61に伝わって節度が得ることができる。
    更に、スライダ4の脚部42が節度調節具51を挟持しているため、厚み方向の軸部41のぐらつき程度を一定に保つことができる。 また、脚部42が突起512に当接することでスライダ4の移動を制限する。
    尚、ノブ61、62によってスライダ4a、4c及び4dが動いたときであっても前記スライダ4bと同様に節度やぐらつき等の操作感を得ることができる。

    前記の通り、本パワーシートスイッチ1は、節度調節具51によって節度、スライダのぐらつき、及びスライダの摺動量という3つの操作感を一括して設定することができる。 また、節度調節具51がケース本体21に嵌合固定されているため、節度調節具51のみを異なる操作感の節度調節具に変えることによって、他のスイッチ部3a〜3d及びスライダ4a〜4d等の設計に影響を与えることなく操作感を変えることができる。
    更に、スイッチ部3として既存のスイッチモジュールを用いることによって接点の品質を一定に保つことができる。

    尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。 即ち、本スライドスイッチ構造体はパワーシートスイッチに限られず、ライトスイッチ等の電装部品に用いることができる。 また、スイッチ部3、スライダ4、及び節度部5は全て同じ形状としたが、異なる形状であってもよい。 特に節度部5の節度調節具51の節度溝511をそれぞれ異なる起伏形状とすることによって、各操作に対して異なる節度を得ることができる。 また、節度調節具51の厚みを変えることによって各操作に応じたぐらつきを得ることができる。 更に、節度調節具51の突起512の位置を変えることにより、各操作に適している摺動量を得ることができる。

    1;スライドスイッチ構造体(パワーシートスイッチ)、21;ケース本体、211;取付孔、22;上面ケース、23;基板、
    3、3a〜3d;スイッチ部、31;モジュールケース、32;モジュールシャフト、
    4、4a〜4d;スライダ、41;軸部、42;脚部、421;嵌合部、
    5、5a〜5d;節度部、51;節度調節具、511;節度溝、512;突起、514;摺動面、52;弾性部、521;ボール、522;スプリング、
    61;スライドノブ、62;リクライニングノブ、7;コネクタ。

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